JP6070487B2 - Soiウェーハの製造方法、soiウェーハ、及び半導体デバイス - Google Patents
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Description
また、貼り合わせ面の欠陥の発生が抑制され、酸化膜とベースウェーハとの間の界面準位密度(Dit)が高く、優れたRF特性を有するSOIウェーハを提供することを目的とする。
さらに、このSOIウェーハを用いることで、優れたRF特性を有し、さらなる高性能化を達成できる半導体デバイスを提供することを目的とする。
ベースウェーハと、酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせた後、前記ボンドウェーハを薄層化するSOIウェーハの製造方法であって、
前記ベースウェーハに常圧CVDによって第一の多結晶層を形成した後、さらに減圧CVDによって第二の多結晶層を形成したうえで、二層の多結晶層を形成したベースウェーハと、前記酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせるSOIウェーハの製造方法を提供する。
前記ベースウェーハと前記酸化膜の間に、前記ベースウェーハ上に常圧CVDによって形成された第一の多結晶層と、該第一の多結晶層上に減圧CVDによって形成された第二の多結晶層からなる二層の多結晶層を有するSOIウェーハを提供する。
さらに、このようなSOIウェーハは優れたRF特性を有することから、高周波用半導体デバイスに好適に用いることができる。また、このようなSOIウェーハを用いて作製した半導体デバイスであれば、優れたRF特性を有し、さらなる高性能化を達成できる半導体デバイスとなる。
前記ベースウェーハに常圧CVDによって第一の多結晶層を形成した後、さらに減圧CVDによって第二の多結晶層を形成したうえで、二層の多結晶層を形成したベースウェーハと、前記酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせるSOIウェーハの製造方法である。
図1は本発明のSOIウェーハの製造方法の一例を示す説明図である。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、まずベースウェーハ1を用意し(図1(a))、このベースウェーハ1上に第一の多結晶層2を形成し(図1(b))、さらにその上に第二の多結晶層3を形成する(図1(c))。次に、ボンドウェーハ5を用意し(図1(d))、このボンドウェーハ5に酸化膜6を形成する(図1(e))。次に、二層の多結晶層を形成したベースウェーハ4と、酸化膜を形成したボンドウェーハ7を多結晶層及び酸化膜を介して貼り合わせ(図1(f))、貼り合わせたボンドウェーハ5を薄層化してSOI層8を形成し、SOIウェーハ10とする(図1(g))。
以下、各工程についてさらに詳しく説明する。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、まずベースウェーハ1を用意する(図1(a))。
本発明のSOIウェーハの製造方法に用いられるベースウェーハとしては、特に制限されないが、シリコンウェーハ、特にシリコン単結晶ウェーハであることが好ましい。ベースウェーハがシリコンウェーハ、特にシリコン単結晶ウェーハであれば、クロストークを抑制してRF特性を一層向上させることができ、結晶性が一層良好となり、また、構造自体も複雑なものではなく、低コストで歩留り良く製造することができる。さらに、ベースウェーハがシリコンウェーハ、特にシリコン単結晶ウェーハであれば、後述の多結晶層としてポリシリコンをより容易に形成できるため好ましい。
このような種層を予め形成することで、その後の常圧CVDで第一の多結晶層を形成する際に、第一の多結晶層が単結晶化することを防止することができる。
次に、上述のベースウェーハ1上に第一の多結晶層2を形成し(図1(b))、さらにその上に第二の多結晶層3を形成する(図1(c))。
このように、多結晶層を酸化膜とベースウェーハとの間の界面に存在させることで、酸化膜とベースウェーハの界面準位密度を高いものとすることができる。この界面準位にキャリアをトラップさせることによって、ベースウェーハを用いた場合に反転層が生じて見かけ上の抵抗率が減少してしまうことを抑制することができるため、RF特性の良好なSOIウェーハとすることができる。また、このようなSOIウェーハを用いて半導体デバイスを作製することで、低消費電力かつクロストークを低減させた半導体デバイスとすることができる。
以下、二層の多結晶層の形成についてさらに詳しく説明する。
多結晶層の形成では、まず、ベースウェーハ1上に常圧CVDによって第一の多結晶層2を形成する(図1(b))。なおこのとき、上述のようにベースウェーハに予め種層を形成したものに第一の多結晶層を形成することが好ましい。
多結晶層の形成では、次に上記のようにしてベースウェーハ1上に形成した第一の多結晶層2上に減圧CVDによって第二の多結晶層3を形成する(図1(c))。
またこのとき、第二の多結晶層表面を微量研磨(タッチポリッシュ)して貼り合わせることにより貼り合わせ不良を低減することができる。
また、ベースウェーハの二層の多結晶層を形成する面(ボンドウェーハとの貼り合わせ面)と逆側の面に、反りを低減するために減圧CVDによって多結晶層を形成してもよい。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、次にボンドウェーハ5を用意する(図1(d))。
本発明のSOIウェーハの製造方法に用いられるボンドウェーハとしては、上述のベースウェーハと同様のものを用いることができ、特に制限されないが、シリコンウェーハ、特にシリコン単結晶ウェーハであることが好ましい。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、ボンドウェーハ5の貼り合わせ面に酸化膜6を形成する(図1(e))。
この酸化膜6は絶縁膜として機能するものであり、ベースウェーハ1とボンドウェーハ5の間に酸化膜6を形成することで、クロストークを低減することができ、RF特性を向上させることができる。また、特に制限されないが、この酸化膜6はシリコン酸化膜であることが好ましい。酸化膜6がシリコン酸化膜であれば、優れた絶縁性を有し、その膜厚の制御も容易であるため、半導体デバイスの作製に好適なSOIウェーハとなる。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、次に上述の二層の多結晶層を形成したベースウェーハ4と、酸化膜を形成したボンドウェーハ7をそれぞれ多結晶層及び酸化膜を介して貼り合わせる(図1(f))。またこのとき、貼り合わせ後に結合強度を上げるために結合熱処理を行うこともできる。この貼り合わせ工程の条件は特に限定されず、通常のSOIウェーハ製造における貼り合わせ条件のいずれをも適用することができる。
本発明のSOIウェーハの製造方法では、次に上記のようにして貼り合わせたボンドウェーハ5を薄層化してSOI層8を形成し、SOIウェーハ10とする(図1(g))。この場合の薄層化方法としては、研磨による方法も可能であるし、貼り合わせ前にボンドウェーハ5に水素イオンを注入してイオン注入層を形成し、その後熱処理してイオン注入層で剥離し、薄層化する方法でもよい。
上述のような、本発明のSOIウェーハの製造方法であれば、製造工程自体が簡便で、製造工程における貼り合わせ面の欠陥の発生が抑制される上、酸化膜とベースウェーハとの間の界面準位密度(Dit)が高く、優れたRF特性を有するSOIウェーハを製造することができる。
また、本発明では、ベースウェーハ上に酸化膜を介してSOI層が形成されたSOIウェーハであって、
前記ベースウェーハと前記酸化膜の間に、前記ベースウェーハ上に常圧CVDによって形成された第一の多結晶層と、該第一の多結晶層上に減圧CVDによって形成された第二の多結晶層からなる二層の多結晶層を有するSOIウェーハを提供する。
このようなSOIウェーハは、上記本発明のSOIウェーハの製造方法によって製造することができる。
本発明のSOIウェーハ10は、ベースウェーハ1上に酸化膜6を介してSOI層8が形成され、ベースウェーハ1と酸化膜6の間に、第一の多結晶層2と第二の多結晶層3からなる二層の多結晶層を有する。
反り低減用多結晶層を有するSOIウェーハ10’は、ベースウェーハ1上に酸化膜6を介してSOI層8が形成され、ベースウェーハ1と酸化膜6の間に、第一の多結晶層2と第二の多結晶層3からなる二層の多結晶層を有する。さらに、ベースウェーハ1の二層の多結晶層を形成する面と逆側の面に、反り低減用多結晶層9を有する。
さらに、本発明では、上記のSOIウェーハのSOI層に、RFデバイスが形成された半導体デバイスを提供する。
このような半導体デバイスであれば、優れたRF特性を有し、特に高周波用のものとして用いた際に、さらなる高性能化を達成できる半導体デバイスとなる。
抵抗率120Ω・cm、ボロンドープ、直径200mmのシリコンウェーハをベースウェーハ及びボンドウェーハとして用意した。
まず、モノシランを原料として570℃の減圧CVDで多結晶層を厚さ0.5μmとなるように成長させた(成長時間90min、種層)。次に、ベースウェーハにトリクロロシランを原料ガスとして1,150℃の常圧CVDで多結晶層を厚さ3μmとなるように成長させた(成長時間3min、第一の多結晶層)。この後、モノシランを原料として570℃の減圧CVDで多結晶層を厚さ0.5μmとなるように成長させた(成長時間90min、第二の多結晶層)。
次に、ボンドウェーハに1,150℃/Pyro雰囲気で6時間処理を行い、厚さ1,000nmの酸化膜を形成した。
上記の二層の多結晶層を形成したベースウェーハと、酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせた後、ボンドウェーハを研磨により薄層化して、SOI層の厚さが200nmのSOIウェーハとした。
抵抗率120Ω・cm、ボロンドープ、直径200mmのシリコンウェーハをベースウェーハ及びボンドウェーハとして用意した。
まず、モノシランを原料として570℃の減圧CVDで多結晶層を厚さ0.5μmとなるように成長させた(成長時間90min、種層)。次に、ベースウェーハにトリクロロシランを原料ガスとして1,150℃の常圧CVDで多結晶層を厚さ3μmとなるように成長させた(成長時間3min、第一の多結晶層)。その後の第二の多結晶層の形成は行わなかった。
次に、ボンドウェーハに1,150℃/Pyro雰囲気で6時間処理を行い、厚さ1,000nmの酸化膜を形成した。
上記の一層の多結晶層を形成したベースウェーハと、酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせたが、多結晶層の表面荒れが大きく貼り合わせることができず、SOIウェーハを製造することができなかった。
抵抗率120Ω・cm、ボロンドープ、直径200mmのシリコンウェーハをベースウェーハ及びボンドウェーハとして用意した。
まず、モノシランを原料として570℃の減圧CVDで多結晶層を厚さ0.5μmとなるように成長させた(成長時間90min、種層)。次に、ベースウェーハに第一の多結晶層の形成を行わず、モノシランを原料として570℃の減圧CVDで多結晶層を厚さ0.5μmとなるように成長させた(成長時間90min、第二の多結晶層)。
次に、ボンドウェーハに1,150℃/Pyro雰囲気で6時間処理を行い、厚さ1,000nmの酸化膜を形成した。
上記の一層の多結晶層を形成したベースウェーハと、酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせた後、ボンドウェーハを研磨により薄層化して、SOI層の厚さが200nmのSOIウェーハとした。
一方、ベースウェーハと酸化膜の間に第一の多結晶層のみを形成した比較例1では、製造工程において貼り合わせ面の欠陥が発生し、SOIウェーハを製造できなかった。また、ベースウェーハと酸化膜の間に第二の多結晶層のみを形成した比較例2では、SOIウェーハを製造できたものの、高周波側から低周波側シフトすると直線性が崩れ、漏れ電流が大きくなった。
また酸化膜とベースウェーハとの間の界面準位密度(Dit)は、実施例1では5×1013/cm2/eV、比較例2では1×1010/cm2/eVとなり、実施例1の界面準位密度(Dit)が高い結果となった。
4…二層の多結晶層を形成したベースウェーハ、 5…ボンドウェーハ、
6…酸化膜、 7…酸化膜を形成したボンドウェーハ、 8…SOI層、
9…反り低減用多結晶層、 10…SOIウェーハ、
10’…反り低減用多結晶層を有するSOIウェーハ。
Claims (10)
- ベースウェーハと、酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせた後、前記ボンドウェーハを薄層化するSOIウェーハの製造方法であって、
前記ベースウェーハに常圧CVDによって第一の多結晶層を形成した後、さらに減圧CVDによって第二の多結晶層を形成したうえで、二層の多結晶層を形成したベースウェーハと、前記酸化膜を形成したボンドウェーハを貼り合わせることを特徴とするSOIウェーハの製造方法。 - 前記第一の多結晶層を形成する前に、前記ベースウェーハに減圧CVDによって種層となる多結晶層を形成することを特徴とする請求項1に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記常圧CVDを行う際の温度を1,000℃以上とし、形成する前記第一の多結晶層の厚さを1μm以上とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記減圧CVDを行う際の温度を前記常圧CVDを行う際の温度より低温とし、形成する前記第二の多結晶層の厚さを0.3μm以上とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記ベースウェーハとして、抵抗率が1,000Ω・cm以上のウェーハを用いることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のSOIウェーハの製造方法。
- 前記ベースウェーハの二層の多結晶層を形成する面と逆側の面に、減圧CVDによって多結晶層を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のSOIウェーハの製造方法。
- ベースウェーハ上に酸化膜を介してSOI層が形成されたSOIウェーハであって、
前記ベースウェーハと前記酸化膜の間に、前記ベースウェーハ上に常圧CVD膜である第一の多結晶層と、該第一の多結晶層上に減圧CVD膜である第二の多結晶層からなる二層の多結晶層を有し、前記第一の多結晶層は前記第二の多結晶層よりグレインが大きいものであることを特徴とするSOIウェーハ。 - 前記ベースウェーハと前記第一の多結晶層の間に、減圧CVD膜である多結晶層からなる種層を有するものであることを特徴とする請求項7に記載のSOIウェーハ。
- 前記ベースウェーハの二層の多結晶層を有する面と逆側の面に、減圧CVD膜である多結晶層を有するものであることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のSOIウェーハ。
- 請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載のSOIウェーハのSOI層に、RFデバイスが形成されたものであることを特徴とする半導体デバイス。
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