JP6067411B2 - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の燃料供給装置に関し、特に、燃料ポンプを動作させる電動モータの出力トルクを制御することによって燃料圧力を制御する内燃機関の燃料供給装置に関する。
近年、燃料噴射式の内燃機関では、車両や内燃機関の状態に応じて燃料噴射弁の開弁時間を制御することによって、内燃機関に供給される燃料噴射量が制御されることが一般的になっている。燃料噴射弁の開弁時間と内燃機関に供給される燃料噴射量との間の関係を所定の関係に保つためには、燃料噴射弁が噴射する燃料の圧力(以下、燃料圧力と表記する)を一定に維持する必要がある。このため、一般に、燃料噴射弁に燃料を供給する燃料配管には、燃料圧力を調圧するためのプレッシャーレギュレータが設けられている。
また、燃料噴射式の内燃機関を備える自動二輪車では、燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプの吐出流量が内燃機関の運転状態にかかわらず最大流量になるように燃料ポンプの電動モータを駆動することによって、一定の燃料圧力を得る構成が提案されている。このため、このような自動二輪車に対しては、プレッシャーレギュレータに代えて燃料圧力センサを設け、燃料圧力センサによって検出された燃料圧力が内燃機関の運転状態に応じた目標圧力になるように電動モータの駆動電流をフィードバック制御する技術が提案されている。ところが、このような燃料圧力センサは高価であるため、より廉価であることが求められる自動二輪車に対して燃料圧力センサを適用することは困難な面もある。
このような背景から、近年、燃料圧力センサを用いずに燃料ポンプの電動モータを駆動制御することによって燃料圧力を制御する技術が提案されてきている。
一方で、燃料ポンプの電動モータの駆動電流に対する燃料圧力は、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化によって微妙にばらつく傾向にある。このため、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを抑制するための技術も提案されてきている。
具体的には、特許文献1は、エンジンの燃料供給装置及び燃料供給方法に関し、電動モータの駆動電流がある値であるときの電動モータの標準回転速度と実際に検出された回転速度との差である回転偏差を算出し、算出された回転偏差に基づいて電動モータの駆動電流を補正する構成を開示する。
特許第3650522公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1は、電動モータの駆動電流がある値であるときの電動モータの標準回転速度と実際に検出された回転速度との差である回転偏差を算出し、算出された回転偏差に基づいて電動モータの駆動電流を補正する構成を有するものであるが、電動モータの回転偏差の要因によっては、電動モータの回転速度に対する燃料圧力の傾向が逆になることがある。
具体的には、本発明者の検討によれば、燃料ポンプ内のロータの回転に対する負荷要素が変化した場合には、電動モータの回転速度の増加に伴い燃料圧力は増加し、電動モータの回転速度の変化に対する燃料圧力の変化の傾向は、電動モータの出力特性に対するものと同じ傾向になった。ところが、燃料ポンプ内のロータ周りの燃料の洩れ要素が変化した場合には、電動モータの回転速度の増加に伴って燃料圧力は減少してしまい、電動モータの回転速度の変化に対する燃料圧力の変化の傾向は電動モータの出力特性に対するものと逆の傾向になってしまう。
このため、特許文献1の構成のように、電動モータの回転速度のみに基づいて電動モータの駆動電流を補正した場合には、例えば本来は電動モータの駆動電流を減少すべきところを増加させてしまう等の電動モータの駆動電流を適切に補正できない事象が発生するために、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを確実に抑制できない可能性がある。特に、エンジンのアイドリング時には、燃料圧力が一定であることが求められるため、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを確実に抑制することが望まれる。
つまり、現状では、電動モータの駆動電流を適切に補正し、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを抑制する新規な構成を実現することが要望された状況にある。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを吸収して、燃料圧力を精度よく制御することができる内燃機関の燃料供給装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを動作させる直流電動モータと、を備える内燃機関の燃料供給装置において、2つの規準点で前記直流電動モータを駆動しているときの前記直流電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する検出部と、前記検出部によって検出された前記駆動電流値、前記駆動電圧値、及び前記回転速度値に基づいて前記直流電動モータの誘起電圧定数を算出し、算出された前記誘起電圧定数を用いて前記燃料噴射弁に圧送される前記燃料の圧力が一定になるように前記直流電動モータの出力トルクを補正する補正部と、を備え、前記補正部は、前記2つの規準点における前記直流電動モータの前記駆動電流値、前記駆動電圧値、及び前記回転速度値を変数とする線形1次連立方程式を用いて前記直流電動モータの前記誘起電圧定数を算出し、前記線形1次連立方程式は、前記直流電動モータの前記誘起電圧定数をKe、前記直流電動モータを構成するコイルの抵抗をR、前記2つの規準点における前記直流電動モータの前記駆動電流値をそれぞれI1、I2、前記駆動電圧値をそれぞれV1、V2、及び前記回転速度値をそれぞれN1、N2とした場合に、V1=N1×Ke+I1×R、及びV2=N2×Ke+I2×Rという2つの数式が連立したものであり、前記補正部は、前記線形1次連立方程式でRを消去してKeについて解いて得られるKe=(I1×V2−I2×V1)/(I1×N2−I2×N1)という数式を用いて、前記抵抗に依存しない態様の前記誘起電圧定数を算出することを第1の局面とする内燃機関の燃料供給装置である。
また、本発明は、かかる第1の局面に加えて、前記2つの規準点は、予め定められた互いに異なる2つの基準デューティ比で前記直流電動モータを駆動した規準点であることを第2の局面とする。
本発明の第1の局面にかかる内燃機関の燃料供給装置によれば、2つの規準点で燃料ポンプの直流電動モータを駆動しているときのその直流電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する検出部と、検出部によって検出された駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値に基づいて直流電動モータの誘起電圧定数を算出し、算出された誘起電圧定数を用いて燃料噴射弁に圧送される燃料の圧力が一定になるように直流電動モータの出力トルクを補正する補正部と、を備え、補正部が、2つの規準点における直流電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を変数とする線形1次連立方程式を用いて直流電動モータの誘起電圧定数を算出し、線形1次連立方程式が、直流電動モータの誘起電圧定数をKe、直流電動モータを構成するコイルの抵抗をR、2つの規準点における直流電動モータの駆動電流値をそれぞれI1、I2、駆動電圧値をそれぞれV1、V2、及び回転速度値をそれぞれN1、N2とした場合に、V1=N1×Ke+I1×R、及びV2=N2×Ke+I2×Rという2つの数式が連立したものであり、補正部が、線形1次連立方程式でRを消去してKeについて解いて得られるKe=(I1×V2−I2×V1)/(I1×N2−I2×N1)という数式を用いて、抵抗に依存しない態様の誘起電圧定数を算出することにより、直流電動モータの駆動トルク以外の燃料圧力のばらつき要素が存在する場合であっても、直流電動モータの出力トルクを所定の一定値に維持するために必要な駆動電流値を正確に求めることができるので、直流電動モータの出力トルクを適切に補正しながら、燃料圧力のばらつきを吸収して燃料圧力を精度よく制御できる。
また、本発明の第2の局面にかかる内燃機関の燃料供給装置によれば、2つの規準点における予め定められた互いに異なる2つの基準デューティ比を基準として直流電動モータを駆動した際の直流電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出することにより、煩雑なフィードバック制御をする必要性を排することができると共に、簡便、かつ、迅速に直流電動モータの誘起電圧定数を算出することができ、直流電動モータの出力トルクを適切に補正しながら、燃料圧力のばらつきを吸収して燃料圧力を精度よく制御できる。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関及び燃料供給装置の構成を示す模式図である。 図2(a)は、本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプの構成を示す模式的な部分断面図であり、図2(b)は、図2(a)に示すB部を拡大して示す部分拡大図である。図2(c)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのロアカバーを図2(a)の上方から下方に向けて見た上面図である。図2(d)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのロータを図2(a)の下方から上方に向けて見た底面図である。また、図2(e)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのハウジングを図2(a)の下方から上方に向けて見た底面図である。 図3(a)は、本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのモータ部が有する電動モータの駆動電流と燃料ポンプから吐出される燃料圧力との関係を示す図であり、図3(b)は、本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのモータ部が有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータのトルク定数と燃料ポンプから吐出される燃料圧力との関係を示す図である。 図4(a)は、本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのモータ部が有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータの回転速度と燃料ポンプから吐出される燃料圧力との関係の一例を示す図であり、図4(b)は、本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのモータ部が有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータの回転速度数と燃料ポンプから吐出される燃料圧力との関係の別の例を示す図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関の燃料供給装置につき、詳細に説明する。
〔内燃機関の構成〕
まず、図1を参照して、本実施形態における燃料供給装置Sが適用される内燃機関1の構成について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態における内燃機関1及び燃料供給装置Sの構成を示す模式図である。
図1に示すように、内燃機関1は、図示を省略する車両に搭載され、シリンダブロック2を備えている。シリンダブロック2の側壁内には、シリンダブロック2及びその内部を冷却するための冷却水が流通する冷却水通路3が形成されている。冷却水通路3には、冷却水通路3を流通する冷却水の温度を検出する水温センサ4が設けられている。なお、図1中では、説明の便宜上、内燃機関1を単気筒として示しているが、複数の気筒を有するものであってもよく、その配列も直列、水平対向やV型等であってもよい。また、図1中では、説明の便宜上、内燃機関1を水冷式として示すが、空冷式であってもよく、かかる場合には、水温センサ4の代わりに内燃機関1の温度を検出自在な温度センサをシリンダブロック2等に装着してもよい。
シリンダブロック2の内部には、ピストン5が配置されている。ピストン5は、コンロッド6を介してクランク7に連結されている。クランク7の近傍には、クランク7の回転角度を検出するクランク角センサ8が、内燃機関1の回転速度を検出すべく設けられている。シリンダブロック2の上部には、シリンダヘッド9が装着されている。ピストン5の上面、及びシリンダヘッド9の内面が成す内部空間は、燃焼室10となる。
シリンダヘッド9には、燃焼室10内の混合気に点火する点火プラグ11が設けられている。点火プラグ11の点火動作は、詳細は後述するECU102が図示を省略する点火コイルへの通電を制御することによって制御される。
また、シリンダヘッド9には、燃焼室10と吸気通路12とを開閉自在に連通する吸気バルブ13が設けられている。吸気通路12は、シリンダヘッド9に固設される吸気管IM内に形成され、更に、吸気管IMは、吸気通路12内に燃料を噴射する燃料噴射弁14、及び燃料噴射弁14の上流側に配置されるスロットルバルブ15を備える。なお、燃料噴射弁14は、燃焼室10内に直接燃料を噴射するものであってもよい。
更に、シリンダヘッド9には、吸気管IMの反対側に排気管EMが固設され、排気管EM内には、燃焼室10と連通する排気通路16が形成されている。かかるシリンダヘッド9には、燃焼室10と排気通路16とを開閉自在に連通する排気バルブ17が設けられている。
〔燃料供給装置の構成〕
次に、図1を参照して、本実施形態における燃料供給装置Sの構成について説明する。
本実施形態における燃料供給装置Sは、燃料噴射弁14に燃料を供給する装置であり、図1に示すように、燃料タンク100と、燃料ポンプ101と、ECU(Electronic Control Unit)102と、を備えている。燃料タンク100は、燃料噴射弁14に供給する燃料を貯留するものである。燃料ポンプ101は、燃料配管103を介して燃料タンク100に貯留されている燃料を燃料噴射弁14に圧送するものである。かかる燃料ポンプ101の構成の詳細については、後述する。
ECU102は、マイクロコンピュータ等の演算処理装置であり、図示を省略するメモリを有する。かかるメモリには、必要な制御プログラム及び制御データが記憶され、ECU102は、メモリから必要な制御プログラム及び制御データを読み出して、制御プログラムを実行することによって、燃料供給装置S全体の動作を制御する。ECU102は、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、回転速度値検出部102c、及び駆動電流算出部102dを、各々、制御プログラムを実行する際の機能ブロックとして
有する。駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cは本発明に係る検出部として機能し、駆動電流算出部102dは本発明に係る補正部として機能するものであり、これら各部の機能の詳細については、後述する。
〔燃料ポンプの構成〕
次に、図2を参照して、本実施形態における燃料ポンプ101の構成について説明する。
図2(a)は、本実施形態における燃料供給装置Sの燃料ポンプ101の構成を示す模式的な部分断面図であり、図2(b)は、図2(a)図2(b)は、図2(a)に示すB部を拡大して示す部分拡大図である。図2(c)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのロアカバーを図2(a)の上方から下方に向けて見た上面図である。図2(d)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのロータを図2(a)の下方から上方に向けて見た底面図である。また、図2(e)は、図2(a)に示す本実施形態における燃料供給装置の燃料ポンプのハウジングを図2(a)の下方から上方に向けて見た底面図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態における燃料ポンプ101は、燃料タンク100から燃料噴射弁14に燃料を圧送するポンプ部101aと、ポンプ部101aを駆動するモータ部101bと、を備えている。モータ部101bは、車両に搭載された図示を省略するバッテリ等からの電力で、その内蔵する電動モータを駆動することによって、電動モータの出力軸であり、かつ、ポンプ部101a及びモータ部101bの中心軸Zと同軸である回転軸110を回転駆動自在である。かかる電動モータは、典型的にはPWM(Pulse Width Modulation)制御される直流モータである。また、ポンプ部101aは、回転軸110に軸支されてフィン部111aが形成されたロータ111を有する。かかるロータ111は、溝部113を有するロアカバー112と溝部115を有するハウジング114との間に画成される収容室116中に収容される。ここで、収容室116において、ロータ111とロアカバー112との間の間隙、及びロータ111とハウジング114との間の間隙を、各々CLで示す。また、ロアカバー112に形成された溝部113の深さ及びハウジング114に形成された溝部115の深さを、各々Dで示す。
このような構成を有する燃料ポンプ101では、モータ部101bが回転軸110を駆動して回転させると、回転軸110の一端部に固設されたロータ111が高速で回転されてそのフィン部111aが収容室116内の燃料を高速で撹拌し、これに伴って、ロアカバー112に形成された溝部113の吸入口113aとハウジング114に形成された溝部115の吐出口115aとの間に圧力勾配が生じるため、燃料タンク100内の燃料は、図示を省略するフィルターを経た後で溝部113の吸入口113aを介して燃料ポンプ101内に吸入される。このように燃料タンク100から吸入された燃料は、収容室116及び溝部115の吐出口115aを経ながら燃料ポンプ101内を図2(a)及び図2(b)中で下方から上方に送られて、燃料ポンプ101から燃料配管103に吐出され、燃料噴射弁14に圧送されることになる。
〔燃料供給処理〕
以上のような構成を有する本実施形態の燃料供給装置Sでは、ECU102が以下に示す燃料供給処理を実行することによって、燃料圧力のばらつきを吸収して燃料圧力を精度よく制御する。以下、更に、図3及び図4をも参照して、エンジン制御処理を実行する際のECU102の動作について、詳細に説明する。
図3(a)は、本実施形態における燃料供給装置Sの燃料ポンプ101のモータ部10
1bが有する電動モータの駆動電流と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との関係を示す図である。図3(b)は、本実施形態における燃料供給装置Sの燃料ポンプ101のモータ部101bが有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータのトルク定数と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との関係を示す図である。図4(a)は、本実施形態における燃料供給装置Sの燃料ポンプ101のモータ部101bが有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータの回転速度と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との関係の一例を示す図である。また、図4(b)は、本実施形態における燃料供給装置Sの燃料ポンプ101のモータ部101bが有する電動モータを定電流で駆動した際の電動モータの回転速度数と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との関係の別の例を示す図である。なお、図3及び図4中で示す燃料圧力は、説明の便宜上、燃料噴射弁14が閉じられた状態での燃料圧力である締め切り圧として示す。また、図3(b)、図4(a)及び図4(b)においては、燃料ポンプ101が有する電動モータは、定格内の定電流で駆動した。
ここで、図3(a)に示すように、燃料ポンプ101の電動モータを駆動した際には、かかる電動モータの駆動電流と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との間には比例関係があることが分かるが、更に、かかる電動モータがある一定値の電流(定電流)で駆動される場合であっても、その電動モータのトルク定数Ktのばらつきのために燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力にばらつきが生じることも分かる。なお、図3(a)に示す4つの特性曲線は、各々、かかる電動モータのトルク定数Ktの値がK1、K2、K3及びK4(K1<K2<K3<K4)であるときの電動モータの駆動電流と燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との関係を現す特性曲線を示しており、トルク定数Ktが大きくなるほど燃料圧力も大きくなる特性を呈していることも分かる。
一方で、図3(b)に示すように、燃料ポンプ101の電動モータを定電流で駆動した際には、かかる電動モータのトルク定数Ktと燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力との間には比例関係があることが分かる。
更に、一般的に、燃料ポンプ101の電動モータの出力トルクTは、以下の数式(数1)で示すように、その電動モータのトルク定数Ktとその電動モータの駆動電流Iとの積で与えられる。つまり、かかる電動モータのトルク定数Ktが分かれば、その電動モータの一定の出力トルクTを得るために必要なその電動モータの駆動電流Iの値が求まることになる。ここで、かかる電動モータのトルク定数Ktは、その電動モータの誘起電圧定数Keと等しい値をとり、かつ、かかる電動モータの出力トルクTは、燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力に比例するため、かかる電動モータの誘起電圧定数Keが分かれば、燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力を一定にするために必要なその電動モータの駆動電流Iの値が求まることになる。よって、このようにして駆動電流Iの値が求まれば、その駆動電流Iの値で電動モータを定電流駆動することにより、燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力を一定にすることができることになる。
Figure 0006067411
そこで、本実施形態における燃料供給処理Sでは、まず、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cが、各々、2つの規準点で燃料ポンプ101の電動モータを駆動しているときのその電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する。かかる駆動電流値及び駆動電圧値は、ECU102が燃料ポンプ101の電動モータを駆動する際の各々の値を検出して得られるものであり、回転速度値は、燃料ポンプ101に装着された図示を省略するセンサが検出した燃料ポン
プ101の回転軸110の回転角変化等の検出値に基づいて得られるものである。
具体的には、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cは、各々、図3(a)に示す燃料ポンプ101の電動モータの駆動電流の値が予め定められて互いに異なるI1及びI2であるときのその電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する。モータ101bの駆動電流値が各々I1及びI2である2つの規準点では、燃料ポンプ101の電動モータは、駆動電流値I1及びI2に対応して互いに異なる2つの基準デューティ比で駆動されていることになる。
次に、駆動電流算出部102dが、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cによって検出された燃料ポンプ101の電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値に基づいて、その電動モータの誘起電圧定数Keを算出する。なお、誘起電圧定数Keとは、電動モータの回転に伴い発生する誘起電圧をその回転速度で除した値であり、逆起電力定数と呼ばれることもある。
具体的には、燃料ポンプ101の電動モータに関して、2つの規準点における駆動電流値I1及びI2、駆動電圧値V1及びV2、並びに回転速度値N1及びN2、並びに誘起電圧定数Keの間には、以下の各々が線形1次方程式である数式(数2)及び数式(数3)により表される関係がある。なお、数式(数2)及び数式(数3)中のパラメータRは、燃料ポンプ101の電動モータを構成するコイルの抵抗を示している。
Figure 0006067411
Figure 0006067411
かかる数式(数2)及び数式(数3)において、燃料ポンプ101の電動モータの仕様が決まれば、誘起電圧定数Ke及び抵抗Rは定数である。このため、数式(数2)及び数式(数2)を連立させて誘起電圧定数Keについて解くことによって、誘起電圧定数Keは、以下に示す数式(数4)のように表すことができる。そこで、駆動電流算出部102dは、2つの規準点において駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cが、各々検出した駆動電流値I1及びI2、駆動電圧値V1及びV2、並びに回転速度値N1及びN2を、数式(数4)に代入することによって、モータ部101bの誘起電圧定数Keを算出することになる。なお、誘起電圧定数Keの算出の精度を上げるため等には、燃料ポンプ101の電動モータを駆動しているときのその電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する規準点を3以上に増やしてもかまわない。
Figure 0006067411
そして、駆動電流算出部102dは、算出された燃料ポンプ101の電動モータの誘起電圧定数Keを用いて燃料噴射弁14に圧送される燃料の圧力が一定になるように燃料ポンプ101の電動モータの出力トルク、つまり燃料ポンプ101から燃料配管103に吐出される燃料圧力を補正することになる。具体的には、燃料ポンプ101の電動モータにおいては、誘起電圧定数Keとトルク定数Ktとは同じ値であり、燃料ポンプ101の電動モータの出力トルクTは、その電動モータのトルク定数Ktと駆動電流Iとの積になる
ので、駆動電流算出部102dは、上述した数式(数1)を参照して、燃料ポンプ101の電動モータの誘起電圧定数Keを用いて一定の出力トルクを得るための必要駆動電流値を算出し、このように算出された必要駆動電流値に一致するように、その電動モータへ与える駆動電流を補正する。これにより、燃料圧力のばらつきを吸収して燃料圧力を精度よく制御することができる。
一方で、例えば燃料ポンプ101内において燃料が流れる溝部113及び溝部115の深さDが変化した場合等、ロータ111の回転負荷要素が変化した場合には、図4(a)に示すように、燃料ポンプ101の電動モータの回転速度の増加に伴い燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力が増加するため、かかる電動モータにおける回転速度に対する燃料圧力の変化特性は、その電動モータの出力トルクの変化特性と同じ傾向になる。ところが、例えばロータ111周囲のクリアランス、つまりロータ111とロアカバー112との間の間隙CL、及びロータ111とハウジング114との間の間隙CLが変化した場合等、ロータ111周りの燃料の洩れ要素が変化した場合には、燃料ポンプ101の電動モータの回転速度の増加に伴い燃料ポンプ101から吐出される燃料圧力は減少するため、かかる電動モータにおける回転速度に対する燃料圧力の変化特性は、その電動モータの出力トルクの変化特性と逆の傾向になる。このため、特許文献1に開示された構成のように、燃料ポンプ101の電動モータの回転速度のみに基づいて、その電動モータの駆動電流を補正した場合、その駆動電流を適切に補正できないために、燃料ポンプ101の機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを抑制できない可能性があることが分かる。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施形態における燃料供給処理では、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cが、各々、2つの規準点で燃料ポンプ101を駆動しているときのモータ部101bの電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出し、駆動電流算出部102dが、検出されたモータ部101bの電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値に基づいてモータ部101bの電動モータの誘起電圧定数Keを算出し、算出された誘起電圧定数Keを用いて燃料噴射弁14に圧送される燃料の圧力が一定になるようにモータ部101bの電動モータの出力トルクを補正する。これにより、モータ部101bの電動モータの駆動トルク以外の燃料圧力のばらつき要素がある場合であってもモータ部101bの電動モータのトルク定数Ktを求めることができるので、モータ部101bの電動モータの出力トルクTを適切に補正し、燃料圧力のばらつきを吸収して燃料圧力を精度よく制御できる。
また、駆動電流値検出部102a、駆動電圧値検出部102b、及び回転速度値検出部102cは、各々、予め定められた互いに異なる2つの基準デューティ比でモータを駆動した規準点で燃料ポンプ101を駆動しているときのモータ部101bの電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する。これにより、予め定められた互いに異なる2つの基準デューティ比を基準としてモータ部101bの電動モータを駆動した際の電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出するので、フィードバック制御することなく、簡便、かつ、迅速にモータ部101bの電動モータの誘起電圧定数Keを算出することができる。
また、駆動電流算出部102dが、2つの規準点におけるモータ部101bの電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を変数とする線形1次連立方程式を用いて、その電動モータの誘起電圧定数Keを算出する。これにより、複雑な演算処理を排することができ、演算負荷及び記憶負荷の少ない態様で、簡便、かつ、迅速にモータ部101bの電動モータの誘起電圧定数Keを算出することができる。
なお、本発明は、構成要素の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、燃料ポンプの機械的な個体差や経年変化に伴う燃料圧力のばらつきを吸収して、燃料圧力を精度よく制御することができる内燃機関の燃料供給装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の内燃機関の燃料供給装置に広範に適用され得るものと期待される。
1…エンジン
2…シリンダブロック
2a…気筒
3…冷却水通路
4…水温センサ
5…ピストン
6…コンロッド
7…クランク
8…クランク角センサ
9…シリンダヘッド
10…燃焼室
11…点火プラグ
12…吸気通路
13…吸気バルブ
14…燃料噴射弁
15…スロットルバルブ
16…排気通路
17…排気バルブ
IM…吸気管
EM…排気管
100…燃料タンク
101…燃料ポンプ
101a…ポンプ部
101b…モータ部
102…ECU
102a…駆動電流値検出部
102b…駆動電圧値検出部
102c…回転速度値検出部
102d…駆動電流算出部
103…燃料配管
110…回転軸
111…ロータ
111a…フィン部
112…ロアカバー
113…溝部
113a…吸入口
114…ハウジング
115…溝部
115a…吐出口
116…収容室
Z…中心軸

Claims (2)

  1. 燃料タンクから燃料噴射弁に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを動作させる直流電動モータと、を備える内燃機関の燃料供給装置において、
    2つの規準点で前記直流電動モータを駆動しているときの前記直流電動モータの駆動電流値、駆動電圧値、及び回転速度値を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記駆動電流値、前記駆動電圧値、及び前記回転速度値に基づいて前記直流電動モータの誘起電圧定数を算出し、算出された前記誘起電圧定数を用いて前記燃料噴射弁に圧送される前記燃料の圧力が一定になるように前記直流電動モータの出力トルクを補正する補正部と、
    を備え
    前記補正部は、前記2つの規準点における前記直流電動モータの前記駆動電流値、前記駆動電圧値、及び前記回転速度値を変数とする線形1次連立方程式を用いて前記直流電動モータの前記誘起電圧定数を算出し、
    前記線形1次連立方程式は、前記直流電動モータの前記誘起電圧定数をKe、前記直流電動モータを構成するコイルの抵抗をR、前記2つの規準点における前記直流電動モータの前記駆動電流値をそれぞれI1、I2、前記駆動電圧値をそれぞれV1、V2、及び前記回転速度値をそれぞれN1、N2とした場合に、V1=N1×Ke+I1×R、及びV2=N2×Ke+I2×Rという2つの数式が連立したものであり、
    前記補正部は、前記線形1次連立方程式でRを消去してKeについて解いて得られるKe=(I1×V2−I2×V1)/(I1×N2−I2×N1)という数式を用いて、前記抵抗に依存しない態様の前記誘起電圧定数を算出することを特徴とする内燃機関の燃料供給装置。
  2. 前記2つの規準点は、予め定められた互いに異なる2つの基準デューティ比で前記直流電動モータを駆動した規準点であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装置。
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