JP6066691B2 - プロペラファン及び前記プロペラファンを用いた空気調和装置 - Google Patents

プロペラファン及び前記プロペラファンを用いた空気調和装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば空気調和装置に用いられるプロペラファンの翼構造に関するものである。
例えば図1及び図2に示すような全体が滑らかな曲線形状で形成されており、突出部や凹部が形成されていない一般的な翼10Aを備えたプロペラファン100Aを回転させると、回転中の翼の圧力面4A近傍における流れは、図1に示すように遠心力によって翼出口(翼後縁3A側)において外周側に偏った分布となる。そして、このような流れの偏りが生じることにより、ファン中央の円筒状のハブ9Aに近い部分では流れが不安定となりやすく、また翼外周端部の圧力面4A側から負圧面5A側に流れ込む漏れ気流が生じ、その漏れ気流が翼端渦V1の発達を促し、送風効率を低下させる問題がある。
このような問題に対して特許文献1では、図3に示すようにプロペラファン100Aの翼後縁3Aの輪郭3A1を、空気の流出方向とは反対の導入方向に凹陥する逆円弧状の凹状に成形している。このような形状とすることにより、空気の流れをその凹陥する輪郭3A1の部分に引寄せて、翼外周の圧力面側から負圧面側に流れ込む漏れ気流を低減させ、翼端渦を抑制させることが可能になる。
しかしながら、翼後縁3Aがこのように逆円弧状に翼前縁方向にへこんだ輪郭3A1を備えているとその分、翼面積が減少することになる。その結果、送風性能が低下してしまうという不具合が発生し、送風効率を大きく改善するほどの効果を奏するものではなかった。
特開2002−257088号公報
そこで、本発明は上述したような問題を鑑みてなされたものであり、翼の推進力を高め、翼外周部からの漏れ気流を低減し、翼端渦の発達を抑制してファン効率を向上させることができるプロペラファンを提供することを目的とする。
すなわち、本発明のプロペラファンは、円筒状のハブの外周面に対して周方向に所定間隔ごとに取り付けられた複数枚の翼を備えるプロペラファンであって、
前記翼が、その後縁部を切り欠いて形成される切欠部を備えてなり、
前記切欠部の輪郭は、前記翼の内周側に膨出して形成される第1の弧と前記翼の外周側に膨出して形成される第2の弧とから構成されており、前記第1の弧及び前記第2の弧の前記後端部から遠い側のそれぞれの一端同士が接続されて尖端が形成されることを特徴とする。
このようなものであれば、切欠部は、その輪郭が、第1及び第2の弧の一端側で尖端を形成していることから、その尖端を起点にして、第1の弧に沿って前縁側から後縁側に向かって第1の渦が、第1の渦とは反対方向に渦巻きながら第2の弧に沿って前縁側から後縁側に向かって第2の渦がそれぞれ、切欠部において形成される。そして、形成された互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦が相互に干渉しあうことで、翼の推進力が向上し、翼面積の低下による送風性能の低下を抑制することができる。
本発明における弧とは、円弧、楕円弧、及び放物線や双曲線等の一部分の曲線を含む概念である。
翼の外周部寄りに切欠部を設けることで、翼の外周部の圧力面側から負圧面側に流れ込む漏れ気流を抑制し、翼端の渦の発達を抑制するようにするには、前記切欠部の輪郭を形成する第1及び第2の弧は、前記プロペラファンの回転中心をO、前記回転中心Oから前記翼の外周までの半径をR1、前記ハブの半径をR2とし、前記翼の後縁と前記切欠部の輪郭との2つの接続点を回転中心Oに近い内側から点P、点Qとし、前記回転中心Oと前記点Pとをつないだ線分OPの長さをRp、前記回転中心Oと前記点Qとをつないだ線分OQの長さをRqとした時、
0.35(R1−R2)≦(Rp−R2)<(Rq−R2)≦(R1−R2)
となる範囲で形成されるものであればよい。
空力性能を良好にするには、前記切欠部が、1つの前記翼について1つだけ形成されているものであればよい。これは、切欠部を複数設けた場合、切欠部と切欠部との間で形成される渦同士では、互いに流出方向の速度を減速させる流れとなるため翼の推進力の向上効果が減少するためである。
切欠部における互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦を効率よく形成して翼の推進力をさらに向上させるようにするには、前記切欠部の輪郭が、前記第1の弧と第2の弧との間に最小加工工具の寸法を反映して形成される微小円弧を備えるものであればよい。
上記した第1の渦と第2の渦との干渉の度合いが適正となるように第1の渦と第2の渦との間の距離を保って翼の推進力を向上させるようにするには、前記第1及び第2の弧が円弧であり、前記第1の円弧を等分する点Aと前記第1の円弧の中心点とを結ぶ線分と、第2の円弧を等分する点Bと前記第2の円弧の中心点とを結ぶ線分とが互いに交差するものであればよい。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦のそれぞれの中心線が重なり合うようになることを抑制するようにするには、前記第1及び第2の弧が円弧であり、前記第1の円弧が後縁と接続される第1接続点における当該第1の円弧に対する第1接線、及び、前記第2の円弧が後縁と接続される第2接続点における当該第2の円弧に対する第2接線が、プロペラファンの回転中心を中心として前記第1接続点及び第2接続点を通過する仮想円に対する前記第1接続点及び第2接続点における仮想接線に対してそれぞれなす角度がプラスマイナス15度となるものであればよい。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の中心線が翼の後方側に行くに従い第1の渦と第2の渦との間の距離を適正に保ってさらに強く抑制するようにするには、前記第1の円弧の前記点Aと前記第1の円弧の中心点とを結ぶ線分と、前記第2の円弧の前記点Bと前記第2の円弧の中心点とを結ぶ線分とが互いに交差する点をFとした時、点Fは前記切欠部の輪郭の内側に位置するものであればよい。
切欠部の輪郭の尖端において、互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦を形成する起点をより明確にするには、前記切欠部の輪郭の尖端における前記第1及び第2の弧の接続点を含むその周囲の前記翼の圧力面側に、肉盛り部又はリブを設けるものであればよい。
同様にして、前記切欠部の輪郭の尖端における前記第1及び第2の弧の接続点を含むその周囲の前記翼の負圧面側に、肉盛り部又はリブを設けるものであればよい。
渦が滑らかに発生しやすくして、互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の干渉を促進し、翼の推進力が向上するようにするには、前記切欠部の輪郭の尖端及びその周囲の前記翼の圧力面側及び負圧面側に肉盛り部又はリブを設けるものであればよい。
同様にして、前記切欠部の輪郭部分の半径方向断面形状が、前記翼の負圧面側から圧力面側に向けて丸みを帯びているものであればよい。
さらには、前記切欠部の輪郭部分の半径方向断面形状が、前記翼の負圧面側及び圧力面側の端部が丸みを帯びているものが挙げられる。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の干渉を強めることができ、翼の推進力が向上するようにするには、前記切欠部の輪郭に沿って、前記翼の負圧面側に肉盛り部又はリブを設けるものであればよい。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の干渉を切欠部の輪郭の全長にわたって均等に強めることができ、翼の推進力が向上するようにするには、前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって一定の高さであればよい。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の干渉を徐々に強めることができ、翼の推進力が向上するようにするには、前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって漸次大になるものであればよい。
互いに逆方向に渦巻く第1及び第2の渦の発生直後にお互いの干渉を強めることができ、その後の渦の軌道が互いに干渉しやすいところを流れるようになり、翼の推進力が向上するようにするには、前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって漸次小になるものであればよい。
本発明のプロペラファンを用いた空気調和装置であれば、送風能力の向上によって効率よく空気調和装置を運転することが可能となる。
このように本発明のプロペラファンによれば、翼が、その後縁部を切り欠いて形成される切欠部を備え、切欠部の輪郭が、翼の内周側に膨出して形成される第1の弧と翼の外周側に膨出して形成される第2の弧とから構成され、第1の弧及び第2の弧の後端部から遠い側のそれぞれの一端同士が接続されて尖端が形成されるように構成されているので、切欠部の輪郭の圧力面側から負圧面側に流れ込む気流が第1の弧と第2の弧とにおいてそれぞれ逆方向に渦巻く渦構造を形成し、第1の渦と第2の渦との干渉により、翼の推進力を高め、翼外周部からの漏れ気流も低減し、翼端渦の発達を抑制し、ファン効率を向上させることができ、送風効率を大幅に向上させることができる。
従来のプロペラファンの圧力面側における流れの偏りについて示す、ファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 従来のプロペラファンの負圧面側における翼端渦の状態を示す模式的斜視図。 従来のプロペラファンにおいて後縁が凹陥した形状の翼を備えた例を示す、ファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 本発明の第1実施形態に係るプロペラファンの翼の負圧面側から視た模式的斜視図。 第1実施形態のファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 第1実施形態の図4におけるN−N線断面図であって、切欠部の翼弦長方向の断面を示す模式図。 第1実施形態の最小円弧を備える例の要部をファン回転軸に沿って圧力面側から視た拡大図。 第1実施形態の切欠部における渦の発生状態を示す翼の負圧面側から視た模式的斜視図。 第1実施形態の切欠部における渦の発生状態を比較例とともに示す翼の負圧面側から視た模式的斜視図。 第1実施形態の各部の寸法の関係を示すための翼の回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 第1実施形態の切欠部の形状を特定する円弧の条件を示す、ファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 第1実施形態の切欠部の形状を特定する円弧の条件を示す、ファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 第1実施形態の切欠部の形状を特定する円弧の条件を示す、ファン回転軸に沿って圧力面側から視た模式図。 本発明の第2実施形態に係るプロペラファンの翼の負圧面側から視た模式的斜視図、及び第2実施形態の要部を示す、図14の(a)におけるS−S線断面図。 本発明の第3実施形態に係るプロペラファンの翼の負圧面側から視た模式的斜視図と、第3実施形態及びその変形例の要部を示す、図15の(a)におけるU−U線断面図。 本発明の第4実施形態に係るプロペラファンの翼の負圧面側から視た模式的斜視図と、第4実施形態及びその変形例の要部を示す、図16の(a)におけるV−V線断面図。 本発明のプロペラファンと従来例のプロペラファンとのファン効率を比較したグラフ。
本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
第1実施形態のプロペラファン100は、例えば空気調和装置の室外機に用いられるものであって、円筒状のハブ9の外周面に対して周方向に所定間隔ごとに取り付けられた複数枚の翼10を放射状に備えるものである。各図面ではプロペラファン100の各翼10のうち1つを代表させて記載している。
第1実施形態のプロペラファン100の翼10形状について翼10を負圧面5側から視た模式的斜視図である図4と、ファン回転軸Xに沿って圧力面4を視た場合の模式図である図5を参照しながら説明する。
図4に示すように前記翼10と円筒状のハブ9の取り付け部分は、ハブ9の一方の端面側から他方の端面側へとハブ9の側面に所定のらせんが描かれるように取り付けられており、前記翼10の前縁2が回転方向前方側へと延出させてある。また、前記翼10は、翼弦長方向において所定の反りが形成してあり、翼10の凹んでいる側の面を圧力面4とし、翼10における凸側の面を負圧面5としている。
そして、図4及び図5に示されるように、この翼10は後縁3側の翼外周縁6近傍において、翼前方側に切り欠かれた切欠部7が形成してある。切欠部7は、それぞれの翼10に対して、1つずつ設けられるものである。切欠部7は、図6に示すように、翼10の厚みと同じ厚みの側壁7aを備えている。なお、翼10の大きさによっては、複数の切欠部7を設けることも考えられるが、切欠部7を複数設けた場合、切欠部7間で形成される渦同士が、互いに流出方向の速度を減速させる流れとなるため、翼10の推進力の向上効果が減少することから、切欠部7を複数設ける必要はない。
以下ではこの切欠部7の形状及び寸法等に関する特徴について、図4から図13を参照しながら詳述する。
切欠部7は、ファン回転軸Xに沿って翼10の圧力面4を視た図5に示されるように、後縁部8の半径方向中央部から翼外周縁6側に偏った位置に、翼10の内周側に膨出して形成される第1の弧である第1の円弧11、及び翼10の外周側に膨出して形成される第2の円弧12で形成される輪郭13を有している。輪郭13は、第1の円弧11の後縁部8から遠い側の一端が第2の円弧12の後縁部8から遠い側の一端に接続される。第1の円弧11と第2の円弧12とのそれぞれの端部が、180度異なる方向から接続されて第1の円弧11と第2の円弧12とが連続するのではなく、第1の円弧11の一端と第2の円弧12の一端とが180度未満の方向から一点(接続点)に達して第1の円弧11と第2の円弧12とが接続される構成である。したがって、2つの円弧である第1の円弧11と第2の円弧12とは接続されることで1つの円弧となるのではなく、接続点で角度を形成して第1の円弧11と第2の円弧12とが不連続に接続されることで、切欠部7は尖端14が尖った形状の、2つの円弧で形成される輪郭13を有するものである。
また、別の観点から切欠部7について表現すると、切欠部7の尖端14は、第1の円弧11の一端近傍の接線と、第2の円弧12の一端近傍の接線とが鋭角つまり90度以下の角度を形成して交わるように、第1の円弧11と第2の円弧12とが接続されて形成されるものが好ましい。尖端14は、第1及び第2の円弧11、12がこのように実質的に鋭角をなして尖っているものが好ましいが、微視的にとらえた場合、必ずしも直線が交わって形成される角形状のものでなくてもよく、金型の切削加工における最小加工工具の寸法に依存して、小径の円弧形状に形成されてもよい。つまり、切欠部7の尖端14は、例えば合成樹脂製のプロペラファン100にあっては、製造上の制約、つまり金型から成型品のプロペラファンを型抜きするために必要な丸み形状等において制約を受けて角がない丸い形状であってよい。特には、切欠部7をファン回転軸Xに沿って視た要部を拡大して図示する図7に示すように切欠部7の輪郭13を構成する第1の円弧11と第2の円弧12との一端間に、例えば半径5mmの微小円弧14aが介在して切欠部7の尖端14が形成されるものが挙げられる。
このように、翼10がその後縁部8に、上記した微小円弧14aが第1の円弧11と第2の円弧12とを接続する端部間に介在するものも含めて、切欠部7の尖端14が尖った形状の輪郭13であると、図8に示すように切欠部7の尖端14を起点にした、圧力面4側から負圧面5側に向かって互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cが第1の円弧11及び第2の円弧12で均一に形成され、その第1及び第2の渦15a、15cが互いに干渉しあうことで、翼10の推進力を向上させ、翼面積の低下による送風性能の低下を抑制することができる。
なお、ファン効率を比較するための比較例としての図9の(a)に示すような2つの円弧11B、12Bが滑らかに接続される切欠部7Bは、上記した微小円弧14aが介在して切欠部7の尖端14が形成されているものとは異なる形状であり、この切欠部7Bのプロペラファン100Bでは、切欠部7Bの輪郭13Bに明確な尖った尖端がないため、尖端部分で気流(図中矢印で示す)が分離されずにそれぞれの円弧11B、12Bに生じた気流が混じり合うようになり、均一な渦とならないために、翼10Bの推進力を向上させることはできない。
これに対して、図9の(b)に示すこの第1実施形態のプロペラファン100では、切欠部7の尖端14において第1の円弧11と第2の円弧12との境界部分が明確であり、尖端14を起点して気流が分離されて、第1の円弧11と第2の円弧12との両方において均一に形成されることで、翼10の推進力を向上させることができるという効果を奏する。
以上から理解できるように、尖端14は、第1の円弧11と第2の円弧12とのそれぞれの一端が、互いに正反対な方向から滑らかに接続されて形成されるものではなく、第1の円弧11及び第2の円弧12のそれぞれの一端が正反対な方向以外から接続されて切欠部7の外側に突出するように形成されるものである。言い換えれば、尖端14は、第1の円弧11及び第2の円弧12のそれぞれの一端が接続されて、滑らかでない折れ線状の輪郭形状に形成されるものである。したがって、上記したような微小円弧14aを有する例であっても、微小円弧14aの近傍における第1の円弧11の接線と第2の円弧12の接線とが一致することなく所定値以上その傾きが相違しており、切欠部7の輪郭13全体から見て、滑らかでない折れ線状の輪郭形状を呈して切欠部7から突出するように形成されるものであれば尖端14を構成するものである。
次に、このような翼10の推進力を向上させるのに適した切欠部7の位置や寸法範囲等について説明する。
まず、切欠部7の後縁部8における配置について説明する。翼10のファン回転軸Xに沿って圧力面4を視た場合の模式図である図10に示すように、切欠部7の輪郭13を形成する第1の円弧11と第2の円弧12とは、プロペラファン100の回転中心、つまりファン回転軸Xを通過する点をO、翼10の半径をR1、ハブ9の半径をR2とし、翼10の後縁3と切欠部7の輪郭13との2つの接続点をファン半径内側(ハブ9側)から点P、点Qとし、回転中心Oと点Pとをつないだ線分OPの長さをRp、回転中心Oと点Qとをつないだ線分OQの長さをRqとした時、次式で示す関係を有して設定される。
0.35(R1−R2)≦(Rp−R2)<(Rq−R2)≦(R1−R2)
以上の寸法関係において、翼10のファン回転軸Xに沿って圧力面4を視た場合の模式図である図11に示すように、第1の円弧11を等分する点Aと第1の円弧11の中心点Hとを結ぶ線分11aと、第2の円弧12を等分する点Bと第2の円弧12の中心点Kとを結ぶ線分12aとは互いに交差するものである。つまり、このように線分11aと線分12aとが交差するように第1及び第2の円弧11、12の大きさを設定することにより、線分11aと線分12aとが交差することのない場合の、切欠部7が翼10の後方に開きすぎることを防ぐことができる。この場合、線分11aと線分12aとの交点Fは図11に示す切欠部7の輪郭13の内側に存在するもの以外に、切欠部7の外側に位置するものであってもよい。この線分11aと線分12aとの交点Fの望ましい位置について、以下に説明する。
翼10のファン回転軸Xに沿って圧力面4を視た場合の模式図である図12に示すように、第1の円弧11を等分する点をA、第2の円弧12を等分する点をBとし、翼10の後縁3と切欠部7の輪郭13との二つの接続点をファン半径内側から点C、点Dとし、切欠部7の輪郭13の尖端14における円弧同士の接続点をEとした時、点Aと第1の円弧11である円弧ACEの中心点Hとを結ぶ線分AHと、点Bと第2の円弧12である円弧BDEの中心点Kとを結ぶ線分BKとが互いに交差するように、第1の円弧11及び第2の円弧12を設定する。この場合、線分AHと線分BKとの交点Fは、線分CDよりも翼10の回転方向側、つまり切欠部7の輪郭13の内側に位置するように、第1の円弧11及び第2の円弧12を設定する。
加えて、翼10のファン回転軸Xに沿って圧力面4を視た場合の模式図である図13に示すように、第1の円弧11及び第2の円弧12の点C及び点Dでの接線T1及びT2が、回転中心Oを中心として点C及び点Dを通過する円L及びMの点C及び点Dにおける接線T3及びT4に対してなす角度が、プラスマイナス15度の範囲となるように、第1の円弧11及び第2の円弧12を設定している。すなわち、接線T1(T2)と接線T3(T4)とが重なり合う場合は、角度は0度であり、接線T1(T2)が接線T3(T4)に対して例えばファン回転方向側に位置している場合はプラスの角度であり、接線T1(T2)が接線T3(T4)に対してファン回転方向とは反対側に位置している場合はマイナスの角度である。このように角度を規定することにより、切欠部7の輪郭13の後方への開き具合を規定することができる。
このように第1の円弧11及び第2の円弧12を設定して、翼10の翼外周縁6寄りに切欠部7を設けることで、翼10の外周部の圧力面4側から負圧面5側に流れ込む漏れ気流を抑制し、翼端の渦の発達を抑制することができる。また、互いに逆方向に渦巻く第1の渦15aの中心線15bと第2の渦15cの中心線15dとが図8に示すように、切欠部7の尖端14から遠ざかるにしたがって拡がっていき、言い換えれば重なり合うようになることを抑制し、互いの渦15a、15cの干渉を強めることで翼10の推進力を向上させることができる。
次に本発明の第2実施形態に係るプロペラファン100について図14を参照しながら説明する。
第2実施形態では図14に示すように、切欠部7の尖端14の厚みを、肉盛り部16又はリブ17により翼10の他の部分の厚みより大きくしている点が第1実施形態とは異なっている。つまり第1実施形態にあっては、切欠部7の輪郭13のいずれの部分も、翼10全体と同じ厚みで形成されていたが、第2実施形態では、切欠部7の尖端14のみその厚みを他に比べて大きくした構成である。
以下に第2実施形態の翼10形状の詳細について説明する。
図14は、翼10のファン回転軸Xに沿って負圧面5を視た場合の模式的斜視図である図14の(a)、及び図14の(a)のS−S線に沿った翼10の翼弦方向における断面図である図14の(b)乃至(g)を含んでおり、図14の(c)乃至(g)は、第2実施形態の切欠部7の尖端14の変形例を示すものである。
切欠部7は、その尖端14の圧力面4に、翼10の厚みを厚くするために、肉盛り部16を備えている。肉盛り部16は、その断面形状が半球状又は半楕円球状で切欠部7の尖端14を通る切欠中心線18に沿って翼10の回転方向(前後方向)に長くして形成される。金属又は合成樹脂材料によりプロペラファン100を作成する場合、肉盛り部16は翼10と同じ材料で形成される。なお、図14においては、肉盛り部16及びリブ17を明確に図示するため、ハッチングを翼10の他の部分と異ならせている。
このように切欠部7の尖端14の厚みを肉盛り部16により翼10の他の部分より大きくすることにより、互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cが形成される起点がより明確になり、流れを意図したものに制御することができ、翼10の推進力を向上させやすくすることができる。
このような肉盛り部16は、図14の(c)及び(d)に示すように、翼10の負圧面5に設けるものや、圧力面4と負圧面5との両面に設けるものであってもよい。
さらには、肉盛り部16に代えて、リブ17を設けるものであってもよい。リブ17は、切欠部7の尖端14を通る切欠中心線18に沿って翼10の回転方向(前後方向)に長く延びるように形成する。このリブ17を設ける場合にあっても、リブ17を圧力面4に設けるもの(図14の(e))、負圧面5に設けるもの(図14の(f))、さらには圧力面4と負圧面5との両面に設けるもの(図14の(g))が挙げられる。このようなリブ17にあっても、上記の肉盛り部16を切欠部7の尖端14の位置に設けた場合と同等の効果を奏するものである。
さらに本発明の第3実施形態に係るプロペラファン100について図15を参照しながら説明する。図15は、翼10のファン回転軸Xに沿って負圧面5を視た場合の模式的斜視図である図15の(a)、及び図15の(a)のU−U線に沿った翼10の半径方向における断面図である図15の(b)乃至(d)を含んでおり、図15の(c)及び(d)は、第3実施形態の変形例を示すものである。
この第3実施形態では、切欠部7の輪郭13部分の断面形状が、翼10の圧力面4側から負圧面5側に向けて丸みを帯びている構成である。すなわち切欠部7の輪郭13は、翼10の圧力面4と切欠部7の側壁7aとが、及び翼10の負圧面5と切欠部7の側壁7aとが接することで形成される角部により形成されるものであるが、図15の(b)に示すように、その圧力面4側の角部を面取りすることにより断面形状に丸みのある面取り部19を形成している。このように輪郭13部分の断面形状を、丸みを帯びたものにすることにより、渦15の発生が早まりやすくなり、切欠部7において互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cの干渉が促進され、翼10の推進力を向上させることができる。
この第3実施形態の変形例としては、図15の(c)、(d)に示すように、切欠部7の負圧面5側の角に面取り部20を設けて、輪郭13部分の断面形状が、翼10の負圧面5側から圧力面4側に向けて丸みを帯びているもの(図15の(c))、及び圧力面4側及び負圧面5側の角に面取り部19、20を設けて、輪郭13部分の断面形状が、翼10の圧力面4側及び負圧面5側の両方に向けて丸みを帯びているもの(図15の(d))が挙げられる。このような構成にあっても、同様の効果を奏するものである。
さらに本発明の第4実施形態に係るプロペラファン100について図16を参照しながら説明する。図16は、翼10のファン回転軸Xに沿って負圧面5を視た場合の模式的斜視図である図16の(a)、及び切欠部7の輪郭13に沿った図16の(a)に示すV−V線における断面図である図16の(b)乃至(d)を含んでおり、図16の(c)及び(d)は、第4実施形態の変形例を示すものである。
この第4実施形態では、図16の(a)に示すように、切欠部7の輪郭13に沿って、翼10の負圧面5側に長尺肉盛り部21を設ける構成である。すなわち、長尺肉盛り部21は、切欠部7の第1の円弧11及び第2の円弧12に沿って、したがって輪郭13に沿って形成される。第4実施形態の場合、切欠部7の輪郭13の全長にわたって一定厚みの長尺肉盛り部21を形成する。長尺肉盛り部21の厚みは、翼10自体の厚み以下であればよい。金属又は合成樹脂材料によりプロペラファン100を作成する場合、長尺肉盛り部21は、翼10と一体に形成されるもので、その断面形状が半円形状のものであってよい。
このように輪郭13に沿って負圧面5側に長尺肉盛り部21を設け、その長尺肉盛り部21の高さを全長にわたって一定にすることで、互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cの干渉を一定的に強めることができ、翼10の推進力を向上させることができる。
長尺肉盛り部21に代えて、断面形状が四辺形(正方形、矩形)のリブを、切欠部7の輪郭13に沿って、翼10の負圧面5側に設けるものであってもよい。
また、肉盛り部(リブ)21は、図16の(b)に示すように、その高さが翼10の前縁2側から後縁3側に向かって漸次大になる構成であってもよい。このような構成によれば、互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cの干渉を徐々に強くすることができ、翼10の推進力を向上させることができる。
さらには、肉盛り部(リブ)21は、図16の(c)に示すように、その高さが翼10の前縁2側から後縁3側に向かって漸次小になる構成であってもよい。このような構成によれば、互いに逆方向に渦巻く第1の渦15a及び第2の渦15cの発生直後におけるお互いの干渉を強くすることができ、その後の第1及び第2の渦15a、15cの軌道が互いに干渉しやすいところを流れるようになり、翼10の推進力を向上させることができる。
以上に説明した本願のプロペラファン100は、図17に示すように、縦軸に全送風効率を、横軸に流量を取った場合、全送風効率がどの流量においても、従来のプロペラファンに比較して10%以上向上することが確認された。
本発明のプロペラファン100は、軸流ファンや斜流ファン、さらには換気装置等に用いられるものであってもよい。
上記の実施形態では、切欠部7の輪郭13を形成する弧が円弧であるものを説明したが、一方の弧が円弧で、他方の弧が楕円弧であるものや、一方の弧が楕円弧で、他方の弧が放物線の一部分であるもの、さらには、両方の弧が楕円弧や放物線又は双曲線の一部分からなるものなど、種々の弧を組み合わせるものであってよい。
また、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な実施形態の組み合わせや変形を行っても構わない。
100 :プロペラファン
2 :前縁
3 :後縁
4 :圧力面
5 :負圧面
7 :切欠部
8 :後縁部
9 :ハブ
10 :翼
11 :第1の円弧
12 :第2の円弧
13 :輪郭
14 :尖端

Claims (14)

  1. 円筒状のハブの外周面に対して周方向に所定間隔ごとに取り付けられた複数枚の翼を備えるプロペラファンであって、
    前記翼が、その後縁部を切り欠いて形成される切欠部を備えてなり、
    前記切欠部の輪郭は、前記翼の内周側に膨出して形成される第1の弧と前記翼の外周側に膨出して形成される第2の弧とから構成されており、前記第1の弧及び前記第2の弧の前記後端部から遠い側のそれぞれの一端同士が接続されて尖端が形成され、
    前記尖端は、前記第1の弧の一端近傍の接線と、前記第2の弧の一端近傍の接線とが鋭角をなし、
    前記第1及び第2の弧が円弧であり、前記第1の円弧が後縁と接続される第1接続点における当該第1の円弧に対する第1接線、及び、前記第2の円弧が後縁と接続される第2接続点における当該第2の円弧に対する第2接線が、プロペラファンの回転中心を中心として前記第1接続点及び第2接続点を通過する仮想円に対する前記第1接続点及び第2接続点における仮想接線に対してそれぞれなす角度がプラスマイナス15度となることを特徴とするプロペラファン。
  2. 前記切欠部の輪郭を形成する第1及び第2の弧は、前記プロペラファンの回転中心をO、前記回転中心Oから前記翼の外周までの半径をR1、前記ハブの半径をR2とし、前記翼の後縁と前記切欠部の輪郭との2つの接続点を回転中心Oに近い内側から点P、点Qとし、前記回転中心Oと前記点Pとをつないだ線分OPの長さをRp、前記回転中心Oと前記点Qとをつないだ線分OQの長さをRqとした時、
    0.35(R1−R2)≦(Rp−R2)<(Rq−R2)≦(R1−R2)
    となる範囲で形成される請求項1記載のプロペラファン。
  3. 前記切欠部が、1つの前記翼について1つだけ形成されている請求項1又は2記載のプロペラファン。
  4. 前記第1及び第2の弧が円弧であり、前記第1の円弧を等分する点Aと前記第1の円弧の中心点とを結ぶ線分と、第2の円弧を等分する点Bと前記第2の円弧の中心点とを結ぶ線分とが互いに交差する請求項1乃至3いずれかに記載のプロペラファン。
  5. 前記第1の円弧の前記点Aと前記第1の円弧の中心点とを結ぶ線分と、前記第2の円弧の前記点Bと前記第2の円弧の中心点とを結ぶ線分とが互いに交差する点をFとした時、点Fは前記切欠部の輪郭の内側に位置する請求項4記載のプロペラファン。
  6. 前記切欠部の輪郭の尖端における前記第1及び第2の弧の接続点を含むその周囲の前記翼の圧力面側に、肉盛り部又はリブを設ける請求項1乃至5いずれかに記載のプロペラファン。
  7. 前記切欠部の輪郭の尖端における前記第1及び第2の弧の接続点を含むその周囲の前記翼の負圧面側に、肉盛り部又はリブを設ける請求項1乃至6いずれかに記載のプロペラファン。
  8. 前記切欠部の輪郭部分の半径方向断面形状が、前記翼の圧力面側から負圧面側に向けて丸みを帯びている請求項1乃至7いずれかに記載のプロペラファン。
  9. 前記切欠部の輪郭部分の半径方向断面形状が、前記翼の負圧面側から圧力面側に向けて丸みを帯びている請求項1乃至8いずれかに記載のプロペラファン。
  10. 前記切欠部の輪郭に沿って、前記翼の負圧面側に肉盛り部又はリブを設ける請求項1乃至5いずれかに記載のプロペラファン。
  11. 前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって一定の高さである請求項10記載のプロペラファン。
  12. 前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって漸次大になる請求項10記載のプロペラファン。
  13. 前記肉盛り部又はリブの高さは、前記翼の前縁側から後縁側に向かって漸次小になる請求項10記載のプロペラファン。
  14. 請求項1乃至13いずれかに記載のプロペラファンを用いた空気調和装置。
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