JP6066606B2 - 多段式渦流ポンプ - Google Patents

多段式渦流ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP6066606B2
JP6066606B2 JP2012161848A JP2012161848A JP6066606B2 JP 6066606 B2 JP6066606 B2 JP 6066606B2 JP 2012161848 A JP2012161848 A JP 2012161848A JP 2012161848 A JP2012161848 A JP 2012161848A JP 6066606 B2 JP6066606 B2 JP 6066606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
impeller
shaft
motor
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012161848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014020322A (ja
Inventor
加川 正樹
正樹 加川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2012161848A priority Critical patent/JP6066606B2/ja
Publication of JP2014020322A publication Critical patent/JP2014020322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6066606B2 publication Critical patent/JP6066606B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は多段式渦流ポンプに係り、特に、複数の積層されたインペラを有する多段式渦流ポンプに関する。
流体を半径方向から吸込み、半径方向に圧送して吐出するポンプとして渦流ポンプ(再生ポンプ、ウエスコポンプ、カスケードポンプと称される場合がある)が知られている。渦流ポンプは、外周部に所定ピッチで溝を形成した複数の羽根片を有する円板状のインペラを流体流路が形成されたケーシング内で高速回転させることにより、吸込口から吸い込まれた流体がインペラとともに回転して高圧となって吐出口に向かって圧送される構成となっている。
このような構成からなる渦流ポンプの具体的な構造は、たとえば下記特許文献1あるいは2に開示されている。
図6は特許文献1に開示される電動燃料ポンプの構成を示している。図6に示すように、まず、当該電動燃料ポンプの筒状のケ―シング101の内部中央にはモ―タ102を備えるモ―タ部が配置されている。ケ―シング101の下部にはウエスコ型式のポンプ部104が配置され、このポンプ部104はモータ102のシャフト103によって駆動される。燃料は、ポンプ部104の燃料入口106に取付けられたフィルタ105介してポンプ部104によりケ―シング101内に汲上げられ、ポンプ部104を出た後、モ―タ102の周囲を通り、ケ―シング101の上部に設けられた燃料出口107より吐出される。ポンプ部104は、モ―タ102のシャフト103に固定された同一形状、寸法の第1インペラ108及び第2インペラ109を有する。そして、第1インペラ108、第2インペラ109を取囲むポンプ壁を構成する部材としてケ―シング101の下端に加締めつけられたアウトレットボディ110と、このアウトレットボディ110に対しネジにより固定されたインレットボディ111、環状の第1スペ―サ112、環状のプレ―ト113及び環状の第2スペ―サ114を備える。これにより、ポンプ部104は、第1ポンプ室115と第2ポンプ室116とを備えた2段式のポンプとして構成されている。第1ポンプ室115は、インレットボディ111と第1スペーサ112とプレート113とによって第1インペラ108の外周の羽根108aを取囲む流路溝117を構成している。また、第2ポンプ室116は、プレ―ト113と第2スペ―サ114とアウトレットボディ110とによって第2インペラ109の外周の羽根109aを取囲んで前記流路溝117と同一寸法形状の流路溝118を構成している。
図7は特許文献2に開示される多段式渦流ポンプの中間ケーシングの構成を示している。図7に示すように、まず、多段式渦流ポンプの心部にポンプ軸201が回転自在に配置されている。該ポンプ軸201には複数(図では2個)の羽根車202が積層状に軸嵌されている。中間ケーシング203は、上下回転流路204の接続流路となる右方側の吐出流路210と、この吐出流路210に内部の上下回転流路204を介して連通する左方側の吸込流路211とがともにこの位置に突出するいわゆる接続流路突出型に形成されている。中間ケーシング203は、外周上下部が相互に積み重ねできるように、下部側が上部側の切り込まれた接合面214Aに対して嵌合可能な接合面214Bとなるように形成されている。
特開平09-209864号公報 実開昭58-156195号公報
この場合、特許文献2に記載の多段式渦流ポンプは、複数のインペラ202がポンプ軸201に固着されて軸方向に積層した構成となっている。このため、各インペラ202を合成樹脂で構成した場合、各インペラ202の軸方向の積層寸法を高精度に組み付けることが困難であるという不都合が生じる。また、各インペラ202を金属で構成した場合、インペラ202の軸方向の積層寸法を高精度に組み付けることができるが、ポンプ軸201に固着されたインペラ202の質量が大きくなるためイナーシャが大きくなり、インペラ202を回転させるモータは大きな起動トルクが必要になるという不都合が生じる。
また、特許文献1に記載の電動燃料ポンプは、モータ部とポンプ部はモータ2のシャフトで共有され、2つの第1のインペラ108、第2のインペラ109はいずれもモータ2のシャフト103に装着された構成であるため、モータ102とポンプ部は一体に構成されたものとなっている。このため、ポンプ部を組み付けることによって燃料ポンプとしての機能を評価することができる。しかし、ポンプ部、またはモータ部に何らかの問題が生じた場合、その発生した問題によってはポンプ部とモータ部の両方のモジュールを交換する必要があり、放棄する部材が多くなるという不都合が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータの起動トルクを大きくすることなく、インペラの積層寸法を高精度化できる多段式渦流ポンプを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、モータ部とポンプ部とを別個に構成することで、たとえば問題が発生したポンプ部、またはモータ部のみを取り替えることができる多段式渦流ポンプを提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、複数のインペラを樹脂材によって構成し、これらインペラをポンプ軸に挿通して取り付けられる金属材のスリーブに嵌着させ、各スリーブはポンプ軸にその軸方向に当接して配置させるように構成することによって、各インペラのイナーシャを小さくするともに、インペラの積層寸法の精度を向上させるようにしたものである。
また、本発明は、モータのシャフトとポンプ部のポンプ軸を別体として構成し、シャフトとポンプ軸をカップリングで結合した構造とすることにより、モータ部とポンプ部を別々に評価できるようにし、また、たとえば何らかの不都合があった場合には、問題が発生したポンプ部、またはモータ部のみを容易に取り替えることができるようにしたものである。
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明の多段式渦流ポンプは、別個に構成されたモータ部と、ポンプ部とを備え、前記モータ部は、モータケーシングと、シャフトを有するモータと、を備え、前記ポンプ部は、ポンプ軸と、当該ポンプ軸を支持する一対の軸受と、複数のインペラと、当該複数のインペラそれぞれを取り囲む複数のポンプケーシングと、を備え、前記一対の軸受の間に前記複数のインペラ及び前記複数のポンプケーシングが配置されており、前記シャフトと前記ポンプ軸は離脱可能にカップリング結合され、前記複数のインペラは、それぞれ、樹脂材で形成された羽根片と、金属材で形成されたスリーブと、を備え、前記羽根片の孔に前記スリーブが嵌着されていることを特徴とする。
(2)本発明の多段式渦流ポンプは、(1)の構成において、前記モータケーシングと前記複数のポンプケーシングは、ボルトによって連結されていることを特徴とする。
(3)本発明の多段式渦流ポンプは、(1)の構成において、前記インペラのハブ径をRh、外径をRoとした場合、前記ハブ径Rhと前記外径Roの比率αが、0.5≦α≦0.7の範囲になるように設定されていることを特徴とする。
上述のように本発明の多段式渦流ポンプによれば、モータの起動トルクを大きくすることなく、インペラの積層寸法を高精度化することができるようになる。
また、本発明の多段式渦流ポンプによれば、モータ部とポンプ部を別個に評価でき、たとえば何らかの不都合があった場合には、問題が発生したポンプ部、またはモータ部のみを容易に取り替えることができるようになる。
本発明の実施形態における多段式渦流ポンプの平面図である。 図1のII−II線における断面図である。 本発明の多段式渦流ポンプに具備されるインペラの平面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 本発明の多段式渦流ポンプに具備されるインペラの羽根片の長さと流量との関係をシミュレーションした結果を示すグラフである。 特許文献1に記載の電動燃料ポンプの概略構成図である。 特許文献2に記載の多段式渦流ポンプの概略構成図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態における多段式渦流ポンプの平面図を示し、図2は図1のII−II線における断面図を示している。
図1、図2において、多段式渦流ポンプ1は、モータ部2とポンプ部3とを有している。モータ部2は多段式渦流ポンプ1のたとえば下段に配置され、ポンプ部3は多段式渦流ポンプ1のたとえば上段に配置されている。モータ部2は、モータケーシング4と、モータケーシング4の内部に収容されたモータ5と、を備えて構成されている。ここで、モータケーシング4は、多段式渦流ポンプ1のケーシングの一部を構成するようになっている。モータ5はカップ形のロータヨーク6の内側にマグネット7を備えたロータと、ベアリングホルダー8の外周面に装着されたステータコア9を備えたステータとから構成されている。ステータコア9は複数のコアが軸方向に積層されて構成され、マグネット7の内周面に対向配置されている。そして、ロータヨーク6の中央に固着されたシャフト10は、ベアリングホルダー8に装着された一対の軸受11、12にて回転可能に支持されている。前記モータ5はいわゆるアウターロータ型ブラシレスモータとして構成されている。モータ5のシャフト10は、該シャフト10と同軸状に配置されたポンプ部3のポンプ軸16に回転が伝達されるようになっている。
ポンプ部3は、前記ポンプ軸16の軸方向に複数(図では3個)積層して配置されて構成されている。各ポンプ部3は、それぞれ、樹脂材料からなる第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15を有して構成されている。第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15は、それぞれ、ポンプ軸16を挿通させて装着された第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19に嵌着されている。第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19は、それぞれ、金属材料(例えば、アルミ合金)で形成され、ポンプ軸16の軸方向に積層されて配置され、第2のスリーブ18の下端面は第1のスリーブ17の上端面と当接し、第2のスリーブ18の上端面は第3のスリーブ19の下端面と当接した状態でポンプ軸16に固着されている。
ここで、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15は、いずれも同大、同形で構成されている。そして、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15は、図3に示すように、円板状をなし、中央において孔35が形成され、外周部の上下面のそれぞれには周方向に沿って複数の羽根溝36が形成されることにより、羽根片37が形成されるようになっている。第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15は、その孔35に、それぞれ、第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19が挿通されることによって、該第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19に嵌着されるようになっている。
このように、各ポンプ室は、樹脂材料からなる第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15を、それぞれ、金属材料からなる第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19に嵌着し、第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19が軸方向で当接して積層配置されることによって構成されている。したがって、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15が大きなイナーシャを有さないため起動トルクを増加させることなく、また、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15の軸方向における積層寸法を高精度化できる効果を奏する。
なお、図4は、図3のIV−IV線における断面図である。図4において、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15の外径をRo、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15のハブ径をRhとした場合、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15の羽根片37の半径方向の長さは(Ro−Rh)/2となる。この場合、図5は、羽根片37の長さと多段式渦流ポンプ1の流量との関係をシミュレーションした結果を示すグラフである。図5において、横軸αはインペラのハブ径Rhとインペラ外径Roの比率を示し、縦軸はインペラの回転数における多段式渦流ポンプ1の流量の比率を流量係数として示している。図5から、流量は0.5≦α≦0.7の範囲において大きく低下しないことが判る。このため、インペラのハブ径Rhとインペラ外径Roの比率αは、0.5≦α≦0.7の範囲で設定することが好ましい。
さらに、図2に戻り、多段式渦流ポンプ1は、ポンプケーシング20、21、22、23を備えて構成されている。ポンプケーシング20、21、22、23は、前記モータケーシング4とともに多段式渦流ポンプ1のケーシングを構成するようになっている。これらポンプケーシング20、21、22、23は、それぞれ、モータ部2のモータケーシング4の上方に同軸状に積層されて配置されるようになっている。ポンプケーシング20、21は、第1のインペラ13を取り囲み該第1のインペラ13の外周部の円周方向に沿って第1の流路31を形成して配置されている。ポンプケーシング21、22は、第2のインペラ14を取り囲み該第2のインペラ14の外周部の円周方向に沿って第2の流路32を形成している。ポンプケーシング22、23は、第3のインペラ15を取り囲み該第3のインペラ15の外周部の円周方向に沿って第3の流路33を形成している。ポンプケーシング20、21、22、23は、それぞれ、軸方向に互いに装着されて積層配置され、ポンプケーシング20、21の間、ポンプケーシング21、22の間、ポンプケーシング22、23の間には、それぞれ、シール材24が介装されることによって気密性を向上させた配置となっている。
そして、ポンプケーシング20、23にはそれぞれ軸受25、26が装着され、これら軸受25、26によってポンプ軸16を回転可能に支持している。ポンプ軸16の該軸受25、26の間には、前記第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15が積層されて配置されている。
そして、モータ5のシャフト10とポンプ部3のポンプ軸16は、それぞれ別体で構成され、それらの互いに対向する端面において嵌合されたカップリング28によって、モータ5のシャフト10の回転がポンプ部3のポンプ軸16に伝達されるようになっている。この場合、シャフト10の前記端面、ポンプ軸16の前記端面はそれぞれDカット(図示せず)が形成され、該Dカットを嵌合させる開口(図示せず)を備える前記カップリング28が装着されることによって、シャフト10とポンプ軸16が連結されるようになっている。このように、モータ5のシャフト10とポンプ部3のポンプ軸16を別体として構成し、これらシャフト10とポンプ軸16をカップリング28で結合した構造とすることにより、モータ部2とポンプ部3を別々に評価することができ、また、たとえばポンプ部3を構成する部材に何らかの不都合があった場合であっても該部材を容易に効率よく交換できる効果を奏する。
なお、モータ部2のモータケーシング4とポンプ部3のポンプケーシング20、21、22、23は、ボルト27によって互いに連結されるようになっている。
このように構成された多段式渦流ポンプ1は、まず、モータ5の高速回転によってシャフト10と連結したポンプ軸16が高速回転し、ポンプ軸16に装着した第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15が連動して高速回転する。この結果、流体が吸気口29(図1参照)から吸い込まれて第1の流路31に流入する。第1の流路31に流入した流体は第1のインペラ13の高速回転によって第1のインペラ13とともに第1の流路31を回転して高圧となり、第2の流路32に流入する。第2の流路32に流入した高圧の流体は第2のインペラ14の高速回転によって第2のインペラ14とともに第2の流路32を回転してさらに圧力が高められて第3の流路33に圧送される。第3の流路33に流入した高圧の流体は第3のインペラ15の高速回転によって第3のインペラ15とともに第3の流路33を回転してさらに高圧となり、吐出口30から高圧の流体となって吐き出される。このようにポンプ部3は3段のポンプ室を有しているため、高圧のポンプ性能を備えるようになる。
上述のように、本発明の実施の形態における多段式渦流ポンプは、たとえば3段のポンプ室を有しており、各ポンプ室は、樹脂材料からなる第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15を、それぞれ、金属材料からなる第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19に嵌着し、第1のスリーブ17、第2のスリーブ18、第3のスリーブ19が軸方向で当接して積層配置されることによって構成されている。したがって、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15が大きなイナーシャを有さないため起動トルクを増加させることなく、また、第1のインペラ13、第2のインペラ14、第3のインペラ15の軸方向における積層寸法を高精度化できるようになる。
さらに、本発明の実施の形態における多段式渦流ポンプ1は、モータ5のシャフト10とポンプ部3のポンプ軸16が別体として構成し、これらシャフト10とポンプ軸16をカップリング28で結合した構造となっている。これにより、モータ部2とポンプ部3を別々に評価することができ、また、たとえばポンプ部3を構成する部材、またはモータ部2を構成する部材に何らかの不都合があった場合であってもいずれかの構成を容易に効率よく交換できるようになる。
(実施形態2)
本発明の実施の形態における多段式渦流ポンプ1は3段のポンプ室を備えたものであるが、これに限定されるものではなく、2段、あるいは4段以上のポンプ室を有する多段式渦流ポンプに適用できることはいうまでもない。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1……多段式渦流ポンプ、2……モータ部、3……ポンプ部、4……モータケーシング、5……モータ、6……ロータヨーク、7……マグネット、8……ベアリングホルダー、9……ステータコア、10……シャフト、11、12……軸受、13……第1のインペラ、14……第2のインペラ、15……第3のインペラ、16……ポンプ軸、17……第1のスリーブ、18……第2のスリーブ、19……第3のスリーブ、20、21、22、23……ポンプケーシング、24……シール材、25、26……軸受、27……ボルト、28……カップリング、29……吸気口、30……吐出口、31……第1の流路、32……第2の流路、33……第3の流路、
35……孔、36……羽根溝、37……羽根片、101……ケーシング、102……モータ、103……シャフト、104……ポンプ部、105……フィルタ、106……燃料入口、107……燃料出口、108……第1インペラ、109……第2インペラ、110……アウトレットボディ、111……インレットボディ、112……第1スペーサ、113……プレート、114……第2スペーサ、115……第1ポンプ室、116……第2ポンプ室、117、118……流路溝、201……ポンプ軸、202……羽根車、203……中間ケーシング、204……上下回転流路、210……吐出流路、211……吸込流路。

Claims (3)

  1. 別個に構成されたモータ部と、ポンプ部とを備え、
    前記モータ部は、モータケーシングと、シャフトを有するモータと、を備え、
    前記ポンプ部は、ポンプ軸と、当該ポンプ軸を支持する一対の軸受と、複数のインペラと、当該複数のインペラそれぞれを取り囲む複数のポンプケーシングと、を備え、
    前記一対の軸受の間に前記複数のインペラ及び前記複数のポンプケーシングが配置されており、
    前記シャフトと前記ポンプ軸は離脱可能にカップリング結合され、
    前記複数のインペラは、それぞれ、樹脂材で形成された羽根片と、金属材で形成されたスリーブと、を備え、
    前記羽根片の孔に前記スリーブが嵌着されていることを特徴とする多段式渦流ポンプ。
  2. 前記モータケーシングと前記複数のポンプケーシングは、ボルトによって連結されていることを特徴とする請求項1に記載の多段式渦流ポンプ。
  3. 前記インペラのハブ径をRh、外径をRoとした場合、前記ハブ径Rhと前記外径Roの比率αが、0.5≦α≦0.7の範囲になるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の多段式渦流ポンプ。
JP2012161848A 2012-07-20 2012-07-20 多段式渦流ポンプ Expired - Fee Related JP6066606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161848A JP6066606B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 多段式渦流ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161848A JP6066606B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 多段式渦流ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014020322A JP2014020322A (ja) 2014-02-03
JP6066606B2 true JP6066606B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=50195503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012161848A Expired - Fee Related JP6066606B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 多段式渦流ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6066606B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6535500B2 (ja) * 2015-04-14 2019-06-26 株式会社川本製作所 渦流ポンプ
JP7184673B2 (ja) * 2019-02-28 2022-12-06 株式会社荏原製作所 多段カスケードポンプ装置、及び多段カスケードポンプ装置の羽根車隙間調整方法
CN110529397B (zh) * 2019-09-27 2021-02-26 丁海清 一种逐级增压高扬程可含轻微杂质的串联旋涡泵

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155404A (en) * 1976-06-21 1977-12-23 Hitachi Ltd Pumping system
DE3130286A1 (de) * 1981-07-31 1983-02-17 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Pumpe zum foerdern von kraftstoff aus einem vorratstank zu einer brennkraftmaschine
JPS58156195U (ja) * 1982-04-13 1983-10-18 冨士川機械株式会社 多段式渦流ポンプの中間ケ−シングの構造
JPH062690A (ja) * 1992-04-03 1994-01-11 Nippondenso Co Ltd 燃料ポンプ
DE102004058533B4 (de) * 2004-12-04 2011-04-21 Brinkmann Pumpen K.H. Brinkmann Gmbh & Co. Kg Pumpe für Flüssigkeiten unter Überdruck

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014020322A (ja) 2014-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101799123B1 (ko) 원심 송풍기 조립체
WO2018154931A1 (ja) 遠心ポンプ
US6213734B1 (en) Motor fuel delivery unit
KR102233449B1 (ko) 원심 압축기의 축 하중 상쇄장치
JP6066606B2 (ja) 多段式渦流ポンプ
JP5680334B2 (ja) 真空ポンプ
JP5670095B2 (ja) 真空ポンプ
US10148150B2 (en) Liquid pump
CN113202764B (zh) 液封式真空泵
WO2017034693A1 (en) Centrifugal pump with serrated impeller
JP4972984B2 (ja) 両吸込渦巻ポンプおよびその羽根車並びに羽根車の製造方法
TWI704291B (zh) 磁驅泵浦
JP4630123B2 (ja) 流体ポンプ
JP5985324B2 (ja) ターボチャージャ
JP2004052664A (ja) モータ駆動式ポンプ
JP5697968B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP4920975B2 (ja) ターボ型真空ポンプ
JP6351819B1 (ja) 回転装置
JP2010540823A (ja) タンクから内燃機関に燃料を圧送するための燃料ポンプ
CN214788179U (zh) 泵装置
KR200216272Y1 (ko) 원심형 다단 고압급수펌프
JP5795217B2 (ja) 流体ポンプ
CN210799118U (zh) 一种汽车电子水泵外壳及具有该外壳的汽车电子水泵
CN213205997U (zh) 冷媒泵输装置的动力组件
JP5059679B2 (ja) ポンプ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6066606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees