JP6066456B2 - 流路開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、便器に洗浄水を供給する流路開閉装置に関する。
従来、一次側流路と二次側流路との間の流路開閉を行い便器に洗浄水を供給する流路開閉装置として、流路開閉を行う主弁体を備え、一次側流路と二次側流路とが直交したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。通常、この種の流路開閉装置においては、流路の閉止を高速で行うとウォーターハンマーが生じる可能性があるため、ウォーターハンマーが生じない程度に閉止速度を低下させる必要がある。
特開2011−226249号公報
上述した従来の流路開閉装置においては、ある程度ゆっくりと流路が閉止されていくため、流路閉止間際には、流路断面積が小さくなる。流路断面積が小さくなるにつれ水の流速が増加するため、流路を閉止する主弁体の周囲にて水の流れが不均一なものとなる。また、一次側流路と二次側流路とが直交している場合、この直交による水の流れ方向の変化によっても主弁体の周囲にて水の流れが不均一なものとなる。これら不均一な水の流れにより、主弁体の周囲の水圧分布に偏りが生じる。この水圧分布の偏りにより主弁体が流路の閉止動作をスムーズに行えないという懸念があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、主弁体の周囲における水圧分布の偏りを抑制することが可能な流路開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は、給水を開始する指示を受けることで便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置であって、給水源に連通する一次側流路と、この一次側流路と直交し給水先である前記便器へ連通する二次側流路と、前記一次側流路と前記二次側流路との間の流路開閉を行う主弁体及び主弁座を有する主バルブと、を備え、前記便器を洗浄するための洗浄水を前記便器に供給する際には、前記主弁体を前記二次側流路から離れる方向に駆動し、前記主弁体を前記主弁座から離隔させることで前記二次側流路に洗浄水を供給するものであって、前記主弁体の周囲における水圧の偏りを調整するために洗浄水を案内する水案内部を有する水圧調整部材を備える流路開閉装置である。
このように構成された本発明においては、水案内部を有する水圧調整部材を備えるため、主弁体の周囲において水圧に差が生じることを抑制することができる。そのため、主弁体の周囲における水圧分布の偏りが小さくなり、流路の閉止動作をスムーズに行うことが可能となる。
本発明は、さらに、前記主弁体は前記主弁座に離接する主弁体面を有し、前記主弁座は前記一次側流路の前記二次側流路に対する境界面であり、 前記水圧調整部材は円筒状であり、前記主弁体面に一端が当接し、他端の少なくとも一部が開放された状態で固定される構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、水圧調整部材の一端が主弁体面と当接することで、主弁体面が主弁座に接触して流路を閉止する間際により確実に、水圧調整部材により流路の閉止動作をスムーズに行うことが可能となる。
本発明は、さらに、前記水案内部は、前記水圧調整部材の表面の全周に対して設けられる複数の凹部を備える構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、複数の凹部が水圧調整部材の表面の全周に対して設けられるため、凹部において水が渦状になるよう案内される。そのため、水圧調整部材の全周に亘って水圧が作用し、主弁体の周囲における水圧分布の偏りが小さくなり、流路の閉止動作をスムーズに行うことが可能となる。
本発明は、さらに、前記水案内部は、前記水圧調整部材の内部に設けられ、前記複数の凹部を互いに連通させる水圧調整流路を備える構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、全周に対して設けられた複数の凹部が水圧調整流路により連通されるため、水が水圧の高い領域から低い領域へと案内される。そのため、主弁体の周囲における水圧分布の偏りが小さくなり、流路の閉止動作をスムーズに行うことが可能となる。
本発明は、さらに、前記凹部は、前記水圧調整部材の他端に形成され、前記主弁体が前記主弁座に離接する方向の大きさが互いに異なる複数の下側縦孔を含む構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、主弁体が主弁座に離接する方向の大きさが互いに異なる複数の下側縦孔により、水圧調整部材の他端側から流れ出る水の量が、主弁体が主弁座に接近するにつれて小さくなる。それにより、主弁体面が主弁座に接触して流路を閉止間際における水の瞬間流量が抑制される。従って、主弁体が流路を閉止する間際にウォーターハンマーが生じることを抑制することができる。
本発明は、さらに、前記水圧調整部材は、前記水圧調整部材の内周に沿って全周に亘って設けられ、前記水圧調整流路を一端側と他端側とに区画する規制部を有する構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、規制部により一端側の水圧調整流路に流れ込んだ水は他端側へ向けて流れないため、主弁体が主弁座に着座し流路を閉止する間際における水の瞬間流量が抑制される。従って、主弁体42が流路を閉止する間際にウォーターハンマーが生じることを抑制することができる。
本発明は、さらに、前記主弁体及び前記水圧調整部材は一体化された弁体部材として形成されるものであって、前記弁体部材は、前記主弁体の軸心と前記水圧調整部材の軸心とのずれを規制する位置規制部を有する構成としてもよい。
このように構成された本発明においては、主弁体の軸心と水圧調整部材の軸心とのずれが規制された状態で水圧調整部材は固定されるため、主弁体面が主弁座に接触して流路を閉止する間際により確実に、水圧調整部材により流路の閉止動作をスムーズに行うことが可能となる。
本発明は、さらに、前記一次側流路から前記二次側流路へ流れる水の瞬間流量を一定に保つように相互間に形成される流路断面積を調整する定流量弁体及び定流量弁座を有する定流量バルブを備え、前記主弁体及び前記定流量弁体並びに前記水圧調整部材は一体化された弁体部材として形成されるものであってもよい。
このように構成された本発明においては、定流量バルブが高圧時に流路断面積を小さくし水の流速が増加しても、主弁体の周囲における水圧分布の偏りを小さくすることができるため、主弁体のスムーズでない閉止動作を抑制することが可能となる。
本発明の流路開閉装置によれば、主弁体の周囲における圧力分布の偏りを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブを大便器への給水管に取り付けた状態を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブの内部構造を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブの弁体部材を示す外観斜視図。 図3の部分断面図。 本発明の一実施形態であるフラッシュバルブの均圧部材を示す外観斜視図。 (a)図5の側面図。(b)(a)のA−A断面図。(c)(a)のB−B断面図。 本発明の第一実施形態に係るフラッシュバルブの動作を示す図。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る流路開閉装置について説明する。
まず、図1により本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブ(流路開閉装置)を含む大便器の構成について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブを大便器への給水管に取り付けた状態を示す模式図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブFV(流路開閉装置)は、大便器SBへの給水管TBの途中に取り付けられている。フラッシュバルブSVは、給水を開始する指示を受けることで、給水管TBを経由する流路を開いて大便器SBに給水を開始する。その後、フラッシュバルブFVは、所定の条件を満たすことで自律的に流路を閉じて給水を停止する。
大便器SBは、封水部SWが設けられている。封水部SWには溜水がなされ、封水が形成されている。大便器SBの使用後にフラッシュバルブFVを操作すると、フラッシュバルブFVから略一定の瞬間流量で洗浄水が供給される。この洗浄水によって、封水部SWの溜水及び汚物が流される。本実施形態の場合、大便器SBはサイホン方式の便器であり、サイホン現象によって洗浄水は汚物とともに下流側へ流される。本実施形態のフラッシュバルブFVは、洗浄後に封水部SWにリフィル水を供給するように構成されている。
フラッシュバルブFVは、本体部10と、電磁弁82とを備えている。本体部10内には、給水源である給水管TBに繋がる一次側流路20と、給水先である大便器SBに繋がる二次側流路30とが形成されている。本体部10内には弁体部材40が配置されている。弁体部材40は、一次側流路20と二次側流路30との間の流路開閉を行うものである。電磁弁82は、バイパス流路80に設けられている。電磁弁82を開くことで、弁体部材40の背圧が下がり弁体部材40は開弁される。
次に、図2及び図3により本発明の第一実施形態に係るフラッシュバルブFVの内部構造について説明する。図2は本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブFVの内部構造を示す断面図であり、図3は本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブFVの弁体部材40を示す外観斜視図である。
図2に示すように、フラッシュバルブFVは、本体部10を備えている。本体部10の内部には、一次側流路20と、二次側流路30と、背圧室14と、副背圧室12とが形成されている。
一次側流路20は、給水管TBのフラッシュバルブFVよりも上流側の流路から流入水を受け入れて、二次側流路30に向けて流出させるものである。一次側流路20の上流端には流入口21が設けられている。流入口21は、流入水を受け入れて一次側流路20に送り出す開口部である。
二次側流路30は、一次側流路20と直交し、一次側流路20から流入する水を給水管TBのフラッシュバルブFVよりも下流側の流路に流出水として流出させるものである。二次側流路30の下流端には流出口31が設けられている。流出口31は、二次側流路30から流出水を送り出す開口部である。
一次側流路20と二次側流路30との間には、弁体部材40が配置されている。弁体部材40は、下流側の一端が二次側流路30に挿入されており、その反対側の他端が背圧室14に臨むように配置されている。弁体部材40は、二次側内部流路30の下流方向に沿って進退自在に配置されている。弁体部材40は、その上部に設けられた主弁体42と、その下部に設けられた定流量弁体44とからなり、両者が一体となっている。なお、本実施形態においては、主弁体42とは別体に成形された定流量弁体44を主弁体42に螺合固定することで一体としているが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、主弁体42及び定流量弁体44を別体に成形せず、両者が一体となった状態で成形される構成としてもよい。
主弁体42は、一次側流路20と二次側流路30との間の流路開閉を行うためのものである。主弁体42は下流側の面において、主弁体面421を有している。弁体部材40が最も下流側に押し込まれると、主弁体面421が一次側流路20の二次側流路30に対する境界面に当接し、一次側流路20と二次側流路30との間の水の流通を遮断するように構成されている。従って、主弁体面421が当接する境界面は、主弁座面201(主弁座)として機能しており、主弁体42及び主弁座面201は主バルブとして機能する。
定流量弁体44は、一次側流路20から二次側流路30へ流れる水の瞬間流量を調整するためのものである。図3に示すように、定流量弁体44は、その外側面441において、溝状に形成されたスリット442を有している。スリット442は、均等な間隔で4つ形成され、各スリット442は、断面が矩形の有底な溝であり、外側面441の下端から中程まで形成されている。定流量弁体44の外側面441は、二次側流路30の内側壁と近接して対向している。弁体部材40が、一次側流路20と二次側流路30との間に水を通すように上昇(背圧室14へ入り込む方向、後退方向、開弁方向)すると、水は二次側流路30の内側壁とスリット442により形成された空間を通過し、二次側流路30へと流入する。従って、二次側流路30の内側壁は、定流量弁座面32(定流量弁座)として機能しており、定流量弁体44及び定流量弁座面32は定流量バルブとして機能する。
定流量弁体44において、スリット442は上下方向に延びているため、弁体部材40が上昇するほど水の流路断面積は広くなり、流量を増やすように作用する。一方、弁体部材40が、一次側流路20と二次側流路30との間に水を通すように上昇(背圧室14へ入り込む方向)し、その後下降(流出口31へ向かう方向、前進方向、閉弁方向)すると、水の流路断面積は狭くなっていき、流量を絞るように作用する。即ち、定流量弁体44及び定流量弁座面32は、一次側流路20から二次側流路30へ流れる水の瞬間流量を一定に保つように相互間に形成される流路断面積を調整する。
図3に示すように、主弁体42と定流量弁体44とに挟まれるように、その上端面が主弁体面421に当接する均圧部材423(水圧調整部材)が設けられている。均圧部材423は、弁体部材40として、主弁体42及び定流量弁体と一体となって構成される。均圧部材423は、円筒状に形成され、定流量弁体44の外周に形成された段部と主弁体42の主弁体面421との間に、主弁体42の軸心と均圧部材423の軸心とが一致するように固定される。均圧部材423は、主弁体42周辺の水圧の偏りを抑制することで、主弁体42閉止間際における水圧の偏りを原因とする主弁体42のスムーズでない動作を抑制することができる。均圧部材423についての詳細は後述する。なお、本実施形態において、均圧部材423は主弁体42及び定流量弁体44とは別体に成形され、両者に挟んで固定することで一体としているが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えば、主弁体42及び定流量弁体44と均圧部材423とがそれぞれ別体に成形されず一体となった状態で成形される構成としてもよい。
主弁体42は、その上部側において収容凹部46が設けられている。収容凹部46は、背圧室14側から後退するように凹状に形成されている。収容凹部46の背圧室14側には、副弁座465が設けられている。収容凹部46は、孔461と、凹部462と、副孔463とが形成されている。
孔461は、一次側流路20と凹部462とを繋ぐ連通孔として形成されている。孔461は主弁体42に設けられた円筒状のメッシュ部材424により覆われる。メッシュ部材424は一次側流路20から孔461へ流入する水に含まれる異物を取り除く。凹部462は、バネ50と、副弁桿48とを収容している。凹部462内には、副弁桿48の先端の大径部481が配置されている。大径部481は、バネ50と当接しており、バネ50を介して弁体部材40を流出口31に向けて付勢している。
副弁桿48は、棒状に延びる小径部483と、小径部483の先端に設けられている副弁体481とを有している。小径部483は、副弁座465に設けられた連通路464を貫通している。連通路464と小径部483との間には、通水可能な隙間が形成される。従って、孔461から凹部462に流入した水は、連通路464を通って背圧室14へと流れる。また、孔461を通った水の一部は、副孔463を通って背圧室14へと流れる。尚、連通路464が閉鎖されている場合は、孔461を通った全ての水が副孔463を通って背圧室14へと流れる。
背圧室14と副背圧室12とは、第一位置調整部材60によって仕切られて分離されている。第一位置調整部材60には凹部601が設けられている。凹部601は、背圧室14に向けてその外壁が突出する凹部として形成されている。凹部601の背圧室14側には、線形特性を有するバネ70が配置されている。バネ70は、一端が凹部601内に収容され、他端は第二位置調整部材65に当接するように配置されている。
第二位置調整部材65は、その一端側の下面が、副弁桿48の小径部483の一端と離接するように配置されている。第二位置調整部材65は、バネ70の巻き線の中心を貫通するように配置され、本体部10に固定されている。
第二位置調整部材65の固定方法について説明する。本体部10の最上部の中心には、その中心軸が鉛直方向である貫通穴102が形成され、この貫通穴102に対し、円筒形状の保持部材103が挿入された状態で螺合固定されている。保持部材103の中心にはさらに、その中心軸が貫通孔102と共通である貫通孔104が形成されている。貫通孔104の内周には、雌螺子が形成されるとともに、複数の段差面が形成されている。
第二位置調整部材65は、副弁桿48の小径部483の一端と離接する下面の上方に形成された棒状の部分であるシャフト部652を有している。シャフト部652はその外周に雄螺子が形成され有しており、この雄螺子が、保持部材103内周に形成された雌螺子に螺合している。このため、シャフト部652の軸を中心として第二位置調整部材65を回転させると、第二位置調整部材65の位置は上下に移動することとなる。
シャフト部652の上部は、その断面が六角形に形成されている。このため、使用者はレンチ等の工具を用いてシャフト部652を回転させることで、第二位置調整部材65の位置を上下方向に調整することが可能となっている。シャフト部652には、複数の段差面が形成されている。このため、第二位置調整部材65の位置を調整できる範囲は、シャフト部652の段差面が貫通孔102内の段差面に当接する位置がその上限である。
本体部10の最上部には、その外側面から貫通孔104に通じる開口であって、その内周面に雌螺子が形成された固定孔107が形成されている。このため、使用者は第二位置調整部材65の位置を上下方向に調整した後、固定孔107にイモ螺子109を挿入することにより、それ以降において第二位置調整部材65が本体部10に対して回転してしまうことを防止することができる。
以上のように、第二位置調整部材65はフラッシュバルブFVの本体部10に対して外部から連通した状態で固定されている。また、第二位置調整部材65の固定位置は、外部からレンチ等の工具を用いて調整することができる。
第一位置調整部材60は、副背圧室12と背圧室14との圧力差によって押される力とバネ70がそれに対抗しようとする力、及び、第一位置調整部材60と弁体部材40に掛かる摺動抵抗とのバランスによって、副背圧室12を広げる(背圧室14を狭める)、あるいは、副背圧室12を狭める(背圧室14を広げる)ように摺動するように構成されている。背圧室14に入った水は、バイパス流路80側へと流れる。
副背圧室12は、副一次流路22によって一次側流路20とつながれている。副一次流路22は一次側流路20から上方に向けて延び、副背圧室12へ向けて略直角に屈曲している。副一次流路22の途中には、副一次流路22内部と本体部10外部とを連通させる開口部222が形成されている。開口部222の軸心は副一次流路22と副背圧室12との境界端面の軸心と略同心となるよう形成される。また、この開口部222に対し、断面積調整部材226が挿入された状態で螺合固定されている。
第一断面積調整部材226は、略円筒状に形成され、その外形は副一次流路22を塞ぐものである。断面積調整部材226の内部には第一断面積調整部材226内を貫通する内部流路226aが設けられており、この内部流路226aにより流路断面積が確保され、副一次流路226は副背圧室12と一次側流路20とを連通させることができる。内部流路226aにより一次側流路20と副背圧室12とが連通し、副背圧室12には一次側流路20にかかる一次圧と同じ圧力がかかることで、副背圧室12は第一位置調整部材60を弁体部材40に近づけるように背圧を作用させる。また、第一断面積調整部材226は、その内部流路226aが設けられていない、即ち、副一次流路22を閉止し一次側流路20から副背圧室12へ水を流れ込ませないようにする第二断面積調整部材(図示せず)に互いに付け替え可能である。第二断面積調整部材(図示せず)に付け替えることで、副背圧室12に一次側流路22にかかる一次圧がかかることがなくなるため、第一位置調整部材60が移動せず、給水圧が低い場合でも弁体部材40を大きく開弁方向(上方向)へ移動させることができる。
背圧室14と二次側流路30とは、バイパス流路80によって繋がっている。バイパス流路80には電磁弁82が設けられている。電磁弁82が閉じられていれば、背圧室14の内部には一次圧がかかっている。一方、電磁弁82が開けられると、背圧室14の水がバイパス流路80から二次側流路30に流出し、背圧室14の内部圧力が低下する。
次に、図4〜図6により本発明の一実施形態であるフラッシュバルブFVの均圧部材423について説明する。図4は図3の部分断面図であり、図5は本発明の一実施形態であるフラッシュバルブFVの均圧部材423を示す外観斜視図であり、図6(a)は図5の側面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。
図4〜図6に示すように、均圧部材423の周壁の上側には、均圧部材423外周から内周に向けて窪むとともに、周壁を貫通し均圧部材423の上端を開放する上側縦孔425(凹部)が複数設けられている。均圧部材423の周壁の下側には、均圧部材423外周から内周に向けて窪むとともに、周壁を貫通し均圧部材423の下端を開放する下側縦孔426(凹部)が複数設けられている。また、均圧部材423の内周の中央部から内側へ延びるとともに上側縦孔425を覆うように上方へ延びる断面視L字状の壁面427(規制部)が立設されている。さらに、均圧部材423の下端から上側へ向けて切欠き423aが設けられ、この切欠き423aは定流量弁体44の段部の外周端から上側へ向けて突出する突出部443と係合する。
均圧部材423の上端、即ち、均圧部材423の周壁上端及び壁面427上端は、主弁体42(主弁体面421)と当接しており、均圧部材423の周壁と壁面427と主弁体42(主弁体面421)との間には、上側流路428(水圧調整流路)が均圧部材423の全周に亘って形成される。また、下側縦孔426が設けられる均圧部材423の下側の内周と壁面427と定流量弁体44外周との間には、下側流路429(水圧調整流路)が均圧部材423の全周に亘って形成される。なお、均圧部材423の上端においては主弁体42(主弁体面421)により水密が保たれるが、均圧部材423の下端においてはその一部が開放されており水密が保たれない。
上側縦孔425は均圧部材423の周壁の全周に亘って等間隔に全て同じ大きさで設けられおり、主弁体42へ向けて流れ込んできた水を上側流路428へ流し込むとともに、上側流路428内から主弁体42の周囲へと水を流し込む。なお、壁面427により上側流路428に流れ込んだ水は、下側流路429側へは流れない。また、壁面427は定流量弁体44と当接している。従って、壁面427が、主弁体42の軸心と均圧部材423の軸心とのずれを規制する位置規制部として機能する。
下側縦孔426は均圧部材423の周壁に、その上下方向の大きさの異なる426a、426b、426cが順に全周に亘って所定間隔にて配置される。下側縦穴426bは下側縦孔426aより大きく、下側縦孔426cは下側縦孔426bよりも大きいものである。下側縦孔426も、上側縦孔425と同様に、主弁体42へ向けて流れ込んできた水を下側流路429へ流し込むとともに、下側流路429内から主弁体42の周囲へと水を流し込む。ただし、下側流路429への水の出入りは、下側縦孔426を介さず、均圧部材423下端と定流量弁体44の段部との間の隙間でも行われる。
上側流路428及び下側流路429には主弁体42へ向かって流れてきた水が流れ込むことができ、その際、水は水圧の高い領域から低い領域へと流れるため、上側流路428及び下側流路429に水が流れ込むことで、主弁体42の周囲の水圧分布の偏りが抑制される。従って、上側縦孔425及び上側流路428、並びに、下側縦孔426及び下側流路429は主弁体42の周囲の水圧の偏りを調整するために洗浄水を案内する水案内部として機能する。
次に、図4〜図7により本発明の一実施形態であるフラッシュバルブFVの動作について説明する。図7は本発明の一実施形態に係るフラッシュバルブFVの動作を示す図である。
図7(a)に示すように、電磁弁82が閉じられていると、背圧室14及び副背圧室12には、一次側内部流路20と同じ一次圧がかかっている。弁体部材40の主弁体42も一次圧によって流出口31側に押し込まれており、主弁体42が一次側内部流路20と二次側内部流路30の境界面に密着して止水されている。また、副弁体481と副弁座465は当接しているので、副孔463及び連通路464の合算面積は、副孔463のみの流路断面積となる。
続いて、図7(b)に示すように、電磁弁82が開かれると、まず背圧室14内の水が流出する。背圧室14内の水が流出すると、背圧室14内の圧力が低下する。第二位置調整部材65は本体部10に固定されているため移動しない。バネ70は、移動しない第二位置調整部材65と第一位置調整部材60との間に配置されているため、第一位置調整部材60が押し下げられるとバネ70は縮んで反力を発生させる。第一位置調整部材60が弁体部材40に近づく量は、第一位置調整部材60が副背圧室12と背圧室14との差圧によって押される力とバネ70がそれに対抗しようとする力、及び、第一調整部材60と弁体部材40に掛かる摺動抵抗とのバランスによって定められる。即ち、第一位置調整部材60は、第二位置調整部材65からの距離を一次圧によって変化させるものである。
背圧室14内の水が流出すると、弁体部材40が背圧室14側に押し上げられる。弁体部材40の主弁体42(主弁体面421)が主弁座面201から離脱するので、一次側内部流路20から二次側内部流路30に水が流れる。この一次側内部流路20から二次側内部流路30に流れる水の流量は、スリット442を通過する流路を流れる流量であって、一次側内部流路20からスリット442に水が流入する個所における、スリット442の縦方向長さ(流路断面積の大きさ)によって調整される。すなわち、弁体部材40の位置に応じて流量が調整される。
第一位置調整部材60は、弁体部材40のリフト量(最大変位量)を調整し、比較的少なく押し下げられると弁体部材40のリフト量は大きくなり、比較的多く押し下げられると弁体部材40のリフト量は小さくなる。また、副弁体481と副弁座465は離隔しているので、副孔463及び連通路464の合算面積は、副孔463及び連通路464の流路断面積となる。給水圧が低い場合に弁体部材40のリフト量が大きくなり、給水圧が高い場合に弁体部材40のリフト量が小さくなるので、大便器SB側に供給される洗浄水の瞬間流量の差は抑制され、略同一なものとなる。尚、大便器SBに供給される洗浄水の瞬間流量を厳密に同一に保つ必要はなく、ある程度の範囲内での同等の瞬間流量を確保できれば足りるものである。
次に、電磁弁82が閉じられると、副孔463及び連通路464を通って、背圧室14内に水が溜まる。副弁体481と副弁座465は離隔しているので、副孔463及び連通路464の合算面積は、副孔463及び連通路464の流路断面積となる。従って、背圧室14には一気に多くの水が流入する。図7(a)に示すように、背圧室14に一気に多くの水が流入すると、弁体部材40は流出口31方向(閉弁方向)に押し下げられる(図7(b)の状態から(a)の状態に遷移していく)。
弁体部材40が押し下げられることに伴って、主弁体42と主弁座面201との間の流路断面積が減少していく。さらに、定流量弁体44のスリット441によって流路断面積が減少していく。この際、主弁体42の周囲では、均圧部材423の上側縦孔425を介して一次側流路20から水が上側流路428へ流れ込み、流れ込んだ水は上側縦孔425から一次側流路20の主弁体42周囲へと流れ出す。同様に、均圧部材423下端と定流量弁体44との間の隙間、及び、下側縦孔426a、426b、426cを介して水が下側流路429へと流れ込み、均圧部材423下端と定流量弁体44との間の隙間、及び、下側縦孔426a、426b、426cから流れ出す。即ち、主弁体42周囲の水圧の高い領域から水圧の高い領域へと、上側流路428及び下側流路429を介して水が流れる。また、下側縦孔426a、426b、426cは上下方向の大きさが異なるため、主弁体42が主弁座面201に近づいていくにつれ、徐々に下側流路429内へ流れ込む水の量を減らしていく。
図7(a)に示すように、主弁体42が主弁座面201に当接するまで弁体部材40が押し下げられると、スリット442が閉じられた状態となるため、大便器SBに対する水の供給が停止される。なお、電磁弁82が閉じられてから、大便器SBに対する水の供給が停止されるまでに大便器SBに供給される水が、大便器SBの封水部SWに供給されるリフィル水として用いられる。
また、第二位置調整部材65は、その位置によって第一位置調整部材60の位置を調整する調整量修正手段として機能している。この調整量修正手段によって、洗浄水の供給量が設計値から外れたような場合であっても、調整量修正手段によって調整することが可能である。従って、無駄水が生じることや、逆に給水量が不足して封水切れや洗浄不良が生じることが確実に防止される。
上述した本発明の一実施形態によるフラッシュバルブFVによれば、主弁体42の周囲における水圧の偏りを調整するために洗浄水を導く上側流路428及び下側流路429を有する均圧部材423を備えるため、主弁体42の周囲において水圧に差が生じることを抑制することができる。具体的には、均圧部材423は主弁体42の主弁体面421に当接するよう設けられ、その周壁には全周に亘って、水が流れ込む入水口であるとともに水が流れ出す出水口である上側縦孔425及び下側縦孔426がそれぞれ複数設けられている。そのため、一次側流路20内の主弁体42周囲の水圧が高い領域において、その領域の上側縦孔425を介して上側流路428へ水が流れ込み、流れ込んだ水は上側流路428内を巡り、主弁体42周囲の水圧が低い領域の上側縦孔425を介して上側流路428から流れ出す。また、一次側流路20内の主弁体42周囲の水圧が高い領域において、その領域の下側縦孔426及び均圧部材423下端と定流量弁体44段部との間の隙間を介して下側流路429へ水が流れ込み、流れ込んだ水は下側流路429内を巡り、主弁体42周囲の水圧が低い領域の下側縦孔426及び均圧部材423下端と定流量弁体44段部との間の隙間を介して下側流路429から流れ出す。即ち、上側流路428及び下側流路429により、主弁体42周囲の水圧が高い領域から低い領域への水の流れが促進されるため、主弁体42周囲の水圧分布の偏りが小さくなる。従って、主弁体42が主弁座面201に着座する間際の主弁体42のスムーズでない動作を抑制することが可能となる。
また、上側縦孔425及び下側縦孔426は均圧部材423の外周から内周に向けて窪んでいるため、上側縦孔425及び下側縦孔426周囲において水が渦を巻く。この渦が均圧部材423の全周において生じるため、主弁体42周囲の水圧分布の偏りが小さくなる。従って、主弁体42が主弁座面201に着座する間際の主弁体42のスムーズでない動作を抑制することが可能となる。
また、上述した本発明の一実施形態によるフラッシュバルブFVによれば、均圧部材423の断面視L字状の壁面427により、上側流路428に流れ込んだ洗浄水は下方、即ち、二次側流路30側に向けて流れることがない。そのため、側流路428に流れ込んだ洗浄水が二次側流路30側に向けて流れる場合に比べ、主弁体42が主弁座面201に着座し流路を閉止する間際における水の瞬間流量が抑制される。従って、主弁体42が流路を閉止する間際にウォーターハンマーが生じることを抑制することができる。さらに、均圧部材423周壁に、大きさの異なる下側縦孔426a、下側縦孔426b、下側縦孔426cが順に設けられているため、主弁体42が主弁座面201に近づいていくにつれ、徐々に下側流路429内へ流れ込む水の量を減らしていくことができる。そのため、下側流路429に流れ込んだ洗浄水は、均圧部材423と定流量弁体44との間の隙間から下方、即ち、二次側流路30側へ向けて流れるが、下側流路429から二次側流路30側へ向けて流れる水の量が徐々に減っていくため、主弁体42が主弁座面201に着座し流路を閉止する間際における水の瞬間流量を抑制することができる。従って、主弁体42が流路を閉止する間際にウォーターハンマーが生じることを抑制することができる。
さらに、上述した本発明の一実施形態によるフラッシュバルブFVによれば、主弁体42が主弁座面201に近づくにつれ、定流量弁体44のスリット442により流路断面積が徐々に減少していく。それにより、水の流速が高まり水の流れが不均一になりやすいが、均圧部材423の上側流路428及び下側流路429により、主弁体42周囲の水圧の偏りを調整することができる。従って、主弁体42周囲の水圧の偏りを原因とする主弁体42が主弁座面201に着座する間際の主弁体42の主弁体42のスムーズでない動作を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態においては一次側流路20と二次側流路30とは直交するが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、一次側流路と二次側流路とが略直交する構成としてもよい。ここでいう略直交とは、90度を含み、製造工程上の微差を許容するとともに、一次側流路から二次側流路へと流れ込む洗浄水の流れ方向が変化することで、流れに不均一さが生じ、上述した均圧部材423を設けなければ主弁体42の周囲に圧力の偏りが生じる程度の角度を含むものである。また、本実施形態においては上側縦孔425及び下側縦孔426は均圧部材423の周壁を貫通するが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、周壁を貫通しない凹部を均圧部材423の外周の全周に対して所定間隔で形成する構成としてもよいし、均圧部材423の全周に亘って凹部を円環状の溝として複数形成する構成としてもよい。それらのような構成としても凹部により水が案内されることで、凹部周囲にて水に渦を巻かせることができる。
FV:フラッシュバルブ(流路開閉装置)
SB:大便器
SW:封水部
TB:給水管
10:本体部
102:貫通穴
103:保持部材
104:貫通孔
107:固定孔
109:イモ螺子
12:副背圧室
14:背圧室
20:一次側流路
201:主弁座面(主弁座)
21:流入口
22:副一次流路
222:開口部
224:断面積調整部材
224a:ヘッド部
224b:ボディ部
226:第一断面積調整部材
30:二次側流路
31:流出口
32:定流量弁座面(定流量弁座)
40:弁体部材
42:主弁体
421:主弁体面
423:均圧部材(水圧調整部材)
423a:切欠き
424:メッシュ部材
425:上側縦孔
426:下側縦孔
427:壁面(規制部)
428:上側流路(水圧調整流路)
429:下側流路(水圧調整流路)
44:定流量弁体
441:外側面
442:スリット
443:突出部
46:収容凹部
461:孔
462:凹部
463:副孔
464:連通路
465:副弁座
48:副弁桿
481:副弁体
483:小径部
50:バネ
60:第一位置調整部材
601:凹部
65:第二位置調整部材
652:シャフト部
70:バネ
80:バイパス流路
82:電磁弁

Claims (8)

  1. 給水を開始する指示を受けることで便器に給水を開始し、所定の条件を満たすことで自律的に給水を停止する流路開閉装置であって、
    給水源に連通する一次側流路と、
    この一次側流路と直交し給水先である前記便器へ連通する二次側流路と、
    前記一次側流路と前記二次側流路との間の流路開閉を行う主弁体及び主弁座を有する主バルブと、を備え、
    前記便器を洗浄するための洗浄水を前記便器に供給する際には、前記主弁体を前記二次側流路から離れる方向に駆動し、前記主弁体を前記主弁座から離隔させることで前記二次側流路に洗浄水を供給するものであって、
    前記主弁体の周囲における水圧の偏りを調整するために洗浄水を案内する水案内部を有する水圧調整部材を備える流路開閉装置。
  2. 前記主弁体は前記主弁座に離接する主弁体面を有し、前記主弁座は前記一次側流路の前記二次側流路に対する境界面であり、
    前記水圧調整部材は円筒状であり、前記主弁体面に一端が当接し、他端の少なくとも一部が開放された状態で固定される請求項1に記載の流路開閉装置。
  3. 前記水案内部は、前記水圧調整部材の表面の全周に対して設けられる複数の凹部を備える請求項1又は2に記載の流路開閉装置。
  4. 前記水案内部は、前記水圧調整部材の内部に設けられ、前記複数の凹部を互いに連通させる水圧調整流路を備える請求項3に記載の流路開閉装置。
  5. 前記凹部は、前記水圧調整部材の他端に形成され、前記主弁体が前記主弁座に離接する方向の大きさが互いに異なる複数の下側縦孔を含む請求項4に記載の流路開閉装置。
  6. 前記水圧調整部材は、前記水圧調整部材の内周に沿って全周に亘って設けられ、前記水圧調整流路を一端側と他端側とに区画する規制部を有する請求項4又は5に記載の流路開閉装置。
  7. 前記主弁体及び前記水圧調整部材は一体化された弁体部材として形成されるものであって、前記弁体部材は、前記主弁体の軸心と前記水圧調整部材の軸心とのずれを規制する位置規制部を有する請求項1乃至6に記載の流路開閉装置。
  8. 前記一次側流路から前記二次側流路へ流れる水の瞬間流量を一定に保つように相互間に形成される流路断面積を調整する定流量弁体及び定流量弁座を有する定流量バルブを備え、
    前記主弁体及び前記定流量弁体並びに前記水圧調整部材は一体化された弁体部材として形成されるものである請求項1乃至7に記載の流路開閉装置。
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