JP6066305B2 - 蒸気回収設備およびその設備内の蒸気ドライヤーの操業方法 - Google Patents

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Description

本発明は銅製錬の原料となる銅精鉱を乾燥させる蒸気ドライヤーにおいて、乾燥させた銅精鉱を搬送するコンベアーからの蒸気回収設備に関する。
銅製錬における原料の硫化精鉱には水分が10%程度含まれており、熔錬炉で該原料を熔解する際に、例えば蒸気ドライヤー等の精鉱乾燥設備において、その含有する水分を1%以下にしている。
図1に従来の精鉱乾燥設備フロー図を示すが、乾燥された精鉱は、密閉されたコンベアー4で流送設備まで搬送された後、流送されて精鉱ビンに貯蔵される。流送設備は加圧流送設備からなり、精鉱を搬送するコンベアー4にも圧力がかかるため、コンベアー4から蒸気および微細な銅精鉱の粉塵が漏れないように、シールを強化した構造となっている。
しかしながらシールの劣化や点検孔を開口した後に、シール不良となり、ケーシングからの漏れが発生する問題がある。
また、一方でケーシングからの蒸気の漏れがなくとも、コンベアー内部で湿気を呼び、それに伴いケーシングに精鉱の居付きを発生させ、設備トラブルを招いてしまう。
そこで、乾燥された精鉱を搬送する密閉されたコンベアー内を負圧に管理することで、シールが悪化した場合の蒸気および微細な銅精鉱の粉塵漏れを防止し、ケーシング内の湿気による精鉱の居付きを防止する対策が必要となる。
この乾燥された精鉱を密閉されたコンベアーで流送設備まで搬送する際に、コンベアーからの蒸気漏れ、および微細な銅精鉱の粉塵漏れの防止、並びにコンベアー内の湿気による精鉱の居付き防止の為に、コンベアー内を負圧に管理する方法としては、コンベアーに専用の集塵装置を設ける方法(例えば、特許文献1の図1、符号11参照。)があるが、設置コスト、設置スペースの面から経済的ではないため、さらに効率のよい対策が求められている。
特開2003−253348号公報
上記問題の解決に際し、新たにコンベアーへの専用集塵装置を設けることなく、十分な能力を有する蒸気ドライヤー付属のファン、バグフィルターを利用して、密閉されたコンベアーにバグフィルターから新たに配管を接続することで、コンベアー内を負圧に管理し、コンベアー内部で発生した蒸気及び微細な銅精鉱の粉塵を回収し、ケーシングからの漏れ防止とケーシング内部の湿気による居付き防止を行なうことを可能にする蒸気回収設備の提供、および蒸気ドライヤーの操業方法を提供するものである。
このような状況に鑑み、本発明の第1の発明は、銅製錬の原料として用いる銅精鉱を乾燥させるための蒸気ドライヤーであって、前記蒸気ドライヤーに付設して、銅精鉱を搬送する密閉式コンベアーの密閉された内部に一端が通管接続し、他端が前記蒸気ドライヤーに備わるバグフィルターに通管接続する蒸気回収用配管及び前記蒸気回収用配管に付設された圧力計と、前記蒸気ドライヤーに付属するファンと前記ファンに設けたダンパーと、前記蒸気ドライヤーに付設された蒸気ドライヤー内の圧力を測定する圧力計と、前記バグフィルター入口に設けたダンパーからなり、前記密閉式コンベアーの内部で、搬送される前記銅精鉱から放出される蒸気と前記蒸気に付随して飛散する銅精鉱の微細な粉塵の回収、且つ前記蒸気ドライヤー及び前記密閉式コンベアーの負圧管理を行う蒸気回収設備を備えることを特徴とする蒸気ドライヤーである。
本発明の第2の発明は、第1の発明における蒸気ドライヤーを用いて、蒸気ドライヤーと密閉式コンベアーの双方の内部圧力が負圧となるように、蒸気ドライヤーに付属するファンに設けられたダンパー、及びバグフィルター入口のダンパーを用いて蒸気ドライヤーと密閉式コンベアーの内部圧力コントロールを行なう蒸気ドライヤーの操業方法である。
本発明によれば、新たにコンベアーへの専用集塵装置を設けるなどの設備コストを抑えて、従来の設備を、より効率的に利用してコンベアー内部で発生した蒸気及び微細な銅精鉱の粉塵を回収し、ケーシングからの漏れ防止とケーシング内部の湿気による居付き防止を行なうことを可能とする工業上顕著な効果を奏するものである。
従来の蒸気ドライヤー精鉱乾燥フロー図である。 本発明に係る蒸気ドライヤー精鉱乾燥フロー図である。
以下、本発明による蒸気ドライヤー操業方法を詳細に説明する。
従来、図1の蒸気ドライヤーによる精鉱乾燥設備フロー図で示されるように、銅製錬の原料となる銅精鉱1は水分10%を含んでおり、この水分の除去処理のために、蒸気ドライヤー2で乾燥させ、水分1%以下の精鉱3を得る。
その乾燥された精鉱3は、その後密閉式のコンベアー4で流送設備5へ搬送される。
また蒸気ドライヤー2からの発塵を防止する為に、バグフィルター6及びファン7が設置されており、蒸気ドライヤー2内部を負圧に保っている。このバグフィルター6で回収された回収粉塵8はコンベアー4に装入され、流送設備5へ搬送される。流送設備5はファン9により空気を送り込み精鉱を流送するため、流送設備内部はプラス圧となっている。そのためコンベアー内部もプラス圧となり、コンベアー4からの漏れを防止する為に、このコンベアー4は完全に密閉された密閉式コンベアーとなっている。
このコンベアー4の内部は、乾燥された精鉱と乾燥により発生した蒸気も含まれており、コンベアーの密閉性が悪化するとコンベアーから蒸気及び微細精鉱が漏れ出す。また、内部の蒸気が外気で冷却されるとコンベアー内で結露し湿気を呼び、精鉱の居付きを生じてしまう。
そのため、コンベアー4からの蒸気を回収する為の対策としてコンベアー4には個別に蒸気回収設備10が設けられている(例えば、特許文献1の図1、符号11参照)。
図1のような従来の設備に対して、本発明では、蒸気回収設備(図1、符号10に示す設備)の設置スペース、設置コストを削減するために、図2に示すように十分な能力を有する蒸気ドライヤー付属のファン7、バグフィルター6から新たに蒸気回収配管11をコンベアー4の内部へ通管接続することで、蒸気回収設備を新たに設けることなく、コンベアー4からの蒸気回収を可能とする。
また、蒸気ドライヤー2の処理量が変動した場合に、蒸気ドライヤーの負圧管理と、コンベアーの負圧管理を両立させる為に、新たにバグフィルター6の入口にもバグフィルター入口ダンパー12を設置し、それぞれの配管に設置された圧力計13a、13bが負圧を示すように、ファン入口ダンパー14及びバグフィルター入口ダンパー12で調整を行なうものである。
十分な能力を有する蒸気ドライヤー付属のファン、バグフィルターから新たに配管をコンベアーに接続した図2の設備を用い、本発明の蒸気ドライヤー操業方法を行うことによって、蒸気回収設備を新たに設けることなく、コンベアー内からの蒸気回収ができ、コンベアー内での湿気による精鉱の居付きが軽減され、設備トラブルが減少した。
蒸気ドライヤーでの精鉱処理量が増加すると、蒸気ドライヤー内部での発塵量が増加し、コンベアー内の蒸気発生量もする為に、蒸気ドライヤーの排ガス風量を増加させ、蒸気ドライヤーおよびコンベアーを共に負圧に保つ必要がある。
表1に本操業方法による結果を示す。
Figure 0006066305
従来(表1、Case1)では、バグフィルター排ガス風量を増加させた場合、蒸気ドライヤー側の吸引量は増加するが、コンベアー側の吸引量が不足し、コンベアー内が正圧となる問題を生じたが、Case2に示すように、新たにバグフィルター入口にダンパーを設置し、その開度を制御することで蒸気ドライヤー側からのガス量を絞ることにより、コンベアー側からの吸引量を増やすことが可能となり、蒸気ドライヤーおよびコンベアー内の圧力が共に負圧となるように調整できた。
このように2つの調節弁(ファン入口ダンパー、バグフィルター入口ダンパー)で、それぞれを通過する風量をコントロールすることにより、蒸気ドライヤーからの発塵を防止し、且つコンベアーからの蒸気回収も可能となる。
本発明の蒸気ドライバー、及びその蒸気ドライヤー操業方法によれば、十分な能力を有する蒸気ドライヤー付属のファン及びバグフィルターから新たに配管をコンベアーに接続し、バグフィルター入口にダンパーを設置することで、蒸気ドライヤーおよびコンベアー内の圧力が共に負圧となるように2つの調節弁でコントロールすることを可能とし、新たにコンベアーに専用の蒸気回収設備を設けずにコンベアーからの蒸気回収と大幅なコスト削減が実現できる。
1 銅精鉱(水分10%)
2 蒸気ドライヤー
3 精鉱(水分1%以下)
4 コンベアー
5 流送設備
6 バグフィルター
7、9 ファン
8 回収粉塵
10 蒸気回収設備
11 蒸気回収配管
12 バグフィルター入口ダンパー
13a、13b 圧力計
14 ファン入口ダンパー

Claims (2)

  1. 銅製錬の原料として用いる銅精鉱を乾燥させるための蒸気ドライヤーであって、
    前記蒸気ドライヤーに付設して、銅精鉱を搬送する密閉式コンベアーの密閉された内部に一端が通管接続し、他端が前記蒸気ドライヤーに備わるバグフィルターに通管接続する蒸気回収用配管及び前記蒸気回収用配管に付設された圧力計と、
    前記蒸気ドライヤーに付属するファンと前記ファンに設けたダンパーと、
    前記蒸気ドライヤーに付設された蒸気ドライヤー内の圧力を測定する圧力計と、
    前記バグフィルター入口に設けたダンパーからなり、
    前記密閉式コンベアーの内部で、搬送される前記銅精鉱から放出される蒸気と前記蒸気に付随して飛散する銅精鉱の微細な粉塵の回収、且つ前記蒸気ドライヤー及び前記密閉式コンベアーの負圧管理を行う
    蒸気回収設備を備えることを特徴とする蒸気ドライヤー。
  2. 請求項記載の蒸気ドライヤーを用いて、蒸気ドライヤーと密閉式コンベアーの双方の内部圧力が負圧となるように、前記蒸気ドライヤーに付属するファンに設けられたダンパー、及びバグフィルター入口のダンパーを用いて前記蒸気ドライヤーと密閉式コンベアーの内部圧力コントロールを行なう蒸気ドライヤーの操業方法。
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