JP6065831B2 - 射撃競技用光線銃及び射撃競技指導用システム - Google Patents

射撃競技用光線銃及び射撃競技指導用システム Download PDF

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Description

本発明は、射撃競技の指導等に有効に寄与し、さらにコスト削減を実現して設置を促すことができ、射撃競技の普及を国際的にも進めることのできる射撃競技用光線銃及び射撃競技指導用システムに関する。
銃砲刀剣類所持等取締法の厳しい規制下にある日本において、光線銃を使った射撃は、所持等に許可が必要とならずに誰もが手軽に楽しめるスポーツとして振興、普及が図られてきた。その結果、光線銃による射撃競技が国民体育大会(国体)の正式種目の1つとなり、最近では、光線銃の一種であるレーザーピストルが近代五種競技の射撃種目で導入されるに至っている。
射撃競技では、引き金を引いて弾を発射し、標的の中心を照準で定めたとおりに打ち抜く技術が求められる。光線銃の引き金は、所謂「二段引き」と呼ばれる仕組みを備えている。二段引きは、引き金の抵抗が軽く、引き金をある程度の距離にわたり引くことのできるファーストステージと、このファーストステージを経た後の、引き金に生じた抵抗よりも強い力で引き金を引くことで撃鉄を落とし、光弾を発射するセカンドステージとからなる。射手は、構え始めてファーストステージの状態でまず照準を定める。続いて、照準が良い範囲に入ったタイミングでセカンドステージに移行し、光弾を発射する。したがって、射撃技術の向上には、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの動作を把握することが欠かせない。
このような事情に鑑み、下記特許文献1では光線銃と標的装置との相互関与を通じ、光弾を発射するまでの間の銃口の向き等から想定される光弾の仮想の着弾点を、線状の軌跡として表示装置上で表示する光銃の射撃システムに係る発明が提案されている。標的装置から信号が光線銃へ向けて送信されると、この信号を受信した光線銃が自動的に標的装置へ向けて光線を発射するので、この光線を標的装置で捕らえて表示装置で軌跡として表示する仕組みである。
しかし、特許文献1で提案される技術では、光線銃と標的装置との相互関与によりシステムが成立するため、光線銃と標的装置との間の位置関係に精度が求められたり、光線銃と標的装置との相互に関与させるタイミングの調整、光線にコードを含ませる必要があったりする等、比較的複雑な制御機構を構築することが必要となる。したがって、コストが高くなるとともにメンテナンスの面で取り扱いが煩雑となるほか、専門的な知識のある技術者及び、対応する専用設備や部品、多くの作業時間等が製造現場において必要とされる。大会等での競技の実施においても設備調整のための専門的な人材を配置することが求められる。なお、従来の技術として、電源を入れると光線が発射し続ける光線銃も知られている。
特許第3653021号公報
上述のとおり、射撃技術を向上させるためには、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの射手の動作を把握し、照準で定めたとおりに標的の中心を正確に打ち抜く技術を磨くことが求められる。しかしながら、この用途に資するための従来の技術は、以下の問題点を含んでいた。
(1)射手の意思に関係なく、標的装置からの信号によって光弾が光線銃から発射されてしまうので、光線銃から発射された光弾に係るデータを、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの動作の把握のために直接活用することが難しい点
(2)標的装置からの信号を受光する構成を光線銃に備える必要があって、光線銃の構成が複雑になるとともにコスト高になる点
(3)光線銃と標的装置との相互関与を要し、比較的複雑な制御機構を構築する必要があってコスト高になり、メンテナンスの面で取り扱いが煩雑で、専門的な知識のある技術者及び、対応する設備や部品、多くの作業時間等が製造過程で求められ、調整過程においても専門的な人材が必要となる点
本発明は、上記実情に鑑み提案され、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの射手の動作を理解するために必要となる構成を簡素に構築し、製造及びメンテナンスにかかるコスト削減を実現して採用を促すことができ、射撃競技の指導等に有効に寄与するとともに射撃競技の普及を進めることのできる射撃競技用光線銃及び射撃競技指導用システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、標的装置に着弾させる、軌跡用光弾の連続発射と射撃用光弾の発射とを行う射撃競技用光線銃であって、前記軌跡用光弾を発射する第1発光部および前記射撃用光弾を発射する第2発光部と、これら各発光部から各々光弾を発射させるトリガーとなる引き金部と、この引き金部が引かれることにより落とされて前記第2発光部から前記射撃用光弾を発射させる撃鉄部と、前記引き金部の引き始めを検知する第1センサと、前記引かれた引き金部に前記撃鉄部を落とす押圧が加えられたことを検知する第2センサとを備え、前記第1センサが前記引き金部の引き始めを検知してから前記第2センサが前記押圧を検知するまでの間、前記第1発光部から前記軌跡用光弾を連続発射し、前記第1発光部は、前記標的装置が、前記引き金部の引き始めから前記射撃用光弾が発射されるまでの、前記軌跡用光弾の着弾点を線状の軌跡として表示装置に表示させることができるように該軌跡用光弾を連続発射することを特徴とする。
また、本発明に係る射撃競技用指導システムは、上記構成の射撃競技用光線銃と、この射撃競技用光線銃から発射される軌跡用光弾ならびに射撃用光弾を着弾させる標的を備える標的装置と、この標的装置に着弾した前記射撃用光弾の前記標的上の着弾点を表示する表示装置を含んで構成され、前記標的装置は、前記標的に着弾した前記軌跡用光弾ならびに射撃用光弾の着弾点座標を算出し、該着弾点座標を用いて前記標的に着弾した前記射撃用光弾の得点を求める情報処理部を備え、記表示装置は、前記射撃用光線銃から連続発射された軌跡用光弾が前記標的装置に着弾し、前記情報処理部が算出した前記軌跡用光弾の各着弾点座標を前記標的装置から取得したとき、該軌跡用光弾の各着弾座標の間をつないで、前記射撃競技用光線銃の引き金部の引き始めから前記射撃用光弾が発射されるまでに連続発射された軌跡用光弾の着弾点を連続した線状の軌跡として表示することを特徴とする。
また、前記表示装置は、前記標的装置の標的上における前記線状の軌跡とともに、前記射撃用光弾を発射する前の前記射撃競技用光線銃の銃口の上下の動きを表す第2の軌跡を表示することを特徴とする。
本発明は、光弾の連続発射が可能であり、この光弾の連続発射を、射手の射撃時の動作を視覚的に捕らえるためのデータとすることが可能な射撃競技用光線銃に係る。具体的には、光弾が発射される発光部と、この発光部から光弾が発射されるためのトリガーとなる引き金部と、この引き金部が引かれることにより落とされる撃鉄部とを備え、引き金部が引かれ始めてから撃鉄部が落とされるまでの間、光弾が発光部から連続発射される構成を有している。したがって、光弾が発光部から連続発射されるのが、引き金部が引かれ始めてから撃鉄部が落とされるまでの間であり、射手の意思が直接反映されることとなる。このため、本発明に係る射撃競技用光線銃では、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの銃口の動きから、射手の動作(例えば、射撃体勢時の射手の癖)を光弾の連続発射に対応させて視覚的に捕らえることができ、これを理解するためのデータとして直接活用することができるようになる。
さらに、本発明は従来の技術と相違し、標的装置からの信号等を必要としないで、射撃競技用光線銃が備える構成(発光部、引き金部及び撃鉄部等)により、光弾の連続発射を達成することができる。したがって、光線銃の構成が簡素となり、製造面においてコスト削減を実現することができる。メンテナンスの面でも取扱いが容易になって、専門的な人材を必要最小限に抑えることができる。このような構成の射撃競技用光線銃は、各学校、関連する各団体等への採用を促し、射撃競技に触れる人口を増やすことにつながると期待される。
本発明において、光弾の連続発射が止むと同時に、光弾と区別される第2光弾が発射される構成とすれば、第2光弾に対し、撃鉄部が落とされて発射される実際の射撃用光弾としての意味を与えることができる。第2光弾は、引き金部が引かれ始めてから撃鉄部が落とされるまでの間に連続発射される光弾と区別されるので、射撃競技の進行上、連続発射される光弾と混同されることを回避することができる。また、第2光弾として従来の競技用の光弾を採用することを除外しないため、標的装置に特別な構成を追加的に要求せず、本構成によりコスト高となることもない。
また、本発明に係る射撃競技指導用システムは、上記構成の射撃競技用光線銃と、この射撃競技用光線銃から発射される光弾が着弾する標的を備える標的装置と、この標的装置に着弾した光弾の標的上の着弾点を表示する表示装置を含んで構成され、表示装置が光弾の連続発射に対応する連続した線状の軌跡として着弾点を表示する構成である。したがって、引き金部が引かれ始めてから撃鉄部が落とされるまでの間の、発光部から連続発射された光弾の標的上の着弾点が、連続した線状の軌跡として表示装置に表示される。これにより、上述した本発明に係る射撃競技用光線銃の効果を得た上で、光弾の連続発射に基づき、構え始めから引き金を引いて光弾を発射するまでの連続発射された光弾に基づく銃口の動きを、連続した線状の軌跡として表すことができ、この間の射手の動作を視覚的に理解することができる。さらに射撃競技用光線銃における銃口の時間経過と共に動く上下の動きについても、線状の軌跡に対応させて表示する構成により、射手の動作をさらに視覚的に理解した上で、指導等に活用することができる。
本発明に係る射撃競技指導用システムの概略構成を説明する概略構成図である。 本発明における射撃競技用光線銃の概略構成及びその作用を説明する概略説明図であって、(a)は待機状態にあるときの概略説明図、(b)はファーストステージの状態にあるときの概略説明図、(c)はセカンドステージに至ったときの概略説明図である。 本発明における標的装置の概略構成を説明する概略説明図であって、(a)は標的装置全体の概略説明図、(b)は標的装置内部の概略説明図である。 本発明における標的装置の情報処理部が行う工程(ステップ)を説明するフローチャートである。 本発明における表示装置の他の表示形態を説明する説明図である。
以下、本発明に係る射撃競技指導用システムについて、一実施形態を図面とともに説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明の構成を具現化した一例に過ぎず、本発明は、特許請求の範囲に記載した事項を逸脱しないで設計変更することができる。
本発明に係る射撃競技指導用システムは、図1に示すように、連続発射される光弾としての軌跡用光弾A及び、この軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に発射される光弾として、軌跡用光弾Aと区別される射撃用光弾Bの2種類の光弾を発射する発光部を有する射撃競技用光線銃(図示省略)と、この射撃競技用光線銃から発射される軌跡用光弾A及び射撃用光弾Bが着弾する標的21、軌跡用光弾Aの光を受光する軌跡用光弾受光部221を備えたカメラ22、射撃用光弾Bの光を受光する射撃用光弾受光センサ23、及び軌跡用光弾Aの標的21上の位置(着弾点)を計測して算出する情報処理部24を備える標的装置2と、この標的装置2の標的21に着弾し、情報処理部24で位置が計測された軌跡用光弾Aの標的上の軌跡X及び、射撃用光弾Bの着弾点Yが表示される表示部31を備える表示装置3を含んで構成される。
本発明に係る射撃競技指導用システムは、射撃競技用光線銃の引き金部が引かれ始めてから撃鉄部が落とされるまでの間という所定の期間に限定されて連続発射される軌跡用光弾Aの着弾点が、表示装置3の表示部31において連続発射に対応した連続的な線状の軌跡Xとして表示される。射撃用光弾Bは、軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に発射される光弾であり、その射撃用光弾Bの着弾点Yは軌跡用光弾Aの連続発射の最終着弾点と同じ位置となる(図1参照)。以下、射撃競技用光線銃、標的装置2及び表示装置3の各構成を詳述する。
射撃競技用光線銃1は、図2(a)に示すように、光線銃本体部10と、銃口部分に設けられる発光部11とを備えて構成されている。光線銃本体部10には、発光部11から軌跡用光弾Aが発射されるためのトリガーとなる引き金部12と、この引き金部12が引かれることにより落とされる撃鉄部13とを備えている。光線銃本体部10内部には、引き金部12が引かれたことをセンシングする第1センサ14、撃鉄部13が落とされたことをセンシングする第2センサ15、及び、この第2センサ15又は第1センサ14からの信号を受けて、発光部11における軌跡用光弾A又は射撃用光弾Bの発射を制御する制御部16が設けられている。また、射撃競技用光線銃1の一連の動作を可能とするため、各種部材の機能を起動させるセットセンサ17も光線銃本体部10に設けられている。
発光部11は、軌跡用光弾Aを発射するための第1発光体を収容している第1発光部111、軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に発射される射撃用光弾Bを発射するための第2発光体を収容している第2発光部112を備えている。なお、本実施形態において、軌跡用光弾Aは第1発光体から発光される不可視レーザー光であり、射撃用光弾Bは第2発光体から発光される赤外線レーザー光である。また、第1発光体の発光が軌跡用光弾Aの発射を、第2発光体の発光が射撃用光弾Bの発射をそれぞれ意味する。不可視レーザー光としては、赤外線、紫外線等のレーザー光を挙げることができる。ただし、本発明では、軌跡用光弾及び射撃用光弾について不可視レーザー光、赤外線レーザー光に限定されず、標的上の着弾点を計測可能な光子であれば、どのような波長の光でも採用することができる。軌跡用光弾と射撃用光弾とが区別さえされればよいからである。
引き金部12は従来と同様、所謂「二段引き」と呼ばれる仕組みを備えている。すなわち、射手はファーストステージにおいて引き金部12を、ある程度の距離において引くことができる。このファーストステージを経た後に、引き金部12の一側部12aが撃鉄部13に当接して強い抵抗が生じるので、この抵抗よりも強い力で引き金部12を引くことで撃鉄部13を押圧し、これを落とすセカンドステージに入る。射撃競技用光線銃1では、このファーストステージに相当する引き金部12が引かれ始めてから撃鉄部13が押圧されて落とされるまでの間、軌跡用光弾Aが発光部11の第1発光部111から連続発射される。撃鉄部13が押圧されて落とされると、軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に、射撃用光弾Bが発射される。
その仕組みは、図2(a)の待機状態において、引き金部12の一端部12bと接して接続がONの状態であった第1センサ14が、図2(b)に示すように、ファーストステージに入って引き金部12が引かれると、その接続状態が解かれてOFFの状態となる。これを第1センサ14がセンシングし、制御部16を通じて発光部11の第1発光体を連続発光させることで、軌跡用光弾Aの連続発射が成立する。さらに、図2(c)に示すように、セカンドステージにおいて撃鉄部13が引き金部12の一側部12aに押圧されて落とされると、引き金部12の他端部12cと第2センサ15との接続がONの状態となる。これを第2センサ15がセンシングし、制御部16を通じて発光部11の第2発光体を発光させることで、第2発光部112から射撃用光弾Bが1発、発射される。
同時に制御部16は、第2センサ15によるセンシングに基づいて第1発光部111における第1発光体の連続発光を中止する。これにより射撃用光弾Bは、軌跡用光弾Aの連続発射が停止すると同時に発射されることとなる。上述したように、射撃用光弾Bの標的21上の着弾点Yは、軌跡用光弾Aの連続発射の最終着弾点と同じ位置であるとして表示装置3の表示部31上で示される(図1参照)。
標的装置2は、図3(a)に示すように、中心点O及びこの中心点Oから同心円状に広がる得点帯が並び、射撃競技用光線銃1から発射される軌跡用光弾A及び射撃用光弾Bが着弾する標的21と、この標的21を備えて構成される筐体20内に備えられ、標的21を含んだ画像を1秒当たり所定枚数、例えば、1秒当たり30枚撮影する機能を有する光学系撮影手段であって、図3(b)に例示されるような、軌跡用光弾Aを受光する軌跡用光弾受光部221を含んで構成されるカメラ22と、射撃用光弾Bの光を受光する射撃用光弾受光センサ23と、カメラ22が撮影した画像から、標的21に軌跡用光弾Aが着弾している着弾点を含んだ着弾点画像を選別し、着弾点画像に含まれる着弾点及び標的21の中心点Oの画像上の位置を特定するとともに、この位置に基づいて得点を算出する位置特定手段及び演算手段としての情報処理部24とから構成されている。情報処理部24は、その出力が筐体20外の後述する表示装置3に接続されている。
カメラ22は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の半導体素子である固体撮像素子を備えた所謂デジタルカメラが採用され得る。具体的には、軌跡用固体撮像素子が、軌跡用光弾Aの不可視レーザー光を受光する軌跡用光弾受光部221を構成している。また、レンズの焦点位置及び撮影可能な範囲にも依るが、カメラ22は、例えば、標的21から100〜400mm後方であって、レンズの中心と標的の中心点Oとのズレが上下、左右、前後のすべて方向に5mm程度まで許容されて載置される。これにより、カメラ22が撮影した画像に標的21の全体が必ず含まれるとともに、後述するように情報処理部24によって正確な位置及び得点が算出され得るようになる。射撃用光弾受光センサ23は、射撃用光弾Bの光を受光すると、その旨を情報処理部24に送信する。
情報処理部24は、カメラ22が撮影した画像を取り込み、データの2値化変換操作を通じて標的21に光弾が着弾している着弾点を含む着弾点画像のみを選別する選別手段と、着弾点画像に含まれる着弾点の重心を求め、着弾点の画像上の位置である着弾点座標(gX,gY)を特定する着弾点座標特定手段と、標的21の中心点Oの画像上の位置である中心点座標(sX,sY)を特定する中心点座標特定手段と、着弾点座標(gX,gY)と中心点座標(sX,sY)との間の距離を算定する距離算定手段と、距離算定手段が算定した距離に基づいて得点を算出する得点算出手段とを備えている。具体的には、情報処理部24には、その処理の用に供するプログラムが備えられ、図4に示す各ステップを経て着弾点座標(gX,gY)や得点が特定される。
図4に示すように、まず、カメラ22から情報処理部24に、カメラ22が撮影した画像が取り込まれる(S1:ステップ1)。取り込んだ画像についてのデータの2値化が選別手段によって行われる(S2:ステップ2)。2値化によって取り込んだ画像に軌跡用光弾Aの着弾点が含まれるか否かが、例えば、所定値以上の素子の受光が認められた画像において着弾点がある(すなわち、着弾点画像である)と選別される。また、それ以外の画像において着弾点がない(すなわち、着弾点画像ではない)と選別される。着弾点画像ではないと選別された場合、情報処理部24の処理は、ステップ1に戻される(S3:ステップ3)。
続いて、着弾点画像上の着弾点の直径が、予め情報処理部24に入力されている規定値と比べられる(比較手段)。その結果、所定の誤差の範囲内であれば、射撃競技用光線銃1から発射された軌跡用光弾Aに基づく着弾点として判定される。その範囲から外れた場合には、軌跡用光弾Aが着弾したものではないとして判定され、ステップ1に戻される(S4:ステップ4)。ステップ4は、標的21(カメラ22の撮影範囲)に想定外の光が何らかの原因で入った場合にも、これを除外し、射撃競技用光線銃1から発射された軌跡用光弾Aに基づいた着弾点を含む画像のみを抽出するための動作であり、正確な着弾点の位置等の算出に寄与することになる。
さらに、着弾点が軌跡用光弾Aによるものと判別された着弾点画像に対し、着弾点座標特定手段によって着弾点の重心としての着弾点座標(gX,gY)が、その画像上で特定される(S5:ステップ5)。重心計算は例えば、着弾点画像のX,Y軸方向の1次モーメントと面積とから求めることができる。
また、着弾点座標(gX,gY)の特定と並行し、中心点座標特定手段によって着弾点画像に対して撮影されている標的11の中心点Oが検索され、その画像上の位置が中心点座標(sX,sY)として特定される(S6:ステップ6)。
着弾点座標(gX,gY)及び中心点座標(sX,sY)が特定されると、距離算定手段によって、これらの座標間距離が求められる(S7:ステップ7)。その距離とは、着弾点座標(gX,gY)及び中心点座標(sX,sY)間の直線距離をいい、ドット間のX,Y軸方向の距離(定数;本実施形態では0.0957mm)と併せて、三平方の定理に基づいて算定される。
距離算定手段が算定した距離に基づき、得点算出手段によって得点が算出される。着弾点Zの得点計算は、光線銃による射撃競技のルール上、標的11の中心点Oからの距離が0.8mm離れるごとに得点が0.1点減ることになるので、これに基づいて得点を算出する。具体的には、距離算定手段が算定した距離の値から0.8を引いた数が正の値(プラス)であった場合に、満点(10.9)から0.1が引かれる。続いて、距離算定手段が算定した距離の値から0.8を引いた数から、さらに0.8を引き、その数が正の値(プラス)であった場合に、満点から0.1を引いた値である10.8から、さらに0.1を引く。この計算を、0.8を引いたときに零(ゼロ)又は負の値(マイナス)となるまで繰り返し、得点を算出する。すなわち、距離算定手段が算定した距離の値から0.8を引く引き算が繰り返された回数分だけ、満点である10.9から0.1を引いて得られる点が得点として算出される(S8:ステップ8)。距離算定手段が算定した距離の値から0.8を引いた数が零(ゼロ)又は負の値(マイナス)であった場合、得点は満点(10.9)である。
このようにして算出された得点及び着弾点座標(gX,gY)は、カメラ22がシャッターを切るごとに表示装置3に送信され、その表示部31に表示される(S9:ステップ9)。なお、軌跡用光弾Aの着弾点の得点は表示装置3に送信されるものの、実際に射撃を行ったものではないので表示部31で表示する必要がなく、本実施形態では図1に示すように、着弾点座標(gX,gY)が連続した線状の軌跡Xのみが表示される。
一方、射撃用光弾受光センサ23が射撃用光弾Bの光を受光し、その旨が情報処理部24に送信されると、情報処理部24では、そのタイミングで算出した軌跡用光弾Aの得点及び着弾点座標(gX,gY)を最後の着弾点であると処理し、射撃用光弾Bの得点及び着弾点座標(gX,gY)として表示装置3に送信する。この射撃用光弾Bの得点及び着弾点座標(gX,gY)は、表示装置3の表示部31において、その得点及び着弾点Yとして表示される。
本実施形態において、情報処理部24が筐体20内に収容されている構成が説明されるが、情報処理部24は上述した各種の手段を備える限り、筐体20外の適宜の場所に載置されるパーソナルコンピュータ等に備えされても良い。例えば、表示装置がパーソナルコンピュータで構成される場合等では、表示装置に情報処理部24を備えさせることができる。
表示装置3は、図1に示すように、標的装置2の標的21に着弾した軌跡用光弾A及び射撃用光弾Bの着弾点を表示する。情報処理部24で算出された軌跡用光弾Aの着弾点(着弾点座標(gX,gY)は、カメラ22がシャッターを切るごとに表示装置3に送信されてくる点であるので、シャッターとシャッターとの間に相当する部分が補正された上で、表示装置3の表示部31において連続発射に対応する連続した線状の軌跡Xとして表示される。また、上述のようにして軌跡用光弾Aの連続発射の最後の着弾点が、射撃用光弾Bの着弾点Yとして表示される。なお、図1に示すように、表示部31には、着弾点Yに基づく得点や、その着弾点Yが中心点Oからどの方向にズレたのかを理解させる描写等が併せて表示されることが好ましい。表示装置3はパーソナルコンピュータのディスプレイ部分で構成することができる。また、各種の液晶ディスプレイ等を利用することができる。表示時間は任意に設定し、変更することができる。例えば、次の軌跡用光弾Aの連続発射が標的装置2で確認(情報処理部24で認識)されたときに、表示部31に表示されていた前回の軌跡X及び/又は着弾点Yを画面上から消去すれば、競技又は練習の実施に支障が生じないといえる。また、例えば、軌跡Xの表示時間を最初の表示から3秒と設定し、着弾点Yは競技終了まで消去されないように設定すること等も可能である。
以下、図1を参照しつつ、射手の射撃時の一連の動作に関するデータを、射撃競技指導用システムを使って取得する様子を説明する。以下の実施例は、競技が101.2点、102.4点、98.7点を獲得した各シリーズ後の4シリーズ目に突入しており、射手が1回目〜3回目の射撃でそれぞれ8.5点、7.9点、10.4点を獲得した後の、4回目の射撃を行った様子を説明している。
まず、射手は、所定の位置に立ち、銃口を標的装置2へ向けて射撃競技用光線銃1を構える。射撃競技用光線銃1のセットセンサ17はすでにONの状態とされている。射手は姿勢を正し、射撃競技用光線銃1の引き金部12を引き始める。そうすると、引き金部12の一端部12bと接続していた第1センサ14が、その接続状態が解かれて、これをセンシングし、制御部16を通じて発光部11の第1発光部111から軌跡用光弾Aが連続発射される。
連続発射された軌跡用光弾Aは標的装置2の標的21に着弾し、その様子がカメラ22で撮影されることによって捕らえられる。具体的には、軌跡用光弾受光部221で軌跡用光弾Aが捕らえられ、続いて情報処理部24において軌跡用光弾Aの着弾点座標(gX,gY)が特定される。
特定された軌跡用光弾Aの着弾点座標(gX,gY)の情報は表示装置3に送信され、表示部31に表示される。軌跡用光弾Aは引き金部12が引き始められてから撃鉄部13が落とされるまでのファーストステージの間、連続発射されているので、表示装置3に送信される軌跡用光弾Aの着弾点座標(gX,gY)も連続する。この連続した軌跡用光弾Aの着弾点座標(gX,gY)に、さらに着弾点と着弾点との間をつなぐ補正が加えられて、表示部31には線状の軌跡Xとして着弾点が表示される。図1において線状の軌跡Xは、上下左右に揺れ動いているように認められる。これは照準を定めるのに射手の銃口が揺れていることを意味している。
次に、射手は、照準が良い範囲に入ったタイミングで、引き金部12の一側部12aが撃鉄部13に当接して発生する強い抵抗よりも強い力で引き金部12を引き、撃鉄部13を押圧してこれを落とす。これにより引き金部12の他端部12cが第2センサ15と接続され、これを第2センサ15がセンシングし、制御部16を通じて発光部11の第2発光体を発光させることで、射撃用光弾Bが発射される。同時に制御部16は、第2センサ15によるセンシングに基づいて発光部11の第1発光体の連続発光を中止する。すなわち、撃鉄部13が落とされると、軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に、射撃用光弾Bが1発、発射される。
1発のみ発射された射撃用光弾Bは標的装置2の標的21に着弾し、これが射撃用光弾受光センサ23で受光され、その旨が情報処理部24に送信される。続いて情報処理部24において、その旨が情報処理部24に送信されるタイミングで算出した軌跡用光弾Aの得点及び着弾点座標(gX,gY)が最後の着弾点であると特定され、射撃用光弾Bの着弾点Yの得点及び着弾点座標(gX,gY)の情報として表示装置3に送信される。この実施例では、射撃用光弾Bとして「9.6点」の得点が示されるとともに、「方向←」のように矢印により、標的21の中心Oから向かってやや左に外れたところに着弾点Yが着弾した様子が理解される。
このように、本発明では、射手の構え始めから引き金部12を引いて射撃用光弾Bを発射するまでの射手の動作、すなわち銃口の動きを軌跡用光弾Aの連続発射に対応させて、表示部31で線状の軌跡Xとして視覚的に捕らえることができる。これにより、例えば、射撃体勢時の射手の癖等、射撃時の射手の動作を理解し、また指導等するのに線状の軌跡Xを直接活用することができるようになる。
さらに、本発明を構成する射撃競技用光線銃1の構成は簡素であって、製造面においてコスト削減を実現することができる。メンテナンスの面でも取扱いが容易で、専門的な人材を必要最小限に抑えることができる。軌跡用光弾Aの連続発射が止むと同時に、射撃用光弾Bが発射されるため、射撃用光弾Bに対して撃鉄部13が落とされて発射される実際の射撃の意味を与えることができ、射撃競技の進行上、連続発射される軌跡用光弾Aと混同されることを回避することができる。
ここで、本発明に係る射撃競技指導用システムは、表示装置において図1等で示すような線状の軌跡Xの表示に代えて、図5に示すように、軌跡用光弾Aの連続発射に対応させて、銃口の上下の動きを時間経過と共に捕らえることのできる第2の軌跡X2を、標的21上の平面的な線状の軌跡Xとともに表示するように構成することが可能である。図5に示すグラフ部(標的部とともに表示されている)では、射撃用光弾Bを発射する2秒前から、銃口の上下の動きとして第2の軌跡X2が時間経過と共に捕らえられていることが分かる。さらに、本発明に係る射撃競技指導用システムに、記憶媒体等を備えさせることにより、表示装置において構え始めから射撃用光弾Bを発射するまでの線状の軌跡X及び/又は第2の軌跡X2を、後の場面で再生する機能を付加して構成すること、「射撃用光弾Bを発射する1秒前から発射まで」といった図5の標的部に表示される線状の軌跡Xの特定部分と、これに対応する図5のグラフ部に表示される第2の軌跡X2の特定部分のみを表示するといった編集機能等を付加して構成することもできる。そして、第2の軌跡X2も、撃体勢時の射手の癖等、射撃時の射手の動作を理解に資するため、指導等するのに直接活用することができる。
以上、本発明について出願人が最良であると信じる実施形態の1つを詳述したが、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、上記実施形態に限定されることなく、種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明において、第2発光部、第2発光体等の射撃用光弾に係る構成は必ずしも必要とされることがない。射撃用光弾は、軌跡用光弾の連続発射が止むと同時に発射され、その着弾点が線状の軌跡の最終端の位置(軌跡用光弾の連続発射の最終着弾点)と一致するため、上述したように、軌跡用光弾の連続発射の最終着弾点で代用することができるからである。その一方で、第2発光部、第2発光体等の射撃用光弾に基づいて直接、その位置(着弾点座標)及び得点を情報処理部で算出することもできる。
このほか、本発明を構成するにあたって、表示装置において高得点(例えば、10.0以上)を獲得した射撃の得点及びその着弾点を赤色等により表示し、その他と区別して表示するといったこと、直近の射撃のみを赤色等により表示し、その他と区別して表示するといったこと、記憶媒体を備えさせて1発の射撃ごとに軌跡及び着弾点を記憶し、これを読み出して表示可能にするといったこと、着弾点付近のみを拡大表示するといったこと、練習時やリハーサル、試し打ちといった試射の場面と競技射撃である本射の場面を区別して表示するといったこと等の各種の機能を付与することができる。
1 光線銃
10 光線銃本体
11 発光部
111 第1発光部
112 第2発光部
12 引き金部
12a 一側部
12b 一端部
12c 他端部
13 撃鉄部
14 第1センサ
15 第2センサ
16 制御部
17 セットセンサ
2 標的装置
20 筐体
21 標的
22 カメラ
221 軌跡用光弾受光部
23 射撃用光弾受光センサ
24 情報処理部
3 表示装置
31 表示部
A 軌跡用光弾
B 射撃用光弾
O 中心点
X 軌跡
X2 第2の軌跡
Y 着弾点

Claims (3)

  1. 標的装置に着弾させる、軌跡用光弾の連続発射と射撃用光弾の発射とを行う射撃競技用光線銃であって、
    前記軌跡用光弾を発射する第1発光部および前記射撃用光弾を発射する第2発光部と、これら各発光部から各々光弾を発射させるトリガーとなる引き金部と、この引き金部が引かれることにより落とされて前記第2発光部から前記射撃用光弾を発射させる撃鉄部と、前記引き金部の引き始めを検知する第1センサと、前記引かれた引き金部に前記撃鉄部を落とす押圧が加えられたことを検知する第2センサと、
    を備え、
    前記第1センサが前記引き金部の引き始めを検知してから前記第2センサが前記押圧を検知するまでの間、前記第1発光部から前記軌跡用光弾を連続発射し、
    前記第1発光部は、前記標的装置が、前記引き金部の引き始めから前記射撃用光弾が発射されるまでの、前記軌跡用光弾の着弾点を線状の軌跡として表示装置に表示させることができるように該軌跡用光弾を連続発射する、
    ことを特徴とする射撃競技用光線銃。
  2. 請求項1に記載の射撃競技用光線銃と、この射撃競技用光線銃から発射される軌跡用光弾ならびに射撃用光弾を着弾させる標的を備える標的装置と、この標的装置に着弾した前記射撃用光弾の前記標的上の着弾点を表示する表示装置を含んで構成され、
    前記標的装置は、前記標的に着弾した前記軌跡用光弾ならびに射撃用光弾の着弾点座標を算出し、該着弾点座標を用いて前記標的に着弾した前記射撃用光弾の得点を求める情報処理部を備え、
    前記表示装置は、前記射撃用光線銃から連続発射された軌跡用光弾が前記標的装置に着弾し、前記情報処理部が算出した前記軌跡用光弾の各着弾点座標を前記標的装置から取得したとき、該軌跡用光弾の各着弾座標の間をつないで、前記射撃競技用光線銃の引き金部の引き始めから前記射撃用光弾が発射されるまでに連続発射された軌跡用光弾の着弾点を連続した線状の軌跡として表示する、
    ことを特徴とする射撃競技指導用システム。
  3. 前記表示装置は、
    前記標的装置の標的上における前記線状の軌跡とともに、前記射撃用光弾を発射する前の前記射撃競技用光線銃の銃口の上下の動きを表す第2の軌跡を表示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の射撃競技指導用システム。
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