JP6064865B2 - 振動発電装置 - Google Patents

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本発明は、例えばワイヤレスで検出信号を送信する温度センサや加速度センサ等のワイヤレスセンサに電源を供給可能な振動によって発電する振動発電装置に関する。
振動を利用した発電技術としては、圧電素子を利用した方法がよく知られている。この圧電素子を利用した発電方法の多くは、圧電素子に何らかの方法で外部から力を加えることにより、圧電素子を変形させて発電するものである。この圧電素子を利用した振動力発電装置としては、例えば特許文献1に記載れているものがある。この振動力発電装置は、圧電材料の少なくとも一方の面に複数の溝が形成されている圧電素子と、この圧電素子と接合され、前記圧電素子に振動を伝える振動板と、圧電素子の出力を整流する手段と、整流された電力を蓄積する手段とを備えている。
しかしながら、この圧電素子を使用した振動力発電装置は、圧電素子を構成する圧電材料は、脆性材料であり、曲げや衝撃に対して弱い材料である。そのため、過度な負荷を加えることはできず、発電量を増加するために大きな曲げや衝撃を加えることが困難であるという問題点がある。
また、圧電素子は低周波数でインピーダンスが高く、圧電素子より低いインピーダンスを有する負荷を接続した際に、負荷に発生する電圧が小さくなるため、発電により得られる電力が小さくなり、発電の効率が低いという問題点もある。
このような圧電素子を使用した振動発電装置の問題点を解決するために、特許文献2に記載された磁歪素子を利用した振動発電装置が提案されている。この振動発電装置は、図4(a)及び(b)に示す発電素子100を備えている。この発電素子100は、連結ヨーク100aおよび100bと、連結ヨーク100aおよび100bに平行に支持された磁歪棒110aおよび110bと、各磁歪棒110aおよび110bに巻装されたコイル120aおよび120bと、連結ヨーク100a及び100bに永久磁石140aおよび140bを介して連結されたバックヨーク150とを備えている。
この発電素子100を図5に示すように、連結ヨーク100aを固定部に固定して方持ち梁構造とし、連結ヨーク100bに発電素子100の軸方向と直交する方向に曲げ応力Pを印加することにより、磁歪棒110aおよび110bが曲げ変形される。これにより磁歪棒110aおよび110bに発生する逆磁歪効果によって、コイル120aおよび120bを貫く磁束が変化することで、コイル120aおよび120bに誘導電圧(または誘導電力)が発生する。これにより発電素子100に振動を印加することで発電が可能となる。
磁歪棒110aおよび110bを構成する磁歪材料は延性材料であり、圧電材料に比べて曲げ変や衝撃に強いため、大きな曲げや衝撃を加えることで発電量を増加することが可能である。また、発電素子のインピーダンスが圧電材料よりも低いことから、インピーダンスの低い負荷の接続による発電効率の低下が少なく、前述した圧電材料の問題点を解決することができる。
特開2006−166694号公報 特許第4905820号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載された従来例にあっては、曲げと捩じれを伴う2次モードでの共振によって発電を行うため、発電効率が低下するという未解決の課題がある。
また、磁歪棒の曲げ変形により電力を発生するため、磁歪棒の曲げ疲労損傷を生じるという未解決の課題もある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、発電効率を高めることができるとともに、曲げ疲労損傷を抑制することができる振動発電装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明に係る振動発電装置の一態様は、振動が伝達される支持部と、該支持部に支持されたトラス構造を有する振動電力変換部と、前記振動電力変換部に接続されて振動する錘体とを備えている。そして、前記振動電力変換部は、磁歪材料で構成され磁気コイルを巻装した磁歪棒と、磁性材料で構成される複数の磁性棒とを節点で組合せたトラス構造を有し、前記磁歪棒に前記錘体の振動による軸方向の伸縮力を作用させるように構成されている。
本発明によれば、振動電力変換部をトラス構造とすることで、錘体に一次モードの共振を発生させ、トラス構造の一部に磁気コイルを巻装した磁歪棒を配置することにより、磁歪棒に軸方向の伸縮変形を発生させることにより、発電効率を向上しつつ曲げ疲労損傷を抑制することができる。しかも、振動を逆磁歪効果によって電力に変換するので、CO排出量を低減できるので、環境負荷を低減できる。
本発明に係る振動発電装置の第1の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る振動発電装置の第2の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る振動発電装置の第3の実施形態を示す正面図である。 従来の振動発電装置の発電素子を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図4の発電素子の発電原理を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を伴って説明する。
図1は、本発明に係る振動発電装置の第1の実施形態を示す正面図である。
本発明に係る振動発電装置1は、図1に示すように、振動が伝達される支持部2に振動電力変換部3が支持され、この振動電力変換部3に錘体4が接続されている。
電力変換部3は、水平方向に延長する磁歪材料で構成された上弦部材となる磁歪棒31と、この磁歪棒31の両端に節点32及び33で回動可能に接続された傾斜部材となる磁性材料で構成された一対の磁性棒34及び35とを備え、磁性棒34及び35の自由端が節点36で接続されてトラス構造とされている。
磁歪棒31には、磁気コイル37が巻装され、この磁気コイル37で磁歪棒31の伸縮による逆磁歪効果によって発生する磁力線の交番状の変化に応じた誘起電圧(誘起電力)を発生する。
そして、磁歪棒31の例えば左端側の節点32が支持部2に固定支持され、右端側の節点33が支持部2に可動支持座38によって水平方向に可動自在に支持されている。
また、錘体4は、弾性体としてのコイルばね41を介して振動電力変換部3の節点36に接続されている。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、支持部2に振動が伝達されていない状態では、錘体4がコイルばね41を介して振動電力変換部3のトラス構造を構成する磁性棒34及び35の自由端を接続する節点36に接続されているので、この錘体4の自重によって節点36が下方に変位する。
このとき、トラス構造を構成する磁歪棒31は、一方の節点31が支持部2に固定支持され、他方の節点33が支持部2に水平方向に可動自在に支持されている。このため、錘体4による節点36の下方への変位によって磁歪棒31に軸方向の圧縮力が作用する。
このように磁歪棒31に圧縮力が作用することにより、磁歪棒31に磁力線が発生するが、支持部2に振動が伝達されていない状態では、磁力線の方向が変化することがなく、磁気コイル37には誘起電圧(誘起電力)は発生しない。
この状態から支持部2に上下方向の略一定周波数の振動が伝達されると、その振動エネルギーが振動電力変換部3のトラス構造を介し、コイルばね41を介して錘体4に伝達される。このため、錘体4が上下方向に振動することになり、節点36も上下に変位することになる。
このとき、振動発電装置1の共振周波数ωは、コイルばね41のばね定数をkとし、錘体4の質量をmとすると、ω=√(k/m)で表される。このため、コイルばね41のばね定数k及び錘体4の質量mを調整して錘体4の共振周波数ωを支持部2に伝達される振動の振動周波数に略一致するように設定する。このため、支持部2に伝達される振動によって錘体4が上下方向の一次モードの共振状態となる。
この節点36の上下変位が磁歪棒31の節点32及び33に伝達され、磁歪棒31の節点33が支持部2に水平方向に可動自在に支持されているので、磁歪棒31の軸方向に伸縮力が伝達されて磁歪棒31が伸縮変位する。
この磁歪棒31の伸縮変位によって、逆磁歪効果によって磁力線が交番状となり、磁気コイル37に誘起電圧(誘起電力)が発生する。この磁気コイル37に発生する誘起電圧(誘起電力)をワイヤレスで検出信号を送信する温度センサや加速度センサ等のワイヤレスセンサに電源として供給することにより、ワイヤレスセンサを動作させることができる。
このように、上記第1の実施形態によると、支持部2に上下方向の振動が伝達されると、これがトラス構造を通じ、さらにコイルばね41を通じて錘体4に伝達されて、この錘体4に1次モードの共振現象を発生させる。この錘体の1次モードの共振現象が節点36から一対の磁性棒34及び35を介して磁歪棒31の両端に長手方向の伸縮力として伝達されることになり、磁歪棒31で交番状の磁力線が発生され、磁気コイル37に誘起電圧(誘起電力)が発生する。このとき、磁歪棒31には長手方向の伸縮力のみが伝達されることになり、曲げ力は作用されないので、磁歪棒31に均一分布の伸縮歪みを発生させることができる。このため、磁歪棒31で効率良く交番状の磁力線を発生し、磁気コイル37に誘起電圧(誘起電力)を発生するので、振動発電効率を向上させることができるとともに、磁歪棒31の曲げ疲労損傷を確実に抑制することができ、長寿命化を図ることができる。この場合、振動を逆磁歪効果によって電力に変換するので、CO排出量を低減できるので、環境負荷を低減できる。
しかも、支持に伝達される振動の周波数に応じてコイルばね41のばね定数k及び錘体4の質量の少なくとも一方を調整することにより、錘体4の共振周波数を制御することができ、伝達される振動に応じた最適な振動発電装置1を構成することができる。このためには、コイルばね41及び錘体4を着脱自在に配置し、コイルばね41及び錘体4の少なくとも一方を、所望のばね定数kのコイルばね及び所望の質量の錘体41の少なくとも一方に交換するだけで済む。
さらに、ワイヤレスセンサを本実施形態に係る振動発電装置1で駆動する場合には、従来動作電源として必要であった有線による電源供給やバッテリ搭載が不要となるので、電源供給のためのコストやバッテリ交換のためのメンテナンスコストを削減することができる。これによりシステム全体のトータルコストダウンを実現できる。
次に、本発明の第2の実施形態について図2を参照して説明する。
この第2の実施形態では、磁歪棒をトラス構造の下弦部材として配置するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図2に示すように、前述した第1の実施形態における支持部2、振動電力変換部3及び錘体4を天地逆方向に配置することにより、磁歪棒31をトラス構造の下弦部材としたことを除いては前述した第1の実施形態における図1と同様の構成を有し、図1との対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
ここで、支持部2には、振動が伝達されず、錘体4は、コイルばね41とは反対側がコイルばね42によって振動が伝達される支持部21に接続されている。
この第2の実施形態によると、前述した第1の実施形態と同様に、コイルばね41及び42のばね定数k及び錘体4の質量mとを支持部21に伝達される振動の周波数で錘体1が1次モードで共振するように設定することにより、錘体4で伝達される振動エネルギーを直接吸収し、コイルばね41からトラスト構造の節点36に振動からのばね反力を作用させることにより、磁歪棒31に軸方向に方向が同じで大きさの一致した伸縮歪みを発生させることができる。
したがって、上記第1の実施形態と同様に、振動電力変換部3で発電効率を向上させることができるとともに、磁歪棒の曲げ疲労損傷を低減して長寿命化を図ることができる。この場合、振動を逆磁歪効果によって電力に変換するので、CO排出量を低減できるので、環境負荷を低減できる。
また、コイルばね41及び42のばね定数k及び錘体4の質量mを調整することにより、錘体4の共振周波数を伝達される振動の周波数に一致させるように制御することができる。このためには、コイルばね41,42及び錘体4を着脱自在に配置し、コイルばね41,42及び錘体4の少なくとも一方を、所望のばね定数kのコイルばね及び所望の質量の錘体41の少なくとも一方に交換するだけで済む。
さらに、ワイヤレスセンサを本実施形態に係る振動発電装置1で駆動する場合には、従来動作電源として必要であった有線による電源供給やバッテリ搭載が不要となるので、電源供給のためのコストやバッテリ交換のためのメンテナンスコストを削減することができる。これによりシステム全体のトータルコストダウンを実現できる。
次に、本発明の第3の実施形態について図3を伴って説明する。
この第3の実施形態は、磁歪棒の配置数を増加させて発電能力を向上させるようにしたものである。
すなわち、第3の実施形態では、振動電力変換部3の構成が、図3に示すように、第1の実施形態におけるトラス構造と第2の実施形態におけるトラス構造とを組み合わせたトラス構造とされている。
すなわち、磁性材料で構成される磁性棒51が水平に配置されている。この磁性棒51の上方側に、左右端部の節点52,53から斜め上方に延長して先端の自由端が節点54で接続された磁歪材料で構成される一対の磁歪棒55,56が配置されている。また、磁性棒51の下方側に、左右端部の節点52,53から斜め上方に延長して先端の自由端が節点57で接続された磁歪材料で構成される一対の磁歪棒55,56が配置されている。
各磁歪棒55,56及び58,59には、磁気コイル60,61及び62,63が巻装されている。
そして、節点54と57とが上下の支持部65及び66に固定され、磁性棒51の左右の節点52及び53に個別にコイルばね71及び72を介して錘体73及び74が接続されている。
この第3の実施形態によると、支持部65及び66に同期した上下方向の振動が伝達されると、その振動エネルギーが磁歪棒55,56及び58,59を介して磁性棒51の節点52及び53に伝達され、これら節点52及び53からコイルばね71及び72を介して錘体73及び74に伝達される。
このとき、上述した第1及び第2の実施形態と同様にコイルばね71及び72のばね定数kと錘体73及び74の質量mとによって決まる共振周波数ωを振動の周波数に一致させることにより、錘体73及び74を1次モードで共振させることができる。
このため、錘体73の共振によるばね反力が磁性棒51で支持された磁歪棒55,56及び58,59に入力される。これら磁歪棒55,56及び58,59の他端側の節点54及び57が支持部65及び66に固定されているので、磁歪棒55,56及び58,59に軸方向で均一な収縮歪みが生じ、磁力線が交番状となる。したがって、各磁歪棒55,56及び58,59に巻装された磁気コイル60、61及び62,63に誘起電圧(誘起電力)が発生する。この場合、磁歪棒及び磁気コイルが4組配置されているので、前述した第1及び第2の実施形態に対して4倍の誘起電圧(誘起電力)を発生することができる。そして、各磁気コイル60、61及び62,63で発生した誘起電圧(誘起電力)をワイヤレスで検出信号を送信する温度センサや加速度センサ等のワイヤレスセンサに電源として供給することができる。
この第3の実施形態によっても、振動発電効率を向上しつつ曲げ疲労損傷を確実に抑制することができ、さらに発電能力を向上させることができる。この場合、振動を逆磁歪効果によって電力に変換するので、CO排出量を低減できるので、環境負荷を低減できる。
この第3の実施形態でも、コイルばね71及び72のばね定数k及び錘体71,72の質量mを調整することにより、錘体4の共振周波数を伝達される振動の周波数に一致させるように制御することができる。このためには、コイルばね71,72及び錘体73,74を着脱自在に配置し、コイルばね71,72及び錘体73,74の少なくとも一方を、所望のばね定数kのコイルばね及び所望の質量の錘体の少なくとも一方に交換するだけで済む。
さらに、ワイヤレスセンサを本実施形態に係る振動発電装置1で駆動する場合には、従来動作電源として必要であった有線による電源供給やバッテリ搭載が不要となるので、電源供給のためのコストやバッテリ交換のためのメンテナンスコストを削減することができる。これによりシステム全体のトータルコストダウンを実現できる。
なお、上記第1〜第3の実施形態においては、錘体をトラス構造に接続する弾性体としてコイルばねを適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、弾性変形によって伸縮可能な弾性体を適用することができる。
1…振動発電装置、2…支持部、3…振動電力変換部、4…錘体、31…磁歪棒、32,33…節点、34,35…磁性棒、36…節点、41,42…コイルばね、51…磁性棒、52〜54,57…節点、55,56,58,59…磁歪棒、60〜63…磁気コイル、65,66…支持部、71,72…コイルばね、73,74…錘体

Claims (10)

  1. 振動が伝達される支持部と、
    該支持部に支持されたトラス構造を有する振動電力変換部と、
    前記振動電力変換部に接続されて振動する錘体とを備え、
    前記振動電力変換部は、磁歪材料で構成され磁気コイルを巻装した磁歪棒と、磁性材料で構成される複数の磁性棒とを節点で組合せたトラス構造を有し、前記磁歪棒に前記錘体の振動による軸方向の伸縮力を作用させるように構成されている
    ことを特徴とする振動発電装置。
  2. 前記トラス構造は、前記磁歪棒の一端を前記支持部に固定し、当該磁歪棒の他端を前記支持部に可動自在に支持して上弦部材とし、前記磁歪棒の両端に節点を介して一対の前記磁性棒を接続し、当該一対の前記磁性棒の自由端を節点で接続した構成を有し、前記一対の磁性棒の自由端の節点に前記錘体を垂下したことを特徴とする請求項1記載の振動発電装置。
  3. 前記錘体は前記一対の磁性体棒の自由端の節点に弾性体を介して垂下されていることを特徴とする請求項2に記載の振動発電装置。
  4. 前記トラス構造は、前記磁歪棒の一端を前記支持部に固定し、当該磁歪棒の他端を前記支持部に可動自在に支持して下弦部材とし、前記磁歪棒の両端に節点を介して一対の前記磁性棒を接続し、当該一対の前記磁性棒の自由端を節点で接続した構成を有し、前記一対の磁性棒の自由端の節点と前記下弦部材とは反対側の第2の支持部との間に前記錘体を振動可能に配置したことを特徴とする請求項1記載の振動発電装置。
  5. 前記錘体は、前記一対の磁性棒の自由端の節点と前記第2の支持部との間に個別に弾性体が介挿されていることを特徴すとる請求項4に記載の振動発電装置。
  6. 振動が伝達される支持部と、
    該支持部に支持されたトラス構造を有する振動電力変換部と、
    前記振動電力変換部に接続されて振動する錘体とを備え、
    前記振動電力変換部は、磁歪材料で構成され磁気コイルを巻装した複数の磁歪棒と、磁性材料で構成された磁性棒とを節点で組合せたトラス構造を有し、前記各磁歪棒に前記錘体の振動による軸方向の伸縮力を作用させるように構成されている
    ことを特徴とする振動発電装置。
  7. 前記トラス構造は、水平配置された前記磁性棒と、該磁性棒の両端に上下対称的にそれぞれ一対の磁歪棒が配置され、上側の一対の磁歪棒の自由端の節点が上部支持部に固定され、下側の一対の磁性棒の自由端が下部支持部に固定された構成を有し、前記磁性棒の両端に個別に前記錘体が垂下されていることを特徴とする請求項6に記載の振動発電装置。
  8. 前記各錘体は弾性体を介して前記磁性体の両端に個別に垂下されていることを特徴とする請求項7に記載の振動発電装置。
  9. 前記錘体に接続される弾性体のバネ定数を選択することにより、装置の共振周波数を調整することを特徴とする請求項3、5及び8の何れか1項に記載の振動発電装置。
  10. 前記錘体の質量を調整することにより、装置の共振周波数を調整することを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の振動発電装置。
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