JP6063695B2 - 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム - Google Patents

経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6063695B2
JP6063695B2 JP2012222199A JP2012222199A JP6063695B2 JP 6063695 B2 JP6063695 B2 JP 6063695B2 JP 2012222199 A JP2012222199 A JP 2012222199A JP 2012222199 A JP2012222199 A JP 2012222199A JP 6063695 B2 JP6063695 B2 JP 6063695B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current location
route
route guidance
user
departure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012222199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014074653A (ja
Inventor
驍驍 馬
驍驍 馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zenrin Datacom Co Ltd
Original Assignee
Zenrin Datacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zenrin Datacom Co Ltd filed Critical Zenrin Datacom Co Ltd
Priority to JP2012222199A priority Critical patent/JP6063695B2/ja
Publication of JP2014074653A publication Critical patent/JP2014074653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6063695B2 publication Critical patent/JP6063695B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、出発地から目的地までの経路を案内する経路案内装置、経路案内方法、及びプログラムに関する。
近年、カーナビゲーション装置のような専用端末のみならず、GPS(Global Positioning System)受信部を備えた携帯電話機や携帯情報端末等の携帯端末を用いた経路案内装置が急速に普及している。
これらの経路案内装置は、ユーザを出発地から目的地まで案内する経路案内機能を備えている。この経路案内機能により、出発地と目的地とを結ぶ経路を探索し、その探索した経路を案内経路として地図及び現在地とともに端末の画面に表示するので、ユーザは、地図上の案内経路及び現在地を確認しながら目的地まで進むことができる。また、これらの経路案内装置として、GPS受信部により測位された現在地が案内経路から所定距離以上離れた場合、当該現在地から目的地までの案内経路を自動的に再探索するリルート機能が備えられているものもある(特許文献1参照)。
ここで、出発地はユーザが手動で入力することもできるし、GPS受信部により測位された現在地を自動設定することもできる。しかし、GPS受信部により測位された現在地を出発地として経路を探索した場合、測位精度が低いと、出発地の異なる経路が探索されてしまう。
このため、そのままユーザが移動を開始すると、誤った経路で案内が進んでしまうという問題がある。また、出発地の測位精度は高くても、出発後の測位精度が低い場合、現在地が案内経路から外れ、再探索が行われてしまう可能性がある。
特開2002−174529号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、GPS受信部などにより測位された現在地を出発地として経路案内を行うときに、出発地に設定された現在地の測位精度が低いことに起因する不適切な出発地からの経路案内を防止できるようにすることである。
本発明に係る経路案内装置は、現在地が経路から逸脱したとき、当該現在地を新たな出発地とした経路探索を行う自動再探索機能を備えた経路案内装置であって、現在地の測位データ及び測位精度データを取得するデータ取得手段と、該データ取得手段により取得された現在地又はユーザにより入力された地点を出発地として設定する出発地設定手段と、目的地を設定する目的地設定手段と、前記出発地設定手段により設定された出発地から、前記目的地設定手段により設定された目的地への案内経路を探索する経路探索手段と、前記データ取得手段により取得された現在地が出発地として設定された場合、該現在地の測位精度の良否を判定する測位精度判定手段と、該測位精度判定手段により、測位精度が悪いと判定されたとき、該出発地として設定された現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地の入力を促す現在地確認手段と、該ユーザが出発地を入力したか否かを判定する判定手段と、該ユーザが出発地の入力をしたと判定したとき、前記自動再探索機能をオフして前記設定された出発地を該ユーザにより入力された出発地に変更する出発地変更手段と、該ユーザが出発地の入力をしないと判定したとき、前記自動再探索機能をオンした経路案内を行う経路案内手段と、を備える経路案内装置である。
本発明に係る経路案内方法は、現在地が経路から逸脱したとき、当該現在地を新たな出発地とした経路探索を行う自動再探索機能を備えた経路案内装置により実行される経路案内方法であって、現在地の測位データ及び測位精度データを取得するデータ取得工程と、該データ取得工程により取得された現在地又はユーザにより入力された地点を出発地として設定する出発地設定工程と、目的地を設定する目的地設定工程と、前記出発地設定工程により設定された出発地から、前記目的地設定工程により設定された目的地への案内経路を探索する経路探索工程と、前記データ取得工程により取得された現在地が出発地として設定された場合、該現在地の測位精度の良否を判定する測位精度判定工程と、該測位精度判定工程により、測位精度が悪いと判定されたとき、該出発地として設定された現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地の入力を促す現在地確認工程と、該ユーザが出発地を入力したか否かを判定する判定工程と、該ユーザが出発地の入力をしたと判定したとき、前記自動再探索機能をオフして前記設定された出発地を該ユーザにより入力された出発地に変更する出発地変更工程と、該ユーザが現在地の入力をしないと判定したとき、前記自動再探索機能をオンした経路案内処理を行う経路案内処理工程と、有する経路案内方法である。
本発明に係るプログラムは、経路案内装置のコンピュータに上記経路案内方法の各工程を実行させるためのプログラムである。
[作用]
本発明によれば、経路探索の出発地に設定された現在地の測位精度が低いとき、その現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、ユーザに出発地の入力(修正)を促し、ユーザが出発地を入力した場合、測位データを基に設定した出発地をユーザが入力した出発地に変更する。
本発明によれば、GPS受信部などにより測位された現在地を出発地として経路案内を行うときに、出発地に設定された現在地の測位精度が低いことに起因する不適切な出発地からの経路案内を防止することができる。
本発明の実施形態に係る経路案内装置のシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る経路案内装置における携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 図2における経路案内処理の第1の例を示すフローチャートである。 図2における経路案内処理の第2の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<経路案内装置のシステム構成>
図1は本発明の実施形態に係る経路案内装置のシステム構成を示す図である。
本実施形態の経路案内装置は、インターネットなどのネットワーク1を介して通信可能な経路探索サーバ10と携帯端末装置20とを備えている。
携帯端末装置20は、制御部21と、それぞれが制御部21に接続された位置測定部22、表示部23、操作部24、記憶部25、及び通信部26を備えている。
制御部21は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を内蔵しており、ROMや記憶部25に格納されているプログラムをCPUがRAMをワークエリアとして実行することにより実現される機能として、経路探索処理手段27、経路案内手段28、及び現在地確認手段29を備えている。
位置測定部22はGPS受信機からなり、複数のGPS衛星から送信される電波を受信して演算することにより、受信点、即ち携帯端末装置20の現在地(緯度、経度)を測定して、現在地の測位データを生成する。
表示部23は、液晶、有機EL(Electro Luminescence)などのディスプレイからなり、経路探索サーバ10から送信された経路データ、予め記憶部25に格納された地図データ、及び位置測定部22により生成された現在地の測位データに基づいて、地図、経路、及び現在地を表示する。
操作部24は、ユーザが携帯端末装置20を使用するときに各種指令の入力を行うための手段であり、表示部23の画面上のタッチパネル、図示しない装置筐体上のボタン或いはそれらの組み合わせからなる。
記憶部25は、不揮発性RAM、フラッシュメモリなどの着脱可能なメモリからなり、経路案内プログラムや地図データを格納する。これらの情報は、予めネットワーク1上の図示されていないサーバからダウンロードすることができる。また、これらの情報が格納されたメモリを取得し、装着することもできる。通信部26は、ネットワーク1を介して経路探索サーバ10と通信するための手段である。
経路探索処理手段27は、経路探索サーバ10に経路探索を要求し、その要求に応じて経路探索サーバ10が探索した案内経路を取得する。経路探索を要求するときには、経路探索要求信号を生成する。この経路探索要求信号は、経路探索の出発地情報及び目的地情報などの位置情報、並びに移動手段情報を含む。出発地情報は位置測定部22で生成された現在地の測位データ、もしくはユーザが操作部24から入力した出発地の情報であり、目的地情報はユーザが操作部24から入力した目的地を表す情報である。また、移動手段情報はユーザが操作部24から入力した移動手段(自動車、徒歩、自転車など)を表す情報である。
経路案内手段28は、経路探索要求に応じて経路探索サーバ10から提供された経路データ、及び記憶部25に記憶されている地図データを用いて経路案内を行う。より詳しくは、経路探索サーバ10から送信された経路データ、記憶部25に記憶されている地図データ、及び位置測定部22で生成された現在地の測位データを基に、地図画像上に経路及び携帯端末装置20の現在地を重畳した表示画像データを生成し、表示部23に送出する。
また、経路案内手段28は、経路探索サーバ10から提供された経路データと、位置測定部22で生成された現在地の測位データとを比較することで、携帯端末装置20の現在地が経路から外れたか否かを判定し、外れたと判定したとき、その現在地を新たな出発地とした経路探索処理(自動再探索処理)を経路探索処理手段27に実行させる。
現在地確認手段29は、位置測定部22で測位された現在地が出発地として設定され、経路探索が行われた場合、その現在地の測位精度の良否を判定し、測位精度が悪いと判定した場合、ユーザに現在地の適否を確認させ、現在地が不適切な場合、適切な現在地を入力させるための画面を表示部23に表示させる。
ここで、現在地の測位精度の良否は以下のように行う。位置測定部22は、現在地を測位したときに、測位データとともに、GDOP(Geometrical Dilution of Precision:幾何学的精度低下率)値と呼ばれる測位精度データを生成する。一般に、GDOP値が10以上の値をとるときの測位精度は劣悪であり、現実には測位不能に近い状態であるため、例えばGDOP値1〜3を高精度、GDOP値4〜7を中精度、GDOP値8以上を低精度と分類し、高精度及び中精度を精度が良い、低精度を精度が悪いとする。高精度を精度が良い、中精度及び低精度を精度が悪いとしてもよい。
ユーザは現在地が適切か否かを、例えばユーザが出発地に設定された現在地を許容できるか否かに基づいて判断し、不適切であると判断した場合、操作部24から現在地を入力(修正)する。ユーザが現在地を入力した場合、現在地確認手段29は、経路探索処理手段27に、その現在地からの経路探索処理を実行させる。
経路探索サーバ10は、制御部11と、それぞれが制御部11に接続された通信部12、及び経路DB(データベース)13を備えている。
制御部11は、図示しないCPU、ROM、及びRAMを内蔵しており、ROMに記憶されているプログラムをCPUがRAMをワークエリアとして実行することにより、携帯端末装置20からの経路探索要求に応じて、案内経路を探索し、携帯端末装置20に提供する。
通信部12は、ネットワーク1を介して携帯端末装置20と通信するための手段である。経路DB13には、経路データとして、道路のノード(交差点)を表すノード情報、及びノード間のリンクを表すリンク情報を含むネットワークデータが格納されている。
<携帯端末装置の動作>
図2は携帯端末装置20の動作を示すフローチャートである。この処理は、経路探索サーバ10により提供される経路探索サービスを受けるためのアプリケーションを立ち上げたときに始まる。
まず制御部21は、位置測定部22から現在地の測位データ及び測位精度データを取得する(ステップS1)。次に、制御部21は、現在地を出発地とした経路探索を経路探索サーバ10に要求する(ステップS2)。詳しくは、位置測定部22から取得した現在地の測位データを出発地に設定するとともに、ユーザが操作部24から入力した目的地及び移動手段を設定し、これらの設定情報を経路探索条件とした経路探索要求信号を生成し、通信部26を通して経路探索サーバ10に送信する。
経路探索サーバ10は、携帯端末装置20からの経路探索要求に応じて、案内経路を探索し、携帯端末装置20に提供する。携帯端末装置20の制御部21は、経路探索サーバ10から、出発地から目的地に至る経路データを取得する(ステップS3)。
以上のステップS1及びS2において、制御部21が取得したデータ及び設定したデータは、制御部21においてCPUによりRAMに書き込まれ、保持されるとともに、表示部23に表示される。また、ステップS1〜S3は経路探索処理手段27に対応する。
次に制御部21は、ステップS1で取得した測位精度データに基づいて、測位精度が良いか悪いかを判定する(ステップS4)。判定の結果、測位精度が良い場合は(ステップS4:良い)、経路案内処理(ステップS5)に移行する。この経路案内処理の詳細については図3を用いて後述する。
判定の結果、測位精度が悪い場合は(ステップS4:悪い)、制御部21は、出発地に設定された現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地に設定された現在地の入力(修正)を促すメッセージ等を表示部23に表示する(ステップS6)。
ここで、ユーザによる現在地の入力は、経路案内に使用する地図よりも大縮尺の現在地付近の地図を表示し、所望する位置をタッチパネルへの押圧で指定したり、地図上で目印となるPOI(駅、大きな施設の出入口等)を指定したりすることにより、実行することができる。図示されていないマイクからの音声入力により指定することもできる。
次に制御部21は、ユーザが現在地を入力したか否かを判定する(ステップS7)。判定の結果、入力しなかった場合は(ステップS7:NO)、経路案内処理(ステップS5)に移行する。この場合、測位精度は悪かったものの、測位された現在地はユーザが許容できる位置であったことになる。
一方、ユーザが現在地を入力した場合は(ステップS7:YES)、その現在地に基づいて、経路探索サーバ10に経路探索を要求する(ステップS8)。即ち、ユーザが入力した現在地、並びに先にステップS2で設定した目的地及び移動手段を経路探索条件とした経路探索要求信号を経路探索サーバ10に送信する。
経路探索サーバ10は、携帯端末装置20からの経路探索要求に応じて、案内経路を探索し、携帯端末装置20に提供する。携帯端末装置20の制御部21は、経路探索サーバ10から、現在地から目的地に至る経路データを取得する(ステップS9)。ステップS8、S9は手動再探索(手動リルート)処理である。
次に制御部21は、自動再探索機能(自動リルート機能)、即ち、位置測定部22により測位された現在地が経路から逸脱したと判定したとき、その現在地を新たな出発地とした経路探索処理を実行する機能をオフし、ステップS9で取得した経路データに基づく案内経路を表示し、位置測定部22により測位された現在地の表示をオフにする(ステップS10)。
次に制御部21は、位置測定部22から現在地の測位データ及び測位精度データを取得し(ステップS11)、測位精度の良否を判定する(ステップS12)。判定の結果、測位精度が良かった場合は(ステップS12:良い)、経路案内処理(ステップS5)に移行する。この場合、ステップS9で取得した経路データを基に経路案内処理が実行される。
判定の結果、測位精度が悪かった場合は(ステップS12:悪い)、ステップS10に戻り、自動再探索機能及び現在地表示をオフにした案内を継続する。
従って、測位精度が悪い間は、ステップS9で取得した経路データに基づく案内経路の表示が続くことになる。
ここで、ステップS10において、自動再探索機能及び現在地の表示をオフにする理由を説明する。測位精度が悪い時は、現在地の測位データが実際の現在地からずれることで、実際の現在地が案内経路上に位置するにもかかわらず案内経路から外れていると判定される可能性が高いため、自動再探索機能をオンにしておくと、不適切な再探索が実行されてしまう。そこで、これを防止するため、自動再探索機能をオフにしている。また、実際の現在地からずれた位置を現在地として表示してもユーザを混乱させるだけで有用性がないため、現在地の表示をオフにしている。また、現在地の表示については、表示をオフにする例の他に、例えば、点滅表示や半透明表示等、測位精度が良い場合の現在地表示と異なる態様によって、表示することとしてもよい。つまり、実際の現在地からずれている可能性の高い位置を現在地として表示することによってユーザを混乱させることを防ぐため、低精度における現在地であることをユーザに認知させることができる表示であればよい。
以上のステップにおいて、S8及びS9は経路探索処理手段27に対応し、S4、S6及びS7は現在地確認手段29に対応し、S5、及びS10〜S12は経路案内手段28に対応する。
次に経路案内処理(ステップS5)の詳細について説明する。図3は経路案内処理(ステップS5)の第1の例を示すフローチャートである。
図示のように、制御部21は、位置測定部22から現在地の測位データを取得し(ステップS21)、現在地が経路から外れているか否か、即ち経路から所定距離以上離れているか否かを判定する(ステップS22)。
判定の結果、現在地が経路から外れていなければ(ステップS22:NO)、現在地を経路上にマッチングさせ(ステップS23)、経路及びマッチングされた現在地を表示部23に表示する(ステップS24)。
次に、経路案内が終了したか否か、即ち例えばマッチングされた位置が目的地と一致したか否かを判定する(ステップS25)。経路案内が終了したと判定した場合は(ステップS25:YES)、この図に示す処理を終了し、経路案内が終了していないと判定した場合は(ステップS25:NO)、ステップS21に移行する。
現在地が経路から外れていた場合(ステップS22:YES)、自動再探索を行う。即ち、現在地を新たな出発地とし、この出発地と先に設定した目的地及び移動手段を経路探索条件とした経路探索を経路探索サーバ10に要求し(ステップS26)、経路データを経路探索サーバ10から取得する(ステップS27)。
以上のステップにおいて、S21〜S25は経路案内手段28に対応し、S26〜S27は経路探索処理手段27に対応する。
次に経路案内処理(ステップS5)の第2の例について説明する。図4は経路案内処理(ステップS5)の第2の例を示すフローチャートである。
図示のように、制御部21は、位置測定部22から現在地の測位データ及び測位精度データを取得し(ステップS31)、測位精度の良否を判定する(ステップS32)。
判定の結果、測位精度が良かった場合は(ステップS32:良い)、ステップS33へ移行する。ステップS33以後のステップであるステップS33〜S38の内容は、図3におけるステップS22〜S27の内容と同じである。即ち、自動再探索機能をオンにした経路案内を行う。
一方、測位精度が悪かった場合は(ステップS32:悪い)、以前に現在地を確認したか否か、即ちステップS6(図2)を実行したか否かを判定する(ステップS39)。
判定の結果、実行していた場合は(ステップS39:YES)、ステップS33へ移行する。従って、この場合、測位精度が良かった場合(ステップS32:良い)と同様、自動再探索機能をオンした経路案内を行う。
判定の結果、実行していなかった場合は、ステップS6へ移行する。ただし、ステップS6で表示するメッセージは、ステップS1〜S4を経てステップS6に来た場合とは異なる。即ち、ここでは、出発地として設定した現在地の適否を確認させるのではなく、単純に現在地の適否を確認させる。また、ステップS7でNOの場合は、ステップS33へ移行する。
以上説明した図2及び図4の処理の内容を整理した結果を下記の表1に示す。
Figure 0006063695
以上のステップにおいて、S31〜S36は経路案内手段28に対応し、S37〜S39は経路探索処理手段27に対応する。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る経路案内装置によれば、位置測定部22により測位され、経路探索の出発地として設定された現在地の測位精度が低かったとき、設定された出発地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地の入力(修正)を促し、ユーザが出発地を入力した場合、出発地を測位データに基づく現在地からユーザが入力した現在地に変更するので、出発地に設定された現在地の測位精度が低いことに起因する不適切な出発地からの経路案内を防止することができる。
また、手動再探索処理を実行した場合、測位精度が良くなるまで、自動再探索機能をオフにしておくので、現在地の測位データが実際の現在地からずれることで案内経路から外れ、再探索が実行されるのを防止することができる。
また、図4に示す処理を実行することで、出発地の測位精度が高く、出発後の測位精度が低い場合に再探索が行われてしまう可能性を低減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に対し、下記(1)〜(5)の変形が可能である。
(1)図2におけるステップS2を経路探索条件の設定までとし、サーバに対する探索要求は実行しない。図2では、ステップS2で設定された出発地が不適切であった場合、ステップS3で取得した経路データが無駄になるが、探索要求を実行しないことで、その無駄の発生を防止することができる。
(2)図2におけるステップS10において、現在地の表示を別態様でオンにする。
(3)携帯端末装置20が、経路探索サーバ10から経路データを取得した後に、ネットワーク上の地図データサーバ(図示せず)から、地図データを取得する。
(4)経路DB及び地図DBを備えたスタンドアローン型のナビゲーション装置に適用する。
(5)移動手段によって、ユーザに現在地を確認する際の地図(拡大地図)の縮尺を変える。即ち、例えば自動車であれば1〜2km以内、徒歩であれば300m以内が表示される縮尺とする。
10…経路探索サーバ、20…携帯端末装置、21…制御部、22…位置測定部、27…経路探索処理手段、28…経路案内手段、29…現在地確認手段。

Claims (8)

  1. 現在地が経路から逸脱したとき、当該現在地を新たな出発地とした経路探索を行う自動再探索機能を備えた経路案内装置であって、
    現在地の測位データ及び測位精度データを取得するデータ取得手段と、
    該データ取得手段により取得された現在地又はユーザにより入力された地点を出発地として設定する出発地設定手段と、
    目的地を設定する目的地設定手段と、
    前記出発地設定手段により設定された出発地から、前記目的地設定手段により設定された目的地への案内経路を探索する経路探索手段と、
    前記データ取得手段により取得された現在地が出発地として設定された場合、該現在地の測位精度の良否を判定する測位精度判定手段と、
    該測位精度判定手段により、測位精度が悪いと判定されたとき、該出発地として設定された現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地の入力を促す現在地確認手段と、
    該ユーザが出発地を入力したか否かを判定する判定手段と、
    該ユーザが出発地の入力をしたと判定したとき、前記自動再探索機能をオフして前記設定された出発地を該ユーザにより入力された出発地に変更する出発地変更手段と、
    該ユーザが出発地の入力をしないと判定したとき、前記自動再探索機能をオンした経路案内を行う経路案内手段と、
    を備える経路案内装置。
  2. 請求項に記載された経路案内装置において、
    前記現在地確認手段は、現在地付近の地図を表示するとともに、該地図上の所望の位置に対するユーザの指定を促す画像を表示する経路案内装置。
  3. 請求項に記載された経路案内装置において、
    前記地図は経路案内に使用する地図よりも大縮尺の地図である経路案内装置。
  4. 請求項2または3に記載された経路案内装置において、
    ユーザの移動手段を設定する移動手段設定手段を備え、該移動手段設定手段により設定された移動手段に応じて、前記地図の縮尺を変える経路案内装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された経路案内装置において、
    前記経路探索手段により探索された経路と、前記データ取得手段により取得された測位データに基づく現在地とを表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、
    前記自動再探索機能をオフしたとき、前記データ取得手段により取得された測位データに基づく現在地を表示しない経路案内装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された経路案内装置において、
    前記測位精度判定手段により、測位精度が悪いと判定されたとき、以前に当該現在地が適切か否かをユーザに確認したか否かを判定し、
    ユーザに確認済みであるとき、前記自動再探索機能をオンした経路案内を行う経路案内装置。
  7. 現在地が経路から逸脱したとき、当該現在地を新たな出発地とした経路探索を行う自動再探索機能を備えた経路案内装置により実行される経路案内方法であって、
    現在地の測位データ及び測位精度データを取得するデータ取得工程と、
    該データ取得工程により取得された現在地又はユーザにより入力された地点を出発地として設定する出発地設定工程と、
    目的地を設定する目的地設定工程と、
    前記出発地設定工程により設定された出発地から、前記目的地設定工程により設定された目的地への案内経路を探索する経路探索工程と、
    前記データ取得工程により取得された現在地が出発地として設定された場合、該現在地の測位精度の良否を判定する測位精度判定工程と、
    該測位精度判定工程により、測位精度が悪いと判定されたとき、該出発地として設定された現在地が適切か否かをユーザに確認させるとともに、不適切な場合、出発地の入力を促す現在地確認工程と、
    該ユーザが出発地を入力したか否かを判定する判定工程と、
    該ユーザが出発地の入力をしたと判定したとき、前記自動再探索機能をオフして前記設定された出発地を該ユーザにより入力された出発地に変更する出発地変更工程と、
    該ユーザが現在地の入力をしないと判定したとき、前記自動再探索機能をオンした経路案内処理を行う経路案内処理工程と、
    有する経路案内方法。
  8. 経路案内装置のコンピュータに請求項7に記載された経路案内方法の各工程を実行させるためのプログラム。
JP2012222199A 2012-10-04 2012-10-04 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム Active JP6063695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222199A JP6063695B2 (ja) 2012-10-04 2012-10-04 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012222199A JP6063695B2 (ja) 2012-10-04 2012-10-04 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014074653A JP2014074653A (ja) 2014-04-24
JP6063695B2 true JP6063695B2 (ja) 2017-01-18

Family

ID=50748889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012222199A Active JP6063695B2 (ja) 2012-10-04 2012-10-04 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6063695B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7025875B2 (ja) * 2017-09-26 2022-02-25 フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 ナビゲーション装置および経路探索制御方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09126794A (ja) * 1996-08-20 1997-05-16 Sony Corp ナビゲーション装置
JP2004340689A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 経路案内装置
KR100626539B1 (ko) * 2004-08-17 2006-09-20 엘지전자 주식회사 네비게이션 시스템에서 이동체의 방위각 보정방법
JP4875509B2 (ja) * 2007-02-14 2012-02-15 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP4985297B2 (ja) * 2007-10-09 2012-07-25 株式会社デンソー ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP5232733B2 (ja) * 2008-08-11 2013-07-10 シャープ株式会社 問題出題装置及び問題出題方法
JP5844034B2 (ja) * 2010-08-05 2016-01-13 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理サーバ、情報処理装置、情報処理方法、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014074653A (ja) 2014-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100211305A1 (en) Guide route distribution device and guide route distribution method
KR20110104475A (ko) 네비게이션 장치, 위치 결정 시스템 및 위치 결정 방법
JPWO2004081496A1 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法及びプログラム
JP6559043B2 (ja) ナビサーバおよびナビシステム
JP5736215B2 (ja) 歩行者用ナビゲーション装置
JP6063695B2 (ja) 経路案内装置、経路案内方法、及びプログラム
JP5749057B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5114460B2 (ja) 移動経路判定装置、及び、移動経路判定方法
KR20080107014A (ko) 네비게이션 서비스 제공시스템 및 그의 서비스 제공방법
JP2013195377A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、およびプログラム
JP6270751B2 (ja) ナビゲーション装置及びナビゲーション方法
JP5748893B2 (ja) 移動通信端末の地図表示制御方法及び制御プログラム
JP2012215392A (ja) ナビゲーション装置
JP5466733B2 (ja) 経路案内システム及び当該経路案内システムに用いられる経路探索サーバ
JP4592779B2 (ja) 仮想位置表示システム、仮想位置表示方法および表示端末装置
JP4848470B1 (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム
JP2018040727A (ja) 経路案内装置、経路案内方法、およびコンピュータプログラム
KR102610411B1 (ko) 경로 안내 장치
KR20150095506A (ko) 보행자 길 안내 서비스 방법 및 장치
JP6407685B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP2016045139A (ja) 情報端末、情報処理システムおよび情報処理方法
KR101712798B1 (ko) 내비게이션 장치, 내비게이션 시스템 및 이들의 동작 방법
JP6011907B2 (ja) ナビゲーション装置およびナビゲーション方法
JP2012225672A (ja) ナビゲーションシステム及びナビゲーション装置
JP2014228426A (ja) 速度パラメータ生成システム、目的地への経路を生成するシステム、生成方法およびコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6063695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250