JP6062444B2 - 対基板作業機、および装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リード線を有する電子部品を回路基板に装着する対基板作業機および、リード線を有する電子部品を回路基板に装着するための装着方法に関するものである。
リード線を有する電子部品が回路基板に実装される際には、回路基板に形成された貫通穴にリード線が挿入され、そのリード線に溶融はんだが塗布される。具体的には、下記特許文献に記載されているように、電子部品を保持可能な保持装置を備えた装着作業機において、保持装置によって保持された電子部品のリード線が、回路基板の貫通穴に挿入される。続いて、その回路基板は、装着作業機から搬出されて、はんだ塗布作業機の内部に搬送される。そして、はんだ塗布作業機によって、リード線に溶融はんだが塗布される。つまり、装着作業機とはんだ塗布作業機とによって、回路基板に電子部品が装着され、装着された電子部品が、回路基板にはんだ付けされる。
特開2003−188517号公報
上記特許文献に記載のシステムでは、装着作業機とはんだ塗布作業機とによって、装着作業とはんだ付け作業とが行われる。このように複数の作業機において、装着作業とはんだ付け作業とが行われる場合には、装着作業が行われた回路基板が、装着作業機からはんだ塗布作業機へ搬送される。このため、搬送中に、回路基板に装着された電子部品がズレる虞が有る。また、複数の作業機を配設するために、比較的大きな配設スペースが必要である。さらに言えば、搬送時間が比較的長い場合には、生産性効率が低下する。このように、装着作業およびはんだ付け作業の実行には、改良の余地が多分に残されており、種々の改良を施すことで対基板作業機の実用性を向上させることが可能となる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い対基板作業機および装着方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の対基板作業機は、リード線を有する電子部品を保持するとともに、回路基板に形成された貫通穴に前記リード線を挿入させる保持装置と、前記リード線が前記保持装置によって前記貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、前記リード線に溶融はんだを噴出し、前記リード線に溶融はんだを塗布するはんだ塗布装置とを備え、前記はんだ塗布装置は、溶融はんだの噴出初期に、前記貫通穴の内部にまで溶融はんだが入り込むように、溶融はんだを噴出し、前記リード線の前記回路基板の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量若しくは、噴出高さが漸減するように、溶融はんだを噴出させる。
また、請求項2に記載の対基板作業機は、請求項1に記載の対基板作業機において、前記貫通穴に前記リード線が挿入された状態の前記電子部品を押さえる押付装置を備え、前記はんだ塗布装置が、前記押付装置によって押さえられた前記電子部品の前記リード線に溶融はんだを塗布する。
また、請求項3に記載の対基板作業機では、請求項2に記載の対基板作業機において、前記保持装置が、前記貫通穴に前記リード線が挿入された状態の前記電子部品を押さえることで、前記押付装置として機能する。
また、請求項4に記載の装着方法は、リード線を有する電子部品を回路基板に装着する装着方法であって、前記電子部品を保持する保持装置によって、回路基板に形成された貫通穴に前記リード線を挿入する挿入工程と、前記保持装置とともに対基板作業機に設けられ、溶融はんだを噴出するはんだ塗布装置によって、前記リード線が前記保持装置によって前記貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、前記リード線に溶融はんだを噴出し、前記リード線に溶融はんだを塗布する塗布工程とを含み、前記塗布工程において、溶融はんだの噴出初期に、前記貫通穴の内部にまで溶融はんだが入り込むように、溶融はんだを噴出し、前記リード線の前記回路基板の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量若しくは、噴出高さが漸減するように、溶融はんだを噴出させる
請求項1に記載の対基板作業機では、1台の作業機に、リード線を有する電子部品の装着作業を行う保持装置と、その装着作業により装着された電子部品にはんだ付け作業を行うはんだ塗布装置とが設けられている。また、請求項4に記載の装着方法では、1台の作業機において、リード線を有する電子部品の装着作業と、その装着作業により装着された電子部品に対するはんだ付け作業とが行われる。これにより、作業機の台数を減らすことが可能となり、コストを削減するとともに、作業機の配設スペースを小さくすることが可能なる。また、作業機間で回路基板を搬送する必要が無くなるため、搬送による電子部品のズレを抑制するとともに、作業時間を短縮することが可能となる。また、請求項1に記載の対基板作業機、及び請求項4に記載の装着方法では、リード線が回路基板の貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、溶融はんだが塗布される。このため、リード線が貫通穴の内部に進入する際に、溶融はんだが貫通穴の内部に進入する。これにより、貫通穴の内部、つまり、貫通穴の内周面とリード線の外周面との間のクリアランスにも、溶融はんだを充填することが可能となり、はんだの接合状態を良好にすることが可能となる。さらに、請求項1に記載の対基板作業機、及び請求項4に記載の装着方法では、溶融はんだの噴出初期には、貫通穴の内部にまで溶融はんだが入り込むように、溶融はんだが噴出され、リード線の回路基板の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量若しくは、噴出高さが漸減するように、溶融はんだが噴出される。これにより、はんだの仕上がりを好適に調整することが可能となる。
また、請求項2に記載の対基板作業機では、押付装置によって押さえられた状態の電子部品に対して、はんだ付け作業が行われる。従来の作業機では、上述したように、複数の作業機により装着作業とはんだ付け作業が行われていた。このため、はんだ付け作業を行うための作業機では、溶融はんだの噴流等によりはんだが塗布される際に、回路基板に装着された電子部品が浮き上がる虞があった。このことに鑑みて、電子部品の浮きを抑制するべく、電子部品のリード線が貫通穴に挿入された後に、リード線が屈曲されていた。このように、従来の作業機では、装着作業とはんだ付け作業との間に、リード線を屈曲させるための作業を行う必要があった。しかしながら、請求項2に記載の対基板作業機では、押付装置によって電子部品の浮きが抑制されるため、リード線の屈曲作業を行う必要がない。これにより、作業時間の更なる短縮を図ることが可能となる。
また、請求項3に記載の対基板作業機では、保持装置によって押さえられた状態の電子部品に対して、はんだ付け作業が行われる。つまり、保持装置が押付装置として機能する。これにより、対基板作業機に押付装置を設ける必要が無くなり、コストを削減することが可能なる。
本発明の実施例である電子部品装着機を示す図である 電子部品装着機が備える装着ヘッドおよびはんだ噴流装置を示す図である。 電子部品装着機が備える制御装置を示すブロック図である。 リード線が回路基板の貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、溶融はんだが噴流される際の装着ヘッドおよびはんだ噴流装置を示す図である。 回路基板の貫通穴に挿通されたリード線に向かって、溶融はんだが噴流される際の装着ヘッドおよびはんだ噴流装置を示す図である。 押付装置によって押さえられた状態の電子部品に対してはんだ付け作業が行われる際の押付装置およびはんだ噴流装置を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
<電子部品装着機の構成>
図1に、本発明の実施例の電子部品装着機10を示す。電子部品装着機10は、回路基板に電子部品を装着するための作業機である。電子部品装着機10は、搬送装置20と、装着ヘッド移動装置(以下、「移動装置」と略す場合がある)22と、装着ヘッド24と、供給装置26と、はんだ噴流装置28とを備えている。
搬送装置20は、X軸方向に延びる1対のコンベアベルト30と、コンベアベルト30を周回させる電磁モータ(図3参照)32とを有している。回路基板34は、それら1対のコンベアベルト30によって支持され、電磁モータ32の駆動により、X軸方向に搬送される。また、搬送装置20は、基板保持装置(図3参照)36を有している。基板保持装置36は、コンベアベルト30によって支持された回路基板34を、所定の位置(図1での回路基板34が図示されている位置)において固定的に保持する。
移動装置22は、X軸方向スライド機構50とY軸方向スライド機構52とによって構成されている。X軸方向スライド機構50は、X軸方向に移動可能にベース54上に設けられたX軸スライダ56を有している。そのX軸スライダ56は、電磁モータ(図3参照)58の駆動により、X軸方向の任意の位置に移動する。また、Y軸方向スライド機構52は、Y軸方向に移動可能にX軸スライダ56の側面に設けられたY軸スライダ60を有している。そのY軸スライダ60は、電磁モータ(図3参照)62の駆動により、Y軸方向の任意の位置に移動する。そのY軸スライダ60には、装着ヘッド24が取り付けられている。このような構造により、装着ヘッド24は、移動装置22によってベース54上の任意の位置に移動する。
装着ヘッド24は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド24の下端面には、部品保持具70が取り付けられている。部品保持具70は、図2に示すように、1対のアーム72を有しており、正負圧供給装置(図3参照)76の作動により、それら1対のアーム72は接近・離間する。詳しくは、正負圧供給装置76により負圧が供給されることで、1対のアーム72は接近し、正負圧供給装置76により正圧が供給されることで、1対のアーム72は離間する。これにより、部品保持具70は、1対のアーム72により電子部品を把持し、その把持した電子部品を離脱する。また、装着ヘッド24は、部品保持具70を昇降させる昇降装置(図3参照)78を有している。その昇降装置78によって、装着ヘッド24は、把持する電子部品の上下方向の位置を変更する。
供給装置26は、フィーダ型の供給装置であり、複数のテープフィーダ80を有している。テープフィーダ80は、テープ化部品を巻回させた状態で収容している。テープ化部品は、図2に示す電子部品82、詳しくは、リード線84を有する電子部品82がテーピング化されたものである。そして、テープフィーダ80は、送り装置(図3参照)86によって、テープ化部品を送り出す。これにより、テープフィーダ80は、テープ化部品の送り出しによって、電子部品82を供給位置において供給する。なお、テープフィーダ80の供給位置には、リード線切断機構(図3参照)88が配設されており、電子部品82が装着ヘッド24によって把持された際に、電子部品82のリード線84が、リード線切断機構88によって所定の長さに切断される。
はんだ噴流装置28は、1対のコンベアベルト30の間に配設されており、基板保持装置36によって保持される回路基板34の下面側に位置する。はんだ噴流装置28は、図2に示すように、概して円筒状のはんだ槽90と噴流ノズル92とを有している。はんだ槽90には、溶融はんだが貯留されており、はんだ槽90の中央部には、噴流ノズル92が立設した状態で配設されている。その噴流ノズル92の先端部から、ポンプ(図3参照)96の作動により、はんだ槽90に貯留されている溶融はんだが、上方に向かって噴流する。また、はんだ噴流装置28は、移動機構(図3参照)98を有しており、その移動機構98の作動により、はんだ槽90を、1対のコンベアベルト30の間の任意の位置に移動させることが可能である。つまり、はんだ噴流装置28は、回路基板34の下面側の任意の位置に向かって溶融はんだを噴流させることが可能である。
また、電子部品装着機10は、図3に示すように、制御装置100を備えている。制御装置100は、コントローラ102および複数の駆動回路104を備えている。複数の駆動回路104は、上記電磁モータ32,58,62、基板保持装置36、正負圧供給装置76、昇降装置78、送り装置86、リード線切断機構88、ポンプ96、移動機構98に接続されている。コントローラ102は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路104に接続されている。これにより、搬送装置20、移動装置22等の作動が、コントローラ102によって制御される。
<電子部品装着機による装着作業およびはんだ付け作業>
上述した構成により、電子部品装着機10では、回路基板34に電子部品82が装着され、装着された電子部品82が、回路基板34にはんだ付けされる。具体的には、制御装置100のコントローラ102の指令により、回路基板34が作業位置まで搬送され、その位置において回路基板34が固定的に保持される。また、供給装置26は、テープフィーダ80の供給位置において電子部品を供給する。そして、コントローラ102は、装着ヘッド24を、供給位置の上方に移動し、部品保持具70によって電子部品82を把持する。
続いて、コントローラ102は、装着ヘッド24を、回路基板34上の所定の位置に移動する。詳しくは、回路基板34には、図2に示すように、電子部品82のリード線84を挿入するための貫通穴110が形成されている。その貫通穴110とリード線84とが上下方向において一致するように、装着ヘッド24を回路基板34上に移動する。また、コントローラ102は、はんだ噴流装置28を、回路基板34の貫通穴110の下方に移動する。これにより、図3に示すように、電子部品82を保持した部品保持具70と、噴流装置28とが、回路基板34の貫通穴110を挟んだ状態で対向する。
次に、コントローラ102は、部品保持具70を下方に向かって移動する。これにより、図4に示すように、部品保持具70に把持された電子部品82のリード線84の先端部が、回路基板34の貫通穴110に挿入する。そして、コントローラ102は、リード線84の先端部が貫通穴110に挿入するタイミングに合わせて、はんだ噴流装置28のポンプ96を作動させる。これにより、リード線84に向かって溶融はんだ112が噴流し、貫通穴110の内部に、上方からリード線84の先端部が進入し、下方から溶融はんだ112が進入する。つまり、リード線84の進入方向と反対側の基板面に溶融はんだ112が塗布される。なお、リード線84の先端部が貫通穴110に挿入するタイミングでは、噴流した溶融はんだが、貫通穴110の内部にまで達するように、ポンプ96の作動が制御される。
そして、コントローラ102は、部品保持具70を、さらに、下方に向かって移動する。これにより、図5に示すように、部品保持具70に把持された電子部品82のリード線84は、回路基板34の貫通穴110を挿通し、回路基板34の下方に延び出す。この際にも、ポンプ96は作動しており、溶融はんだの噴流は行われている。これにより、電子部品82は、部品保持具70によって押さえられた状態で、はんだ噴流装置28によってはんだ付けされる。なお、リード線84が回路基板34の下方に延び出すタイミングでは、噴流した溶融はんだが、回路基板34の下方に延び出すリード線84に達するように、ポンプ96の作動が制御される。
そして、部品保持具70によって押さえられた状態でのはんだ付けが、所定時間行われると、溶融はんだの噴流が停止し、部品保持具70による電子部品82の把持が解除される。以上の作業により、回路基板34に電子部品82が装着され、装着された電子部品82が、回路基板34にはんだ付けされる。つまり、貫通穴110に挿入されたリード線84および、回路基板34のリード線84が挿入された箇所に溶融はんだが塗布されることで、リード線84と回路基板34とが接続され、電気回路が形成される。
このように、電子部品装着機10には、装着作業を実行する装着ヘッド24と、はんだ付け作業を実行するはんだ噴流装置28とが設けられている。このため、1台の電子部品装着機10において、回路基板34に電子部品82を装着し、その電子部品82を回路基板34にはんだ付けすることが可能である。
一方、従来の作業機では、装着ヘッド24を備えた装着作業機と、はんだ噴流装置28を備えたはんだ付け作業機とによって、装着作業とはんだ付け作業とが行われていた。このため、回路基板34に電子部品82を装着し、装着された電子部品82を回路基板34にはんだ付けするためには、少なくとも2台の作業機が必要であった。また、はんだ付け作業機において、はんだ噴流装置28によるはんだ付け作業が行われると、溶融はんだの噴流により、回路基板34に装着された電子部品82が浮き上がる虞がある。このため、電子部品82の浮きを抑制するために、電子部品82を回路基板34に装着した後に、リード線84を屈曲させる必要があった。つまり、装着作業とはんだ付け作業との間に、リード線84を屈曲させるための作業が行われていた。
しかしながら、電子部品装着機10では、上述したように、1台の作業機において、回路基板34に電子部品82を装着し、その電子部品82を回路基板34にはんだ付けすることが可能である。これにより、作業機の台数を減らすことが可能となり、コストを削減するとともに、作業機の配設スペースを小さくすることが可能なる。また、作業機間で回路基板を搬送する必要が無くなるため、作業時間を短縮することが可能となる。
さらに、電子部品装着機10では、部品保持具70によって押さえられた状態の電子部品82に対して、はんだ付け作業が行われる。このため、溶融はんだの噴流により、回路基板34に装着された電子部品82が浮き上がる虞がなく、電子部品82を回路基板34に装着した後に、リード線84を屈曲させる必要がない。これにより、作業時間の更なる短縮を図ることが可能となる。
また、電子部品装着機10では、リード線84が貫通穴110に挿入するタイミングに合わせて、溶融はんだの噴流が開始される。このため、貫通穴110の内部に、上方からリード線84が進入し、下方から溶融はんだが進入する。これにより、貫通穴110の内部、つまり、貫通穴110の内周面とリード線84の外周面との間のクリアランスにも、溶融はんだを充填することが可能となり、はんだの接合状態を良好にすることが可能となる。
さらに言えば、電子部品装着機10では、ポンプ96の作動を制御することで、溶融はんだの噴出量、噴出高さが制御されている。具体的には、上述したように、溶融はんだの噴出初期には、貫通穴110の内部にまで溶融はんだが入り込むように、ポンプ96の作動が制御されている。そして、リード線84の回路基板34の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量、噴出高さ等が漸減するように、ポンプ96の作動が制御される。これにより、はんだの仕上がりを好適に調整することが可能となる。
なお、コントローラ102は、図3に示すように、リード線挿入部120とはんだ噴流部122とを有している。リード線挿入部120は、回路基板34の貫通穴110に電子部品82のリード線84を挿入させるための機能部である。また、はんだ噴流部122は、貫通穴110に挿入されたリード線84に向かって溶融はんだを噴流するための機能部である。
ちなみに、上記実施例において、電子部品装着機10は、対基板作業機の一例である。装着ヘッド24は、保持装置および押付装置の一例である。はんだ噴流装置28は、はんだ塗布装置の一例である。また、リード線挿入部120によって処理される工程は、挿入工程の一例である。はんだ噴流部122によって処理される工程は、塗布工程の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、はんだ付け作業時に、溶融はんだがリード線84に向かって噴流されているが、溶融はんだは、リード線84に塗布されればよい。つまり、はんだ槽に、リード線84が浸漬されてもよい。
また、上記実施例では、回路基板34の上方から電子部品82が挿入され、回路基板34の下方から溶融はんだが塗布されているが、回路基板34の下方から電子部品82が挿入され、回路基板34の上方から溶融はんだが塗布されてもよい。ちなみに、回路基板34の上方から溶融はんだが塗布される際には、溶融はんだが、回路基板に滴下されてもよい。
また、上記実施例では、装着ヘッド24によって電子部品82が抑えられた状態で、はんだ付け作業が行われているが、装着ヘッド24とは異なる装置によって電子部品82が抑えられた状態で、はんだ付け作業を行うことが可能である。具体的には、電子部品装着機10に、図6に示す押付装置130を設けてもよい。押付装置130は、回路基板34の上方に配置され、上下方向に移動可能とされている。そして、押付装置130は、下方に移動することで、回路基板34に装着された複数の電子部品82を同時に押さえることが可能である。つまり、装着ヘッド24によって、複数の電子部品82を装着した後に、押付装置130によって、複数の電子部品82を同時に押さえる。そして、押付装置130によって押さえられた状態の複数の電子部品82に対して、はんだ付け作業を行うことが可能である。これにより、複数の電子部品82に対して、連続的にはんだ付け作業を行うことが可能となる。
10:電子部品装着機(対基板作業機) 24:装着ヘッド(保持装置)(押付装置) 28:はんだ噴流装置(はんだ塗布装置) 130:押付装置

Claims (4)

  1. リード線を有する電子部品を保持するとともに、回路基板に形成された貫通穴に前記リード線を挿入させる保持装置と、
    前記リード線が前記保持装置によって前記貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、前記リード線に溶融はんだを噴出し、前記リード線に溶融はんだを塗布するはんだ塗布装置と
    を備え
    前記はんだ塗布装置は、
    溶融はんだの噴出初期に、前記貫通穴の内部にまで溶融はんだが入り込むように、溶融はんだを噴出し、前記リード線の前記回路基板の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量若しくは、噴出高さが漸減するように、溶融はんだを噴出させる対基板作業機。
  2. 当該対基板作業機が、
    前記貫通穴に前記リード線が挿入された状態の前記電子部品を押さえる押付装置を備え、
    前記はんだ塗布装置が、
    前記押付装置によって押さえられた前記電子部品の前記リード線に溶融はんだを塗布する請求項1に記載の対基板作業機。
  3. 前記保持装置が、
    前記貫通穴に前記リード線が挿入された状態の前記電子部品を押さえることで、前記押付装置として機能する請求項2に記載の対基板作業機。
  4. リード線を有する電子部品を回路基板に装着する装着方法において、
    前記電子部品を保持する保持装置によって、回路基板に形成された貫通穴に前記リード線を挿入する挿入工程と、
    前記保持装置とともに対基板作業機に設けられ、溶融はんだを噴出するはんだ塗布装置によって、前記リード線が前記保持装置によって前記貫通穴に挿入されるタイミングに合わせて、前記リード線に溶融はんだを噴出し、前記リード線に溶融はんだを塗布する塗布工程と
    を含み、
    前記塗布工程において、
    溶融はんだの噴出初期に、前記貫通穴の内部にまで溶融はんだが入り込むように、溶融はんだを噴出し、前記リード線の前記回路基板の下方への突出量に応じて、溶融はんだの噴出量若しくは、噴出高さが漸減するように、溶融はんだを噴出させる装着方法。
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