JP6061652B2 - 情報処理装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は印刷設定の技術に関するものである。
プリンタドライバの印刷設定値をプリンタドライバごとにそれぞれ独立して管理する環境が存在する。このような環境では、ユーザがプリンタドライバを切り替えても、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値は、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値に影響を及ぼさない。
特許文献1では上述の環境下で、プリンタドライバが切り替えられた場合、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値の中で、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値に反映可能な印刷設定値をすべて引き継ぐ技術を開示している。
特開2003−131832号文献
ところが、印刷設定項目によっては、特許文献1のように、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値を、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値に引き継がない方が、ユーザにとって好ましい場合がある。
よって、本発明は特定の印刷設定項目については、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値ではなく、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を設定することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る情報処理装置は、インストールされた複数のプリンタドライバ間で切り替えが発生した場合に、切り替え前のプリンタドライバで設定された少なくとも一部の設定値を、切り換え後のプリンタドライバの設定値として反映させるためのオペレーティングシステムが実行される情報処理装置であって、
プリンタドライバの印刷設定項目の中の一部の印刷設定項目であって、プリンタドライバが切り替えられても印刷設定値を引き継がない特定の印刷設定項目を予め管理する管理手段と、プリンタドライバが切り替えられた場合に、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値をオペレーティングシステムから取得する第1の取得手段と、
切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を取得する第2の取得手段と、前記特定の印刷設定項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第1の取得手段が前記オペレーティングシステムから取得する前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値ではなく、前記第2の取得手段が取得する前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値に設定する設定手段と、を有し、前記設定手段は、前記特定の印刷設定項目とは異なる項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第1の取得手段が前記オペレーティングシステムから取得する前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値に設定することを特徴とする。
本発明によれば、特定の印刷設定項目については、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値ではなく、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を設定することができる。
印刷システムの構成を示す図。 クライアントコンピュータ101の内部ブロック図。 印刷設定のUIを示す図。 プリンタドライバを介して印刷設定を行う処理を説明するフローチャート。 印刷設定のデフォルトの設定値を示す図。 実施例1におけるUI更新処理を説明するフローチャート。 実施例1において不適切な印刷設定となる手順を説明するフローチャート。 実施例2におけるプリンタドライバの設定値を示す図。 実施例2におけるUI更新処理を説明するフローチャート。 印刷設定のUIを用いた設定値の例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また各実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
ある印刷設定項目のデフォルトの設定値がプリンタドライバの切り替え前後で異なる場合に生じる問題について具体的に説明する。
たとえば、部門管理設定が可能なプリンタドライバAとプリンタドライバBがある。図10(a)に示すようにプリンタドライバAの部門管理IDのデフォルトの設定値が「1111」、図10(c)に示すようにプリンタドライバBの部門管理IDのデフォルトの設定値が「2222」の場合を考える。プリンタドライバAが選択された状態では、図10(a)に示すように、その部門管理IDの設定値は「1111」である。ここで、プリンタ選択部901を操作し、ユーザがプリンタドライバAからプリンタドライバBに切り替えたときに、部門管理ID905は図10(c)に示すように、プリンタドライバBのデフォルトの設定値「2222」になることが期待される。
ここで、後述するように切り替え後のプリンタドライバ(プリンタドライバB)は切り替え前のプリンタドライバ(プリンタドライバA)の印刷設定値をOS(オペレーティングシステム)から取得する。そこで、OSから取得したプリンタドライバAの印刷設定値を、プリンタドライバBの印刷設定値に引き継ぐように、プリンタドライバBを構成したとする。このようにプリンタドライバBを構成してしまうと、プリンタドライバAからプリンタドライバBに切り替えた際の部門管理ID902の設定値は、図10(b)に示すように、プリンタドライバAの設定値である「1111」が引き継がれてしまう。
図1は本発明が適用される印刷システムの一例である。ネットワーク104にクライアントコンピュータ101とプリンタ102および103が接続されている。クライアントコンピュータ101は情報処理装置である。クライアントコンピュータ101にはOS、アプリケーションおよびプリンタドライバがインストールされている。このシステムにより、ユーザはクライアントコンピュータ101から印刷指示をプリンタ(102あるいは103)に送信し印刷することができる。
図2はクライアントコンピュータ101の内部ブロック図である。201はクライアントコンピュータ101を表している。クライアントコンピュータ101内部は、中央演算装置(CPU)203、揮発性メモリであるRAM204、不揮発性メモリであるROM205、キーボードコントローラ206、マウスコントローラ207、ビデオコントローラ208、外部記憶装置コントローラ209、外部メディア装置コントローラ210、ネットワークI/Fコントローラ211から構成される。またユーザがクライアントコンピュータを操作するためのキーボード212およびマウス213はそれぞれクライアントコンピュータ201のキーボードコントローラ206およびマウスコントローラ207に接続される。表示装置214はクライアントコンピュータのビデオコントローラ208に接続される。また大容量のデータを保存するための不揮発性の外部記憶装置215は外部記憶装置コントローラ209に接続され、アプリケーションやデータの読み書きが行われる。また、外部メディア装置コントローラ210は外部メディア制御装置216に接続されている。アプリケーションやドライバソフトウエアなどが外部メディア(CD−ROMやDVD−ROM)などで提供されているとき、ユーザは外部メディア制御装置216にCD−ROMなどのメディアをセットする。これにより、外部メディア装置コントローラ210を通してCPU203がプログラムを読み込むことができる。なお、図1で説明したネットワーク104はネットワークI/Fコントローラ211に接続され、ネットワーク104及びネットワークI/Fコントローラ211を介して他の機器と通信が行われる。
通常、クライアントコンピュータを起動するための初期プログラムやクライアントコンピュータ201の各モジュールを制御するための基本的なプログラムはROM205に保存されている。またOSやアプリケーション、プリンタドライバは外部記憶装置215に保存されている。クライアントコンピュータの電源が投入されると、まずROM205に保存されているコンピュータを起動するためのプログラム(ブートローダ)がCPU203により実行される。そして、そのプログラムが外部記憶装置に保存されているOSをRAM204にロードし、その後、制御権をOSに渡す。OSは必要なモジュールやドライバをさらに外部記憶装置215からRAM204に読み込む。さらにユーザの指示により、必要なアプリケーションを外部記憶装置215からRAM204に読み込み、実行する。これによって、後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
本実施例で説明する、プリンタドライバはCD−ROMなどの外部メディアで供給されるものとし、外部メディア制御装置216にCD−ROMなどをセットし、CPU203が必要に応じてRAM204に読み込んだり、外部記憶装置215に保存したりする。
図3は印刷設定のUIを示す図である。印刷設定のUI300はアプリケーションとOSとプリンタドライバが相互に機能することにより提供される。また、印刷設定のUI300にはアプリケーション独自のUIとOS標準のUIがある。プレビュー301により、現在の印刷設定で得られる出力結果が模式的に、あるいは縮小して示される。プリンタ選択部302は予めOSに登録されているプリンタドライバのリストを表示する。また、ユーザから出力するプリンタの選択を受付ける。部数入力部303により、出力する部数を入力できる。用紙サイズ選択部304により、出力する用紙のサイズを選択できる。305は機能シート選択部であり、プリンタドライバの機能が多岐に渡る場合に、その機能毎に複数のシートに分けたUIを提示することができる。たとえば、図3(a)の場合は機能シートとして「色設定」が選択されており、カラーモード選択部311やトナーセーブ選択部312などの色設定に関する機能が提示されている。一方図3(b)の場合は機能シートとして「部門管理」が選択されており、部門管理ID入力部321やパスワード入力部322などの部門管理に関する機能が提示されている。キャンセルボタン306により、印刷設定を終了することができる。キャンセルボタン306押下時、印刷処理は実行されない。印刷ボタン307により、印刷設定を終了し、現在の印刷設定を反映させた印刷処理を実行することができる。
図4はユーザがプリンタドライバを介して印刷設定を行う処理を説明するフローチャートである。S401において、アプリケーションが印刷設定のUIを表示し、印刷設定をユーザに促す。S402において、必要に応じてユーザによる印刷設定の変更がこのUIを介して行われる。このとき、ユーザは図3に示す印刷設定のUIを適宜操作することで、印刷設定の変更を行う。ユーザによる印刷設定の変更S402が行われた後、S403においてキャンセルボタン306または印刷ボタン307が押下されたか判断する。キャンセルボタン306が押下された場合、S404において、アプリケーションは印刷設定のUIを介して設定された現在の印刷設定を破棄し、印刷設定のUIを閉じる。一方、印刷ボタン307が押下された場合、S405において、アプリケーションは印刷設定のUIで設定された現在の印刷設定に基づく印刷指示をプリンタドライバを介してプリンタ(102あるいは103)に送信する。これにより、プリンタドライバは現在の印刷設定値を反映させた印刷を実現することができる。
図5はプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を示す図である。図5(a)はプリンタドライバAの印刷設定項目のデフォルトの設定値を示す。図5(b)はプリンタドライバBの印刷設定項目のデフォルトの設定値を示す。500及び550は印刷設定項目のデフォルトの設定値を示すデータである。501及び551は印刷設定項目のカテゴリである。502及び552は印刷設定項目である。503及び553はその印刷設定項目のデフォルトの設定値である。504及び554はその印刷設定項目がプリンタドライバを切り替える際に引き継ぐべきか否かを表す引き継ぎフラグである。図5の場合、「色設定」の機能シートにおける「カラーモード」のデフォルトの設定値はカラーである。また「部門管理」の機能シートにおける「部門管理ID」のデフォルトの設定値はプリンタドライバAが「1111」、プリンタドライバBが「2222」であることを示す。S401において、アプリケーションは、図5で示されるデフォルトの設定値に基づいて、プリンタドライバのUIを表示する。
この印刷設定項目のデフォルトの設定値を示すデータ500及び550は、プリンタドライバをインストールした際に外部記憶装置215にプリンタドライバ毎に保存される。尚、この印刷設定項目のデフォルトの設定値503及び553は、ファクトリーデフォルトとして予め設定されているが、ツールによって後から変更可能に構成しても構わない。また、印刷設定項目のカテゴリ501及び551、印刷設定項目502及び552、印刷設定項目のデフォルトの設定値503及び553は印刷設定を行う間はRAM204に一時的に保存される。さらに印刷設定のUI300で設定される各印刷設定項目の印刷設定値も図5の表と同様のデータ構成でRAM204に保存される。
図6は印刷設定のUIの操作によりプリンタドライバの切り替えが発生した場合の切り替え後のプリンタドライバにおけるUI更新処理を説明するフローチャートである。プリンタドライバはプリンタドライバの切り替えが発生したことによるOSからの表示更新指示を受け付けることにより、S601において、プリンタドライバは切り替え前のプリンタドライバの設定値をRAM204から取得する。ここで本明細書において表示更新指示とはUI更新処理を呼び出す指示を意味する。また前提としてOSは表示更新指示を行うより前に、OSは切り替え前のプリンタドライバの設定値をRAM204に保存しているものとする。S602において、プリンタドライバは切り替え後のプリンタドライバの印刷設定のデフォルトの設定値553を外部記憶装置215から取得する。すなわち、プリンタドライバはプリンタドライバ自身の印刷設定のデフォルトの設定値を取得する。S611において、切り替え後のプリンタドライバの全ての印刷設定項目に対してS621、S622、S612からS614の処理を行ったか否かを判断する。そして、切り替え後のプリンタドライバの全ての印刷設定項目について印刷設定項目ごとに、S621、S622、S612からS614の処理を行うまで繰り返す。S621では切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目が切り替え前のプリンタドライバの印刷設定項目にあるかどうかを判断する。ある場合はS622に進み、ない場合はS613に進む。S622では切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値が切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値にあるかどうかを判断する。ある場合はS612に進み、ない場合はS613に進む。S612において、その印刷設定項目の引き継ぎフラグ504を参照し、引き継ぎフラグ504がONであるかOFFであるかを判断する。もし引き継ぎフラグ504がONである場合、S613において、S602で取得したその印刷設定項目のデフォルトの設定値553を、プリンタドライバの切り替え後のプリンタドライバの設定値として設定する。すなわち、S613ではS601で取得した切り替え前のプリンタドライバの設定値を無視する。一方、S612においてOFFである場合にS614において、S601で取得したその印刷設定項目の切り替え前のプリンタドライバの設定値をプリンタドライバ切り替え後のプリンタドライバの設定値として設定する。
こうすることで、引き継ぎフラグ504によって予め決められた印刷設定項目に応じて、プリンタドライバの切り替え前後の印刷設定値の引き継ぎを、プリンタドライバ側で任意に制御することができる。これにより、プリンタドライバの切り替え前後の印刷設定値の引き継ぎを適切に行うための手段をユーザに提供することができる。
なお、図6の構成ではS612でYESの場合にはS601で取得した設定値が、S612でNOの場合にはS602で取得した設定値が用いられない。よって、可能であれば、S601はS614の前でS614が必要とする分だけ、S602はS613の前でS613が必要とする分だけ設定値を取得するように構成しても構わない。これにより活用されない設定値を取得することを防ぐことができる。
また、本明細書では切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値を、切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値に引き継がない特定の印刷設定項目として、部門管理IDとパスワードを例に説明した。しかし、部門管理IDとパスワードのどちらか一方であっても構わない。さらに、特定の印刷設定項目は部門管理IDとパスワード以外のどのような印刷設定項目にしても構わない。例えば親展印刷のパスワードを特定の印刷設定項目に設定しても構わない。
OSの仕組みによっては、プリンタドライバが受けるプリンタドライバの表示更新指示を受け付けるタイミングが、プリンタドライバの切り替え時に限らない場合がある。例えば、OSから受け付ける表示更新指示が、印刷設定画面においてプリンタ選択部302が変更された場合と、機能シート選択部305が変更された場合のいずれでも発生し、その区別がつかない場合がある。このような仕組みにおいては、実施例1の手順ではユーザにとって不適切な印刷設定となってしまいうる。図7はそのような問題が生じうる印刷設定となる手順を説明するフローチャートである。
印刷設定を開始するにあたり、S701において、アプリケーションは図5(a)で示されるデフォルトの設定値に基づいて、プリンタドライバAのUIを表示する。S702において、ユーザは機能シート選択部305を操作し、「部門管理」の機能シートを選択する。このとき、機能シート選択部が変更されたことにより、S703において、UI更新処理が動作する。このUI更新処理は、図6のUI更新処理に相当する。その結果、部門管理ID入力部321には、プリンタドライバAのデフォルトの設定値である「1111」が表示された状態となる。S704において、ユーザは部門管理ID入力部321を操作し、部門管理IDの設定値として「3333」を入力する。S705において、ユーザは機能シート選択部305を操作し、「色設定」の機能シートを選択する。このとき、機能シート選択部が変更されたことにより、S706において、再びUI更新処理が動作する。その結果、部門管理IDの設定値が、そのデフォルトの設定値である「1111」に更新されてしまう。その状態でS707において、ユーザにより印刷ボタン307が押下された場合、S708において、アプリケーションは印刷指示をプリンタ(102あるいは103)に送信する。しかしながら、印刷指示する際の部門管理IDの設定値は、S704においてユーザが意図して入力した値「3333」ではなく、プリンタドライバAのデフォルトの設定値「1111」である。このように、最終的に「部門管理」の機能シートにおける部門管理IDの設定値はそのプリンタドライバのデフォルトの設定値に更新されてしまい、S704でユーザが意図して入力した設定値は無効となってしまう。
そこで、このような仕組みにおいても、引き継ぎフラグ504によって予め決められた印刷設定項目に応じて、プリンタドライバの切り替え前後の印刷設定値の引き継ぎを、プリンタドライバ側で任意に制御するための方法を実施例2として以下に示す。
図8は本実施例におけるプリンタドライバの設定値を示す図である。800は印刷設定のデフォルトの設定値を示すデータである。801、802、803、804については、実施例1の501、502、503、504とそれぞれ同様であるため、説明は省略する。805はプリンタドライバの名称である。この印刷設定値は、プリンタドライバが内部的に用いる設定値であり、印刷設定のUIには表示されない特殊な設定値である。805にはそのプリンタドライバの名称が設定されており、それはユーザによって変更されることはない。810は印刷設定を行う間にRAM204に一時的に保存される印刷設定の例である。
図9は印刷設定のUIの操作により、OSからの表示更新指示を受け付けた場合のUI更新処理を説明するフローチャートである。
なお、既に説明したステップと同じ処理については、既に説明したステップの番号と同一の番号を付与し、特に断りが無い限り説明は省略する。
S601及びS602の処理の後にS910において、S601及びS602で取得した切り替え前のプリンタドライバのドライバ名称と切り替え後のプリンタドライバのドライバ名称が一致しているか否かを判断する。S910の判断の結果、一致していない場合は、この更新処理が印刷設定画面においてプリンタドライバが変更されたことによるものであると判別できるため、S611に進む。S611以降の処理については図6と同一である。一方S910において、ドライバ名称が一致していると判断された場合は、この更新処理が印刷設定画面において機能シート選択部305が変更されたことによるものであると判別できるため、S931及びS932の処理を行う。S931では全ての印刷設定項目に対してS932の処理を行ったか判断する。S932では、現在の印刷設定値を切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値に設定する。すなわち、S931及びS932の処理では引き継ぎフラグ504がどのような値であってもデフォルトの設定値に切り替える処理(S613)を行わない。これによりS932の処理を行なっても現在の印刷設定値は切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値として維持される。
S931及びS932を図7に沿って説明する。S704においてユーザは部門管理IDの設定値として「3333」を入力する。S705においてユーザは「色設定」の機能シートを選択する。次にS706で図9の処理が行われるが、S910では一致すると判断されて、S931及びS932の処理が実行される。その結果、S932では部門管理IDの設定値については「3333」が設定値に設定されるため、本実施例の冒頭で説明した問題を解決することができる。
こうすることで、プリンタドライバが受け付ける表示更新指示が、プリンタ選択部302が変更された場合と、機能シート選択部305が変更された場合とで、両者を区別して、印刷設定値の引き継ぎをプリンタドライバ側で任意に制御することができる。これにより、プリンタドライバの切り替え前後の印刷設定値の引き継ぎを適切に行うための手段をユーザに提供することができる。
[その他の形態]
これまで述べた実施例1及び実施例2では、引き継ぎフラグ504として、その印刷設定項目がプリンタドライバを切り替える際に引き継ぐべきか否かの情報を保持する形態であった。これに関して、引き継ぎフラグ504のように明示的な情報を持たせなくとも、例えば全ての印刷設定項目を引き継がないように構成しても構わない。あるいは、引き継ぐべき印刷設定項目と引き継ぐべきでない印刷設定項目とが印刷設定のデフォルトの設定値を示すデータ500の中で分離できている状態でありさえすればよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 クライアントコンピュータ

Claims (7)

  1. インストールされた複数のプリンタドライバ間で切り替えが発生した場合に、切り替え前のプリンタドライバで設定された少なくとも一部の設定値を、切り換え後のプリンタドライバの設定値として反映させるためのオペレーティングシステムが実行される情報処理装置であって、
    プリンタドライバの印刷設定項目の中の一部の印刷設定項目であって、プリンタドライバが切り替えられても印刷設定値を引き継がない特定の印刷設定項目を予め管理する管理手段と、
    プリンタドライバが切り替えられた場合に、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値をオペレーティングシステムから取得する第1の取得手段と、
    切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を取得する第2の取得手段と、
    前記特定の印刷設定項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第1の取得手段が前記オペレーティングシステムから取得する前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値ではなく、前記第2の取得手段が取得する前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値に設定する設定手段と、を有し、
    前記設定手段は、前記特定の印刷設定項目とは異なる項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第1の取得手段が前記オペレーティングシステムから取得する前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値に設定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定手段はUI更新処理の一部であり、
    プリンタドライバの切り替えが行われた場合と機能シート選択部の切り替えが行われた場合に前記UI更新処理が行われることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記UI更新処理を呼び出す指示を受け付けた場合、前記切り替え前のプリンタドライバと前記切り替え後のプリンタドライバが同一であるか否かを判断する判断手段と、を有し、
    前記設定手段は、記判断手段が前記切り替え前のプリンタドライバと前記切り替え後のプリンタドライバは同一であると判断した場合、前記特定の印刷設定項目についても、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第1の取得手段が前記オペレーティングシステムから取得する前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定の印刷設定項目はIDとパスワードのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記設定手段は、前記切り替え後のプリンタドライバの特定の印刷設定項目が前記切り替え前のプリンタドライバの特定の印刷設定項目にないと判断された場合に、前記特定の印刷設定項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記第2の取得手段が取得する前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値に設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. インストールされた複数のプリンタドライバ間で切り替えが発生した場合に、切り替え前のプリンタドライバで設定された少なくとも一部の設定値を、切り換え後のプリンタドライバの設定値として反映させるためのオペレーティングシステムが実行される情報処理装置における制御方法であって、
    プリンタドライバの印刷設定項目の中の一部の印刷設定項目であって、プリンタドライバが切り替えられても印刷設定値を引き継がない特定の印刷設定項目を予め管理する管理工程と、
    プリンタドライバが切り替えられた場合に、切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値をオペレーティングシステムから取得する第1の取得工程と、
    切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値を取得する第2の取得工程と、
    前記特定の印刷設定項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記オペレーティングシステムから取得された前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値ではなく、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定項目のデフォルトの設定値に設定する設定工程と、を有し、
    前記設定工程では、前記特定の印刷設定項目とは異なる項目について、前記切り替え後のプリンタドライバの印刷設定値を、前記オペレーティングシステムから取得された前記切り替え前のプリンタドライバの印刷設定値に設定する
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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