JP6059679B2 - 遊技機用制御基板ケースの製造方法および遊技機の製造方法 - Google Patents
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つまり、上記透明固定部は、有色透明や半透明を含む透明な固定部である。そして、上記透過抑制層は、透明固定部よりも光の透過を抑制する有色透明や半透明、あるいは不透明な固定部であり、透明固定部よりもレーザー光のエネルギーを吸収することができる。
さらに、上記収容構成部は、全部あるいはその一部が透明、有色透明、あるいは半透明であってもよいし、不透明であってもよい。
この発明により、溶着シートは、固定部同士を確実に溶着することができる。
この発明により、遊技機の製造方法は、固定部同士を溶着して一体化した遊技機用制御基板ケースを備えたため、上述する不正行為を行って正規の制御基板と不正な制御基板とを取り換えることなどを防止することができる。
まず、特許請求の範囲の遊技機に対応するスロットマシン1の構成について、図1および図2を用いて説明する。
図1は、スロットマシン1の正面図を示し、図2は、スロットマシン1の前扉20を開放した状態の斜視図を示している。
メダル払出装置14は、遊技の進行に応じてメダルを貯留、排出する装置であり、溢れたメダルを貯留する補助タンク(図示省略)を備えている。
電源制御装置15は、外部から供給される電力を制御する機能と、上述した各部に電力を供給する装置である。
上部スピーカー22は、メイン制御ユニット11から出力された音声信号を出力する。
MAXBETボタン24bは、一回の遊技におけるメダルの最大賭け数を、獲得したメダル枚数をデータとして蓄積しているクレジットからセットすることを所望する利用者の操作を受け付けるボタンである。
3つのストップボタン24eは、リールユニット13の3つのリール13aにそれぞれ対応しており、対応するリール13aの回転、停止を所望する利用者の操作を受け付けるボタンである。
下部スピーカー26は、サブ制御ユニット12から出力された音声信号を出力する。
受け皿28は、メダル排出口27から排出されたメダルを貯留可能に構成している。
なお、溶着シート33は、不透明な素材で構成することに限らず、ベース体40やカバー体50よりも光の透過を抑制する有色透明や半透明の素材で構成してもよい。
第1側壁41aおよび第2側壁41bは、下方Hdに突出する側壁であり、第2側壁41bは、第1側壁41aよりも下方Hd且つ内側に配置されている。
詳述すると、シート位置決め部44は、底面46(対向面に対応)と、該底面46の内周側において、上方Huに突出する内側リブ47と、外周側において、上方Huに突出する外側リブ48(保護部に対応)とで構成している。
筐体固定部45は、フランジ42における短辺の側面から長手方向Xに沿って外側に突出し、フランジ42における長辺の側面付近にそれぞれ備えられている。
コネクタ挿通部53は、封止部51bから下方Hdに突出するように形成されており、底面にコネクタ31aを挿通可能な3つのコネクタ挿通孔53aを形成している。
ねじ止め部55は、ベース体40とカバー体50とをねじBで螺合できるように、収容構成部41に形成したねじ挿通部43と一致する位置に配置されている。
詳述すると、第1側壁41aと側壁51aとが内外方向に重なり合うことで、収容構成部41,51が当接して収容部31を構成し、溶接フランジ34は、収容部31における当接部分である第1側壁41aおよび側壁51aの平面視外側において、全周にわたって環状に形成されている。
なお、メイン制御ユニット11は、制御基板や制御基板ケースがサブ制御ユニット12における制御基板32や制御基板ケース30と異なるものの、サブ制御ユニット12と同様の基本構成であるため、その説明を省略する。
図6は、カバー体50と制御基板32との斜視図を示し、図7は、制御基板32と固定されたカバー体50とベース体40と溶着シート33との斜視図を示し、図8は、フランジ42,52との周辺の拡大断面図を示し、図9は、フランジ42,52との周辺の拡大平面図を示している。
本実施形態におけるスロットマシン1は、フランジ42,52を溶着して一体化した制御基板ケース30の内部の収容部31に制御基板32を収容したメイン制御装置11を備えたことにより、スロットマシン1は、強制的にフランジ42,52の溶着状態をはがすなどの不正行為を行って、正規の制御基板30と不正な制御基板とを取り換える行為などを防止することができる。
この発明の遊技機は、実施形態のスロットマシン1に対応し、
以下同様に、
遊技機用制御基板ケースは、制御基板ケース30に対応し、
溶着固定部は、溶着フランジ34に対応し、
対向面は、底面46および下面57に対応し、
固定部および透明固定部は、フランジ42,52に対応し、
保護部は、外側リブ48に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
30…制御基板ケース(遊技機用制御基板ケース)
31…収容部
32…制御基板
33…溶着シート
34…溶着フランジ(溶着固定部)
35…溶着層
35a…透過抑制層
40…ベース体
41…収容構成部
42…フランジ(固定部、透明固定部)
43…ねじ挿通部
44…シート位置決め部
46…底面(対向面)
47…内側リブ
48…外側リブ(保護部)
50…カバー体
51…収容構成部
52…フランジ(固定部、透明固定部)
53…コネクタ挿通部
53a…コネクタ挿通孔
54,55…ねじ止め部
56…基板位置決め部
57…下面(対向面)
60…レーザー照射装置
60L…レーザー光
B…ねじ
X…長手方向
Y…短手方向
Hu…上方
Hd…下方
Claims (6)
- それぞれに備えた固定部同士を重ねて一体化したベース体とカバー体とで構成するとともに、制御基板を収容する収容部を有する遊技機用制御基板ケースの製造方法であって、
前記収容部を構成する収容構成部と、該収容構成部の全周に沿った途切れのない枠状で、熱可塑性を有する合成樹脂で構成された前記固定部とをそれぞれ備え、少なくとも一方の前記固定部が、光を透過可能な透明固定部で構成された前記ベース体および前記カバー体の前記固定部同士を、前記固定部と略相似形で、前記固定部の全周に沿った途切れのない枠状に形成された熱可塑性合成樹脂製の溶着シートを介在させて重ね合わせる工程と、
前記透明固定部側から照射したレーザー光によるレーザー溶接によって、前記溶着シートを介在させて重ね合わせた前記固定部同士を溶着して溶着固定部を形成するとともに、該溶着固定部における前記固定部、及び前記溶着シートを一体的に溶着した溶着層が、前記固定部の全周に沿った途切れのない枠状で、前記透明固定部よりも光の透過を抑制する透過抑制層に形成される工程とを備えた
遊技機用制御基板ケースの製造方法。 - 前記固定部と前記溶着シートとを同素材の合成樹脂で構成した
請求項1に記載の遊技機用制御基板ケースの製造方法。 - それぞれに備えた固定部同士を重ねて一体化したベース体とカバー体とで構成するとともに、制御基板を収容する収容部を有する遊技機用制御基板ケースの製造方法であって、
前記収容部を構成する収容構成部と、該収容構成部の全周に沿った途切れのない枠状で、熱可塑性を有する合成樹脂で構成された前記固定部とをそれぞれ備え、一方の前記固定部が、光を透過可能な透明固定部で構成されるとともに、他方の前記固定部における前記透明固定部と対向する対向面が、前記透明固定部よりも光の透過を抑制する途切れのない枠状の透過抑制面で構成された前記ベース体および前記カバー体の前記固定部同士を重ね合わせる工程と、
前記透明固定部側から照射したレーザー光によるレーザー溶接によって、重ね合わせた前記固定部同士を溶着して溶着固定部を形成するとともに、該溶着固定部における前記固定部同士を溶着した溶着層が、前記固定部の全周に沿った途切れのない枠状で、前記透明固定部よりも光の透過を抑制する透過抑制層に形成される工程とを備えた
遊技機用制御基板ケースの製造方法。 - 前記固定部を、前記収容構成部から外側に突出したフランジ状に形成した
請求項1から3のうちいずれか一項に記載の遊技機用制御基板ケースの製造方法。 - それぞれに備えた固定部同士を重ねて一体化したベース体とカバー体とで構成するとともに、制御基板を収容する収容部を有する遊技機用制御基板ケースの製造方法であって、
前記収容部を構成する収容構成部と、熱可塑性を有する合成樹脂の前記固定部とをそれぞれ備え、少なくとも一方の前記固定部が、光を透過可能な透明固定部で構成された前記ベース体および前記カバー体の前記固定部同士を、熱可塑性を有する合成樹脂製で、予め遊技機用制御基板ケースを識別する記号またはマークが表面に付加された溶着シートを介在させて重ね合わせる工程と、
前記透明固定部側から照射したレーザー光によるレーザー溶接によって、前記溶着シートを介在させて重ね合わせた前記固定部同士を溶着して溶着固定部を形成するとともに、該溶着固定部における前記固定部、及び前記溶着シートを一体的に溶着した溶着層が、前記透明固定部よりも光の透過を抑制する透過抑制層に形成される工程とを備えた
遊技機用制御基板ケースの製造方法。 - 請求項1から5のうちいずれか一項に記載の遊技機用制御基板ケースの製造方法を工程に備えた
遊技機の製造方法。
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