JP6057195B2 - 音響信号処理装置およびパラメータ調整方法 - Google Patents

音響信号処理装置およびパラメータ調整方法 Download PDF

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Description

この発明は、音響信号処理装置およびパラメータ調整方法に関し、特に多数のチャンネル(ch)のパラメータ設定状況を表示した画面から、簡単な操作で1chまたは2chのパラメータ編集画面を開くことを可能とする技術に関する。
ディジタルミキサなどの音響信号処理装置は、多くの系列の音響信号を処理するための多くのchを備えている。また、それらのchの種々のパラメータを表示および設定する画面としてchストリップ画面が設けられている(例えば、特許文献1の図6および段落0029〜0036など)。chストリップ画面は、所定の複数ch(例えば8chや16ch)分のパラメータの設定状況を一覧表示する画面である。さらに、chストリップ画面が表示されている状態から、所定の操作を行うことにより、各入力chの各構成ブロック(イコライザ、ダイナミクス等)のパラメータを細かく編集するウィンドウをポップアップで表示することができる(例えば、特許文献1の図9〜図11)。
一方、従来より、音楽製作の各種の機能(例えば、ハードディスクレコーディング機能、MIDIデータやオーディオデータの作成編集機能、ミキシング機能、シーケンサー機能など)を実現するいわゆるディジタルオーディオワークステーション(DAW)が知られている(非特許文献1参照)。DAWは、例えば汎用のパーソナルコンピュータ(PC)に所定のソフトウェアをインストールして実行することにより実現される。DAWにおいても、複数ch分のパラメータを表示するchストリップ画面が備えられており、またそのchストリップ画面で表示されている何れか1のchのchストリップの[エディット]ボタンを操作すると、その1chのパラメータを細かく編集するためのパラメータ編集ウィンドウが開くようになっている。
特許第4210951号公報
「Cubase SX/SL 徹底操作ガイド」、リットーミュージック社、2004年7月31日発行
上述した特許文献1のポップアップ表示されるウィンドウや非特許文献1のパラメータ編集ウィンドウでは1つのchについてのパラメータを操作できるが、例えばch間のバランスをとるために2ch分のパラメータを比較しながら操作したい場合がある。DAWでは、任意のchのパラメータ編集ウィンドウを同時に幾つでも表示できるものがあるが、汎用的に過ぎて、結局、操作者がマウスで複数のchの各パラメータ編集ウィンドウを見やすいように配置して操作する必要があり、操作が煩雑である。そこで、もっと簡単な操作で、複数chのパラメータ設定状況を表示するchストリップ画面と、任意の1chのパラメータ編集画面と、任意の2chのパラメータ編集画面とを切り替えることができるようにしたいという要求がある。
本発明は、音響信号処理装置において、多数のchのパラメータ設定状況を表示した画面から、簡単な操作で1chまたは2chのパラメータ編集画面を開き、また切り替えることができるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、それぞれチャンネル毎のパラメータの値に基づいて音響信号に対して信号処理を施す複数のチャンネルを備えるチャンネル処理部と、複数のチャンネルストリップを備えたチャンネルストリップ部であって、1本のチャンネルストリップは第1設定操作子と第2設定操作子とエディットボタンとを有し、前記複数のチャンネルストリップが第1グループと第2グループとに分けられているチャンネルストリップ部と、前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップにそれぞれ前記チャンネル処理部のチャンネルのいずれかを割り当てて、該チャンネルストリップの第2設定操作子の操作に応じて該チャンネルストリップに割り当てられたチャンネルのパラメータの値を調整するチャンネルパラメータ調整手段と、前記第1グループと前記第2グループの中の任意の2本のチャンネルストリップのエディットボタンの同時操作に応じて、それらのチャンネルストリップに割り当てられた2個のチャンネルのうちの第1チャンネルの複数のパラメータを前記第1グループのチャンネルストリップに対応付けて表示し、同2個のチャンネルのうちの第2チャンネルのパラメータを前記第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する2チャンネル画面を表示するよう、所定の表示器を制御する第1の表示制御手段と、前記2チャンネル画面で表示している第1チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第1グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当て、前記2チャンネル画面で表示している第2チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第2グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第1のパラメータ調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の音響信号処理装置であって、前記第1グループと前記第2グループの中の任意の1本のチャンネルストリップのエディットボタンの単独操作に応じて、そのチャンネルストリップに割り当てられた1個のチャンネルの複数のパラメータを前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する1チャンネル画面を表示するよう前記表示器を制御する第2の表示制御手段と、前記1チャンネル画面で表示している前記1個のチャンネルの複数のパラメータのそれぞれを、前記前記第1及び第2グループのチャンネルストリップ部の各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第2のパラメータ調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の音響信号処理装置であって、前記第2の表示制御手段は、さらに、前記表示器に前記2チャンネル画面が表示されているとき、その2チャンネル画面で表示している前記第1及び第2チャンネルが割り当てられている2本のチャンネルストリップ以外の何れか1本のチャンネルストリップのエディットボタンの操作に応じて、そのチャンネルストリップに割り当てられた1個のチャンネルの複数のパラメータを、前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する前記1チャンネル画面を表示するよう前記表示器を制御することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1から3の何れかに記載の音響信号処理装置であって、前記表示器に前記2チャンネル画面が表示されているとき、その2チャンネル画面で表示している前記第1及び第2チャンネルが割り当てられている2本のチャンネルストリップのうち何れかが備えるエディットボタンの操作に応じて、前記チャンネルストリップ部の複数のチャンネルストリップに割り当てられた全てのチャンネルのパラメータの設定状態を、前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて一覧表示するチャンネルストリップ画面を表示するよう、前記表示器を制御する第3の表示制御手段と、前記チャンネルストリップ画面の表示を行う場合に、前記チャンネルパラメータ調整手段によるチャンネルの割り当てに従い、前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップの第1設定操作子に前記チャンネル処理部のいずれかのチャンネルの1のパラメータを割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第3のパラメータ調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、それぞれチャンネル毎のパラメータの値に基づいて音響信号に対して信号処理を施す複数のチャンネルを備えるチャンネル処理部と、複数のチャンネルストリップを備えたチャンネルストリップ部であって、1本のチャンネルストリップは第1設定操作子と第2設定操作子とエディットボタンとを有し、前記複数のチャンネルストリップが第1グループと第2グループとに分けられているチャンネルストリップ部とを備える音響信号処理装置が、前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップにそれぞれ前記チャンネル処理部のチャンネルのいずれかを割り当てて、該チャンネルストリップの第2設定操作子の操作に応じて該チャンネルストリップに割り当てられたチャンネルのパラメータの値を調整するチャンネルパラメータ調整手順と、前記第1グループと前記第2グループの中の任意の2本のチャンネルストリップのエディットボタンの同時操作に応じて、それらのチャンネルストリップに割り当てられた2個のチャンネルのうちの第1チャンネルの複数のパラメータを前記第1グループのチャンネルストリップに対応付けて表示し、同2個のチャンネルのうちの第2チャンネルのパラメータを前記第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する2チャンネル画面を表示するよう、所定の表示器を制御する第1の表示制御手順と、前記2チャンネル画面で表示している第1チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第1グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当て、前記2チャンネル画面で表示している第2チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第2グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第1のパラメータ調整手順とを実行することを特徴とする。
本発明によれば、各chストリップに用意されたエディットボタンの簡単な操作によって、chストリップ画面、1_ch画面、2_ch画面のうちの所望のタイプの、所望のチャンネルを制御対象とする1の画面を選択的に開き、そのチャンネルのパラメータの編集を行うことができる。特に、2_ch画面では、任意の2チャンネルのパラメータの値を、相互に比較しながら調整することができる。
この発明の実施の形態の音響信号処理装置であるディジタルミキサのハードウエア構成を示すブロック図 ディジタルミキサと外部表示器を接続した様子を示す外観図 表示器の画面例とディジタルミキサの操作パネル上の構成を示す図 ミキシング処理の機能構成を示すブロック図 入力chの1ch分の機能構成例を示すブロック図 1ch_画面の表示例を示す図 2ch_画面の表示例を示す図 画面のモード遷移を示す図 レイヤ選択処理およびフェーダの操作時処理のフローチャート ノブ311が操作されたときの処理を示すフローチャート エディットボタン312がオン操作(押下)およびオフ操作されたときの処理を示すフローチャート PC上でDAWを動作させ、該PCに外部ディスプレイとコントロールサーフェイスとを接続した構成例を示す図
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の実施の形態の音響信号処理装置であるディジタルミキサ100のハードウエア構成を示すブロック図である。中央処理装置(CPU)101は、このミキサ全体の動作を制御する処理装置である。フラッシュメモリ102は、CPU101が実行する各種のプログラムや各種のデータなどを格納した不揮発性メモリである。ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用する揮発性メモリである。表示器入出力インターフェース(I/O)104は、外部表示器(ディスプレイ)105を接続するためのインターフェースである。その他I/O106は、その他の種々の機器を接続するためのインターフェースである。電動フェーダ107は、操作パネル上に設けられた、各種のパラメータ値を設定するための操作子である。操作子108は、操作パネル上に設けられた、ユーザが操作するための各種の操作子(電動フェーダ以外のボタンなど)である。波形I/O109は、外部機器との間で音響信号をやり取りするためのインターフェースである。信号処理部(DSP)110は、CPU101の指示に基づいて各種のマイクロプログラムを実行することにより、波形I/O109経由で入力した音響信号のミキシング処理、効果付与処理、および音量レベル制御処理などを行い、処理後の音響信号を波形I/O109経由で出力する。バス120は、これら各部を接続するバスラインであり、コントロールバス、データバス、およびアドレスバスを総称したものである。
図2は、図1のディジタルミキサ100と外部表示器105を接続した様子を示す外観図である。不図示だが、ディジタルミキサ100の上面の操作パネル201には、電動フェーダ107や操作子108などが配置されている。表示器105としては任意の大きさのディスプレイを接続できる。ただし、後述の図3に示すように、操作パネル201上に設けられているchストリップの本数に対応する表示を行うためには、ある程度の大きさのディスプレイを接続するのが好ましい。また、表示器105は、図3に示すように、chストリップ画面の各chストリップの表示の下側に操作パネル201上の各chストリップが位置するように、配置することが好ましい。
図3は、本実施形態における表示器105の画面例とディジタルミキサ100の操作パネル201上の構成を示す。301は表示器105に表示される画面例であり、302は操作パネル201上に配置されている各種操作子の外観を示す。
操作パネルには、16本のchストリップ303−1〜303−16からなるchストリップ部が設けられている。左側の8本をchストリップ#1グループと呼び、右側の8本をchストリップ#2グループと呼ぶ。1本のchストリップ、例えば303−1は、ロータリエンコーダ(ノブ)311、エディットボタン312、SELボタン313、ONボタン314、および電動フェーダ315を備える。
ノブ311は、上側の画面301に表示される内容などに応じて機能が切り替わるパラメータ調整用のロータリエンコーダである。エディットボタン312は、後に詳述する1_ch画面や2_ch画面を表示する際に使用するボタンである。SELボタン313は、当該chストリップ303−1に割り当てられているchを選択するときに使用するボタンである。ONボタン314は、当該chストリップ303−1が割り当てられているchをオン/オフするボタンである。電動フェーダ315は、割り当てられているchの音量レベル(信号レベル)などを調整するためのフェーダである。他のchストリップ303−2〜303−16も同様の構成である。なお、各chストリップの構成要素311〜315にも−1から−16の枝番を付けて表現する。例えば、chストリップ303−3のノブは、番号311−3で指し示すものとする。
305はパラメータテーブルPTのポインタを移動するためのボタン群(別の観点ではパラメータのページ指定ボタン群)、306は表示するパラメータ種類(ジャンル)を指定するためのボタン群であるが、これらについては後に詳述する。
画面例301中で、321はchストリップ画面(全体)、322は全chメータ表示画面、323は主メータ等表示画面を示す。chストリップ画面321は、chストリップ303−1〜303−16に対応するchパラメータ表示領域321−1〜321−16を並べたものである。1つのchパラメータ表示領域、例えば321−1には、対応するchストリップ303−1に割り当てられているchに関する各種パラメータの設定状態が表示される。ノブ311にアサインされているパラメータの設定状態が表示されている場合には、そのパラメータ表示が強調表示される。他のchパラメータ表示領域321−2〜321−16も同様である。全chメータ表示画面322には、全てのchのそれぞれについての信号レベルを示すメータが表示される。主メータ等表示画面323には、本ミキサの主出力信号等の主要な信号のレベルを示すメータや、シーン制御状態などが表示される。
図4は、本ミキサにより実現するミキシング処理の機能構成を示すブロック図である。401はマイクなどで入力したアナログ音響信号をディジタル信号に変換した入力を示す。402はディジタル音響信号の入力を示す。これらの入力は、それぞれ複数本(その本数は装置構成に応じた上限がある)設けることができる。入力パッチ403は、上述した入力を入力ch404へ接続する任意結線を行う。その結線の設定は、ユーザが所定の画面を見ながら任意に行うことができる。入力ch404は、シングルで48chが設けられている。各入力ch404は、設定されたパラメータの現在値に基づいて、入力信号に対するレベル制御や周波数特性の調整処理などの各種の信号処理を行う。各入力ch404の信号は、24本のMIXバス406のそれぞれへ出力することができ、その送出レベルをそれぞれ独立に設定することができる。
MIXバス406の24本の各バスは、入力ch404から入力した信号をミキシングする。ミキシングされた信号は、そのMIXバスに対応する出力ch407に出力される。MIXバス406と出力ch407とは1対1の対応で各chが対応づけられている。各出力chは、設定されたパラメータの現在値に基づいて出力側の各種の信号処理を行う。出力ch407の出力は、出力パッチ408に入力する。出力パッチ408は、出力ch407からアナログ出力409またはディジタル出力410への任意の結線を行う。その結線の設定は、ユーザが所定の画面を見ながら任意に行うことができる。
なお、入力部401,402および出力部409,410は図1の波形I/O109により実現する。その他の部分403〜408は、DSP110が所定のマイクロプログラムを実行することにより実現する。該マイクロプログラムは、CPU101がDSP110に送って設定する。DSP110が該マイクロプログラムを実行するときに使用する係数データも、CPU101がDSP110に送って設定する。
図5は、図4で説明した入力ch404の1ch分の機能構成例を示すブロック図である。入力chには、入力パッチ403からディジタル信号が入力する。エフェクト1(501)とエフェクト2(502)は、予めフラッシュメモリ102内に用意されている内蔵エフェクトからユーザが任意に選択して割り当てることができるエフェクト(インサーションあるいはプラグイン)である。選択された内蔵エフェクトのエフェクトデータがDSP110に送られ、DSP110が該エフェクトデータに基づいて動作することにより当該エフェクト1,2が実現される。EQ503は周波数特性の調整処理を行うイコライザである。Comp504は自動ゲイン調整処理を行うコンプレッサである。フェーダ505は、電動フェーダ107(図3の315)の設定位置に応じて信号レベルを調整する部分である。ミュート506は、ミュートスイッチの設定状態に応じてミュートを行う部分である。出力507は、当該入力chの信号を各MIXバス406に出力する際の各MIXバス406への送出レベルの調整を行う部分である。上記では入力chについて説明したが、出力chの機能構成も、出力507が出力パッチ408のみに信号を出力し、そこでは送出レベルの調整をしない点を除いて、これと同様のものである。
上記図4や図5の各部はそれぞれ各種のパラメータを有する。パラメータの現在値(カレントデータ)は、フラッシュメモリ102またはRAM103に設けられたカレントメモリへ記憶される。ミキサ100における、各部の信号処理の設定や、パネル状態の設定は、カレントメモリに記憶されているカレントデータに基づいて行われる。すなわち、カレントメモリ上の各種パラメータの値を設定・変更することにより、ミキサ100の各部の動作が制御できるように構成されている。カレントメモリにはミキサ100が備えるすべてのパラメータのカレントデータが記憶され、該カレントメモリ内のカレントデータは、操作子107,108や表示器104などを使って行われる各種の操作の内容に応じて変更(調整)される。上記カレントメモリに記憶されているパラメータは、それぞれ、chを特定しない、固有のIDと名称とを有している。つまり、異なる2つのchの、同じブロックの同じパラメータは、同じIDと名称とを有する。
図6は、1ch_画面の表示例を示す。図3のchストリップ画面321が表示されている状態において、何れか1つのchストリップ303のエディットボタン312を押下すると、そのchストリップに割り当てられているchに関する1ch_画面が表示される。1ch_画面601は、chストリップ画面321が表示されていた領域にポップアップする形で表示される。上側の全chメータ表示画面322と右側の主メータ等表示画面323はそのまま表示が継続される。
1ch_画面は、指定された1つのchの指定された種類のパラメータを細かく表示し編集するための画面である。編集対象のchは、上述したようにエディットボタン312が押下された1つのchストリップに割り当てられているchである。編集対象のパラメータ種類(ジャンル)は、図3のボタン群306により指定される。具体的には、ボタン群306は、(1)ルーティング、(2)パン、(3)センド、(4)イコライザ、(5)コンプレッサ、(6)プラグイン1、(7)プラグイン2の何れか1つを選択するボタン群である。常に何れか1つのボタンがオン状態(そのボタンに対応するパラメータ種類が指定された状態)であるものとし、ボタン群306のオフ状態のボタンを押下すると、オン状態であったボタンがオフ状態となり、押下されたボタンがオン状態となり、その押下されたボタンに対応するジャンルが指定された状態に切り替わる。
図6の1_ch画面601は、上記ボタン群306のうち(4)イコライザを指定するボタンがオン状態の場合の画面例である。611は、当該chにおけるイコライザの現在の設定状態を示すグラフであり、横軸が周波数、縦軸が各周波数の減衰レベルを示す。612−1〜612−16は、各周波数帯(バンド)のパラメータの名称「Par」とその設定値「Val」の表示領域である。例えば、31バンドのイコライザの場合、表示領域612−1には、バンド1のパラメータの名称「Par」として周波数「20Hz」と表示され、その設定値「Val」としてレベル値(例えば、「-12.5dB」、「3dB」、「0dB」、…)が表示される。表示領域612−2には、バンド2のパラメータの名称「Par」として周波数「25Hz」と表示され、その設定値「Val」としてレベル値が表示される。表示領域612−3には、バンド3のパラメータの名称「Par」として周波数「31.5Hz」と表示され、その設定値「Val」としてレベル値が表示される。以下、同様である。これらの表示領域612−1〜612−16は、それぞれ操作パネルのノブ311−1〜311−16に順に対応しており、ノブ311−1によりバンド1のレベル値を、ノブ311−2によりバンド2のレベル値を、…それぞれ調整することができる。特に、ユーザは、パラメータ名称を視認しつつノブ311を操作して、パラメータ値を変更することができる。この例は31バンドのイコライザであるが、chストリップ303は16本であるので、1_ch画面601がポップアップ表示された初期状態では、バンド1〜16の各レベル値を表示領域612−1〜612−16に順に表示して、それぞれノブ311−1〜311−16で調整することができる。
バンド17〜31のレベル値は、ボタン群305により次ページの指定を行うことで表示される。ボタン群305は、第1ページ、第2ページ、…のようにページを指定するボタン群である。1_ch画面601がポップアップ表示された初期状態では、第1ページが指定された状態となり、他のページを指定するボタンを押下すると、そのページに切り替わる。従って、1_ch画面601が表示されている状態で第2ページ指定ボタンを押下することで、表示領域612−1にはバンド17のパラメータの名称とレベル値、表示領域612−2にはバンド18のパラメータの名称とレベル値、…というように、第2ページの各バンドのパラメータ名称とレベル値が表示され、ノブ311−1によりバンド17のレベル値を、ノブ311−2によりバンド18のレベル値を、…それぞれ調整することができる。なお、この例では31バンドであるので、第2ページが表示されている場合、表示領域612−16には何も表示されず、ノブ311−16の操作も無効である。
なお、1_ch画面601がポップアップ表示されているとき、上述したように各ノブ311の機能はその1_ch画面601に応じて変わるが、chストリップ303の他の操作子312〜315の機能は変わらない。例えば、フェーダ315−1を操作することで、chストリップ303ー1に割り当てられているchのレベルを調整できる。
ここでは31バンドのイコライザの例を説明したが、ボタン群306により他のジャンルが選択されている場合も同様である。例えば、(3)センドが選択されている状態で何れか1のchストリップ303のエディットボタン312を押下すると、当該chストリップ303に割り当てられているchから各送り先(出力先)へのセンドレベルを調整するための1_ch画面が表示される。最初に表示されるのは、第1ページの16個の送り先へのセンドレベルである。すなわち、図6の表示領域612−1〜612−16には、名称「Par」として送り先のバス名(例えば、「MIX1」、「MIX2」、「MIX3」、…)が順に表示され、設定値「Val」として各送り先へのセンドレベル値(例えば、「-∞dB」、「-6dB」、「-20dB」、…)が表示される。ユーザは、各送り先を視認しつつ、ノブ311を操作して、各送り先へのセンドレベルを調整できる。また、ボタン群305により第2ページ以降のページに切り替えて、第1ページ以降の出力先へのセンドレベルを調整できる。なお、センドレベルの場合、各ノブ311の近傍に配置されているボタンを利用して、対応する送り先のバスへのセンドオンのパラメータをオン/オフできるように(すなわち、該バスへ信号を供給する/しないの制御ができるように)するとよい。
なお、ボタン群306により(6)プラグイン1が選択されたときには、その時点で図5のエフェクト1(501)に割り当てられているインサーションに関する複数のパラメータを表示編集する1_ch画面601がポップアップ表示され、ノブ311で調整できるようになる。(7)プラグイン2が選択されたときには、その時点で図5のエフェクト2(502)に割り当てられているインサーションに関する複数のパラメータを表示編集する1_ch画面601がポップアップ表示され、ノブ311で調整できるようになる。
図7は、2ch_画面の表示例を示す。図3のchストリップ画面321が表示されている状態において、何れか2つのchストリップ303のエディットボタン312を同時に押下すると、それらのchストリップに割り当てられている2つのchに関する2ch_画面が表示される。2ch_画面は、左側画面701と右側画面702からなる。2ch_画面701,702は、chストリップ画面321が表示されていた領域にポップアップする形で表示される。上側の全chメータ表示画面322と右側の主メータ等表示画面323はそのまま表示が継続される。
2ch_画面は、指定された2つのchの指定された種類のパラメータを同時に細かく表示し編集するための画面である。編集対象のchは、上述したようにエディットボタン312が同時押下された2つのchストリップに割り当てられている2つのchである。2つのchを左側画面701と右側画面702のどちらに割り当てるかは任意であるが、ここではch番号の小さい方を左側に割り当て、もう一方を右側に割り当てている。編集対象のパラメータ種類が図3のボタン群306により指定される点は、1ch_画面と同じである。
図7の2_ch画面701,702は、上記ボタン群306のうち(4)イコライザを指定するボタンがオン状態の場合の画面例である。図から分かるように、2_ch画面の左側画面701と右側画面702の構成は、図6の1ch_画面601と同様である。左側画面701の表示領域712−1〜712−8と右側画面702の表示領域722−1〜722−8の各々において、名称「Par」と設定値「Val」が表示される点も、図6と同様である。ただし、表示編集するパラメータの数は、1ch_画面601では16個あるのに対し、2_ch画面の左側画面701と右側画面702ではそれぞれ8個になっている。従って、左側画面701では編集対象のchのバンド1〜8をノブ311−1〜311−8で、右側画面702では編集対象のchのバンド1〜8をノブ311−9〜311−16で、それぞれ調整可能である。バンド9以降については、ボタン群305によりページを指定して表示・編集する点も1ch_画面601と同様である。この例ではバンド数が31であるので、第1〜第4ページを切り替えることで全バンドの調整が可能である。なお、左側画面701と右側画面702とで別のページを表示させることはできない。
2_ch画面701,702がポップアップ表示されているとき、chストリップ303の他の操作子312〜315の機能が変わらない点は、図6の1ch_画面601と同様である。
図8は、本実施形態のディジタルミキサにおける画面のモード遷移を示す表である。chストリップ画面が表示されているときをchストリップモードと呼び、1_ch画面が表示されているときを1_chモードと呼び、2_ch画面が表示されているときを2_chモードと呼ぶ。図8の「前」の欄は遷移前のモード、「後」の欄は遷移後のモードを示し、表内にはそのようにモード遷移させる操作を示す。
chストリップモードの状態で、任意の1つのchストリップのエディットボタン312を押すとそのchストリップに割り当てられているchに関する1_ch画面を表示する1_chモードに遷移し、任意の2つのchストリップのエディットボタン312を同時に押すとそれらのchストリップに割り当てられている2つのchに関する2_ch画面を表示する2_chモードに遷移する。1_chモードの状態で、エディット中のchのエディットボタン312を押すとchストリップモードに戻る。1_chモードの状態で、エディット中のch以外のchのエディットボタン312を押すと、1_chモードであることに変更はないが、表示されている1_ch画面の表示編集対象chが新たにエディットボタン312が押されたchに変更される。1_chモードの状態で、任意の2chのエディットボタン312を同時に押すと、それらの2chに関する2_ch画面を表示する2_chモードに遷移する。2_chモードの状態で、エディット中の2chの何れかのエディットボタン312を押すと、chストリップモードに戻る。2_chモードの状態で、エディット中でない任意の1chのエディットボタン312を押すと、そのchに関する1_ch画面を表示する1chモードとなり、任意の2chのエディットボタン312を同時に押すと、それらの2chに関する2_ch画面を表示する2_chモードとなる。
なお、1_chモードや2_chモードの状態で、ボタン群306によりジャンルを切り替えた場合は、新たに指定されたジャンルに関する1_ch画面や2_ch画面に切り替わるものとする。この場合、表示されるページは第1ページに初期化される。例えば、イコライザの1_ch画面で第2ページが表示されている状態で、ボタン群306によりジャンルをコンプレッサに切り替えた場合は、コンプレッサの1_ch画面の第1ページが表示される。
次に、図9以降のフローチャートを参照して、本実施形態のディジタルミキサの動作を説明する。フローの説明の前に、変数について説明する。なお、変数を示す記号は、その変数を表すとともに、その変数に格納されるデータをも表すものとする。
(1)AC(i):16本のchストリップ303−1〜303−16に割り当てられているchのIDを格納する配列である。添字i(iは0から15の整数をとる)で左側から順に各chストリップを特定する。例えば、AC(0)にはchストリップ303−1に割り当てられているchのIDが格納され、AC(1)にはchストリップ303−2に割り当てられているchのIDが格納される。
(2)DM:ディスプレイモードを示す。0のときchストリップモード、1のとき1_chモード、2のとき2_chモードを示す。
(3)DC1およびDC2:1_chモードまたは2_chモードのときにポップアップ表示される画面の編集対象ch(ディスプレイch)を格納する変数である。chストリップモードのときは、DC1およびDC2は共にnullとする。1_chモードのときは、1_ch画面の編集対象chをDC1に格納し、DC2はnullとする。2_chモードのときは、2_ch画面の左側画面の編集対象chをDC1に格納し、右側画面の編集対象chをDC2に格納する。なお、操作パネル201上の16のエディットボタン312のうち、変数DC1ないしDC2に編集対象chとして格納されているchが割り当てられているchストリップ303のエディットボタン312が点灯し、それ以外のchストリップ303のエディットボタン312は消灯する。これにより、ユーザは、どのエディットボタンが「Edit中のchのエディットボタン」であるかを視認でき、図8の表中の「Edit中のchのエディットボタンを押す」操作等を効率的に行うことができる。
(4)PT:現在選択されているジャンルの各パラメータのIDを順番に記憶したパラメータテーブルを示す。ボタン群306で指定することができるジャンル毎に設けられている配列である。例えば、イコライザのパラメータはバンド1〜31の各バンドの減衰レベルである31個のパラメータからなるので、それらの31個の各パラメータを特定するIDを順番にイコライザ対応のパラメータテーブルPTにセットしておく。すなわち、PT(0)に「バンド1の減衰レベル」のパラメータIDを、PT(1)に「バンド2の減衰レベル」のパラメータIDを、…、PT(30)に「バンド31の減衰レベル」のパラメータのIDを、それぞれセットしておく。なお、実際にはジャンル毎にパラメータテーブルが用意されているが、以下の説明ではパラメータテーブルを1つの記号PTのみで説明する。すなわち、単にパラメータテーブルPTと言うときには、現在ボタン群306で指定されているジャンルのパラメータテーブルを示しているものとする。なお、パラメータテーブルPTは、ユーザが編集できるテーブルとしてもよいし、モード毎に別テーブルとしてもよい。
(5)SMP:ストリップモードポインタである。パラメータテーブルPTの添字に使用する変数であり、chストリップモードにおいてノブ311に割り当てられているパラメータのIDを参照する添字の値が格納される。逆に言えば、chストリップモードにおいて、何れかのchストリップ303のノブ311が操作されたときには、そのchストリップ303に割り当てられているchのPT(SMP)のIDのパラメータの値をノブ操作量に応じて調整すれば良いことになる。
さらに詳しく説明すれば、chストリップモードでは、各chストリップ303にchが割り当てられるが、ノブ311にはユーザが調整したいパラメータを任意に割り当てることができる。例えば、chストリップ303−1〜303−16に入力ch1〜16が割り当てられており、ユーザの設定によりノブ311にイコライザのバンド3が割り当てられている場合、ノブ311−1で入力ch1のイコライザのバンド3の減衰レベルが調整でき、ノブ311−2で入力ch2のイコライザのバンド3の減衰レベルが調整でき、…、というようにできる。この場合、ユーザがノブ311にパラメータを割り当てることは、内部的にPT(SMP)で当該パラメータのIDが参照できるようにSMPの値を決定していることを意味する。上記の例では、ユーザがノブ311にイコライザのバンド3を割り当てる設定を行うと、SMP=2が設定され、イコライザのパラメータテーブルPTからPT(SMP)すなわちPT(2)を参照すると、ノブ311に割り当てられているパラメータのIDがイコライザのバンド3であることが分かるようにできるということである。なお、SMPの値は初期値0とし、所定の操作を行うと1ずつインクリメント(またはデクリメント)することで設定される。
(6)1CMP:1_chモードポインタである。パラメータテーブルPTの添字に使用する変数であり、1_chモードにおいて1番左のchストリップ303−1のノブ311−1に割り当てられているパラメータのIDを参照する添字の値が格納される。逆に言えば、1_chモードにおいて、chストリップ303−*(*はi+1の整数、ただしiは0〜15の整数)のノブ311−*が操作されたときには、いまポップアップ表示されている1_ch画面の編集対象ch(すなわちDC1)のPT(1CMP+i)のIDのパラメータの値をノブ操作量に応じて調整すれば良いことになる。なお、1CMPの値は初期値0とし、ボタン群305によりページpが指定されたとき、1CMP=16×(p−1)と設定すればよい。
(7)2CMP:2_chモードポインタである。パラメータテーブルPTの添字に使用する変数であり、2_chモードにおいて1番左のchストリップ303−1のノブ311−1に割り当てられているパラメータのIDを参照する添字の値が格納される。逆に言えば、2_chモードにおいて、chストリップ303−*(*はi+1の整数、ただしiは0〜15の整数)のノブ311−*が操作されたときには、0≦i≦7ならいまポップアップ表示されている2_ch画面の左側画面の編集対象ch(すなわちDC1)のPT(2CMP+i)のIDのパラメータの値をノブ操作量に応じて調整すれば良く、8≦i≦15ならいまポップアップ表示されている2_ch画面の右側画面の編集対象ch(すなわちDC2)のPT(2CMP+i−8)のIDのパラメータの値をノブ操作量に応じて調整すれば良いことになる。なお、2CMPの値は初期値0とし、ボタン群305によりページpが指定されたとき、2CMP=8×(p−1)と設定すればよい。
(8)SO:同時操作フラグである。エディットボタンが1つのみオンされているとき0、同時に複数のエディットボタンがオンされているとき1となる。
(9)EB(i):エディットボタンの状態フラグである。初期状態はEB(i)=0で、chストリップ303−*(*はi+1の整数、ただしiは0〜15の整数)のエディットボタン312−*がオン操作されたとき、EB(i)=1がセットされる。
(10)lsnとrsn:同時にオンされた2つのエディットボタンのchストリップ303の位置を示す値を格納する変数である。chストリップ303の位置は、上記iで特定される。
図9(a)は、レイヤ選択処理の手順を示すフローである。レイヤとは、16本のchストリップ303に割り当てるch群の層である。図4に示したように、本実施形態のミキサでは、48個の入力chや24個の出力chなどが設けられているので、例えば入力ch1〜16のレイヤ、入力ch17〜32のレイヤ、…などが設けられている。これらのレイヤを選択する操作を行うと、図9(a)の処理が実行される。
まずステップ901で、選択されたレイヤの16chの各IDをAC(0)〜AC(15)に書き込む。ステップ902で、ディスプレイモードDM=0とし、DC1およびDC2にnullを書き込む。ステップ903では、AC(0)〜AC(15)の各chに関する情報を表示するchストリップ画面(図3の301)を表示する。特に、表示するchストリップ画面内には現時点でノブ311に割り当てられているパラメータの値を(それらのパラメータがノブ311に割り当てられているということが分かるような態様で)表示する領域が設けられているので、その領域にはパラメータテーブルPT(SMP)が示すAC(0)〜AC(15)の1パラメータを表示する。なお、パラメータテーブルPTは、その時点でボタン群306により指定されているジャンルに対応するパラメータテーブルPTを用いる。SMPは、そのジャンルのパラメータの中から、ユーザがノブ311に割り当てたパラメータを特定する値が設定されている。
図9(b)は、フェーダ315の操作時処理のフローである。iを0〜15の整数とし、*=i+1とした場合、chストリップ303−*のフェーダ315−*が操作されたときに本処理が実行される。ステップ911で、フェーダの操作位置に応じて、AC(i)のchのフェーダ値(通常は、そのchの音量レベル)を変更する。
図10は、何れかのchストリップのノブ311が操作されたときの処理を示すフローである。上述のiと*を利用して、chストリップ303−*のノブ311−*が操作されたときに本処理が実行される。
ステップ1001で、DMを判別する。chストリップモードのときは、ステップ1003で、操作されたノブ311の操作量と方向に応じて、PT(SMP)のパラメータIDで特定されるAC(i)のパラメータの値を変更する。1_chモードのときは、ステップ1004で、操作されたノブ311の操作量と方向に応じて、DC1のchのPT(1CMP+i)のパラメータIDで特定されるパラメータの値を変更する。2_chモードのときは、ステップ1002で、操作されたノブを特定するiの値を判別する。0≦i≦7(すなわち、操作されたのがノブ311−1〜311−8の何れかであり、2_ch画面の左側画面の編集対象chに対するパラメータ変更の指示である場合)なら、ステップ1005で、操作されたノブ311の操作量と方向に応じて、DC1のchのPT(2CMP+i)のパラメータIDで特定されるパラメータの値を変更する。8≦i≦15(すなわち、操作されたのがノブ311−9〜311−16の何れかであり、2_ch画面の右側画面の編集対象chに対するパラメータ変更の指示である場合)なら、ステップ1006で、操作されたノブ311の操作量と方向に応じて、DC2のchのPT(2CMP+i−8)のパラメータIDで特定されるパラメータの値を変更する。
図11(a)は、何れかのchストリップのエディットボタン312がオン操作(押下)されたときの処理を示すフローである。上述のiと*を利用して、chストリップ303−*のエディットボタン312−*がオン操作されたときに本処理が実行される。
ステップ1101で、EB(i)に1をセットする。ステップ1102で、他にオン中のエディットボタンがあるか判定する。そのためには、現iで特定されるchストリップ以外のchストリップの状態フラグEBの中に1になっているものがあるか否かで判定できる。他にオン中のエディットボタンがない場合は、ステップ1103で同時操作フラグSO=0とし、他にオン中のエディットボタンがある場合は、ステップ1104で、同時操作フラグSO=1とする。
図11(b)は、何れかのchストリップのエディットボタン312がオフ操作(押下された後に離す操作)されたときの処理を示すフローである。上述のiと*を利用して、chストリップ303−*のエディットボタン312−*がオフ操作されたときに本処理が実行される。
ステップ1111で、EB(i)を0にリセットする。ステップ1112では、オン中のエディットボタンの数を判定する。この判定は全chストリップのEBをチェックすることで行うことができる。オン中のエディットボタンの数が2以上であるときは、2_ch画面を開くための2つのchが未だ特定できないので、そのまま終了する。オン中のエディットボタンの数が0のときは、いまオフされたエディットボタンが最後にオフされたものだということである。この場合は、同時操作フラグSOをチェックし、SO≠0なら既にポップアップ表示が為されているはずだからそのまま終了する。SO=0なら、ステップ1114でDMをチェックし、現モードがchストリップモードなら、ステップ1115で、DM=1として1_chモードとし、DC1にはAC(i)を、DC2にはnullを、それぞれ設定し、さらにAC(i)のchが割り当てられたchストリップ303−*のエディットボタン312を点灯し、それ以外のエディットボタン312を消灯する。次に、ステップ1116で、DC1のchに関するパラメータテーブルPT(1CMP)〜PT(1CMP+15)の各パラメータIDで特定される16個のパラメータの値を領域612−1〜612−16に順に表示する1_ch画面を表示して終了する。
ステップ1114で現モードがchストリップモード以外なら、既に1_ch画面または2_ch画面がポップアップ表示されているということであるから、ステップ1117で、現在表示されている1_ch画面または2_ch画面の編集対象ch(DC1,DC2)と、いまエディットボタンがオフ操作されたch(AC(i))とが一致するかを判定する。一致していない場合は、いまエディットボタンがオフ操作されたchであるAC(i)を編集対象chとする1_ch画面を表示するものとし、ステップ1115に進む。
ステップ1117で現在表示されている1_ch画面または2_ch画面の編集対象ch(DC1,DC2)と、いまエディットボタンがオン→オフ操作されたch(AC(i))とが一致していたら、現在表示されている1_ch画面または2_ch画面を閉じる指示が為されたと解釈し、ステップ1118で、DMに0、DC1とDC2にnullをセットし、さらに全てのchストリップ303のエディットボタン312を消灯する。次に、ステップ1119で、AC(0)〜AC(15)の各chに関する情報を表示するchストリップ画面(図3の301)を表示し、このとき当該chストリップ画面内のノブ311に割り当てられているパラメータの表示領域にはパラメータテーブルPT(SMP)が示すAC(0)〜AC(15)の1パラメータをそれぞれ表示する。
ステップ1112でオン中のエディットボタンの数が1のときは、2個のエディットボタンがオンされた状態から1個のエディットボタンがオフされたということであるから、2_ch画面を開くものとし、ステップ1120に進む。ステップ1120では、変数jに、現在オン中のエディットボタンのchストリップ303の番号(1番左のchストリップを0とし、その右隣のchストリップを1とし、以降は順に右側に2,3,…と数えていき、1番右側のchストリップを15とした番号)を格納する。ステップ1121で、いまエディットボタンがオフされたchストリップを特定するiと、現在オン中のchストリップを特定するjのうち、小さい方を変数lsnに、大きい方を変数rsnに、それぞれ格納する。次に、ステップ1122で、DMに2、DC1にAC(lsn)、DC2にAC(rsn)を、それぞれ格納し、さらにAC(lsn)とAC(rsn)の2つのchが割り当てられた2つのchストリップ303−l*,303−r*(ただし、l*=lsn+1、r*=rsn+1)のエディットボタン312を点灯し、それ以外のエディットボタン312を消灯する。ステップ1123で、DC1のchに関するパラメータテーブルPT(2CMP)〜PT(2CMP+7)の各パラメータIDで特定される8個のパラメータの値を領域712−1〜712−8に順に表示する左側画面と、DC2のchに関するパラメータテーブルPT(2CMP)〜PT(2CMP+7)の各パラメータIDで特定される8個のパラメータの値を領域722−1〜722−8に順に表示する右側画面とからなる2_ch画面を表示して終了する。
なお、1_ch画面または2_ch画面が表示されている状態で、ボタン群305によりページの指定が為された場合は、指定されたページpに応じて1CMPや2CMPを変更し、ステップ1116または1123の処理で1_ch画面または2_ch画面を再表示すればよい。また、1_ch画面または2_ch画面が表示されている状態で、ボタン群306によりジャンルの変更が為された場合は、ページpを1に初期化し、該ページpに応じて1CMPや2CMPを変更し、新たに指定されたジャンルのパラメータテーブルPTを用いてステップ1116または1123の処理で1_ch画面または2_ch画面を再表示すればよい。
上記実施形態では、図2に示すように、ディジタルミキサと外部表示器からなるシステムに本発明を適用した例としたが、本発明は、レコーダやエフェクタなど、複数chの音響信号の処理を行う各種の音響信号処理装置に適用できる。
また、PCのOS上で動作するDAW(例えばCubase(登録商標)やNuendo(登録商標)など)のユーザインターフェースとしてそのPCに接続されるコントロールサーフェイス(Houston(登録商標)などの)との組み合わせからなる音響信号処理装置に対して適用してもよい。図12は、マウス等のポインティングデバイスを備えたPC1201(外部ディスプレイ1202があるのでPC1201側はディスプレイ不要)上でDAWを動作させ、該PC1201に外部ディスプレイ1202とコントロールサーフェイス1203とを接続した構成例である。良く知られているとおり、PC1201上で動作するDAWは、複数トラックのオーディオレコーダ機能、複数トラックのMIDIシーケンサ機能、複数入力chと複数バスと複数出力chとを備えたオーディオミキサ機能等を有しており、コントロールサーフェイスとDAWのオーディオミキサ機能との組み合わせは、ディジタルミキサ100とほぼ等価であると言える。この場合、図1のフェーダ107と操作子108がコントロールサーフェイス1203に対応し、図1のそれ以外の部分がPC1201上で動作するDAWに対応するものとし、DAWに上述したような動作を実現するプログラムを組み込めばよい。
なお、上記実施形態では、各chストリップ303のノブ311へのパラメータのアサインを、パラメータテーブルPTを介してPT(SMP)の形で行うようになっていたが、各ノブ311にパラメータIDを直接アサインするようにしてもよい。具体的には、変数としてSMPの代わりにSMPID(ストリップモードパラメータID)を用意して、変数SMPIDにノブ311にアサインしたパラメータのIDを記憶し、図10のステップ1003において、変数SMPIDが示すAC(i)のパラメータの値を増減するようにすればよい。この場合、ボタン306で選択されているジャンルに関係なく、所望のパラメータをノブ311にアサインできる。
また、表示器105を、タッチディスプレイとしてもよい。その場合、ユーザが、chストリップ画面321に表示されている所望のパラメータをタッチすることにより、そのパラメータをノブ311にアサインできるようにするとよい。
さらに、EQ503は、グラフィックイコライザとはパラメータ構成が異なるパラメトリックイコライザであってもよい。
101…中央処理装置(CPU)、102…フラッシュメモリ、103…RAM(ランダムアクセスメモリ)、104…表示器I/O、105…外部表示器、106…その他I/O、107…電動フェーダ、108…操作子、109…波形I/O、110…信号処理部(DSP)、120…バスライン。

Claims (5)

  1. それぞれチャンネル毎のパラメータの値に基づいて音響信号に対して信号処理を施す複数のチャンネルを備えるチャンネル処理部と、
    複数のチャンネルストリップを備えたチャンネルストリップ部であって、1本のチャンネルストリップは第1設定操作子と第2設定操作子とエディットボタンとを有し、前記複数のチャンネルストリップが第1グループと第2グループとに分けられているチャンネルストリップ部と、
    前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップにそれぞれ前記チャンネル処理部のチャンネルのいずれかを割り当てて、該チャンネルストリップの第2設定操作子の操作に応じて該チャンネルストリップに割り当てられたチャンネルのパラメータの値を調整するチャンネルパラメータ調整手段と、
    前記第1グループと前記第2グループの中の任意の2本のチャンネルストリップのエディットボタンの同時操作に応じて、それらのチャンネルストリップに割り当てられた2個のチャンネルのうちの第1チャンネルの複数のパラメータを前記第1グループのチャンネルストリップに対応付けて表示し、同2個のチャンネルのうちの第2チャンネルのパラメータを前記第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する2チャンネル画面を表示するよう、所定の表示器を制御する第1の表示制御手段と、
    前記2チャンネル画面で表示している第1チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第1グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当て、前記2チャンネル画面で表示している第2チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第2グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第1のパラメータ調整手段と
    を備えることを特徴とする音響信号処理装置。
  2. 請求項1に記載の音響信号処理装置であって、
    前記第1グループと前記第2グループの中の任意の1本のチャンネルストリップのエディットボタンの単独操作に応じて、そのチャンネルストリップに割り当てられた1個のチャンネルの複数のパラメータを前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する1チャンネル画面を表示するよう前記表示器を制御する第2の表示制御手段と、
    前記1チャンネル画面で表示している前記1個のチャンネルの複数のパラメータのそれぞれを、前記前記第1及び第2グループのチャンネルストリップ部の各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第2のパラメータ調整手段と
    を備えることを特徴とする音響信号処理装置。
  3. 請求項2に記載の音響信号処理装置であって、
    前記第2の表示制御手段は、さらに、前記表示器に前記2チャンネル画面が表示されているとき、その2チャンネル画面で表示している前記第1及び第2チャンネルが割り当てられている2本のチャンネルストリップ以外の何れか1本のチャンネルストリップのエディットボタンの操作に応じて、そのチャンネルストリップに割り当てられた1個のチャンネルの複数のパラメータを、前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する前記1チャンネル画面を表示するよう前記表示器を制御することを特徴とする音響信号処理装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の音響信号処理装置であって、
    前記表示器に前記2チャンネル画面が表示されているとき、その2チャンネル画面で表示している前記第1及び第2チャンネルが割り当てられている2本のチャンネルストリップのうち何れかが備えるエディットボタンの操作に応じて、前記チャンネルストリップ部の複数のチャンネルストリップに割り当てられた全てのチャンネルのパラメータの設定状態を、前記第1及び第2グループのチャンネルストリップに対応付けて一覧表示するチャンネルストリップ画面を表示するよう、前記表示器を制御する第3の表示制御手段と、
    前記チャンネルストリップ画面の表示を行う場合に、前記チャンネルパラメータ調整手段によるチャンネルの割り当てに従い、前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップの第1設定操作子に前記チャンネル処理部のいずれかのチャンネルの1のパラメータを割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第3のパラメータ調整手段と
    を備えることを特徴とする音響信号処理装置。
  5. それぞれチャンネル毎のパラメータの値に基づいて音響信号に対して信号処理を施す複数のチャンネルを備えるチャンネル処理部と、
    複数のチャンネルストリップを備えたチャンネルストリップ部であって、1本のチャンネルストリップは第1設定操作子と第2設定操作子とエディットボタンとを有し、前記複数のチャンネルストリップが第1グループと第2グループとに分けられているチャンネルストリップ部とを備える音響信号処理装置が、
    前記チャンネルストリップ部の各チャンネルストリップにそれぞれ前記チャンネル処理部のチャンネルのいずれかを割り当てて、該チャンネルストリップの第2設定操作子の操作に応じて該チャンネルストリップに割り当てられたチャンネルのパラメータの値を調整するチャンネルパラメータ調整手順と、
    前記第1グループと前記第2グループの中の任意の2本のチャンネルストリップのエディットボタンの同時操作に応じて、それらのチャンネルストリップに割り当てられた2個のチャンネルのうちの第1チャンネルの複数のパラメータを前記第1グループのチャンネルストリップに対応付けて表示し、同2個のチャンネルのうちの第2チャンネルのパラメータを前記第2グループのチャンネルストリップに対応付けて表示する2チャンネル画面を表示するよう、所定の表示器を制御する第1の表示制御手順と、
    前記2チャンネル画面で表示している第1チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第1グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当て、前記2チャンネル画面で表示している第2チャンネルの複数のパラメータのそれぞれを前記チャンネルストリップ部のうち前記第2グループの各チャンネルストリップの第1設定操作子に割り当てて、前記各第1設定操作子の操作に応じて該各第1設定操作子に割り当てたパラメータの値を調整する第1のパラメータ調整手順と
    を実行することを特徴とするパラメータ調整方法。
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