JP6057069B2 - 集合型電気コネクタ及び集合型電気コネクタ製造方法 - Google Patents

集合型電気コネクタ及び集合型電気コネクタ製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気的接続手段として使用されるコネクタ、特に、比較的長い端子金具が複数配列された構造を有する集合型電気コネクタ及びその製造方法に関する。
絶縁樹脂で形成されたハウジングの正面及び背面に、それぞれ比較的長い複数の端子金具が突出状に配列された形状を有する多極長端子タイプの集合型電気コネクタは、従来、圧入方式で製造されていたが、圧入方式は、コネクタ形状が複雑になると製造できないことがある。
一方、多極長端子タイプの集合型電気コネクタの製造方法として、予め中子で保持された複数の端子金具を金型内にセットした後、当該金型内に溶融樹脂を射出することによってモールド成形体を成形する方法が知られている。
しかしながら、前述した製造方法においては、ゲートから金型内に注入される溶融樹脂の射出圧が高圧であるため、その射出圧が中子に作用したときに、中子の位置がずれるおそれがある。
そこで、中子の一部に溶融樹脂の誘導面を設け、中子が受ける射出圧を低減することによって中子の位置ずれを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−174697号公報
特許文献1記載のコネクタ製造方法は、射出圧に起因する中子の位置ずれを防止することができる点においては優れているが、長端子多極型の電気コネクタの製造工程に使用した場合、端子金具の先端の位置精度を管理することが困難であるため、端子金具を金型にセットするのに手間を要するだけでなく、金型が閉じる際に端子金具の座屈が発生することがある。
一方、自動車のトランスミッションなどにおいて、トランスミッション内に配置されたセンサから配線された信号ケーブルと制御回路に向かう配線とを接続する部分などに使用される電気コネクタは、絶縁樹脂で形成されたハウジングの正面及び背面にそれぞれ突出状に配列された複数の端子金具と、前記ハウジングの正面及び背面から突出した前記端子金具群の周りを包囲する周壁とを有する長端子多極型が用いられることが多い。
しかしながら、トランスミッション内に配置された複数のセンサから配線された複数系統の信号ケーブルを一か所に纏めて、制御回路に向かう配線に接続する部分などに好適に使用することができる液密性に優れた電気コネクタは実用化されていないので、複数系統の信号ケーブルは系統ごとに設けられた複数の電気コネクタを介して接続しているのが実状である。このため、複数の電気コネクタの配置スペースを広く確保する必要がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、配置スペースの縮小を図ることができ、液密性に優れた多極長端子タイプの集合型電気コネクタ及び前記集合型電気コネクタを効率良く製造する方法を提供することにある。
本発明の集合型電気コネクタは、絶縁樹脂製のハウジングの正面及び背面からそれぞれ突出する複数の端子金具と、前記ハウジングの正面及び背面から突出する前記端子金具群の周りを包囲する周壁とを有し、前記ハウジングの正面若しくは背面の前記周壁で包囲された領域内を複数の間口に区画する隔壁を設け
隣り合う複数の前記端子金具が樹脂被覆部によってそれぞれ独立して保持された構造を有する一次成形品と、
複数の前記端子金具の正面側がそれぞれ貫通孔に挿入された状態で前記樹脂被覆部の正面に配置された正面側ロケータープレートと、
複数の前記端子金具の背面側がそれぞれ貫通孔に挿入された状態で前記樹脂被覆部の背面に配置された背面側ロケータープレートと、
前記一次成形品、前記正面側ロケータープレート及び前記背面側ロケータープレートを被覆する前記ハウジングと、を備え、
前記正面側ロケータープレートの当接部が前記ハウジングの正面部と同一面に露出し、
前記背面側ロケータープレートの当接部が前記ハウジングの背面部と同一面に露出したことを特徴とする。
このような構成とすれば、ハウジングの正面若しくは背面から突出する複数の端子金具を複数の間口ごとにグループ化し、複数系統の配線ケーブルをそれぞれの間口単位で接続することが可能となり、複数系統の配線ケーブルを一か所に集約して接続することができるので、電気コネクタの配置スペースを縮小することができる。また、本発明の集合型電気コネクタはインサート成形で形成されているので、ハウジングと端子金具との密着性が高く、液密性にも優れている。
次に、本発明の集合型電気コネクタ製造方法は、櫛歯状に保持された端子金具群の一部にインサート成形にて樹脂被覆部を形成する一次インサート成形工程と、
前記一次インサート成形工程で形成された一次成形品において突出状態にある端子金具群と同位相の貫通孔を有するロケータープレートを、前記端子金具の端部側が前記貫通孔に挿入された状態となるように前記端子金具群の端部側に取り付けて仮挿入体を形成する挿入工程と、
前記仮挿入体を二次インサート成形金型にセットし、前記二次インサート金型を構成するスライダーを前記ロケータープレートに当接させた後、前記スライダーで前記ロケータープレートを前記端子金具の長手方向に沿って所定位置まで押し込みながら前記スライダーに開設された逃げ穴に前記端子金具の端部側を挿入させる工程と、
前記二次インサート成形金型を型締めして前記仮挿入体を保持した後、前記樹脂被覆部及び前記ロケータープレートを樹脂で被覆してハウジングを形成する二次インサート成形工程と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の集合型電気コネクタ製造方法は、櫛歯状に保持された端子金具群の一部にインサート成形にて樹脂被覆部を形成する一次インサート成形工程と、
前記一次インサート成形工程で形成された複数の一次成形品をその樹脂被覆部同士を積み重ねた状態で接合体を形成する組立工程と、
前記組立工程で形成された接合体において突出状態にある端子金具群と同位相の貫通孔を有するロケータープレートを、前記端子金具の端部側が前記貫通孔に挿入された状態となるように前記端子金具群の端部側に取り付けて仮挿入体を形成する挿入工程と、
前記仮挿入体を二次インサート成形金型にセットし、前記二次インサート成形金型を構成するスライダーを前記ロケータープレートに当接させた後、前記スライダーで前記ロケータープレートを前記端子金具の長手方向に沿って所定位置まで押し込みながら前記スライダーに開設された逃げ穴に前記端子金具の端部側を挿入させる工程と、
前記二次インサート成形金型を型締めして前記仮挿入体を保持した後、前記樹脂被覆部及び前記ロケータープレートを樹脂で被覆してハウジングを形成する二次インサート成形工程と、を備えたことを特徴とする。
前述したような構成とすれば、前記一次成形品の接合体において突出状態にある端子金具群をロケータープレートによって一定状態に保持することができるので、インサート金型への前記仮挿入体のセットに手間取ることがなくなり、インサート金型が閉じる際の端子金具の座屈及び二次インサート成形工程における端子金具の変形も生じないので、集合型電気コネクタを効率良く製造することができる。
ここで、前記組立工程において、複数の前記一次成形品の樹脂被覆部同士を積み重ねたときに互いに嵌合する凹凸嵌合機構を前記樹脂被覆部に設けることが望ましい。
このような構成とすれば、複数の一次インサート成形品をその樹脂被覆部同士を積み重ねて形成される前記接合体の形状安定性が高まるので、製造工程の効率化に有効である。
また、前記スライダーが前記ロケータープレートに当接したときに互いに嵌合する凹凸位置決め機構を前記スライダー及び前記ロケータープレートに設けることが望ましい。
このような構成とすれば、前記スライダーと前記ロケータープレートとの位置決め精度が向上するので、スライダーが稼働する際の端子金具の座屈防止機能が高まる。
一方、前記一次インサート成形工程前の段階において櫛歯状に保持された前記端子金具群を一定形状に保つタイバーを前記端子金具群に設けることができる。
この場合、前記一次インサート成形工程と前記組立工程との間に前記タイバーを除去する工程を設けることが望ましい。
本発明により、配置スペースの縮小を図ることができ、液密性に優れた多極長端子タイプの集合型電気コネクタ及び前記集合型電気コネクタを効率良く製造する方法を提供することができる。
本発明の実施形態である集合型電気コネクタを示す正面側斜視図である。 図1に示す集合型電気コネクタの背面側斜視図である。 図1に示す集合型電気コネクタの正面図である。 図1に示す集合型電気コネクタの背面図である。 図3中のX−X線における断面図である 図1に示す集合型電気コネクタの材料である上側端子金具群を示す斜視図である。 図6に示す上側端子金具群に一次インサート成形を施して形成された上側一次成形体を示す斜視図である。 図7に示す上側一次成形体からタイバーを除去して形成された上側一次成形品を示す斜視図である。 図1に示す集合型電気コネクタの材料である下側端子金具群を示す斜視図である。 図9に示す下側端子金具群に一次インサート成形を施して形成された下側一次成形体を示す斜視図である。 図10に示す下側一次成形体からタイバーを除去して形成された下側一次成形品を示す斜視図である。 図8に示す上側一次成形品と図11に示す下側一次成形品とをその樹脂被覆部同士を積み重ねて形成した接合体を示す斜視図である。 図12に示す接合体の正面側に突出する端子金具群の端部側に取り付けられる正面側ロケータープレートを示す斜視図である。 図12に示す接合体の背面側に突出する端子金具群の端部側に取り付けられる背面側ロケータープレートを示す斜視図である。 図12に示す接合体の端子金具群の端部側に図13示す正面側ロケータープレート及び図14に示す背面側ロケータープレートを取り付けて形成された仮挿入体を示す斜視図である。 図15中に示す仮挿入体を二次インサート成形金型にセットした状態を示す斜視図である。 図16中のY−Y線における平面図である。 図17中のA−A線における断面図である。 図16中に示す二次インサート成形金型を構成するスライダーが移動開始したときの状態を示す平面図である。 図19中のB−B線における断面図である。 図19中のC−C線における断面図である。 図19中のD−D線における断面図である。 図21中の矢線Eで示す領域の拡大図である。 図22中の矢線Fで示す領域の拡大図である。 図19中に示すスライダーがロケータープレートの押し込みを開始した状態を示す平面図である。 図25中のG−G線における断面図である。 図25中に示すスライダーがロケータープレートの押し込みを完了した状態を示す平面図である。 図27中のH−H線における断面図である。 図28に示す二次インサート成形金型内における仮挿入体の状態を示す斜視図である。 図28に示す二次インサート成形金型の型締め後の状態を示す断面図である。 図30に示す二次インサート成形金型内に合成樹脂を注入して二次インサート成形が完了した状態を示す断面図である。
図1〜図5に基づいて、本発明の実施形態である集合型電気コネクタ100について説明する。図1〜図5に示すように、集合型電気コネクタ100は、絶縁樹脂を用いてインサート成形されたハウジング99の正面部99aから突出した状態に配列された複数の端子金具11a,21aと、ハウジング99の背面部99bから突出した状態に配列された複数の端子金具11b,21bと、ハウジング99の正面部99aから突出する複数の端子金具11a,21a群の周りを包囲する正面側周壁98と、ハウジング99の背面部99bから突出する複数の端子金具11b,21b群の周りを包囲する背面側周壁97とを有し、ハウジング99の背面側周壁97で包囲された領域内を複数の間口96に区画する複数の隔壁95が設けられている。
ハウジング99の外周には、その正面側と背面側とを区画するようにフランジ94が形成され、このフランジ94の周縁の一部に貫通孔93aを有する舌片状の取付部93が突設されている。複数の端子金具11a,21aはハウジング99の正面部99aから櫛歯状に突出して配列され、複数の端子金具11b,21bはハウジング99の背面部99bから櫛歯状に突出して配列されている。ハウジング99の背面99bから突出する複数の端子金具11b,21bは隔壁95によって区画された複数の間口96内にグループ化された状態で配列されている。
ハウジング99の正面部99aにて隣り合う端子金具11a,21aの間、及びハウジング99の背面部99bにて隣り合う端子金具11b,21bの間はいずれも電気的に絶縁されており、それぞれが連結した端子金具11a,11b間及び端子金具21a,21b間は電気的に導通されている。
集合型電気コネクタ100は、後述するように、一次インサート成形工程及び二次インサート成形工程を経て形成されたものであるため、ハウジング99を所定平面(例えば、図3中のX−X線断面に相当する面)で切断すると、図5に示すように、二次インサート成形工程で形成されたハウジング99の断面内に、一次インサート成形工程で形成された上側樹脂被覆部12及び下側樹脂被覆部22の断面と、正面側ロケータープレート40及び背面側ロケータープレート50の断面と、が目視にて識別可能な状態に現れる。
集合型電気コネクタ100においては、ハウジング99の背面部99bから突出する複数の端子金具11b,21bを複数の間口96ごとにグループ化し、複数系統の配線ケーブル(図示せず)をそれぞれの間口96単位で接続することができる。従って、複数系統の配線ケーブルを一か所に集約して接続することができ、電気コネクタの配置スペースを縮小することができる。また、集合型電気コネクタ100はインサート成形で形成されているので、ハウジング99と複数の端子金具11a,11b,21a,21bとの密着性が高く、液密性にも優れている。
図3〜図5に示すように、集合型電気コネクタ100において、ハウジング99の正面部99a及び背面部99bからそれぞれ突出する複数の端子金具11a,11b,21a,21bはいずれも先端が尖った正四角柱形状をなし、正四角形の一辺の長さ11c,21cが0.64mmであり、正面部99a側の突出長さLaが13.7mm、背面側の突出長さLbが8.7mmであり、所謂、多極長端子タイプに属するものであるが、これに限定するものではない。
なお、本発明が属する技術分野において、多極長端子タイプの電気コネクタに関する明確な定義はなされていないようであるが、高い接触信頼性を確保するために有効嵌合長(端子金具が接触しあえる範囲)が必要であり、コネクタの構成部品(オス側、メス側)におけるガタツキや寸法公差を考慮すると必然的に端子金具が長くなる設定となっている。また、コネクタ規格により端子金具の長さが指定されている場合もあり、インサート成形において端子金具の位置度を制御するために、端子金具の長さを単純に短くすることができない状況となっているが、例えば、ハウジングの正面や背面における端子金具の取付面から当該端子金具の先端までの長さ(突出長さ)が当該端子金具の最小外径の7〜8倍を超える端子金具を複数備えたものが多極長端子タイプの電気コネクタと呼ばれているようである。
次に、図6〜図31に基づいて、図1〜図5に示す集合型電気コネクタ100の製造方法について説明する。
図6に示すように、複数のタイバー11s,11tによって櫛歯状に保持され、正面側から背面側に向かって上り階段をなすような折り曲げ部11uを有する上側端子金具材料10の折り曲げ部分11uに対し、一次インサート成形を施すことにより、図7に示すような上側樹脂被覆部12が形成される(一次インサート工程)。タイバー11sの両端部には位置決め用孔11shが開設されている。
一次インサート成形にて上側樹脂被覆部12が形成された後、図8に示すように、タイバー11s,11tが切断削除され、隣り合う複数の上側の端子金具11a,11bがそれぞれ独立した構造を有する上側一次成形品13が形成される。即ち、図8に示す上側一次成形品13において、それぞれが連結した上側の端子金具11a,11b間は電気的に導通し、隣り合う上側の端子金具11a,11a同士(11b,11b同士)は互いに絶縁した状態となる。
また、図9に示すように、複数のタイバー21s,21tによって櫛歯状に保持され、正面側から背面側に向かって下り階段をなすような折り曲げ部21uを有する下側端子金具材料20の折り曲げ部分21uに対し、一次インサート成形を施すことにより、図10に示すような下側樹脂被覆部22が形成される(一次インサート工程)。タイバー21sの両端部には位置決め用孔21shが開設されている。
一次インサート成形にて下側樹脂被覆部22が形成された後、図11に示すように、タイバー21s,21tが切断削除され、隣り合う複数の下側の端子金具21a,21bがそれぞれ独立した構造を有する下側一次成形品23が形成される。即ち、図11に示す下側一次成形品23において、それぞれが連結した下側の端子金具21a,21b間は電気的に導通し、隣り合う上側の端子金具21a,21a同士(21b,21b同士)は互いに絶縁した状態となる。
次に、前述した一次インサート成形工程で形成された上側一次成形品13と下側一次成形品23とを、図12に示すように、上側樹脂被覆部12と下側樹脂被覆部22とが互いに上下に積み重なるように組み立てることにより、接合体30を形成する(組立工程)。このとき、図11に示す下側一次成形品23の下側樹脂被覆部22上面の両端部に形成された凸部22a、凹部22bが、図8に示す上側一次成形品12の上側樹脂被覆部12下面の両端部に形成された凹部、凸部(図示せず)にそれぞれ嵌合される。
次に、前述した組立工程で形成された接合体30の正面側において突出状態にある複数の端子金具11a,21a群と同位相に開設された複数の貫通孔41を有する正面側ロケータープレート40(図13参照)を、図15に示すように、端子金具11a,21aの正面側端部がそれぞれ貫通孔41に挿入された状態となるように端子金具11a,21aの正面側端部に取り付ける(挿入工程)。
また、接合体30の背面側において突出状態にある複数の端子金具11b,21b群と同位相に開設された複数の貫通孔51を有する背面側ロケータープレート50(図14参照)を、図15に示すように、端子金具11b,21bの背面側端部がそれぞれ貫通孔51に挿入された状態となるように端子金具11b,21bの背面側端部に取り付ける(挿入工程)。これにより、図15に示す仮挿入体60が形成される。
なお、図13に示すように、正面側ロケータープレート40は絶縁樹脂で形成された略長方形板状の部材であり、その正面の両端付近には正面方向に突出した一対のガイド突起42が設けられ、ガイド突起42の間の領域には複数の当接部43が設けられている。ガイド突起42は先端が丸められた円柱形状をなし、当接部43は直方体形状をなすように突設されている。正面側ロケータープレート40背面の四隅部分及び長辺の中央部分には、それぞれ背面側に突出したストッパ44が設けられている。ストッパ44は直方体形状をなすように突設されている。
また、図14に示すように、背面側ロケータープレート50は、正面側ロケータープレート40(図13参照)より面積の広い、絶縁樹脂で形成された略長方形板状の部材であり、その正面の両端付近に開口するガイド孔52が設けられ、ガイド孔52の間の領域における長辺寄りの部分には正面側に突出した複数のストッパ53が設けられている。これらのストッパ53は直方体形状をなすように突設されている。背面側ロケータープレート50背面には、背面側に突出した複数の当接部54が設けられている。
次に、前述した挿入工程を経ることにより図15に示す状態に形成された仮挿入体60を、図16,図17に示すように、二次インサート成形金型200にセットする。二次インサート金型200は、仮挿入体60が載置される固定型210と、固定型210に載置された仮挿入体60の正面側、背面側からそれぞれ仮挿入体60に対して接近・離隔するように水平移動する正面側スライダー220及び背面側スライダー230と、固定型210に対して昇降する可動型240と、を備えている。
図16〜図18に示すように、正面側スライダー220において背面側スライダー230に対向する部分には、背面側スライダー230に向かって突出したコア部221が設けられ、コア部221の仮挿入体60に対向する部分には、正面側ロケータープレート40のガイド突起42が進入可能なガイド凹部222(図22参照)と、端子金具11a,21aがそれぞれ個別に進入可能な複数の逃げ穴223と、が設けられている。
また、背面側スライダー230において正面側スライダー220に対向する部分には、正面側スライダー220に向かって突出した複数のコア部231と、ブッシュ232と、が設けられ、コア部231の仮挿入体60に対向する部分には、背面側ロケータープレート50のガイド孔52に進入可能なガイド凸部233と、端子金具11b,21bがそれぞれ個別に進入可能な複数の逃げ穴234と、が設けられている。
図16〜図18に示すように、二次インサート成形金型200に対する仮挿入体60のセットが完了した後、二次インサート成形金型200を稼働させると、図19〜図22に示すように、正面側スライダー220及び背面側スライダー230がそれぞれ仮挿入体60に接近する方向に移動していく。
この過程においては、図21,図23に示すように、背面側スライダー230のコア部231の逃げ穴234内に端子金具11b,21bが進入する前に、コア部231のガイド凸部233が、背面側ロケータープレート50のガイド孔52内に進入して、背面側ロケータープレート50が位置決めされる。また、前記過程においては、図20,図22,図24に示すように、正面側スライダー220のコア部221の逃げ穴223内に端子金具11a,21aが進入する前に、正面側ロケータープレート40のガイド突起42が、正面側スライダー220のコア部221のガイド凹部222内に進入して、正面側ロケータープレート40が位置決めされる。
この後、正面側スライダー220及び背面側スライダー230はそれぞれ仮挿入体60に向かって移動していき、図25,図26に示すように、正面側スライダー220のコア部221の先端面が正面側ロケータープレート40の当接部43に当接するとともに、背面側スライダー230のコア部231の先端面が背面側ロケータープレート50の当接部54に当接する。
この後も、正面側スライダー220及び背面側スライダー230はそれぞれ前述と同方向に移動していくので、正面側ロケータープレート40は正面側スライダー220により端子金具11a,21aの長手方向に沿って押し込まれ、背面側ロケータープレート50は背面側スライダー230により端子金具11b,21bの長手方向に沿って押し込まれていく。また、これと並行して、正面側スライダー220のコア部221に開設された複数の逃げ穴223内に端子金具11a,21aの端部側が挿入され、背面側スライダー230のコア部231に開設された複数の逃げ穴234内に端子金具11b,21bの端部側が挿入されていく。
この後、図27,図28に示すように、正面側ロケータープレート40の複数のストッパ44が上側一次成形品13の上側樹脂被覆部12及び下側一次成形品23の下側樹脂被覆部22に当接するとともに、背面側ロケータープレート50の複数のストッパ53が上側一次成形品13の上側樹脂被覆部12及び下側一次成形品23の下側樹脂被覆部22に当接した時点で、正面側スライダー220及び背面側スライダー230が停止する。
これまでの工程により、正面側スライダー220による正面側ロケータープレート40の押し込みと、背面側スライダー230による背面側ロケータープレート50の押し込みが完了し、仮挿入体60は図29に示すような状態となる。
この後、図30に示すように、可動型240が仮挿入体60の上面部分を覆うように下降してきて型締めが行われ、二次インサート成形金型200内に仮挿入体60が保持された後、図31に示すように、二次インサート成形金型200内に絶縁性の合成樹脂Rを注入すると、上側樹脂被覆部12、下側樹脂被覆部22、正面側ロケータープレート40及び背面側ロケータープレート50などを被覆するハウジング99が形成される(二次インサート成形工程)。合成樹脂Rが硬化した後、二次インサート成形金型200を開くと、図1に示すような集合型電気コネクタ100が取り出される。
本実施形態の集合型電気コネクタ製造方法においては、上側一次成形品13(図8参照)及び下側一次成形品23(図11参照)を組み合わせて接合体30(図12参照)を形成した後、図15に示すように、正面側ロケータープレート40によって複数の端子金具11a,21aを一定状態に保持し、背面側ロケータープレート50によって複数の端子金具11b,21b一定状態に保持することができるので、図16に示す二次インサート成形金型200に対する仮挿入体60のセットに手間取ることがなくなり、二次インサート成形金型200が閉じる際の端子金具11a,11b,21a,21bの座屈及び二次インサート成形工程における端子金具11a,11b,21a,21bの変形も生じないので、集合型電気コネクタ100を効率良く製造することができる。
また、上側一次成形品13の上側樹脂被覆部12(図8参照)と下側一次成形品23の下側樹脂被覆部22(図11参照)とを積み重ねたときに互いに嵌合する凹凸嵌合機構(図21中の凹部12bと凸部22aなど)を上側樹脂被覆部12及び下側樹脂被覆部22に設けているので、上側樹脂被覆部12と下側樹脂被覆部22を積み重ねて形成される接合体30(図12参照)の形状安定性が高く、製造工程の効率化に有効である。
さらに、図21,図22に示すように、正面側スライダー220のコア部221が正面側ロケータープレート40に当接したときに互いに嵌合する凹凸位置決め機構(図24に示すガイド凹部222及びガイド突起42)と、背面側スライダー230のコア部231が背面側ロケータープレート50に当接したときに互いに嵌合する凹凸位置決め機構(図23に示すガイド孔52及びガイド凸部233)を設けたことにより、正面側スライダー220及び背面側スライダー230と、正面側ロケータープレート40及び背面側ロケータープレート50との位置決め精度が良好であるため、正面側スライダー220及び背面側スライダー230が稼働する際の端子金具11a,11b,21a,21bの座屈発生を防止することができる。
また、図16に示す二次インサート成形金型200の固定型210及び可動型240の型締めが行われるとき、固定型210及び可動型240によって仮挿入体60が保持されるので、二次インサート成形工程において、仮挿入体60の位置ずれに起因する端子金具11a,11b,21a,21bの変形を防止することができる。
なお、図1〜図31に基づいて説明した実施形態においては、一次インサート成形工程で形成された複数の一次成形品(上側一次成形品13、下側二次成形品23)を、それぞれの樹脂被覆部(上側樹脂被覆部12、下側樹脂被覆部22)同士を積み重ねた状態で形成した接合体30において突出状態にある正面側の端子金具11a,21a群に正面側ロケータープレート40を取り付け、背面側の端子金具11b,21b群に背面側ロケータープレート50を取り付けて仮挿入体60を形成し、この仮挿入体60を二次インサート成形金型200にセットした後、二次インサート成形を行っているが、これに限定するものではない。
即ち、図示していないが、一次成形工程で形成された単数の一次成形品において突出状態にある端子金具群にロケータープレートを取り付けて形成した仮挿入体(単数の一次成形品と、単数または複数のロケータープレートとを備えた仮挿入体)を二次インサート成形金型にセットした後、二次インサート成形を行うような製造方法とすることもできる。
また、前述した実施形態はいずれも本発明の集合型電気コネクタ及び集合型電気コネクタ製造方法を例示するものであり、本発明の集合型電気コネクタ及び集合型電気コネクタ製造方法は前述した実施形態に限定されない。
本発明に係る集合型電気コネクタ及びその製造方法は、自動車あるいは各種電気・機械機器などを構成する電気回路の接続手段として、自動車産業、電気・機械産業などの分野において広く利用することができる。
10 上側端子金具材料
11a,11b,21a,21b 端子金具
11c,21c 長さ
11s,11t,21s,21t タイバー
11sh,21sh 位置決め用孔
11u,21u 折り曲げ部
12 上側樹脂被覆部
12b,22b 凹部
13 上側一次成形品
20 下側端子金具材料
22 下側樹脂被覆部
22a 凸部
23 下側一次成形品
30 接合体
40 正面側ロケータープレート
41,51 貫通孔
42 ガイド突起
43,54 当接部
44,53 ストッパ
50 背面側ロケータープレート
52 ガイド孔
60 仮挿入体
93 取付部
93a 貫通孔
94 フランジ
95 隔壁
96 間口
97 背面側周壁
98 正面側周壁
99 ハウジング
99a 正面部
99b 背面部
100 集合型電気コネクタ
200 二次インサート成形金型
210 固定型
220 正面側スライダー
221,231 コア部
222 ガイド凹部
223,234 逃げ穴
232 ブッシュ
233 ガイド凸部
230 背面側スライダー
240 可動型
La,Lb 突出長さ
R 合成樹脂

Claims (7)

  1. 絶縁樹脂製のハウジングの正面及び背面からそれぞれ突出する複数の端子金具と、前記ハウジングの正面及び背面から突出する前記端子金具群の周りを包囲する周壁とを有し、前記ハウジングの正面若しくは背面の前記周壁で包囲された領域内を複数の間口に区画する隔壁を設けた集合型電気コネクタであって、
    隣り合う複数の前記端子金具が樹脂被覆部によってそれぞれ独立して保持された構造を有する一次成形品と、
    複数の前記端子金具の正面側がそれぞれ貫通孔に挿入された状態で前記樹脂被覆部の正面に配置された正面側ロケータープレートと、
    複数の前記端子金具の背面側がそれぞれ貫通孔に挿入された状態で前記樹脂被覆部の背面に配置された背面側ロケータープレートと、
    前記一次成形品、前記正面側ロケータープレート及び前記背面側ロケータープレートを被覆する前記ハウジングと、を備え、
    前記正面側ロケータープレートの当接部が前記ハウジングの正面部と同一面に露出し、
    前記背面側ロケータープレートの当接部が前記ハウジングの背面部と同一面に露出した集合型電気コネクタ
  2. 櫛歯状に保持された端子金具群の一部にインサート成形にて樹脂被覆部を形成する一次インサート成形工程と、
    前記一次インサート成形工程で形成された一次成形品において突出状態にある端子金具群と同位相の貫通孔を有するロケータープレートを、前記端子金具の端部側が前記貫通孔に挿入された状態となるように前記端子金具群の端部側に取り付けて仮挿入体を形成する挿入工程と、
    前記仮挿入体を二次インサート成形金型にセットし、前記二次インサート金型を構成するスライダーを前記ロケータープレートに当接させた後、前記スライダーで前記ロケータープレートを前記端子金具の長手方向に沿って所定位置まで押し込みながら前記スライダーに開設された逃げ穴に前記端子金具の端部側を挿入させる工程と、
    前記二次インサート成形金型を型締めして前記仮挿入体を保持した後、前記樹脂被覆部及び前記ロケータープレートを樹脂で被覆してハウジングを形成する二次インサート成形工程と、を備えた集合型電気コネクタ製造方法。
  3. 櫛歯状に保持された端子金具群の一部にインサート成形にて樹脂被覆部を形成する一次インサート成形工程と、
    前記一次インサート成形工程で形成された複数の一次成形品をその樹脂被覆部同士を積み重ねた状態で接合体を形成する組立工程と、
    前記組立工程で形成された接合体において突出状態にある端子金具群と同位相の貫通孔を有するロケータープレートを、前記端子金具の端部側が前記貫通孔に挿入された状態となるように前記端子金具群の端部側に取り付けて仮挿入体を形成する挿入工程と、
    前記仮挿入体を二次インサート成形金型にセットし、前記二次インサート金型を構成するスライダーを前記ロケータープレートに当接させた後、前記スライダーで前記ロケータープレートを前記端子金具の長手方向に沿って所定位置まで押し込みながら前記スライダーに開設された逃げ穴に前記端子金具の端部側を挿入させる工程と、
    前記二次インサート成形金型を型締めして前記仮挿入体を保持した後、前記樹脂被覆部及び前記ロケータープレートを樹脂で被覆してハウジングを形成する二次インサート成形工程と、を備えた集合型電気コネクタ製造方法。
  4. 複数の前記一次成形品の樹脂被覆部同士を積み重ねたときに互いに嵌合する凹凸嵌合機構を前記樹脂被覆部に設けた請求項3記載の集合型電気コネクタ製造方法。
  5. 前記スライダーが前記ロケータープレートに当接したときに互いに嵌合する凹凸位置決め機構を前記スライダー及び前記ロケータープレートに設けた請求項2〜4のいずれかに記載の集合型電気コネクタ製造方法。
  6. 前記一次インサート成形工程前の段階において櫛歯状に保持された前記端子金具群を一定形状に保つタイバーを前記端子金具群に設けた請求項2〜5のいずれかに記載の集合型電気コネクタ製造方法。
  7. 前記一次インサート成形工程と前記組立工程との間に前記タイバーを除去する工程を設けた請求項2〜6のいずれかに記載の集合型電気コネクタ製造方法。
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