JP6056015B2 - ワイヤカッター - Google Patents

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Description

本発明は、アーク溶接に用いられるワイヤを簡単かつ精度よく切断することができるワイヤカッターに関するものである。
従来から、自動車工場や各種製品の組み立て工場などではアーク溶接が広く使用されている。このアーク溶接では、溶接機の中心に溶接用のワイヤが順次供給される構造となっており、高精度の溶接を行えるように使用前、あるいは使用中に前記ワイヤの先端部を所定長さで、かつ所定形状にできるよう切断する必要がある。
ワイヤの切断装置として、一般にはニッパーが用いられていたが、この場合は作業者の熟練度や作業環境等の影響を受けて一定の切断面を確保することが難しく、また切断面にバリの発生も多く品質にバラツキを発生させる要因となっていた。また、溶接機がロボットアームの先端に取付けられている場合は十分なスペースがなく切断作業がやりにくいという問題もあった。
そこで、特許文献1に示されるように、ワイヤに引張力を与えつつ切断することによりバリがなく一定形状の高品質な切断面が得られるようにしたワイヤカッターが提案されている。
しかしながら、このワイヤカッター装置は、作業スペースが十分にある場所でしか設置することができないという問題や、溶接機をロボットアームの先端に取付けられた場合には組み合わせることが難しいという問題があり、更には、カッター装置が高価になるという問題もあった。
特開2010−52111号公報
本発明は上記のような問題点を解決して、アーク溶接に用いられるワイヤを簡単に精度よく切断することができ、また設置スペースも小さくて狭い作業環境でも使用することができ、また、溶接機をロボットアームの先端に取付けられた場合にも適用することができるワイヤカッターを提供することを目的として完成されたものである。
上記課題を解決するためになされた本発明のワイヤカッターは、アーク溶接用のワイヤを切断するためのワイヤカッターであって、ベース部材の前端部に水平方向に開閉可能な一対のカッター片を取付けるとともに、ベース部材の後端部には前記カッター片を駆動する駆動源を取付け、更に、前記カッター片内へのワイヤの進入を検知する検知器を取付けて、この検知器からの信号に基づき前記駆動源を駆動させて、カッター片内に挿入したワイヤの先端部を自動的に切断するようにし、また、前記ベース部材の中央下部を、基台上に立設した脚部に回動自在に枢着して、前記カッター片が上下方向に揺動自在でワイヤの切断面の角度を任意に調整できるように構成したことを特徴とするものである。
前記検知器は、先端をカッター片内へ進入したワイヤとともに後方側へ移動するようにベース部材上を前後動可能な検出棒と、この検出棒の後端部に押されて可動するスイッチ片と、スイッチ片の作動に基づき駆動源を駆動させるように制御する制御器から構成されているものが好ましく、これを請求項2に係る発明とする。
請求項1に係る発明では、アーク溶接用のワイヤを切断するためのワイヤカッターであって、ベース部材の前端部に水平方向に開閉可能な一対のカッター片を取付けるとともに、ベース部材の後端部には前記カッター片を駆動する駆動源を取付け、更に、前記カッター片内へのワイヤの進入を検知する検知器を取付けて、この検知器からの信号に基づき前記駆動源を駆動させて、カッター片内に挿入したワイヤの先端部を自動的に切断するようにしたので、ワイヤを簡単に、かつバラツキなく高精度に切断することが可能となる。また、設置スペースも小さくて狭い作業環境でも使用することができ、更に、溶接機をロボットアームの先端に取付けられた場合にも適用することができるという利点もある。
また、ベース部材の中央下部が、基台上に立設した脚部に回動自在に枢着されており、カッター片が上下方向に揺動自在でワイヤの切断面の角度を任意に調整できるように構成したので、溶接条件等に対応させて、ワイヤの切断面をスパッターの付着等を最小限に抑える角度に調整することができ、ワイヤの寿命を延ばすことができる。
また、請求項2に係る発明では、検知器を、先端をカッター片内へ進入したワイヤとともに後方側へ移動するようにベース部材上を前後動可能な検出棒と、この検出棒の後端部に押されて可動するスイッチ片と、スイッチ片の作動に基づき駆動源を駆動させるように制御する制御器から構成されているものとしたので、簡単な機構によりワイヤの切断動作を正確かつ確実に行えることとなる。
本発明の実施の形態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態を示す平面図である。 カッター片内へのワイヤが進入する状態を示す説明図である。 検出棒の後端部に押されてスイッチ片が可動する状態を示す説明図である。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態を示す。
図1は、本発明の実施の形態を示す全体斜視図、図2は平面図であり、図において、1はベース部材である。このベース部材1は、下面中央部に一対の垂下片2、2を有しており、この垂下片2、2を基台20上に立設した一対の脚部21、21に軸22に回動自在に枢着した構造となっている。これにより、後述するように、カッター片が上下方向に揺動自在でワイヤの切断面の角度を任意に調整できることとなる。
ベース部材1の前端部には、水平方向に開閉可能な一対のカッター片3、3が取付けられているとともに、ベース部材1の後端部には前記カッター片3を駆動する駆動源4が取付けられている。なお、駆動源4としては、電気モータ、エアシリンダ、油圧シリンダ等が使用できる。また、ベース部材1の上部には、前記カッター片3、3の隙間3a内へのワイヤの進入を検知する検知器5が取付けられており、この検知器5からの信号に基づき前記駆動源4を駆動させて、カッター片3内に挿入したワイヤの先端部を自動的に切断するように構成されている。
前記カッター片3、3は、一般的なニッパーの刃のような形状を有しており、ベース部材1の前端部にある上下一対の挟持片6、6間にセットされている。このカッター片3、3は、ピン7に軸支されていて水平方向に開閉可能となっている。なお、7aはピン7を固定する抜け止めピンである。なお、カッター片3、3は、常時は僅かに隙間3aが空いていてワイヤの進入ができるようになっている。
検知器5は、先端をカッター片3、3の隙間3a内へ進入したワイヤとともに後方側へ移動するようにベース部材1上を前後動可能な検出棒8と、この検出棒8の後端部に押されて可動するスイッチ片9と、スイッチ片9の作動に基づき駆動源4を駆動させるように制御する制御器10(図2を参照)から構成されている。
前記検出棒8は、板体11の前後に配置した支持ブロック12a、12bによって前後方向に摺動可能に支持されている。また、検出棒8の前方部にはネジが切られていて長さ調整が可能で、先端部のアーク溶接機のシャンク(図3を参照)との接触位置を調整できる構造となっている。13は、制御器10の保護板である。
前記スイッチ片9は、図2に示すように、制御器10の側面に固定された基部を中心に先端部が左右に揺動するよう構成されており、検出棒8が後退してくると後端部に押されて制御器側へ動き、接点14に接触して駆動源4を駆動させる構造となっている。
このスイッチ片9の作動により、駆動源4が駆動されると、カッター片3、3が閉じて進入したワイヤの先端部が自動的に切断されるように構成されている。また、切断処理が終わり溶接機のシャンクが後退すると、検出棒8も自動復帰してカッター片3、3が僅かに開いて隙間3aを形成し、次のワイヤ進入に備えることとなる。
次に、図3〜図4を参照してワイヤの切断工程を説明する。
図3に示すように、アーク溶接機のシャンク30がカッター装置の所定位置に近づくと検知器5の検出棒8に接触し、そのままシャンク30は更に所定距離を前進する。これにより、ワイヤ31がカッター片3、3の隙間3aに沿って前進すると、先端にあった溶接スパッター等の付着部32がカッター片3、3の切断面よりも下側に入る。
一方、図4に示すように、検出棒8の後方側への移動に伴い、後端部がスイッチ片9を押してゆき、接点14に接触することとなる。これにより、駆動源4のスイッチが入って駆動源4を駆動させカッター片3、3を閉じるように作動させると、スパッター等の付着部32が切断され、新規な切断面が得られる。
このようにして切断処理を終えた後は、駆動源4のスイッチが切れ、また検出棒8およびカッター片3、3は各々もとの位置に自動復帰して次の信号入力に備え、以後、同様の切断処理を繰り返すことになる。
以上の説明からも明らかなように、本発明はアーク溶接に用いられるワイヤを簡単かつ任意の角度に切断することができ、しかもモータ等の駆動力によるため切断面が一定で高品質を確保することができる。また設置スペースも小さく、ロボットアームの先端に取付けられた溶接きにも対応可能である。
また、切断処理したワイヤを使用するため溶接のスタートロスをゼロに抑えることができ、またスパッター量の発生も少ないためワークへの付着も減るとともに、作業環境も向上させることができ、更には生産性も上がり、ランニングコストも安くなる等の種々の効果を発揮することができる。
1 ベース部材
2 垂下片
3 カッター片
3a 隙間
4 駆動源
5 検知器
6 挟持片
7 ピン
7a 抜け止めピン
8 検出棒
9 スイッチ片
10 制御器
11 板体
12a 支持ブロック
12b 支持ブロック
13 保護板
14 接点
20 基台
21 脚部
22 軸
30 溶接機のシャンク
31 ワイヤ
32 溶接スパッター等の付着部

Claims (2)

  1. アーク溶接用のワイヤを切断するためのワイヤカッターであって、ベース部材の前端部に水平方向に開閉可能な一対のカッター片を取付けるとともに、ベース部材の後端部には前記カッター片を駆動する駆動源を取付け、更に、前記カッター片内へのワイヤの進入を検知する検知器を取付けて、この検知器からの信号に基づき前記駆動源を駆動させて、カッター片内に挿入したワイヤの先端部を自動的に切断するようにし、また、前記ベース部材の中央下部を、基台上に立設した脚部に回動自在に枢着して、前記カッター片が上下方向に揺動自在でワイヤの切断面の角度を任意に調整できるように構成したことを特徴とするワイヤカッター。
  2. 検知器は、先端をカッター片内へ進入したワイヤとともに後方側へ移動するようにベース部材上を前後動可能な検出棒と、この検出棒の後端部に押されて可動するスイッチ片と、スイッチ片の作動に基づき駆動源を駆動させるように制御する制御器から構成されている請求項1に記載のワイヤカッター。
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