JP6055947B1 - 温風発生装置及びエネルギ変換パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造であっても省エネルギで高効率に暖房できる温風発生装置を提供する。【解決手段】温風発生装置は、吸気口200b及び排気口200cを有するケーシング200aと、ケーシング200aの内部に収納され、ケーシング200aの内部を経由する空気の流れを形成する送風ファン40と、蓄熱流体を循環させる経路を空気の流れの経路に交差させ、この交差箇所で空気を加熱する蓄熱循環経路と、を備え、蓄熱循環経路が、筒状のヒータ容器21、外周とヒータ容器21の内壁との間に蓄熱流体が流れる間隙が設けられるようにヒータ容器21の中心軸に沿って配置された柱状のヒータコア、及びヒータコアの外周に巻かれた電気抵抗線を有し、ケーシング200aの内部に配置された発熱ユニット20と、蓄熱流体を循環させる循環制御手段30と、を含み、排気口200cから温風を排出する。【選択図】 図1

Description

本発明は温風発生装置及びこの温風発生装置に好適なエネルギ変換パネルに関する。
従来、太陽光を用いて発電した電気で、各種の電気機器を作動させる技術が知られている(例えば特許文献1等参照。)。しかし特許文献1の太陽光エネルギ変換装置の場合、夜間や雨天、大雪等の場合は効率が低下するという問題に加えて、装置が大掛かりで複雑になるという問題が生じる。
特開2014−154871号公報
本発明は上記の問題に着目して為されたものであって、簡易な構造であっても省エネルギで高効率に暖房できる温風発生装置、及びこの温風発生装置に好適なエネルギ変換パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る温風発生装置のある態様は、(a)吸気口及び排気口を有するケーシングと、(b)ケーシングの内部に収納され、ケーシングの内部を経由する空気の流れを形成する送風ファンと、(c)蓄熱流体を循環させる経路を空気の流れの経路に交差させ、この交差箇所で空気を加熱する蓄熱循環経路と、エネルギ変換パネルと、を備え、蓄熱循環経路が、(c1)筒状のヒータ容器、外周とヒータ容器の内壁との間に蓄熱流体が流れる間隙が設けられるようにヒータ容器の中心軸に沿って配置された柱状のヒータコア、及びヒータコアの外周に巻かれた電気抵抗線を有し、ケーシングの内部に配置された発熱ユニットと、(c2)蓄熱流体を循環させる循環制御手段と、を含み、エネルギ変換パネルが、一面が解放されて第1の凹部を構成する箱状の第1ケースと、一面に対向する接合面の外周が第1ケースの外周と同一寸法であり、一面と接合面とを接することにより、内部に密閉されたエネルギ変換空間を形成可能な、接合面を解放面として第2の凹部を構成する第2ケースと、第1の凹部の底面側に設けられ、エネルギ変換空間の内部において、第2の凹部に向かって発光する複数の発光素子からなる発光素子アレイと、第2の凹部の底面側に、第2の凹部の底面を敷き詰めるように配列され、複数の発光素子からの光を受光して電気エネルギに変換する複数の光電変換素子からなる第1の光電変換素子アレイと、第1の凹部の底面側において、複数の発光素子の周囲に配列され、第1の光電変換素子アレイが反射した光を受光して電気エネルギに変換する、複数の光電変換素子からなる第2の光電変換素子アレイと、を含み、エネルギ変換パネルの出力である電気エネルギを電気抵抗線に供給し、排気口から温風を排出することを要旨とする。
また本発明に係るエネルギ変換パネルのある態様は、吸気口及び排気口を有するケーシングと、ケーシングの内部に収納され、ケーシングの内部を経由する空気の流れを形成する送風ファンと、蓄熱流体を循環させる経路を空気の流れの経路に交差させ、この交差箇所で空気を加熱する蓄熱循環経路を備え、排気口から温風を排出する温風発生装置に用いられるエネルギ変換パネルであって、(d)一面が解放されて第1の凹部を構成する箱状の第1ケースと、(e)一面に対向する接合面の外周が第1ケースの外周と同一寸法であり、一面と接合面とを接することにより、内部に密閉されたエネルギ変換空間を形成可能な、接合面を解放面として第2の凹部を構成する第2ケースと、(f)第1の凹部の底面側に設けられ、エネルギ変換空間の内部において、第2の凹部に向かって発光する複数の発光素子からなる発光素子アレイと、(g)第2の凹部の底面側に、第2の凹部の底面を敷き詰めるように配列され、複数の発光素子からの光を受光して電気エネルギに変換する複数の光電変換素子からなる第1の光電変換素子アレイと、(h)第1の凹部の底面側において、複数の発光素子の周囲に配列され、第1の光電変換素子アレイが反射した光を受光して電気エネルギに変換する、複数の光電変換素子からなる第2の光電変換素子アレイと、を備え、蓄熱循環経路が、筒状のヒータ容器、外周とヒータ容器の内壁との間に蓄熱流体が流れる間隙が設けられるようにヒータ容器の中心軸に沿って配置された柱状のヒータコア、及びヒータコアの外周に巻かれた電気抵抗線を有し、ケーシングの内部に配置された発熱ユニットと、蓄熱流体を循環させる循環制御手段を含み、エネルギ変換パネルの出力である電気エネルギを電気抵抗線に供給することを要旨とする。
本発明によれば、簡易な構造であっても省エネルギで高効率に暖房できる温風発生装置、及びこの温風発生装置に好適なエネルギ変換パネルを提供できる。
本発明の実施の形態に係る温風発生装置の構成の概略を、エネルギ変換パネルを閉じた状態で模式的に説明する断面図を含むブロック図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備えるエネルギ変換パネルの内部空間を模式的に説明する断面図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備えるエネルギ変換パネルの第1ケースの凹部の底面を正面から見て模式的に説明する平面図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備えるエネルギ変換パネルの発光素子からなる発光素子アレイを模式的に説明する断面図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備えるエネルギ変換パネルの第2ケースの凹部の底面を正面から見て模式的に説明する平面図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備えるエネルギ変換パネルを複数配列したエネルギ変換システムを模式的に説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備える蓄熱送風ユニットの発熱ユニットの内部を、ヒータ容器及びキャップを切り欠いた状態で模式的に説明する部分断面図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置が備える発熱ユニットを複数配列した蓄熱送風ユニットを模式的に説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る温風発生装置の構成の概略を、エネルギ変換パネルを開いた状態で模式的に説明する断面図を含むブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係る温風発生装置の構成の概略を模式的に説明する断面図を含むブロック図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
又、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。更に、以下の説明における「左右」や「上下」の方向は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。
よって、例えば、紙面を90度回転すれば「左右」と「上下」とは交換して読まれ、紙面を180度回転すれば「左」が「右」に、「右」が「左」になることは勿論である。又、以下の説明における「第1ケース」と「第2ケース」とは、単なる説明の便宜上の定義(選択)であり、例えば、「第1ケース」と「第2ケース」とを互いに入れ替えても、本発明の本質が変わるものではない。
−−温風発生装置の構造−−
本発明の実施の形態に係る温風発生装置(100,200)は、図1に示すように、エネルギ変換パネル100と、このエネルギ変換パネル100に接続された蓄熱送風ユニット200と、を備えるファンヒータである。エネルギ変換パネル100の本体(10,11)は、例えば、全体が扁平な箱状とすることが可能で、箱状に構成した場合は第1ケース10及び第2ケース11を有する。
またエネルギ変換パネル100は、ヒンジ等の連結部材からなる開閉機構12を備え、開閉機構12により、エネルギ変換パネル100の第1ケース10及び第2ケース11は開閉自在に連結されている。エネルギ変換パネル100の第1ケース10及び第2ケース11は、エネルギ変換パネル100の上下方向の厚みのほぼ中央の高さで、エネルギ変換パネル100をほぼ2分割するように、上下対称的に積み重ねられて設けられている。エネルギ変換パネル100の第1ケース10には商用の交流電源Cが接続され、商用の交流電源Cから電力が供給される。
蓄熱送風ユニット200は、ケーシング200aと、ケーシング200aの内側に設けられた筒状の発熱ユニット20と、発熱ユニット20の近傍に設けられた送風ファン40と、を備える。ケーシング200aの、発熱ユニット20に対向する一部には吸気口200bが設けられている。またケーシング200aの、送風ファン40に対向する一部には、格子状等に複数の開口部を配列した排気口200cが設けられている。蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20は一組の端子26,27を備える。
また蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20は注水口22及び排水口23を備え、この注水口22及び排水口23を介して、発熱ユニット20の内外に、蓄熱源となる水等の蓄熱流体が加熱されて循環する蓄熱経路(蓄熱循環経路)が実現されている。水は、液体の中で最も比熱が大きいことが知られており、その値は4.186J/(g・℃)(またはJ/(g・K))であるので、蓄熱流体として最も好ましい。蓄熱循環経路の外部には、ポンプ等の循環制御手段30と、図示を省略するタンク等の流体貯蔵設備が接続されている。
またケーシング200aには、ケーシング200aの内側の温度を検出する検出部がケーシング200aの内側に位置するように温度センサ50が差し込まれて設けられている。温度センサ50は、制御装置60に接続され、制御装置60は循環制御手段30に接続されている。温度センサ50から入力された温度データに応じて循環制御手段30の圧送又は吸引等の循環能力が調節され、発熱ユニット20との間で循環する蓄熱流体の循環流量がフィードバック制御されている。
エネルギ変換パネル100の第1ケース10と蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20との間には、高圧側(正極側)及び低圧側(負極側)の配線がそれぞれ接続され、これらの配線により、エネルギ変換パネル100の第1ケース10によってエネルギ変換された電気の高圧側及び低圧側の電力が発熱ユニット20に供給される。図1中では、高圧側の配線は実線で、また低圧側の配線は破線でそれぞれ例示されている。
またエネルギ変換パネル100の第2ケース11と蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20との間にも、第1ケース10の場合と同様に、高圧側及び低圧側の配線がそれぞれ接続され、第2ケース11によってエネルギ変換された電気の高圧側及び低圧側の電力が発熱ユニット20に供給される。発熱ユニット20は供給された電力を用いて、内外を循環する蓄熱流体を加熱させ、一定の熱容量の循環ループに蓄熱し、加熱された蓄熱流体により、発熱ユニット20の周囲の空気を暖める。暖められた空気は、蓄熱送風ユニット200の送風ファン40によって、排気口200cから蓄熱送風ユニット200の外部に送り出されて、暖房等の種々の目的に使用される。
(エネルギ変換パネル)
エネルギ変換パネル100は、図2に示すように、第2の光電変換素子アレイ2aを収納する筐体10aと第1の光電変換素子アレイ2bを収納する筐体11aを備えている。第1ケース10の筐体10a及び第2ケース11の筐体11aは、いずれも内側に凹部を構成する、平面パターンで矩形の箱状である。図2に示すように、第1ケース10の筐体10aと第2ケース11の筐体11aを、互いに凹部同士を対向させて縁同士を重ね合わせて接合することにより、箱の内側に第2の光電変換素子アレイ2a及び第1の光電変換素子アレイ2bを収納する密閉された内部空間が形成される。第1ケース10の筐体10a及び第2ケース11の筐体11aは、いずれも木材や樹脂等の絶縁性の高い材料で製造される。
第1ケース10の筐体10aの凹部の底面側の配列面上には、底面のほぼ全体を覆うように、敷き詰めた第2の光電変換素子アレイ2aが設けられている。第2の光電変換素子アレイ2aは、光を受光して電気エネルギに変換する複数のフォトダイオード(受光素子)Da11,Da12,Da13,…の配列から構成されている。底面のほぼ全体を敷き詰めるため、複数のフォトダイオードDaijは、それぞれ複数枚の薄板状のトポロジをなしている。また第1ケース10の凹部の底面側の配列面には部分的に、第2の光電変換素子アレイ2aを構成しているフォトダイオードDaijが配置されていない領域が周期的に分散して形成され、これら分散配置された領域のそれぞれには、複数の発光素子1ijが「発光素子アレイ」を構成するように設けられている。
発光素子1ijは、図3に示すように、第1ケース10の凹部の底面側の配列面上で上下左右にほぼ等間隔で配置され発光素子アレイを構成している。図3に示した第1ケース10の場合、第1ケース10の底面は1辺が約150mm〜約160mmの正方形状であり、底面上に7行7列の平面パターンをなして配置された49個の発光素子111〜117,121〜127,…171〜177が例示されている。
発光素子1ijは、図4に示すように、基材3ijと、この基材3ij上に設けられた発光ダイオード(LED)等の発光素子4ijと、この発光素子4ijの外周面に接触すると共に取付リング7ijを介して基材3ijに設けられた光学媒体である収束レンズ5ijとを備える。図4に示した取付リング7ijの場合、図中の左右方向に測った取付リング7ijの厚みは、約1mmである。
また発光素子4ijには、収束レンズ5ijと反対側に、基材3ij及び第1ケース10のヒータ容器を貫通して設けられた配線6ijの一端が接続されている。配線6ijの他端は、商用の交流電源Cに電気的に接続され、この配線を介して発光素子4ijに外部から電気が供給されることにより、発光素子1ijが発光する。
図3に示した発光素子1ijの場合、発光素子1ijはいずれも1個当たり約1500ルクス程度以上の照度(光束発散度)を有する。また例えば49個の発光素子111〜117,121〜127,…171〜177を直列に接続した発光素子アレイのパネルを5行×5列のマトリクス状に配列して、25枚のパネルを並列接続し、同時に発光させた場合の使用電圧は約13.5Vであった。この25枚の並列接続時の電流は約20Aで、消費電力は約270Wとなり、仮に12時間連続使用すると、消費電力量は約3.24kWhとなる。
図2に示したように、第2ケース11の筐体11aの凹部の底面上にも、第1ケース10の場合と同様に、第1の光電変換素子アレイ2bが設けられている。第1の光電変換素子アレイ2bは、第2の光電変換素子アレイ2aと同様に、光を受光して電気エネルギに変換する複数のフォトダイオードDb11,Db12,Db13,…の配列から構成されている。
しかし第2ケース11の底面側の配列面上には、第1ケース10の場合と異なり、図5に示すように、発光素子1ijは設けられていない。すなわち第2ケース11は、第1ケース10の複数の発光素子1ijからなる発光素子アレイの発光光を受光して光電変換する機能のみに特化している。尚、図2に示した断面図は、図3中のA−A線方向から見た第1ケース10の断面と、図5中のB−B線方向から見た第2ケース11の断面とを組み合わせた状態を示している。
図2に示したように、エネルギ変換パネル100の内部空間では、第1ケース10の複数の発光素子1ijが、外部から供給された電気を用いて発光する。第1ケース10からの光の大部分は、収束レンズ5ijの作用によって、第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2bに受光される。図2に示すように、すべての発光素子1ijから照射される光の範囲が、第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2bの表面上に到達するように、第1ケース10における収束レンズ5ijの直径R、隣り合う発光素子1ijのピッチp及び内部空間の高さhが決定されている。
内部空間の高さhは、対向する第1ケース10の第2の光電変換素子アレイ2aと第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2bの間の距離で定義される。図2に例示した発光素子1ijの場合、収束レンズ5ijの直径Rは約6mm、発光素子1ijのピッチpは約20mm、光の照射範囲の図中の左右方向に沿って測った幅wは約30mm、内部空間の高さhは約12mm〜約18mmでそれぞれ設定されている。
また第1ケース10の内壁面及び第2ケース11の内壁面は、複数の発光素子1ijからの光を効率的に反射して第1の光電変換素子アレイ2b及び第2の光電変換素子アレイ2aに送り返すように、鏡面加工が施されている。鏡面加工は、例えばメッキ処理等による金属膜を、周囲との接触部分における必要な絶縁性を確保した状態で成膜することで実現できる。これにより、第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2b上で反射する光や、収束レンズから漏れる光等の、僅かな光をも第1ケース10の第2の光電変換素子アレイ2a又は第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2bに送り込み、エネルギ変換効率を高めることができる。発電された電力は、発熱ユニット20に供給される。
エネルギ変換パネルの枚数は1枚に限定されず、複数並列接続して、より大きな電流を生成するエネルギ変換装置を実現することができる。図6中には、25枚のエネルギ変換パネル100a,100b,…100x,100yで1セットのエネルギ変換装置を実現した状態が例示されている。図6中では、25枚のエネルギ変換パネル100a,100b,…100x,100yのそれぞれの高圧側の電力が並列に取り出されて、発熱ユニットの20の高圧側の端子26に出力される状態が実線で示されている。またそれぞれの低圧側の電力が並列に取り出されて、発熱ユニットの20の低圧側の端子27に出力される状態が破線で示されている。
更に、このようなエネルギ変換装置を複数連結して、巨大なエネルギ変換システムを実現できる。エネルギ変換パネル100、エネルギ変換装置及びエネルギ変換システムのいずれの態様であっても、温風発生装置(100,200)の蓄熱送風ユニット200に接続して設けることができる。エネルギ変換パネル100の個数は、温風発生装置(100,200)に必要とされる電力や、エネルギ変換パネル100を配置できる条件等に応じて、適宜選択できる。
(発熱ユニット)
次に、蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20について具体的に説明する。蓄熱送風ユニット200の発熱ユニット20は、図7に示すように、筒状のヒータ容器21と、このヒータ容器21の内側に、周面に電気抵抗線25が巻かれたほぼ円柱状のヒータコア24と、ヒータ容器21の長手方向の両端にそれぞれ設けられたキャップ28,29と、を備える。
また発熱ユニット20の周面上で上側の端子26の近傍には注水口22が、また発熱ユニット20の周面上で下側の端子27の近傍には排水口23が、それぞれ設けられている。注水口22及び排水口23は、それぞれ配管等を介して循環制御手段30に接続され、発熱ユニット20の内側と外側で、蓄熱流体が循環される。ヒータ容器21としては、昇温した蓄熱流体が、発熱ユニット20の周囲の空気を暖めやすいように、熱伝導性に優れる金属材料、例えば銅等が好適に採用できる。
図7に例示したヒータ容器21の場合、外径は約12mm、内径は約10mm、肉厚は約1mmであって、長手方向の長さは約250mmである。また注水口22及び排水口23はいずれも、外径は約8〜約12mm、内径は約6〜約10mm、肉厚は約1mmであって、ヒータ容器21の長手方向に直交して延びる方向に測った突出する部分の長さは約50mmである。
発熱ユニット20のキャップ28,29は、例えば金属や樹脂製であり、ヒータ容器21の両端に嵌め合わされて、両端の開口部を密閉する。キャップ28,29とヒータ容器21との嵌め合い領域には、例えば雄ネジ部及びこの雄ネジ部に対応する雌ネジ部が設けられることにより、ネジ結合が形成されてもよい。またキャップ28,29とヒータ容器21の間に、パッキン等の封止部材が用いられてもよい。図7に例示したキャップ28,29の場合、ヒータ容器21の長手方向に沿って測った上下長さは約50mmである。
ヒータコア24は、ヒータ容器21の内周面と隙間を空けて配置され、この隙間を蓄熱流体が循環する。ヒータコア24は、例えば熱に対して耐性が高められた耐熱の石、セラミックス及びガラス製の棒等を採用できる。図7に例示したヒータコア24の場合、外径は5.5〜6.0mm程度、長さは150mm程度である。
電気抵抗線25は、例えばニッケルクロム電熱線、鉄クロム電熱線(カンタル線)、銅ニッケル電熱線、銅マンガンニッケル電熱線等の材料で製造された、抵抗加熱式のシースヒータを採用できる。図7に例示した電気抵抗線25の場合、外径は1.0〜1.2mm程度であり、ヒータコア24に巻き付けた状態で、ヒータコア24と発熱ユニット20のヒータ容器21の内壁面の間に、平面パターンで約1mmの幅を有するリング状の隙間が形成されるように設定されている。
図7に例示した端子26,27の場合、端子26,27としては金属等の導電性を有する平板の板状部材が採用され、この板状部材は板の厚みを正面から見て端子26,27がZ字状になるように折り曲げられている。折り曲げられた端子26,27の一端側はヒータコア24の周面上に取り付けられ、端子26,27の中央はヒータコア24の底面(両端面)上に取り付けられる。図7に例示した端子26,27の場合、厚みは0.5mm程度、幅は5.0mm程度、長さが約60mm程度の板状部材が採用されている。
また端子26,27の他端側は、キャップ28,29を貫通して、発熱ユニット20のヒータ容器21の外部に延びるように設けられ、他端は外部に位置している。キャップ28,29の端子26,27が貫通する位置には、端子26,27の寸法に応じた孔が設けられると共に、キャップ28,29と端子26,27の隙間から蓄熱流体が漏れないように、パッキン等により水封処理が施されている。発熱ユニット20のヒータ容器21の外部に位置する端子26,27の他端には、エネルギ変換パネル100から延びる配線が連結される。
−−温風発生装置の使用方法−−
まず図1に示したように、エネルギ変換パネル100に商用の交流電源Cから電気を供給して、第1ケース10の凹部の底面に設けられた複数の発光素子1ijを、エネルギ変換パネル100の密閉された内部空間で発光させる。そして第1ケース10に設けられた第2の光電変換素子アレイ2a及び第2ケース11に設けられた第1の光電変換素子アレイ2bにより、発光素子1ijの発光光を受光させて光電変換する。
次に、エネルギ変換パネル100の第1ケース10及び第2ケース11によって発電した電気を、発熱ユニット20の一組の端子26,27を介して電気抵抗線25に流し、電気抵抗線25を加熱する。図1中では、1本の発熱ユニット20を設けた状態が模式的に示されていたが、実際には、図8中に例示した4個の発熱ユニット20a〜20dのように、複数個を直列接続して設けることができる。
図8に示した蓄熱循環経路の場合、循環制御手段30から第1の発熱ユニット20aの注水口22aに送り込まれた蓄熱流体が、第1の発熱ユニット20aのヒータ容器21aの内側を通過した後、排水口23aから排出され、排出された蓄熱流体は、第2の発熱ユニット20bの注水口22bに送り込まれる。送り込まれた蓄熱流体は第2の発熱ユニット20bのヒータ容器21bの内側を通過し、その後、排水口23bから排出され、第3の発熱ユニット20cの注水口22cに送り込まれる。
そして蓄熱流体は第3の発熱ユニット20cのヒータ容器21cの内側を通過し、その後、排水口23cから排出され、第4の発熱ユニット20dの注水口22dに送り込まれる。そして蓄熱流体は第4の発熱ユニット20dのヒータ容器21dの内側を通過し、その後、排水口23dから排出された後、再び第1の発熱ユニット20aの注水口22aに還流する。
そして蓄熱流体を循環させる間、それぞれの発熱ユニット20a〜20dの内側で電気抵抗線に接触して加熱し、70℃程度以上に昇温する。昇温したお湯等の蓄熱流体は、発熱ユニット20のヒータ容器21の側壁を加熱する。そして加熱された側壁によって、側壁の周囲の空気を暖め、送風ファン40を回転させることにより、暖めた空気を、排気口200cを介して蓄熱送風ユニット200の外部に送り出す。これにより蓄熱送風ユニット200が配置された室内を暖める等の加熱動作を実現できる。
本発明の実施の形態に係る温風発生装置(100,200)によれば、第1ケース10及び第2ケース11の重ね合わせによって密閉された内部空間を形成し、この内部空間内で複数の発光素子1ijを発光させると共に、第1の光電変換素子アレイ2b及び第2の光電変換素子アレイ2aに受光させて光電変換する。よって比較的簡易な構造であっても、LED素子が発光する光をほぼ100%電気に変換可能であるので、高効率に光電変換することができる。
また本発明の実施の形態に係る温風発生装置(100,200)によれば、蓄熱流体加熱用の電気を得るにあたり、商用の交流電源Cから直接得るのではなく、商用の交流電源Cと発熱ユニット20,20a〜20dの間に設けられたエネルギ変換パネル100を介在させて得る。このように商用の交流電源Cの電気を一旦、光変換し、変換した光を用いて電気を生じさせて発熱ユニット20,20a〜20dに供給することにより、例えば漏電等により電源と発熱ユニット20,20a〜20dが短絡しても、発熱ユニット20,20a〜20dが破損することを確実に防止することができる。
発熱ユニット20,20a〜20dのヒータ容器21の外壁で発生した熱が、送風ファン40によって100%瞬時に外部に送り出されるのではないので必ず残留熱が存在する。本発明の実施の形態に係る温風発生装置(100,200)によれば、発熱ユニット20,20a〜20dの内側で一旦加熱した蓄熱流体を棄てることなく、発熱ユニット20,20a〜20dの内外で昇温した状態で循環させ、残留熱を繰り返し使用できる。
そのため蓄熱流体が一定の温度に昇温した後は、「湯たんぽ」の原理と同様に、蓄熱流体の熱容量の大きな蓄熱作用を活用して、発熱ユニット20,20a〜20dへ供給すべき電気エネルギを、残留熱に上乗せする補充分相当に節約できるので、実質的に発熱ユニット20,20a〜20dへ供給する電気エネルギを少なく抑えることができる。
即ち、エネルギ変換パネル100から発熱ユニット20,20a〜20dへの電気エネルギの供給は、発熱ユニット20,20a〜20dのヒータ容器21の外壁の温度低下分を補充するように供給するだけでよいので、非常に効率の高い温風の発生が可能である。
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになると考えられるべきである。
例えば、第2の光電変換素子アレイ2a及び第1の光電変換素子アレイ2bは、例えば発光素子1ijのピッチ以下の縦横寸法を有する小型のパネル状の太陽電池を、一定の平面パターンをなすように配置された複数の発光素子1ijの周囲を埋めるように、第1ケース10の底面上にそれぞれ貼り付けて設けることができる。また図2〜図5では、第1ケース10にのみ複数の発光素子1ijからなる発光素子アレイが設けられた場合を例示したが、これに限定されず、第2ケース11にのみ発光素子アレイが設けられても、或いは第1ケース10及び第2ケース11の両方に設けられてもよい。
更に図示を省略しているが、太陽光発電から得られた過剰な電気エネルギを蓄える蓄電池を備えるようにしてもよい。蓄電池を備えた場合は、蓄電池に備えられた電気エネルギを、夜間に発光素子アレイに供給するようにしてもよい。
また例えば、日射量が十分に見込まれる晴天の日中には、エネルギ変換パネル100を商用の交流電源Cに接続せず、図9に示すように、第1ケース10の光電変換素子アレイa及び第2ケース11の第1の光電変換素子アレイ2bを太陽に向けて配置して受光させ、太陽光発電に特化して発電を行うと共に、太陽光が得られない曇天や夜間には、商用の交流電源Cから電気を供給して光電変換するように構成することもできる。このように太陽光発電の時間帯と、複数の発光素子1ijからなる発光素子アレイによる発電の時間帯とをそれぞれ設定し、時間帯によって切り替えつつ組み合わせて使用することにより、エネルギ変換パネル100のエネルギ変換効率を一層高め、実質的な電気エネルギの発生効率を高めることができる。
また図1〜図8では、電気機器として、エネルギ変換パネル100に蓄熱送風ユニット200を連結した温風発生装置(100,200)を実現した場合を例示したが、これに限定されず、例えば扇風機、除湿機、蛍光灯等他の各種の電気機器にエネルギ変換パネル100を接続できる。
図3に示した発光素子1ijの発光効率は現状のLEDの技術では高々50%である。即ち、エネルギ変換パネル100に入力される電力の内、約50%は光エネルギに変換されない。このため、光エネルギの100%がエネルギ変換パネル100の内部で電気エネルギに変換されたとしても、温風発生装置の全体としてのエネルギ変換効率は50%を超えることができない。即ち、エネルギ変換パネル100に入力される電力の内50%は熱エネルギになっている。それぞれの発光素子1ijは、実は発熱体として機能しているのである。
したがって、図10に示すように、エネルギ変換パネル100の全体をケーシング200aの内部に収納して、送風ファン40によって、実現されるケーシング200aの内部を経由する空気の流れがエネルギ変換パネル100の周囲を経由するようにすれば、発光に寄与しない電気エネルギを温風の生成エネルギに用いることができる。この場合、図10に示すように、ケーシング200aの内側で吸気口200b側に吸気ファン41を追加すれば、吸気した外部の空気により発熱したエネルギ変換パネル100を冷却することに使用することができると共に、空気の流れをより有効に加熱することになる。
以上のとおり本発明は、本明細書及び図面に記載していない様々な実施の形態等を含むとともに、本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
ij 発光素子
2a 第2の光電変換素子アレイ
2b 第1の光電変換素子アレイ
ij 基材
ij 発光素子
ij 収束レンズ
ij 配線
ij 取付リング
10 第1ケース
10a 筐体
11 第2ケース
11a 筐体
12 開閉機構
20,20a〜20d 発熱ユニット
21 ヒータ容器
22,22a〜22d 注水口
23,23a〜23d 排水口
24 ヒータコア
25 電気抵抗線
26,26a〜26d 端子
27,27a〜27d 端子
28 キャップ
29 キャップ
30 循環制御手段
40 送風ファン
41 吸気ファン
50 温度センサ
60 制御装置
100,100a〜100y エネルギ変換パネル
200 蓄熱送風ユニット
200a ケーシング
200b 吸気口
200c 排気口
C 商用の交流電源
ij フォトダイオード
R 発光素子の直径
p 発光素子のピッチ
w 発光素子の照射幅
h エネルギ変換パネルの内部空間の高さ

Claims (5)

  1. 吸気口及び排気口を有するケーシングと、
    前記ケーシングの内部に収納され、前記ケーシングの内部を経由する空気の流れを形成する送風ファンと、
    蓄熱流体を循環させる経路を前記空気の流れの経路に交差させ、該交差箇所で前記空気を加熱する蓄熱循環経路と、
    エネルギ変換パネルと、を備え、
    前記蓄熱循環経路が、
    筒状のヒータ容器、外周と前記ヒータ容器の内壁との間に前記蓄熱流体が流れる間隙が設けられるように前記ヒータ容器の中心軸に沿って配置された柱状のヒータコア、及び前記ヒータコアの前記外周に巻かれた電気抵抗線を有し、前記ケーシングの内部に配置された発熱ユニットと、
    前記蓄熱流体を循環させる循環制御手段と、を含み、
    前記エネルギ変換パネルが、
    一面が解放されて第1の凹部を構成する箱状の第1ケースと、
    前記一面に対向する接合面の外周が前記第1ケースの外周と同一寸法であり、前記一面と前記接合面とを接することにより、内部に密閉されたエネルギ変換空間を形成可能な、前記接合面を解放面として第2の凹部を構成する第2ケースと、
    前記第1の凹部の底面側に設けられ、エネルギ変換空間の内部において、前記第2の凹部に向かって発光する複数の発光素子からなる発光素子アレイと、
    前記第2の凹部の底面側に、前記第2の凹部の底面を敷き詰めるように配列され、前記複数の発光素子からの光を受光して電気エネルギに変換する複数の光電変換素子からなる第1の光電変換素子アレイと、
    前記第1の凹部の底面側において、前記複数の発光素子の周囲に配列され、前記第1の光電変換素子アレイが反射した光を受光して電気エネルギに変換する、複数の光電変換素子からなる第2の光電変換素子アレイと、を含み、
    前記エネルギ変換パネルの出力である電気エネルギを前記電気抵抗線に供給し、前記排気口から温風を排出することを特徴とする温風発生装置。
  2. 前記発熱ユニットが更に温度センサを備え、該温度センサの出力を前記複数の光電変換素子に入力される電気エネルギの制御信号として帰還することを特徴とする請求項1に記載の温風発生装置。
  3. 前記複数の発光素子のそれぞれの近傍には、前記複数の発光素子のそれぞれに対向する前記複数の光電変換素子のいずれかとの間に光学媒体が局所的に更に配置され、
    該光学媒体を介して、前記複数の発光素子からの光が前記第1の光電変換素子アレイに向かって出射されることを特徴とする請求項1又は2に記載の温風発生装置。
  4. 前記エネルギ変換パネルの全体を前記ケーシングの内部に収納し、前記空気の流れが前記エネルギ変換パネルの周囲を経由するようしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温風発生装置。
  5. 吸気口及び排気口を有するケーシングと、前記ケーシングの内部に収納され、前記ケーシングの内部を経由する空気の流れを形成する送風ファンと、蓄熱流体を循環させる経路を前記空気の流れの経路に交差させ、この交差箇所で前記空気を加熱する蓄熱循環経路を備え、前記排気口から温風を排出する温風発生装置に用いられるエネルギ変換パネルであって、
    一面が解放されて第1の凹部を構成する箱状の第1ケースと、
    前記一面に対向する接合面の外周が前記第1ケースの外周と同一寸法であり、前記一面と前記接合面とを接することにより、内部に密閉されたエネルギ変換空間を形成可能な、前記接合面を解放面として第2の凹部を構成する第2ケースと、
    前記第1の凹部の底面側に設けられ、エネルギ変換空間の内部において、第2の凹部に向かって発光する複数の発光素子からなる発光素子アレイと、
    前記第2の凹部の底面側に、前記第2の凹部の底面を敷き詰めるように配列され、前記複数の発光素子からの光を受光して電気エネルギに変換する複数の光電変換素子からなる第1の光電変換素子アレイと、
    前記第1の凹部の底面側において、前記複数の発光素子の周囲に配列され、前記第1の光電変換素子アレイが反射した光を受光して電気エネルギに変換する、複数の光電変換素子からなる第2の光電変換素子アレイと、を備え
    前記蓄熱循環経路が、筒状のヒータ容器、外周と前記ヒータ容器の内壁との間に前記蓄熱流体が流れる間隙が設けられるように前記ヒータ容器の中心軸に沿って配置された柱状のヒータコア、及び前記ヒータコアの前記外周に巻かれた電気抵抗線を有し、前記ケーシングの内部に配置された発熱ユニットと、前記蓄熱流体を循環させる循環制御手段を含み、
    前記エネルギ変換パネルの出力である電気エネルギを前記電気抵抗線に供給することを特徴とするエネルギ変換パネル。
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