JP6055095B2 - 画像要素輝度の調節 - Google Patents

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Description

本発明は、身体部位のレリーフ紋画像(例えば、指紋および/または指掌紋レリーフ画像)の取得のための方法およびシステムの分野に関する。
身体部位のレリーフ紋画像取得装置(例えば、スキャナーおよび/またはリーダ)は、セキュリティ関連の職業において比較的広く用いられており、情報、システムなどの保護を望む消費者にとって容易に利用可能となっている。身体部位のレリーフ紋画像取得装置においては、レリーフ紋の画像取得を特定の種類の画像取得装置(例えば、カメラ、センサー)を用いて行うことが多い。このような画像取得装置において、対象となる身体部位のレリーフ紋部位が、得られる画像において表現される。
本概要では、以下の詳細な説明においてさらに記載される選択された概念を簡潔に説明する。本要旨は、特許請求の範囲の主要な要素または本質的な特徴を特定することを意図しており、特許請求の範囲に記載の範囲を限定することを意図していない。
身体部位のレリーフ紋画像装置および/またはその結果得られる画像は、外部(例えば、環境、局所的塵、破片、湿気)および/または内部(例えば、装置欠陥(例えば、擦傷、センサー損傷))条件によって影響を受ける場合があり、その結果、得られる画像の有効利用を試みているときに望ましい結果が得られない場合がある。そのため、特に、外部および/または内部条件の結果発生し得る画像欠陥の軽減のための、1つ以上の技術および/またはシステムが開示される。
身体部位のレリーフ紋(body-part relief print)の画像の少なくとも一部を表す画像要素の調節された輝度レベルを特定する一実施形態において、初期画像中に含まれ得る第1の画像要素について、第1の重み係数が決定され得る。さらに、身体部位のレリーフ紋の重み値が決定され得る。身体部位のレリーフ紋の重み値は、第1の重み係数と、身体部位のレリーフ紋画像(隆起紋様画像)中に含まれ得る第2の画像要素の第2の画像要素輝度値との組み合わせに少なくとも基づき決定される。さらに、身体部位のレリーフ紋の重み値および第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて、調節された輝度レベルを第2の画像要素について決定することができる。
上記および関連する目的の達成のために、以下の記載および添付図面において、特定の例示的態様および実施形態を記載する。以下の記載および添付図面は、1つ以上の態様を用いることが可能な様々な方法のうちの数例を示す。本開示の他の態様、利点および新規な特徴は、添付図面と共に以下の詳細な記載を考慮すれば、明らかとなる。
本明細書に記載の1以上の技術および/または1つ以上のシステムの1以上の部分が実施されうる例示的な身体部位のレリーフ紋認識環境を示す構成要素図である。 画像中の画像要素の調節された輝度レベルを特定する例示的方法を示すフロー図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示すフロー図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示すフロー図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示すフロー図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示すフロー図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示す図である。 本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示す図である。 画像中の画像要素の調節された輝度レベルを特定するための例示的システムを示す構成要素図である。 本明細書に記載のシステムの1以上の部分が実施されうる例示的な実施形態を示す構成要素図である。 例示的なコンピュータ可読媒体を示し、この媒体は、本明細書に記載の構成のうち1つ以上を具現化するように構成された、プロセッサ実行可能命令を含む。 本明細書に記載の構成の1つ以上が実施されうる例示的コンピュータ環境を示す。
以下、特許請求の範囲に記載される内容について、図面を参照して説明する。図面全体にわたり、同じ参照符号が、類似の要素を参照するために用いられる。以下の記載において、説明の目的のため、特許請求の範囲の深い理解のために、多数の特定の詳細について説明する。しかし、特許請求の範囲に記載の内容は、特定の詳細無しに実行することが可能であることが明らかである。他の場合において、特許請求の範囲に記載の内容の説明を容易にするために、構造および装置をブロック図によって示す。
図1は、例示的な身体部位のレリーフ紋認識環境100を示す構成要素図である。身体部位のレリーフ紋認識環境100において、本明細書に記載の1以上の技術の1つ以上の部分および/または1つ以上のシステムが実行され得る。例示的な環境100に示すように、例示的な身体部位レリーフ紋認識システム(例えば、指紋認識システム)は、レリーフ紋生成部102を備え得、センサー配置構成104をさらに備え得る。一実施形態において、センサー配置構成104は、一種の画像取得部を備え得る(例えば、活性画素センサー(例えば、CMOSセンサー、および/または薄膜トランジスタ(TFT))、任意のデジタル画像取得装置(例えば、CCD装置)、および/または任意の適切な画像取得装置(例えば、感光膜カメラ))。
一実施形態において、レリーフ紋生成部102は、電極ベースの(例えば、単一の電極の)エレクトロルミネセンス部106および/または電気接続108(例えば、電源(例えば、A/C源))を備え得る。電気接続108は、レリーフ対象118とエレクトロルミネセンス部106との間の電気接続を提供し得る。さらに、一実施形態において、電極ベースのエレクトロルミネセンス部106は、透明電極110、発光層112および/または誘電層114を備え得る。一実施形態において、レリーフ紋生成部102およびセンサー配置構成104は、相互に距離116で分離してもよいし、あるいは、センサー配置構成104がレリーフ紋生成部102と接触するように配置構成してもよい。一例として、(例えば画像取得位置に指を置くことにより)レリーフ紋認識システムが起動されると、発光層106により生成された光が各方向において出射される。この例において、出射光が誘電層114から反射され得、センサー配置構成104へと方向付けられ得る。
本明細書において記載されるように、身体部位のレリーフ紋画像(例えば、指紋画像)中の画像欠陥を軽減するための方法が提案され得る。このような画像欠陥は、外部条件(例えば、取得装置および/または身体部位上の粉じんが所望の環境条件よりも望ましくない場合かつ/または所望の画像取得条件よりも望ましくない場合)および/または装置欠陥(例えば、擦傷、損傷、欠陥部分、装置パラメータ外の動作)に起因して発生し得る。一例として、画像欠陥は、隣接画像要素(例えば、画素またはサブ画素)間の輝度変動を含み得る。このような変動は、第1の画像要素の(例えば、グレースケールに基づいた)より高い輝度値が特定の外部および/または内部欠陥に起因して第2の画像要素を上回る場合に発生する。
図2は、画像中の画像要素の調節された輝度レベルを特定するための例示的な方法200を示すフロー図である。例示的な方法200は、202において開始する。204において、初期画像中に含まれる第1の画像要素について、第1の重み係数が決定される。一実施形態において、初期画像は、身体部位の存在無しに身体部位レリーフ紋画像化装置(例えば、指紋および/または指掌紋リーダ)によって取得された画像を含み得る。一例として、装置基準(例えば、較正基準(例えば、ブランク、身体部位代理ピース))が装置の走査部位上に配置され得、(例えば、較正基準の)初期画像が取得され得る。一例として、身体部位プリントのレリーフ領域の照射の際にエレクトロルミネッセンス画像化膜が画像化装置によって用いられる場合、初期画像は、装置のレリーフ紋取得領域内の膜の活性化の比較的完全な網羅を示し得る(例えば、この膜は全て、取得領域上において照射される)。このようにして、例えば、欠陥が存在する場合、これらの欠陥を初期画像中において容易に特定することができる。
一実施形態において、画像は、1つ以上の画像要素を含み得る。これらの1つ以上の画像要素は、表現および/または制御され得る画像中の最小の要素を備える。一例として、画像要素は、画素を含み得る。「画素」という用語は、例えば画像単位を記載するために一般的に用いられる。この単位は、表現および/または制御され得る画像の最小の要素を含み得る。別の例として、画素は、表示装置のアドレス指定可能な画面要素(例えば、画面画素、サブ画素)、ラスター画像中の単一の点および/または印刷された写真中の単一の点を含み得る。さらに、一例として、「画素」は、画像の座標(例えば、X、Y座標、行および列座標、ユークリッド空間座標)に対応する「アドレス」および/または表示画面を含み得る。一実装において、画像要素は、表現および/または制御され得る任意の種類の画像「単位」(例えば、画素、サブ画素)を含み得る。典型的には、例えば、画像は、対象(例えば、レリーフ紋および/またはレリーフ紋の部位)、色、シェード、トーンなどを画像内に生成するように、行および/または列(例えば、またはいくつかの他のパターン)に配置された複数の画素を含み得る。
さらに、一実施形態において、第1の重み係数は、可能な欠陥に対する対応する画像要素の状態の通知を備え得る。すなわち、例えば、画像取得装置中の画像センサーの一部は対応する画像要素を含み得、センサーの当該部位は、取得画像の「輝度」低下の原因となる欠陥を含み得る。この実施形態において、例えば、重み係数は、対応する画像要素の「輝度」低下を示し得る。別の例として、エレクトロルミネッセンス画像化膜の第1の部位は、膜の第2の部位よりも低輝度で照射し得る。この例において、第1の部位の領域に含まれる画像要素は、第2の部位の領域に含まれる画像要素と異なる(例えば、より高い)重み係数を含み得る。
図2の例示的な方法200の206において、身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる第2の画像要素の第1の重み係数および第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて、身体部位のレリーフ紋の重み値が決定される。一実施形態において、初期画像の取得の後(または前に)、身体部位のレリーフ紋画像が取得され得る。このようにして、例えば、初期画像取得時に存在し得る可能な外部欠陥および/または内部欠陥(例えば、初期画像欠陥中においてその結果得られるもの)も、レリーフ紋画像取得時に存在し得る。さらに、この実施形態において、身体部位のレリーフ紋画像は、例えば、1つ以上の画像要素を含み得る(例えば、少なくとも第2の画像要素を含む)。この例において、(例えば、第2の画像要素を含む)各1つ以上の画像要素について画像要素輝度値が特定され得る。
一実施形態において、画像要素輝度値は、カラースケール値(例えば、グレースケール値)を含み得る。例えば、グレースケールは、256個の(例えば、0〜255個の)勾配値を含み得る。このうち、最低値は、その結果得られる画像(例えば、表示および/または印刷された画像)中の最低レベルの輝度(例えば、白色無しで黒色のみ)を示し、最大値は、最大レベルの輝度(例えば、白色のみで黒色無し)を示す。別の例として、カラースケール(例えば、その一部(例えば、RGBカラースケールからの赤色スケール))に含まれ得る勾配値中にも、最大および最低輝度レベル(例えば、色レベル)が含まれ得る。この実施形態において、一例として、身体部位のレリーフ紋画像中の各画像要素は、関連付けられたカラースケール勾配値との比較によって特定され得る対応する画像要素輝度値を含み得る。
一実施形態において、画像要素輝度値(例えば、第2の画像要素輝度値)を第1の重み付け要素(例えば、第1の画像要素の)と組み合わせる(例えば、第1の重み付け要素(例えば、第1の画像要素の)で乗算する)と、その結果、身体部位のレリーフ紋の重み値が(例えば第2の画像要素について)得られる。一例として、第1の画像要素は、初期画像中に第1の位置を含み、第2の画像要素は、レリーフ画像中に第2の位置を含み、第1の位置および第2の位置は、初期画像およびレリーフ画像が重複した場合に同一位置を含み得る。この例において、初期画像の画像要素からの第1の重み係数がレリーフ画像の第2の画像要素の輝度値へ付加されると、関連付けられた画像要素(例えば、第2の画像要素)について身体部位のレリーフ紋画像の重み値が得られる。さらに、例えば初期画像からの対応する第1の重み係数および身体部位のレリーフ紋画像からの画像要素輝度値を用いて、身体部位のレリーフ紋の重み値を身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる各1つ以上の画像要素について決定することができる。
図2の例示的な方法200の208において、身体部位のレリーフ紋の重み値および第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて、第2の画像要素について、調節された輝度レベルを決定する。一実施形態において、第2の画像要素について決定された身体部位のレリーフ紋の重み値を第2の画像要素輝度値と組み合わせる(例えば、加算する)と、身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる第2の画像要素について調節された輝度レベルが得られる。この実施形態において、例えば画像要素について調節された輝度レベルにより、身体部位のレリーフ紋画像取得時に発生する欠陥(例えば、内部または外部の欠陥)の原因となる不適切な「輝度」レベルを軽減することができる。
すなわち、例えば、重み付けされた値(例えば、「輝度」差レベルを示すもの)を第2の画像要素について示すことができる。ここで、第2の画像要素は、画像化欠陥(例えば、塵、欠陥部分)を有する領域内に含まれる。この例において、欠陥を含まない領域からの画像要素の重み付けされた値はゼロであり得る(例えば、欠陥に起因する輝度低下は無い)。さらに、一例として、重み付けされた値は、欠陥領域からの画像要素と、画像化装置の非欠陥領域からの画像要素との間の「輝度」レベルの差を示し得る。例えば、重み付けされた値と未調節のレリーフ画像からの第2の画像要素輝度値とを組み合わせた場合、その結果得られる画像要素の輝度レベルは、欠陥を含まなかった画像中の領域を示し得る。
「輝度」レベルは、上記した実施形態(例えば、カラースケール上のもの)に限定されない。例えば、輝度レベルは、画像信号中の「利得(gain)」レベルによって示され得、利得が増加すると、画像のうち少なくとも一部の輝度が増加し得ることが明らかである。さらに、当業者によって提供される他の画像信号制御を用いて、画像の画像要素の1つ以上の「輝度」の調節、管理および/または制御することも可能であることが予測される。
第2の画像要素の調節された輝度レベル(例えば、身体部位のレリーフ紋画像中の各1つ以上の画像要素)を決定した後、図2の例示的な方法200が210において終了する。
図3は、例示的な実施形態300を示すフロー図である。例示的な実施形態300において、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施され得る。302において、身体部位レリーフ紋取得装置基準(body-part relief print capture device standard)を身体部位レリーフ紋取得装置と共に用いて初期画像を取得することができる。一実施形態において、304において、初期画像が保存され得る(例えば、ローカルメモリ(例えば、揮発性および/または不揮発性)および/または記憶装置(例えば、電子データ記憶装置(例えば、ディスク、フラッシュ)および/またはリモートメモリおよび/または記憶装置)。さらに、この実施形態において、初期画像と関連付けられたメタデータ(例えば、種類、サイズ、時間/日付、保存場所)が、データベース内で(例えば後からアクセスするために)インデックス付けされてもよい。
一例として、身体部位レリーフ紋取得装置基準は、レリーフ紋取得装置を用いた初期画像の取得時において身体部位(例えば、手/または指)の代理となるある種の較正基準ピースを含み得る。一実施形態において、身体部位レリーフ紋取得装置基準は、「ブランク」を含み得る(例えば、設計、平滑、モノクロなどを含まないフィーチャレスのもの)。このようなブランクにより、初期画像のための一種の空っぽの「背景」が得られる。一例として、ブランク背景画像(例えば、初期画像として用いられるもの)を用いて、外部および/または内部条件(例えば、環境、塵、取得装置中の欠陥)に起因する、「理想的な」画像(例えば、欠陥を含まないもの)からの可能な逸脱を特定することができる。
一実施形態において、指紋および/または指掌紋取得装置は、エレクトロルミネッセンス部を備え得る。このエレクトロルミネッセンス部は、光子放出物質を活性化するために電界を利用する。この実施形態において、例えば、身体部位レリーフ紋取得装置基準は、エレクトロルミネッセンス部の適切な機能を可能にする所望の電界を提供する、所望のレベルの誘電率を有し得る。さらに、この実施形態において、身体部位レリーフ紋取得装置基準は、一種の較正ブランクを含み得る。例えば、このような較正ブランクを装置の「身体部位」レリーフ紋取得位置に配置した場合、初期画像(例えば、ブランク画像)の取得が可能になる。一例において、身体部位レリーフ紋取得装置基準を「身体部位」レリーフ紋取得位置に配置した場合、エレクトロルミネッセンス部中の各光子放出物質が活性化され得、これにより、「身体部位」レリーフ紋取得位置全体からの検出光子を示す初期画像が得られる(例えば、初期画像全体は、装置からの光を示す)。
図3の例示的な実施形態300の306において、第1の画像要素について第1の画像要素輝度値が特定され得る。一実施形態において、第1の画像要素輝度値は、カラースケール値(例えば、グレースケール値(例えば、0〜255の値))を含み得る。一例として、デジタル画像は、複数の画像要素(例えば、画素および/またはサブ画素)を含み得る。ここで、画像要素および輝度値の配置構成は、画像を示す画像ファイルに含まれるデータによって特定される。この実施形態において、例えば、初期画像の画像ファイルを含むデータ(例えば、当該画像の一定の表現(例えば、局所的および/または遠隔的に保存されたもの))へのアクセスにより、画像要素輝度値を第1の画像要素(例えば、初期画像中の他の画像要素それぞれ)について特定することができる。
図3において、一実施形態において、312において、初期画像について画像要素マップが生成され得る。この実施形態において、例えば、画像要素マップは、画像中の対応する位置に従って配置された画像中の各画像要素の表現を含み得る。さらに、この例において、各画像要素表現は、対応する画像要素輝度値と関連付けられ得る。例示的な例として、画像要素マップは、25平方のグリッド(例えば、5×5)を含み得る。このグリッドにおいて、各平方は、画像からの要素を表現および画像化する。さらに、この例において、各グリッド平方は、対応する画像要素輝度値を含み得る(例えば、対応する画像要素輝度値へ連結され得る)。一実施形態において、初期画像、画像要素マップは、データベースに(例えば局所的におよび/または遠隔的に)保存しかつ/またはデータベースへインデックス付けすることができる。
図3の例示的な実施形態300の308において、第1の画像輝度値が特定され得る。一実施形態において、第1の画像輝度値は、初期画像中の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含む1組の値(a set of values)からの所望の値を含み得る。一実施形態において、1組の画像要素輝度値は、初期画像のうち少なくとも一部からの画像要素に対応する値を含み得る。さらに、所望の値は、この1組からの最大値を含み得る。
一例として、初期画像中の1つ以上の第1の画像要素は、最大の(例えば、理想的な)可能な輝度値を含み得る(例えば、1つ以上の第1の画像要素は、明確な画像欠陥を含まない画像領域からのものである)。さらに、この例では、1つ以上の第2の画像要素は、可能な最大の輝度値よりも低い値を示し得る(例えば、1つ以上の第2の画像要素が明らかな画像欠陥を含む画像の領域からのものである場合)。この例において、第1の画像輝度値は、1つ以上の第1の画像要素輝度値を含むこの1組の値に含まれる最大輝度値として特定され得る。
図3の例示的な実施形態300の314において、第1の重み係数350を、第1の画像要素(例えば、初期画像中の各他の画像要素)について決定することができる。一実施形態において、第1の重み係数350を決定することは、(例えば、308において)初期画像について特定された第1の画像輝度値と、(例えば、306における)第1の画像要素の第1の画像要素輝度値とを組み合わせることを含み得る。
図4は、例示的な実施形態400を示すフロー図である。実施形態400において、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施され得る。この実施形態400の314において、402で開始された初期画像中の各画像要素について、第1の重み係数450(例えば、図3の350)が決定され得る。この決定は、特定された第1の画像輝度値と第1の画像要素輝度値とを組み合わせることにより、行われる。404において、第1の重み係数450を決定することは、第1の画像輝度値と第1の画像要素輝度値との差を決定することを含み得る。さらに、406において、この差および第1の画像要素輝度値の商が決定され得る(例えば、この差が第1の画像要素輝度値によって除算される)。
例示的な例として、第1の画像輝度値は240であり、第1の画像要素輝度値は100である場合、第1の重み係数350は、以下のようにして決定され得る:
(240−100)/100=1.4(第1の重み係数)
さらに、第1の重み係数450は、初期画像中の各画像要素について決定され得る。ここで、初期画像からの次の画像要素を408において選択し、少なくとも初期画像について利用可能な画像要素が無くなるまで、プロセス402〜408を通じて反復することができる。一実施形態において、410において、画像要素重み付けマップが初期画像について生成され得る(例えば、第1の重み付けマップ)。例えば、画像要素重み付けマップは、各画像要素について第1の重み係数を含み得る。
図5は、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実施可能な例示的な実施形態500を示すフロー図である。例示的な実施形態500において、502において、身体部位のレリーフ紋画像は、身体部位レリーフ紋取得装置(例えば、図3の302中のものと同じ装置)を用いて取得され得る。ここで、身体部位のレリーフ紋画像は、少なくとも身体の一部(例えば、手および/または指)からの身体部位レリーフ紋(例えば、指紋または指掌紋)の画像を含む。一例として、初期画像を取得した後、同じ画像取得装置を用いて身体部位のレリーフ紋画像を取得する。このようにして、例えば、初期画像および身体部位のレリーフ紋画像は、(例えば、外部および/または内部装置条件(が存在する場合に)に起因する)類似の画像欠陥を含み得る。
図5中の504において、身体部位のレリーフ紋画像に含まれる第2の画像要素について、第2の画像要素輝度値が特定され得る。一実施形態において、第2の画像要素輝度値は、身体部位のレリーフ紋画像中の第2の画像要素についてカラースケール値(例えば、グレースケール値)を含み得る。一例として、上記された値(例えば、図3の306において)のように、身体部位のレリーフ紋画像の関連付けられた画像ファイル中に含まれるデータ(例えば、当該画像の何らかの表現(例えば、局所的におよび/または遠隔的に保存されたもの))にアクセスすることにより、第2の画像要素輝度値が第2の画像要素について特定され得る(例えば、身体部位のレリーフ紋画像中の各他の画像要素)。さらに、例えば、身体部位のレリーフ紋画像中の各画像要素について、第2の画像要素輝度値が特定され得る。
一実施形態では、506において、身体部位のレリーフ紋画像の画像要素マップが生成され得る。この実施形態において、例えば、各マップされた画像要素は、対応する第2の画像要素輝度値と関連付けられ得る。別の例として、身体部位のレリーフ紋画像中の1つ以上の画像要素は、他の画像要素よりも低い輝度値(例えば、画像欠陥を含む領域からのもの)を含み得る。この例において、身体部位のレリーフ紋画像の画像要素マップは、可能な画像欠陥を含む領域および可能な画像欠陥を含まない領域を示し得る。一実施形態において、初期画像中の第1の画像要素の位置は、身体部位のレリーフ紋画像中の第2の画像要素の位置と同じ画像位置に対応し得る。すなわち、例えば、第1のおよび第2の画像要素は、同じ装置から取得された各画像中の同一画素を示し得る。
例示的な例として、図7Aは、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実装可能な例示的な実施形態700を示す。この例示的な実施形態700において、身体部位のレリーフ紋画像取得装置704を用いて、身体部位702のレリーフ紋画像706を取得する。一例として、人が指のうちの1本を指紋取得装置の指紋取得部位上に配置すると、画像取得イベントが活性化され、その結果、指紋のうち少なくとも一部の画像が得られる。
さらに、この例示的な例700において、レリーフ紋画像706は、1つ以上の隆線の表現(例えば、画像中に暗線によって示すもの、しかし、例えば、エレクトロルミネッセンス装置を用いて取得されたものなど、この画像を反転させた場合、隆線が明線として示される場合もある)および谷(例えば、隆線間)を含み得る。この実施形態において、谷または隆線708の一部は、複数の画像要素を含み得る。これら複数の画像要素について、画像要素マップ710が生成され得る(例えば、図5の506)。画像要素マップ710のこの例は、5×5のグリッドを含む。このグリッドは、四角形のグリッドパターンとして配置された25個の画像要素を含む(しかし、例えば他の配置構成も利用可能である)。
この例700において、画像要素マップ710中の各グリッド四角形は、関連付けられた第2の画像要素輝度値を含む。この第2の画像要素輝度値は、画像706中の画像要素によって表される輝度(例えば、カラースケール)レベルに対応し得る。この例では、最大輝度値は50であり、いくつかの画像要素と関連付けられる一方、他の値として、40、31および20を含む。一例として、50未満の値は、いくつかの外部および/または内部装置条件によって影響を受ける画像領域を示し得、その結果画像欠陥が発生する。
図5を参照すると、508において、第2の画像輝度値550が特定され得る。(例えば、308または図3において)上記したように、一実施形態において、第2の画像輝度値550は、身体部位のレリーフ紋画像中の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の第2の画像要素輝度値を含む1組の値からの所望の値を含み得る。一実施形態において、1組の画像要素輝度値は、身体部位のレリーフ紋画像の少なくとも一部からの画像要素に対応する値を含み得る。さらに、所望の値は、1組からの最大値を含み得る。一例において、第2の画像輝度値550は、1つ以上の第2の画像要素輝度値を含む組の値中に含まれる最大輝度値として特定され得る。
図6は、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実装可能な例示的な実施形態600を示すフロー図である。この実施形態600において、第2の画像輝度値550を用いて、初期画像取得と身体部位のレリーフ紋画像取得との間の利得調節を602において検出することができる。一例として、画像取得装置の「利得」レベルの調節により、「輝度」レベルを調節することができる。利得が増加すると、取得画像の少なくとも一部の輝度も増加し得る。例えば、信号増幅器を用いて、画像取得装置中のセンサーによって検出された信号レベルの部分を調節することができる。この例において、輝度利得を調節すると、検出された信号レベルの輝度部分の増幅を(例えば、上方または下方に)調節することができる。一実施形態において、身体部位レリーフ紋について検出された信号の輝度レベルは、初期画像(例えば、手動調節されたかまたは自動的に検出されかつ調節されたもの)の輝度レベルと異なり得る(例えば、より低いかまたはより高い)。一例において、身体部位レリーフ紋について検出された信号の輝度レベルは、初期画像よりも低くなり得、利得は、検出された信号の輝度部分の増幅のために上方調節され得る。
図6の例示的な実施形態600の604において、利得調節機能が、検出された利得調節へ付加され得る。一実施形態において、利得調節機能は、利得調節間の関係、初期画像および身体部位のレリーフ紋画像間の関係、および利得調節から得られる重み値変動を示し得る。すなわち、例えば、輝度利得の調節時において、対応する調節が利得差を考慮するために重み係数(例えば、第1の重み係数)において必要となり得る。一実施形態において、利得調節機能は、例えば本質的証拠に基づいて決定されかつ/または既存の条件に基づいてその場で(例えば画像取得時に)決定され得る。
606において、検出された利得調節への利得調節機能の適用から得られた重み調節要素が決定される。608において、第1の重み係数(例えば、図3の350)を第1の画像要素について重み調節要素を用いて調節することができ、その結果、第2の重み係数650が第1の画像要素について得られる。さらに、例えば、第2の重み係数650は、初期画像中の第1の画像要素と関連付けられた各重み係数について重み調節要素を用いて決定され得る。例示的な例として、図7Bは、本明細書に記載の1以上の技術の1以上の部分が実装可能な例示的な実施形態750を示す。第1の重み係数画像要素マップ754は、画像要素マップ754中の画像要素と関連付けられた各第1の重み係数(例えば、0、0.2、0.6、1.4)を示す。この例示的な例750において、各第1の重み係数を重み調節要素756で乗算すると、各画像要素について第2の重み係数650が得られる。
図5を参照すると、510において、重み係数(例えば、第1の重み係数450または第2の重み係数650)を身体部位のレリーフ紋画像からの第2の画像要素輝度値と組み合わせることができる。一例として、利得調節が(例えば、図6の602において)初期画像と身体部位のレリーフ紋画像取得イベントとの間において検出されない場合、第1の重み係数450を第2の画像要素輝度値と組み合わせることができる(例えば、あるいは、第1の重み係数450と同じ結果(例えば、数を1によって乗算すること)が得られるものであれば、第2の重み係数650も用いてよい)。別の実施形態において、利得調節が検出された場合、第2の重み係数650を第2の画像要素輝度値と組み合わせてよい。
例示的な例として、図7Bにおいて、重み調節要素756が1である場合、重み調節要素756および各第1の重み係数754の組み合わせ752(例えば、乗算)から(各関連付けられた画像要素について)得られる第2の重み係数は、第1の重み係数マップ754中に示される同じ数によって表され得る。この例において、各身体部位のレリーフ紋画像の第2の画像要素輝度値について、画像要素710を対応する第2の重み係数752と組み合わせる(例えば、対応する第2の重み係数752で乗算する)と、身体部位のレリーフ紋画像の各第2の画像要素について身体部位のレリーフ紋の重み値758が得られる。さらに、この例750において、各身体部位のレリーフ紋の重み値758は、身体部位のレリーフ紋画像からの対応する第2の画像要素輝度値760と組み合わされ得る(例えば、加算され得る)。この組み合わせの結果は、身体部位レリーフ画像に対応する、調節された輝度レベル762を含む。
図5を参照すると、512において、各画像要素の調節された輝度レベル552が、身体部位のレリーフ紋画像中の対応する第2の画像要素へ付加され得、その結果、調節された身体部位のレリーフ紋画像が得られる。例示的な例として、図7Bにおいて、画像要素マップ710の右上角部中の身体部位のレリーフ紋画像の少なくとも一部を示す2つの画像要素は、輝度レベルとして20を含む。一例において、(例えば、画像710の部分中の最大レベルとしての50から低下した)輝度は、画像取得装置中の欠陥および/または画像取得装置の画像取得面上の破片の結果発生し得る。この例において、重み係数(例えば、第1または第2のもの)を各2つの第2の画像要素輝度値(例えば、710の右上角部中のもの)へ付加すると、調節された身体部位のレリーフ紋画像762中における調節された輝度レベルは48になる。
画像取得装置(例えば、指紋スキャナー)によって生成された身体部位のレリーフ紋画像(例えば、指紋画像)中の画像欠陥を軽減することができるシステムが提供され得る。一例として、画像化欠陥は、その結果得られる画像中の隣接画像要素(例えば、画素またはサブ画素)間の輝度変動によって示され得る。ここで、欠陥は、外部および/または内部装置条件に起因し得る。
図8は、画像中の画像要素の調節された輝度レベルを特定するための例示的システム800を示す構成要素図である。例示的なシステム800において、重み係数部802は、初期画像850中に含まれる第1の画像要素852の第1の重み係数を決定するように、構成される。さらに、身体部位レリーフ紋重み値部804は、重み係数部802と動作可能に接続される。身体部位レリーフ紋重み値部804は、第1の重み係数と、身体部位のレリーフ紋画像854に含まれる第2の画像要素856の第2の画像要素輝度値との組み合わせに少なくとも基づいて、身体部位のレリーフ紋の重み値を決定するように構成される。
図8の例示的なシステム800において、調節された輝度レベル部806は、身体部位レリーフ紋重み値部804と動作可能に接続される。調節された輝度レベル部806は、身体部位のレリーフ紋の重み値および第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて、第2の画像要素856の調節された輝度レベルを決定するように構成される。さらに、システムの少なくとも一部は、少なくとも部分的に処理(プロセッサ)ユニット808を介して実行される。
図9は、本明細書中に記載されるシステムの1つ以上の部位が実行可能な例示的なシステム900を示す構成要素図である。この例900において、図8の発展が用いられるため、図8について述べた要素、構成要素などの記載については簡潔さのため重複して述べない。例示的なシステム900において、身体部位のレリーフ紋画像取得装置910は、初期画像958を取得するように構成され得る。ここで、初期画像958は、身体部位レリーフ紋取得装置基準の少なくとも一部の画像を含み得る。さらに、身体部位のレリーフ紋画像取得装置910は、身体部位のレリーフ紋画像958を取得するように構成され得る。身体部位のレリーフ紋画像958は、身体の少なくとも一部からの身体部位レリーフ紋の画像を含み得る。
例示的なシステム900において、輝度値特定部912は、初期画像958中の第1の画像要素について第1の画像要素輝度値950を特定するように、構成され得る。一実施形態において、第1の画像要素輝度値950は、カラースケール値(例えば、グレースケール値)を含み得る。さらに、輝度値特定部912は、身体部位レリーフ画像958中の第2の画像要素について第2の画像要素輝度値954を特定するように、構成され得る。一実施形態において、第2の画像要素輝度値954は、カラースケール値を含み得る。さらに、輝度値特定部912は、第1の画像輝度値952を特定するように構成され得る。一実施形態において、第1の画像輝度値952は、初期画像中の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含む第1の組からの第1の所望の値を含み得る。輝度値特定部912はまた、第2の画像輝度値956を特定するように構成され得る。一実施形態において、第2の画像輝度値956は、身体部位のレリーフ紋画像の少なくとも一部の内部の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含む第2の組からの第2の所望の値を含み得る。
例示的なシステム900において、重み調節要素決定部914は、重み調節要素962を決定するように構成され得る。重み調節要素決定部914は、検出された利得調節960を所望の重み調節機能へ付加することにより、重み調節要素962を決定し得る。検出された利得調節960は、初期画像958の取得と身体部位のレリーフ紋画像958の取得との間の身体部位のレリーフ紋画像取得装置910へ付加された利得差を含み得る。
例示的なシステム900において、重み係数調節部916は、第1の画像要素の第1の重み係数964を重み調節要素962を用いて調節するように構成され得、その結果、第2の重み係数966が第1の画像要素について得られる。このシステムにおいて、身体部位レリーフ紋重み値部804は、第2の重み係数966および身体部位のレリーフ紋画像958からの第2の画像要素輝度値954を組み合わせることにより、身体部位のレリーフ紋の重み値を決定するように構成され得る。
例示的なシステム900は、調節された身体部位のレリーフ紋画像部918をさらに備える。調節された身体部位のレリーフ紋画像部918は、身体部位のレリーフ紋画像958の各第2の画像要素と関連付けられた調節された輝度レベル968を各第2の画像要素へ付加するように構成され得、その結果、調節された身体部位のレリーフ紋画像970が得られる。すなわち、例えば、その結果得られる調節された身体部位のレリーフ紋画像970により、身体部位レリーフ画像取得装置910に影響する外部および/または内部条件から得られた、画像欠陥が軽減されたレリーフ紋画像が得られる。
別の実施形態において、コンピュータ可読媒体は、プロセッサ実行可能命令を含み得る。これらのプロセッサ実行可能命令は、本明細書に記載の1以上の技術のうち1つ以上の部分を実行するように、構成され得る。例示的なコンピュータ可読媒体を図10に示す。図10において、実施形態1000は、コンピュータ可読媒体1008を備える(例えば、CD−R、DVD−R、ハードディスクドライブ、フラッシュドライブ、不揮発性メモリ記憶装置部)。この媒体1008上に、符号化された、コンピュータ可読データ1006が設けられる。このコンピュータ可読データ1006は、1組のコンピュータ命令1004を含む。この1組のコンピュータ命令1004は、本明細書中に記載される技術のうち1つ以上に従って動作するように構成され得る。1つのこのような実施形態1002において、プロセッサ実行可能命令1004は、方法(例えば、図1の例示的な方法100のうち少なくとも一部)を行うように構成され得る。別のこのような実施形態において、プロセッサ実行可能命令1004は、システム(例えば、図8の例示的なシステム800のうち少なくとも一部)を実行するように構成され得る。当業者であれば、本明細書中に記載される技術に従って動作するように構成され得る多数のこのようなコンピュータ可読媒体を提供し得る。
図11および以下の記載において、本明細書中に記載される方法および/またはシステムのうち1つ以上の実施形態が実行され得るコンピュータ環境について簡潔に述べる。図11の動作環境は、適切な動作環境の例示に過ぎず、動作環境の使用または機能の範囲の限定を提示することを全く意図していない。例示的なコンピュータ装置を非限定的に挙げると、パーソナルコンピュータ、サーバーコンピュータ、ハンドヘルド装置またはラップトップ装置、モバイル装置(例えば、携帯電話、モバイルコンソール、タブレット、メディアプレーヤ)、マルチプロセッサシステム、家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記のシステムまたは装置のうちいずれかを備える分散型コンピュータ環境がある。
不要ではあるが、1つ以上のコンピュータ装置によって実行される「コンピュータ可読命令」の一般的状況における実施形態を説明する。コンピュータ可読命令は、コンピュータ可読媒体(以下に説明)を介して分散され得る。コンピュータ可読命令は、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ種類を実行するプログラムモジュール(例えば、機能、対象、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、データ構造)として実行され得る。典型的には、コンピュータ可読命令の機能は、様々な環境において所望に組み合わせるかまたは分散され得る。
図11は、本明細書に記載の1以上の実施形態を実行するように構成されたコンピュータ装置1102を備えるシステム1100の例を示す。1つの構成において、コンピュータ装置1102は、少なくとも1つの処理(プロセッサ)ユニット1106およびメモリ1108を備える。コンピュータ装置の正確な構成および種類に応じて、メモリ1108は、揮発性(例えばRAM)、不揮発性(例えば、ROM、フラッシュメモリ)であってもよいし、あるいはこれら2つの一定の組み合わせであってもよい。図11中、この構成を破線1104によって示す。
他の実施形態において、装置1102は、さらなる特徴および/または機能を備え得る。例えば、装置1102は、さらなる記憶装置も備え得る(例えば、取り外し可能なおよび/または取り外し不可能なもの)(それは、例を非限定的に挙げると、磁気記憶装置、光学記憶装置を含む)。このようなさらなる記憶装置を図11において記憶装置1110によって示す。一実施形態において、本明細書に記載の1以上の実施形態の実行のための、コンピュータ可読命令は、記憶装置1110中に設けられ得る。記憶装置1110も、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなどの実行のための他のコンピュータ可読命令を保存し得る。コンピュータ可読命令は、例えば処理(プロセッサ)ユニット1106による実行対象としてメモリ1108中にロードされ得る。
本明細書中において用いられる「コンピュータ可読媒体」という用語は、コンピュータ記憶装置媒体を備える。コンピュータ記憶装置媒体を挙げると、揮発性および不揮発性の媒体、情報(例えば、コンピュータ可読命令または他のデータ)の保存のための任意の方法または技術において実行される取り外し可能な媒体および取り外し不可能な媒体がある。メモリ1108および記憶装置1110は、コンピュータ記憶装置媒体の例である。コンピュータ記憶装置媒体を非限定的に挙げると、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置装置、または所望の情報の保存および装置1102からのアクセスに用いることが可能な他の任意の媒体がある。このような任意のコンピュータ記憶装置媒体は、装置1102の一部であり得る。
また、装置1102は、装置1102と他の装置との通信を可能にする通信接続1116を備え得る。通信接続1116を非限定的に挙げると、モデム、ネットワークインターフェースカード(NIC)、統合ネットワークインターフェース、無線周波数送信器/受信器、赤外線ポート、USB接続またはコンピュータ装置1102の他のコンピュータ装置への接続のための他のインターフェースがある。通信接続1116は、有線接続または無線接続を備え得る。通信接続1116は、通信媒体の送信および/または受信を行い得る。
「コンピュータ可読媒体」という用語は、通信媒体を備え得る。通信媒体は典型的には、コンピュータ可読命令または他のデータを「変調データ信号」(例えば、搬送波または他の搬送機構)として具現化し得、任意の情報送達媒体を備える。「変調データ信号」という用語は、信号中の情報を符号化するように設定または変更された1つ以上の特性を有する信号を含み得る。
装置1102は、入力装置1114を備え得る(例えば、キーボード、マウス、ペン、音声入力装置、タッチ入力装置、赤外線カメラ、ビデオ入力装置、および/または他の任意の入力装置)。出力装置1112(例えば、1つ以上のディスプレイ、スピーカ、プリンタおよび/または他の任意の出力装置)を装置1102内に設けてもよい。入力装置1114および出力装置1112は、有線接続、無線接続またはこれらの任意の組み合わせを介して装置1102へ接続され得る。一実施形態において、別のコンピュータ装置からの入力装置または出力装置が、コンピュータ装置1102のための入力装置1114または出力装置1112として用いられ得る。
コンピュータ装置1102の構成要素は、様々な相互接続(例えば、バス)によって接続され得る。このような相互接続を挙げると、周辺部品相互接続(PCI)(例えば、PCIイクスプレス、ユニバーサルシリアルバス(USB)、ファイヤーワイヤー(IEEE1394)、光学バス構造)などがある。別の実施形態において、コンピュータ装置1102の構成要素は、ネットワークによって相互接続され得る。例えば、メモリ1108は、ネットワークによって相互接続された異なる物理的な位置に配置された複数の物理的なメモリユニットを備え得る。
当業者であれば、コンピュータ可読命令の保存に用いられる記憶装置装置は、ネットワークを介して分散され得ることを認識する。例えば、ネットワーク1118を介してアクセス可能なコンピュータ装置1120は、本明細書に記載の1以上の実施形態の実行のためのコンピュータ可読命令を保存し得る。コンピュータ装置1102は、コンピュータ装置1120にアクセスし、コンピュータ可読命令を実行対象として部分的または全体的にダウンロードし得る。あるいは、コンピュータ装置1102は、コンピュータ可読命令のピースを必要に応じてダウンロードし得るか、あるいは、いくつかの命令をコンピュータ装置1102において実行し、いくつかの命令をコンピュータ装置1120で実行してもよい。
実施形態の様々な動作が、本明細書中に記載される。一実施形態において、記載の動作のうち1つ以上は、1つ以上のコンピュータ可読媒体上に保存される、コンピュータ可読命令を構成し得る。これらの命令がコンピュータ装置によって実行されると、コンピュータ装置は記載の動作を実行する。これらの動作の一部または全体の記載順序は、これらの動作が必ず順序に基づくものとして解釈されるべきではない。本記載の恩恵を受ける当業者であれば、別の順序を理解するであろう。さらに、全ての動作が本明細書中に記載される各実施形態に必ずしも記載されているわけではないことが理解されるべきである。
さらに、本明細書中において用いられる「例示的」という用語は、一例として例示を意味する。本明細書中において「例示的」として記載される任意の態様または設計は、必ずしも他の態様または設計よりも有利なものとして解釈されるべきではない。すなわち、「例示的」という用語が用いられた場合、概念を具体的に示すことが意図されている。本出願中において用いられる「または」という用語は、「排除的な」「または」ではなく包含的な「または」を意図している。すなわち、他に明記無き限りまたは文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを用いる」という表現は、自然な包含的な置換のいずれかを意味する。すなわち、XがAを用いるか、XがBを用いるかあるいはXがAおよびB双方を用いる場合、上記の場合のいずれかにおいて「XがAまたはBを用いる」が満たされる。さらに、AおよびBおよび/またはその他のうち少なくとも1つとは、AまたはBあるいはAおよびB双方を一般的に意味する。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲において用いられる「a」および「an」は、他に明記無き限りまたは文脈から単数形を示すものであると明らかでない限り、「1つ以上」を意味するものとして一般的に解釈され得る。
本発明について、構造的特徴および/または方法的動作に特有の文言で記載したが、添付の特許請求の範囲に規定される内容は、上記した特定の特徴または行為に必ずしも限定されないことが理解されるべきである。すなわち、上記した特定の特徴または行為は、特許請求の範囲を実行する例示的形態として開示される。
本出願において用いられる「構成要素」、「モジュール」、「システム」、「インターフェース」などの用語は、コンピュータに関連するエンティティ、いずれかのハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせまたはソフトウェア実行を一般的に意味する。例えば、構成要素は、プロセッサ上において実行するプロセス、プロセッサ、対象、実行可能なスレッド実行、プログラムおよび/またはコンピュータであるが、これに限定されない。例示を目的として、コントローラ上において実行するアプリケーションおよびコントローラ双方は構成要素であり得る。1つ以上の構成要素は、プロセスおよび/またはスレッド実行内に常駐し得、構成要素を1つのコンピュータ上に局所的に配置しかつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散してもよい。
さらに、特許請求の範囲に記載の内容は、コンピュータによる開示の内容の実行の制御のためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせを生成するための標準的プログラミングおよび/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置または製造品として実行され得る。本明細書中において用いられる「製造品」という用語は、任意のコンピュータ可読装置、キャリアまたは媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含することを意図する。当然、当業者であれば、この構成において、特許請求の範囲に記載の内容の範囲または意図から逸脱することなく多くの改変が可能であることを認識する。
また、本開示について1つ以上の実施形態について図示および記載してきたが、当業者であれば、本明細書および添付図面を参照すれば、均等な変更および改変を想起する。本開示は、このような改変および変更を全て含み、以下の特許請求の範囲のみによって限定される。詳細には、上記の構成要素(例えば、要素、リソース)によって行われる様々な機能について、このような構成要素の記載に用いられる用語は、本開示の例示的な実施形態における機能を行う開示の構造に構造的に均等なものであっても、他に明記なき限り、記載の構成要素の特定の機能(例えば、機能的に均等なもの)を行う任意の構成要素に対応することを意図する。加えて、本開示の特定の特徴についていくつかの実施形態のうち1つのみについて開示してきたが、このような特徴は、特定の用途において所望かつ有利な他の実施形態の1つ以上の他の特徴と組み合わされ得る。さらに、このような用語は、詳細な説明または特許請求の範囲において当該用語が「含む」、「有する」、「備える」などの範囲まで、「包含する」と同様に包含的なものとして意図される。
実施形態について本明細書中において上記した。上記の方法および装置において、本発明の一般的範囲から逸脱することなく変更および改変が可能であることが当業者にとって明らかである。このような改変および変更が添付の特許請求の範囲またはその均等物内に包含される限り、このような改変および変更全てが包含されることが意図される。

Claims (16)

  1. 身体部位のレリーフ紋の画像の少なくとも一部を表す画像要素の調節された輝度レベルを特定するための方法であって、
    初期画像中に含まれる第1の画像要素の第1の重み係数を決定する工程と、
    前記第1の重み係数と、身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる第2の画像要素からの第2の画像要素輝度値との組み合わせに少なくとも基づいて身体部位のレリーフ紋の重み値を決定する工程と、
    前記身体部位のレリーフ紋の重み値および前記第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて前記第2の画像要素の前記調節された輝度レベルを決定する工程と、
    前記調節された輝度レベルを前記第2の画像要素へ付加して、その結果、調節された身体部位のレリーフ紋画像を得る工程と、を含み、
    前記第1の画像要素の前記第1の重み係数を決定する工程は、前記初期画像についての特定された第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素からの第1の画像要素輝度値とを組み合わせる工程を含み、
    前記初期画像についての前記特定された第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素からの前記第1の画像要素輝度値とを組み合わせる工程は、
    前記第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素輝度値との差を決定する工程と、
    前記差および前記第1の画像要素輝度値の商を決定する工程と、
    の1つ以上を含み、
    前記方法の前記工程は、処理ユニットを介して実行されることを特徴とする方法。
  2. 身体部位レリーフ紋取得装置基準を身体部位レリーフ紋取得装置と組み合わせて用いて、前記初期画像を取得する工程をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記身体部位のレリーフ紋画像を前記身体部位レリーフ紋取得装置を用いて取得する工程をさらに含み、
    前記身体部位のレリーフ紋画像は、身体の少なくとも一部からの前記身体部位レリーフ紋の前記画像を含み、
    前記身体部位レリーフ紋は、
    指紋、および
    指掌紋
    の1つ以上を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の画像輝度値を特定する工程をさらに含み、
    前記第1の画像輝度値を特定する工程は、前記初期画像中の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含む組から所望の値を特定する工程を含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記第1の画像要素について前記第1の画像要素輝度値を特定する工程をさらに含み、
    前記第1の画像要素輝度値はカラースケール値を含む、請求項に記載の方法。
  6. 重み調節要素を用いて前記第1の画像要素について前記第1の重み係数を調節し、その結果、前記第1の画像要素について第2の重み係数を得る工程と、
    前記身体部位のレリーフ紋の重み値を決定する工程と、
    の1つ以上をさらに含み、
    前記身体部位のレリーフ紋の重み値を決定する工程は、前記第2の重み係数および前記第2の画像要素輝度値を組み合わせる工程を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記重み調節要素を前記第1の画像要素について決定する工程は、前記初期画像と前記身体部位のレリーフ紋画像との間の利得調節に少なくとも基づいて行われる、請求項に記載の方法。
  8. 前記重み調節要素を前記第1の画像要素について決定する工程は、重み調節機能を前記利得調節へ付加する工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記第2の画像要素輝度値を特定する工程をさらに含み、
    前記第2の画像要素輝度値は、前記身体部位のレリーフ紋画像中の前記第2の画像要素のカラースケール値を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記初期画像中の第1の画像要素位置は、前記身体部位のレリーフ紋画像中の第2の画像要素位置と同じ画像位置に対応する、請求項に記載の方法。
  11. 身体部位のレリーフ紋の画像の少なくとも一部を表す画像要素の調節された輝度レベルを特定するためのシステムであって、
    初期画像中に含まれる第1の画像要素の第1の重み係数を決定するように構成された重み係数部と、
    前記重み係数部に動作可能に接続され、前記第1の重み係数と、身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる第2の画像要素の第2の画像要素輝度値との組み合わせに少なくとも基づいて身体部位のレリーフ紋重み値を決定するように構成された身体部位レリーフ紋重み値部と、
    前記身体部位レリーフ紋重み値部に動作可能に接続され、前記身体部位のレリーフ紋重み値および前記第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて前記調節された輝度レベルを前記第2の画像要素について決定するように構成された、調節された輝度レベル部と、
    前記調節された輝度レベルを前記第2の画像要素へ付加することにより、調節された身体部位のレリーフ紋画像が得られるように構成された、調節された身体部位のレリーフ紋画像部と、
    を備え、
    前記第1の重み係数の前記決定は、前記初期画像についての特定された第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素からの第1の画像要素輝度値とを組み合わせることにより行われ、
    前記第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素輝度値との差を決定することと、前記差および前記第1の画像要素輝度値の商を決定することとの1つ以上を含み、
    前記システムが、処理ユニットを介して実行されることを特徴とするシステム。
  12. 身体部位のレリーフ紋画像取得装置をさらに備え、
    前記身体部位のレリーフ紋画像取得装置は、前記初期画像と、前記身体部位のレリーフ門画像との1つ以上の画像を取得するように構成され、
    前記初期画像は、身体部位レリーフ紋取得装置基準の少なくとも一部の画像を含み、
    前記身体部位のレリーフ紋画像は、身体の少なくとも一部からの前記身体部位レリーフ紋の前記画像を含み、
    前記身体の部位は、
    指、および

    の1つ以上を含む、
    請求項11に記載のシステム。
  13. 輝度値特定部をさらに備え、前記輝度値特定部は、
    カラースケール値を含む第1の画像要素輝度値を前記第1の画像要素について特定する工程と、
    前記第2の画像要素輝度値を前記第2の画像要素について特定する工程と、
    第1の組からの第1の所望の値を含む第1の画像輝度値を特定する工程と、
    第2の組からの第2の所望の値を含む第2の画像輝度値を特定する工程と、
    のうちの1つ以上を行うように構成され、
    前記第2の画像要素輝度値は、前記身体部位のレリーフ紋画像中の前記第2の画像要素のカラースケール値を含み、
    前記第1の組は、前記初期画像中の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含み、
    前記第2の組は、前記身体部位のレリーフ紋画像の少なくとも一部の内部の画像要素にそれぞれ対応する1つ以上の画像要素輝度値を含む請求項11に記載のシステム。
  14. 前記第1の画像要素の前記第1の重み係数を重み調節要素を用いて調節して、その結果前記第1の画像要素について第2の重み係数が得られるように構成された重み係数調節部をさらに備え、
    前記身体部位レリーフ紋重み値部は、前記第2の重み係数および前記第2の画像要素輝度値を組み合わせることにより、前記身体部位のレリーフ紋重み値を決定するようにさらに構成される、請求項11に記載のシステム。
  15. 重み調節要素決定部をさらに備え、
    前記重み調節要素決定部は、前記初期画像と前記身体部位のレリーフ紋画像との間に検出された利得調節を所望の重み調節機能へ付加することにより、前記重み調節要素を決定するように構成される、請求項14に記載のシステム。
  16. コンピュータにより実行可能な命令を備えるコンピュータ可読媒体であって、
    前記コンピュータにより実行可能な前記命令は、プロセッサを介して実行されると、身体部位のレリーフ紋の画像の少なくとも一部を表す画像要素の調節された輝度レベルを特定するための方法を実行し、前記方法は、
    身体部位レリーフ紋取得装置基準および身体部位レリーフ紋取得装置の組み合わせを用いて初期画像を取得する工程と、
    前記初期画像中に含まれる第1の画像要素について第1の重み係数を決定する工程と、
    身体の少なくとも一部からの前記身体部位レリーフ紋の前記画像を含む身体部位のレリーフ紋画像を前記身体部位レリーフ紋取得装置を用いて取得する工程と、
    前記第1の重み係数を前記第1の画像要素について重み調節要素を用いて調節する工程と、
    第2の重み係数と、前記身体部位のレリーフ紋画像中に含まれる第2の画像要素について特定された第2の画像要素輝度値との組み合わせに少なくとも基づいて身体部位のレリーフ紋重み値を決定する工程と、
    前記身体部位のレリーフ紋重み値および前記第2の画像要素輝度値の組み合わせに少なくとも基づいて、前記調節された輝度レベルを前記第2の画像要素について決定する工程と、
    前記調節された輝度レベルを前記第2の画像要素へ付加して、その結果、調節された身体部位のレリーフ紋画像を得る工程と、を備え、
    前記第1の画像要素について前記第1の重み係数を決定する工程は、前記初期画像についての特定された第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素の第1の画像要素輝度値とを組み合わせる工程を含み、
    前記初期画像についての前記特定された第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素からの前記第1の画像要素輝度値とを組み合わせる工程は、前記第1の画像輝度値と、前記第1の画像要素輝度値との差を決定する工程と、前記差および前記第1の画像要素輝度値の商を決定する工程と、の1つ以上を含み、
    前記重み調節要素は、前記初期画像と前記身体部位のレリーフ紋画像との間の利得調節に少なくとも基づいており、その結果、前記第1の画像要素の前記第2の重み係数が得られ、
    前記方法の前記工程は、処理ユニットを介して実行されることを特徴とするコンピュータ可読媒体。
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