JP6053888B1 - アウトリガー格納構造、アウトリガー装置、クレーン装置およびクレーン装置搭載車両 - Google Patents

アウトリガー格納構造、アウトリガー装置、クレーン装置およびクレーン装置搭載車両 Download PDF

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Abstract

【課題】専用のアクチュエーター等を付加することなく、縦アウトリガーの上方への回動・格納作業を容易に行うことができ、しかも安全性の高いアウトリガー格納構造を提供する。【解決手段】アウトリガー装置30における縦アウトリガー10が接地板11を有するシリンダーロッド12およびシリンダーロッド12が内挿されるシリンダー13からなり、さらに、シリンダー13に設けられた第一固定端部41、シリンダーロッド12の伸縮に連動して平行移動する可動折返し部43、シリンダー13に設けられた固定折返し部44、縦アウトリガー10外に設けられた第二固定端部42、および両固定端部41、42に固定され可動折返し部43から固定折返し部44に掛け渡された索状物45からなる、掛渡し構造40を備えている構成とする。【選択図】図1

Description

本発明はアウトリガー格納構造、アウトリガー装置、クレーン装置およびクレーン装置搭載車両に係り、特に、格納作業を容易に行うことができて安全性も高い、アウトリガー格納構造、アウトリガー装置、クレーン装置およびクレーン装置搭載車両に関するものである。
トレーラー等の車両において、運転席と荷台の間のシャーシフレーム上に横架して取付けられるベースに対しクレーンを搭載する場合には、車両の安定を確保するためにアウトリガー装置が備えられる。アウトリガー装置は、中空のベースに嵌装された横アウトリガーと、横アウトリガーに上端部が支承された縦アウトリガーとで構成されており、作業時には、ベースから横アウトリガーを左右両側方へ張り出し、縦アウトリガーを伸長して下端の接地板を接地させることによって、車両の安定を確保する。なお、横アウトリガーや縦アウトリガーをアクチュエーターにより動作させる場合は、油圧シリンダー、電動シリンダー、手動伸長式シリンダー等が用いられている。
そして作業終了時には、縦アウトリガーを縮小し、横アウトリガーをベース内に引き込むことによって格納する。アウトリガー装置は、格納時に車幅内に収まるように格納される必要があるが、運転席と荷台の間にはクレーンも含め多くの装置が配置されていることから、相互に干渉しないようこれら装置の上方に格納されることが望ましい。このような観点から、縦アウトリガーを上方の格納位置へ回転移動させる回転機構を備えることとした先行技術が存在する(後掲特許文献1)。
すなわち同文献には、トラックの補機類や燃料タンクと縦アウトリガーとが干渉せず、トラックに架装搭載するとき補機類や燃料タンクの移設が不要な車両搭載用クレーンのアウトリガー装置として、縦アウトリガーの基端部にボスを設け、このボスを横アウトリガーの側端に設けた軸受で回転可能に支承し、縦アウトリガーを地上最低高さがトラックのシャーシフレームの上面の高さ以上となるよう上方に格納する構成が開示されている。つまりこの先行技術では、回転機構を備えることにより、手動で縦アウトリガーを回転移動作業することが可能である。
さて、アウトリガー装置については従来、他にも技術的提案がなされている。たとえば特許文献2には、縦アウトリガーだけでなく横アウトリガーも格納位置で確実に係止できる構成として、アウトリガーボックスにガイドブラケットを設け、縦アウトリガーの支承部に横アウトリガーが左右に移動するときガイドブラケットと係脱して縦アウトリガーを傾動させるローラを設けたアウトリガー装置が開示されている。
すなわち、格納時における横アウトリガーの縮退移動の動きを、傾斜面を有するガイドブラケットで受けて、縦アウトリガーの上方への回転移動に変換する構成である。なお同装置は、縦アウトリガーの支承部に係止ピンを挿入する係止部材を設け、一方ガイドブラケットには、縦アウトリガーが格納位置まで移動したときに該係止部材と対向する係止孔を設けた構成を設けることによって、確実な係止がなされるとしている。
特開2002−274783号公報「車両搭載用クレーンのアウトリガ装置」 特許第3241632号公報「アウトリガの格納係止装置」
しかし、上記文献1開示技術には問題がある。それは、縦アウトリガーの重量は通常数10kg以上であるため、上方の格納位置への回動作業を人力で行うことは相当の労力を要する困難なことであるとともに、危険性も伴うということである。しかし、縦アウトリガーの上方回動用として特にアクチュエーターを備えることは、装置の大型化につながってしまい、格納を前提とするアウトリガー装置の性格上全く好ましくない。
そこで本発明が解決しようとする課題は、かかる従来技術の状況を踏まえ、専用のアクチュエーター等を付加することなく、縦アウトリガーの上方への回動・格納作業を容易に行うことができ、しかも安全性の高い、アウトリガー格納構造、アウトリガー装置等を提供することである。
本願発明者は、上記課題について検討した結果、縦アウトリガー動作を油圧により行う場合に、油圧シリンダーのシリンダーロッドの伸縮の動きを、定滑車、動滑車およびワイヤーの組み合わせにより回転運動に変換し、縦アウトリガーを上方の格納位置まで回転移動させる構成に想到し、これを基礎として本発明を完成するに至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下の通りである。
〔1〕 左右一対の横アウトリガーおよびその先端部に支承された縦アウトリガーを備えてなるアウトリガー装置におけるアウトリガー格納構造であって、該縦アウトリガーは接地板を有するシリンダーロッドおよび該シリンダーロッドが内挿されるシリンダーからなり、下記<A>〜<E>を備えた索状物掛渡し構造(以下、「掛渡し構造」という。)を備え、かつ下記<F>の構成を備え、かかる構成によって該シリンダーロッド退縮により生じる該第一固定端部〜該固定折返し部間における該索状物の流動長さは該シリンダーロッド退縮長さを超える長さとなり、該シリンダーロッドの20cm程度の退縮に連動して該縦アウトリガーが115°以上回転運動する
ことを特徴とする、アウトリガー格納構造。
<A> 該シリンダーの下端部に設けられた第一固定端部
<B> 該シリンダーロッドの伸縮に連動して平行移動する可動折返し部
<C> 該シリンダーの下端部に設けられた固定折返し部
<D> 該縦アウトリガー外に設けられた第二固定端部
<E> 一方端部が<A>に取付けられ、<B>―<C>に掛け渡され、他方端部が<D>に取付けられた索状物
<F> 該可動折返し部が、該接地板に該シリンダーと平行に設けられたシャフト上に設けられている構成
〔4〕 前記第二固定端部は、縦アウトリガーの回転軸と同じ水平位置、またはそれよりも上方に設けられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔3〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔5〕 前記第二固定端部は、前記横アウトリガーに設けられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔4〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔6〕 前記シリンダーには前記シャフトを挿通させるガイド部が設けられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔5〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔7〕 前記第一固定端部は前記ガイド部に設けられていることを特徴とする、〔6〕に記載のアウトリガー格納構造。
〔8〕 前記第二固定端部には前記索状物の長さ調節のために固定部位が二以上設けられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔7〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔9〕 前記アウトリガー装置には前記縦アウトリガーの逆行を防止するガイドブラケットが設けられていることを特徴とする、〔1〕ないし〔8〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔10〕 油圧により駆動されることを特徴とする、〔1〕ないし〔9〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
〔11) 〔1〕ないし〔10〕のいずれかに記載のアウトリガー格納構造を備えていることを特徴とする、アウトリガー装置。
〔12〕 〔11〕に記載のアウトリガー装置を備えていることを特徴とする、クレーン装置。
〔13〕 〔12〕に記載のクレーン装置を備えていることを特徴とする、クレーン装置搭載車両。
〔14〕 左右一対の横アウトリガーおよびその先端部に支承された縦アウトリガーを備えてなるアウトリガー装置を構成するための縦アウトリガーであって、該縦アウトリガーは、接地板を有するシリンダーロッド、該シリンダーロッドが内挿されるシリンダー、および下記<A>〜<C>および<F>の構成を備えてなり、
<A> 該シリンダーの下端部に設けられた第一固定端部
<B> 該シリンダーロッドの伸縮に連動して平行移動する可動折返し部
<C> 該シリンダーの下端部に設けられた固定折返し部
<F> 該可動折返し部が、該接地板に該シリンダーと平行に設けられたシャフト上に設けられている構成
かかる構成により、下記<D’>および<E’>を併せ用いることで、該シリンダーロッド退縮により生じる該第一固定端部〜該固定折返し部間における該索状物の流動長さは該シリンダーロッド退縮長さを超える長さとなり、該シリンダーロッドの20cm程度の退縮に連動して該縦アウトリガーが115°以上回転運動する
ことを特徴とする、縦アウトリガー。
<D’> 該縦アウトリガー外に設けられた第二固定端部
<E’> 一方端部が<A>に取付けられ、<B>―<C>に掛け渡され、他方端部が<D’>に取付けられて用いられる索状物
本発明のアウトリガー格納構造、アウトリガー装置、クレーン装置およびクレーン装置搭載車両は上述のように構成されるため、これによれば、専用のアクチュエーター等を付加することなく、縦アウトリガーの上方への回動・格納作業を、容易に、かつ安全に行うことができる。すなわち本発明のアウトリガー格納構造等によれば、縦アウトリガーを構成するシリンダーロッドの油圧等による伸縮を直接、縦アウトリガー全体の回転運動に変換できるため、別途回転移動専用の動力を要することなく、縦アウトリガーの上方の格納位置への移動作業を容易に行うことができる。
特に、縦アウトリガー駆動に油圧シリンダーのようなアクチュエーターを用いた場合には、シリンダーロッド伸縮に連動して同時に、自動的に縦アウトリガーの回転運動がなされるため、アウトリガー格納作業の作業性および安全性を、従来と比較して大幅に向上させることができる。
また、ガイドブラケットを設けた構成の本発明アウトリガー格納構造等によっても縦アウトリガーの格納位置をさらに上方とすることもでき、さらにガイドブラケットに係止構造を設けた構成によって縦アウトリガーの逆行を有効に防止でき、安全性および格納の安定性をより高めることができる。ただし、かかるガイドブラケット併用の効果はあくまでも補助的なものであり、十分なる上方位置(角度)への格納が上述の縦アウトリガーの回転運動のみによって完全に可能であることが確認されている。
本発明のアウトリガー格納構造の基本構成を概念的に示した説明図である。 本発明に係る縦アウトリガー格納動作を説明するための凡例概念図である。 図2の凡例に基づき縦アウトリガー格納動作を順に説明する概念図である。 本発明に係る縦アウトリガー格納動作におけるシリンダーロッドの動作を示す概念図である。 図4に示す動作による掛渡し構造の動作を示す概念図である。 図5に示す動作による縦アウトリガーの姿勢変化を示す概念図である。 本発明実施例の要部を示す写真図である。 図7の一部の拡大写真図である。 本発明実施例の要部を別角度から示す写真図である。 本実施例の格納過程を順に示す写真図である(過程(i))。 本実施例の格納過程を順に示す写真図である(過程(ii))。 本実施例の格納過程を順に示す写真図である(過程(iii))。 本実施例の格納過程を順に示す写真図である(過程(iV))。 本実施例の格納過程を順に示す写真図である(過程(v))。
以下、本発明を、図面を用いてより詳細に説明する。
図1は、本発明のアウトリガー格納構造の基本構成を概念的に示した説明図である。図示するように本アウトリガー格納構造50は、通常、アウトリガーボックス、これに摺動自在に嵌挿された左右一対の横アウトリガー20およびその先端部に支承された縦アウトリガー10からなるアウトリガー装置30における、アウトリガー格納構造である。そして縦アウトリガー10は、接地板11を有するシリンダーロッド12およびシリンダーロッド12が内挿されるシリンダー13からなり、下記<A>〜<E>からなる索状物掛渡し構造(掛渡し構造)40を備えていることを、主たる構成とする。
<A> シリンダー13に設けられた第一固定端部41
<B> シリンダーロッド12の伸縮に連動して平行移動する可動折返し部43
<C> シリンダー13に設けられた固定折返し部44
<D> 縦アウトリガー10外に設けられた第二固定端部42
<E> 一方端部が<A>第一固定端部41に取付けられ、<B>可動折返し部43から<C>固定折返し部44に掛け渡され、他方端部が<D>第二固定端部42に取付けられた索状物45
なお、索状物45が両固定端部41、42に取付けられる態様は、脱着可能な状態で取付ける態様、容易には取り外せないように固着された態様のいずれであってもよい。また、脱着可能に取付ける場合の方式も限定されない。なお、以下、「取付け」の状態を「固定」ともいう。
可動折返し部43における、シリンダーロッド12の伸縮に連動する平行移動は、シリンダーロッド12と一体をなす構成要素が、可動折返し部43とも一体化している構成か、またはこれと接続している構成であることによってなされる。たとえば図示するように、シリンダーロッド12にこれと平行に設けられた接地板11上にシャフト14を設け、これが可動折返し部43と一体化していること、または接続していることにより、シリンダロッドがたとえば縮退運動Zすれば、その直線移動と平行してシャフト14も同距離分直線移動し、可動折返し部43も当然ながら連動して同距離分直線移動する、という構成である。しかしながら、かかる構成以外であっても、シリンダーロッド12の伸縮に連動する平行移動が可能であって索状物45を掛け渡せる折返し構造であれば、本発明の可動折返し部43である。
可動折返し部43は、後述する滑車システムにおける動滑車とすることができるが、これに限定されない。動滑車のように受動的に回転しつつ索状物45および両固定端部41等へ張力を伝達する方式の他、たとえば、索状物45が円滑に周上を流動(滑動)可能な平面形状半円形等の折返し構造であってもよい。要するに、索状物45が円滑に流動可能であって、それ自体がシリンダーロッド12の伸縮によって平行移動可能な構造であればよい。
第一固定端部41は、シリンダー13上のできるだけ回転軸18から離れた位置に設けるものとすることができる。たとえば図示するように、シリンダー13の下端部もしくは下端付近である。しかしながら、かかる構成に限定されず、シリンダー13上に固定されていれば本発明の範囲内である。
固定折返し部44は、後述する滑車システムにおける定滑車とすることができるが、これに限定されない。定滑車のように受動的に回転しつつ索状物45および両固定端部41等へ張力を伝達する方式の他、たとえば、索状物45が円滑に周上を流動可能な平面形状半円形等の折返し構造であって、シリンダー13に設けられているものであってもよい。要するに、索状物45が円滑に流動可能な構造であり、かつシリンダー13に対する位置関係が固定されているものであればよい。
第二固定端部42は、縦アウトリガー10外に設けることとする。シリンダー13を主要構成要素とする縦アウトリガー10は、第二固定端部42における張力がシリンダー13上に設けられた第一固定端部41に作用することによって回動するものであり、したがって縦アウトリガー10の運動とは無関係の位置に設けることがよいからである。
また、第二固定端部42は、縦アウトリガー10の回転軸18と同じ水平位置(高さ)かそれよりも上方に設けることもできるが、より回転軸18の水平位置(高さ)に近くする方が望ましい。かかる高さとする方が、より少ないシリンダーロッド12の縮退運動によって、すなわちより少ないストロークによって所定の角度回動させることができ、より円滑に縦アウトリガー10を上方位置にまで回動させることができるからである。なお、第二固定端部42は、横アウトリガー20上に設けるものとすることができる。
第一固定端部41(上記<A>)に固定され、可動折返し部43(上記<B>)から固定折返し部44(上記<C>)に渡って掛け渡され、第二固定端部42(上記<D>)に固定される索状物45(上記<E>)としては、ワイヤーを好適に用いることができるが、本発明はこれに限定されず、本掛渡し構造40での使用に十分な強度・耐久性を備えている索状物である限り、ロープ、ベルトその他のものを制限なく用いることができる。
以上説明した基本構成により、本アウトリガー格納構造50では、シリンダーロッド12が縮退運動(Z)すると、それに連動して可動折返し部43が上方へと移動し、可動折返し部43に掛渡された索状物45は相対的に流動するのだが、このとき第一固定端部41〜可動折返し部43間の索状物45長が長くなるよう流動するため、当然ながら第二固定端部42〜固定折返し部44〜可動折返し部43間の長さが短くなる。したがって固定折返し部44およびそれが設けられているシリンダー13には、これに連動して、縦アウトリガー10の回転軸18を中心とした上方への回転運動(回動)Rが生じる。
このようにして、シリンダーロッド12が縮退運動(Z)することにより、自動的に縦アウトリガー10は回転軸18周りに回動Rして、上方へと移動する。なお、特段詳細には説明しないが、逆にシリンダーロッド12が伸長運動する場合にも、同様の動作原理によって自動的に格納状態から展開状態になることはいうまでもない。つまり縦アウトリガー10は、前記シリンダーロッド12の縮退に連動して上方に、同伸長に連動して下方に、それぞれ回動する(以下の説明でも同様である)。
自動的な格納動作(縮退に連動する格納)について、別図を用いて説明を加える。
図2は、本発明に係る縦アウトリガー格納動作を説明するための凡例概念図である。また、
図3は、図2の凡例に基づき縦アウトリガー格納動作を順に説明する概念図である。図2に示すように、本発明アウトリガー格納構造における格納動作を直接駆動せしめる機構は、掛渡し構造40である。本図では、掛渡し構造40を構成する各要素のうち索状物45を破線で、その他の要素を小円で示した。また、縦アウトリガーの主要構成要素であるシリンダー13を直線で、回転軸18を小円で示した。
図2に示すように、回転軸18と第二固定端部42との位置関係は固定されたものである。また、固定折返し部44を備えたシリンダー13の長さは不変であり、回転軸18の周りを回転運動可能である。シリンダーロッドの縮退運動Zによって可動折返し部43が図の上方に押し上げられると、索状物45のうち第一固定端部41〜可動折返し部43〜固定折返し部44間に亘る部分は長くなり、これに連れて索状物45のうち固定折返し部44〜第二固定端部42間に亘る部分は短くならざるを得ない。そうすると図3の(I)〜(III)に示したように第二固定端部42を備えたシリンダー13は回転軸18の軸周りに回動して上方へと移動する。このようにして格納動作がなされる。
さらに別観点から、格納動作を説明する。
図4は、本発明に係る縦アウトリガー格納動作におけるシリンダーロッドの動作を示す概念図である。また、
図5は、図4に示す動作による掛渡し構造の動作を示す概念図、
図6は、図5に示す動作による縦アウトリガーの姿勢変化を示す概念図である。なお各図は、あくまでも動作を主として概念的に示したものであり、写実性は捨象されている。また各図において、(a)〜(d)は動作や姿勢変化の順序を示し、各図間で同期している。
これらに示すように、シリンダロッド12の縮退運動は、シャフト14による可動折返し部43の押し上げ、索状物45の流動、第一固定端部41および固定折返し部44の設けられたシリンダー13の回動を連鎖的に生じ、縦アウトリガーの上方への移動すなわち格納動作がなされる。
本発明アウトリガー格納構造50の掛渡し構造40としては、滑車システムを好適に用いることができる。この場合、可動折返し部43は動滑車、固定折返し部44は定滑車とする。掛渡し構造40として滑車システムを採ることにより、円盤状回転輪たる滑車を用いた可動折返し部43と固定折返し部44は、シリンダーロッド12の伸縮に伴って受動的に回転しながら索状物45を流動させるため、索状物45は円滑に流動でき、シリンダーロッド12の直線運動を縦アウトリガーの回動へと円滑に変換することができる。
図7は、本発明実施例の要部を示す写真図である。図示するように本発明アウトリガー格納構造のシリンダー713には、シャフト714を挿通させるガイド部715が設けられた構成とすることができる。かかる構成により、可動折返し部743と一体である、またはこれと接続するシャフト714の安定性が高まり、安定した格納駆動を維持することができる。なお本実施例に示すように、第一固定端部741はガイド部715に設けた構成とすることができる。
なお本発明アウトリガー格納構造は、索状物の長さ調節のために、第二固定端部に、索状物を取付ける(固定する)ための固定部位が二以上設けられた構成とすることができる(図示せず)。すなわち、索状物の一方端部を固定する固定部位の選択によって、第一固定端部〜第二固定端部間に掛渡される索状物の全長を変えることができる。これにより、シリンダーロッドの伸縮を縦アウトリガーの回動に変換する変換比を調節でき、状況に応じた格納動作を実現することができる。
たとえば、索状物の端部を鈎状の係止構造とし、これが係止される孔すなわち固定部位が鉛直方向に二以上設けられた第二固定端部とする。そして、より短いストロークによって所定の回動を得たい場合には、より回転軸に近い固定部位を選択して、これに索状物の係止構造を係止して固定すればよい。
なお本発明のアウトリガー格納構造では、第二固定端部と回転軸との距離の設定により、格納動作の大きさを変えることができる。たとえば、第二固定端部のレベル(鉛直方向位置)が回転軸のそれに近いほど、短いストロークによって回動させることができる。
本発明アウトリガー格納構造は、ガイドブラケットを設けた構成とすることができる(図示せず)。特に、アウトリガーボックスに傾斜面を有するガイドブラケットを設けた構成とすることができる。かかる構成により、図1〜6を用いて説明した格納動作によって上方に位置している状態の縦アウトリガーは、上方への格納動作に連続してなされる横アウトリガーの縮退により、さらに上方に回動する。
つまり、ガイドブラケットを経てなされる横アウトリガーの縮退(格納)という直線運動が、ガイドブラケットの構造、殊に傾斜構造により案内される構造によって、縦アウトリガーの上方への回転移動に変換される。このようにして、最終的にはより上方位置に縦アウトリガーを格納した状態でアウトリガー装置全体の格納がなされる。かかる構成は前出文献2開示技術と基本的には共通するが、本例発明は、先に述べた掛渡し構造による縦アウトリガーの自動格納機構という高度の格納方式をそもそも基本とするものであるから、同文献開示技術とは全く異なる。このガイドブラケットの作用効果も相まって、本発明では高い効果が得られる。
また、ガイドブラケットには縦アウトリガーの逆行を防止する係止構造を設けるものとすることができる。係止構造は、ある程度の振動や車体の傾斜が生じた場合でも、最終的な位置に格納された縦アウトリガーの逆行運動をさせない構造であればよい。たとえば、傾斜面の端部(最奥部)に設けた適宜形状の凹部、窪みである。
かかる構成により、最終的な格納位置に縦アウトリガーが確実に保持され、不慮の逆行による危険性を完全に防止することができる。なお、上記文献2開示技術では、縦アウトリガーの保持作業を作業員が係止ピンで行うこととなっているが、本例発明では係止構造によって確実かつ安定的に保持できる。したがって、油圧等を用いた横アウトリガーの格納駆動の中でこれをなすことができ、先行技術とは異なり、自動化できた。
本発明の根幹思想の一つは、縦アウトリガーの伸縮駆動の際にこれと同時に上方への格納または下方への展開が自動的になされることである。たとえば格納時についていえば、縦アウトリガーを接地状態(展開状態)から縮退させる駆動の際にこれと同時に上方への格納が自動的になされることである。駆動は、人力ではなくアクチュエーターを用いて行うことが望ましい。たとえば油圧シリンダー、電動シリンダー等であるが、特に油圧方式によって本発明の効果を最大に得ることができる。
なお、以上説明したアウトリガー格納構造を備えているアウトリガー装置、また、かかるアウトリガー装置を備えているクレーン装置もまた、本発明の範囲内である。また、かかるクレーン装置を備えている、トレーラーやセミトレーラーその他のクレーン装置搭載車両もまた、本発明の範囲内である。
また、本発明アウトリガー格納構造を構成する縦アウトリガー自体も、本発明の範囲内である。すなわち;
接地板を有するシリンダーロッド、シリンダーロッドが内挿されるシリンダー、および下記<A>〜<C>を備えてなり、
<A> シリンダーに設けられた第一固定端部
<B> シリンダーロッドの伸縮に連動して平行移動する可動折返し部
<C> シリンダーに設けられた固定折返し部
かかる構成により、下記<D’>および<E’>を併せ用いることでシリンダーロッドの伸縮に連動して回動することを特徴とする縦アウトリガーである。
<D’> 縦アウトリガー外に設けられた第二固定端部
<E’> 一方端部が<A>に取付けられ、<B>―<C>に掛け渡され、他方端部が<D>に取付けられて用いられる索状物
つまり、既存のアウトリガー装置の縦アウトリガー以外の部分をそのまま生かして、縦アウトリガーを本発明縦アウトリガーに替え、既存アウトリガー装置に第二固定端部を設ける改造を行い、索状物を掛渡すことによって、上述した本発明効果を得ることができる。
以下、前出の本発明実施例について説明を加えるが、本発明がこれに限定されるものではない。
図7−2は、 図7の一部の拡大写真図である。また、
図8は、本発明実施例の要部を別角度から示す写真図である。図7、7−2は縦アウトリガー接地状態、図8は格納途中状態を示す。また、
図9〜13は、本実施例の格納過程(i)〜(v)を順に示す写真図である。実施例に即し、本発明の基本を、改めて下記(ア)〜(エ)のように記述することができる。なお、発明を構成する各要素の表現を一部変えて併記する。
(ア)車両上に左右車幅方向に伸縮するように設けられる角筒形状のアウトリガーボックス内側に左右一対の横アウトリガー720が左右摺動自在に嵌挿され、横アウトリガー720の先端部の支承軸に油圧シリンダー装置で構成される縦アウトリガー710の基端部に設けられる支承部718が回転自在に支承されて構成され、格納時、縦アウトリガー710が支承部718を中心に上方の格納位置まで回転し、横アウトリガー720がアウトリガーボックス内の格納位置まで引き込まれるアウトリガーの格納装置において、
(イ)油圧シリンダー装置本体の下側側部に設けられ、上下方向に貫通する貫通孔および第1のワイヤー固定部(第一固定端部)741を有するガイド部715と、
下端部を油圧シリンダー装置のシリンダー713に内挿されたシリンダーロッド712の下端に設けられる接地板711に固定するとともに、上端部に動滑車(可動折返し部)743を設け、中間部をガイド部715の貫通孔に移動自在に挿通するシャフト714と、
油圧シリンダー装置本体の下側側部に設けられる定滑車(固定折返し部)744と、
横アウトリガー720の先端部側に設けられた第2のワイヤー固定部(第二固定端部)742と、
(ウ)一端をガイド部715の第1のワイヤー固定部(第一固定端部)741に固定し、シャフト714の上端部の動滑車(可動折返し部)743、シリンダー装置本体の定滑車(固定折返し部)744を経由し、他端を横アウトリガー720の先端部側の第2のワイヤー固定部(第二固定端部)742に固定させたワイヤー(索状物)745とを備え、
(エ)格納時、油圧シリンダー装置のシリンダーロッド712を縮ませて、ワイヤー(索状物)745を引っ張らせることで縦アウトリガー710を回転させ、上方の格納位置まで移動させることを特徴とする、アウトリガーの格納構造、またはアウトリガーの格納装置。
図9に示す接地状態(過程(i))から、シリンダーロッド712を縮退させていくと、同時に自動的に、図10、11に示すように支承部718周りに縦アウトリガー710が回動して徐々に上方へと持ち上がり(過程(ii)、(iii))、シリンダーロッド712の縮退駆動が完了した時点では図12に示すように、縦アウトリガー710は約115°位置まで回動することが可能である。
さらにそれより上方への回転移動は、横アウトリガー720の縮退移動すなわちアウトリガーボックスへの格納駆動を、傾斜面を有するガイドブラケットで受けることによりなさしめることができる。図13に示すように、かかる傾斜面を用いた機構によって、縦アウトリガー710を約160°程度位置にまで上方移動させることができる。また、傾斜面の端部に係止構造として窪みを設けることで、最終的な格納位置に格納された縦アウトリガーが逆行せず、確実に保持することができる。
なお、本実施例のアウトリガー格納装置を実際に動作確認したところ、シリンダーロッド712の縮退を20cm程度行っただけで、115°以上の上方にまで縦アウトリガーを回転移動させることができた。すなわち本発明によれば、ごく短いストロークのシリンダーロッド縮退で自動的に縦アウトリガーを相当な高さにまで移動させることができ、格納性能、作業性、安全性の高さが確認できた。さらに、上述したように、第2のワイヤー固定部(第二固定端部)742と支承部718の位置関係の設計を検討することによって、より上方への回転移動も可能である。
本発明のアウトリガー格納構造、アウトリガー装置、およびクレーンによれば、専用のアクチュエーター等を付加することなく、縦アウトリガーの上方への回動・格納作業を容易に行うことができ、作業性および安全性が大幅に向上する。したがって、建設・土木工事・その他クレーンおよびクレーン積載車両等のアウトリガーを要する車両を用いる全分野、その他関連する全分野において、産業上利用性が高い発明である。
10、710…縦アウトリガー
11、711…接地板
12、712…シリンダーロッド
13、713…シリンダー
14、714…シャフト
18…回転軸
20、720…横アウトリガー
30…アウトリガー装置
40…索状物掛渡し構造(掛渡し構造)
41、741…第一固定端部
42、742…第二固定端部
43、743…可動折返し部
44、744…固定折返し部
45、745…索状物
50…アウトリガー格納構造
715…ガイド部
718…支承部
R…回転運動(回動)
Z…縮退運動

Claims (14)

  1. 左右一対の横アウトリガーおよびその先端部に支承された縦アウトリガーを備えてなるアウトリガー装置におけるアウトリガー格納構造であって、該縦アウトリガーは接地板を有するシリンダーロッドおよび該シリンダーロッドが内挿されるシリンダーからなり、下記<A>〜<E>を備えた索状物掛渡し構造(以下、「掛渡し構造」という。)を備え、
    かつ下記<F>の構成を備え、
    かかる構成によって
    該シリンダーロッド退縮により生じる該第一固定端部〜該固定折返し部間における該索状物の流動長さは該シリンダーロッド退縮長さを超える長さとなり、
    該シリンダーロッドの20cm程度の退縮に連動して該縦アウトリガーが115°以上回転運動する
    ことを特徴とする、アウトリガー格納構造。
    <A> 該シリンダーの下端部に設けられた第一固定端部
    <B> 該シリンダーロッドの伸縮に連動して平行移動する可動折返し部
    <C> 該シリンダーの下端部に設けられた固定折返し部
    <D> 該縦アウトリガー外に設けられた第二固定端部
    <E> 一方端部が<A>に取付けられ、<B>―<C>に掛け渡され、他方端部が<D>に取付けられた索状物
    <F> 該可動折返し部が、該接地板に該シリンダーと平行に設けられたシャフト上に設けられている構成
  2. 前記掛渡し構造は滑車システムであり、前記可動折返し部は動滑車、前記固定折返し部は定滑車であることを特徴とする、請求項1に記載のアウトリガー格納構造。
  3. 前記縦アウトリガーは、前記シリンダーロッドの縮退に連動して上方に、同伸長に連動して下方に、それぞれ回動することを特徴とする、請求項1または2に記載のアウトリガー格納構造。
  4. 前記第二固定端部は、縦アウトリガーの回転軸と同じ水平位置、またはそれよりも上方に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  5. 前記第二固定端部は、前記横アウトリガーに設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  6. 前記シリンダーには前記シャフトを挿通させるガイド部が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  7. 前記第一固定端部は前記ガイド部に設けられていることを特徴とする、請求項6に記載のアウトリガー格納構造。
  8. 前記第二固定端部には前記索状物の長さ調節のために固定部位が二以上設けられていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  9. 前記アウトリガー装置には前記縦アウトリガーの逆行を防止するガイドブラケットが設けられていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  10. 油圧により駆動されることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載のアウトリガー格納構造。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載のアウトリガー格納構造を備えていることを特徴とする、アウトリガー装置。
  12. 請求項11に記載のアウトリガー装置を備えていることを特徴とする、クレーン装置。
  13. 請求項12に記載のクレーン装置を備えていることを特徴とする、クレーン装置搭載車両。
  14. 左右一対の横アウトリガーおよびその先端部に支承された縦アウトリガーを備えてなるアウトリガー装置を構成するための縦アウトリガーであって、該縦アウトリガーは、接地板を有するシリンダーロッド、該シリンダーロッドが内挿されるシリンダー、および下記<A>〜<C>および<F>の構成を備えてなり、
    <A> 該シリンダーの下端部に設けられた第一固定端部
    <B> 該シリンダーロッドの伸縮に連動して平行移動する可動折返し部
    <C> 該シリンダーの下端部に設けられた固定折返し部
    <F> 該可動折返し部が、該接地板に該シリンダーと平行に設けられたシャフト上に設けられている構成
    かかる構成により、下記<D’>および<E’>を併せ用いることで、該シリンダーロッド退縮により生じる該第一固定端部〜該固定折返し部間における該索状物の流動長さは該シリンダーロッド退縮長さを超える長さとなり、該シリンダーロッドの20cm程度の退縮に連動して該縦アウトリガーが115°以上回転運動する
    ことを特徴とする、縦アウトリガー。
    <D’> 該縦アウトリガー外に設けられた第二固定端部
    <E’> 一方端部が<A>に取付けられ、<B>―<C>に掛け渡され、他方端部が<D’>に取付けられて用いられる索状物
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