JP6052559B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機の裏側の上辺部に沿って延びた傾斜樋から垂下樋に流下してくる遊技球を払出装置で堰き止め、払出条件が成立すると、それに起因して払出装置が所定数の遊技球を通過させて遊技者に払い出す遊技機に関する。
従来、この種の遊技機では、例えば、遊技ホールの遊技球循環システムから排出される遊技球が傾斜樋に一時的に貯留される。そして、傾斜樋内でランダムに多段に積み上がった遊技球群が2列に整列されて垂下樋に流れ込み、払出装置へと供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−135773号公報(段落[0021]、図3及び図9)
ところで、近年の遊技機における液晶表示装置や役物駆動機構等の大型化に伴い、遊技機の裏面において部品の配置スペースの確保が困難になってきている。これに対し、上記した現状2列構造の垂下樋を1列構造にして、上記した部品の配置スペースを広げることが考えられるが、単に垂下樋を2列構造から1列構造に変更しただけでは、垂下樋に流入する部分で球詰まりが多発するため、1列構造の垂下樋は実現されていなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、裏面における部品の配置スペースを従来より広く確保することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、遊技機の裏側の上辺部に沿って延び、上方から供給される複数の遊技球を一端部で受けて他端部に流下させるように底面が傾斜した傾斜樋と、前記傾斜樋の他端部から下方に延びた垂下樋と、前記垂下樋の途中又は下端部に設けられて遊技球を堰き止め、予め定められた払出条件の成立に起因して、予め定められた所定数の遊技球を通過させて遊技者に払い出す払出装置とを備えた遊技球において、前記垂下樋は、複数の遊技球を1列に並べて流下させる1列構造をなし、前記傾斜樋は、上方から供給される遊技球を受けて遊技球が複数段に積み上がり得る球受部と、前記球受部より下流側に設けられて遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第1導入部と、前記第1導入部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして水平方向又は略水平方向で湾曲した関所部と、前記関所部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第2導入部と、を有し、前記傾斜樋の前記底面の傾斜は、前記関所部のうち流下方向の全長の中央と下流側端部との間における途中位置の上流側より下流側が急勾配になっていることを特徴とする遊技機である
請求項1の遊技機では、傾斜樋が、上方から供給される遊技球を受けて遊技球が複数段に積み上がり得る球受部と、球受部より下流側に設けられて遊技球1つ分の幅をなした第1導入部と、その第1導入部よりさらに下流側に配置されて遊技球1つ分の幅をなしかつ第1導入部より遊技球に付与する流下加速度が大きい第2導入部とを有している。これにより、球受部で複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群が、第1導入部を通過するときに1列複数段に整列される。そして、第1導入部から第2導入部に進入する際に遊技球の流下加速度が上がり、1列複数段の遊技球群の先頭から遊技球が1つずつ流下速度を上げて離脱していき、第2導入部において1列1段に引き延ばされて、1列構造の垂下樋にスムーズに流れ込む。このように、本発明の構成によれば、複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群の列を1列に絞って1列複数段にしてから、流下加速度を上げて1列1段に引き延ばすことで、球詰まりを抑えて遊技球を1列1段に整列することができるので、1列構造の垂下樋を実現することが可能になる。そして、垂下樋を1列構造としたことで、遊技機の裏面において、部品の配置スペースを従来より広く確保することが可能になる。
また、本発明では、第1導入部と第2導入部との間には、水平方向で湾曲して第1導入部から流下する遊技球の流下速度を抑える関所部を備えたので、第1導入部から第2導入部に進入する際に、1列複数段の遊技球群の先頭から遊技球を1つずつ離脱させて遊技球群を1列1段に引き延ばすことができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 パチンコ遊技機の背面図 パチンコ遊技機の上面図 傾斜樋の後方側の側面図 傾斜樋の平面図 カバー体が取り付けられた状態の傾斜樋の部分拡大図 カバー体を外した状態の第1導入部周辺の部分拡大図 カバー体を外した状態の第2導入部周辺の部分拡大図 傾斜樋の断面図 傾斜樋の拡大断面図 ケース体の一部の断面図 第3流路の断面図 ケース体の一部の断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態のパチンコ遊技機10(本発明の「遊技機」に相当する)を図1〜図13に基づいて説明する。図1に示すように、パチンコ遊技機10は、前面が前面枠10Zに覆われており、その前面枠10Zに形成されたガラス窓10Wを通して遊技板11の遊技領域R1が視認可能となっている。
ガラス窓10Wの下方には、上皿26と下皿27とが上下2段に並べて配置されている。パチンコ遊技機10の前面に向かって上皿26の右側方には、上皿26に貯留された遊技球を下皿27に排出する球抜きボタン26Aが備えられている。下皿27の右側方には、図示しない、所謂、ドル箱に遊技球を排出する球排出ボタン27Aが備えられると共に、球貸し状態表示モニタ27B及び球貸し操作ボタン27Cが備えられている。また、下皿27の左側方には、操作ボタン28Aが備えらている。さらに、パチンコ遊技機10の前面のうち、右下角部には操作ノブ28Bが備えられている。操作ノブ28Bを操作すると、上皿26に貯留された遊技球が、順次、遊技領域R1へと弾き出される。
遊技領域R1は略円形状となっていて、ガイドレール12により囲まれている。遊技板11のうち遊技領域R1の中央には、遊技板表示窓11Wが貫通形成され、遊技板表示窓11Wを通して液晶表示装置24の液晶画面24Gが前方に臨んている。
遊技板表示窓11Wの開口縁には、表示装飾枠23が取り付けられている。表示装飾枠23は、遊技板11の前面側から遊技板表示窓11Wに嵌め込まれて遊技板11の前面から突出し、遊技領域R1を流下する遊技球が表示装飾枠23の内側に進入することを規制している。
遊技領域R1のうち表示装飾枠23の下方における左右方向の中央部には、始動入賞口14A,14B、大入賞口15、アウト口16が上から順に並べて配置され、大入賞口15の左右両側にはガイドレール12に沿って複数の一般入賞口20が配置されている。遊技領域R1を流下した遊技球が始動入賞口14A,14Bの何れかに入球すると当否判定が行われて、その当否判定結果が液晶画面24Gにて表示される。そして、当否判定結果が当りになると、複数ラウンドに亘って所定期間(例えば、10秒)、大入賞口15に遊技球が入賞可能となり、これにより大入賞口15に多くの遊技球が入球する。これら入賞口14A,14B,15,20に遊技球が入球すると、パチンコ遊技機10の裏側に備えられた払出装置50から所定数(例えば、1球入球に付き、一般入賞口20では1個、始動入賞口14A,14Bでは4個、大入賞口15で10個)の遊技球が上皿26に払い出される。なお、これら入賞口14A,14B,15,20の何れにも入球しなかった遊技球は、アウト口16に取り込まれ、遊技板11の下方に備えられた図示しないダクトからパチンコ遊技機10が設置された遊技ホールの遊技球循環システムに送られる。
図2に示すように、パチンコ遊技機10の裏側には、機構板13が備えられ、この機構板13に種々の部品が組み付けられている。機構板13は、合成樹脂で構成され、全体として遊技板11より縦方向に長い矩形状になっていて、遊技板11の裏面側に重ねて取り付けられている。機構板13には、遊技板11の貫通孔11Wと対向する位置に図示しない表示窓が形成され、その表示窓に液晶表示装置24が取り付けられてパチンコ遊技機10の裏側に露出している。
ところで、パチンコ遊技機10の裏側には、遊技球循環システムから排出された遊技球を払出装置50へと案内する傾斜樋30と垂下樋40とが備えられている。傾斜樋30は、パチンコ遊技機10の上辺部に配置され、緩やかに傾斜して延びている。垂下樋40は、パチンコ遊技機10の右側辺部に配置されて鉛直方向に延び、その中間部に払出装置50が配置されている。以下、各部位について詳説する。なお、以下の説明においては、特記しない限り、「右側」とは、パチンコ遊技機10を裏側から見たときの「右側」をいい、その反対を「左側」ということとする。
傾斜樋30は、図5に示す樋構成体30Kから構成されている。樋構成体30Kは、全体が透明な樹脂で構成され、図示しない取付片にて機構板13にビス留めされている。
傾斜樋30は、球受部31と第1導入部33と第2導入部35とを備えている。球受部31は、図3に示すように、パチンコ遊技機10の左上端寄り位置から中央位置にかけて配置され、その上方に遊技球循環システムの図示しない排出口が備えられている。球受部31は、平面形状が略四角形の上面開放のタンク構造をなし、図9に示すように、内部に遊技球を複数列複数段又はランダム複数段、収容可能な大きさになっている。
図5に示すように、球受部31には、その底面中央に前後方向に延びる稜線31Aが備えられ、球受部31の底面が稜線31Aに向かって傾斜した左側傾斜面31Lと右側傾斜面31Rとになっている。稜線31Aの機構板13と反対側の端部付近からは、第1導入部33が下方に段付き状に突出し、その球受部31の右側傾斜面31Rと第1導入部33の底面33Mとの間が段差壁33Dになっている。図9に示すように、段差壁33Dは、鉛直に起立し、その高さが下流側に向かって徐々に高くなり、最も高いところで遊技球の直径の1倍以上、2倍未満となっている。
なお、本実施形態では、右側傾斜面31Rが段付き状に傾斜した構成になっているが、左側傾斜面31Lと同様に、右側傾斜面31R全体が同じ傾斜であってもよい。また、左側傾斜面31Lを、右側傾斜面31Rと同様に、段付き状に傾斜させた構成であってもよい。
図7に示すように、第1導入部33は、上流側から順に上流側直線部33A、傾斜部33B、下流側直線部33Cとを備え、遊技球、1つ分、流下可能な幅をなして上流から下流に向かって徐々に幅が狭くなっている。上流側直線部33Aは、球受部31の側壁31Sと段差壁33Dの直線壁33D1とで構成され、水平方向から見て直線状に延びている。上流側直線部33Aの始端部33Sは、図9に示すように、略鉛直に陥没した後、傾斜した構成になっていて、それより下流側の第1導入部33の底面33M及び球受部31の各傾斜面31L,31Rに比べて急勾配になっている。傾斜部33Bは、傾斜壁36Aと段差壁33Dの傾斜壁33D2とで構成され、上流側直線部33Aに対して後方に緩やかに屈曲している。下流側直線部33Cは、上流側が直線壁36Bと段差壁33Dの直線壁33D3とで構成され、下流側で直線壁33D3が直線壁36Cと合流して遊技球が複数段、積上げ可能な高さの流路となっている(図9参照)。また、これらの屈曲部分は、緩やかに湾曲している。
図6に示すように、球受部31の後方側の右角部は、絞り部32になっている。絞り部32は、その側壁が球受部31の右側の前後方向に延びる側壁の一端部から直線壁36Cに向かって傾斜した傾斜側壁32Aになっていて、屈曲壁36A及び直線壁36Bに徐々に接近し、遊技球、複数個分の幅から遊技球1つ分の幅に絞られている。これにより、球受部31で複数列複数段又はランダム複数列になった遊技球群が徐々に絞られて、第1導入部33の下流側直線部33Cを通過したときには、1列複数段に整列される。
第1導入部33と第2導入部35との間には、水平方向で湾曲した関所部34が備えられている。関所部34は、第1関所部34Aと、第2関所部34Bとから構成されている。図8に示すように、第1関所部34Aは、第1導入部33の直線壁36B,36Cから後方に傾斜した傾斜壁37A,37Bと、そこから直線状に延びる直線壁37C,37Dと、前方に傾斜した傾斜壁37E,37Fとから構成されている。第2関所部34Bは、傾斜壁37E,37Fの終端部から直線状に延びる直線壁38A,38Bと、前方に緩やかに傾斜した傾斜壁38C,38Dとから構成されている。また、第1関所部34Aは、第2関所部34Bに比べて後方に膨出し、比較的、きついカーブになっている一方、第2関所部34Bは、緩やかなカーブになっていて、滑らかに第2導入部35に連絡している。また、これら第1関所部34A及び第2関所部34Bは、遊技球、1つ分、流下可能な幅になっている。なお、第1関所部34A及び第2関所部34Bが本発明の「湾曲部」に相当する。
第2導入部35は、第2関所部34Bの終端部から水平方向から見て遊技板11と略平行に直線壁35A,35Bが延び、下方に略直角に屈曲した垂下樋40に連絡している。また、第2導入部35は、関所部34と同様に、遊技球、1つ分の幅をなしている。
図9に示すように、第1導入部33から第2導入部35の範囲にかけては、流路が天井面39Jにて覆われている。詳細には、図6に示すように、第1導入部33の傾斜部33Bから第2導入部35の始端部にかけては、カバー体39が取り付けられ、そのカバー体39のうち、第1及び第2の導入部33,35と関所部34の底面33M,34M,35Mとの対向面が天井面39Jになっている。図9に示すように、カバー体39は、第1導入部33の下流側直線部33Cの直線壁36B,36Cの上縁部に対応して底面33Mに向かって湾曲した湾曲部39Kを備えている。これにより、第1導入部33(詳細には、傾斜部33Bから下流側直線部33C)では、底面33Mに対して、例えば、遊技球の直径の4倍程度、上方から天井面39Jが対向しているのに対し、関所部34から第2導入部35では、底面34M,35Mに対して、例えば、遊技球の直径の2倍以上3倍未満、上方から天井面39Jが対向している。この構成により、第1導入部33から関所部34に進入する1列複数段の遊技球群が、天井面39Jによって1列2段に整列される。
一方、第2導入部35の中間部から終端部にかけては、後述するケース体40Kの内部に形成されており、第2導入部35の直線壁35A,35Bとの間に架け渡された天井壁35Jの底面35Mとの対向面が天井面39Jになっている。天井壁35Jは、底面35Mに対して、遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の高さをあけて対向し、終端部が垂下樋40に向かって円弧状に湾曲すると共に、底面35Mに向かって徐々に接近している。なお、樋構成体30Kとケース体40Kは、樋構成体30Kの右端部とケース体40Kに形成された連通孔40Aとが連通した状態で機構板13に固定されている。そして、これら樋構成体30Kの一部とケース体40Kの一部とで本発明に係る第2導入部35が構成されている。
さて、図8に示すように、第1導入部33から第2導入部35のうち、関所部34の第1関所部34Aと第2関所部34Bとの間には境界線P1が備えられ、この境界線P1を境に上流側と下流側とで底面の勾配が異なっている。具体的には、図10に示すように、第1導入部33から第1関所部34Aまでの底面33M,34M1は、比較的、勾配が緩い、例えば、θ1=5度で設定されているのに対し、第2関所部34Bから第2導入部35の中間部までの底面34M2,35M(35M1)は、底面33M,34M1に比べて急勾配、例えば、θ2=10度に設定されている。これにより、図9に示すように、第1関所部34Aで流下速度を抑えられた1列2段の遊技球群が第2関所部34Bへと進入すると、遊技球の流下加速度が上がり、1列2段の遊技球群の先頭から遊技球が1つずつ離脱していき、1列1段に引き伸ばされる。
また、本実施形態では、第2導入部35の中間部に境界線P2が備えられ、第2導入部35の中間部以降の底面35M2が第2関所部34Bから第2導入部35の中間部までの底面34M2、35M1よりさらに急勾配な、例えば、θ3=15度に設定されている。これにより、1列1段に引き伸ばされた遊技列を、勢いよく垂下樋40へと流下させることができる。
カバー体39には、天井面39Jから底面35Mに向かって積上規制部39Tが突出している。積上規制部39Tは、第2導入部35の中間部でかつ境界線P2より上流側に位置し、底面35Mに対して、遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の高さをあけて対向している。これにより、仮に第2導入部35に遊技球群が1列2段で進入してきたとしても、積上規制部39Tにより確実に遊技球群を1列1段に引き伸ばして、垂下樋40へと案内することができる。
垂下樋40は、図11〜図13に示すように、機構板13に固定されたケース体40Kの内部に形成されている。ケース体40Kは、図2及び図5に示すように、前後方向に扁平でかつ上下方向に細長い直方体状になっていて、その内部で垂下樋40が左右方向に屈曲しながら延びている。垂下樋40は、遊技球の直径より僅かに大きくかつ一定の幅の1列構造の流路となっていて、ケース体40Kの上端部側から順に第1〜第5の流路41〜45で構成され、第4流路44と第5流路45との間に払出装置50が配置されている。
図11に示すように、第1流路41は、第2導入部35の終端部からケース体40Kの右側辺部に沿って鉛直に延び、そこから第2流路42が左側方に屈曲して延びている。第2流路42は、ケース体40Kの左側辺部まで延び、そこから鉛直に延びる第3流路に連絡している。第3流路43は、図12に示すように、第4流路44寄り部分で水平方向で機構板13側に屈曲して延びている。第4流路44は、ケース体40Kの左側辺部から大きく屈曲して右側辺部まで延びてから、払出装置50の導入口50Aまで鉛直に延びている。
払出装置50は、その内部に遊技球の直径より僅かに大きな幅の払出流路を備え、その払出流路の一端部が導入口50Aになっている一方、他端部が排出口50Bになっている。導入口50Aは払出装置50の右端部位置に形成されているのに対し、排出口50Bは払出装置50における中央位置に形成されている。また、払出装置50は、払出流路の側方に図示しない堰止部を備え、払出装置50に流下してくる遊技球を堰止部にて堰き止めている。そして、払出条件が成立すると、それに起因して堰止部を回転駆動することで所定数の遊技球を通過させて排出口50Bから排出する。
図13に示すように、第5流路45は、排出口50Bから鉛直に延びてから左右方向でU字状に屈曲して延びている。第5流路45の下方には、左右方向に遊技球、複数個分の幅を有する貯留空間46が配置され、その貯留空間46の下端部から上皿排出路46Aと下皿排出路46Bとが鉛直に延びている。第5流路45は、その下端部が上皿排出路46Aに向かって傾斜していて、第5流路45から排出された遊技球を貯留空間46を経て上皿排出路46Aへと案内するようになっている。上皿排出路46A及び下皿排出路46Bの終端部には、機構板13側に排出口40B,40Cが貫通形成されており、これら排出口40B,40Cから図示しない流下樋を通って遊技球が上皿26又は下皿27へと払い出される。
図11に示すように、ケース体40Kのうち、第2導入部35の下方で第1流路41の左側方には、第1検出部61が備えられている。第1検出部61は、支持部61Sの一端部に直動片61Hを直動可能に支持してなる。直動片61Hは台形状になっていて、直動片61Hから側方に突出した楔状の一端部が押圧部61Aになっている一方、他端部が検知部61Bになっている。そして、直動片61Hは、押圧部61Aの先端部が第1流路41内に突出するように一端側に付勢され、第1流路41を遊技球が通過すると、押圧部61Aが押されて第1流路41から退避する。これにより、検知部61Bが図示しないセンサに検出され、第1流路41内の遊技球の有無が検出される。
また、第2流路42の下方で第3流路43の右側方には、第2検出部62が備えられている。第2検出部62は、回転軸62Jから検知レバー62A及び付勢レバー62Fを張り出したレバー構造をなしている。検知レバー62Aは、第3流路43内に突出するように付勢され、第3流路43を遊技球が通過すると、検知レバー62Aが押されて第3流路43から退避する。また、第2検出部62の右側方にはセンサ72が備えられ、検知レバー62Aが第3流路43から退避すると、検知レバー62Aから側方に延びる遮蔽片62Bがセンサ72にて検出され、第3流路43の遊技球の有無が検出される。
第5流路45には、第3検出部63が備えられている。第3検出部63は、U字状に屈曲した下流側部分に配置され、回転軸63Jから検知レバー63Aと遮蔽レバー63Bとを張り出したレバー構造をなしている。検知レバー63Aは、第5流路45内に突出するように付勢され、第5流路45を遊技球が通過すると、検知レバー63Aが遊技球に押されて第5流路45から退避する。これにより、遮蔽レバー63Bが図示しないセンサにて検出され、第5流路45の遊技球の有無が検出される。
本実施形態のパチンコ遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、このパチンコ遊技機10の作用効果について説明する。遊技球循環システムから遊技球が排出されると、それら遊技球群が一時的に傾斜樋30の球受部31に貯留される。
球受部31に貯留された複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群は、球受部31の稜線31A及び各傾斜面31L,31Rにて第1導入部33へと案内される。すると、段付き状に陥没した始端部33S周辺から、遊技球が1球ずつ、順番に第1導入部33へと進入するか、又は、右側傾斜面31Rから落下して第1導入部33に進入する。そして、絞り部32にて徐々に複数列の遊技球群が1列複数段に絞られて整列される。その後、カバー体39の湾曲部39Kの天井面39Jによって下段列の遊技球同士の間に上段列の遊技球が配置されていき、第1導入部33を通過するときには遊技球群が1列2段に整列される。
遊技球群が関所部34に進入すると、水平方向で湾曲する流路によって遊技球群の流下速度が抑えられる。そして、本実施形態では、第1関所部34Aと第2関所部34Bとの境界線P1を境に、下流側の底面34M2,35M1を上流側の底面33M,34M1に比べて急勾配としたので、第2関所部34Bを流下する際に遊技球の流下加速度が上がり、1列2段の遊技球群の先頭から遊技球が1つずつ流下速度を上げて離脱していき、第2導入部35を通過するときには遊技球群が1列1段に引き延ばされる。また、本実施形態では、第2関所部34Bに比べて第1関所部34Aのカーブをきつくしたので、第2関所部34Bに進入すると、遊技球群の流下速度が上がり、1列2段の遊技球群の先頭から遊技球を1つずつ離脱させて遊技球群を確実に1列1段に引き延ばすことができる。
さらに、第2導入部35に、底面35Mに対して遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の上方から対向した積上規制部39Tを設けたので、仮に遊技球群が1列2段で流下してきたとしても、確実に遊技球群を1列1段に引き延ばすことができる。また、本実施形態では、第2導入部35の中間部以降をそれより上流側の勾配よりさらに急勾配としたので、勢いよく遊技球群を垂下樋40へと流下させることができる。しかも、第2導入部35に備えた円弧状の天井壁35Jによって遊技球をスムーズに垂下樋40に案内することができると共に、1列1段の遊技球群の蛇行を抑えることができる。
1列1段に引き伸ばされた遊技球群は、第2導入部35の終端部から、順次、垂下樋40へと流れ込み、第1〜第4の流路41〜44を通って払出装置50へと案内される。そして、払出条件が成立するまでの間、払出装置50にて遊技球の排出が堰き止められ、遊技領域R1を流下した遊技球のいくつかが、入賞口14A,14B,15,20の何れかに入球するか又は球貸し操作ボタン27Cが操作されることで、払出条件が成立し、払出装置50によって所定数の遊技球が上皿26に払い出される。
払い出しに伴って、遊技球循環システムから新たに排出された遊技球、又は球受部31に収容された遊技球が順次、第1導入部33へと案内され、上述の如く、第2導入部35を通過するときには遊技球群が1列1段に整列されて、続々と垂下樋40に流れ込み、払出装置50へと流下する遊技球が補給される。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群の列を1列に絞って1列複数段にしてから、流下加速度を上げて1列1段に引き延ばすことで、球詰まりを抑えて遊技球を1列1段に整列することができるので、1列構造の垂下樋40を実現することが可能になる。そして、垂下樋40を1列構造としたことで、パチンコ遊技機10の裏面において、部品の配置スペースを従来より広く確保することが可能になる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、第1導入部33が下流側に向かって徐々に幅が狭くなる流路になっていたが、一定幅の流路であってもよい。
(2)前記実施形態では、関所部34が第1関所部34Aと第2関所部34Bとから構成されていたが、第1関所部34Aのみの構成であってもよい。
(3)前記実施形態では、境界線P1,P2が稜線になっていたが、境界線P1,P2は帯状であってもよいし、境界線P1,P2を廃止して滑らかな曲線で連絡した構成であってもよい。
(4)前記実施形態では、第1関所部34Aと第2関所部34Bとを境に勾配が異なる構成になっていたが、第2関所部34Bと第2導入部35とを境に勾配が異なる構成であってもよい。
(5)前記実施形態では、第2導入部35において、境界線P2を境に上流側と下流側とで勾配が異なる構成になっていたが、境界線P2を廃止して、第2導入部35全体を同じ勾配としてもよい。また、第1導入部33において、第2導入部35と同様に、流路の途中で勾配が異なる構成としてもよい。
(6)前記実施形態では、水平方向で湾曲する関所部34にて遊技球の流下速度を抑えた構成になっていたが、関所部34を廃止して、第1導入部34を第2導入部35に比べて蛇行した流路としてもよい。
(7)また、第1導入部33の内面に凹凸を設けて、第1導入部35の内面の摩擦係数を第2導入部35の内面の摩擦係数より大きくした構成であってもよい。
(8)さらに、第1導入部33の底面33Mの勾配に緩急をつけることで流下速度を抑えた構成としてもよい。
(9)前記実施形態では、積上規制部39Tが第2導入部35の中間部に配置されていたが、第2導入部35の始端部であってもよいし、第2関所部34Bであってもよい。

なお、前記実施形態には、以下[発明1]〜[発明5]の発明が含まれている。

[発明1]
遊技機の裏側の上辺部に沿って延び、上方から供給される複数の遊技球を一端部で受けて他端部に流下させるように底面が傾斜した傾斜樋と、
前記傾斜樋の他端部から下方に延びた垂下樋と、
前記垂下樋の途中又は下端部に設けられて遊技球を堰き止め、予め定められた払出条件の成立に起因して、予め定められた所定数の遊技球を通過させて遊技者に払い出す払出装置とを備えた遊技球において、
前記垂下樋は、複数の遊技球を1列に並べて流下させる1列構造をなし、
前記傾斜樋は、上方から供給される遊技球を受けて遊技球が複数段に積み上がり得る球受部と、前記球受部より下流側に設けられて遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第1導入部と、前記第1導入部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして水平方向又は略水平方向で湾曲した関所部と、前記関所部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第2導入部と、を有し、
前記傾斜樋の前記底面の傾斜は、前記関所部の途中位置の上流側より下流側が急勾配になっていることを特徴とする遊技機。

この構成では、傾斜樋が、上方から供給される遊技球を受けて遊技球が複数段に積み上がり得る球受部と、球受部より下流側に設けられて遊技球1つ分の幅をなした第1導入部と、その第1導入部よりさらに下流側に配置されて遊技球1つ分の幅をなしかつ第1導入部より遊技球に付与する流下加速度が大きい第2導入部とを有している。これにより、球受部で複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群が、第1導入部を通過するときに1列複数段に整列される。そして、第1導入部から第2導入部に進入する際に遊技球の流下加速度が上がり、1列複数段の遊技球群の先頭から遊技球が1つずつ流下速度を上げて離脱していき、第2導入部において1列1段に引き延ばされて、1列構造の垂下樋にスムーズに流れ込む。このように、本発明の構成によれば、複数列複数段又はランダム複数段に積み上がった遊技球群の列を1列に絞って1列複数段にしてから、流下加速度を上げて1列1段に引き延ばすことで、球詰まりを抑えて遊技球を1列1段に整列することができるので、1列構造の垂下樋を実現することが可能になる。そして、垂下樋を1列構造としたことで、遊技機の裏面において、部品の配置スペースを従来より広く確保することが可能になる。また、第1導入部と第2導入部との間には、水平方向で湾曲して第1導入部から流下する遊技球の流下速度を抑える関所部を備えたので、第1導入部から第2導入部に進入する際に、1列複数段の遊技球群の先頭から遊技球を1つずつ離脱させて遊技球群を1列1段に引き延ばすことができる。

[発明2]
前記関所部は、相反する方向に膨らむ2つの湾曲部を連ねたS字状をなし、それら2つの湾曲部のうち下流側の湾曲部の途中位置を境に前記傾斜樋の前記底面の勾配が変化することを特徴とする発明1に記載の遊技機。

[発明3]
前記球受部は、前記第1導入部及び前記第2導入部に比べて幅が複数倍大きいタンク構造をなし、
前記球受部と前記第1導入部との間には、前記球受部から前記第1導入部に向かって遊技球、複数個分の幅から遊技球1つ分の幅になった絞り部が設けられたことを特徴とする発明1又は発明2に記載の遊技機。

この構成によれば、球受部と第1導入部との間に備えた絞り部により、球受部内で複数列複数段又はランダム複数段になった遊技球群をスムーズに1列複数段に整列することができる。

[発明4]
前記第2導入部には、前記底面に対して遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の上方から対向して遊技球の段積み高さを規制する積上規制部が設けられていることを特徴とする発明1乃至3の何れか1に記載の遊技機。

この構成では、第2導入部に、底面に対して遊技球の直径の1倍以上、2倍未満の上方から対向した積上規制部を設けたので、遊技球群が1列1段に引き延ばされる。

[発明5]
前記第2導入部には、前記底面に上方から対向した天井壁が設けられ、終端部が前記垂下樋に向かって円弧状に湾曲すると共に、終端部で前記天井壁が前記底面に向かって徐々に接近していることを特徴とする発明1乃至4の何れか1に記載の遊技機。

この構成によれば、第2導入部に備えた円弧状の天井壁によって遊技球がスムーズに垂下樋に案内される。
10 パチンコ遊技機
30 傾斜樋
31 球受部
32 絞り部
33 第1導入部
34 関所部
34A 第1関所部
34B 第2関所部
35 第2導入部
35J 天井壁
39 カバー体
39J 天井面
39T 積上規制部
40 垂下樋
50 払出装置
P1,P2 境界線

Claims (1)

  1. 遊技機の裏側の上辺部に沿って延び、上方から供給される複数の遊技球を一端部で受けて他端部に流下させるように底面が傾斜した傾斜樋と、
    前記傾斜樋の他端部から下方に延びた垂下樋と、
    前記垂下樋の途中又は下端部に設けられて遊技球を堰き止め、予め定められた払出条件の成立に起因して、予め定められた所定数の遊技球を通過させて遊技者に払い出す払出装置とを備えた遊技球において、
    前記垂下樋は、複数の遊技球を1列に並べて流下させる1列構造をなし、
    前記傾斜樋は、上方から供給される遊技球を受けて遊技球が複数段に積み上がり得る球受部と、前記球受部より下流側に設けられて遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第1導入部と、前記第1導入部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして水平方向又は略水平方向で湾曲した関所部と、前記関所部の下流側端部に連なり、遊技球1つ分の幅をなして直線状に延びた第2導入部と、を有し、
    前記傾斜樋の前記底面の傾斜は、前記関所部のうち流下方向の全長の中央と下流側端部との間における途中位置の上流側より下流側が急勾配になっていることを特徴とする遊技機。
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