JP6051369B2 - 運転用ジョイスティック丸ハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の操舵を補助する操舵補助装置に関する。
主に障害者を対象とした福祉車両のための運転装置として、ジョイスティックが用いられている。これは、1本、あるいは2本以上の操作棒であり、その傾ける方向や、その角度に応じて、自動車のハンドルあるいはアクセル、ブレーキのペダルを別途設置した駆動装置により作動させることで、ハンドルやペダルを操作する身体的能力のない人でも自動車の運転が可能となる福祉機器である。従来の操舵補助装置の概略について簡単に説明する。
図8は、従来の操舵補助装置の一例を示す概略図である。図8は、自動車の運転席部分に操舵補助装置が取り付けられている様子を示している。図8には、旋回ノブ1、ハンドル駆動ギヤーチェーン3、カバー4、固定ブラケット5−1〜5−4(固定ブラケット5-1〜5-4を合わせて固定ブラケット5とも表す)、ステアリングホイール(以降ハンドルとも表す)7、ハンドル駆動リンク9、ジョイ装置BOX11、ブレーキ/アクセルリンク13、既設ブレーキ/アクセルペダル14、ジョイスティック装置(ハンドル用)15、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17、クラッチ入切スイッチ19、パワー駐車ブレーキスイッチ21、シフトレバー(延長用)23、警告ランプ25が取り付けられている。ジョイスティック装置(ハンドル用)15、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17は、それぞれ、操作レバー(ハンドル用)16、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を有する。
自動車に取り付けられているステアリングホイール(主ハンドル)7には、操作者が手で握ることでステアリングホイール7を回せるように、旋回ノブ1が装着されている。なお、操舵補助装置がない場合と同様に、運転者は、ステアリングホイール7そのものを回して自動車を操舵することも当然可能である。旋回ノブ1は固定ブラケット5(図8では固定ブラケット5-4)によりステアリングホイール7に固定されている。図8では、ねじ留め固定されているため、旋回ノブ1がステアリングホイール7からずれることがない。固定ブラケット5は、ハンドル駆動ギヤーチェーン3に接続され、ハンドル駆動ギヤーチェーン3がステアリングホイール7とほぼ同軸に回転する。ハンドル駆動ギヤーチェーン3はカバー4により覆われており、カバー4は、ハンドル駆動リンク9に接続されている。ハンドル駆動リンク9は、運転席の足元付近に設置されたジョイ装置BOX11の内部に接続されている。ジョイ装置BOX11からは、ハンドル駆動リンク9と同じように自動車前方に向けてブレーキ/アクセルリンク13が伸びている。ブレーキ/アクセルリンク13は図示していないが、既設ブレーキ/アクセルペダル14に接続され、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の操作により既設ブレーキ/アクセルペダル14を動かす。
また、図示していないが、ジョイ装置BOX11内を経由して、ハンドル駆動リンク9とジョイスティック装置(ハンドル用)15が電気的に接続されている。ジョイスティック装置(ハンドル用)15は、運転席の右側に位置し、操作者により、1方向、すなわち、自動車の進行方向に対して直角の方向(図8では左右)に動かすことができる。ジョイスティック装置(ハンドル用)15への入力により、ステアリングホイール7を動かす。ジョイスティック装置(ハンドル用)15は、右に倒すとステアリングホイール7が右回転し、左に倒すとステアリングホイール7が左回転する。
一方、運転席の左側には、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17が設置されている。操作者により、1方向、すなわち、自動車の進行方向に対して平行な方向(図8では前後)に動かすことができ、前に倒すとブレーキが働き、後ろに倒すとアクセル操作になる。また、図8における、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の手前にはクラッチ入切スイッチ19が設置され、手(指)による操作によって、エンジンの動力をタイヤに伝えたり、切り離したりすることができる。また、クラッチ入切スイッチ19の隣にはパワー駐車ブレーキスイッチ21があり、手(指)による操作により、駐車ブレーキをかけることが可能となる。
また、シフトレバー(延長用)23がチェンジレバー(シフトレバー)に取り付けられている。これは、チェンジレバーに手が届かない場合に、シフトレバー(延長用)23を取り付けることで操作を容易にするものである。警告ランプ25は、自動車の内部前方に取り付けられ、LED等の光により各種警告を知らせるものである。
図9は、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の斜視図である。ここでは、アクセル、ブレーキ用について説明するが、ハンドル用のジョイスティック装置(ハンドル用)15も同様の構造を有する。ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17には、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18があり、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18のグリップ部101を操作者が握ることにより、操作を行なう。グリップ部101のわずかに下の、操作者にとってフロントウィンドウ側にウインカー等スイッチ103がある。これにより、操作者の手が伸ばせない場合に、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を握った状態でウインカー(方向指示器)を動作させることができる。ウインカー等スイッチ103のすぐ下の部分にはじゃばら部105があり、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18が動いた時の付け根部分を柔軟にカバーすることができる。ストッパー107は、操作者に対して手前側に設置されており、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を手前に引きすぎないようになっている。じゃばら部105の下にはケース109があり、後述するが、操作レバーの軸や支点、センサー等が内蔵されている。ケース109内部は、配線111によって電気的に自動車に接続されている。
図10Aは、ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の中立状態における簡単な内部構造図である。ここで、中立状態とは、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を操作者が触っていない状態、または、触っていても力を加えていない状態を示す。ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の内部には、上レバー201、支点203、下レバー205がある。上レバー201と下レバー205は、1本の棒形状であり、支点203を境に上側部分を上レバー201とし、下側部分を下レバー205と呼称する。また、上レバー201または下レバー205の動作を検知するセンサー207が備え付けてある。
図10Bは、操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を倒した状態におけるジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の簡単な内部構造図である。支点203を中心として操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18が傾斜動作をする。センサー207は、上レバー201または下レバー205の動作を検知し、配線111により外部にその回転角度の情報を伝える。
また、従来の他の技術として、特許文献1では、ジョイスティックの操作により油圧シリンダーを動作させ、アクセル/ブレーキのペダルを動作させることが記載されている。また、特許文献2では、ジョイスティックの操作によりモーターを動作させ、アクセル/ブレーキのペダルやハンドルを動作させることが記載されている。
このようなジョイスティック装置を用いた場合、ハンドルの回転動作を棒の左右の傾斜動作により制御する。手あるいは腕の少ない動作にハンドルの大きな回転動作が対応するために、感度が高くなり過ぎたり、あるいは運転感覚を損なう恐れがあった。このために、従来の運転補助システムでは、自動車に装備されるハンドルよりも小径のハンドル(以下、自動車に装備されるハンドルを主ハンドル、主ハンドルとは別の小径のハンドルを補助ハンドルとも表す)がさらに設置されていた。この補助ハンドルは、回転角や動作領域を主ハンドルよりも小さくしたり、操作力を主ハンドルよりも小さくして、その補助ハンドルからの回転角や操作力の情報を主ハンドルの駆動部に送ることで、ジョイスティックの機能を補完していた。
米国特許第4722416号明細書 米国特許第5086870号明細書 特開2007−112165号公報
しかしながら、従来の補助ハンドルを有する運転補助システムでは、補助ハンドルの操作力を軽くする目的で、ウォームギアなどの歯車機構を利用しているため、操作者に反力が伝わることはなかった。さらに、操作用小ハンドルから手を離した場合、小ハンドルはその位置で停止するため、操舵輪の中立点からの角度を把握することが難しかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、補助ハンドルの操作性を維持して、操作感覚を損なうことなく、回転した補助ハンドルを中立位置に復帰させることができる操舵補助装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の操舵補助装置は、自動車の操舵を補助する操舵補助装置であって、運転者の操作を受ける補助ハンドルと、前記補助ハンドルの回転を主ハンドルに伝達する伝達装置と、前記補助ハンドルが中立位置から回転した時に、前記補助ハンドルを前記中立位置に戻す方向に付勢する付勢装置と、を備えることを特徴とする。
このように、操舵補助装置は、運転者の操作を受ける補助ハンドルと、補助ハンドルの回転を主ハンドルに伝達する伝達装置と、補助ハンドルが中立位置から回転した時に、補助ハンドルを中立位置に戻す方向に付勢する付勢装置と、を備える。これにより、補助ハンドルの操作性を維持して、操作感覚を損なうことなく、回転した補助ハンドルを中立位置に復帰させることができ、誤操作を防止し高い安全性保つことができる。
(2)また、本発明の操舵補助装置において、前記付勢装置は、弾性体の復元力によって、前記補助ハンドルを前記中立位置に戻す方向に付勢することを特徴とする。
このように、付勢装置は、弾性体の復元力によって、補助ハンドルを中立位置に戻す方向に付勢する。これにより、弾性体を用いることで回転した補助ハンドルを中立位置に復帰させることができる。
本発明の操舵補助装置は、補助ハンドルの操作性を維持して、操作感覚を損なうことなしに、回転した補助ハンドルを中立位置に復帰させる機能を備えているので、誤操作を防止し高い安全性保つことができる。
本発明の操舵補助装置の一例を示す概略図である。 本発明の補助ハンドルユニット301の斜視図である。 本発明の補助ハンドルユニット301の斜視図である。 本発明の補助ハンドルユニット301の断面図である。 本発明の平歯車505とセクター歯車405とストッパー417の配置状態を示す略図である。 本発明の変形例の補助ハンドルユニット701の断面図である。 本発明の変形例の補助ハンドルユニット701において、回転軸705に2本のワイヤ709が巻きつけられている様子を示す略図である。 本発明の別の変形例の補助ハンドルユニット901の断面図である。 従来の操舵補助装置の一例を示す概略図である。 ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の斜視図である。 ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の中立状態における簡単な内部構造図である。 操作レバー(アクセル、ブレーキ用)18を倒した状態におけるジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)17の簡単な内部構造図である。
図1は、本発明の操舵補助装置の一例を示す概略図である。図8に示した従来技術との違いは、図8でジョイスティック装置(ハンドル用)15となっていた部分が補助ハンドルユニット301に代わるという点である。補助ハンドルユニット301は、補助ハンドル303と補助ハンドル用作動装置305を備える。ここで、本発明の補助ハンドル用作動装置305は、図8におけるジョイスティック装置(ハンドル用)15のグリップ部101がない状態のもので、図1では、操作レバーが水平状態になるように設置されている。また、補助ハンドル用作動装置305は、補助ハンドル303の回転を主ハンドルに伝達する伝達装置の一部を構成する。また、補助ハンドル用作動装置305は、補助ハンドル303をその中立位置に戻す方向に付勢する付勢装置を構成する。
図2A、図2Bは、本発明の補助ハンドルユニット301の斜視図である。補助ハンドル303の上面には、旋回ノブ401が取り付けられている。操作者は旋回ノブ401を手で掴み、これを回すことで自動車の操舵を行なう。ただし、本発明に係る補助ハンドル303の操作方法は、手や腕による操作に限定されない。例えば、足やその他の身体の部位により補助ハンドル303を操作することも、本発明に含まれる。補助ハンドル303は第1のL字板403に回転自在に固定されている。補助ハンドル303には、その回転軸が下方に伸びており、第1のL字板403に固定された軸受の中心軸を基準として回転軸が回転する。後述するが、その回転軸には平歯車が固定されている。この平歯車に対向する位置に別のセクター歯車405が配置され、両歯車はかみ合って動作する。セクター歯車405は、扇形形状をしており、弧の部分に歯切り加工が施されている。セクター歯車405は、第1のL字板403に回転自在に固定されている。具体的には、セクター歯車405に回転軸406が接続され、第1のL字板403に固定された軸受407の中心軸を基準として回転軸406が回転することで、セクター歯車405は回転軸406を中心として回転動作をする。
セクター歯車405には、クランク部408の一方の端部が接続され、他方の端部が上レバー409に固定されている。補助ハンドル用作動装置305は、ばね(弾性体)411を備えており、上レバー409の動作に対して、その中立点の向きに力を発生させる。補助ハンドル用作動装置305の上レバー409と反対の位置には、ケース413が設けられている。ケース413は第1のL字板403に固定されている。そして、補助ハンドル用作動装置305は、第2のL字板415にも固定されている。これにより、補助ハンドルユニット301を水平な台に設置したときに、補助ハンドル用作動装置305を水平の向きに配置し、補助ハンドル303の回転軸を鉛直の向きに配置することが可能となる。なお、ここでは、補助ハンドル303の回転動力を補助ハンドル用作動装置305のレバーに伝達する動力伝達機構として、平歯車を用いているが、他にもプーリとベルトを用いる構成でも本発明の効果を実現できる。
また、第1のL字板403には、ストッパー417−1、417−2(ストッパー417-1、417-2を合わせてストッパー417とも表す)が固定されている。ストッパー417−1、417−2は、セクター歯車405の回転動作範囲を限定するために設けられている。
図3は、本発明の補助ハンドルユニット301の断面図である。第1のL字板403の上面には、前述した通り、軸受501が固定されており、軸受501の中心軸を基準として回転する回転軸502が、補助ハンドル303の回転操作に応じて回転する。第1のL字板403の下面には、軸受503が固定され、軸受501と共に回転軸502の軸と直角な方向の動きを拘束している。回転軸502の、第1のL字板403と軸受503の間には、平歯車505が固定されている。
図4は、本発明の平歯車505とセクター歯車405とストッパー417の配置状態を示す略図である。平歯車505は、図4に示すように、セクター歯車405と比べて径が小さい。平歯車505は、全周に歯車がついている。また、扇形の側面部分605、607にストッパー417−1、417−2が接触する構造となっている。平歯車505、セクター歯車405には、それぞれ歯車部601、歯車部603があり、歯車部同士がかみ合うことにより、平歯車505の回転動力をセクター歯車405に伝達する。例えば、図4の矢印の向きに各歯車が回転する。
図3に戻り、セクター歯車405が回転軸406を中心として回転すると、セクター歯車405に接続されたクランク部408も回転軸406を中心として回転し、これにより、補助ハンドル用作動装置305の上レバー409が傾斜動作を行なう(図3では、図面に対して鉛直方向)。すなわち、従来のジョイスティック装置(ハンドル用)15と同様の動作を補助ハンドル用作動装置305が行なうことできる。補助ハンドル用作動装置305の上レバー409が中立点から変位すると、ばね411の反発力により、中立点に向かう向きに上レバー409は力を受ける。このため、補助ハンドル303を回転させる力がなくなると、補助ハンドル用作動装置305の上レバー409は中立点の位置に戻る。これにより、補助ハンドル303の位置も中立点に戻ることとなる。このように、ばね411の反発力を利用して補助ハンドル303を中立点に戻すので、回転した補助ハンドル303を中立位置に戻すことが可能となる。また、上レバー409の傾斜動作に応じて支点507を中心として、下レバー509が傾斜する。センサー511は、上レバー409または下レバー509の動作を検知し、外部にその回転角度の情報を伝える。なお、センサー511を用いずに、補助ハンドル303の回転動力を直接機械的な機構によって主ハンドルに伝達することも考えられる。
なお、補助ハンドル303は左回転、右回転とも1回転を上限に回せるようにすることが操作性の点で良好と思われる。ただし、図4において、平歯車505とセクター歯車405のギア比を調整することで、補助ハンドル303の左回転、右回転とも1回転以上を上限に回せるようにすることも可能である。
また、本発明の変形例としては、補助ハンドル用作動装置305の代わりに補助ハンドル303を中立点に戻す別の付勢装置が考えられる。
図5は、本発明の変形例の補助ハンドルユニット701の断面図である。変形例の補助ハンドルユニット701は図3の補助ハンドルユニット301と、軸受703、回転軸705、ワイヤ709、ばね(弾性体)711、センサー713の点で異なる。回転軸705には、溝715が備えられ、溝715には、ワイヤ709が巻き付けられている。ワイヤ709は2本巻き付けられており、それぞれの一端が溝715の固定部に固定されていると共に、それぞれの他端がばね711を介してコの字板717に接続されている。
図6は、本発明の変形例の補助ハンドルユニット701において、回転軸705に2本のワイヤ709が巻きつけられている様子を示す略図である。回転軸705の溝715には、固定部801があり、この部分に2本のワイヤ709−1、709−2の一端が固定されている。2本のワイヤ709−1、709−2はそれぞれ反対向きに回転軸705に1周強巻きついてコの字板717にばね711−1、711−2を介して接続される。これにより、補助ハンドル303を1周以上回した場合であっても、中立点の位置に戻すことができる。
図7は、本発明の別の変形例の補助ハンドルユニット901の断面図である。図5の補助ハンドルユニット701との違いは、ねじりばね(弾性体)903である。回転軸705にねじりばね903が接続されており、これにより、補助ハンドル303を1周以上回した場合であっても、中立点の位置に戻すことができる。
また、補助ハンドルを中立位置に戻す方向に付勢する付勢装置としては、上記のワイヤー709とばね711の組み合わせ、ねじりばね903の他、モーター、油圧機構、空気圧機構により付勢することも考えられる。これらを用いることにより、ばねに比べてより正確な位置決めをすることが可能となる。
1 旋回ノブ
3 ハンドル駆動ギヤーチェーン
4 カバー
5、5−1〜5−4 固定ブラケット
7 ステアリングホイール
9 ハンドル駆動リンク
11 ジョイ装置BOX
13 ブレーキ/アクセルリンク
14 既設ブレーキ/アクセルペダル
15 ジョイスティック装置(ハンドル用)
16 操作レバー(ハンドル用)
17 ジョイスティック装置(アクセル、ブレーキ用)
18 操作レバー(アクセル、ブレーキ用)
19 クラッチ入切スイッチ
21 パワー駐車ブレーキスイッチ
23 シフトレバー(延長用)
25 警告ランプ
101 グリップ部
103 ウインカー等スイッチ
105 じゃばら部
107 ストッパー
109 ケース
111 配線
201 上レバー
203 支点
205 下レバー
207 センサー
301 補助ハンドルユニット
303 補助ハンドル
305 補助ハンドル用作動装置
401 旋回ノブ
403 第1のL字板
405 セクター歯車
406 回転軸
407 軸受
408 クランク部
409 上レバー
413 ケース
415 第2のL字板
417、417−1、417−2 ストッパー
501 軸受
502 回転軸
503 軸受
505 平歯車
601 歯車部
603 歯車部
605、607 側面部分
701 補助ハンドルユニット
703 軸受
705 回転軸
709、709−1、709−2 ワイヤ
711、711−1、711−2 ばね
713 センサー
715 溝
717 コの字板
801 固定部
901 補助ハンドルユニット
903 ねじりばね

Claims (2)

  1. 福祉車両に適用され、操舵を補助する操舵補助装置であって、
    主ハンドルが設けられている運転席に設けられ、運転者の操作を受ける補助ハンドルと、
    前記補助ハンドルの回転数が主ハンドルの回転数と異なるように調整された前記補助ハンドルの回転を主ハンドルに伝達する伝達装置と、
    前記補助ハンドルが中立位置から回転した時に、前記補助ハンドルを前記中立位置に戻す方向に付勢する付勢装置と、を備えることを特徴とする操舵補助装置。
  2. 前記補助ハンドルは、左回転および右回転のいずれの方向にも1回転を上限に回転可能であることを特徴とする請求項1記載の操舵補助装置。

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