JP6050986B2 - パネル体 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル体に関する。
従来、オフィス等における執務空間においては、互いの視線を遮ることによって良好な執務環境を提供するために、執務者同士の間にパネルを設置する場合がある。例えば、執務空間に執務者用のデスクが複数配置される場合において、デスクが配置される空間と、当該デスクと隣接する空間、または隣接する他のデスクが配置される空間とを区画する場合にパネルが用いられる。
こうしたパネル体の構造としては、枠体状をなす芯材の前後面に外板を取り付けることによって構成したものが多く見られている。この構造によれば、パネル体を強固に構成することができる(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、パネル体の部品点数が多くなり構造が煩雑化するため、組立て・分解に手間がかかってしまい作業性が悪いという問題があった。
また、パネル体の構造を単純化し、デスクの脚部等に脚部を挟持するように取り付け部に設置し、パネル体の上下もしくは左右の面に対して設置された梁材を取り付け部へ挿入することで、簡単に取り付くようにし、組立て工数を削減する方法も多くある。(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この方法では簡易的な構造である反面、パネル体とデスクとの取り付け部や固定するための締結部という使用時には不要な部分が、外観部に露出することになるため、体裁が悪くなってしまう。
また、平面矩形状の面材の四辺を内向きに曲げることによって箱形状とした前後一対のパネル体構造部材を、一方の面材裏面の中空部に設けた係止部を、他方の面材裏面中空部に設けた被係止部に一方向の移動を規制するよう係止させ、且つ、同時に当該係止部に抜け止め機構を設けることで他方向への移動も規制する固定部をパネル体内部に形成する方法が考えられている(例えば、特許文献3参照)。
この構造によれば、固定部がパネル体内部に係止部と合わせて形成されるため、固定部など使用時に不要な部分が外観部へ露出することがなく体裁の良いパネル体を作成することが可能となる。
特許第3349435号公報 特許第3790836号公報 特開2011−212042号公報
しかしながら、特許文献3に記載のパネル体においては、当該固定部がパネル体の内部の視認できない領域にあるため、外部から確認しながら組立て・分解を行うことができず、組立て・分解時にパネル体内部の固定部や係止部などの部品が干渉しあい、作業性を悪化させる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、固定部を外観上から隠すことで外観の毀損を招くことがなく、組立て・分解時には容易に外部から作業を行うことが可能であるため、作業性を損なうことなく形成可能なパネル体を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
第一面板と第二面板を板厚方向に組み合わせて形成されるパネル体であって、第一面板と第二面板を板厚方向に組み合わせて形成されるパネル体であって、前記第一面板と前記第二面板の互いに対向する面の間に、前記第一面板と前記第二面板とが互いに離間するのを規制するとともに、前記第一面板及び前記第二面板を前記対向する面に沿って相対移動させることで規制を解除可能な規制部と、互いに組み合わされた前記第一面板及び前記第二面板の一の外縁に形成された溝に設けられ、該溝の内部で前記第一面板と前記第二面板とを固定する固定部とを有することを特徴とする。
このような構成によれば、第一面板と第二面板とは、互いに対向する面の間に配置された規制部によって、対向する面に沿う方向へ相対移動させることにより規制を解除可能な状態で、互いに離間することが規制されている。そして、固定部によって一の外縁で固定されていることで、規制部による規制の解除が不能とされており、これにより第一面板と第二面板とは強固に固定されている。一方で、固定部は、外部から容易にアクセス可能な一の外縁で第一面板と第二面板とを固定していることから、容易に固定部による固定を解除可能であり、固定部の固定を解除すれば、第一面板と第二面板とを互いに対向する面に沿って相対移動させるだけで、規制部よる規制も解除して容易に分解することが可能である。そして、このように容易かつ強固に第一面板と第二面板とを固定することが可能であるにも係らず、固定部が一の外縁に形成された溝に設けられていることから、固定部を外観上から隠すことができ、外観の毀損を招くことなくパネル体を形成可能となる。
また、本発明のパネル体においては、前記第一面板及び前記第二面板は、前記一の外縁で、それぞれ内側へと折り返された、折れ片を有し、前記溝は、前記第一面板及び前記第二面板の該折れ片が組み合わされて形成され、前記固定部は該溝の内部で該折れ片同士を連結することを特徴とする。
このような構成によれば、第一面板及び第二面板のそれぞれの折れ片によって容易に外縁部に溝を設けることができ、当該溝により固定部を容易に外観上から隠すことができる。
さらに、本発明のパネル体においては、前記固定部は、前記第一面板と前記第二面板の前記折れ片にまたがって配設され、それぞれの前記折れ片に締結される連結片を有することを特徴とする。
このような構成によれば、第一面板と第二面板との固定部にそれぞれにまたがって配設された折れ片とは別部品となる連結片を用いることで、各折れ片の構造を単純な形状で作成することができ、単純な形状の部品構成でパネル体を形成可能となる。
また、本発明のパネル体においては、前記折れ片は、互いに重ねられていて、重ねられた部分で締結されていることを特徴とする。
このような構成によれば、折れ片を重ねることによって、第一面板と第二面板のみで固定部を設けられるため、第一面板と第二面板とだけで固定することが可能となり、少ない部品数でパネル体を形成可能となる。
さらに、本発明のパネル体においては、前記規制部は、前記溝に沿って前記第一面板及び前記第二面板を相対移動させることで、規制を解除可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、第一面板と第二面板とを対向する面に沿って相対移動する際に、第一面板と第二面板とに配置された規制部は、固定部の備えられている溝に沿わせながら移動させるため、外部から移動方向が確認できるとともに、規制部と固定部が干渉せずに動くことが出来るため、組立て・分解時の作業性がより向上する。
本発明のパネル体によれば、規制部及び固定部をパネル体の外観上から隠して配置することで、外観の毀損を招くことがなく、さらに、組立て・分解時には容易に外部から作業を行うことが可能であるため、作業性を損なうことなく形成することができる。
本発明の第一実施形態に係るパネル体の分解図である。 本発明の第一実施形態に係るパネル体の規制部の拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るパネル体の組立て図である。 本発明の第一実施形態に係るパネル体の固定部の拡大図である。 本発明の第二実施形態に係るパネル体の固定部の拡大図である。
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図4を参照して説明する。
図1に示すように、第一実施形態のパネル体1は第一面板2と、第一面板2と互いに重なって配置される第二面板3と、第一面板2と第二面板3との互いに対向する面同士の間に設けられて互いに離間するのを規制する規制部4と、第一面板2と第二面板3との外縁の一つに設けられて互いを固定する固定部5とを備える。
第一面板2は、矩形板状をなす第一面板2の面部21と、面部21の外縁のうちの両側縁21aおよび上縁21bから、第二面板3と対向する裏面側へと折り曲げられた曲げ部22と、面部21の外縁のうち、両側縁21a及び上縁21bとは別の外縁である下縁21cから、第二面板3と対向する裏面側へ折り曲げられた折れ片23とを備える。
第一面板2の曲げ部22は、面部21の裏面から略垂直に突出する基部22aと、該基部22aの先端から裏面と略平行になるようにして内向きに突出する縁部22bとを有し、基部22aと縁部22bとにより断面視略L字状に形成されている。
第一面板2の折れ片23は、面部21の裏面から、内向きに向かって面部21とのなす角が鋭角になるよう突出して形成される。
第二面板3は、矩形板状をなす第二面板3の面部31と、面部31の外縁のうちの両側縁31aおよび上縁31bから、第一面板2と対向する裏面側へと折り曲げられた曲げ部32と、面部31の外縁のうち、両側縁31a及び上縁31bとは別の外縁である下縁31cから、第一面板2と対向する裏面側へ折り曲げられた折れ片33とを備える。
第二面板3の曲げ部32は、面部31の裏面から略垂直に突出する基部32aと、該基部32aの先端から裏面と略平行になるようにして内向きに突出する縁部32bとを有し、基部32aと縁部32bとにより断面視略L字状に形成されている。
第二面板3の折れ片33は、面部31の裏面から、内向きに向かって面部31とのなす角が鋭角になるよう突出して形成される。
図2に示すように、規制部4は、第一面板2の縁部22bに複数形成された被係止孔41と、第二面板3の縁部32bに被係止孔41と同数形成された係止部42とからなる。
被係止孔41は、矩形状の孔からなる。
係止部42は、第一面板2と第二面板3が対向配置されたときに第一面板2の縁部22b上の被係止孔41に対応するように、第二面板3の縁部32b上に形成される。そして、縁部32bに矩形状の孔を配置し、当該孔の端部より略垂直に突出する係止部基部42aと該係止部基部42aの先端から縁部32bと略平行になるように内向きに突出する係止部縁部42bとを有し、係止部基部42aと係止部縁部42bとにより断面視略L字状に形成されている。
図4に示すように、溝52は、第一面板2と第二面板3が互いに組み合わさることで形成される。つまり、第一面板2と第二面板3が重なって配置されることで、第一面板2の折れ片23と第二面板3の折れ片33とによって、外縁よりも内側に凹んだ部分に断面視略逆V字形状をなして形成される。
固定部5は、外部から第一面板2と第二面板3とに当接して配置される連結片51と、第一面板2の折れ片23上に複数配置された第一面板締結ネジ孔53と、同様に第二面板3の折れ片33状に複数配置された第二面板締結ネジ孔54と、外部から各部品を固定する締結ネジ55とからなる。
連結片51は、第一平面51aと第二平面51bからなる矩形状の板材を断面V字状に角度をなして当接して配置される。そして、第一平面51aと第二平面51bとにそれぞれ複数の円形状の連通孔51cを互いに干渉しないよう離間して配置している。
第一面板締結ネジ孔53は、第一面板2の折れ片23上に連結片51の第一平面51aと対向配置された際に、連通孔51cと対応する位置に配置される。
第二面板締結ネジ孔54は、第二面板3の折れ片33上に連結片51の第二平面51bと対向配置された際に、連通孔51cと対応する位置に配置される。
次に、上記構成の第一実施形態のパネル体1の作用について説明する。
このようなパネル体1を組立てる際には、図1及び図2に示すように、第一面板の縁部22bと第二面板の縁部32bとが対向するように配置され、且つ、係止部42が対応する被係止孔41に挿入された状態で重ね合わされる。
その後、第二面板3が第一面板2の面部21に対して互いに対向する裏面同士に沿う方向のうち、溝52に沿って第一面板2の折れ片23方向へ相対移動されることで、係止部42と対応する被係止孔41同士が係合し、離間方向の動きが規制され、仮固定された状態となる。仮固定の状態では、上記相対移動の向きと反対の向きに相対移動されることで規制部による規制が容易に解除可能な状態にある。
そして、図3及び図4に示すように、仮固定後、第一面板2と第二面板3とが対向して重なりあうことによって、第一面板の折れ片23と第二面板の折れ片33とは、パネル体1の下縁21c、31cに溝52を形成する。
次に、連結片51は、この溝52に対し、溝52の形状に合うように向きを合わせてから、連結片51の第一平面51aが第一面板2の折れ片23と当接し、第二平面51bが第二面板3の折れ片33と当接するように配置される。そして、第一平面51a上の連通孔51cと第一面板締結ネジ孔53とが連通し、第二平面51b上の連通孔51cと第二面板締結ネジ孔54とが連通する状態とする。これらの連通された孔に対し、連通孔51c側から締結ネジ55を締結し、連結片51をそれぞれ第一面板2と第二面板3とに本固定し、パネル体1を組み立てる。本固定の状態では、締結ネジ55を外すことで容易に固定が解除され、仮固定の状態となる状態にある。
上記のようなパネル体1によれば、第一面板2と第二面板3とは、互いに対向する面部21、31の間に配置された被係止孔41と係止部42によって、対向する面部21、31に沿う方向へ相対移動させることにより規制を解除可能な状態で、互いに離間することが規制されている。そして、固定部5によって、下縁21c、31cがネジで締結して固定されていることで、被係止孔41と係止部42とによる規制の解除が不能とされており、これにより第一面板2と第二面板3とは強固に固定されている。一方で、固定部5は、外部から締結ネジ55によって外部から下縁21c、31cで第一面板2と第二面板3とを固定していることから、締結ネジ55を外すことで容易に固定部5による固定を解除可能であり、固定部5の固定を解除すれば、第一面板2と第二面板3とを互いに対向する面部21、31に沿って相対移動させるだけで、被係止孔41と係止部42とによる規制も解除して容易に分解することが可能である。
そして、このように容易かつ強固に第一面板2と第二面板3とを固定することが可能であるにも係らず、固定部5が下縁21c、31cに形成された溝52に設けられていることから、固定部5の締結ネジ55や連結片51を外観上から隠すことができ、外観の毀損を招くことなくパネル体を形成可能となる。
また、第一面板2及び第二面板3のそれぞれの折れ片23、33が当接されることによって容易に下縁21c、31cに断面視略逆V字形状の溝52を設けることができ、当該溝52により固定部5の締結ネジ55や連結片51を容易に外観上から隠すことができる。
さらに、第一面板2と第二面板3との固定に折れ片23、33とは別部品となる連結片51を用いることで、折れ片23、33の構造を単純な曲げ形状で作成することができ、連結片51自体も単純な曲げ形状で形成できるため、単純な形状の部品構成でパネル体を形成可能となる。
また、第一面板2と第二面板3とを対向する面部21、31に沿って相対移動する際に、被係止孔41と係止部42は、通常外部から確認できないが、溝52に沿わせながら移動させ規制を解除できるようにすることで、外部からでも移動方向が確認できる。そして被係止孔41と係止部42が溝52に沿って移動可能とすることで、相対移動時に折れ片23、33と干渉せずに動くことが出来るため、組立て・分解時の作業性がより向上する。
次に、図5を参照して第二実施形態のパネル体1について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を伏して詳細な説明を省略する。この第二実施形態のパネル体1は、溝52及び固定部5の構成について、第一実施形態と相違する。
即ち、第二実施形態では、溝52は第一面板2の折れ片23と第二面板3の折れ片33の代わりに、それぞれ第一面板2の連接折れ片24と第二面板3の連接折れ片34とで形成される。そして、固定部5に連結片51を用いない。
第一面板2の連接折れ片24は、折れ片23と同様に、第一面板2の外縁のうち、両側縁21a及び上縁21bとは別の外縁である下縁21cに配置され、面部21の裏面から、内向きに向かって面部21とのなす角が鋭角になるよう突出して形成される連接基部24aと、当該連接基部24aの先端から連接基部24aと略垂直になるように外向きに向かって突出する連接縁部24bと有する。そして、連接基部24aと連接縁部24bとにより断面視略逆V字状に形成されている。
第二面板3の連接折れ片34は、第二面板3の外縁のうち、両側縁31a及び上縁31bとは別の外縁である下縁31cの連接折れ片24よりも第一面板2の板厚分だけ面部31の中心に寄った位置に配置される。そして、面部31の裏面から、内向きに向かって面部31とのなす角が鋭角になるよう突出して形成される連接基部34aと、当該連接基部34aの先端から連接基部34aと略垂直になるように外向きに向かって突出する連接縁部34bと有する。そして、連接基部34aと連接縁部34bとにより断面視略逆V字状に形成されている。
溝52は、第一面板2と第二面板3が重なって配置されることで、第二面板3の連接折れ片34上に第一面板2の連接折れ片24が重なることで、外縁よりも内側に凹んだ部分に断面視略逆V字形状をなして形成される。
固定部5は、第一面板2の連接折れ片24上に複数配置された第一面板連通孔56と、第二面板3の連接折れ片34状に複数配置された連接締結ネジ孔57と、外部から各部品を固定する締結ネジ55とからなる。
第一面板連通孔56は、第一面板2の連接基部24aと連接縁部24bの面にそれぞれ干渉しないように複数の円形状孔をなして形成される。
連接締結ネジ孔57は、第一面板連通孔56と対応する位置に、第二面板3の連接基部34aと連接縁部34bの面にそれぞれ干渉しないように複数の円形状孔をなして形成される。
このようなパネル体1を組み立てる際には、第一面板2と第二面板3を対向して重ね合わせる時点で、第一面板2の連接折れ片24が第二面板3の連接折れ片34よりも外観側に配置されて重ね合わされる。
その後、第一実施形態と同様に、第二面板3が第一面板2の面部21に対して互いに対向する裏面同士に沿う方向のうち、溝52に沿って第一面板2の連接折れ片23方向へ相対移動されることで、離間方向の動きが規制され、仮固定された状態となる。
そして、図5に示すように、仮固定後、第一面板2と第二面板3とが対向して重なりあうことによって、第一面板の連接折れ片24と第二面板の連接折れ片34とは、パネル体1の下縁21c、31cに溝52を形成する。
溝52が形成された時点で、連接折れ片24の連接基部24a上の第一面板連通孔56と連接折れ片34の連接縁部34b上の連接締結ネジ孔57が連通し、連接折れ片24の連接縁部24b上の第一面板連通孔56と連接折れ片34の連接基部34a上の連接締結ネジ孔57が連通するように配置する。
これらの連通された孔に対し、第一面板2の連接折れ片24側から締結ネジ55を締結し、連接折れ片24と連接折れ片34とに本固定し、パネル体1を組み立てる。
上記のような実施形態2のパネル体によれば、連接折れ片24、34を重ねることによって、第一面板2と第二面板3のみで固定部5を設けられるため、第一面板2と第二面板3とのみで固定する可能となり、少ない部品数でパネル体1を形成可能となる。これにより、部品点数を減らすことが可能となり、コストの低減を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、第一面板の折れ片23及び第二面板の折れ片33などを折り曲げ加工によって形成したが、これに限るものではない。例えば、溶接によって別部材を第一面板2及び第二面板3に取り付けても良い。
また、連結片51を長尺の一部品としたが、これに限るものではない。例えば、短尺の部品数点に分けて部分的に用いても良い。
更に、規制部4についても上記実施形態の形に限定されない。例えば、別部品を用いて第一面板2と第二面板3を規制しても良い。また、第一面板2に対して長辺方向の中心を軸対象として被係止孔41と係止部42をそれぞれ配置することで、第一面板2と第二面板3を共通の部品として、部品点数の削減を図っても良い。
1…パネル体 2…第一面板 3…第二面板 4…規制部 5…固定部 21…(第一面板の)面部 22…(第一面板の)曲げ部 23…(第一面板の)折れ片 24…(第一面板の)連接折れ片 21a…(第一面板の)両側縁 21b…(第一面板の)上縁 21c…(第一面板の)下縁 22a…(第一面板の)基部 22b…(第一面板の)縁部 24a…(第一面板の)連接基部 24b…(第一面板の)連接縁部 31…(第二面板の)面部 32…(第二面板の)曲げ部 33…(第二面板の)折れ片 34…(第二面板の)連接折れ片 31a…(第二面板の)両側縁 31b…(第二面板の)上縁 31c…(第二面板の)下縁 32a…(第二面板の)基部 32b…(第二面板の)縁部 34a…(第二面板の)連接基部 34b…(第二面板の)連接縁部 41…被係止孔 42…係止部 42a…係止部基部 42b…係止部縁部 51…連結片 52…溝 53…第一面板締結ネジ孔 54…第二面板締結ネジ孔 55…締結ネジ 56…第一面板連通孔 57…連接締結ネジ孔 51a…第一平面 51b…第二平面 51c…連通孔

Claims (5)

  1. 第一面板と第二面板を板厚方向に組み合わせて形成されるパネル体であって、
    前記第一面板と前記第二面板の互いに対向する面の間に、前記第一面板と前記第二面板とが互いに離間するのを規制するとともに、前記第一面板及び前記第二面板を前記対向する面に沿って相対移動させることで規制を解除可能な規制部と、
    互いに組み合わされた前記第一面板及び前記第二面板の一の外縁に形成された溝に設けられ、該溝の内部で前記第一面板と前記第二面板とを固定する固定部とを有することを特徴とするパネル体。
  2. 前記第一面板及び前記第二面板は、前記一の外縁で、それぞれ内側へと折り返された、折れ片を有し、前記溝は、前記第一面板及び前記第二面板の該折れ片が組み合わされて形成され、前記固定部は該溝の内部で該折れ片同士を連結することを特徴とする請求項1に記載のパネル体。
  3. 前記固定部は、前記第一面板と前記第二面板の前記折れ片にまたがって配設され、それぞれの前記折れ片に締結される連結片を有することを特徴とする請求項2に記載のパネル体。
  4. 前記折れ片は、互いに重ねられていて、重ねられた部分で締結されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のパネル体。
  5. 前記規制部は、前記溝に沿って前記第一面板及び前記第二面板を相対移動させることで、規制を解除可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のパネル体。
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