JP6050673B2 - ドラムインディスクブレーキ - Google Patents

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本発明は、内周側にドラムブレーキを、外周側にディスクブレーキをそれぞれ配置したドラムインディスクブレーキに係り、詳しくは、ドラムブレーキのバックプレートの外周部に、円板状のダストシールドを固着したドラムインディスクブレーキに関する。
ドラムインディスクブレーキとして、内周側にドラムブレーキを、外周側にディスクブレーキをそれぞれ配置し、前記ドラムブレーキのバックプレートの外周部に、防水・防塵用の円板状のダストシールドを溶接によって固設したものがあり、ダストシールドには、ディスクブレーキのキャリパボディを配置する切欠き部が形成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−267054号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、キャリパボディが大きくなると、ダストシールドに形成される切欠き部も大きくなり、また、ディスクロータの径が大きくなると、ダストシールドの外径が大きくなり、ダストシールドの剛性が低下することから、走行時の振動で溶接部に応力が集中し、ダストシールドが大きく振動し、溶接部に負荷が掛かる虞があった。さらに、車両にドラムブレーキを組み付ける際やメンテナンスの際に、外力が加わると、ダストシールドが撓むことがあった。
そこで本発明は、ダストシールドの剛性の向上を図ったドラムインディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のドラムインディスクブレーキは、ドラムインディスクロータの内周側にドラムブレーキ、外周側にディスクブレーキそれぞれ配置、前記ドラムブレーキのバックプレートの外周部に、環状のダストシールドの内周部を溶接部により固着し、該ダストシールドに、前記ディスクブレーキのキャリパボディを配置する切欠き部を備えたドラムインディスクブレーキにおいて、前記切欠き部は、前記溶接部よりも前記ダストシールドの外周側に形成され、前記ダストシールドは、前記切欠き部形成位置にあっては、前記溶接部よりもディスク外周側に、反ドラムインディスクロータ方向に突出する切欠き部補強リブが一体に形成されていることを特徴としている。
また、前記ダストシールドは、前記切欠き部形成位置を除く位置にあっては、前記溶接部よりも内周側に、内周側補強リブが一体に形成されていることを特徴としている。
さらに、前記切欠き部は、前記キャリパボディの回転方向両端部の形状に沿った一対の側部とディスク内周部が、一対の角部を介して連続して形成され、前記切欠き部補強リブは、前記ディスク内周部から双方の前記角部に亘って形成されていると好適である。
本発明のドラムインディスクブレーキによれば、ダストシールドの溶接部よりも外周側に形成した切欠き部に、反ドラムインディスクロータ方向に突出する切欠き部補強リブを設けたことにより、ダストシールドの車軸方向の剛性を向上させることができ、耐振動性の向上を図ることができる。さらに、車両にドラムブレーキを組み付ける際やメンテナンスの際に、ダストシールドが撓んだり歪んだりする虞がない。
また、溶接部よりもダストシールドの内周側に、切欠き部に対応する位置を除いた全周に亘って、内周側補強リブが一体に形成されていることから、ダストシールドの剛性をより向上させることができる。さらに、内周側補強リブは、切欠き部に対応する位置には、形成されていないことから、成形性の向上を図ることができる。
また、切欠き部補強リブは、切欠き部のディスク内周部から双方の角部に亘って形成され、切欠き部の角部よりも外周側には、切欠き部補強リブを設けていないことから、ダストシールドの剛性向上を図りながら、成形性の向上を図ることができる。
本発明の一形態例を示すドラムインディスクブレーキの背面図である。 同じくドラムインディスクブレーキの要部拡大背面図である。 図1のIII-III断面図である。 本発明の一形態例を示すドラムインディスクブレーキの一部断面正面図である。
図1乃至図4は、本発明の第1形態例を示すもので、本形態例のドラムインディスクブレーキ1は、車軸1aと一体に回転するドラムインディスクロータ2の内周側にドラムブレーキ3を、外周側にディスクブレーキ4をそれぞれ配設している。
ドラムブレーキ3のバックプレート3aは、ドラムインディスクロータ2のブレーキドラム2aの開口部に対応する円板状に形成され、弓形に形成された一対のブレーキシュー3b,3bを拡縮自在に取り付けている。バックプレート3aの外周部には、該バックプレート3aの半径方向外側に延出し、ドラムインディスクロータ2の一側部を覆うダストシールド5が、8箇所の溶接部P1により固着されている。
ディスクブレーキ4は、ドラムインディスクロータ2のディスクロータ2bの一側部で車体に取り付けられるキャリパボディ4aと、ディスクロータ2bを挟んで対向配置される摩擦パッド4b,4bとを備えている。キャリパボディ4aは、ディスクロータ2bの両側部に配置される一対の作用部4c,4cと、該作用部4c,4cをディスクロータ2bの外周側で跨いで連結するブリッジ部4dとを備え、作用部4c,4cには、ピストン4e,4eを内挿するシリンダ孔4f,4fが対向配置され、車体取付側の作用部4cには、一対の車体取付腕4g,4gが突設されている。
ダストシールド5は、キャリパボディ4aが装着される領域に切欠き部5aを備えた、全体として略ドーナツ状に形成され、内周には、前記溶接部P1を備えた平面部5bが形成され、平面部5bの外周側にはダストシールド5と同心の円弧状で、反ドラムインディスクロータ側に突出する環状の隆起部5cが形成され、該隆起部5cの外周側には、ドラムインディスクロータ側に折曲され、該ドラムインディスクロータ2の外周側を覆うカバー部5dが形成されている。さらに、カバー部5dの先端部は、反ドラムインディスクロータ側に折り返され、補強用のビード部5eが形成されている。
切欠き部5aは、外周側が開口した略コ字状に形成されており、車体取付腕4g,4gの形状に沿うように形成した側部5f,5fと、平面部5bと同心の円弧状で、且つ、溶接部P1よりもディスク外周側に形成されるディスク内周部5gとを有し、側部5f,5fとディスク内周部5gとは、角部5h,5hを介して連続している。また、ディスク内周部5gから角部5h,5hに亘って、反ドラムインディスクロータ方向に突出する切欠き部補強リブ5iが一体に形成されている。さらに、溶接部P1よりもディスク内周側で、切欠き部5aに対応する位置を除いた平面部5bの全周に亘って、内周側補強リブ5jが一体に形成されている。
本形態例のドラムインディスクブレーキ1は、上述のように形成されることから、切欠き部補強リブ5iによって、ダストシールド5の車軸方向の剛性を向上させ、耐振動性の向上を図ることができると共に、車両にドラムブレーキ3を組み付ける際やメンテナンスの際に、ダストシールド5が撓んだり歪んだりする虞がない。
さらに、溶接部P1よりもダストシールド5の内周側の全周に亘って、内周側補強リブ5jが一体に形成されていることから、ダストシールド5の剛性をより向上させることができる。また、内周側補強リブ5jは、切欠き部5に対応する位置には、形成されていないことから、成形性の向上を図ることができる。
さらに、切欠き部5aの角部5hよりも外周側には、切欠き部補強リブ5iが設けられていないことから、ダストシールド5の剛性向上を図りながら、成形性の向上を図ることができる。
また、カバー部5d,ビード部5e,切欠き部補強リブ5iによって、ドラムインディスクロータ側への防水・防塵を図ることができる。
尚、本発明は上述の形態例に限るものではなく、ダストシールドに内周側補強リブを備えていないものでも差し支えない。また、ドラムブレーキやディスクブレーキのタイプは、上述の形態例に限るものではなく任意である。
1…ドラムインディスクブレーキ、1a…車軸、2…ドラムインディスクロータ、2a…ブレーキドラム、2b…ディスクロータ、3…ドラムブレーキ、3a…バックプレート、3b…ブレーキシュー、4…ディスクブレーキ、4a…キャリパボディ、4b…摩擦パッド、4c…作用部、4d…ブリッジ部、4e…ピストン、4f…シリンダ孔、4g…車体取付腕、5…ダストシールド、5a…切欠き部、5b…平面部、5c…隆起部、5d…カバー部、5e…ビード部、5f…側部、5g…ディスク内周部、5h…角部、5i…切欠き部補強リブ、5j…内周側補強リブ

Claims (2)

  1. ドラムインディスクロータの内周側にドラムブレーキ、外周側にディスクブレーキそれぞれ配置され、前記ドラムブレーキのバックプレートの外周部に、環状のダストシールドの内周部が溶接部固着され、該ダストシールドに、前記ディスクブレーキのキャリパボディが配置される切欠き部備えられたドラムインディスクブレーキにおいて、
    前記切欠き部は、前記溶接部よりも前記ダストシールドの外周側に形成さ
    前記ダストシールドは、前記切欠き部形成位置にあっては、前記溶接部よりもディスク外周側に、反ドラムインディスクロータ方向に突出する切欠き部補強リブが一体に形成されていると共に、前記切欠き部形成位置を除く位置にあっては、前記溶接部よりも内周側に、内周側補強リブが一体に形成されている
    ことを特徴とするドラムインディスクブレーキ。
  2. 前記切欠き部は、前記キャリパボディの回転方向両端部の形状に沿った一対の側部とディスク内周部とが、一対の角部を介して連続して形成され、前記切欠き部補強リブは、前記ディスク内周部から双方の前記角部に亘って形成されていることを特徴とする請求項1記載のドラムインディスクブレーキ。
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