JP5751212B2 - サスペンション用インシュレータ - Google Patents

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本発明は、サスペンション用インシュレータ、特にインシュレータとダストカバーの接続構造に関する。
ストラット式サスペンション装置における緩衝器は、その上端部が車体に取付けられ、下端部が車輪に結合されて、車輪と車体の間に介装される。緩衝器の周囲にはコイルスプリングが配置される。このコイルスプリングは、例えば緩衝器のピストンロッドの上部側に固定されたスプリングシートと、緩衝器のアウターシェルの中間部に固定されたロアシートとの間に配置される。このような構造においては、一般に、スプリングシートとコイルスプリングとの間に、振動伝達を抑制するインシュレータが設けられる。
上述のようなストラット式サスペンション装置では、砂や泥水等の異物から緩衝器のピストンロッドやオイルシールを保護するために、緩衝器とコイルスプリングとの間に蛇腹円筒形状のダストカバーが設けられる。ダストカバーは、例えば、熱可塑性エラストマ系などの樹脂製のものやゴム製のものがある。構造的には、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているようなインシュレータとダストカバーとが一体的に形成されたものがある。また、特許文献3に記載されているようにダストカバーが独立的に形成され、中間部材を用いてサスペンション装置と接合させているものがある。
特開2008−133901号公報 特開2009−056852号公報 実開平07−8014号公報
上述したように、インシュレータとダストカバーとを一体成形することが考えられ、また、必要に応じてインシュレータとダストカバーを別体で形成することがある。その場合、インシュレータは一般的にゴム製である場合が多く低剛性で変形し易い。一方、ダストカバーも一般的には樹脂製またはゴム製なので変形し易い。そのため、両者を確実に結合(接続)させ、その結合状態を維持するためには、インシュレータやダストカバーの大掛かりな構造変更を行ったり、別途締結部品等を用いる等の対策が必要となる。締結部品を用いる場合には製造工数の増加も生じるため好ましくない。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、別体形成されたインシュレータとダストカバーの構造を大きく変更することなく、ダストカバーを容易に強固で安定的に結合保持できるサスペンション用インシュレータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のサスペンション用インシュレータは、緩衝器を環囲するコイルスプリングと前記緩衝器の上部側に設けられたスプリングシートとの間に配置されるサスペンション用インシュレータであって、前記スプリングシートと前記コイルスプリングの上端部との間に挟持される本体部と、前記本体部に連設されて前記緩衝器の一部を環囲する円筒体と、を含み、前記円筒体は、前記緩衝器と前記コイルスプリングとの間に配置される円筒形状のダストカバーの端部と係合する部分の剛性が当該円筒体の他の部分より高い係合部と、前記ダストカバーの端部を環囲するフランジ部とを有する。
この態様によると、インシュレータの円筒体が高剛性の係合部を有するため、ダストカバーの端部と係合した場合の変形が抑制され、別体で形成されたダストカバーとの結合を確実かつ安定的に維持することができる。更に、フランジ部の存在により、ダストカバーの端部が係合部の外周面と係合する場合でも、その係合部分から砂や泥水等の異物が侵入することを抑制できる。
前記係合部は、前記ダストカバーの端部が係合する部分の内周側に補強部を有してもよい。
この態様によれば、インシュレータの構造を大きく変更することなく、補強部を一体化させるだけでインシュレータの係合部の剛性を高め、ダストカバーの結合保持性を向上することができる。
前記係合部は、前記ダストカバーの端部と係合する円環状の剛体部を有してもよい。この態様によれば、インシュレータの構造を大きく変更することなく、係合部に剛体部を設けることでダストカバーと係合する部分の剛性を高め、ダストカバーの結合保持性を向上することができる。
本発明によれば、別体形成されたインシュレータとダストカバーの構造を大きく変更することなく、ダストカバーを容易に強固で安定的に結合保持できるサスペンション用インシュレータが提供できる。
実施の形態に係るサスペンション用インシュレータおよびそれと結合するダストカバーを含む構造を説明する断面図である。 図1のサスペンション用インシュレータの斜視図である。 図1のサスペンション用インシュレータの係合部の補強部材の詳細を説明する説明図である。 実施の形態に係る他のサスペンション用インシュレータの構造を説明する断面図である。 図4のサスペンション用インシュレータおよびそれに結合するダストカバーの斜視図である。 図4に示すサスペンション用インシュレータに用いる剛体部材の変形例の形状を説明する断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態(以下、実施形態という)に係るサスペンション用インシュレータ(以下、単にインシュレータと呼ぶ)10およびそれと係合するダストカバー12を含む構造を説明する断面図である。
サスペンション装置は、アクスルを車体に連結し、走行路面から受ける振動や衝撃が直接ボディ側に伝わることをタイヤと共に吸収して乗り心地を良くすると共に車体や積荷の損傷を防ぐ働きをする。サスペンション装置は、主に車体の上下振動を減衰させる緩衝器としてのショックアブソーバや、車体の重量を支えると共に主に路面からの衝撃を和らげるスプリングを含む。
ショックアブソーバ14は、ピストンロッド14aの上端部がベアリング16(一部のみ図示)やゴムマウント(不図示)を介して、不図示のボディにナット等の締結部材により弾性的に連結固定されている。また、ピストンロッド14aを進退自在に収納する筒状のアウターシェル14bの下端部はアクスルに設けられた支持部材(不図示)に固定されている。アウターシェル14bの内部には作動油が封入されている。アウターシェル14bの上端部には、作動油がアウターシェル14bの外部へ漏れるのを防止するためのオイルシールが設けられる。オイルシールは、ゴムなどの可撓性材料で形成される。
ショックアブソーバ14の外周側には、同軸状にコイルスプリング18が配設されている。コイルスプリング18の上端部は、ピストンロッド14aの上端側で例えばボディに固定、またはボディと一体のスプリングシート20によって支持されている。一方、コイルスプリング18の下端側は、アウターシェル14bの外周に設けられたロアシート(不図示)によって支持されている。
コイルスプリング18とスプリングシート20の間には、主にコイルスプリング18を介した振動の伝達を抑制するインシュレータ10が介在している。インシュレータ10は、図2に示すように、中央に開口部10aを有する円筒形状の部品であり、例えば弾性を有するゴム材料で形成されている。インシュレータ10は、スプリングシート20とコイルスプリング18の上端部との間に挟持される本体部10bと、この本体部10bに連設されてショックアブソーバ14の一部であるピストンロッド14aを環囲する円筒体10cとを含む。なお、コイルスプリング18の下端側とロアシートとの間にも例えばゴム製のロアインシュレータを介在させてもよい。
ダストカバー12は、例えば、熱可塑性エラストマ系などの樹脂製のものやゴム製の蛇腹円筒形状の部品であり、ショックアブソーバ14のピストンロッド14aやオイルシールを砂や泥水等の異物から保護するためのものである。
本実施形態のインシュレータ10は、図3に拡大して詳細に示すように、円筒体10cの下端側に形成された係合部10dにダストカバー12の端部12aを係合させることによって、両者を結合させると共にその結合状態を維持するようにしている。図3の場合、係合部10dには、半径方向外側に向かって帯状に突出する係合爪10eが形成され、この係合爪10eに、例えば、装着時に拡径変形させたダストカバー12の端部12aを引っ掛けることにより結合させる。
ところで、インシュレータ10は振動の伝達抑制を効果的に行えるように弾性を有するゴム材料で形成されているので、上述したようにダストカバー12を装着する場合、係合部10dを含む円筒体10cが半径方向内側に変形して、装着状態を十分に維持できない場合がある。そこで、本実施形態では、円筒体10cにおけるダストカバー12の端部12aと係合する部分の剛性を当該円筒体10cの他の部分より高くしている。具体的には、ダストカバー12の端部12aが係合する部分の内周側に補強部として機能する補強部材22を設けている。
補強部材22は、例えば金属製や硬質樹脂製のリング状の部材とすることができる。補強部材22は、加硫接着によりインシュレータ10の係合部10dと一体化させてもよい。また、補強部材22の外径をインシュレータ10の係合部10dの内径より僅かに大きくして、圧入によって実質的に一体化させてもよい。また、この際に接着剤を併用してもよい。補強部材22の径方向の厚みは、ピストンロッド14aと干渉しない範囲で適宜調整可能であるが、重量や材料コストを考慮して、ダストカバー12の装着時の半径方向内側への圧縮力や車両走行時の振動等によって係合部10dが半径方向内側に撓まない程度とすることが望ましい。その値は、例えば実験等によって設計段階で選択可能である。
このように、補強部材22により係合部10dの剛性を向上させることで、インシュレータ10とダストカバー12を別体で形成した後、組み立て段階で結合する形態としても、係合部10dの変形を防止して、両者の結合状態を維持できる。この場合、係合部10dに補強部材22を設けるだけで、インシュレータ10やダストカバー12の形状に大掛かりな変更を加えることがないので、従来のインシュレータへの適用も容易である。また、係合部10dの変形がないため、ダストカバー12を装着する際の端部12aの拡径による圧縮力を高めに設定することが可能になり、インシュレータ10とダストカバー12の結合力を増大することができる。その結果、ダストカバー12の結合を維持するための締結バンド等を用いる必要がなく、部品点数の増加や組み立て工数の増加の防止に寄与できる。なお、図3の場合、係合爪10eを半径方向外側に向かって帯状に突出する形状とする例を示したが、ダストカバー12の結合維持が十分にできれば、係合爪10eは係合部10dの全周に設ける必要はなく、部分的に設けるようにしてもよい。この場合、弾性のあるダストカバー12の端部12aが装着し易くなる。また、図3の例では、係合爪10eを1段だけ形成する例を示したが、複数段設けてもよい。この場合、ダストカバー12の結合強度を向上させることができる。
ところで、インシュレータの外周側にダストカバーを装着する場合、その装着部分の僅かな隙間から路面側から跳ね上げられた砂や泥水が侵入する可能性がある。そこで、本実施形態の場合、図3に示すように、円筒体10cは、ダストカバー12の端部12aを環囲するフランジ部10fを有している。フランジ部10fは、ダストカバー12の端部12aからダストカバー12の内部側に異物が侵入し難い形状であればよく、例えば端部12aの周囲を囲むような形状であればよい。図3の場合、フランジ部10fは、端部12aから所定距離離間して形成されている。この場合、係合部10dに端部12aを引っ掛ける場合の作業が容易になる。別の実施例においては、端部12aまたは端部12aより少し軸方向に奥まった位置(図3中下方向)で実質的に接触するような形状にしてもよい。この場合、係合部10dに端部12aを引っ掛ける場合にフランジ部10fを変形させる必要があるが、係合部10dと端部12aのシール性を向上できるというメリットがある。なお、インシュレータ10は、低剛性のゴム材料で形成するので、フランジ部10fを形成する場合の型抜き等も容易である。
図4は、他の実施形態のインシュレータ24の構造およびそれにダストカバー26を装着した状態を説明する断面図である。また、図5は、図4の外観斜視図である。
インシュレータ24は、図3に示すインシュレータ10と同様に、中央に開口部24aを有する円筒形状の部品であり、例えば弾性を有するゴム材料で形成されている。インシュレータ24は、スプリングシート28とコイルスプリング(図3参照)の上端部との間に挟持される本体部24bと、この本体部24bに連設されてショックアブソーバ30の一部であるピストンロッド30aを環囲する円筒体24cとを含む。
本実施形態のインシュレータ24は、図4に示すように、円筒体24cの下端側に係合部24dを当該円筒体24cの一部として有する。係合部24dは、円筒体24cと同様にショックアブソーバ30のピストンロッド30aの軸方向に延設された筒形状を有する。インシュレータ24の場合も振動吸収を効果的に行えるように弾性を有するゴム材料で形成されているので、係合部24dにダストカバー26を装着する場合、係合部24dを含む円筒体24cの形状が変形し易く、ダストカバー26の装着状態を十分に維持できない場合がある。そこで、本実施形態では、円筒体24cにおけるダストカバー26の端部26aを支持する部分である係合部24dの剛性を円筒体24cの他の部分より高くしている。具体的には、ダストカバー26の端部26aと係合する円環状の剛体部として機能する剛体部材32を係合部24dの内壁面側に形成している。すなわち、剛体部材32は、係合部24dを含む円筒体24cの剛性より高い剛性(高剛性)を有する部材である。
この剛体部材32は、円環状の内壁側にダストカバー26の端部26aと係合する係合爪32aが半径方向内側に向かって帯状に突出形成されている。この係合爪32aに、例えば、装着時に縮径変形させたダストカバー26の端部26aを引っ掛けることにより接合させて、端部26aの復元力を利用して剛体部材32とダストカバー26との結合状態を維持する。
剛体部材32は、例えば金属や硬質樹脂で形成することができる。剛体部材32は、加硫接着によりインシュレータ24の係合部24dと一体化させてもよい。また、剛体部材32の外径をインシュレータ24の係合部24dの内径より僅かに大きくして、圧入によって実質的に一体化させてもよい。また、この際に接着剤を併用してもよい。剛体部材32の径方向の厚みや係合爪32aの半径方向内側の幅は、ダストカバー26の外径が細くなりピストンロッドと干渉することがない範囲で適宜調整可能である。例えば、重量や材料コストを考慮して、車両走行時の振動等が付与された場合でもダストカバー26の結合維持が可能な程度とすることが望ましい。その値は、例えば実験等によって設計段階で選択可能である。
このように、剛体部材32と一体的に形成されている高剛性の係合爪32aでダストカバー26の端部26aを係合支持することで、インシュレータ24とダストカバー26を別体で形成した後、組み立て段階で結合する形態としても両者の結合状態を維持できる。言い換えれば、剛体部材32によって係合部24dの剛性を向上させてインシュレータ24とダストカバー26の結合状態を維持している。この場合、係合部24dに剛体部材32を設けるだけで、インシュレータ24やダストカバー26の形状に大掛かりな変更を加えることがないので、従来のインシュレータへの適用も容易である。なお、係合部24dと一体化されている剛体部材32の変形がないため、ダストカバー26の半径方向外側への復元力を高めに設定することが可能になり、インシュレータ24とダストカバー26の結合力を増大することができる。その結果、ダストカバー26の結合を維持するための追加構造が必要なく、部品点数の増加や組み立て工数の増加の防止に寄与できる。なお、図4の場合、係合爪32aを半径方向内側に向かって帯状に突出する形状とする例を示したが、ダストカバー26の結合維持が十分にできれば、係合爪32aは剛体部材32の全周に設ける必要はなく、部分的に設けてもよい。この場合、弾性のあるダストカバー26の端部26aを装着し易くなる。また、図4の例では、係合爪28dを1段だけ形成する例を示したが、複数段設けてもよい。この場合、ダストカバー26の結合強度を向上させることができる。
なお、図4の場合、インシュレータ24の内側にダストカバー26を装着している。したがって、図3の場合のように、装着部分の隙間がダストカバー26の外方向に開放されることがなく、路面側等から跳ね上げられる砂や泥水がダストカバー26の内部側に侵入し難くなっている。したがって、インシュレータ10の有するようなフランジ部10fを設ける必要はなく、インシュレータ24の構造を簡略化することができる点で有利である。
図4に示す剛体部材32は、ピストンロッドの軸方向に沿う断面形状がL字形状となっている例を説明したが、剛体部材は、係合部24dと一体化可能で、ダストカバー26の端部26aと係合する機能を有していれば、その形状は適宜変更可能である。例えば図6に示すように円板形状の剛体部材34としてもよい。なお、剛体部材34以外の構造は、図4で説明した構造と実質的に同じであり、その説明は省略する。剛体部材34の場合も円盤形状の外周側部34aを係合部24dと一体化し、円板形状の内周側部34bを係合爪として利用するようにしてもよい。この場合、剛体部材34は形状が簡略化され、金属板等の打抜加工で形成可能であり、製造コストの低減に寄与できる。
また、図4の場合、剛体部材32は係合部24dの内壁側に形成する例を説明したが、剛体部材を係合部24dの外側に形成してもよい。この場合、係合爪は剛体部材の外周側に形成されることになる。また、図6に示すように、剛体部材34を円盤形状とする場合は、円盤形状の内周側を係合部24dと一体化し、円板形状の外周側を係合爪として利用することになる。これらの場合、ダストカバー26はインシュレータ10の場合と同様に、係合部24dと一体化された剛体部材の外周側から装着することになり、装着作業が容易になる。
なお、剛体部材を係合部24dの外側に形成する場合、インシュレータ10が有する補強部材22と同様な補強部材を係合部24dの内周壁に設け、係合部24dの剛性を向上してもよい。この場合、インシュレータ24とダストカバー26の結合安定性をさらに向上させることができる。
上述の実施形態では、インシュレータ10の補強部材22やインシュレータ24の剛体部材32,34は、金属や硬質樹脂で形成する例を示したが、係合部の剛性が円筒体の他の部分より高くできれば、その材質や形状は適宜選択可能である。例えば、円筒体の肉厚を他の部分より厚くしたり、係合部の形状を補強形態にすることにより剛性を高めるようにしても上述した各実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を上述の実施形態を参照して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、実施形態や変形例の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
10 インシュレータ、 10b 本体部、 10c 円筒体、 10d 係合部、 10e 係合爪、 10f フランジ部、 12 ダストカバー、 12a 端部、 14 ショックアブソーバ、 18 コイルスプリング、 20 スプリングシート、 22 補強部材、 24 インシュレータ、 24b 本体部、 24c 円筒体、 24d 係合部、 26 ダストカバー、 26a 端部、 32,34 剛体部材、 32a 係合爪。

Claims (3)

  1. 緩衝器を環囲するコイルスプリングと前記緩衝器の上部側に設けられたスプリングシートとの間に配置されるサスペンション用インシュレータであって、
    前記スプリングシートと前記コイルスプリングの上端部との間に挟持される本体部と、
    前記本体部に連設されて前記緩衝器の一部を環囲する円筒体と、
    を含み、
    前記円筒体は、前記緩衝器と前記コイルスプリングとの間に配置される円筒形状のダストカバーの端部と係合する部分の剛性が当該円筒体の他の部分より高い係合部と、
    前記ダストカバーの端部を環囲するフランジ部と、を有することを特徴とするサスペンション用インシュレータ。
  2. 前記係合部は、前記ダストカバーの端部が係合する部分の内周側に補強部を有することを特徴とする請求項1記載のサスペンション用インシュレータ。
  3. 前記係合部は、前記ダストカバーの端部と係合する円環状の剛体部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のサスペンション用インシュレータ。
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