JP6049515B2 - 埋設ガス管のガス閉止工法 - Google Patents

埋設ガス管のガス閉止工法 Download PDF

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Description

本発明は、地中に埋設されたガス導管と、そのガス導管に対して閉止弁付き分岐継手を介して分岐接続されて地中に埋設されたガス引込み管において、前記ガス導管からガス引込み管へのガスの通流を閉止する埋設ガス管のガス閉止工法に関する。
このような埋設ガス管のガス閉止工法に関しては、従来、特別な工法が存在せず、一般的には、分岐継手周りの土壌を掘削除去して分岐継手を露出させ、分岐継手に備えられた閉止弁を操作してガスの通流を閉止していたのが実状である(この点に関して言及した適切な特許文献などは見当たらない)。
したがって、従来においては、ガス閉止に際して分岐継手を露出させる必要があるため、分岐継手周りの土壌を大幅に掘削除去し、閉止作業後に再び埋め戻すという大掛かりな作業が不可欠となり、ガス閉止作業が大掛かりなものとなるばかりか、ガス閉止作業に長時間を要するという問題があった。
特に、分岐継手が公道の地中に埋設されている場合には、上記掘削後、道路表層を広めに除去・復旧するため、長時間、複数回にわたって公道の交通を規制する必要があり、この点に改良の余地があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、分岐継手周りの土壌を大幅に掘削除去する必要がなく、ガス閉止作業を比較的短時間で行うことのできる埋設ガス管のガス閉止工法を提供することにある。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法は、地中に埋設されたガス導管と、そのガス導管に対して閉止弁付き分岐継手を介して分岐接続されて地中に埋設されたガス引込み管において、前記ガス導管から前記ガス引込み管へのガスの通流を閉止する埋設ガス管のガス閉止工法であって、その特徴構成は、
挿入端の位置を管外から特定するための位置特定用信号を発生する位置特定用信号発生手段と前記挿入端前方を撮像可能な撮像手段とを備えた挿入手段を前記ガス引込み管から前記分岐継手に向けて挿入する挿入工程、
前記挿入手段の前記挿入端が前記分岐継手に到達したことを前記撮像手段からの画像情報により確認し、前記位置特定用信号発生手段から発生される前記位置特定用信号に基づいて、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定して前記分岐継手の位置を確定する位置確定工程、
前記分岐継手の確定位置において、地上側から前記分岐継手に至るボーリング孔を穿孔する穿孔工程、
前記ボーリング孔内に地上側から操作具を挿入し、その操作具により前記分岐継手に備えられる閉止弁を操作して前記ガス導管から前記ガス引込み管へのガスの通流を閉止する閉止工程、
の各工程を含むところにある。
上記特徴構成によれば、挿入端の位置を特定するための位置特定用信号を発生する位置特定用信号発生手段と挿入端前方を撮像可能な撮像手段とを備えた挿入手段をガス引込み管から分岐継手に向けて挿入し、挿入端が分岐継手に到達したことを撮像手段からの画像情報により確認した状態で、位置特定用信号発生手段から発生される位置特定用信号に基づいて、挿入端の位置を特定して分岐継手の位置を確定するので、土壌を掘削除去することなく、分岐継手の位置を地上側から確実に確定することができる。
そして、その分岐継手の確定位置において、地上側から分岐継手に至るボーリング孔を穿孔し、ボーリング孔内に地上側から操作具を挿入して、その操作具により分岐継手に備えられる閉止弁を操作してガス導管からガス引込み管へのガスの通流を閉止するので、比較的小径のボーリング孔を穿孔するだけの簡単な作業でガスの閉止を行うことができる。
したがって、たとえ分岐継手が公道の地中に埋設されている場合であっても、長時間にわたって公道の交通を規制する必要はなく、ガス閉止作業を簡単かつ短時間で行うことができる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記位置確定工程において、前記撮像手段により前記挿入端前方にネジ部が撮像された場合に、前記挿入手段の前記挿入端が前記分岐継手に到達したことを確認できたとするところにある。
上記特徴構成によれば、位置確定工程において、撮像手段により挿入端前方にネジ部が撮像された場合、つまり、分岐継手の内周面に形成されたネジ部が撮像された場合に、挿入手段の挿入端が分岐継手に到達したことを確認できたとするので、分岐継手の位置確定がより一層確実で正確なものとなる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記位置特定用信号発生手段が磁界発生手段であり、
前記位置確定工程において、前記磁界発生手段から発生される前記位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサにより検出して、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定するところにある。
上記特徴構成によれば、位置特定用信号発生手段が磁界発生手段で、その磁界発生手段から発生される位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサにより検出して、挿入端の位置に分岐継手があると確定するので、挿入端に備えられた磁界発生手段からの磁界を有効に利用して、分岐継手の位置を確実に確定することができる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記位置特定用信号発生手段が3軸センサであり、
前記挿入工程において、前記3軸センサから発生される前記位置特定用信号としての前記挿入端の進行方向信号と前記挿入手段の挿入量信号とを検出し、
前記位置確定工程において、前記進行方向信号と前記挿入量信号とに基づいて、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定するところにある。
上記特徴構成によれば、挿入工程において、3軸センサから発生される進行方向信号と挿入手段の挿入量信号とを検出するので、ガス引込み管に挿入されて分岐継手に向かう挿入端の位置を順次確認することができる。また、位置確定工程において、挿入工程において検出した信号に基づいて分岐継手に到達した挿入端の位置を特定することができるので、迅速に分岐継手の位置を確定することができる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記位置確定工程において、前記挿入手段を前記ガス引込み管に挿入した挿入位置に対する前記挿入端の水平方向の位置と、前記挿入位置に対する前記挿入端の鉛直方向の位置とを特定するところにある。
上記特徴構成によれば、位置確定工程において、挿入端の水平方向の位置が特定されるので、その後の穿孔工程において、ボーリング孔を穿孔する際に、その特定された水平方向の位置を穿孔位置とすることができる。また、位置確定工程において、挿入端の鉛直方向の位置が特定されるので、その後の穿孔工程において、地面にボーリング孔を穿孔する際に必要となる穿孔の深さを予め知ることができる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記位置特定用信号発生手段として磁界発生手段と3軸センサとを設け、
前記挿入工程において、前記3軸センサから発生される前記位置特定用信号としての前記挿入端の進行方向信号と前記挿入手段の挿入量信号とを検出し、
前記位置確定工程において、前記進行方向信号と前記挿入量信号とに基づいて、前記挿入手段を前記ガス引込み管に挿入した挿入位置に対する前記分岐継手に到達した前記挿入端が位置する範囲を特定した後に、前記磁界発生手段から発生される前記位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサにより検出し、前記範囲内における前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定するところにある。
上記特徴構成によれば、位置確定工程において、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて、例えば、分岐継手に到達した挿入端が位置する水平方向の範囲を概略特定した後に、その水平方向の範囲において磁界発生手段から発生される磁界を磁気センサにより検出して挿入端の位置を確実に特定するので、磁気センサによる磁界の検出を特定された範囲内に限定して行うことができ、迅速に挿入端の位置を特定することができる。また、ガス引込み管が長いときや複雑な形状となっている時は、3軸センサから出力される進行方向信号の検出誤差が比較的大きくなり、特定する水平方向の範囲に誤差が発生することがあるが、その後に行われる磁気センサによる検出によって挿入端の位置を正確に特定することができる。よって、分岐継手の位置を正確に確定することができる。
また、この位置確定工程において、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて、例えば、分岐継手に到達した挿入端が位置する水平方向の範囲を概略特定することができるので、その後の穿孔工程において、地面にボーリング孔を穿孔する際に、穿孔する深さの概略を予め特定することができる。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の更なる特徴構成は、
前記閉止工程において、前記閉止弁により前記分岐継手内でガスの通流を閉止するところにある。
上記特徴構成によれば、分岐継手に備えられた閉止弁によって、その分岐継手内でガスの通流を閉止するので、ガス導管とガス引込み管とを接続している分岐継手と、その分岐継手に備えられた閉止弁を有効に利用して、ガスの通流を確実に閉止することができる。
第1実施形態における埋設ガス管のガス閉止工法を示す概略断面図 埋設ガス管のガス閉止工法の工程を示す断面図 埋設ガス管のガス閉止工法の工程を示す断面図 閉止弁付き分岐継手の断面図 第2実施形態における埋設ガス管のガス閉止工法を示す概略断面図 第2実施形態におけるディスプレイに表示される画面を示す図
〔第1実施形態〕
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法の第1実施形態を、図1から図4に基づいて説明する。
このガス閉止工法は、図1に示すように、地中に埋設された都市ガス用のガス導管1と、そのガス導管1から分岐されて地中に埋設されたガス引込み管2において、ガス導管1からガス引込み管2への都市ガスの通流を閉止する場合に適用される。
図1に示す第1実施形態では、ガス導管1が公道Aの地中に埋設され、ガス引込み管2が、ガス導管1に対して閉止弁3を備えた閉止弁付き分岐継手4を介して分岐接続されて私有地Bの地中に埋設されている。ガス引込み管2の立管2aには、メータガス栓5aが取り付けられ、かつ、ガスメータ5が接続されて、私有地Bの建屋(図示せず)に都市ガスを供給するように配設され、このような状況下で、私有地Bの建屋を撤去する場合などに適用される。
この工法を実施するに際しては、埋設ガス管内へ挿入可能な可撓性を有する挿入手段としての通線ワイヤ6が使用され、その通線ワイヤ6の先端部、つまり、埋設ガス管への挿入端6aには、図1の一部拡大図に示すように、位置特定用信号発生手段として機能する磁界発生コイルからなる磁界発生手段7と挿入端6aの前方を撮像可能な撮像手段としてのカメラ8とが備えられている。そして、通線ワイヤ6の先端部と挿入端6aとが、例えば、スプリングや複数のワイヤをより合せて構成された屈曲自在部9を介して接続され、たとえ埋設ガス管に曲管があっても、挿入端6aが円滑に挿入できるように構成されている。
磁界発生手段7は、通線ワイヤ6の挿入端6aの位置を管外から特定するための位置特定用信号の一例である磁界を発生するためのコイルで、通線ワイヤ6に沿って配線された電線(図示せず)を介して通電可能に構成されている。
同様に、撮像手段としてのカメラ8にも、通線ワイヤ6に沿って配線された信号線(図示せず)が接続され、その信号線が地上側のディスプレイ10に接続されて、カメラ8により撮像された画像情報が表示されるように構成されている。
その他、この工法の実施に際しては、磁界発生手段7から発生される磁界を地上側から検出する磁気センサ11、および、図2に示すように、ボーリング孔Cを穿孔するためのボーリング機12が使用され、そのボーリング機12は、ボーリング孔Cの内径が分岐継手4の外径よりもわずかに大径になるものが使用される。そして、図3に示すように、分岐継手4の閉止弁3を回転操作するための操作部13aを有する操作棒13b付きの操作具13も使用され、操作具13の先端近くには、操作具13が貫通する部分にシール部19aを有し、分岐継手4の上部に外嵌可能なシール用筒具19が配設されている。
その分岐継手4は、図4に示すように、継手本体部14、ガス導管1への導管接続部15、ガス引込み管2への引込み接続部16などを一体的に備え、継手本体部14の全体と両接続部15、16の一部が合成樹脂製のライニング管17により被覆された構成で、継手本体部14の内周面には、閉止弁3が螺合する雌ネジ部14aが形成されている。閉止弁3には、その外周面に継手本体部14の雌ネジ部14aに螺合する雄ネジ部3aが、また、その上面に操作具13の操作部13aが嵌入するほぼ正方形の回転操作用の凹入部3bが設けられ、閉止弁3の下方周部にシール用のゴム輪18を外嵌した状態で、図4の実線で示す初期位置に位置されている。
本発明による埋設ガス管のガス閉止工法は、上述したような機器類を使用し、かつ、以下に述べる(1)〜(4)の工程を含むもので、つぎに、その各工程について説明する。
(1)挿入手段としての通線ワイヤ6の挿入工程
図1に示すように、立管2aにおいて、例えば、図中仮想線で示すように、メータガス栓5aとガスメータ5との間の立管部位を取り外し、従来公知のノーブロー継手やノーブローバッグなどを使用して大気中へのガスの漏洩を防止した状態で、メータガス栓5aの閉止部を抜き、または、メータユニオン部を外して、そこから通線ワイヤ6を分岐継手4に向けて挿入する。
この挿入工程においては、通線ワイヤ6の挿入端6aの近傍に屈曲自在部9が設けられているので、たとえガス引込み管2に曲管があっても、挿入端6a側から通線ワイヤ6を円滑に挿入することができる。そして、この挿入工程では、広角レンズ付きのカメラ8が挿入端6aの前方とガス引込み管2の内周面を撮像することになり、その画像がディスプレイ10に表示される。
(2)分岐継手4の位置確定工程
挿入端6aが分岐継手4の継手本体部14内に到達すると、今までガス引込み管2の内周面を撮像していたカメラ8の視野が上下に大きく拡がって、カメラ8の前方に位置する継手本体部14の雌ネジ部14aを撮像するとともに、上下に位置する閉止弁3の下面と導管接続部15の内周面を撮像し、その画像がディスプレイ10に表示される。この雌ネジ部14aなどの画像表示によって、通線ワイヤ6の挿入端6aが分岐継手4に到達したことを確認することができる。
このようにして、挿入端6aが分岐継手4に到達したことを確認した状態で、磁界発生手段7に通電して磁界を発生させる。そして、その磁界を磁気センサ11により地上側から検出し、磁界の中心部を検出することによって、挿入端6aの位置を特定して分岐継手4の位置を確定し、その後、適当な時期に通線ワイヤ6を抜き取る。
(3)ボーリング孔Cの穿孔工程
位置確定工程で確定した分岐継手4の確定位置(この実施形態では公道A上)において、図2に示すように、手動式または動力駆動式のボーリング機12を使用して、地上側からボーリング孔Cを穿孔する。
ボーリング孔Cは、分岐継手4の外径よりもわずかに大きな内径、つまり、継手本体部14に外嵌のライニング管17の外径よりもわずかに大きめの内径を有するもので、そのボーリング孔Cを地上側から分岐継手4に至るまで穿孔する。
(4)ガスの閉止工程
図3に示すように、穿孔工程で穿孔したボーリング孔C内に地上側から操作具13を挿入し、シール用筒具19が分岐継手4の上部に外嵌した状態で、その操作具13の先端に設けられた操作部13aを閉止弁3の凹入部3bに嵌入し、操作具13の回転操作により閉止弁3を回転操作し、図3および図4の仮想線で示すように、閉止弁3のゴム輪18が導管接続部15の開口縁に密接する位置までネジ込んで下降させ、ガス導管1からガス引込み管2へのガスの通流を分岐継手4内で閉止する。
そして、必要な場合には、ボーリング孔Cからカッターを挿入して、例えば、分岐継手4の引込み接続部16で切断し、ガス導管1とガス引込み管2との接続を断ち、その後、ボーリング孔Cを埋め戻して作業を終了する。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係るガス閉止工法の第2実施形態を、図5および図6に基づいて説明する。この第2実施形態は、位置特定用信号発生手段を3軸ジャイロセンサ(3軸センサの一例)20とする点で上述の第1実施形態と異なるものである。3軸ジャイロセンサ20は、当該センサが装着された装着体の姿勢(例えば、鉛直方向を1軸とする直交3軸方向の装着体の姿勢)を出力可能なセンサであり、本願にあっては、挿入端6aの姿勢を出力する。
この第2実施形態では、挿入工程において、3軸ジャイロセンサ20から発生される位置特定用信号としての挿入端6aの進行方向信号と、通線ワイヤ6の挿入量信号とを検出し、位置確定工程において、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて、分岐継手4に到達した挿入端6aの位置を特定し、その特定した挿入端6aの位置に分岐継手4があると確定する
図5に示すように、3軸ジャイロセンサ20は挿入端6aに設けられている。この3軸ジャイロセンサ20は、3軸周りの3つの角加速度を感知することができる3軸ジャイロセンサ20であり、挿入端6aがガス引込み管2を進むにしたがって刻々変化する角加速度から挿入端6aの進行方向を検出することができる。3軸ジャイロセンサ20によって検出された挿入端6aの進行方向に関する情報は、進行方向信号として通線ワイヤ6に沿って配線された電線(図示せず)、及び、通線ワイヤ収容部24に収容されている通線ワイヤ6を巻きつけるワイヤドラム6bを通じて制御部21に入力されている。
一方、挿入量信号は、通線ワイヤ収容部24の通線ワイヤ6の出口に設けられたロータリーエンコーダ23から出力される。ロータリーエンコーダ23は、通線ワイヤ6をガス引込み管2に挿入する際に、通線ワイヤ収容部24から引き出される通線ワイヤ6に接して回転する回転ドラム部22に設けられ、ロータリーエンコーダ23からガス引込み管2に挿入される通線ワイヤ6の挿入量に応じた挿入量信号が出力される。挿入量信号は制御部21に入力され、制御部21において挿入位置Dから挿入した通線ワイヤ6の長さである通線ワイヤ6の挿入量が演算される。
挿入位置Dは、通線ワイヤ6を分岐継手4に向けてガス引込み管2の管内に挿入する位置であり、通線ワイヤ6は、挿入端6aが管の長手方向(ガス流動方向)に沿った姿勢でこの挿入位置Dから挿入される。挿入端6aは挿入工程の全てに渡って、管の長手方向(ガス流動方向)に沿った姿勢を守る。従って、3軸ジャイロセンサ20の出力(進行方向信号)と、その挿入量信号から、挿入端6aの位置を順次演算して得ることができる。
制御部21は、連続して入力される挿入量信号と進行方向信号とを一定周期ごとに演算して挿入端6aの位置を検知する。具体的には、制御部21は、挿入工程において、進行方向信号により挿入端6aの所定の挿入姿勢からの姿勢変化を検出して挿入端6aの進行方向を検知するとともに、挿入量信号によりその進行方向に進んだ挿入位置Dからの距離を演算して、挿入位置Dに対する挿入端6aの位置を一定周期ごとに検知している。そして、一定周期ごとに検知される挿入端6aの位置を積算することで、挿入端6aが挿入位置Dからどの進行方向にどれだけ進んだかを検知することができる。この検知した位置はディスプレイ10の挿入端位置表示部10aにリアルタイムに表示される。
また、制御部21は、位置確定工程において、通線ワイヤ6をガス引込み管2に挿入した挿入位置Dに対する挿入端6aの水平方向の位置と、挿入位置Dに対する挿入端6aの鉛直方向の位置とを特定し、確定した位置をディスプレイ10の挿入端位置表示部10aに表示する。
図6にディスプレイ10の表示の一例を示す。画像表示部10bに示すようにカメラ8によって分岐継手4の継手本体部14の雌ネジ部14aが撮影されることで、挿入端6aが分岐継手4に到達したことを確認して、その時の挿入端6aの位置を特定する。また、この特定した位置に、分岐継手4があると確定して確定位置Eとする。
そして、挿入端位置表示部10aにおいて、挿入端6aの挿入位置Dから確定位置Eまでの動作履歴Fとともに、挿入位置Dに対する確定位置Eまでの水平方向の距離および挿入位置Dに対する鉛直方向の距離が示される。例えば、図6の挿入端位置表示部10aには、図5に示されたガス引込み管2の形状に対応する動作履歴Fが示され、確定位置Eは、挿入位置Dから水平方向の距離は挿入端6aのガス引込み管2への挿入姿勢に対して定められる第1方向G1に3m、第1方向G1に直行する第2方向G2に10mの位置であることが示されている。また、挿入位置Dに対する確定位置Eの鉛直方向の位置は、下向き方向G3すなわち深さ方向に2mの位置であることが示されている。
よって、その後のボーリング孔Cの穿孔工程において、確定位置Eに相当する地上の位置をボーリング機12により穿孔することで、分岐継手4に至るボーリング孔Cを穿孔することができる。また、挿入端位置表示部10aには、分岐継手4が位置する深さ方向の距離が示されるので、その後のボーリング孔Cの穿孔工程において、その深さまでボーリング機12により穿孔を行うことが必要であることがわかる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明に係る第3実施形態について説明する。
本発明に係る第3実施形態では、挿入端6aに3軸ジャイロセンサ20と磁界発生手段7とを設け、3軸ジャイロセンサ20と磁界発生手段7とを位置特定用信号発生手段として用いる点で第1実施形態と異なるものである。
この第3実施形態では、挿入工程において、3軸ジャイロセンサ20から発生される進行方向信号とロータリーエンコーダ23から出力される挿入量信号とを検出し、位置確定工程において、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて挿入位置Dに対する分岐継手4に到達した挿入端6aが位置する範囲を特定し、その後に、磁界発生手段7から発生される位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサ11により検出して、その特定した範囲内における挿入端6aの位置を特定する。そして、特定した挿入端6aの位置に分岐継手4があると確定するものである。
具体的には、挿入工程においては、上記第2実施形態と同様に、制御部21は、進行方向信号により挿入端6aの進行方向を検知するとともに、挿入量信号によりその進行方向に進んだ挿入位置Dからの距離を演算して、挿入位置Dに対する挿入端6aの位置を一定周期ごとに検知するとともに、この検知した位置をディスプレイ10の挿入端位置表示部10a(図6参照)にリアルタイムに表示する。
そして、位置確定工程において、カメラ8によって分岐継手4の継手本体部14の雌ネジ部14aが撮影されることで、挿入端6aが分岐継手4に到達したことを確認して、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて、挿入位置Dに対する挿入端6aが位置する水平方向の範囲を特定する。この状態で、挿入端位置表示部10aにおいて、挿入端6aの挿入位置Dから水平方向の範囲までの動作履歴Fとともに、特定した水平方向の範囲の位置の挿入位置Dからの距離が示される。
その後、上記第1実施形態に示したように、磁界発生手段7から発生される磁界を地上側で磁気センサ11により検出することで、挿入端6aの位置を特定することができる(図1参照)。その際、この第3実施形態では、上述の如く、基本的に、すでに挿入端6aが位置する水平方向の範囲が特定されているので、その特定された水平方向の範囲に相当する地上の範囲における磁気を磁気センサ11により検出することで、迅速且つ容易に挿入端6aの位置を特定して、その特定した挿入端6aの位置に分岐継手4があると確定することができる。よって、その後のボーリング孔Cの穿孔工程において、分岐継手4があると確定した位置に相当する地上の位置をボーリング機12により穿孔することで、分岐継手4に至るボーリング孔Cを穿孔することができる。
また、制御部21は、この位置確定工程において、カメラ8によって分岐継手4の継手本体部14の雌ネジ部14aが撮影されることで、挿入端6aが分岐継手4に到達したことを確認して、進行方向信号と挿入量信号とに基づいて、挿入位置Dに対する分岐継手4に到達した挿入端6aが位置する鉛直方向の範囲を特定する。そして、挿入端位置表示部10aにおいて、挿入端6aの挿入位置Dから特定された鉛直方向の範囲までの動作履歴Fとともに、特定した鉛直方向の範囲(深さ方向の範囲)の位置の挿入位置Dからの距離が示される。よって、その後のボーリング孔Cの穿孔工程において、その深さ方向の範囲までボーリング機12により穿孔を行うことが必要であることがわかる。
〔別実施形態〕
(A)先の実施形態では、通線ワイヤ6の挿入工程において、ガス引込み管2の立管2aから通線ワイヤ6を挿入する例を示したが、地中に埋設されたガス引込み管2から通線ワイヤ6を直接挿入して実施することもできる。
すなわち、私有地Bの建屋を撤去した際、地中に埋設されたガス引込み管2の中間部位でガス引込み管2を切断し、その切断箇所においてガス引込み管2を仮閉止するとともに、立管2a側を撤去した状態のまま放置されていることが多々ある。その場合には、私有地Bの一部を掘削してガス引込み管2の仮閉止箇所を露出させ、そのガス引込み管2の仮閉止箇所近傍から通線ワイヤ6を挿入することになり、このような仮閉止状態にあるガス引込み管2においても実施することができる。
また、ガス導管1が公道Aの地中に、ガス引込み管2が私有地Bの地中に埋設された例を示したが、ガス導管1とガス引込み管2の両方が、公道Aの地中に埋設されている場合にも、また、私有地Bの地中に埋設されている場合にも実施可能である。
(B)先の実施形態では、位置特定用信号発生手段の一例として磁界発生コイルからなる磁界発生手段7と3軸ジャイロセンサ20とを示したが、例えば、磁界発生手段7に代えて超音波発生手段を通線ワイヤ6の挿入端6aに設けて実施することもでき、その場合には、超音波発生手段から発生される超音波を超音波検出手段によって地上側から検出し、挿入端6aの位置を特定して分岐継手4の位置を確定することになる。
(C)先の実施形態では、挿入手段の一例として通線ワイヤ6を示したが、ワイヤ以外にも可撓性を有する各種の材料からなるものを挿入手段として使用することができ、ガス引込み管2が直管のみからなる場合には、非可撓性の棒状体などを挿入手段として使用することもできる。
また、埋設ガス管の一例として都市ガス用のガス管を示したが、都市ガス以外の各種のガスを搬送する埋設ガス管にも適用可能である。
(D)先の第2及び第3実施形態では、通線ワイヤ収容部24の通線ワイヤ6の出口の回転ドラム部22にロータリーエンコーダ23を設けて挿入量信号を出力したが、これに限らず、挿入端6aまたは通線ワイヤ6にガス引込み管2の内壁と接触して回転する車輪を設け、その車輪にロータリーエンコーダを設けて挿入量信号を出力するように構成してもよい。
1 ガス導管
2 ガス引込み管
3 閉止弁
4 分岐継手
6 通線ワイヤ(挿入手段)
6a 挿入端
7 磁界発生手段(位置特定用信号発生手段)
8 撮像手段
11 磁気センサ
13 操作具
14a 分岐継手のネジ部
20 3軸ジャイロセンサ(位置特定用信号発生手段)
C ボーリング孔
D 挿入位置
E 確定位置

Claims (7)

  1. 地中に埋設されたガス導管と、そのガス導管に対して閉止弁付き分岐継手を介して分岐接続されて地中に埋設されたガス引込み管において、前記ガス導管から前記ガス引込み管へのガスの通流を閉止する埋設ガス管のガス閉止工法であって、
    挿入端の位置を管外から特定するための位置特定用信号を発生する位置特定用信号発生手段と前記挿入端前方を撮像可能な撮像手段とを備えた挿入手段を前記ガス引込み管から前記分岐継手に向けて挿入する挿入工程、
    前記挿入手段の前記挿入端が前記分岐継手に到達したことを前記撮像手段からの画像情報により確認し、前記位置特定用信号発生手段から発生される前記位置特定用信号に基づいて、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定して前記分岐継手の位置を確定する位置確定工程、
    前記分岐継手の確定位置において、地上側から前記分岐継手に至るボーリング孔を穿孔する穿孔工程、
    前記ボーリング孔内に地上側から操作具を挿入し、その操作具により前記分岐継手に備えられる閉止弁を操作して前記ガス導管から前記ガス引込み管へのガスの通流を閉止する閉止工程、
    の各工程を含む埋設ガス管のガス閉止工法。
  2. 前記位置確定工程において、前記撮像手段により前記挿入端前方にネジ部が撮像された場合に、前記挿入手段の前記挿入端が前記分岐継手に到達したことを確認できたとする請求項1に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
  3. 前記位置特定用信号発生手段が磁界発生手段であり、
    前記位置確定工程において、前記磁界発生手段から発生される前記位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサにより検出して、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定する請求項1または2に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
  4. 前記位置特定用信号発生手段が3軸センサであり、
    前記挿入工程において、前記3軸センサから発生される前記位置特定用信号としての前記挿入端の進行方向信号と前記挿入手段の挿入量信号とを検出し、
    前記位置確定工程において、前記進行方向信号と前記挿入量信号とに基づいて、前記分岐継手に到達した前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定する請求項1または2に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
  5. 前記位置確定工程において、前記挿入手段を前記ガス引込み管に挿入した挿入位置に対する前記挿入端の水平方向の位置と、前記挿入位置に対する前記挿入端の鉛直方向の位置とを特定する請求項4に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
  6. 前記位置特定用信号発生手段として磁界発生手段と3軸センサとを設け、
    前記挿入工程において、前記3軸センサから発生される前記位置特定用信号としての前記挿入端の進行方向信号と前記挿入手段の挿入量信号とを検出し、
    前記位置確定工程において、前記進行方向信号と前記挿入量信号とに基づいて、前記挿入手段を前記ガス引込み管に挿入した挿入位置に対する前記分岐継手に到達した前記挿入端が位置する範囲を特定した後に、前記磁界発生手段から発生される前記位置特定用信号としての磁界を地上側で磁気センサにより検出し、前記範囲内における前記挿入端の位置を特定し、当該特定した前記挿入端の位置に前記分岐継手があると確定する請求項1または2に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
  7. 前記閉止工程において、前記閉止弁により前記分岐継手内でガスの通流を閉止する請求項1〜6のいずれか1項に記載の埋設ガス管のガス閉止工法。
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