JP6049357B2 - Led駆動装置及び照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、LED駆動装置及び照明器具に関し、特に、LEDモジュールの調光制御を行うLED駆動装置及び照明器具に関する。
近年、照明器具などにおいて、複数のLED(発光ダイオード)からなるLEDモジュールが光源として用いられている。このようなLEDモジュールは、LED駆動装置により駆動され、点灯する。LED駆動装置としては、LEDモジュールを調光制御して点灯させるものがある。
下記特許文献1には、照明用光源を定電流で駆動する定電流回路と、この定電流回路の定電流値を切替える定電流切替回路と、照明光源をPWM信号のデューティに応じて制御するPWM駆動回路を備えた照明調光装置の構成が開示されている。この装置では、所定の周期に対してスイッチング素子をオンさせる期間が占める割合を示すPWM信号のオンデューティを可変させてPWM制御が行われる。これにより、LED光源の調光制御が行われる。
特開2005−332586号公報
上記の特許文献1に記載されているようなLED駆動装置では、次のような問題がある。
このような照明器具には、調光度が深いこと(調光できる光度の幅が広いこと)が要求される。スイッチング素子をオンさせるためのPWM信号のオンデューティ(パルス幅)の限界値(すなわち、パルス幅の最小調整値)では、調光度が、PWM制御による調光下限に達する。調光度を深くするためには、PWM信号のオンデューティをできるだけ小さくする必要があるが、これには限界があり、それ以上、調光度を深くすることができないという問題がある。
また、調光調整は、PWM信号のオンデューティによってデジタル値により行われるため、段階的に行われる(ノンリニアにアップダウンする)こととなる。換言すると、調光をなめらかに(リニアに)かつ細かく行うことはできないという問題がある。調光度は、オンデューティのみによって調整されるため、調光の自由度が少なくなる。
また、特に1つ目の問題に関連して、色温度の異なる2つのLED光源を用いて、それぞれの色温度を調整して相対色温度の調整(調色)を行う照明器具に上記のLED駆動装置を用いた場合には、次のような問題が生じる。すなわち、このような照明器具では、一方のLED光源の照度を小さくする(=調光度を下げる)ほど、相対色温度が他方の光源の色温度側に移動することになる。各LED光源の単一光源の色温度域においては、他方のLED光源の調光度の最小限界値が存在する。そのため、各LED光源の単一光源の色温度に近似する相対色温度に調光する場合には、微妙な調整を行うことが困難であり、自然な調光結果が得られにくいという問題がある。
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、調整可能範囲が広く、かつ調整自由度の高い調光が可能なLED駆動装置及び照明器具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、調光指示信号に基づいてLED(発光ダイオード)モジュールの調光動作を行うLED駆動装置は、LEDモジュールに駆動電力を出力する駆動回路部と、調光指示信号が入力され、その調光指示信号に基づいてPWM(パルス幅変調)信号を生成する調光制御部と、PWM信号のオンデューティが所定値より大きいとき、調光制御部により生成されたPWM信号を、そのオンデューティに対応する直流電圧信号に変換し、その直流電圧信号を調光信号として駆動回路部に出力する調光信号生成回路とを備え、調光制御部は、PWM信号のオンデューティが所定値以下であるとき、直流電圧信号を調整するための制御信号を調光信号生成回路に出力し、調光信号生成回路は、PWM信号のオンデューティが所定値以下であるとき、調光制御部から制御信号が入力されたとき、その制御信号に応じて直流電圧信号の大きさを調整し、調整した直流電圧信号を調光信号として駆動回路部に出力する。
好ましくは、調光信号生成回路は、PWM信号を直流電圧信号に変換するとともに、調光信号を駆動回路部に出力する信号変換回路と、調光制御部から入力された制御信号に応じて直流電圧信号の大きさを調整し、信号変換回路から出力される調光信号の大きさを調整する調光信号調整回路とを備える。
好ましくは、調光信号調整回路は、制御信号に応じて複数通りの調整態様で動作し、調光制御部がPWM信号のオンデューティの大きさと調光信号調整回路の調整態様との組み合わせを変化させることにより、調光信号生成回路が直流電圧信号の大きさを変化させる。
好ましくは、調光信号調整回路は、少なくとも1つの分圧回路部を備え、調光制御部から出力された制御信号に応じて少なくとも1つの分圧回路部の動作を制御することにより、直流電圧信号の大きさを調整する。
好ましくは、調光信号調整回路は、複数の分圧回路部を備え、調光制御部から複数の分圧回路部のそれぞれに入力される制御信号に応じて複数の分圧回路部のうち動作する分圧回路部の組み合わせが変化することにより、直流電圧信号の大きさを調整する。
この発明の他の局面に従うと、照明器具は、1個以上のLEDを直列に接続したLEDユニット単体からなる1つ以上のLEDモジュール又はLEDユニットが複数並列に接続されてなる1つ以上のLEDモジュールと、1つ以上のLEDモジュールのそれぞれを駆動する上述に記載の1つ以上のLED駆動装置と、1つ以上のLED駆動装置のそれぞれに調光指示信号を出力する調光制御装置とを備える。
これらの発明に従うと、調光信号生成回路は、調光制御部から制御信号が入力されたとき、その制御信号に応じて直流電圧信号の大きさを調整し、調整した直流電圧信号を調光信号として駆動回路部に出力する。したがって、調整可能範囲が広く、かつ調整自由度の高い調光が可能なLED駆動装置及び照明器具を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるLED駆動装置を用いた照明器具の構成を示すブロック図である。 LED駆動装置及びLEDモジュールの構成を示すブロック図である。 DC/DCコンバータの回路構成の一例を示す図である。 調光信号生成回路の回路構成の一例を示す図である。 調光信号調整回路の調整態様を示す図である。 従来の照明器具における調光信号とLEDモジュールの光度との関係の一例を示すグラフである。 本実施の形態における調光信号とLEDモジュールの光度との関係の第1の例を示すグラフである。 本実施の形態における調光信号とLEDモジュールの光度との関係の第2の例を示すグラフである。 本実施の形態における調光信号とLEDモジュールの光度との関係の第3の例を示すグラフである。 本実施の形態における調光信号とLEDモジュールの光度との関係の第4の例を示すグラフである。 第2の実施の形態に係る照明器具の構成を示すブロック図である。 照明器具における各LEDモジュールの色温度と照度との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態におけるLED駆動装置を用いた照明器具について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるLED駆動装置を用いた照明器具の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、照明器具50は、LED駆動装置1と、LEDモジュール10と、調光制御装置20とを備えている。照明器具50は、LEDモジュール10が駆動されて点灯することで、照明を行う。
LED駆動装置1は、LEDモジュール10に接続されている。LED駆動装置1は、LEDモジュール10を駆動する。
本実施の形態において、LED駆動装置1は、調光制御装置20に接続されている。調光制御装置20は、LED駆動装置1に対して調光指示信号Sadを出力する。LED駆動装置1は、その外部の調光制御装置20から送られた調光指示信号Sadに基づいて、LEDモジュール10の調光動作を行う。すなわち、照明器具50では、LEDモジュール10による照明の明るさを変更できる。
調光指示信号Sadは、例えば、デジタル信号である。
調光制御装置20は、例えば、明るさを変更するために照明器具50に設けられているリモートコントローラである。調光制御装置20とLED駆動装置1との接続は、有線によるものであってもよいし、無線によるものであってもよい。例えば無線により調光制御装置20とLED駆動装置1とが接続されている場合、調光制御装置20に発光部が設けられ、LED駆動装置1に受光部が設けられ、両者の間で赤外線通信を行うように構成されていてもよい。
図2は、LED駆動装置1及びLEDモジュール10の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、本実施の形態において、LEDモジュール10は、複数のLEDを直列に接続してなるLEDユニット11,12を有している。LEDモジュール10は、LEDユニット11とLEDユニット12とが並列に接続されて構成されている。
LEDモジュール10には、2つのLEDユニット11,12に限られず、さらに多くのLEDユニットが設けられていてもよい。例えば、3つ以上のLEDユニット11,12,…が互いに並列に接続されて、LEDモジュール10が構成されていてもよい。LEDユニット11,12は、複数のLEDを有するものに限られず、1つのLEDを有しているものであってもよい。例えば、LEDモジュール10は、1つずつ互いに並列に接続された、複数個のLEDで構成されていてもよい。
LED駆動装置1は、DC/DCコンバータ(駆動回路部の一例)2と、調光制御部3と、調光信号生成回路4とを有している。LEDモジュール10は、DC/DCコンバータ2に接続されている。DC/DCコンバータ2は、LEDモジュール10に駆動電力を供給するとともに、後述のように調光動作を行う。LEDモジュール10は、DC/DCコンバータ2から出力電圧Voが印加されることで駆動される。
調光制御部3は、例えば、マイクロコンピュータである。調光制御部3には、調光指示信号Sadが入力される。調光制御部3は、調光指示信号Sadに対応するオンデューティのPWM信号Spを生成し、出力する。また、調光制御部3は、調光信号生成回路4の動作を制御するための制御信号Scを生成し、出力する。PWM信号Sp及び制御信号Scは、調光信号生成回路4に入力される。
ここで、制御信号Scは、後述のように調光信号生成回路4で生成される直流電圧信号を調整するための信号である。調光制御部3は、例えば、PWM信号Spのオンデューティが所定値以下であるときに、制御信号Scを出力する。制御信号Scを出力するタイミングは、例えばユーザの指示に基づいて適宜変更可能であってもよい。
本実施の形態において、調光信号生成回路4は、信号変換回路5と、調光信号調整回路6とを備えている。信号変換回路5と調光信号調整回路6とは互いに接続されている。信号変換回路5には、PWM信号Spが入力される。調光信号調整回路6には、制御信号Scが入力される。
調光信号生成回路4は、調光制御部3により生成されたPWM信号Spを、そのオンデューティに対応する直流電圧信号に変換する。そして、その直流電圧信号を調光信号Sdとして出力する。調光信号Sdは、DC/DCコンバータ2に入力される。
また、本実施の形態において、調光信号生成回路4は、調光制御部3から制御信号Scが入力されたとき、その制御信号Scに応じて直流電圧信号の大きさを調整する。そして、調整した直流電圧信号を調光信号Sdとして、DC/DCコンバータ2に出力する。
LED駆動装置1は、直流電源に接続されており、直流電圧Vdcと駆動電圧Vccとが供給されて動作する。直流電圧Vdcは、DC/DCコンバータ2に供給される。駆動電圧Vccは、DC/DCコンバータ2及び調光信号生成回路4などに供給される。DC/DCコンバータ2及び調光信号生成回路4などは、駆動電圧Vccが供給されることで駆動される。
図3は、DC/DCコンバータ2の回路構成の一例を示す図である。
本実施の形態において、DC/DCコンバータ2としては、一般的な回路構成のものを用いることができる。すなわち、図3に示されるように、DC/DCコンバータ2は、大まかに、トランスTr、検出抵抗Rf、オペアンプOP、フォトカプラPC、制御回路IC1、及びスイッチング素子(FET(電界効果トランジスタ))Qcなどを有している。
トランスTrの二次側においては、LEDモジュール(負荷)10に流れた直流電流が抵抗Rfに流れる。検出抵抗RfによりLEDモジュール10に流れる電流が電圧値として検出される(検出信号Sf)。検出信号Sfは、抵抗Rfの端子電圧であって、直流電圧となる。検出信号Sfは、抵抗などを経由してオペアンプOPに入力される(検出信号Sfa)。
オペアンプOPには、検出信号Sfaと、調光信号生成回路4から入力された調光信号Sdとが入力される。オペアンプOPは、調光信号Sdと検出信号Sfaとを比較する。オペアンプOPの出力波形は、基準電圧である検出信号Sfaと、調光信号Sdとを高速に比較した結果となるので、揺らぎがあるものとなる。
オペアンプOPは、比較結果(差信号)を、フォトカプラPCを介して、制御回路IC1に出力する。ここで、フォトカプラPC内のトランジスタは、単にON/OFFを繰り返すものではない。すなわち、検出信号Sfaが調光信号Sdより大きくなる第1の場合(Sfa>Sdの場合)、フォトカプラPC内のフォトダイオードに流れる電流が増えて、フォトダイオードの光量が増える。そのため、フォトカプラPC内のトランジスタに流れる電流が増える。他方、検出信号Sfaが調光信号Sdより小さい第2の場合(Sfa<Sdの場合)、フォトカプラPC内のフォトダイオードに流れる電流が減少して、フォトダイオードの光量が減少する。そのため、フォトカプラPC内のトランジスタに流れる電流は減少する。
制御回路IC1には、オペアンプOPから出力された比較結果が入力される。そして、制御回路IC1は、比較結果に応じて、スイッチング素子Qcをオン・オフ制御する。ここで、制御回路IC1は、フォトカプラPC内のトランジスタに流れる電流量によって、スイッチング素子Qcのゲートのオンデューティを変更させる。これにより、LEDモジュール10に流れる電流が調整される。
具体的には、調光信号Sdの電圧が上がれば、スイッチング素子Qcのゲートパルス波形において“H(ハイ)”となるオンデューティが広がる。調光信号Sdの電圧が下がれば、オンデューティが狭くなる。このオンデューティの大小によって、LEDモジュール10への電流を調整できる。
図4は、調光信号生成回路4の回路構成の一例を示す図である。
信号変換回路5は、入力されたPWM信号Spを直流電圧信号に変換するとともに、調光信号SdをDC/DCコンバータ2に出力する。図4に示されるように、信号変換回路5には、駆動電圧Vccと、PWM信号Spが入力される。信号変換回路5は、抵抗R1,R2と、コンデンサC1と、トランジスタQ1とを有している。コンデンサC1、抵抗R2、及びトランジスタQ1のコレクタ−エミッタは、互いに並列に接続されており、そのうちトランジスタQ1のエミッタ側において、接地電位に接続されている。駆動電圧Vccは、抵抗R1を挟み、トランジスタQ1のコレクタ側に接続されている。トランジスタQ1のベースには、PWM信号Spが入力される。
調光信号調整回路6は、調光制御部3から入力された制御信号Scに応じて信号変換回路5の直流電圧信号の大きさを調整し、信号変換回路5から出力される調光信号Sdの大きさを調整する。換言すると、調光信号調整回路6は、信号変換回路5から調光指示信号Sadに応じた大きさの調光信号Sdが出力されるように、調光制御部3から入力される制御信号Scによって、直流電圧信号の大きさを調整する。
ここで、調光信号調整回路6は、2つの分圧回路部7a,7bを備えている。分圧回路部7a,7bは、互いに並列に接続されている。また、本実施の形態において、制御信号Scとしては、2つの信号Sca,Scbが入力される。制御信号Scaは、分圧回路部7aに入力される。制御信号Scbは、分圧回路部7bに入力される。各分圧回路部7a,7bは、制御信号Sca,Scbに応じて動作する。
各分圧回路部7a,7bは、次のように構成されている。すなわち、分圧回路部7aは、抵抗R3と、抵抗R3にコレクタが接続されたトランジスタQ2とを有している。トランジスタQ2のエミッタは接地電位に接続されており、ベースには制御信号Scaが入力される。また、分圧回路部7bは、抵抗R4と、抵抗R4にコレクタが接続されたトランジスタQ3とを有している。トランジスタQ3のエミッタは接地電位に接続されており、ベースには制御信号Scbが入力される。抵抗R3及び抵抗R4の端子のうち、トランジスタQ2,Q3に接続されている側とは反対側の端子同士は接続されている。また、この端子は、信号変換回路5に接続されている。すなわち、抵抗R3,R4は、抵抗R1とトランジスタQ1のコレクタとの間に接続されている。このラインから、調光信号Sdが出力される。
図5は、調光信号調整回路6の調整態様を示す図である。
調光信号調整回路6は、調光制御部3から出力された制御信号Sc(制御信号Sca,Scb)に応じて2つの分圧回路部7a,7bの動作を制御することにより、直流電圧信号の大きさを調整することができる。調光信号調整回路6は、制御信号Sca,Scbに応じて、4通りの調整態様で動作する。すなわち、調光信号調整回路6は、2つの分圧回路部7a,7bのそれぞれに入力される制御信号Scに応じて2つの分圧回路部7a,7bのうちオンとなるもの(動作するもの)の組み合わせが変化することにより、直流電圧信号の大きさを調整することができる。
調光信号調整回路6による調整態様(動作設定)としては、図5に示される設定「A」,「B」,「C」,「D」の4つがある。すなわち、設定「A」は、分圧回路部7a,7bの両方がオフ(各トランジスタQ2,Q3がオフ)の場合である。設定「B」は、分圧回路部7aのみがオフの場合である。設定「C」は、分圧回路部7bのみがオフの場合である。設定「D」は、分圧回路部7a,7bの両方がオンの場合である。
図5に示される設定「A」の場合、すなわち調光信号調整回路6が動作していない場合、信号変換回路5から出力される調光信号Sdは、PWM信号Spを積分して得られる直流電圧信号となる。この場合の調光信号SdAは、次式で表される。ここでKは、PWM信号Spのオンデューティに応じて値が変わる可変係数である(コンデンサC1の容量値にも影響される)。次式で表されるように、調光信号SdAは、PWM信号Spに応じた大きさの直流電圧信号となる。
SdA=K*Vcc*(R1/(R1+R2))
調光信号調整回路6が動作している場合すなわち図5に示される設定「B」,「C」,「D」の場合、信号変換回路5から出力される調光信号Sdは、分圧回路部7a,7bの動作の組み合わせに応じて変化する。
例えば、図5に示される設定「B」すなわち分圧回路部7bのみが動作する場合(制御信号Scbが入力されている場合)には、信号変換回路5から出力される調光信号SdBは、次のようになる。なお、次以降の数式において、記号「‖」は、(その記号の左右の項の加算値)/(その記号の左右の項の乗算値)を意味する。
SdB=K*Vcc*(R2‖R4)/(R1+(R2‖R4))
図5に示される設定「C」すなわち分圧回路部7aのみが動作する場合(制御信号Scaが入力されている場合)には、信号変換回路5から出力される調光信号SdCは、次のようになる。
SdC=K*Vcc*(R2‖R3)/(R1+(R2‖R3))
図5に示される設定「D」すなわち分圧回路部7a,7bの両方が動作する場合(制御信号Sca,Scbが共に入力されている場合)には、信号変換回路5から出力される調光信号SdDは、次のようになる。
SdD=K*Vcc*(R2‖R3‖R4)/(R1+(R2‖R3‖R4))
以上の式からわかるように、調光信号SdA〜SdDは、設計時に、抵抗素子R1,R2,R3,R4を適切な値とすることで、所望の大きさに設定することができる。
本実施の形態においては、このように調光信号調整回路6により直流電圧信号を変化させることができるので、LED駆動装置1において、LEDモジュール10の光度の調整可能範囲を広くすることができる。さらに、調光制御部3は、PWM信号Spのオンデューティの大きさと、調光信号調整回路6の調整態様との組み合わせを変化させることができる。これにより、調光信号生成回路4が直流電圧信号の大きさを変化させることで、調整自由度の高い調光を可能にすることができる。
図6は、従来の照明器具における調光信号SdとLEDモジュール10の光度との関係の一例を示すグラフである。図7は、本実施の形態における調光信号SdとLEDモジュール10の光度との関係の第1の例を示すグラフである。
図6に示されるように、従来のLED駆動装置では、上述のように、PWM信号Spのオンデューティを小さくするには限界あるため、調光信号Sdの大きさ(調光電圧ということがある)を一定の範囲(一例として、図6に示される範囲Vm〜Vn)でしか変化させることができなかった。そのため、LEDモジュール10の光度も、調光電圧に応じた範囲(一例として、図6に示される範囲Im〜In)でしか変化させることができなかった。換言すると、図6に示される場合、PWM信号Spのオンデューティの調整限界値(最小)においては調光電圧Vnとなり、調光電圧はVnより小さくできない。したがって、光度はInが最小値となる。
これに対し、本実施の形態においては、LEDモジュール10の光度を調整できる範囲すなわち調光範囲を広くすることができる。例えば、図7においては、PWM信号Spのオンデューティ調整可能範囲の外(低い調光度領域)で調光信号調整回路6を動作させた場合の動作例が示されている。すなわち、分圧回路部7a,7bの調整態様を、調光電圧Vn以上において、図5における設定「A」とし、調光電圧Vn未満では調整態様を設定「B」、「C」、「D」と変化させた場合の光度の変化が示されている。なお、本実施の形態においては、分圧回路部7aの方が分圧回路部7bよりも調光信号Sdの大きさを小さくさせることができるように構成されているものとする。
図7に示されるように、調光電圧Vm〜Vnの領域では、設定「A」(分圧回路部7a,7bとも動作オフ)とされている。これにより、PWM信号Spのオンデューティの減少(すなわち調光電圧の減少)に応じて、光度は、ImからInまでの範囲で減少する。
調光電圧Vn〜V4の領域では、設定「B」(分圧回路部7bのみ動作オン)とされる。そうすると、調光電圧はVnから調光電圧V5まで瞬時に変わり、光度がInからI3に下がる。その後、光度は一定となる。
調光電圧V4〜V2の領域では、設定「C」(分圧回路部7aのみ動作オン)とされる。そうすると、調光電圧はV4から調光電圧V3まで瞬時に変わり、光度がI3からI2に下がる。その後、光度は一定となる。
調光電圧V2〜0の領域では、設定「D」(分圧回路部7a,7bとも動作オン)とされる。そうすると、調光電圧はV2から調光電圧V1まで瞬時に変わり、光度がI2からI1に下がる。その後、光度は一定となる。
このように、調光電圧がVn〜0までの低い領域においても、光度を段階的に変更することができる。したがって、調光範囲を広くすることができる。
図8は、本実施の形態における調光信号SdとLEDモジュール10の光度との関係の第2の例を示すグラフである。図9は、本実施の形態における調光信号SdとLEDモジュール10の光度との関係の第3の例を示すグラフである。図10は、本実施の形態における調光信号SdとLEDモジュール10の光度との関係の第4の例を示すグラフである。
図8〜図10においては、PWM信号Spのオンデューティ調整可能範囲内で、又は調整可能範囲の内外にまたがって、調光信号調整回路6を動作させた場合について示されている。このように調光信号調整回路6を動作させることで、LEDモジュール10の調光を多様な態様で行うことができる。
図8に示される例では、次のように調光が行われる。すなわち、調光電圧Vm〜V11の領域では、設定「A」とされている。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少に応じて、光度は、ImからI9までの範囲で減少する。
調光電圧V11〜V9の領域では、設定「B」とされる。そうすると、調光電圧はV11から調光電圧V8まで瞬時に変わり、光度がI9からI8に下がる。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少(V10〜V9)に応じて、光度は、I8からI7までの範囲で減少する。
調光電圧V9〜V7の領域では、設定「C」とされる。そうすると、調光電圧はV9から調光電圧V8まで瞬時に変わり、光度がI7からInより小さいI6に下がる。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少(V8〜V7)に応じて、光度は、I6からI5までの範囲で減少する。
調光電圧V7〜0の領域では、設定「D」とされる。そうすると、調光電圧はV7から調光電圧V6まで瞬時に変わり、光度がI5からI4に下がる。ここで、調光電圧がV6〜Vnまでの範囲は、PWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、この範囲においては、調光電圧の減少(V6〜Vn)に応じて、光度は、I4からI1までの範囲で減少する。調光電圧がVnになると、調光電圧はV1に設定される。そして、調光電圧V1〜0の範囲では、PWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲外となる。このとき、光度はI1で一定となる。
図9に示される例では、次のように調光が行われる。すなわち、調光電圧Vm〜V13の領域では、設定「A」とされている。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少に応じて、光度は、ImからI11までの範囲で減少する。
調光電圧V13〜V0の領域では、設定「D」とされる。そうすると、調光電圧はV13から調光電圧V12まで瞬時に変わり、光度がI11からInより小さいI10に大幅に下がる。ここで、調光電圧がV12〜Vnまでの範囲は、PWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、この範囲においては、調光電圧の減少(V12〜Vn)に応じて、光度は、I10からI1までの範囲で減少する。調光電圧がVnになると、調光電圧はV1に設定される。そして、調光電圧V1〜0の範囲では、光度はI1で一定となる。
図10に示される例では、次のように調光が行われる。すなわち、調光電圧Vm〜V18の領域では、設定「A」とされている。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少に応じて、光度は、ImからI15までの範囲で減少する。
調光電圧V18〜V16の領域では、設定「B」とされる。そうすると、調光電圧はV18から調光電圧V17まで瞬時に変わり、光度がI15からI14に下がる。この範囲はPWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、調光電圧の減少(V17〜V16)に応じて、光度は、I14から、Inより小さいI13までの範囲で減少する。
調光電圧V16〜V14の領域では、設定「C」とされる。そうすると、調光電圧はV16から調光電圧V15まで瞬時に変わり、光度がI13からI12に下がる。ここで、調光電圧がV15〜Vnまでの範囲は、PWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲内である。したがって、この範囲においては、調光電圧の減少(V15〜Vn)に応じて、光度は、I12からI2までの範囲で減少する。調光電圧がVnになると、調光電圧はV3に設定される。調光電圧V3〜V14の範囲は、PWM信号Spのオンデューティの調整可能範囲外である。このとき、光度はI2で一定となる。
調光電圧V14〜0の領域では、設定「D」とされる。そうすると、調光電圧はV14から調光電圧V1まで瞬時に変わり、光度がI2からI1に下がる。その後、光度はI1のまま一定である。
このように、本実施の形態では、PWM信号Spのオンデューティ調整と、2ビットの(2つの分圧回路部7a,7bによる)調光信号Sdの調整との組み合わせとの両方によって、LEDモジュール10の調光制御を行うことができる。これにより、PWM信号Spのオンデューティ調整可能範囲より低い範囲においても、LEDモジュール10の調光を行うことができる。また、従来のPWM信号Spの最小値(限界値)における光度Inよりも低い光度の範囲(図7〜10においてIn〜I1の範囲)で、調光電圧に応じて任意の光度に調光でき、調光の自由度を高めることができる。したがって、照明器具50を、ユーザの好みに応じて幅広い調光ができるものとすることができる。また、PWM信号Spのオンデューティ調整可能範囲内であっても、調整信号調整回路6を動作させることにより、信号変換回路5単独では調整できない大きさの光度に設定することができる。これにより、調光特性の自由度が増す。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態においては、2つのLEDモジュールと、2つのLED駆動装置とが用いられる点が、第1の実施の形態とは相違する。LEDモジュールやLED駆動装置の構成の細部は、大まかに、第1の実施の形態と同じであるため、ここでの説明を繰り返さないことがある。
図11は、第2の実施の形態に係る照明器具100の構成を示すブロック図である。
図11に示されるように、照明器具100は、2つのLEDモジュール10a,10bと、それぞれのLEDモジュール10a,10bを駆動する2つのLED駆動装置1a,1bと、LED駆動装置1a,1bに調光指示信号Sadを出力する調光制御装置20とを備えている。
LED駆動装置1a,1bは、1つの調光制御部3aを共有している。すなわち、LED駆動装置1aは、調光制御部3aと、調光信号生成回路4aと、DC/DCコンバータ2aとを有している。LED駆動装置1bは、調光制御部3aと、調光信号生成回路4bと、DC/DCコンバータ2bとを有している。LED駆動装置1aは、DC/DCコンバータ2aからLEDモジュール10aに出力電圧Vo1を供給し、LEDモジュール10aを駆動する。LED駆動装置1bは、DC/DCコンバータ2bからLEDモジュール10bに出力電圧Vo2を供給し、LEDモジュール10bを駆動する。
調光信号生成回路4a,4bは、それぞれ、第1の実施の形態における調光信号生成回路4と同一の構成を有している。また、DC/DCコンバータ2a,2bは、それぞれ、第1の実施の形態におけるDC/DCコンバータ2と同一の構成を有している。
調光制御部3aは、調光指示信号Sadに基づいて、PWM信号Sp1及び制御信号Sc1を調光信号生成回路4aに、PWM信号Sp2及び制御信号Sc2を調光信号生成回路4bに、それぞれ出力する。調光信号生成回路4aは、調光信号Sd1を、DC/DCコンバータ2aに出力する。調光信号生成回路4bは、調光信号Sd2を、DC/DCコンバータ2bに出力する。
第2の実施の形態においては、LEDモジュール10aの色温度と、LEDモジュール10bの色温度とは異なっている。すなわち、照明器具100は、色温度の異なる2つのLED光源を用いて、それぞれの色温度を調整して相対色温度の調整(調色)を行えるものである。例えば、LEDモジュール10aが備えるLEDの色温度は、6,500K(ケルビン)であり、LEDモジュール10bが備えるLEDの色温度は、2,700Kである。
図12は、照明器具100における各LEDモジュール10a,10bの色温度と照度との関係を示す図である。
第2の実施の形態においては、LED駆動装置1a,1bは、それぞれ、PWM信号Sp1,Sp2のオンデューティの最小調整限界値以下においても調光度を小さくすることができる。そのため、照明器具100において、それぞれの単一光源の色温度域において、有効とする一方のLEDモジュールの照度を下げたときに、他方のLEDモジュールの色温度の影響が従来より小さくなる。したがって、単一光源の色温度にできる限り近似する相対色温度に調整することができ、結果として、色温度調整範囲を広くすることができる。これにより、より自然な調光、調色が可能となる。
図12に示されるように、LEDモジュール10aのみを有効として照度を変化させた場合、色温度に対する照度の変化曲線は、従来の曲線La0(破線)から曲線La1(実線)のようにすることができる。すなわち、照度の調整最小値(Min)において、相対色温度をX3から、6500Kにより近いX4にすることができる。換言すると、従来と比較して、照度の調整最小値において、X3からX4までの色温度の範囲でも、色温度を調整できるようになる。
同様に、LEDモジュール10bのみを有効として照度を変化させた場合、色温度に対する照度の変化曲線は、従来の曲線Lb0(破線)から曲線Lb1(実線)のようにすることができる。そのため、照度の調整最小値において、相対色温度をX2から、2700Kにより近いX1にすることができる。すなわち、従来と比較して、照度の調整最小値において、X2からX1までの色温度の範囲でも、色温度を調整できるようになる。
[その他]
照明器具の構成は、上述の実施の形態に限定されない。例えば、1つのLED駆動装置で複数のLEDモジュールを駆動する構成、LED駆動装置のそれぞれが調光制御部を個別に備える構成、LED駆動装置が3つ以上ある構成など、様々な構成とすることができる。
LED駆動装置の各回路は、上述の実施の形態とは異なる回路素子を用いて構成されていてもよい。
調光信号生成回路の回路構成は、上記の実施の形態に限定されない。例えば、調光信号調整回路が備える分圧回路部は、2つに限定されず、少なくとも1つあるいは複数であればよい。
調光信号とLEDモジュールの光度との関係は、上述の図で示される具体例のようなものに限定されない。分圧回路部の動作状態を自由に制御することで、様々な制御が可能である。また、分圧回路部の個数を増やすことでより詳細な調整が可能となる。
LEDモジュールの構成は上述のものに限定されない。LEDユニットを構成するLEDの数は1個以上であればよいし、並列接続されるLEDユニットの数は1個以上であればよい。例えば、LEDモジュールの数は、3つより多くてもよい。
LED駆動装置には、上述のようなDC/DCコンバータ、調光制御部、調光信号生成回路などに加えて、別の回路が設けられていてもよい。また、LED駆動装置において、LEDモジュールに駆動電力を出力する駆動回路部の構成も、直流電源及びDC/DCコンバータに限られない。例えば、交流電源とAC/DCコンバータが用いられていてもよい。
また、本発明に係るLED駆動装置は、空間を照らす照明器具に用いられるものに限られない。例えば、本発明に係るLED駆動装置は、種々の装置のバックライトとして用いられる照明器具に用いられてもよい。また、本発明は、LEDを利用して特定用途の光線を照射するような器具や、LEDによる光そのものにより情報を表示、伝達するような器具など、種々の装置において適用可能である。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアによって行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。
上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。上記のフローチャートに基づく文章で説明された処理は、そのプログラムに従ってCPUなどにより実行される。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1a,1b LED駆動装置
2,2a,2b DC/DCコンバータ(駆動回路部の一例)
3,3a 調光制御部
4,4a,4b 調光信号生成回路
5 信号変換回路
6 調光信号調整回路
7a,7b 分圧回路部
10,10a,10b LEDモジュール
11,12 LEDユニット
20 調光制御装置
50,100 照明器具
Sad 調光指示信号
Sc,Sc1,Sc2 制御信号
Sd,Sd1,Sd2 調光信号
Sp,Sp1,Sp2 PWM信号

Claims (6)

  1. 調光指示信号に基づいてLED(発光ダイオード)モジュールの調光動作を行うLED駆動装置であって、
    前記LEDモジュールに駆動電力を出力する駆動回路部と、
    前記調光指示信号が入力され、その調光指示信号に基づいてPWM(パルス幅変調)信号を生成する調光制御部と、
    前記PWM信号のオンデューティが所定値より大きいとき、前記調光制御部により生成されたPWM信号を、そのオンデューティに対応する直流電圧信号に変換し、その直流電圧信号を調光信号として前記駆動回路部に出力する調光信号生成回路とを備え、
    前記調光制御部は、前記PWM信号のオンデューティが前記所定値以下であるとき、前記直流電圧信号を調整するための制御信号を前記調光信号生成回路に出力し、
    前記調光信号生成回路は、前記PWM信号のオンデューティが前記所定値以下であるとき、前記制御信号に応じて前記直流電圧信号の大きさを調整し、調整した直流電圧信号を調光信号として前記駆動回路部に出力する、LED駆動装置。
  2. 前記調光信号生成回路は、
    前記PWM信号を前記直流電圧信号に変換するとともに、前記調光信号を前記駆動回路部に出力する信号変換回路と、
    前記調光制御部から入力された制御信号に応じて前記直流電圧信号の大きさを調整し、前記信号変換回路から出力される前記調光信号の大きさを調整する調光信号調整回路とを備える、請求項1に記載のLED駆動装置。
  3. 前記調光信号調整回路は、前記制御信号に応じて複数通りの調整態様で動作し、
    前記調光制御部が前記PWM信号のオンデューティの大きさと前記調光信号調整回路の調整態様との組み合わせを変化させることにより、前記調光信号生成回路が前記直流電圧信号の大きさを変化させる、請求項に記載のLED駆動装置。
  4. 前記調光信号調整回路は、少なくとも1つの分圧回路部を備え、前記調光制御部から出力された制御信号に応じて前記少なくとも1つの分圧回路部の動作を制御することにより、前記直流電圧信号の大きさを調整する、請求項2又は3に記載のLED駆動装置。
  5. 前記調光信号調整回路は、複数の分圧回路部を備え、前記調光制御部から前記複数の分圧回路部のそれぞれに入力される制御信号に応じて前記複数の分圧回路部のうち動作する分圧回路部の組み合わせが変化することにより、前記直流電圧信号の大きさを調整する、請求項2からのいずれか1項に記載のLED駆動装置。
  6. 1個以上のLEDを直列に接続したLEDユニット単体からなる1つ以上のLEDモジュール又は前記LEDユニットが複数並列に接続されてなる1つ以上のLEDモジュールと、
    前記1つ以上のLEDモジュールのそれぞれを駆動する請求項1からのいずれか1項に記載の1つ以上のLED駆動装置と、
    前記1つ以上のLED駆動装置のそれぞれに前記調光指示信号を出力する調光制御装置とを備える、照明器具。
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