JP6048842B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、照明器具に関し、特に、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の発光素子を光源とする埋込型の照明器具に関する。
従来、埋込型の照明器具として、例えば、ダウンライトのように天井に埋込配設されて下方に光を照射する天井埋込型照明器具、あるいは、地中に埋込配設されて上方に光を照射する地中埋込型照明器具等が知られている。例えば、特許文献1には、天井埋込型照明器具が開示されている。
この種の照明器具は、LED光源(光源部)と、LED光源からの光を内周面で反射させる反射板(反射部)とを備える。また、指向性の強いLED光源の眩しさを緩和するために、LED光源の光出射側には、拡散性を有する透光部材が配置される。
特開2011−210621号公報
しかしながら、従来の照明器具では、透光部材における輝度が高く、眩しく感じるという問題がある。また、従来の照明器具には、反射板全体が露出しているものもあるが、このような照明器具では、反射板の汚れの進行が速く、保守率の低下度合いが大きいという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、輝度を抑え、かつ、保守率の低下を抑制できる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る照明器具の一態様は、光源部と、前記光源部から出射する光を反射する反射部と、前記反射部の少なくとも一部を覆うように配置された光拡散性を有する透光部材とを備え、前記透光部材の外面は、前記光源部に向かって突出していることを特徴とする。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記透光部材は、前記外面の少なくとも一部が湾曲するように構成されていてもよい。
この場合、前記透光部材は、前記外面全体が前記光源部に向かって突出するように湾曲していてもよい。
あるいは、前記透光部材は、前記外面のうち前記光源部に対向する中央部分が平面であり、かつ、前記外面のうち前記中央部分の周辺の周辺部分が湾曲面であるように構成されていてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記透光部材は、前記反射部を露出させないように配置されていてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記透光部材は、前記光源部に対向する中央部分の拡散度合いが前記中央部分の周辺の周辺部分の拡散度合いよりも高くなるように構成されていてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記透光部材は、中央から周辺に向かって拡散度合いが減少するように構成されていてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記反射部は、前記光源部を囲むように形成された入射口と、当該入射口から入射した光を反射する反射面と、前記反射面で反射した光が出射する出射口とを有する反射板であってもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、前記透光部材は、当該透光部材の外周端部が前記反射部の前記出射口の外周端部に接触するように配置されていてもよい。
また、本発明に係る照明器具の一態様において、当該照明器具は、天井の開口部に埋め込み配設されたダウンライトであって、前記透光部材の外周端部は、前記開口部から天井面に沿って張り出すように構成されていてもよい。
本発明によれば、透光部材における輝度を抑えることができるので眩しさを緩和できる。また、反射部の汚れの進行を抑制できるので保守率の低下を抑制することができる。つまり、本発明では、輝度の抑制と保守率低下の抑制との両立を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の部分断面図である。 比較例1の照明器具の部分断面図である。 比較例2の照明器具の部分断面図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具の部分断面図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具の部分断面図である。 本発明の実施の形態4に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る照明器具の部分断面図である。 本発明の実施の形態5に係る照明器具の断面図である。 本発明の実施の形態6に係る照明器具の断面図である。 本発明の変形例1に係る照明器具における透光部材の断面図である。 本発明の変形例2に係る照明器具における透光部材の平面図である。 本発明の変形例3に係る照明器具における透光部材の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。また、各断面図における一点鎖線の軸Jは、光源部、反射部及び透光部材の光軸を示しており、本明細書では鉛直方向である。なお、各部分断面図において、器具本体のみが部分断面として図示されている。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る照明器具1の構成について、図1A及び図1Bを用いて説明する。図1Aは、本発明の実施の形態1に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図であり、図1Bは、同照明器具の部分断面図(光軸Jを通る断面図)である。
本実施の形態に係る照明器具1は、例えば住宅等の天井に埋込配設されることにより下方(床や地面、壁等)に光を照明するダウンライト等の埋込型照明器具である。
図1A及び図1Bに示すように、照明器具1は、光源部10と、光源部10から出射する光を反射する反射部20と、反射部20の少なくとも一部を覆うように配置された光拡散性を有する透光部材30とを備える。さらに、照明器具1は、器具本体40と、枠体50とを備える。以下、照明器具1の各構成部材について詳細に説明する。
[光源部]
光源部10は、照明器具1の外部の電源ユニット(不図示)から供給される電力によって発光する。光源部10は、例えば複数のLEDを有するLED光源(LEDモジュール)であり、例えば白色光を放出するように構成されている。
図1Bに示すように、本実施の形態における光源部10は、基板11と、基板11に実装されたLED12と、LED12を封止する封止部材13とを備える。
基板11は、LED12を実装するための実装基板であって、例えば、セラミックス基板、樹脂基板又はメタルベース基板等である。なお、図示しないが、基板11には、LED12を発光させるための直流電力を外部から受電するための一対の電極端子と、LED12を電気的に接続するための所定パターンの金属配線とが形成されている。
LED12は、発光素子の一例であり、本実施の形態では、単色の可視光を発するベアチップである。LED12は、例えば、通電されれば青色光を発する青色発光LEDチップである。LED12は、例えば基板11にマトリクス状に複数個配置されている。なお、LED12は、少なくとも1つ配置されていればよい。
封止部材13としては、例えば透光性樹脂が用いられる。本実施の形態における封止部材13は、LED12からの光を波長変換する波長変換材として蛍光体を含んでいる。封止部材13は、例えば、シリコーン樹脂に蛍光体と光拡散材とを分散させた蛍光体含有樹脂である。蛍光体粒子としては、LED12が青色光を発光する青色発光ダイオードである場合、白色光を得るために、例えばYAG系の黄色蛍光体を用いることができる。また。光拡散材としてはシリカ粒子等が用いられる。なお、封止部材13は、全てのLED12を一括封止してもよいし、複数のLED12を列ごとにライン状に封止してもよいし、各LED12を個別に封止してもよい。また、封止部材13には蛍光体が含まれていなくてもよい。
[反射部]
図1Bに示すように、反射部20は、光源部10を囲むように形成された入射口21と、当該入射口21から入射した光を反射する反射面22と、反射面22で反射した光が出射する出射口23とを有する反射板である。具体的には、反射部20は、内径が入射口21から出射口23に向かって漸次大きくなるように、内面形状が漏斗状に構成されている。反射部20は、例えば、枠体50に嵌め込まれて枠体50に固定される。
反射部20は、例えばアルミニウム等の金属材料を用いて形成することができる。本実施の形態における反射部20は、アルミダイキャスト製である。また、反射性を向上させるために反射部20の内面に白色塗装等を施してもよい。なお、反射部20としては、金属材料によって形成されたものではなく、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の硬質の白色樹脂材料によって形成されたものを用いてもよいし、樹脂製の反射部20の内面に反射面22として銀やアルミニウム等の金属蒸着膜(金属反射膜)を形成したものを用いてもよい。
図1A及び図1Bに示すように、本実施の形態における反射部20は、透光部材30によって完全に覆われており、照明器具1の外部に露出していない。つまり、反射部20は、ユーザが視認できないような状態で配置されている。
[透光部材]
透光部材30は、透光性を有する透光パネルであり、例えばアクリルやポリカーボネート等の透明樹脂材料又はガラス材料等の透光性材料によって構成された光学部材である。
透光部材30は、さらに、光拡散性を有するように構成されている。本実施の形態では、光拡散性を有する透光部材30として、光拡散材が内部に分散された乳白色の透光パネルを用いている。このような透光部材30は、光拡散材を混合した透明樹脂材料を所定形状に樹脂成型することによって作製することができる。光拡散材としては、シリカ粒子等の光反射性粒子を用いることができる。
なお、光拡散性を有する透光部材30は、内部に光拡散材を分散させるのではなく、透明パネルの表面(内面又は外面)に光拡散材等を含む乳白色の光拡散膜を形成することでも実現することができる。また、光拡散材を用いるのではなく、シボ加工等の表面処理を施すことで透明パネルの表面に微小凹凸を形成したり、透明パネルの表面にドットパターンを印刷したりすることでも光拡散性を有する透光部材30を実現することができる。これらの場合、表面に凹凸又はドットパターンを形成した透明パネルに対してさらに光拡散材を含有させてもよい。また、表面が平坦なパネルに表面処理を施して凹凸を形成するのではなく、凹凸を有する型を用いた樹脂成型によって表面に凹凸を有する透明パネルを形成してもよい。
図1A及び図1Bに示すように、透光部材30は、光源部10と対向する位置に配置されており、光源部10からの光を透過する。透光部材30は光拡散性を有するので、透光部材30に入射した光は、透光部材30内で拡散及び透光部材30内を導光して透光部材30を透過して出射する。つまり、透光部材30は、指向性の強いLED光源の光を拡散及び導光させるので、当該透光部材30全体が擬似発光する発光部として機能する。
透光部材30は、外面が光源部10に向かって突出するように構成されている。具体的には、透光部材30の外面の中央部が最も光源部10に近づくように、透光部材30は光源部10に向かって突出するように構成されている。
また、透光部材30は、外面の少なくとも一部が湾曲するように構成されており、本実施の形態では、反射部20を覆う部分の外面全体が光源部10に向かって突出するように湾曲している。つまり、透光部材30の反射部20を覆う部分の外面は湾曲面となっている。具体的には、透光部材30は、軸Jを軸とする回転対称形状であり、その外面は、連続する滑らかな湾曲面で構成された略椀状である。
本実施の形態において、透光部材30の厚さは、ほぼ一定である。したがって、透光部材30の内面は、外面と同様の形状となっており、光源部10に向かって突出するように湾曲している。また、透光部材30の外面及び内面は、反射部20の反射面22に近づくように構成されている。図1Bに示すように、透光部材30の内面と反射部20の反射面22とは、近接かつ対面している。
さらに、透光部材30は、反射部20を照明器具1の外部に露出させないように配置されている。本実施の形態において、透光部材30は、当該透光部材30の環状の外周端部が反射部20の出射口23の環状の外周端部に沿って接触するように配置されている。具体的には、透光部材30は、反射部20を密閉するように配置されており、反射部20の出射口23は透光部材30によって閉塞されている。つまり、反射部20は、透光部材30によって隠れている。なお、透光部材30は、当該透光部材30の外周端部と反射部20の出射口23の外周端部とを固定させることで、反射部20に固定されている。
[器具本体]
器具本体40は、照明器具1の外郭をなす筐体であるとともに光源部10が取り付けられる取付台である。光源部10は、器具本体40に支持されて当該器具本体40に固定される。
また、器具本体40は、光源部10で発生する熱を放熱するヒートシンクとしても機能する。本実施の形態では、放熱性を良くするために、器具本体40の上部(天井側部分)には、上方に向かって突出する複数の放熱フィンが設けられている。
このように構成される器具本体40は、金属材料を用いて形成されており、本実施の形態ではアルミダイカスト製である。
[枠体]
枠体50は、照明器具1の外郭をなす筐体であり、反射部20を囲むように筒状に構成されている。枠体50は、例えば略円筒形状である。枠体50の下端部には、径方向の外向きに突出するフランジ51が周方向に亘って形成されている。
照明器具1を天井の開口部に配設する際、枠体50のフランジ51を天井面に係止させて照明器具1を天井に固定する。
[作用効果]
次に、本実施の形態に係る照明器具1の作用効果について、図2及び図3を用いて比較例の照明器具と比較しながら説明する。図2は、比較例1の照明器具の部分断面図であり、図3は、比較例2の照明器具の部分断面図である。
眩しさを低減させる一般的な手法として、図2に示すような構成が考えられる。図2に示す比較例1の照明器具100では、光拡散性を有する小椀状の透光部材130を器具本体40から反射部20の入射口21に向かって(光源部10側とは反対側に)突出するように設けた構成となっている。
しかしながら、図2に示す比較例1の照明器具100では、反射部20全体が露出しているので、反射部20の汚れの進行が速くなる。このため、光束維持率の低下度合いが大きくなり、保守率の低下度合いも大きくなる。さらに、比較例1の照明器具100では、透光部材130の発光面積に限界がある。また、透光部材130は光源部10側とは反対側に突出しているので、発光面積の限界を超えるように透光部材130を構成すると、透光部材130が天井から飛び出すこととなり、意匠性が悪くなる。
そこで、図3に示すような構成も考えられている。図3に示される比較例2の照明器具200では、反射部20を覆うように、光拡散性を有する平板形状の透光部材230を設けた構成となっている。
しかしながら、図3に示す比較例2の照明器具200は、比較例1の照明器具100よりも輝度を抑えることができるが、平面状の透光部材230では、その面積に限界がある。さらに、図3に示す比較例2の照明器具200では、平面状の透光部材230を用いているので、意匠的な埋込型照明器具に特有の立体感に欠けるという問題がある。
一方、図1Bに示すように、本実施の形態における照明器具1では、透光部材30の外面が光源部10に向かって突出しており、透光部材30は、ユーザ側とは反対側に突出している。これにより、比較例1の照明器具200と比べて、透光部材30における擬似発光の発光面積を大きくすることができる。したがって、透光部材30における輝度を抑制することができるので、眩しさを緩和することができる。
さらに、本実施の形態における照明器具1では、透光部材30が反射部20を覆うように配置されているので、反射部20が露出している場合と比べて反射部20の汚れの進行を抑制することができる。これにより、光束維持率の低下度合いを抑制することができるので、保守率の低下度合いも抑制できる。
このように、本実施の形態における照明器具1では、外面が光源部10に向かって突出し、かつ、反射部20を覆うように配置された光拡散性を有する透光部材30を備えているので、輝度の抑制と保守率低下の抑制との両立を図ることができる。
しかも、本実施の形態における照明器具1では、天井から下方にはみ出している箇所が少なく、また、透光部材30も天井面から下方に突出していない。さらに、消灯時には天井に馴染む構成となっている。このように、照明器具1は、少ない造形で構成されており、すっきりと見える形態となっている。さらに、本実施の形態における照明器具1では、透光部材30がユーザ側とは反対側に突出しているので、意匠的な埋込型照明器具に特有の立体感を感じさせることができる。
また、本実施の形態において、透光部材30は、外面全体が光源部10に向かって突出するように湾曲しているので、透光部材30における輝度を一層抑制することができる。しかも、透光部材30は、反射部20全体を露出させないように配置されているので、保守率の低下度合いを一層抑制できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る照明器具2について、図4A及び図4Bを用いて説明する。図4Aは、本発明の実施の形態2に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図であり、図4Bは、同照明器具の部分断面図(光軸Jを通る断面図)である。
図4A及び図4Bに示すように、本実施の形態における照明器具2も、実施の形態1と同様に、外面が光源部10に向かって突出するように構成された光拡散性を有する透光部材30Aを備えている。
本実施の形態における照明器具2が実施の形態1における照明器具1と異なる点は、実施の形態1では透光部材30が反射部20全体を隠すように配置されていたのに対して、本実施の形態では透光部材30Aが反射部20の一部を隠すように配置されている点である。つまり、実施の形態1では、透光部材30が反射部20を密閉して覆うように配置されており反射部20全体が露出しないようになっていたが、本実施の形態では、反射部20の一部が露出している。
以上、本実施の形態における照明器具2についても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
つまり、透光部材30Aの外面が光源部10に向かって突出しているので、透光部材30Aにおける輝度を抑制することができ、眩しさを緩和できる。
また、透光部材30Aが反射部20の一部を覆うように配置されているので、反射部20全体が露出している場合と比べて反射部20の汚れの進行を抑制することができ、保守率の低下度合いを抑制できる。但し、実施の形態1のように、反射部20全体を隠す方が保守率の低下度合いを抑制する効果は大きい。
また、本実施の形態における照明器具2についても、少ない造形で構成されており、すっきりと見えるとともに、埋込型照明器具に特有の立体感を感じさせることもできる。
なお、本実施の形態は、以下の実施の形態にも適用することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る照明器具3について、図5A及び図5Bを用いて説明する。図5Aは、本発明の実施の形態3に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図であり、図5Bは、同照明器具の部分断面図(光軸Jを通る断面図)である。
図5A及び図5Bに示すように、本実施の形態における照明器具3も、実施の形態1と同様に、外面が光源部10に向かって突出するように構成された光拡散性を有する透光部材30Bを備えている。
本実施の形態における照明器具3が実施の形態1における照明器具1と異なる点は、実施の形態1では、透光部材30の外周端部が枠体50の内面に接触しており天井面に沿って張り出していなかったのに対して、本実施の形態では、透光部材30Bの外周端部が天井の開口部から天井面に沿って張り出すように構成されている。
さらに、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、透光部材30Bは、外面のうち光源部10に対向する中央部分が平面であり、かつ、外面のうち中央部分の周辺の周辺部分が湾曲面となっている。
本実施の形態では、枠体50が設けられておらず、反射部20に設けられたフランジ24によって照明器具3が天井に固定されている。フランジ24は、反射部20の下端部に径方向の外向きに突出するように、かつ、周方向に亘って形成されている。照明器具3を天井の開口部に配設する際、反射部20のフランジ24を天井面に係止させて照明器具3を天井に固定する。
透光部材30Bの外周端部には、フランジ31が形成されている。フランジ31は、径方向の外向きに突出するように、かつ、周方向に亘って形成されている。照明器具3を天井に配設した場合、透光部材30Bのフランジ31は、反射部20のフランジ24を覆うようにして天井面に沿って張り出す。なお、本実施の形態では、透光部材30Bのフランジ31は、反射部20のフランジ24を越えて延設されている。
以上、本実施の形態における照明器具3についても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
つまり、透光部材30Bの外面が光源部10に向かって突出しているので、透光部材30Bにおける輝度を抑制することができ、眩しさを緩和できる。
しかも、本実施の形態では、透光部材30Bの外周端部に天井の開口部から天井面に沿って張り出すフランジ31が形成されているので、実施の形態1と比べて、透光部材30Bにおける擬似発光の発光面積を一層大きくすることができる。したがって、実施の形態1よりも、透光部材30Bにおける輝度を抑制することができるので、眩しさを一層緩和することができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1と同様に、透光部材30Bが反射部20全体を覆うように配置されている。これにより、反射部20の汚れの進行を抑制することができ、実施の形態1と同様に、保守率の低下度合いを抑制できる。
また、本実施の形態における照明器具3についても、少ない造形で構成されており、すっきりと見えるとともに、埋込型照明器具に特有の立体感を感じさせることもできる。
また、本実施の形態では、透光部材30Bは、外面のうち光源部10に対向する中央部分が平面でとなっている。これにより、中央部分までも光源部10に突出させる場合と比べて、光源部10と透光部材30Bとの距離を大きくして光源部10と透光部材30Bとを遠ざけることができ、効果的に輝度を抑制することができる。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態にも適用することができる。また、本実施の形態において、照明器具3は、反射部20のフランジ24によって天井に係止したが、実施の形態1と同様に、枠体50を用いて、枠体50のフランジ51によって天井に係止してもよい。この場合、透光部材30Bのフランジ31は、枠体50のフランジ51を越えて延設されることになる。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る照明器具4について、図6A及び図6Bを用いて説明する。図6Aは、本発明の実施の形態4に係る照明器具を斜め下方から見たときの斜視図であり、図6Bは、同照明器具の部分断面図(光軸Jを通る断面図)である。
図6A及び図6Bに示すように、本実施の形態における照明器具4も、実施の形態1と同様に、外面が光源部10に向かって突出するように構成された光拡散性を有する透光部材30Cを備えている。
本実施の形態における照明器具4が実施の形態1における照明器具1と異なる点は、実施の形態3と同様に、本実施の形態では、透光部材30Cの外周端部が天井の開口部から天井面に沿って張り出すように構成されており、透光部材30Cの外周端部が反射部20のフランジ24を覆うように当該フランジ24を越えて延設されている点である。
また、本実施の形態では、透光部材30Cの外面及び内面の曲率半径が、実施の形態1における透光部材30の外面及び内面の曲率半径よりも大きくなっている。つまり、本実施の形態では、透光部材30の湾曲の度合いが緩くなっている。
本実施の形態でも、実施の形態3と同様に、枠体50が設けられておらず、反射部20に設けられたフランジ24によって照明器具3が天井に固定されている。
透光部材30Cの外周端部は、反射部20のフランジ24を覆い隠す側壁部32が形成されている。側壁部32は、照明器具4を天井に配設したときに天井面に沿って張り出すように構成されているとともに、フランジ24の側部を覆うように構成されている。
以上、本実施の形態における照明器具4についても、実施の形態1と同様の効果が得られる。
つまり、透光部材30Cの外面が光源部10に向かって突出しているので、透光部材30Cにおける輝度を抑制することができ、眩しさを緩和できる。
しかも、本実施の形態では、実施の形態2と同様に、透光部材30Cの外周端部に天井の開口部から天井面に沿って張り出す側壁部32が形成されているので、実施の形態1よりも、透光部材30Cにおける輝度を抑制することができ、眩しさを一層緩和できる。
この場合、本実施の形態では、側壁部32が反射部20のフランジ24の側部までも覆うように形成されている。これにより、透光部材30C内を導光した光が側壁部32から天井面に沿って放出するので、照射範囲を広くすることができる。
また、本実施の形態でも、実施の形態1、2と同様に、透光部材30Cが反射部20全体を覆うように配置されているので、実施の形態1、2と同様、保守率の低下度合いを抑制できる。
また、本実施の形態における照明器具4についても、少ない造形で構成されており、すっきりと見えるとともに、埋込型照明器具に特有の立体感を感じさせることもできる。
また、本実施の形態では、透光部材30Cの外面及び内面の曲率半径が、実施の形態1における透光部材30の外面及び内面の曲率半径よりも大きくなっている。これにより、実施の形態1と比べて、光源部10と透光部材30Cとの距離を大きくして光源部10と透光部材30Cとを遠ざけることができ、効果的に輝度を抑制することができる。
なお、本実施の形態は、他の実施の形態にも適用することができる。また、本実施の形態でも、枠体50を用いて照明器具4を天井に固定してもよい。この場合、透光部材30Cのフランジ31は、枠体50のフランジ51を越えて延設されることになる。
(その他の変形例等)
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、透光部材は、全体として光源部10に突出するようなものであれば、図7に示すように、一部に光源部10とは反対側(下方側)に突出するような箇所があっても構わない。この場合、下方側に突出する部分は、例えば、図7に示すように、湾曲状に形成することができる。
また、上記実施の形態では、透光部材の周辺部分(側面)は湾曲面としたが、図8に示すように、周辺部分が階段状に構成された透光部材30Eを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、透光部材の厚みはほぼ一定としたが、透光部材の外面が光源部10に向かって突出していれば、透光部材の厚みは一定ではなくてもよい。例えば、図9に示すように、外内面(光源部10側の面)形状が平面で、かつ、外面形状が湾曲面である透光部材30Fを用いてもよい。
また、上記実施の形態では、透光部材の拡散度合いは一定としたが、これに限らない。例えば、図10に示される透光部材30Gのように、中央から周辺に向かって拡散度合いが漸次減少するように構成されていてもよい。この場合、透光部材30Gは、中央部分に拡散機能を持たせて、周辺部分には拡散機能を持たせないように構成することもできる。つまり、周辺部分を光拡散性を有さない光透過部とすることができる。なお、光透過部には、必要に応じて、光源部10からの光に対して集光作用及び発散作用のレンズ機能を持たせてもよい。
あるいは、図11に示される透光部材30Hのように、光源部10に対向する中央部分の拡散度合い(均一な拡散度合い)が中央部分の周辺の周辺部分の拡散度合い(均一な拡散度合い)よりも高くなるように構成されていてもよい。この場合、例えば、透光部材30Fの中央部分に乳白色の光拡散膜を形成し(シルク印刷)、透光部材30Hの周辺部分にドットパターンを形成してもよい。つまり、異なる拡散手段を複数用いて透光部材を構成してもよい。
また、上記実施の形態において、光源部10は、青色LEDと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成しても構わない。
また、上記実施の形態において、LED12は、青色を発光するLEDチップを用いたが、これに限らない。LED12としては、青色以外の色を発光するLEDチップを用いても構わない。例えば、LED12として紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、光源部10(LED光源)は基板11上にLEDチップを直接実装したCOB(Chip On Board)構造としたが、これに限らない。例えば、COB型のLED光源に代えて、SMD(Surface Mount Device)構造のLED光源を用いても構わない。SMD構造のLED光源は、樹脂製のパッケージ(容器)の凹部の中にLEDチップ(発光素子)を実装して当該凹部内に封止部材(蛍光体含有樹脂)を封入したパッケージ型のLED素子(SMD型LED素子)を、基板に実装した構成のものである。
また、上記実施の形態では、発光素子としてLEDチップを例示したが、発光素子としては、半導体レーザ等の半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子、その他の固体発光素子を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 光源部
20 反射部
21 入射口
22 反射面
23 出射口
30 透光部材

Claims (7)

  1. 光源部と、
    前記光源部から出射する光を反射する反射面を有する反射部と、
    前記反射面の少なくとも一部を覆うように配置された光拡散性を有する透光部材とを備え、
    前記透光部材は、当該透光部材の外面全体が前記光源部に向かって突出するように湾曲し、かつ、内部に光拡散材が分散された乳白色のパネル、表面に乳白色の光拡散膜が形成されたパネル、または、表面にドットパターンが印刷されたパネルであり、
    前記反射部は、前記光源部を囲むように形成された入射口と、当該入射口から入射した光を反射する前記反射面と、前記反射面で反射した光が出射する出射口とを有する反射板である
    照明器具。
  2. 前記透光部材は、前記反射部を露出させないように配置されている
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記透光部材は、前記光源部に対向する中央部分の拡散度合いが前記中央部分の周辺の周辺部分の拡散度合いよりも高くなるように構成されている
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記透光部材は、中央から周辺に向かって拡散度合いが減少するように構成されている
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  5. 前記透光部材は、当該透光部材の外周端部が前記反射部の前記出射口の外周端部に接触するように配置されている
    請求項に記載の照明器具。
  6. 当該照明器具は、天井の開口部に埋め込み配設されたダウンライトであって、
    前記透光部材の外周端部は、前記開口部から天井面に沿って張り出すように構成されている
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記透光部材の内面は、前記反射面に近接かつ対面している
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明器具。
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