JP6048267B2 - 表示装置、消費電力制御方法及び消費電力制御プログラム - Google Patents

表示装置、消費電力制御方法及び消費電力制御プログラム Download PDF

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この発明は、電子ペーパー、タブレット端末等の表示装置、該表示装置で実施される消費電力制御方法及び消費電力制御プログラムに関する。
資料等のデータを表示する表示装置として、内蔵電源の電力を消費することなく表示状態を維持することが可能であるとともに、表示画面にユーザーが手書きでメモを書き込むことが可能な例えば電子ペーパーやタブレット端末等が用いられている。
しかし、このような表示装置では、表示データの書き換えを行うときには電力が消費されるため、表示されるページが切り替わる度に、あるいはメモが書き込まれる度に、電力が消費される。特に、打ち合わせやプレゼンテーションを行っている時に、後で質問するために資料上に質問内容等をメモ書きしておくことがあるが、表示装置の電源部の電力が途中でなくなってしまうと、メモ書きを行うことができなくなってしまい不便である。
また、電力がなくなる前に充電を促すメッセージを表示する表示装置も存在するが、すぐには充電できない場合には、同様の問題が発生する。
このような問題が発生する一因として、電子ペーパー等が低消費電力媒体として認知されていることから、残電力が少ない状態であってもユーザーは残電力を意識することなく大量にメモを書き込んでしまい、消費電力が多くなってしまうことが考えられる。
なお、特許文献1には、画像処理装置と無線で通信し、電池により駆動されるデータ処理装置であって、電池の残量が所定の残量よりも少ない場合に、画像処理装置で処理される可能性のある画像デーを前記画像処理装置に送信するように制御するデータ処理装置が開示されている。
特開2011−59750号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、電池の残量が所定の残量よりも少なくなったときに所定の処理が行われるものの、途中で電源部の電力がなくなることを想定した処理ではなく、このため、途中で電力がなくなってしまい処理が中断してしまうおそれがあった。
このため、特許文献1に記載の技術によっては、手書きによるメモが大量に書き込まれて途中のページで電源部の電力がなくなってしまい、以後はメモ書きを行うことができなくなるという問題を解決することはできなかった。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、手書きによるメモが大量に書き込まれて途中のページで電源部の電力がなくなってしまう不都合を解消し、最終ページに至るまで手書き入力を行うことができる表示装置及び消費電力制御方法を提供し、さらには前記消費電力制御方法を表示装置のコンピュータに実行させるための消費電力制御プログラムを提供することを課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)電源部と、複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定手段と、ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出手段と、前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定手段により測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量の測定値に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得手段と、前記推定値取得手段により取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出手段により算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
(2)前記推定値取得手段は、手書きされた各ページについて前記測定手段により測定された前記消費済み電力量の平均値、中央値、最頻値のいずれかを、前記推定値として取得する前項1に記載の表示装置。
(3)前記算出手段は、前記次のページの前のページについての手書き用消費電力量の割当値と、前記測定手段により測定された前記前のページの消費済み電力量との差を、前記文書データにおける残りの手書き未入力のページの数で割って商を求め、この商を前記前のページについての前記割当値に加算することにより、前記次のページについての手書き用消費電力量の割当値とする前項1または2に記載の表示装置。
(4)前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータの解像度を低下させて前記表示手段に表示する制御である前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(5)前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータを前記表示手段に表示するときの画面更新頻度を低下させる制御である前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(6)手書きされたデータが前記表示装置にカラーにて表示される場合に、前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータを前記表示手段にモノクロにて表示する制御である前項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
(7)前記制御手段は、前記消費電力量の抑制制御を行う際に、前記抑制制御の実施許否の問い合わせを前記表示手段に表示させる前項1〜6のいずれかに記載の表示装置。
(8)前記制御手段は、消費電力量の抑制制御がなされている状態で、消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示を前記表示手段に表示させる前項1〜7のいずれかに記載の表示装置。
(9)前記制御手段は、消費電力量の抑制制御がなされていない状態で、消費電力量の抑制制御が開始される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示を前記表示手段に表示させる前項1〜7のいずれかに記載の表示装置。
(10)電源部と、複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、を備えた表示装置で実施される消費電力制御方法であって、前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定ステップと、ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出ステップと、前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定ステップにおいて測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得ステップと、前記推定値取得ステップにおいて取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出ステップにおいて算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御ステップと、を備えたことを特徴とする消費電力制御方法。
(11)電源部と、複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、を備えた表示装置のコンピュータに、前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定ステップと、ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出ステップと、前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定ステップにおいて測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得ステップと、前記推定値取得ステップにおいて取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出ステップにおいて算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御ステップと、を実行させるための消費電力制御プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値が算出されるとともに、前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が取得される。そして、取得された前記次のページについての前記推定値が前記割当値を上回ったかどうかが判断され、上回ったと判断された場合には、消費電力量の抑制制御が行われる。
つまり、手書き量が多くなったときは推定値も大きくなるため、推定値が手書き用消費電力量の割当値を上回ることになり、当該ページに関して消費電力量が抑制される。そして、このような処理が手書き未入力の各ページ毎に繰り返されるから、手書きによるメモが大量に書き込まれて途中のページで電源手段の電力がなくなってしまう事態を回避でき、手書き未入力の最終ページに至るまで手書き入力の可能性を確保することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、手書きされた各ページの手書き量に応じた消費済み電力量の平均値、中央値、最頻値のいずれかを、推定値として容易に取得することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、前記次のページの前のページについての手書き用消費電力量の割当値と、測定された前記前のページの消費済み電力量との差を、前記文書データにおける残りの手書き未入力のページの数で割って商を求め、この商を該ページについての前記割当値に加算することにより、前記次のページについての手書き用消費電力量の割当値とすることで、次のページについての手書き用消費電力量の割当値を容易に求めることができる。
前項(4)に記載の発明によれば、手書きされたデータの解像度を低下させて表示手段に表示することにより、消費電力量を抑制することができる。
前項(5)に記載の発明によれば、手書きされたデータを表示手段に表示するときの画面更新頻度を低下させることにより、消費電力量を抑制することができる。
前項(6)に記載の発明によれば、手書きされたデータを表示手段にモノクロにて表示することにより、消費電力量を抑制することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、消費電力量の抑制制御を行う際に、抑制制御の実施許否の問い合わせが表示手段に表示されるから、ユーザの意思を尊重して、消費電力量の抑制制御を行うことができる。
前項(8)に記載の発明によれば、消費電力量の抑制制御がなされている状態で、ユーザーは、消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲を認識することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、消費電力量の抑制制御がなされていない状態で、ユーザーは、消費電力量の抑制制御が開始される手書き量の範囲を認識することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、手書き量が多くなったときは消費電力量を抑制するから、手書きによるメモが大量に書き込まれて途中のページで電源手段の電力がなくなってしまう事態を回避でき、手書き未入力の最終ページに至るまで手書き入力の可能性を確保できる。
前項(11)に記載の発明によれば、手書き量が多くなったときは消費電力量を抑制する処理を、表示装置のコンピュータに実行させることができる。
この発明の一実施形態に係る表示装置としての電子ペーパーの正面図である。 電子ペーパーの電気的な構成を示すブロック図である。 電子ペーパーにおいて実行される手書き入力に対する消費電力量の抑制処理を示すフローチャートである。 図3のステップS1で示した、電子ペーパーに表示する文書データの最初のページに割り当てる手書き用電力量の割当値を算出する処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 図3のステップS15で示した、次ページに対する手書き量用消費電力量の割当値算出処理を説明するための図である。 図3のステップS15で示した、次ページに対する手書き量用消費電力量の割当値算出処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 消費電力量の残量をどれだけ残せば、次ページ以降で消費電力量の抑制制御が行われないかを示すインジケータが、画面に表示されている状態の図である。 消費電力量の残量をどれだけ残せば、次ページ以降で消費電力量の抑制制御が解除されるかを示すインジケータが、画面に表示されている状態の図である。 次ページで消費電力量の抑制制御が解除される状態を説明するための図である。 現在のページに対して手書きを行わないとしても、次ページで消費電力量の抑制制御が解除されないとき、どのページで消費電力量の抑制制御が解除されるかを、画面に表示する例を示す図である。 図3のステップS12で示した、インジケータ表示処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る表示装置としての電子ペーパー1の正面図である。なお、表示装置は電子ペーパーに限定されることはなく、タブレット端末等であっても良い。
この電子ペーパー1は表示部11を備えると共に、下端部にはページ戻しボタン12と、実行/更新ボタン13と、ページ送りボタン14が配設されている。
表示部11は、後述する電源部の電力を消費することなく文書データの表示状態を保持する一方、表示ページを切り替える際には電力を消費する公知の構成のものである。「電力を消費することなく」とは、電力を全く消費しない場合はもとより、電力消費がわずかである場合も許容する概念である。
この表示部11の表面にはタッチパネル(図示せず)が設けられており、ユーザーはタッチパネルを手書きペン等の手書き入力装置2でなぞって文字や図形等のメモを文書データに手書き入力することができる構成となされている。また、手書き入力装置2により手書き入力したメモ等の表示は、ページ切り替えと同様に電力消費を伴って行われる。
ページ戻しボタン12は、表示されているページを1つ前のページに切り替えるためのボタンであり、実行/更新ボタン13は、例えば複数の文書データの中からいずれかの文書データの選択を実行したり、消費電力量の抑制制御を行う際に表示部11に表示される前記制御の許否の問い合わせに対するユーザーの意思を決定するとき等に用いられ、ページ送りボタン14は、表示されているページを次のページに切り替えるためのボタンである。
図2は、電子ペーパー1の電気的な構成を示すブロック図である。
電子ペーパー1は、上述した表示部11の他、CPU101、RAM102、ROM103、画像処理部104、外部記憶装置105、操作部106、電源管理部107、電源部108、ネットワークインターフェース(図面ではネットワークIFと記されている)109を備えている。
CPU101は、ROM103や外部記憶装置105などに保存されているプログラムをRAM103にロードして実行することにより、電子ペーパー1の全体を統括的に制御する。たとえば、ユーザー操作に基づいて、外部記憶装置105に記憶された複数の文書データのうちのいずれかの文書データの任意のページを表示部11に表示させたり、表示ページを切り替えたり、画面に対して手書き入力装置2による手書きが行われたときは、それを取り込んで入力し表示させる等の制御を行う。
さらにこの実施形態では、表示部11に表示される文書データの各ページについて、手書き入力装置2により手書きされたデータが入力され表示されたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定したり、ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが表示部11に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出したり、前記次の手書き未入力のページが表示部11に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する。さらには、取得した推定値が前記算出された該ページについての割当値を上回ったかどうかを判断し、推定値が割当値を上回ったと判断された場合に、消費電力量の抑制制御を実施する等の処理を行うが、詳細は後述する。
RAM102は、CPU101が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供する記憶媒体であり、ROM103は、CPU101が実行する動作プログラムやその他のデータを保存する記憶媒体である。
画像処理部104は、外部記憶装置105に記憶される画像データ等に所定の画像処理を実行する。
外部記憶装置105は例えばSDカード等の可搬性記録媒体等からなり、表示部11に表示される1ページまたは複数ページからなる複数の文書データ等を保存する。
操作部106は前述したタッチパネルからなり、タッチパネルがタッチされた時のタッチ位置の座標の読み取り等を行う。
電源管理部107は電源部108の状態を管理するものであり、この実施形態ではCPU101の機能の一部として構成されている。なお、電源部108は電子ペーパー1の各部に電力を供給するものであり、充電可能に構成されている。また、表示部11に表示されるページの切り替えや手書き入力装置2による画面へのメモ書きがあった場合等には、電源部108の電力が消費され、電源管理部107は消費された電力量を使用可能な電力量から差し引く等の処理を行う。
ネットワークインターフェース109は、電子ペーパー1と他の外部機器との間で、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段として機能する。
次に、電子ペーパー1において実行される手書き入力に対する消費電力量の抑制処理を、図3のフローチャートを参照して説明する。
なお、図3のフローチャートに示される処理は、CPU101がROM103等の記録媒体に記録された動作プログラムに従って動作することにより実行される。
ステップS1では、電子ペーパー1に表示する文書データの最初の表示ページに割り当てる手書き用電力量の割当値を算出する。この処理を図4に示す。
図4において、ステップS101で、電源部108の現在の電力残量のうちの手書き用に割り当て可能な消費電力量(手書き用消費電力量の総残量)Paを算出する。この総残量Paは、例えば、電源部108の現在の電力残量を測定し、この測定された電力残量から各ページの切り替えに要する消費電力量を差し引くことで求めれば良い。
次に、ステップS102で、その文書データのまだ手書きされていないページ数を算出したのち、ステップS103で、総残量Paを手書きされていないページ数で割ることで最初のページに対する割当値とする。
例えば文書データの総ページ数をNとし、いずれのページにも未だ手書きされていない場合、第1ページを最初に表示させると、このページに対する割当量はPa/Nで算出される。
なお、次ページ以降のページについての割当量は、後述するステップS15で算出される。
図3に戻って、ステップS2では推定値を取得する。この推定値は、表示部11に表示された手書き未入力のページについて、手書き入力が行われた場合に使用されるものと予想される手書き量に応じた消費電力量の推定値である。
この実施形態では、表示部11に表示された文書データにおける手書き入力済みの各ページで測定された手書き量に応じた消費済み電力量の平均値、中央値、最頻値のいずれかが推定値として用いられる。これらは、いずれも手書き入力済みの各ページにおける手書き量に応じた消費済み電力量の代表値であり、これから手書きされるページに対する消費電力量の推定値として好適である。以下、推定値を代表値とも記す。平均値、中央値、最頻値のいずれを用いるかは、ユーザー等によって予め設定されている。なお、平均値は各ページの手書き量に応じた消費済み電力量の測定値の合計を、手書きされたページ数で割った値であり、中央値は各ページの手書き量に応じた消費済み電力量の測定値を降順または昇順に並べたときの中央値である。測定値が偶数個の場合は中央の2つの値の合計を2で割って算出する。最頻値は測定値のうち最も多く出現した値をいう。
なお、手書き量に応じた消費済み電力量の測定値は、各ページ毎に外部記憶装置105等に記録され、代表値を算出するときはこれら保存されている測定値をロードして算出する。
次に、ステップS3で、取得した代表値がそのページについて割り当てられた手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する。上回っている場合は(ステップS3でYES)、ステップS6で、消費電力抑制制御を実施しても良いかどうかの問い合わせ画面を表示部411に表示し、ステップS7で、ユーザーが許可したかどうかを調べる。許可しなければ(ステップS7でNO)、消費電力量の抑制制御を実施することなく、ステップS9に進む。許可した場合は(ステップS7でYES)、ステップS8で、消費電力量の抑制制御として解像度低下処理を設定した後、ステップS9に進む。解像度低下処理とは、手書きされたデータを解像度を低下させて表示部11に表示する処理である。
このように、消費電力抑制制御を実施しても良いかどうかの問い合わせ画面を表示部11に表示するから、ユーザーの意思を確認して、消費電力抑制制御を実施することができる。
ステップS3で、代表値が割当値を上回っていない場合は(ステップS3でNO)、ステップS4で解像度低下処理の実行中かどうかを判断し、実行中であれば(ステップS4でYES)、ステップS5で解像度低下処理の解除を設定した後、ステップS9に進む。ステップS4で解像度低下処理の実行中でなければ(ステップS4でNO)、そのままステップS9に進む。
ステップS9では、手書き入力装置2による手書きがなされたかどうかを判断し、なされていなければ(ステップS9でNO)、ステップS13に進む。なされていると(ステップS9でYES)、ステップS10では、手書き入力処理を実行する。即ち、手書きされたデータを取り込んで表示部11に表示する。この場合、解像度低下処理が設定されている場合は、手書きされたデータを解像度を低下して表示部11に表示する。次いで、ステップS11で、手書きに伴う消費済み電力量を測定した後、ステップS12に進む。
ステップS12では、インジケータ表示処理を実行する。この処理は、消費電力量の抑制制御がなされている状態で、消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示や、消費電力量の抑制制御がなされていない状態で、消費電力量の抑制制御が開始される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示を、表示部11に表示させる処理である。詳細については後述する。
次いで、ステップS13で、ユーザーによりページの切り替えが指示されたかどうかを判断する。指示されていなければ(ステップS13でNO)、ステップS9に戻る。ページ切り替えが指示されていると(ステップS13でYES)、ステップS14では、現在表示されているページが最終ページかどうかを調べ、最終ページであれば(ステップS14でYES)、処理を終了する。最終ページでなければ(ステップS14でNO)、ステップS15で、次に表示部11に表示される手書き未入力のページに対する手書き量用消費電力量の割当値を算出する。この処理については後述する。
次いで、ステップS16で、ページ切替処理を実行した後、ステップS2に戻る。
ステップS15における、次ページに対する手書き量用消費電力量の割当値算出処理を、図5を参照して説明する。
文書データの全ページ数をN、表示部11に現在表示中のページをCページ、次に表示されるページをC+1ページ、さらに次に表示されるページをC+2ページとする。また、当初は全ページとも手書きされておらず、1ページから順に表示部11に表示していくものとする。また、現在表示中のCページに割り当てられている手書き量用消費電力量の割当値をPcとし、手書きを行った時に測定された手書き量に応じた消費済み電力量をpWcとすると、Cページについては(Pc−pWc)の電力残量が発生している。
この電力残量を残りの手書き未入力ページのページ数(N−C)で割ると、各ページ当たりPc1=(Pc−pWc)/(N−C)分の余剰電力量を割り振り可能となる。
そして、このPc1をCページに対する割当値pcに加算して、C+1ページについての手書き用消費電力量の割当値P(c+1)とする。
このP(c+1)が図3のフローチャートにおけるステップS3で、C+1ページに対する代表値と比較されることになる。なお、図5では、C+1ページに対する代表値をW(c+1)で表示している。図5の例では、W(c+1)<P(c+1)であるから、消費電力抑制制御は実行されない。
次に、C+1ページにおいて手書き入力がなされ、手書き量に応じて、割当値であるP(c+1)よりも大きな消費済み電力量pW(c+1)が発生したとする。従って、C+1ページについては(pW(c+1)−P(c+1))の不足電力量が発生している。
この不足電力量を残りの手書き未入力ページのページ数(N−C−1)で割ると、各ページ当たりPc1=(pW(c+1)−P(c+1))/(N−C−1)分の不足電力量となる。
そして、このPc1をC+1ページに対する割当値P(c+1)から減算(−Pc1を加算)して、C+2ページについての手書き用消費電力量の割当値P(c+2)とする。
ここで、C+1ページについては手書きに伴う大きな消費済み電力量pW(c+1)が発生したため、C+2ページについての代表値W(c+2)が、図5に示すように割当値P(c+2)を上回ってしまったとすると、C+2ページについては消費電力抑制制御が実行されることになる。
このように、前のページについての手書き用消費電力量の割当値と、実際に測定された前記前のページの消費済み電力量との差を、残りの手書き未入力のページの数で割って商Pc1を求め、この商を前記前のページについての割当値に加算することにより、次のページについての手書き用消費電力量の割当値が算出されるから、この処理を1ページから順に実行していくことにより、各ページの手書き用消費電力量の割当値を、比較的簡単に算出することができる。
図6は、上述した図3におけるステップS15の次ページに対する割当値算出処理を示すフローチャートである。
ステップS131では現在のページの割当値Pcを求め、ステップS132では現在のページで使用した手書き量に応じた消費済み電力量pWcを求め、ステップS133で、(Pc−pWc)によりこのページの電力残量を算出する。
次いで、ステップS134で、電力残量を残りの手書きしていないページ数で割ることにより、残りのページに割り振る電力Pc1を算出する。そして、ステップS135で、(Pc+Pc1)を求め、次ページに対する割当値とする。
次に、図3のフローチャートにおけるステップS12のインジケータ表示処理について説明する。
まず、割当値が代表値以上であり、消費電力量の抑制制御が行われていないときは、抑制制御が開始される手書き量の範囲、換言すれば消費電力量の残量をどれだけ残せば、次ページ以降で消費電力量の抑制制御が行われないかを、表示部11にインジケータで表示するものとなされている。
具体的には、図7に示すように、表示されているページに対する手書き量が増加すると表示長さが100%から0%へと減少する棒状のインジケータ200が、手書き可能残量を示すものとして表示部11に表示されるとともに、「0%になると解像度が下がります。」というメッセージが表示されている。従って、ユーザーは、インジケータ200が0%になると消費電力量の抑制制御が行われることを認識でき、インジケータ200が0%にならないように手書きを行うことができる。
図8は、代表値が割当値を上回って、消費電力量の抑制制御が行われているときに、次ページ以降で消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲、換言すれば消費電力量の残量をどれだけ残せば、次ページ以降で消費電力量の抑制制御が解除されるかを、表示部11にインジケータで表示する例を示すものである。
具体的には、図8に示すように、表示されているページに対する手書き量が増加すると表示長さが100%から0%へと減少する棒状のインジケータ200が、手書き可能残量を示すものとして表示部11に表示されるとともに、100%と0%の表示の間に例えば赤色の縦線マーク201が表示され、かつ「赤線以上残量を残すと、次ページ以降解像度があがります。」というメッセージが表示されている。従って、ユーザーは、手書き量をマーク201までに抑制すると、消費電力量の抑制制御を解除できるかを認識できる。
消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲は、以下のようにして求めることができる。
即ち、現在の表示ページがCページであるときに、次ページであるC+1ページの手書き用消費電力量の割当値をP(c+1)、C+1ページに対する代表値をW(c+1)とすると、
Figure 0006048267
であれば次ページで消費電力量の抑制制御が解除される。文書データのページ数をN、Cページにおける手書き量に応じた消費電力量をpWcとすると、図9に示すように、P(c+1)=Pc+(Pc−pWc)/(N−C)であるから、上記(1)式は、
Figure 0006048267
となる。従って、これを展開して、Cページの手書き量に応じた消費電力量pWcを以下の状態にすると、次ページで消費電力量の抑制制御が解除される。
Figure 0006048267
図10は、代表値が割当値を上回って、消費電力量の抑制制御が行われている場合において、現在のページに対して手書きを行わないとしても、次ページで消費電力量の抑制制御が解除されないとき、どのページで消費電力量の抑制制御が解除されるかを、表示部11に表示する例を示すものである。
具体的には、図10に示すように、表示されているページに対する手書き入力の量が多くなると表示長さが100%から0%へと減少する棒状のインジケータ200が表示部11に表示されるとともに、「このページに書き込みをしないと2ページ後に解像度を復帰できます。」というメッセージが表示されている。従って、ユーザーは、手書きをしなければ2ページ後から消費電力量の抑制制御を解除できることを認識可能となる。なお、次ページにおいてもユーザーが手書きを行わないことが前提となる。この場合、次ページが表示部11に表示された状態で、例えば「このページに書き込みをしないと次ページで解像度を復帰できます。」とのメッセージが表示される。
解像度を元に戻せるページ数は、(Wc−Pc)/((Pc−pWc)/(N−C))で求められる。
なお、図7、図8及び図10で説明したインジケータ等の表示は、ページの表示を可及的に妨げないように表示部11の上部や下部あるいは隅部等に表示されるのが望ましい。
図11は、インジケータ表示処理のフローチャートである。
ステップS1201で、解像度が低下しているか即ち消費電力量の抑制制御中かどうかを判断し、解像度が低下していなければ(ステップS1201でNO)、ステップS1205で、現在のページに対する手書き用消費電力量の割当値と手書きによる使用電力量の割合から、電力残量を算出し、表示部11にインジケータ200で表示する。
一方、解像度が低下していれば(ステップS1201でYES)、ステップS1202で、現在のページの電力残量(Pc−pWc)を手書きされていないページ数(N−C)で割った値Pc1を算出する。
次いで、ステップS1203で、現在のページの電力残量とPc1を加算した値が、代表値よりも多いかどうかを調べる。多い場合(ステップS1203でYES)、ステップS1204で、現在のページの電力をどれだけ残せば次ページで解像度が元に戻るかを画面に表示する。
一方、現在のページの電力残量とPc1を加算した値が、代表値よりも多くない場合(ステップS1203でNO)、ステップS1206で、現在の電力残量にあと何回Pc1を加算すればよいかを算出(その結果をAとする)した後、このまま何も手書きしない場合、Aページ後に解像度が元に戻ることを画面に表示する。
以上説明したように、この実施形態では、手書き量が多くなったときは代表値も大きくなるため、代表値が手書き用消費電力量の割当値を上回ることになるが、この場合は、手書きされたデータの解像度を低下させて表示させることにより、消費電力量の抑制処理が実行される。そして、このような処理が手書き未入力の各ページ毎に繰り返されるから、手書きによるメモが大量に書き込まれて途中のページで電源部108の電力がなくなってしまう事態を回避でき、手書き未入力の最終ページに至るまで手書き入力の可能性を確保することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、消費電力量の抑制制御として手書きされたデータの解像度を低下させる場合を示したが、代表値(Wc)が手書き用消費電力量の割当値(Pc)を上回ったときは、手書きされたデータの表示周波数(手書きデータの画面更新頻度)をPc/Wcに基づいて低下させることにより、解像度に影響を与えることなく消費電力量を抑制しても良い。
また、カラー表示が可能なときに、手書きされたデータをモノクロ表示に切り替えることにより、消費電力量を抑制しても良い。
また、代表値の算出をページ切り替え後に行うものとしたが、ページ切り替え前に次ページに対する代表値を算出しても良い。
また、次ページに対する手書き用消費電力量の割当値の算出を、ページ切り替え前に行ったが、ページ切り替え後に行っても良い。
1 電子ペーパー(表示装置)
2 手書き入力装置
11 表示部
101 CPU
102 RAM
103 ROM
105 外部記憶装置
106 操作部
107 電源管理部
108 電源部

Claims (11)

  1. 電源部と、
    複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、
    前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、
    前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定手段と、
    ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出手段と、
    前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定手段により測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量の測定値に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得手段と、
    前記推定値取得手段により取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出手段により算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記推定値取得手段は、手書きされた各ページについて前記測定手段により測定された前記消費済み電力量の平均値、中央値、最頻値のいずれかを、前記推定値として取得する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記算出手段は、前記次のページの前のページについての手書き用消費電力量の割当値と、前記測定手段により測定された前記前のページの消費済み電力量との差を、前記文書データにおける残りの手書き未入力のページの数で割って商を求め、この商を前記前のページについての前記割当値に加算することにより、前記次のページについての手書き用消費電力量の割当値とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータの解像度を低下させて前記表示手段に表示する制御である請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータを前記表示手段に表示するときの画面更新頻度を低下させる制御である請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  6. 手書きされたデータが前記表示装置にカラーにて表示される場合に、前記消費電力量の抑制制御は、手書きされたデータを前記表示手段にモノクロにて表示する制御である請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記消費電力量の抑制制御を行う際に、前記抑制制御の実施許否の問い合わせを前記表示手段に表示させる請求項1〜6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、消費電力量の抑制制御がなされている状態で、消費電力量の抑制制御が解除される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示を前記表示手段に表示させる請求項1〜7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記制御手段は、消費電力量の抑制制御がなされていない状態で、消費電力量の抑制制御が開始される手書き量の範囲をユーザーに認識させるための表示を前記表示手段に表示させる請求項1〜7のいずれかに記載の表示装置。
  10. 電源部と、
    複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、
    前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、
    を備えた表示装置で実施される消費電力制御方法であって、
    前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定ステップと、
    ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出ステップと、
    前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定ステップにおいて測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得ステップと、
    前記推定値取得ステップにおいて取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出ステップにおいて算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする消費電力制御方法。
  11. 電源部と、
    複数ページからなる文書データにおけるいずれかのページのデータの表示状態を、前記電源手段の電力を消費することなく保持すると共に、前記電源部の電力を消費して表示されるページの切り替えを行う表示手段と、
    前記電源部の電力を消費して、ユーザーにより前記表示手段の画面に手書きされたデータを入力し表示させるための手書き入力手段と、
    を備えた表示装置のコンピュータに、
    前記表示手段に表示される前記文書データの各ページについて、前記手書き入力手段により手書きされたデータの入力表示がなされたときは、手書き量に応じた消費済み電力量を測定する測定ステップと、
    ページの切り替えにより次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、該ページに割り当てられる手書き用消費電力量の割当値を算出する算出ステップと、
    前記次の手書き未入力のページが前記表示手段に表示される前にあるいは表示された後に、前記測定ステップにおいて測定された各ページの手書き量に応じた消費済み電力量に基づいて、該次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値を取得する推定値取得ステップと、
    前記推定値取得ステップにおいて取得された前記次のページについての手書き量に応じた消費電力量の推定値が、前記算出ステップにおいて算出された該ページについての前記手書き用消費電力量の割当値を上回っているかどうかを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記推定値が前記割当値を上回っていると判断された場合に、消費電力量の抑制制御を行う制御ステップと、
    を実行させるための消費電力制御プログラム。
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