JP6045478B2 - 竪型ローラミル - Google Patents

竪型ローラミル Download PDF

Info

Publication number
JP6045478B2
JP6045478B2 JP2013242059A JP2013242059A JP6045478B2 JP 6045478 B2 JP6045478 B2 JP 6045478B2 JP 2013242059 A JP2013242059 A JP 2013242059A JP 2013242059 A JP2013242059 A JP 2013242059A JP 6045478 B2 JP6045478 B2 JP 6045478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
fixed blade
classifier
pulverized coal
roller mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013242059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015100732A (ja
Inventor
菅 啓史
啓史 菅
卓一郎 大丸
卓一郎 大丸
有馬 謙一
謙一 有馬
松本 慎治
慎治 松本
串岡 清則
清則 串岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2013242059A priority Critical patent/JP6045478B2/ja
Priority to US14/909,789 priority patent/US10722898B2/en
Priority to CN201480044306.5A priority patent/CN105451886B/zh
Priority to PCT/JP2014/071679 priority patent/WO2015064185A1/ja
Priority to KR1020167003296A priority patent/KR101766604B1/ko
Priority to DE112014004987.5T priority patent/DE112014004987B4/de
Publication of JP2015100732A publication Critical patent/JP2015100732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6045478B2 publication Critical patent/JP6045478B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、たとえば微粉炭焚きボイラ等に適用される竪型ローラミルに係り、特に、固定式分級機を備えた竪型ローラミルに関する。
従来、石炭焚きボイラでは、たとえば図3及び図4に示した竪型ローラミル10のような微粉炭機(ミル)へ原料炭を投入し、粉砕した微粉炭を燃料として使用する。竪型ローラミル10の内部では、ハウジング11内の下部に設置された粉砕テーブル12上を粉砕ローラ13が回転しながら旋回する。なお、図中の符号14は、原料炭を投入する石炭投入管である。
竪型ローラミル10内に投入された原料炭は、粉砕テーブル12と粉砕ローラとの間に噛み込まれることにより粉砕されて微粉炭となる。この微粉炭は、粉砕テーブル12の周囲に配設されたスロート15から噴出する熱風により、乾燥されながらハウジング11内の上方に配置された固定式分級機20へと気流搬送される。このとき、粒径の大きい粗大粒子は、重力により落下して粉砕テーブル12上に戻される重力分級が行われるため、所望の粒径になるまで繰り返して粉砕を受けることとなる。
上述した重力分級による1次分級の後には、粗粒を含む製品粒子の微粉炭が粉砕テーブル12の上部に配置された分級機によりさらに分級される。このような分級機には、固定式、回転式、及び固定式/回転式を組み合わせた方式があり、図示の分級機は固定式である。なお、回転式分級機は、回転羽根による衝突・慣性力により分級を行うもので、高い分級性能を有することが知られている。
気流搬送された微粉炭は熱風により乾燥され、さらに、固定式分級機20を通過することにより分級される。分級された微粉炭は、固定式分級機20の内部からハウジング11の外部上方へ連通する微粉炭出口16を通り、搬送用の1次空気によりボイラまで気流搬送される。
固定式分級機20は、コーン21の上端部側において周方向へ等ピッチに開口する多数の固定羽根入口窓22を備えている。この固定羽根入口窓22は、コーン21を形成する壁面を貫通して設けられた開口部であり、微粉炭を気流搬送する流れ(以下、「固気二相流」と呼ぶ)が通過してコーン21の内部へ流入するための入口及び流路となる。
そして、コーン21の内壁側には、各固定羽根入口窓22と対になる多数の固定羽根23が取り付けられている。
また、コーン21の内側には、固定羽根入口窓22及び固定羽根23と対向する壁面を形成する内筒24が設けられている。
固定羽根23は、固気二相流に旋回を与えるため全てが同方向に傾斜して、すなわち、コーン21の軸中心に向かう半径方向の線から傾斜角度を有して取り付けられている。従って、固定羽根23の傾斜角度を増減すれば、固定羽根23の開度(角度)に応じて旋回流の強さも変化するので、分級する微粉度の調整が可能となる。
なお、図中の符号25は、原料炭及び分級機20で分級された粗粒を粉砕テーブル12上へ供給するコーン出口である。
上述した固定式分級機20はサイクロン型の分級機であり、駆動部がなくシンプルな構造となるため、低コストで保守が容易等のメリットを有している。しかし、固定式分級機20は粗粒域分級の精度が劣り、微粉炭中の粗粒(燃焼性に悪影響を与える100メッシュを超える程度の粗粒)が増加するため、ボイラから排出される燃焼排ガス中に含まれる未燃分を増加させる要因となる。
ここで、固定式分級機20の分級原理を簡単に説明すると、固定羽根入口窓22から隣接する固定羽根23の間を通過する固気二相流は、微粉炭の粒子が旋回流により粗粒と微粉とに遠心分級される。この後、粒径が小さく軽量の微粉は、下方からの反転上昇流に乗って巻き上げられ、内筒24の下方から内側に入って微粉炭出口16から竪型ローラミル10の外部へ流出する。しかし、遠心分離された粒径の大きい粗粒は、重量が大きいため内筒24の下方から内筒24の内側に入る流れに乗れないためコーン21の内壁に至り、コーン21の内壁面に沿って重力により下方に落下する。
この粗粒は、最終的にはコーン21の下部中央に開口する石炭投入管14から粉砕テーブル12上へ落下して再度粉砕される。
上述した固定式の分級機を備えた竪型ローラミルについては、下記の特許文献1に開示された従来技術において、製品微粉炭中の粗粒割合を低減するため、羽根入口窓の近傍に偏流板を設けることや、内筒の傾きを変えることが行われている。
特開2011−104563号公報
上述したように、竪型ローラミル10の固定式分級機20においては、粉砕後の重力分級を経た固気二相流に対して固定羽根23が旋回を与え、遠心力により粗粒と微粉とに分級しているが、製品粒子径に近い粗粉(粗粒/微粒の中間であり未燃分の基になる粒子径150μm程度)は遠心効果が弱く、従って、気流の変動等により一部が内筒24近くの中心方向へ流れ込み、内筒24の近辺で旋回・下降する傾向を示す。この結果、粗粉は微粉の反転上昇流に紛れ込む確率が増え、製品微粉に紛れ込む粗粉量の増加により、分級効率が低下するという問題を有している。
分級効率低下の主な原因としては、例えば下記の二つが考えられる。
第1の原因は、図4(a)に破線矢印で示すように、固定羽根23間の固定羽根入口窓22を通過した固気二相流に含まれる粗粒子の一部(図中の粗粒子Pc)が、内筒24の外表面(コーン21の内壁面と対向する面)に衝突して反発し、固定羽根23の背側(凸状の曲面)に再度衝突することである。
第2の原因は、図4(a)に破線矢印で示すように、固定羽根23間の固定羽根入口窓22を通過する際に、固気二相流に含まれる粗粒子の一部(図中の粗粒子Pd)が、固定羽根23の背側に直接衝突することである。
上述した二つの原因において、固定羽根23の背側に衝突した粗粒子Pc,Pdは、固定羽根23が比較的反発力の高い鉄板製であるため、内筒24の外表面近傍まで反発して失速する。すなわち、固定羽根23間の固定羽根入口窓22を通過した固気二相流は、粗粒子の一部が固定羽根23の背側となる面に衝突し、比較的強い反発力を受けて内筒24の外表面付近まで移動して失速するので、上述した粗粒子Pc,Pdが重力により内筒24の外表面に沿って落下する。
しかし、この粗粒子Pc,Pdは、図4(b)に実線矢印で示すように、落下途中において内筒24の内側(微粉炭出口16)に向かって上昇する微粒子搬送用の気流に乗ることとなる。
この結果、固定羽根23の背側に衝突した粗粒子Pc,Pdは、内筒24の外表面付近で失速し、微粒子とともに微粉炭出口16から流出するものと考えられる。このような粗粒子Pc,Pdの流出は、固定式分級機20の分級効率を低下させるため好ましくない。
近年、世界的なエネルギー資源の逼迫を背景に、廉価な低品位炭の利用ニーズが増加しており、比較的燃焼性のよい低品位炭用の分級機として、固定式分級機の適用を可能にすることが期待されている。
また、石炭焚きボイラにおいては、高効率(灰中未燃分の低減)・低NOx燃料の要求も高く、製品微粉炭中の粗粒割合を低減可能とする固定式分級機が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、固定式分級機を備えた竪型ローラミルにおいて、製品微粉炭中の粗粒割合(燃焼性に悪影響を与える100メッシュを超える程度となる粗粒の割合)を低減することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明の請求項1に係る竪型ローラミルは、固体を粉砕した粉体を気流搬送する固気二相流が通過することにより、粒径の小さい微粉を遠心力により分級して外部へ流出させるサイクロン型の固定式分級機をハウジング内に備えている竪型ローラミルにおいて、前記固定式分級機は、コーン状部材に開口する固定羽根入口窓から前記固気二相流を内部に導入し、前記固定羽根入口窓の内側近傍に取り付けた固定羽根で前記固気二相流に旋回を与えることにより、前記微粉が前記コーン状部材の内側に設けた内筒の下端部側を通って上部の微粉出口から外部へ流出するように構成され、前記固定羽根の背側となる面に、衝突した粒子の反発係数が鉄板表面より低い表面層を形成したことを特徴とするものである。
本発明の竪型ローラミルによれば、固定羽根の背側となる面は、衝突した粒子の反発係数が鉄板表面より低い表面層となっているので、固定羽根の背側に直接衝突した粒子や、内筒外表面への衝突後に反発して再度衝突する粒子の反発量は、従来の鉄板と比較して低下する。この結果、固定羽根の背側に衝突する粒子は、特に粒径の大きい粗粒子は、内筒近傍まで到達することなく失速し、コーン状部材に取り付けられた固定羽根近傍において十分な遠心力を受けるため、コーン状部材の内壁面まで移動して落下する。
この場合、好適な表面層としては、例えば銅を例示できる。
上述した本発明によれば、固定羽根の背側面に衝突した粒子の反発量が低減されることにより、固定羽根背側面に衝突した粗粒子等の粒子は内筒近傍まで到達することなく失速し、固定羽根近傍の十分な遠心力を受けてコーン状部材の内面まで移動して落下する。このため、固定羽根背側面に衝突する粗粒子は、微粒子とともに微粉炭出口から流出することなく粉砕テーブル上に落下して再度粉砕されることとなる。
この結果、本発明の固定式分級機を備えた竪型ローラミルは、製品微粉炭中の粗粒割合を低減して分級効率を向上させることができる。このため、本発明の竪型ローラミルを微粉炭焚きボイラに適用すれば、製品微粉炭中の粗粒割合を低減可能となり、灰中未燃分を低減することができる。従って、比較的燃焼性のよい低品位炭用の分級機として、駆動部がなくシンプルな構造のため、低コストで保守が容易な固定式分級機を採用することができ、廉価な低品位炭を微粉炭燃料にして燃焼させる石炭(微粉炭)焚きボイラを実現できる。
本発明に係る竪型ローラミルの一実施形態を示す図であり、固定式分級機を構成する固定羽根の断面形状を示す断面図である。 図1に示した断面形状を有する固定羽根を備えた固定式分級機の作用効果を示す図で、(a)は固定式分級機の横断面図(図2(b)のA−A断面図)、(b)は固定式分級機の縦断面図である。 竪型ローラミルの概略構成例を示す縦断面図である。 従来の竪型ローラミルを示す図で、(a)は固定式分級機の周辺構造を示す横断面図(図4(b)のB−B断面図)、(b)は固定式分級機の周辺構造を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る竪型ローラミルの一実施形態を図面に基づいて説明する。
図3に示す竪型ローラミル10は、たとえば微粉炭焚きボイラの燃料となる微粉炭を製造する装置(微粉炭機)である。この竪型ローラミル10は、原料炭を粉砕して微粉炭とし、重力分級後の微粉炭が固定式分級機20により分級される。この結果、固定式分級機20を通過して分級された製品微粉は、所望の微粉度を有する微粉炭燃料として、竪型ローラミル10の上部に設けられた微粉炭出口(微粉出口)16から、1次空気により微粉炭焚きボイラへ気流搬送される。
なお、本実施形態に係る竪型ローラミル10の構成は、後述する固定式分級機20の構成を除いて上述した従来技術と同様であり、従って、その詳細な説明は省略する。
すなわち、本発明に係る竪型ローラミル10は、原料炭(固体)を粉砕した微粉炭(粉体)を気流搬送する固気二相流(微粉炭+1次空気)が通過することにより、粒径の小さい微粉を遠心力により分級して微粉炭焚きボイラ(外部)へ流出させるサイクロン型の固定式分級機20をハウジング11内の上部に備えている。この固定式分級機20は、コーン(コーン状部材)21に開口する固定羽根入口窓22から固気二相流をコーン内部に導入し、固定羽根入口窓22の内側近傍に取り付けた固定羽根23で固気二相流に旋回を与えることにより、粒径が小さく軽量の微粉がコーン21の内側に設けた内筒24の下端部側を通って上部の微粉炭出口16からコーン外部へ流出するように構成されている。
換言すれば、所望の粒径より小さい微粉は、固定式分級機20内に設置された内筒24の下端部を通過して上昇する反転上昇流に乗って分級され、上部に開口する微粉炭出口16を通って流出するので、この微粉は、固定式分級機20及び竪型ローラミル10から微粉炭焚きボイラへ製品微粉(燃料用微粉炭)として供給される。
本実施形態では、上述した固定式分級機20に代えて、図1及び図2に示すように構成された固定式分級機20Aが採用されている。すなわち、本実施形態の固定式分級機20Aでは、固定羽根23の背側となる面に、鉄板より反発係数の低い素材(低反発材)よりなる低反発層30を形成した低反発固定羽根23Aが用いられている。
図示の低反発固定羽根23Aは、鉄板製の固定羽根23と低反発層30との二層構造である。具体的には、固定羽根23が凸状に膨出する背側の面に、低反発材を張り付けるなどして低反発層30を形成している。この場合に好適な低反発材は、鉄板より反発係数が低いことに加えて、粒子の衝突により摩耗しにくい高い硬度を有することが望ましい。
このような固定式分級機20Aにおいて、例えば図2(a)に実線で示すように、低反発固定羽根23Aを通過した固気二相流の流れに含まれる粗粒子Paは、その一部が内筒24の外表面に衝突して反発する。この粗粒子Paは、大きく反発して低反発固定羽根23A側へ移動するので、低反発固定羽根20Aの背側に形成された低反発層30に再度衝突する。しかし、この低反発層30は、衝突した粒子の反発係数が鉄板表面よりも低く設定されているので、粗粒子Paの反発量(反発面から到達可能な距離)が従来の鉄板面より低下し、内筒24の外表面付近まで到達することなく失速する。
また、低反発固定羽根23Aを通過した固気二相流の流れに含まれる粗粒子Pbは、その一部が低反発固定羽根23Aの背側面に形成された低反発層30に直接衝突して反発する。しかし、この低反発層30は、衝突した粒子の反発係数が鉄板表面よりも低く設定されているので、粗粒子Pbの反発量が従来の鉄板面より低下し、内筒24の外表面付近まで到達することなく失速する。
この結果、失速した粗粒子Pa,Pbは、コーン21に取り付けられた低反発固定羽根23Aの近傍に形成される旋回流に乗って十分な遠心力を受けることとなる。このため、失速した粗粒子Pa,Pbは、遠心力によりコーン21の内壁面まで移動し、コーン21の内壁面に沿って粉砕テーブル12まで落下する。
すなわち、低反発層30に衝突した粗粒子Pa,Pbは、遠心力を受けてコーン21の内壁面まで移動し、コーン21の内壁面に沿って粉砕テーブル12まで落下するので、内筒24の下端部を通過して上昇する反転上昇流に乗るようなことはなく、最終的には粉砕テーブル12の上に落下して再度粉砕される。
上述したように、低反発層30に衝突した粗粒子Pa,Pbは、反発量の低減により反転上昇流に乗って微粒子とともに微粉炭出口16から流出することがなく、しかも、粉砕テーブル12上に落下して再度粉砕されるので、製品微粉炭中の粗粒割合を低減して分級効率を向上させることができる。また、固定羽根23については、角度や形状を変更することなく分級効率の向上が可能になる。
従って、本実施形態の固定式分級機20Aを備えた竪型ローラミル10は、これを微粉炭焚きボイラに適用することにより、製品微粉炭中の粗粒割合を低減可能となるので、灰中未燃分を低減することができる。この結果、比較的燃焼性のよい低品位炭用の分級機として、駆動部のないシンプルな構造で、しかも、低コストで保守が容易な固定式分級機20Aの採用が可能となる。
なお、本実施形態において、低反発層30を形成する素材は、粒子の反発係数が鉄板より低いものであれば特に限定されることはない。しかし、低反発層30は、粗粒子等の粒子が常に衝突して研磨される(摩耗する)ことを考慮すれば、鉄板より硬度の高い素材を採用することが望ましい。
このように、上述した本実施形態によれば、固定式分級機20Aを備えた竪型ローラミル10は、製品微粉炭中の粗粒割合(たとえば100メッシュを超える程度の粗粒割合)を低減できるため、これを微粉炭焚きボイラに適用すれば、製品微粉炭中の粗粒割合が低減し、灰中未燃分を低減することができる。従って、比較的燃焼性のよい低品位炭用の分級機として、駆動部がなくシンプルな構造のため、低コストで保守が容易な固定式分級機20Aを採用することができ、廉価な低品位炭を微粉炭燃料にして燃焼させる微粉炭焚きボイラを実現できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
10 竪型ローラミル
11 ハウジング
12 粉砕テーブル
13 粉砕ローラ
14 石炭投入管
15 スロート
16 微粉炭出口(微粉出口)
20,20A 固定式分級機
21 コーン(コーン状部材)
22 固定羽根入口窓
23 固定羽根
24 内筒
30 低反発層

Claims (1)

  1. 固体を粉砕した粉体を気流搬送する固気二相流が通過することにより、粒径の小さい微粉を遠心力により分級して外部へ流出させるサイクロン型の固定式分級機をハウジング内に備えている竪型ローラミルにおいて、
    前記固定式分級機は、コーン状部材に開口する固定羽根入口窓から前記固気二相流を内部に導入し、前記固定羽根入口窓の内側近傍に取り付けた固定羽根で前記固気二相流に旋回を与えることにより、前記微粉が前記コーン状部材の内側に設けた内筒の下端部側を通って上部の微粉出口から外部へ流出するように構成され、
    前記固定羽根の背側となる面に、衝突した粒子の反発係数が鉄板表面より低い表面層を形成したことを特徴とする竪型ローラミル。
JP2013242059A 2013-11-01 2013-11-22 竪型ローラミル Expired - Fee Related JP6045478B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242059A JP6045478B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 竪型ローラミル
US14/909,789 US10722898B2 (en) 2013-11-01 2014-08-19 Vertical roller mill
CN201480044306.5A CN105451886B (zh) 2013-11-01 2014-08-19 立式辊碾机
PCT/JP2014/071679 WO2015064185A1 (ja) 2013-11-01 2014-08-19 竪型ローラミル
KR1020167003296A KR101766604B1 (ko) 2013-11-01 2014-08-19 수직형 롤러 밀
DE112014004987.5T DE112014004987B4 (de) 2013-11-01 2014-08-19 Vertikale Walzenmühle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013242059A JP6045478B2 (ja) 2013-11-22 2013-11-22 竪型ローラミル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015100732A JP2015100732A (ja) 2015-06-04
JP6045478B2 true JP6045478B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=53376933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013242059A Expired - Fee Related JP6045478B2 (ja) 2013-11-01 2013-11-22 竪型ローラミル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6045478B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0751630A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 竪型ローラミルの分級装置
JPH0751629A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 竪型ローラミルの分級装置
US5667149A (en) * 1995-07-03 1997-09-16 Foster Wheeler Energy Corporation Solids pulverizer mill and process utilizing interactive air port nozzles
AUPO875297A0 (en) * 1997-08-22 1997-09-18 Transfield Pty Limited Improved device for the removal of non-combustibles from mills
FR2777476B1 (fr) * 1998-04-16 2000-06-23 Alsthom Gec Separateur de particules combustibles dispose en amont d'une chaudiere et comportant un unique clapet d'isolement
JP4562871B2 (ja) * 2000-07-04 2010-10-13 バブコック日立株式会社 分級装置および竪型ミル
JP2011104563A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 竪型ローラミル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015100732A (ja) 2015-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011062240A1 (ja) 竪型ローラミル
JP4865865B2 (ja) 分級装置及びそれを備えた竪型粉砕装置ならびに石炭焚ボイラ装置
US9211547B2 (en) Classifier
MXPA06013043A (es) Clasificador, triturador vertical que tiene el clasificador y un aparato calentador encendido con carbon que tiene el triturador vertical.
WO2017138302A1 (ja) 分級機、粉砕分級装置及び微粉炭焚きボイラ
JP5638318B2 (ja) 竪型ローラミル
CN107847984B (zh) 分级机、粉碎分级装置及粉煤焚烧炉
WO2015064185A1 (ja) 竪型ローラミル
JPH10109045A (ja) 竪型ローラミル
KR102111226B1 (ko) 분쇄 장치, 분쇄 장치의 스로트 및 미분탄 연소 보일러
JP6275442B2 (ja) 竪型ローラミル
JP6045478B2 (ja) 竪型ローラミル
JP6165593B2 (ja) 竪型ローラミル
WO2017138294A1 (ja) 粉砕装置及び微粉炭焚きボイラ
JP4562871B2 (ja) 分級装置および竪型ミル
WO2016084447A1 (ja) 竪型ローラミル
JP4272456B2 (ja) 分級機及びそれを備えた竪型粉砕機、石炭焚ボイラ装置
TWI671132B (zh) 分級機、直立式粉碎機以及燃煤鍋爐
JP6833527B2 (ja) 竪型粉砕機
JP2002018300A (ja) 分級装置および竪型ミル

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20151028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6045478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees