JP6045171B2 - 眼科システム - Google Patents

眼科システム Download PDF

Info

Publication number
JP6045171B2
JP6045171B2 JP2012082689A JP2012082689A JP6045171B2 JP 6045171 B2 JP6045171 B2 JP 6045171B2 JP 2012082689 A JP2012082689 A JP 2012082689A JP 2012082689 A JP2012082689 A JP 2012082689A JP 6045171 B2 JP6045171 B2 JP 6045171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tomographic image
image
display
light
eye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012082689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013212176A (ja
Inventor
敦司 後藤
敦司 後藤
和英 宮田
和英 宮田
佐藤 眞
眞 佐藤
牧平 朋之
朋之 牧平
好彦 岩瀬
好彦 岩瀬
山田 和朗
和朗 山田
律也 富田
律也 富田
乃介 木辺
乃介 木辺
新畠 弘之
弘之 新畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012082689A priority Critical patent/JP6045171B2/ja
Priority to US13/851,839 priority patent/US20130258283A1/en
Publication of JP2013212176A publication Critical patent/JP2013212176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6045171B2 publication Critical patent/JP6045171B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/102Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for optical coherence tomography [OCT]

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

本発明は、眼科装置に関する。
光干渉断層計(OCT;Optical Coherence Tomography)などの眼部の断層画像撮像装置は、網膜層内部の状態を三次元的に観察することが可能である。この断層画像撮像装置は、疾病の診断をより的確に行うのに有用であることから近年注目を集めている。具体的には、断層画像は緑内障の診断に用いられることが知られている(特許文献1)。
緑内障には急性緑内障発作と呼ばれる症状がある。急性緑内障発作は隅角の狭い患者が、散瞳により虹彩根部が太くなり隅角にある房水の出口である繊維柱体を塞ぐことで起こる。具体的には繊維柱体が虹彩により塞がれると眼圧が高くなり、水晶体が角膜側に押される。そして水晶体により虹彩が圧迫され更に繊維柱体が塞がれることで眼圧が急激に高くなり、視神経が損傷する。
暗所では散瞳し虹彩が縮み虹彩根部が太くなるため、繊維柱体が虹彩に接触しやすく、明所に比べて急性緑内障発作が起こりやすくなる。一方、明所では、急性緑内障発作は暗所に比べ起こりにくくなる。このように、急性緑内障発作の起こりやすさは周辺の照明環境に依存する。すなわち、被検眼から得られる画像または測定値等の固有情報は照明環境に依存する場合がある。
特開2011−072716号公報
しかしながら、被検眼の固有情報には固有情報取得時の照明環境は関連付けられておらず、検査者は正確に診断を行うことが困難であった。
本発明は、より正確な診断を可能とすることを目的の一つとする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとすることができる。
本発明の眼科装置は、被検眼の固有情報を取得する眼科装置と、前記眼科装置周辺の明るさを示す値を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した明るさを示す値と前記断層画像と関連付けて記憶手段に記録する記録手段と、を備える。
本発明によれば、正確な診断を可能とすることができる。
第1の実施形態における眼科装置の構成の一例を示す概略図である。 本眼科装置で撮像された断層画像の一例を示す図である。 本実施形態における本眼科装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 本実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第1の実施形態における表示部192における表示例を示す図である。 第2の実施形態における撮影装置の側面図である。 第2の実施形態における眼底カメラ本体部300の光学系の一例を模式的に示す図である。
本発明に係る装置は、被検眼、皮膚、内臓等の被検体に適用することができる。また、本発明に係る装置としては、例えば、眼科装置や内視鏡等である。以下、本発明の一例として、本実施形態に係る眼科装置について、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
[装置の全体構成]
図1は、本実施形態における眼科装置の構成の一例を示す概略図である。
本装置は、SS−OCT(Swept Source OCT;以下、単にOCTという場合がある)100、走査型検眼鏡(Scanning Laser Ophthalmoscope:以下、SLOという場合がある)140、前眼部撮像部160、内部固視灯170、制御部200から構成される。すなわち、図1に示す眼科装置は被検眼の固有情報を取得する。また、本眼科装置は照度計500を備えている。照度計500は断層画像の取得が行われる検査室の明るさを示す値(例えば照度)を計測する。すなわち、照度計500は眼科装置周辺の明るさを示す値を計測する。なお、照度計500は、眼科装置と一体に構成されていてもよいし、眼科装置とは別体に備えられていてもよい。
内部固視灯170を点灯して被検眼に注視させた状態で、前眼部撮像部160により観察される被検眼の前眼部の画像を用いて、装置のアライメントが行われる。アライメント完了後に、OCT100とSLO140による眼底の撮像が行われる。なお、OCT100、SLO140は眼底の撮像に限定されるものではなく、前眼部の撮像を行うことも可能である。
<OCT100の構成>
OCT100の構成の一例について説明する。
OCT100は被検眼の断層画像を取得する断層画像取得手段の一例に相当する。
光源101は、可変波長光源であり、例えば、中心波長1040nm、バンド幅100nmの光を出射する。光源101から出射される光の波長は制御部191によって制御される。より具体的には、断層画像を取得する際に、制御部191によって光源101から出射される光の波長は掃引される。すなわち、制御部191は光源から出射される光の波長を掃引させる制御手段の一例に相当する。光源101から出射された光は、ファイバ102、偏光コントローラ103を介して、ファイバカップラ104に導かれ、光量を測定するファイバ130とOCT測定するファイバ105に分岐される。光源101から出射された光は、ファイバ130を介し、PM(Power Meter)131にてパワーが測定される。ファイバ105を介した光は、第二のファイバカップラ106に導かれる。ファイバカップラ106において、光は、測定光(OCT測定光とも言う)と参照光に分岐される。
偏光コントローラ103は、光源101から出射された光の偏光の状態を調整するものであり、直線偏光に調整される。ファイバカップラ104の分岐比は、99:1であり、ファイバカップラ106の分岐比は、90(参照光):10(測定光)である。なお、分岐比はこれらの値に限定されるものではなく、他の値とすることも可能である。
ファイバカップラ106で分岐された測定光は、ファイバ118を介してコリメータ117から平行光として出射される。出射された測定光は、眼底Erにおいて測定光を水平方向(紙面上下方向)にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ107、レンズ108を介してレンズ109に到達する。さらに、レンズ109からの測定光は眼底Erにおいて測定光を垂直方向(紙面奥行き方向)にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ110を介し、ダイクロイックミラー111に到達する。ここで、Xスキャナ107、Yスキャナ110は、駆動制御部180により制御され、眼底Erで所望の範囲の領域を測定光により走査することができる。ダイクロイックミラー111は、例えば950nm〜1100nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー111により反射された測定光は、レンズ112を介し、ステージ116上に乗ったフォーカスレンズ114に到達する。フォーカスレンズ114で測定光は、被検体である眼の前眼部Eaを介し、眼底Erの網膜層にフォーカスされる。すなわち、光源101から被検眼までの光学系は光源からの光を被検眼に導く照明光学系の一例に相当する。眼底Erを照射した測定光は各網膜層で反射・散乱し、上述の光学経路を介してファイバカップラ106に戻る。眼底Erからの測定光はファイバカップラ106からファイバ125を介し、ファイバカップラ126に到達する。
なお、フォーカスレンズ114の光軸方向への移動は駆動制御部180により制御される。また、本実施形態ではフォーカスレンズ114はOCT100とSLO140と共通に用いられているが、これに限定されるものではなく、それぞれの光学系に別々にフォーカスレンズを備えることとしてもよい。また、フォーカスレンズの駆動制御部180による制御は光源101が用いる波長と光源141が用いる波長との違いに基づいてフォーカスレンズを駆動することとしてもよい。例えば、OCT100とSLO140とに共通でフォーカスレンズが設けられている場合、駆動制御部180はSLO140による撮影とOCT100による撮影とが切り替えられると、波長の違いに応じてフォーカスレンズ114を移動させる。また、フォーカスレンズがOCT100およびSLO140のそれぞれの光学系に設けられている場合、一方の光学系のフォーカスレンズが調整されると駆動制御部180は波長の違いに応じて他方の光学系のフォーカスレンズを移動させる。
また、前眼部の断層撮影を行う撮影モードの場合、フォーカス位置を眼底ではなく前眼部の所定の部位に合わせる。この前眼部へのフォーカス調整は、フォーカスレンズ114の位置を移動させることにより行っても良いが、あるいは専用のレンズ等の光学部材をフォーカスレンズ114の前後の光路に挿入することでフォーカス位置を調整することができる。この場合、光学部材は駆動部により光路に対して挿脱可能である。駆動制御部180は前眼部撮影モードが選択された場合には光学部材を光路に挿入し、眼底撮影モードが選択された場合には光学部材を光路中から退避させる。
一方、ファイバカップラ106で分岐された参照光は、ファイバ119を介してコリメータ120−aから平行光として出射される。出射された参照光は分散補償ガラス121を介し、コヒーレンス−ゲートステージ122上のミラー123−a、123−bで反射され、コリメータ120−b、ファイバ124を介し、ファイバカップラ126に到達する。コヒーレンスゲートステージ122は、被検眼の眼軸長の相違等に対応する為、駆動制御部180で制御される。
ファイバカップラ126に到達した測定光と参照光とは合波されて干渉光となり、ファイバ127、128を経由し、光検出器である差動検出器(balanced receiver)129によって干渉信号が電気信号に変換される。変換された電気信号は信号処理部190で解析される。すなわち、被検眼から差動検出器129までの光学系は制御手段により掃引された光の被検眼からの戻り光を撮像手段に導く撮像光学系の一例に相当する。なお、光検出器は差動検出器に限定されるものではなく、他の検出器を用いることとしてもよい。
また、ファイバカップラ126において測定光と参照光とが干渉する構成となっているが、これに限定されるものではない。例えば、ミラー123−aを参照光をファイバ119へ反射するように配置し、ファイバカップラ106において測定光と参照光とを干渉させることとしてもよい。この場合ミラー123−b、コリメータ120−b、ファイバ124およびファイバカップラ126は不要となる。この場合サーキュレータを設けることが好ましい。
<SLO140の構成>
SLO140の構成の一例について説明する。
SLO140は被検眼の眼底画像を取得する眼底画像取得手段の一例に相当する。また、SLO140は被検眼の前眼画像を取得する前眼画像取得手段の一例に相当する。
光源141は、例えば半導体レーザであり、本実施形態では、例えば、中心波長780nmの光を出射する。光源141から出射された測定光(SLO測定光とも言う)は、ファイバ142を介し、偏光コントローラ145で直線偏光に調整され、コリメータ143から平行光として出射される。出射された測定光は穴あきミラー144の穴あき部を通過し、レンズ155を介し、眼底Erにおいて測定光を水平方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるXスキャナ146、レンズ147、148、眼底Erにおいて測定光を垂直方向にスキャンするガルバノミラーから構成されるYスキャナ149を介し、ダイクロイックミラー154に到達する。なお、偏光コントローラ145を設けないこととしてもよい。Xスキャナ146、Yスキャナ149は駆動制御部180により制御され、眼底上で所望の範囲を測定光で走査できる。ダイクロイックミラー154は、例えば760nm〜800nmを反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。
ダイクロイックミラー154にて反射された直線偏光の測定光は、ダイクロイックミラー111を透過後、OCT100のOCT測定光と同様の光路を経由し、眼底Erに到達する。
眼底Erを照射したSLO測定光は、眼底Erで反射・散乱され、上述の光学経路をたどり穴あきミラー144に達する。穴あきミラー144で反射された光が、レンズ150を介し、アバランシェフォトダイオード(以下、APDともいう)152で受光され、電気信号に変換されて、信号処理部190で受ける。
ここで、穴あきミラー144の位置は、被検眼の瞳孔位置と共役となっており、眼底Erに照射された測定光が反射・散乱された光のうち、瞳孔周辺部を通った光が、穴あきミラー144によって反射される。
<前眼部撮像部160>
前眼部撮像部160の構成の一例について説明する。
前眼部撮像部160は、レンズ162、163、164および前眼部カメラ165を備える。
例えば波長850nmの照明光を発するLED115−a、115−bから成る照明光源115は前眼部Eaを照射する。前眼部Eaで反射され光は、フォーカスレンズ114、レンズ112、ダイクロイックミラー111、154を介し、ダイクロイックミラー161に達する。ダイクロイックミラー161は、例えば820nm〜900nmの光を反射し、それ以外の光を透過する特性を有する。ダイクロイックミラー161で反射された光は、レンズ162、163、164を介し、前眼部カメラ165で受光される。前眼部カメラ165で受光された光は、電気信号に変換され、信号処理部190で受ける。
<内部固視灯170>
内部固視灯170について説明する。
内部固視灯170は、表示部171、レンズ172で構成される。表示部171としては例えば複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、駆動制御部180の制御により撮像したい部位に合わせて変更される。表示部171からの光は、レンズ172を介し、被検眼に導かれる。表示部171から出射される光は例えば520nmで、駆動制御部180により所望のパターンが表示される。
<制御部200>
制御部200について説明する。
制御部200は、駆動制御部180、信号処理部190、制御部191、表示部192から構成される。
駆動制御部180は、上述の通り各部を制御する。
信号処理部190は、差動検出器129、APD152、前眼部カメラ165からそれぞれ出力される信号に基づき、画像の生成、生成された画像の解析、解析結果の可視化情報の生成を行う。なお、画像の生成などの詳細については、後述する。
制御部191は、本装置全体を制御すると共に、信号処理部190で生成された画像等を表示部192の表示画面に表示する。表示部192は表示手段または表示装置の一例に相当する。なお、信号処理部190で生成された画像データは、制御部191に有線で送信されても良いし、無線で送信されても良い。また、制御部191は断層画像の撮影開始時の照度計500の測定値を取得し、信号処理部190で生成された前眼部Eaの断層画像と照度計500の測定値とを関連付けて記憶部600に保存する。すなわち、制御部191は眼科装置周辺の明るさを示す値を取得する取得手段の一例に相当する。さらに制御部191は取得手段で取得した明るさを示す値と断層画像と関連付けて記憶手段に記録する記録手段の一例に相当する。
なお、制御部191が照度計500の測定値を取得するタイミングは断層画像の撮影開始時に限定されるものではなく、撮影終了時や撮影前など他のタイミングであってもよい。また、制御部191によって前眼部Eaの断層画像と関連づけられる照度は照度計500の値に限定されるものではない。例えば、検査者が眼科装置が置かれた検査室の照度を判断し眼科装置にキーボード等の入力手段を用いて入力してもよい。入力する値は具体的な照度の値に限定されるものではなく、明るさを段階的に示す「明るい」、「通常」、「暗い」等の指標であってもよい。制御部191はキーボード等の入力手段を介して入力された情報を断層画像と関連付ける。なお、明るさを段階的に示す指標は3段階に限定されるものではなく、4段階以上であってもよいし2段階であってもよい。
また、検査室の明かりを暗くしてから断層画像を取得する場合、虹彩の動きが安定するまで時間を要する(例えば、2〜3分)。従って、虹彩の動きが安定した状態か否かを検査者が撮影後に判断できるように、検査室の明かりを暗くしてから断層画像を撮影するまでの時間を取得し、断層画像と更に関連付け記憶部600に保存することとしてもよい。なお、この時間は検査者がタイマ等により計測して、キーボード等の入力手段を介して眼科装置に入力することとしてもよい。入力手段を介して入力された情報は制御部191によって取得される。また、照度計500の出力を用いて制御部191が所定の照度以下となった時から断層画像の撮影が行われるまでの時間を計時してもよい。すなわち、制御部191は眼科装置周辺の明るさを示す値が所定値以下となってから固有情報を取得するまでの時間を取得する取得手段の一例に相当する。また、制御部191は固有情報記取得手段により取得された眼科装置周辺の明るさを示す値が所定値以下となってから固有情報を取得するまでの時間を関連付けて記憶手段に記録する記録手段の一例に相当する。
なお、記憶部600は例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であり、制御部200内に備えられることとしてもよいし、制御部200の外部に備えられることとしてもよい。すなわち、眼科装置に対して記憶部600は内蔵されていてもよいし外付けであってもよい。また、制御部191と記憶部600とは無線または有線によって接続される。さらに、制御部191と照度計500とは無線または有線によって接続される。
表示部192は、例えば、液晶等のディスプレイである。表示部192は、制御部191の制御の下、後述するように種々の情報を表示する。なお、制御部191からの画像データは、表示部192に有線で送信されても良いし、無線で送信されても良い。また、表示部192等は、制御部200に含まれているが、本発明はこれに限らず、制御部200とは別に設けられても良い。
また、制御部191と表示部192とを一体的に構成した、ユーザが持ち運び可能な装置の一例であるタブレットでも良い。この場合、表示部192にタッチパネル機能を搭載させ、タッチパネル上で画像の表示位置の移動、拡大縮小、表示される画像の変更等の操作可能に構成することが好ましい。なお、制御部191と表示部192とが一体的に構成された場合でなくとも表示部192にタッチパネル機能を搭載させてもよい。すなわち、指示装置としてタッチパネルを用いることとしてもよい。
[画像処理]
次に、信号処理部190における画像生成、画像解析について説明する。
<断層画像生成、及び、眼底画像生成>
信号処理部190は、差動検出器129から出力された干渉信号に対して、一般的な再構成処理を行うことで、断層画像を生成する。
まず、信号処理部190は、干渉信号から固定パターンノイズ除去を行う。固定パターンノイズ除去は例えば検出した複数のAスキャン信号を平均することで固定パターンノイズを抽出し、これを入力した干渉信号から減算することで行われる。
次に、信号処理部190は、有限区間でフーリエ変換した場合にトレードオフの関係となる、深さ分解能とダイナミックレンジとを最適化するために、所望の窓関数処理を行う。 次に、FFT処理を行う事によって、断層画像を生成する。
図2に、OCT100で撮像され、信号処理部190で生成された断層画像の一例を示す。
図2(A)は正常眼の断層画像の一例であり、図2(B)は近視眼の断層画像の一例であり、網膜色素上皮―脈絡膜境界201と脈絡膜―強膜境界202他の各層境界が撮像されている。図に示すように、OCT100によれば、SD−OCT(Spectral domain OCT)に比べて広い範囲(図の横方向の大きさが大きいとの意味)での断層画像の撮像が可能となる。これは以下の理由によるものである。SD−OCTの分光器では、回折格子による干渉光の損失がある。一方、SS−OCTでは、分光器を用いず干渉光を例えば差動検出する構成とすることで感度向上が容易である。よって、SS−OCTは、SD−OCTと同等の感度で高速化が可能となり、この高速性を活かして、広画角の断層画像を取得することが可能となる。
またOCT100によれば、SD−OCTに比べて深さ方向に深い(図の縦方向の大きさが大きいとの意味)断層画像の撮像が可能である。これは以下の理由によるものである。SD−OCTで用いられる分光器は、回折格子によって干渉光を空間で分光するため、ラインセンサの隣接する画素間で干渉光のクロストークが発生し易くなる。深さ位置Z=Z0に位置する反射面からの干渉光は、波数kに対してZ0/πの周波数で振動するため、Z0が大きくなる(すなわちコヒーレンスゲート位置から遠く離れる)に従って、干渉光の振動周波数は高くなり、ラインセンサの隣接する画素間での干渉光のクロストークの影響が大きくなる。これによって、SD−OCTでは、より深い位置を撮像しようとすると、感度低下が顕著となる。一方、分光器を用いないSS−OCTは、SD−OCTよりも、深い位置での断層画像の撮像が有利となる。なお、断層画像を表示部192の表示領域に表示する場合、断層自体の画像が無い領域を表示しても意味が無い。そこで、本実施形態では、制御部191は、信号処理部190内のメモリに展開されたデータから断層自体の画像の部分を認識し、表示領域の大きさに合う断層画像を切り出して表示するようにしている。なお、断層自体の画像とは被検眼の眼底組織の画像を指す。
<セグメンテーション>
信号処理部190は、前述した輝度画像を用いて断層画像のセグメンテーションを行う。
まず、信号処理部190は、処理の対象とする断層画像に対して、メディアンフィルタとSobelフィルタをそれぞれ適用して画像を作成する(以下、それぞれメディアン画像、Sobel画像ともいう)。次に、作成したメディアン画像とSobel画像から、Aスキャン毎にプロファイルを作成する。メディアン画像では輝度値のプロファイル、Sobel画像では勾配のプロファイルとなる。そして、Sobel画像から作成したプロファイル内のピークを検出する。検出したピークの前後やピーク間に対応するメディアン画像のプロファイルを参照することで、網膜層の各領域の境界を抽出する。
更に、Aスキャンラインの方向に各層厚をそれぞれ計測し、各層の層厚マップを作成する。
[処理動作]
次に本眼科装置による処理動作の一例について説明する。
図3は、本眼科装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
<調整>
まず、ステップS101において、被検眼を本装置に配置した状態で、本装置と被検眼とのアライメントを行う。アライメントの説明に関して、本実施形態に特有な処理について説明し、ワーキングディスタンス、フォーカス、コヒーレンスゲートの調整等は一般的であるのでその説明は省略する。
(OCT撮像位置の調整)
図4、図5は、調整時または撮影後に表示部192に表示されるウィンドウ400の一例を示している。
まず、操作者がマウス等の指示装置(不図示)を用いてカーソルで、領域412又は領域413を指示することにより撮像モードとして、2D撮像モード(図4参照)又は3D撮像モード(図5参照)を指示する。
指示に基づき撮像モードが設定され、設定された撮像モードが領域410に表示され、SLO140で撮像されて信号処理部190で生成された眼底画像(輝度画像)411が表示される。ここで、眼底画像411の外枠で規定される領域は眼底画像の表示領域である。以下、領域410内の眼底画像の表示領域を眼底画像表示領域という場合がある。ここで、眼底画像表示領域は第1の領域の一例に相当する。なお、眼底画像411は調整時の動画像または撮影後の画像である。
撮像モードに応じて、眼底画像411上に、OCT100の撮像範囲を示す直線415又は矩形416が重畳表示される。ここで、眼底画像411に表示される撮像範囲を示す表示は直線や矩形に限定されるものではない。例えば、サークルスキャンが行われる場合には円が眼底画像411上に表示される。なお、図4における断層画像431は調整時の動画像または撮影後の画像である。断層画像431は被検眼の黄斑および視神経乳頭を含んでいる。図5における断層画像438は調整時の動画像または撮影後の画像である。ここで、断層画像431,438の外枠で規定される領域は断層画像の表示領域である。以下、領域430内の断層画像の表示領域を断層画像表示領域という場合がある。ここで、断層画像表示領域は第1の領域の上または下に位置するとともに第1の領域よりも水平方向において広い領域である第2の領域の一例に相当する。
なお、断層画像表示領域は眼底画像表示領域よりも垂直方向(表示部192上下方向)において広い領域としてもよい。すなわち、第2の領域は第1の領域より垂直方向において広いこととしてもよい。
図4,5に示すように、断層画像の撮像範囲に応じて断層画像表示領域の大きさを変更してもよい。具体的には断層画像の画角が所定値以上の画角の場合、図4のように断層画像表示領域の横幅を広くし、断層画像の撮像範囲が所定値未満の画角の場合、図5のように断層画像表示領域の横幅を狭くすることとしてもよい。
撮像範囲は、操作者がマウス等の指示装置(不図示)によって指示される。即ち、指示装置で直線415や矩形416の大きさ設定や位置調整を行うことで、駆動制御部180によるスキャナの駆動角度を制御することにより撮像する範囲を決定する。撮像範囲の指示方法としては、2D撮像モードが選択された場合、眼底画像411から黄斑および視神経乳頭を自動抽出して、黄斑および視神経乳頭を通る直線を初期の断層画像取得位置とすることとしてもよい。また、指示装置を用いて、眼底画像411上の2点を指定することで、2点を結ぶ直線を断層画像取得位置とすることとしてもよい。
なお、図4の例は1枚の断層画像を撮像する場合の例であるが、図5の例は3次元の画像を取得することとなり、領域の中心付近の1枚の断層画像432が領域430に表示される。なお、断層画像438は矩形416の中心付近の断層画像に限定されるものではなく、矩形416の端部の断層画像であってもよい。矩形416のどの位置の段像画像を表示させるかは検査者により予め設定できるようにしてもよい。
<撮像>〜<解析>
ステップS102において、操作者からの撮像指示に基づき、光源101、光源141からそれぞれ測定光を出射する。なお、光源101から出射される光の波長は制御部191により掃引される。そして、網膜Erからの戻り光を、差動検出器129、APD152で受光して、信号処理部190で、前述の通り各画像の生成(ステップS103)及び画像解析(ステップS104)が行われる。
<出力>
生成した各画像及び解析した結果の出力処理ステップS105について説明する。
信号処理部190において、各画像の生成及び解析が終了すると、その結果に基づき、制御部191は、出力情報を生成し、表示部192に出力して表示を行う。以下に表示部192における表示例について述べる。
[表示画面]
図4〜図9は、本実施形態における表示部192における表示例である。
図4に示すように、ウィンドウ400は、領域410,420,430を備えている。具体的には領域430上に領域410と領域420とが隣り合っている。なお、表示例はこれに限定されるものではなく、領域430の下に領域410と領域420が隣り合うようにしてもよい。また、図4に示す例では領域410が領域420に対して左に位置するが、これに限定されるものではなく、領域420が領域410に対して左に配置されるようにしてもよい。さらに、図4に示す例ではウィンドウ400は3つの領域を備えることとしているが、これに限定されるものではなく、4以上の領域を備えることとしてもよいし、2以下の領域を備えることとしてもよい。
領域430には断層画像431が表示され、領域410は眼底画像411が表示される。すなわち、断層画像表示領域の上または下に眼底画像表示領域が位置する。
また、領域420には装置に関する情報、被検者に関する情報等が表示される。例えば、制御部191は、領域430に表示された断層画像に関連付けられた情報を領域420に表示させる。例えば、制御部191は照度計500の測定値を領域420に表示させる。また、制御部191はキーボード等の入力手段により入力された明るさを示す値を領域420に表示させる。さらに制御部191は、断層画像に関連付けられた検査室の明かりを暗くしてから断層画像を撮影するまでの時間を領域420に表示させる。
さらに、制御部191は断層画像に関連付けられた明るさを示す値が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下の場合には領域420に警告を示す表示形態を表示させる。警告を示す表示形態とは、例えば緑内障の症状が出やすい状況で得られた画像である旨を示すメッセージである。すなわち、制御部191は、固有情報が表示部に表示される場合に、固有情報に関連付けられている取得手段で取得した明るさを示す値が所定の閾値以下であるか否かを判定する判定手段の一例に相当する。さらに制御部191は判定手段によって取得手段で取得した明るさを示す値が所定の閾値以下であると判定された場合、警告を示す表示形態を表示部に表示させる表示制御手段の一例に相当する。
図4に示すように、領域430の横幅は領域410,420の横幅よりも長くなっている。また、断層画像431の横幅は眼底画像411の横幅に比べて長くなっている。すなわち、断層画像表示領域の横幅は眼底画像表示領域の横幅より長くなっている。図4に示す例では、領域410の横幅と領域420の横幅との合計と領域430の横幅とが等しくなっているがこれに限定されるものではない。なお、断層画像431および眼底画像411は制御部191により表示部192に表示される。すなわち、制御部191は 眼底画像を表示手段の第1の領域に表示させるとともに、断層画像を第1の領域の上または下に位置するとともに第1の領域よりも水平方向において広い領域である前記表示手段の第2の領域に表示させる表示制御手段の一例に相当する。
図4に示すように、他の領域410,420に比べて横幅が広くなっている領域430に断層画像表示領域を設け断層画像431を表示している。従って、断層画像431を他の領域に表示される画像よりも横幅を広く表示させることが可能であり、画角が広い断層画像の縮小率を低くして、または、縮小することなく断層画像431を表示できる。すなわち、広画角の断層画像であっても観察しやすくなる。
なお、OCT100は、深い撮像領域を持つため、本実施形態では、一例として、断層像表示領域に合わせてコヒーレンスゲート位置から所定の深さ(図における縦方向の長さ)の断層画像を切り出して表示している。
制御部191は、断層画像を切り出した結果、断層画像に含まれる断層自体の画像が断層画像表示領域の縦方向を規定する線と交差すると判断された場合は、図7に示すように指示領域433を表示する。図7の状態において、領域433が操作者により指示、例えばクリックされた場合、制御部191は図8に示すように断層画像表示領域を拡張し、断層画像全体をより表示する構成としてもよい。その結果、断層画像432よりも深さ方向において広い断層画像434が表示される。別の観点から見れば、断層自体の画像が断層画像表示領域の縦方向を規定する線と交差すると判断された場合は、制御部191は領域430を拡張している。なお、図8において、指示領域435が指示されると、図7の状態に戻る。また、図8において、眼底画像411に領域430を重ねて表示したが、眼底画像411を縮小して表示することにより、眼底画像411と領域430とが重ならないようにしても良い。すなわち、眼底画像表示領域を縮小することとしてもよい。なお、指示領域433が指示された場合、断層画像432の表示されていなかった部分を表示部192に表示させるように、断層画像表示領域をウィンドウ400全体に拡張することとしても良い。さらに、ウィンドウ400全体に表示された断層画像の一部が選択された場合、制御部191は選択された部分を含む断層画像を切り出して、図7の表示状態に戻ることとしてもよい。すなわち、制御部191は選択された部分を含む断層画像を断層画像432として図7のように表示させる。このようにすれば検査者は容易に所望の位置の断層画像を表示させることが可能となる。上記の例では、指示領域433、435を指示することで表示形式が変更されることとしたが、これに限定されるものではなく、断層画像432自体が例えばダブルクリックされた場合に表示形式の変更を行うこととしてもよい。
また、制御部191によって断層画像432に含まれる断層自体の画像が断層画像表示領域の縦方向を規定する線と交差すると判断された場合、指示領域433を表示しなくてもよい。この場合、制御部191は自動的に断層画像432が断層画像434となるように断層画像表示領域を拡張してもよい。すなわち、制御部191は、断層画像に含まれる被検眼の眼底組織の画像が第2の領域の上端に接する場合には第2の領域を拡張し、拡張された第2の領域に断層画像を表示させる。また、この場合、眼底画像411に領域430が重ならないように眼底画像411を縮小するようにする。すなわち、第2の領域が拡張された場合、第1の領域および眼底画像は縮小される。このようにすれば、指示領域433,435は不要となる。
なお、領域の拡大に代えて、図9に示すように、断層画像をスクロールさせるための領域901、902が断層画像に付加され、これを指示することにより断層画像をスクロールする構成としても良い。図9(B)は、図9(A)に示した状態から上方向にスクロールを行った場合の表示例を示す図である。なお、領域901,902の付加は制御部191により行われる。なお、制御部191によって断層画像432に含まれる断層自体の画像が断層画像表示領域の縦方向を規定する線と交差するとされた場合のみ領域901,902の付加を行ってもよいし、常に領域901,902の付加を行っても良い。このように、表示制御手段は断層画像に含まれる被検眼の眼底組織の画像が第2の領域の上端に接する場合には表示手段に表示された断層画像を垂直方向にスクロール可能なスクロールバーを表示させる。図5は、3D撮像モードで撮像された断層画像が、領域430に断層画像438が表示されている。OCT100は、矩形416で設定された領域の情報を3次元データとして取得し、制御部191は、この矩形416の中心付近の1枚の断層画像438を表示部192に表示させる。なお、断層画像438は矩形416の中心付近の断層像に限定されるものではなく、矩形416の端部の断層画像であってもよい。
なお、図5に示す表示に代えて、図6に示す表示としても良い。図6において断層画像421の外枠で規定される領域は眼底画像表示領域の右に位置するがこれに限定されるものではなく、眼底画像表示領域の左に位置することとしてもよい。また、断層画像421の外枠で規定される領域は断層画像表示領域の上に位置するがこれに限定されるものではなく、断層画像表示領域の下に位置してもよい。さらに、断層画像421の外枠で規定される領域は断層画像表示領域よりも水平方向において狭い領域となっている。すなわち、断層画像421の外枠で規定される領域は第1の領域の左または右に位置するとともに第2の領域よりも水平方向において狭い領域である第3の領域の一例に相当する。この場合、断層画像の表示領域が少なくてすみ、装置に関する情報等を広い領域に表示することができ、図4と図6の表示状態とすることで表示領域を有効に活用できる。なお、制御部191は、撮像範囲に応じて図4に示す表示と図6に示す表示とを切り換えることとしてもよい。例えば、撮像範囲の画角が所定値より広ければ断層画像を図4のように表示し、撮像範囲の画角が所定値以下であれば断層画像を図6のように表示してもよい。すなわち、表示制御手段は断層画像の画角に応じて断層画像を表示する領域を決定する。具体的には、表示制御手段は、画角が閾値以上の断層画像を第1の領域に表示させ、画角が前記閾値未満の断層画像を第1の領域の左または右に位置するとともに第2の領域よりも水平方向において狭い領域である表示手段の第3の領域に表示させる。
なお、上記の例では画角に応じて表示形式を切り換えているが、断層画像が視神経乳頭および黄斑の両方を含んでいるか片方のみを含んでいるかに基づいて、断層画像を表示する領域を変更することとしても良い。例えば、制御部191は、断層画像が視神経乳頭および黄斑の両方を含んでいる場合、図4のように断層画像を表示し、断層画像が視神経乳頭および黄班の一方のみを含む断層画像である場合、図6のように断層画像を表示する。すなわち、表示制御手段は、断層画像が被検眼の視神経乳頭および黄斑を含んでいる場合には第1の領域に断層像を表示させ、断層画像が視神経乳頭および黄斑の一方のみを含んでいる場合には第1の領域の左または右に位置するとともに第2の領域よりも水平方向において狭い領域である第3の領域に表示させる。
このようにすれば、画角または断層画像に含まれる視神経乳頭および黄斑等の特徴的な部位に応じて表示する領域を決定するため、表示画面の領域を有効に利用することが可能となる。
以上のように本実施形態によれば、断層画像と照度計の測定値とを関連付けて保存しているため、断層画像を用いて緑内障の診断を行う際にどのような照明環境で取得された断層画像であるかを検査者が把握することが可能となる。すなわち、正確な緑内障の診断が可能となる。また、断層画像を表示部に表示させる際に、断層画像に関連付けられた照度計の測定値も表示部に表示させるため、検査者は照明環境を把握しながら断層画像の評価を行うことが可能とる。従って正確な緑内障の診断が可能となる。さらに、SS−OCT100によりSD−OCTに比べ広い画角かつ深さ方向に広い断層画像を取得できるため、照明環境の把握と合わせてより正確な緑内障診断が可能となる。すなわち、本実施形態によれば、正確な診断を行うことが可能となる。
(変形例)
また、表示部192における表示例は上記のものに限定されるものではない。例えば、図10に示すように表示部192に断層画像を表示することとしてもよい。図10においては、領域430にOCT100により取得された断層画像432が表示されている。この状態で操作者が領域430に表示された断層画像432の一部をマウス等の指示装置を用いて選択すると、制御部191は領域420に選択された領域436の断層画像437を表示する。なお、断層画像437の外枠により規定される領域は第3の領域の一例に相当する。この断層画像437の外枠により規定される領域は、上述の断層画像421の外枠で規定される領域と略同様であるため他の領域との詳細な位置関係の説明は省略する。制御部191は、領域436内の断層画像を領域420の大きさに合わせて拡大表示する。すなわち、表示制御手段は、第2の領域に表示された断層画像の一部が選択手段により選択された場合、選択された一部の断層画像を拡大して、第1の領域の左または右に位置するとともに第2の領域よりも水平方向において狭い領域である第3の領域に表示させる。なお、制御部191は指示装置によって選択された領域436を断層画像432上に表示する。
本変形例によれば、広画角の断層画像と当該断層画像の一部の画像との位置関係を把握可能とするとともに、広画角の断層画像の一部を詳細に観察することが可能となる。従って、効率的な診断を行う事が可能となる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、SS−OCTとSLOとを一体にした装置について、説明した。本実施形態は、被検眼の眼底を観察するための光学系として、SLOではなく眼底カメラとしており、SS−OCTと眼底カメラとを一体にした装置である。なお、第1の実施形態では、Xスキャナ107とYスキャナ110とがOCT100に別々に設けられていた。一方、本実施形態では、これらのスキャナをXYスキャナ338として一体に構成し、眼底カメラ本体部300に設けられているが、本発明はこれらに限らない。また、本実施形態では、カメラ330とは別に、眼底カメラ本体部300に赤外眼底観察用の赤外線用エリアセンサ321を設けているが、カメラ330のエリアセンサ331を赤外光と可視光との両方に感度を有する構成とすれば、赤外線用エリアセンサ321を設けなくても良い。
まず、本実施形態における撮影装置の全体の構成について、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態における撮影装置の側面図である。ここで、眼底カメラ本体部300とカメラ部330とは光学的に接続されている。また、眼底カメラ本体部300とOCT100とは光ファイバー348を介して光学的に接続されている。また、眼底カメラ本体部300とOCT100とはコネクタ346とコネクタ347とをそれぞれ有している。また、323はあご台であり、被検者のあごと額とを固定することで、被検眼の固定を促す。391はモニタであり、撮像時の調整のための赤外線画像などを表示する。
325は、本体部300を被検眼に位置合わせするための移動を制御するジョイスティック、324は断層撮像および眼底撮像の撮像操作の入力を行う信号入力部の一つである操作スイッチである。325はパーソナルコンピュータで構成された制御部であり、本体部300およびカメラ部の制御と断層画像の構成や断層画像および眼底画像の表示等の制御を行う。328は表示部である制御部モニタであり、329はプログラムや撮像された画像を記憶するハードディスクからなる記憶部である。記憶部329は制御部325に内蔵されていてもよい。ここで、カメラ部330は汎用のデジタル一眼レフカメラである。カメラ部330と本体部300とは汎用のカメラマウントで接続される。
(眼底カメラ本体部の光学系)
眼底カメラ本体部300の光学系について、図12を用いて説明する。図12は、眼底カメラ本体部300の光学系の模式図である。
まず、被検眼に対向して、対物レンズ302が設置され、その光軸上で孔あきミラー303によって光路351と光路352とに分岐される。光路352は、被検眼の眼底Erを照明する照明光学系を形成している。眼底カメラ本体部300の下部には、被検眼の位置合わせに用いられるハロゲンランプ316、被検眼の眼底Erの撮像に用いるストロボ管314が設置されている。ここで、313、315はコンデンサレンズ、317はミラーである。ハロゲンランプ316とストロボ管314とからの照明光はリングスリット312によってリング状の光束となり、孔あきミラー303によって反射され、被検眼の眼底Erを照明する。なお、ハロゲンランプ316で発生した光は、例えば、700nm〜800nmの波長帯域の光として被検眼に照明される。また、ストロボ管314で発生した光は、例えば、400nm〜700nmの波長帯域の光として被検眼に照明される。ここで、309、311はレンズ、310は光学フィルターである。390はアライメント光学系であり、眼底Erに焦点を合わせるためのスプリットイメージや被検眼と眼底カメラ本体部300の光学系の光路の光軸を一致させるための指標などを投影するためのものである。
光路351は、被検眼の眼底Erの断層画像及び眼底画像を取得するための撮像光学系を形成している。孔あきミラー303の右方にはフォーカスレンズ304と結像レンズ305が設置されている。ここで、フォーカスレンズ304は、不図示のノブを検者が操作することにより光軸方向に移動可能に支持されている。また、前眼部の断層撮影を行う撮影モードの場合、フォーカス位置を眼底ではなく前眼部の所定の部位に合わせる。この前眼部へのフォーカス調整は、フォーカスレンズ304の位置を移動させることにより行っても良いが、あるいは専用のレンズ等の光学部材をフォーカスレンズ304の前後の光路に挿入することでフォーカス位置を調整することができる。この場合、光学部材は駆動部により光路に対して挿脱可能である。駆動制御部180は前眼部撮影モードが選択された場合には光学部材を光路に挿入し、眼底撮影モードが選択された場合には光学部材を光路中から退避させる
次に、クイックリターンミラー318を介して、光路351は、固視灯320及び赤外線用エリアセンサ321に導かれている。なお、クイックリターンミラーは、眼底観察像を取得するための赤外光(例えば、700nm〜800nmの波長帯域の光)を反射し、断層撮像に用いる波長範囲の赤外光(例えば、980nm〜1100nmの波長帯域の光)は透過する。また、クイックリターンミラー318の表面は銀及びその保護膜が順に成膜されている。赤外線用エリアセンサ321で赤外光による眼底の動画像及び断層画像を取得する場合、クリックリターンミラー318を光路351に挿入された状態である。なお、クイックリターンミラー318は、眼底の動画像及び断層画像を取得する際に不要である可視光(例えば、400nm〜700nmの波長帯域の光)は透過しないことが好ましい。一方、可視光による眼底の静止画像を取得する場合、不図示の制御部が、クイックリターンミラー318を光路351から退避する。
ここで、赤外線用エリアセンサ321で得た画像情報は、表示部328あるいはモニタ391に表示され、被検眼の位置合わせに用いられる。また、319はダイクロイックミラーであり、固視灯320方向に可視光が、赤外線エリアセンサ321方向に赤外光がそれぞれ分岐されるよう設計されている。次に、光路351はミラー306、フィールドレンズ322、ミラー307、リレーレンズ308を介して、カメラ330側に導かれる。なお、クイックリターンミラー318は、例えば、700nm〜800nmの波長帯域の光を反射し、400nm〜700nmの波長帯域の光及び980nm〜1100nmの波長帯域の光を透過するダイクロイックミラーで構成しても良い。
ここで、光路351は、ダイクロイックミラー335を介して、断層撮像用の光路351−1と可視眼底撮像用の光路351−2とに分割される。ここで、ダイクロイックミラー335は、例えば、400nm〜700nmの波長帯域の光を透過し、980nm〜1100nmの波長帯域の光を反射する。なお、本実施形態では、断層撮像用の光路351−1と可視眼底撮像用の光路351−2とを反射光路と透過光路として構成しているが、これらが逆でも良い。この場合、ダイクロイックミラー335が透過する波長帯域の光と、反射する波長帯域の光とも逆になる。ここで、断層撮像用の光の波長帯域と可視眼底撮像用の光の波長帯域との間の波長帯域の光は不要である。このため、この間の波長帯域の光をダイクロイックミラー335で透過も反射もしない(例えば、吸収する)ように構成しても良いし、ダイクロイックミラー335の前段にこの波長帯域の光をカットする光学部材を設けても良い。
また、336、337はリレーレンズ、338はXYスキャナ、339はコリメートレンズである。簡単のため、XYスキャナ338は一つのミラーとして記したが、実際にはXスキャン用ミラーとYスキャン用ミラーとの2枚のミラーが近接して配置され、眼底Er上を光軸に垂直な方向にラスタースキャンするものである。また、光路351−1の光軸はXYスキャナ338の2つのミラーの回転中心と一致するように調整されている。また、346は光ファイバーを取り付けるためのコネクタである。
また、カメラ部330は、眼底Erを撮像するためのデジタル一眼レフカメラである。眼底カメラ本体部300とカメラ部330とは汎用のカメラマウントを介して接続される。そのため、容易に着脱が可能である。331はエリアセンサであり、その表面に眼底画像が形成される。
本実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施形態)
本件は上記の実施形態に限定されるものではなく、本件の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。例えば、前眼に対して上記実施形態を適用する場合には、上記実施形態における眼底Erとの記載を前眼部Eaと読み替えればよい。
また、上記実施形態においては断層画像をSS−OCT100によって取得しているが、これに限定されるものではなく、SD−OCTやTD−OCTを用いても良い。
さらに、上記実施形態においては、前眼部の断層画像に照度計500の出力された明るさを示す値やキーボード等の入力手段によって入力された明るさを示す値を関連付けることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、眼底の断層画像に明るさを示す値を関連付けることとしてもよいし、屈折力計により測定された屈折力に測定時の明るさを示す値を関連付けることとしてもよい。また、眼底画像や眼圧に測定時の明るさを示す値を関連付けることとしてもよい。このようにすれば、得られた画像が暗い場合や測定値が異常な値となっているときに、画像や測定値に関連付けられた明るさを示す値を参照することで原因を把握する助けとなる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (6)

  1. 被検眼の固有情報を取得する眼科装置と、
    前記眼科装置周辺の明るさを示す値を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した明るさを示す値と前記固有情報関連付けて記憶手段に記録する記録手段と、
    前記取得手段で取得した明るさを示す値と前記固有情報とを表示部に表示させる表示制御手段と、を備えることを特徴とする眼科システム
  2. 前記表示制御手段によって前記固有情報が前記表示部に表示される場合に、当該固有情報に関連付けられている前記取得手段で取得した明るさを示す値が所定の閾値以下であるか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記判定手段によって前記取得手段で取得した明るさを示す値が所定の閾値以下であると判定された場合、警告を示す表示形態を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の眼科システム
  3. 被検眼の固有情報を取得する眼科装置と、
    前記眼科装置の周辺の明るさを示す値を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した明るさを示す値と前記固有情報とを関連付けて記憶手段に記録する記録手段と、を備え、
    前記取得手段は、前記眼科装置周辺の明るさを示す値が所定値以下となってから前記固有情報を取得するまでの時間を取得し、
    前記記録手段は前記固有情報に前記取得手段により取得された前記眼科装置周辺の明るさを示す値が所定値以下となってから前記固有情報を取得するまでの時間を関連付けて前記記憶手段に記録することを特徴とする眼システム
  4. 被検眼の断層画像を取得する眼科装置と、
    前記眼科装置の周辺の明るさを示す値を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した明るさを示す値と前記断層画像とを関連付けて記憶手段に記録する記録手段と、を備えることを特徴とする眼科システム
  5. 前記断層画像は前記被検眼の前眼部の断層画像であることを特徴とする請求項4に記載の眼科システム
  6. 前記眼科装置は、
    光源からの光を前記被検眼に導く照明光学系と、
    前記光源から出射される光の波長を掃引させる制御手段と、
    前記制御手段により掃引された光の前記被検眼からの戻り光を撮像手段に導く撮像光学系と、を備え、
    前記断層画像は前記撮像手段の出力に基づいて生成された画像であることを特徴とする請求項4又は5に記載の眼科システム
JP2012082689A 2012-03-30 2012-03-30 眼科システム Active JP6045171B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082689A JP6045171B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 眼科システム
US13/851,839 US20130258283A1 (en) 2012-03-30 2013-03-27 Ophthalmologic apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082689A JP6045171B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 眼科システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013212176A JP2013212176A (ja) 2013-10-17
JP6045171B2 true JP6045171B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=49234571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012082689A Active JP6045171B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 眼科システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20130258283A1 (ja)
JP (1) JP6045171B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9538911B2 (en) * 2013-09-19 2017-01-10 Novartis Ag Integrated OCT-refractometer system for ocular biometry
JP6812089B2 (ja) * 2015-01-08 2021-01-13 キヤノン株式会社 眼科装置、制御方法およびプログラム
AU2016224402A1 (en) * 2015-02-27 2017-09-14 Kowa Company, Ltd. Cross-section image capture device
US10463247B2 (en) * 2015-06-22 2019-11-05 The Regents Of The University Of California Automatic three-dimensional segmentation method for OCT and doppler OCT angiography
JP6436888B2 (ja) 2015-10-19 2018-12-12 株式会社トーメーコーポレーション 眼内レンズ度数決定装置
JP7243023B2 (ja) * 2018-03-06 2023-03-22 株式会社ニデック Oct装置
US11478147B2 (en) * 2018-12-03 2022-10-25 Nidek Co., Ltd. Optometry system and storage medium
FI3669749T3 (fi) * 2018-12-20 2024-05-28 Optos Plc Optisen koherenssitomografiakuvantamisen ohjaus
CN111260610B (zh) * 2020-01-08 2023-08-01 上海美沃精密仪器股份有限公司 一种基于房角开放距离曲线的眼前节状态表征方法及系统
JPWO2021161572A1 (ja) * 2020-02-10 2021-08-19
JP2021137322A (ja) * 2020-03-05 2021-09-16 株式会社トプコン 眼科装置、その制御方法、プログラム、及び記録媒体
JP2023111652A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 株式会社トーメーコーポレーション 断層画像処理装置及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL87813A (en) * 1987-09-21 1993-08-18 Udden Measuring light intensity variations
JP2004021870A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 視線入力機能付携帯電話
JP4408640B2 (ja) * 2003-03-17 2010-02-03 興和株式会社 眼科測定装置
WO2006026666A2 (en) * 2004-08-31 2006-03-09 Synergeyes, Inc. Multipurpose optical imaging devices
JP5460076B2 (ja) * 2009-03-02 2014-04-02 株式会社ニデック 眼科測定プログラム
JP2011085829A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Nikon Corp ヘッドマウントディスプレイ
JP5529660B2 (ja) * 2010-07-20 2014-06-25 パナソニック株式会社 瞳孔検出装置及び瞳孔検出方法
KR101692399B1 (ko) * 2010-10-14 2017-01-03 삼성전자주식회사 감성 기반의 영상을 얻을 수 있는 디지털 영상 처리 장치 및 디지털 영상 처리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US20130258283A1 (en) 2013-10-03
JP2013212176A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6045171B2 (ja) 眼科システム
JP6161237B2 (ja) 眼科装置
JP4864516B2 (ja) 眼科装置
JP5061380B2 (ja) 眼底観察装置、眼科画像表示装置及びプログラム
JP6009935B2 (ja) 眼科装置
KR101571924B1 (ko) 광 간섭 단층 촬상 장치, 광 간섭 단층 촬상 장치 제어 방법 및 저장 매체
JP6412707B2 (ja) 眼科装置
JP5210442B1 (ja) 光断層撮像装置および制御方法
JP5210443B1 (ja) 光断層撮像装置および制御方法
JP6143421B2 (ja) 光干渉断層撮影装置及びその方法
JP6469413B2 (ja) データ処理方法及びoct装置
JP6652281B2 (ja) 光断層撮像装置、その制御方法、及びプログラム
JP6624641B2 (ja) 眼科装置
JP2014147501A (ja) 光断層撮像装置およびその制御方法
JP2022164860A (ja) 眼科装置
JP7096392B2 (ja) 眼科装置
JP2013208393A (ja) 光干渉断層撮影装置
WO2020044712A1 (ja) 眼科装置、及びその制御方法
JP6045170B2 (ja) 眼科装置
JP2017159089A (ja) 眼底撮影装置
JP6839310B2 (ja) 光断層撮像装置、その制御方法、及びプログラム
JP6959158B2 (ja) 眼科装置
JP6664992B2 (ja) 眼科撮影装置
JP2013154179A (ja) 光断層撮像装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6045171

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151