JP2011085829A - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】環境の明るさの変化にかかわらず、画像が見易いヘッドマウントディスプレイの提供。
【解決手段】ヘッドマウントディスプレイ100はヘッドバンドとフロントアームと筐体とを備える。筐体に画像出力部(表示手段)30と瞳孔径計測部(瞳孔径計測手段)40と光センサ51とが設けられている。光センサ51は環境光計測部50の一部を構成する。瞳孔計測部40で計測された瞳孔径と光センサ51で検知された環境光の明るさとに基づいて画像出力部30の輝度を制御する。
【選択図】図8

Description

この発明はヘッドマウントディスプレイに関する。
従来、画像を表示する画像出力部に、画像出力部の置かれている環境の明るさを検出する光センサを設け、光センサの検出結果に応じて、画像出力部の輝度を変えるヘッドマウントディスプレイが知られている(下記特許文献参照)。
特開2004−233908号公報
上記ヘッドマウントディスプレイでは、光センサで検出される範囲の環境の明るさが変化すると、画像を見ていない方の眼(右眼)で見ている環境(光センサで検出される範囲以外の環境)の明るさが変化しなくとも、画像出力部の輝度が変化し、画像が見づらくなるという問題がある。特に、単眼のヘッドマウントディスプレイにおいては、画像を見ていない眼(右眼)に入射する光量と画像を見ている眼(左眼)に入射する光量とを同じにしないと画像が見づらくなる。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は環境の明るさの変化にかかわらず、画像が見易いヘッドマウントディスプレイを提供することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、少なくとも使用者の一方の眼の前方に配置され、画像を表示する表示手段と、前記眼の前方の明るさを検知する光センサと、前記使用者の瞳孔径を計測する瞳孔径計測手段と、前記光センサの検知結果と前記瞳孔径計測手段の計測結果とに基づいて前記表示手段の輝度を制御する輝度制御手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記瞳孔径計測手段の計測対象は前記使用者の少なくとも一方の眼の瞳孔径であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記瞳孔径計測手段は前記表示手段の近傍に配置されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記表示手段は一方の眼の近傍に配置され、前記瞳孔径計測手段は他方の眼の近傍に配置されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記瞳孔径計測手段は計測対象の眼の視野外に配置されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記輝度制御手段は、前記光センサの検知結果と前記瞳孔径計測手段の計測結果とに基づいて光刺激による瞳孔径の変化を抽出することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記輝度制御手段は、前記光センサによって明るさの変化が検知され、前記瞳孔径の急激な変化が計測されたとき、前記表示手段の輝度を変えることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記輝度の変化量は、前記瞳孔径が急激に変化したときの微分値で決定されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記輝度の最大変化量は、対光反応時の前記瞳孔径の最大縮瞳量と前記光センサの検知結果とで決定されることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項8又は9記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記微分値及び前記最大縮瞳量の閾値を使用者の対光反応に応じて変化させることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記表示手段はシースルー型であることを特徴とする。
この発明によれば、環境の明るさの変化にかかわらず、画像が見易いヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
図1はこの発明の第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを使用者の頭部に装着した状態を示す斜視図である。 図2は画像出力部と瞳孔径計測部と頭部との位置関係を示す概念図である。 図3はこの発明の第1実施形態の変形例に係るヘッドマウントディスプレイを使用者の頭部に装着したときの画像出力部と瞳孔径計測部と頭部との位置関係を示す概念図である。 図4はこの発明の第2実施形態に係るシースルー型のヘッドマウントディスプレイを使用者の頭部に装着した状態を側面から見たときの概念図である。 図5は環境が明るくなり瞳孔径が縮瞳したときの画像出力部の輝度の設定方法を説明する図である。 図6は環境が暗くなり瞳孔径が縮瞳したときの画像出力部の輝度の設定方法を説明する図である。 図7は光刺激に対する縮瞳量の閾値の決定方法を説明するフローチャートである。 図8はヘッドマウントディスプレイのブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ100を使用者の頭部Hに装着した状態を示す斜視図である。
ヘッドマウントディスプレイ100はヘッドバンド10とフロントアーム20と筐体5とを備える。筐体5に画像出力部(表示手段)30と瞳孔径計測部(瞳孔径計測手段)40と光センサ51とが設けられている。光センサ51は後述する環境光計測部50の一部を構成する。
ヘッドバンド10は円弧状であり、使用者の頭部Hに装着される。
ヘッドバンド10の両端部に取付部12,13を介してヘッドホン部15,16が取り付けられている。取付部12,13、ヘッドホン部15,16はヘッドバンド10の弾性力によって側頭部(両耳の周辺)を押圧されている。
また、ヘッドバンド10の一端部には、弓形状のフロントアーム20を摺動可能に支持する収容部25が取付部12を介して取り付けられている。取付部12,13には、例えばLCDパネルを駆動する回路部(図示せず)や回路部を制御する操作部(図示せず)等がケーブル(図示せず)を介して接続されている。
フロントアーム20の先端部に筐体5が設けられている。
瞳孔径計測部40は使用者の瞳孔径を計測する。
光センサ51は筐体5の背面に配置され、左眼LEの前方の明るさを検知する。光センサ51は左眼Eの視軸とほぼ同一軸上に配置されている。
図2は画像出力部30と瞳孔径計測部40と頭部Hとの位置関係を示す概念図である。
画像出力部30は接眼レンズ(接眼光学系)35とハーフミラー36とコンデンサレンズ37とLCDパネル38とを備える。
LCDパネル38は二次元表示素子である。LCDパネル38は図示しないバックライトによって背面から照明される。なお、LCDパネル38に代えてCRTや有機EL素子を用いてもよい。
ハーフミラー36は使用者の左眼Eの前方からの光を透過することができるとともに、LCDパネル38からの表示光を使用者の眼Eに向けて反射させる。
LCDパネル38からの光はコンデンサレンズ37でハーフミラー36に集光され、ハーフミラー36で反射された後、接眼レンズ35で拡大された像が使用者の眼Eに投影される。
瞳孔径計測部40は接眼レンズ35とハーフミラー36と瞳孔径を算出する算出回路を有する前眼部計測用カメラ45とを備える。なお、前眼部計測用カメラ45はハーフミラー36によって使用者の視界に入らない。
接眼レンズ35とハーフミラー36とコンデンサレンズ37とLCDパネル38とビデオカメラ45とは例えば図示しないフレームを介して筐体5に保持される。
図2において、使用者は左眼LEで画像出力部30の画像を見ており、右眼REで外界を見ている。例えば外界が明るくなり、外界を見ている右眼REで眩しさが検知されると、右眼REの瞳孔が縮瞳する。この右眼REの瞳孔の縮瞳に連動して左眼LEの瞳孔も縮瞳する。したがって、前眼部計測用カメラ45で左眼LEの瞳孔径を計測すれば、環境光によって変化する右眼REの瞳孔径の変化を検出できることがわかる。
図8はヘッドマウントディスプレイ100のブロック図である。
ヘッドマウントディスプレイ100は画像出力部30と瞳孔径計測部40と環境光計測部50と輝度調光部(輝度制御手段)60とを備えている。
輝度調光部60は、光センサ51の検知結果と瞳孔径計測部40の計測結果とに基づいて画像出力部30の輝度を制御する。輝度調光部60は、例えば瞳孔径計測部40、画像出力部30とともに筐体5(図1参照)に収容される。
画像出力部30は、LCDパネル38(図2参照)とLCDパネル38を駆動する駆動回路(図示せず)とを備える画像表示部31と、LCDパネル38の輝度を検知する表示輝度計測部32と、表示輝度計測部32で計測された輝度値を記録する表示輝度記録部33とで構成される。
瞳孔径計測部40は、前眼部計測用カメラ45(図2参照)とカメラ45を駆動する駆動回路(図示せず)とを備える前眼部計測部41と、前眼部計測部41で取得された画像に画像処理を施して瞳孔径を抽出する瞳孔径抽出部42と、瞳孔径抽出部42の抽出結果に基づいて瞳孔径を算出する瞳孔径算出部43と、瞳孔径算出部43で算出された瞳孔径を記録する瞳孔径記録部44とで構成される。
環境光計測部50は光センサ51と、光センサ51で検出された環境光の明るさを記録する環境光記録部52とで構成される。
輝度調光部60は、表示輝度記録部33及び瞳孔径記録部44に記録された情報、又は瞳孔径記録部44及び環境光記録部52に記録された情報に基づいて画像出力部30(LCDパネル38)の輝度値を算出する輝度調光算出部62と、輝度調光算出部62で算出された輝度値を記録する輝度調光記録部63と、輝度調光記録部63に記録された輝度値に基づいて画像出力部30の輝度を制御する輝度調光制御部61とで構成される。
ヘッドマウントディスプレイ100では、画像出力部30の画像を見ているとき、瞳孔径記録部44に記録された瞳孔径と環境光記録部52に記録された環境光の明るさとに基づいて画像出力部30の輝度が調整される。
次に、環境光、瞳孔径の変化の有無に応じた輝度の調光を説明する。
瞳孔はある程度強い光刺激を受けたとき、約0.5秒後に急激に縮瞳し、縮瞳開始後約1秒程度で縮瞳量が最大となり、その後次第に元の瞳孔径近辺まで散瞳する「対光反応」という現象が知られている(「平面型ディスプレイを用いた他覚的瞳孔視野計測技術」、生体医工学、43(1):179−183,2005、図4参照)。また、光刺激量によって最大縮瞳量(PM)が変化することが知られている。この対光反応を利用して光センサ51で検出された環境光の検出値と縮瞳量とから調光後の輝度を数1から求めることができる。
Figure 2011085829
(1)光センサ51の検出値が上昇し、瞳孔径が縮瞳したとき。
光センサ51で検出される環境光の明るさの上昇にしたがって瞳孔径抽出部42で検出される瞳孔径が変化したとき、使用者は光センサ51の検出範囲内を見ており、環境光が明るくなったことを知覚しているので、光センサ51の検出結果に基づいて画像出力部30の輝度を高くする。
図5は環境光が明るくなり瞳孔径が縮瞳したときの画像出力部30の輝度の設定方法を説明する図である。なお、図5において、縦軸は環境光の明るさ及び瞳孔径を示し、横軸は時間を示す。また、(a)、(b)及び(c)は、それぞれ環境光の変化、画像出力部30の輝度の変化及び瞳孔径の変化を示す。更に、T0、TP1及びTP2は、それぞれ環境光が明るくなり始める時(環境光上昇)、縮瞳が開始される時及び縮瞳が最大になった時を示す。
環境光が明るくなると外界を観察している右眼REが環境光を眩しいと知覚して対光反応が起こる。このとき、前述したように左眼LEも右眼REの縮瞳に連動して縮瞳するので、画像出力部30を観察している左眼LEにも対光反応が起こる。縮瞳の変化率が閾値以上になったとき、光センサ51で検出された上昇後の環境光の明るさと縮瞳開始後の変化量とに応じて画像出力部30の輝度を高くする。縮瞳が最大(PM)になった時(TP2)、画像出力部30の輝度を一定にする。なお、式1の演算は輝度調光算出部62で行われる。
(2)光センサ51の検出値が下降し、瞳孔径が縮瞳したとき。
光センサ51で検出される環境光の明るさが急激に下降すると、画像出力部30の輝度が高くて眩しいと知覚され、瞳孔径が変化(縮瞳)する。この変化に合わせて画像出力部30の輝度を低くする。
図6は環境が暗くなり瞳孔径が縮瞳したときの画像出力部30の輝度の設定方法を説明する図であり、図5と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。なお、図6において、T0、T1、TP1及びTP2は、それぞれ環境光が暗くなり始める時(環境光減少)、画像出力部30が眩しく知覚される時、縮瞳が開始される時及び縮瞳が最大になった時を示す。
環境光が暗くなると画像出力部30の輝度が外界に対して相対的に高くなるので、画像出力部30を観察している左眼LEが眩しいと知覚して対光反応が起こる。縮瞳(瞳孔径)の変化率が閾値以上になったとき、光センサ51で検出された下降後の環境光の明るさと縮瞳開始後の変化量とに応じて画像出力部30の輝度を低くする。縮瞳が最大(PM)になった時(TP2)、画像出力部30の輝度を一定にする。
(3)光センサ51の検出値が変化し、瞳孔径が縮瞳しないとき。
光センサ51で検出される環境光の明るさが急激に上昇したにもかかわらず瞳孔径抽出部42で検出される瞳孔径が変化しないとき、使用者は光センサ51の検出範囲内を見ておらず、環境光が明るくなったことを知覚していない(環境光の影響を受けていない)。このとき、光センサ51の検出結果に基づいて画像出力部30の輝度を高くすると、明るくなりすぎて使用者に違和感を与えてしまうので、画像出力部30の輝度は調整されない。
(4)光センサ51の検出値が変化せず、瞳孔径が縮瞳したとき。
自律神経系の反応に起因する瞳孔径の縮瞳であり、環境光の変化に起因する縮瞳でないので、画像出力部30の輝度は調整されない。
(5)光センサ51の検出値が変化せず、瞳孔径が縮瞳しないとき。
環境光の変化も縮瞳もないので、画像出力部30の輝度は調整されない。
ところで、対光反応の時間や縮瞳は使用者の体調や個人差によって変化するので、電源起動時に以下の手順にしたがってキャリブレーションを行い、閾値を設定する。なお、電源起動時だけでなく画像を観察しているときにキャリブレーションを行ってもよい。
キャリブレーションでは、表示輝度記録部33に記録された輝度値と瞳孔径記録部44に記録された瞳孔径とに基づいて閾値が決定される(図7参照)。
図7は光刺激に対する縮瞳量の閾値を決定するフローチャート及びキャリブレーション画面を示す図である。なお、図7の上側のキャリブレーション画面には「背面の明るさ変化が少ない場所で下の○内を見てください。」という文字が表示されている。下側のキャリブレーション画面には「背面の明るさ変化が少ない場所で下の○内を見てください。」という文字が表示されている。また、S1〜S6は各処理ステップを示す。
まず、ヘッドマウントディスプレイ100の電源を起動した後、画像出力部30の画像表示部31にキャリブレーション画面を表示させる(S1)。
次に、画像出力部30の輝度及び瞳孔径の計測を開始する(S2)。
その後、光刺激(輝度)を短時間提示する(S3)。
次に、光刺激提示(T0)後から縮瞳開始(TP1)までの時間、縮瞳変化の微分値(△S*(P(n-1)−Pn))を記録するとともに、光刺激程示(T0)後から最大縮瞳時までの時間、縮瞳量(PM)を記録する(S4)。最大縮瞳時(TP2)は縮瞳変化の微分値がほぼ0になったときとする。なお、T0、TP1、TP2は表示輝度記録部33に記録され、微分値、TP2における瞳孔径は瞳孔径記録部44に記録される。
その後、光刺激を3段階以上変化させたか否かを判断する(S5)。光刺激を3段階以上変化させていないとき(No)、ステップS3に戻る。
光刺激を3段階以上変化させたとき(Yes)、3段階の輝度に対する縮瞳量(変化率)を計算する(S6)。
その結果、閾値と式1の定数kが決定される(S7)。
この実施形態によれば、画像を見ていない右眼REに入射する光量と画像を見ている左眼LEに入射する光量とを同じにできるので、環境の明るさの変化にかかわらず、画像が見易いヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
図3はこの発明の第1実施形態の変形例に係るヘッドマウントディスプレイを使用者の頭部に装着したときの画像出力部と瞳孔径計測部と頭部との位置関係を示す概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態は、前眼部計測用カメラ45を右眼RLの近傍に配置した点で、第1実施形態と相違する。
この変形例では前眼部計測用カメラ45が瞳孔径計測部40を構成する。
前眼部計測用カメラ45は例えば取付部13から延びるアーム(図示せず)の先端部に取り付けられる。前眼部計測用カメラ45は瞳孔径を計測する右眼REの視野外に配置される。
なお、画像出力部130は接眼レンズ35とミラー39とコンデンサレンズ37とLCDパネル38とを備え、筐体6内に収容されている。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
図4はこの発明の第2実施形態に係るシースルー型のヘッドマウントディスプレイを使用者の頭部に装着した状態を側面から見たときの概念図であり、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態はシースルー型のヘッドマウントディスプレイである点で、第1実施形態と相違する。
この実施形態のヘッドマウントディスプレイ300では、アーム20に支持された筐体305内に画像出力部230、レンズ59等が収容されている。レンズ59の中央部にはハーフミラー59aが設けられている。画像出力部230は透過型のLCDパネル(図示せず)等を備えている。レンズ59とハーフミラー59aとは使用者の前方から入射する光を十分に透過させることができるとともに、LCDパネルで生成された画像の虚像を使用者の眼から所定位置だけ離れた位置にあるように見せることができる。なお、表示手段としては、CRTや有機EL素子を使用してもよい。
また、筐体305の外側かつLCDパネルの近傍には、使用者の瞳孔径を計測する瞳孔径計測用カメラ45が使用者の画像観察眼である左眼REに向けて配置されている。瞳孔径計測用カメラ45は視野外の位置に取り付けられている。なお、前眼部計測用カメラ45は瞳孔径を計測する右眼REの視野外に配置してもよい。
また、シースルー型の画像出力部230を左右の眼の前方にそれぞれ配置してもよい。このとき、一方の眼の近傍に配置された瞳孔径計測用カメラ45によって瞳孔径を計測し、光センサ51の検知結果と瞳孔径計測用カメラ45で計測された計測結果とに基づいてそれぞれの画像出力部の輝度を制御する。
LCDパネルからレンズ59を介して導かれた光束はハーフミラー59aへ導かれ、ハーフミラー59aで反射されて使用者の左眼LEに達する。一方、使用者の前方から入射する光はハーフミラー59a、レンズ59を介してLCDパネルからの光とともに使用者の眼Eに達する。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。
30,130,230:画像出力部(表示手段)、40:瞳孔径計測部(瞳孔径計測手段)、50:環境光計測部、51:光センサ,60:輝度調光部(輝度制御手段)、100,200,300:ヘッドマウントディスプレイ、LE:左眼、RE:右眼。

Claims (11)

  1. 少なくとも使用者の一方の眼の前方に配置され、画像を表示する表示手段と、
    前記眼の前方の明るさを検知する光センサと、
    前記使用者の瞳孔径を計測する瞳孔径計測手段と、
    前記光センサの検知結果と前記瞳孔径計測手段の計測結果とに基づいて前記表示手段の輝度を制御する輝度制御手段と
    を備えていることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 前記瞳孔径計測手段の計測対象は前記使用者の少なくとも一方の眼の瞳孔径であることを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ。
  3. 前記瞳孔径計測手段は前記表示手段の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ。
  4. 前記表示手段は一方の眼の近傍に配置され、前記瞳孔径計測手段は他方の眼の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ。
  5. 前記瞳孔径計測手段は計測対象の眼の視野外に配置されることを特徴とする請求項4記載のヘッドマウントディスプレイ。
  6. 前記輝度制御手段は、前記光センサの検知結果と前記瞳孔径計測手段の計測結果とに基づいて光刺激による瞳孔径の変化を抽出することを特徴とする請求項1記載のヘッドマウントディスプレイ。
  7. 前記輝度制御手段は、前記光センサによって明るさの変化が検知され、前記瞳孔径の急激な変化が計測されたとき、前記表示手段の輝度を変えることを特徴とする請求項6記載のヘッドマウントディスプレイ。
  8. 前記輝度の変化量は、前記瞳孔径が急激に変化したときの微分値で決定されることを特徴とする請求項7記載のヘッドマウントディスプレイ。
  9. 前記輝度の最大変化量は、対光反応時の前記瞳孔径の最大縮瞳量と前記光センサの検知結果とで決定されることを特徴とする請求項7又は8記載のヘッドマウントディスプレイ。
  10. 前記微分値及び前記最大縮瞳量の閾値を使用者の対光反応に応じて変化させることを特徴とする請求項8又は9記載のヘッドマウントディスプレイ。
  11. 前記表示手段はシースルー型であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載のヘッドマウントディスプレイ。
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