JP6044985B2 - 折り取りスパウト - Google Patents

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Description

本発明は、流路の先端が一体形成された折取部により閉じられた折り取りスパウトに関し、特にスパウト本体の外周を覆うカバーによりスパウト本体および折取部を保護した折り取りスパウトに関する。
従来、中心を貫通する流路を有する筒部を備え、該筒部の先端に一体形成された折取部により流路の先端が閉じられたスパウト本体を有する折り取りスパウトは周知である。
また、衛生面からスパウト本体に直接手を触れることを避けたるため、スパウト本体の筒部の先端側の外周を覆うカバーを設け、かつ、カバーの取外し動作と折取部の切り離し動作を同時に行うようにして使用者の利便性を向上した折り取りスパウトも公知である(例えば、特許文献1、2等参照。)。
特開2006−62752号公報(全頁、全図) 特開2009−46184号公報(全頁、全図)
特許文献1、2に記載されるような公知の折り取りスパウトにおいては、カバー(キャップ12、キャップ3)が折取部(ねじ切り用突部18、封止部材15)に嵌め込まれて固定される構造となっているため、カバー(キャップ12、キャップ3)を嵌め込む際に(ねじ切り用突部18、封止部材15)に力がかかり、弱化部(薄肉部24、薄肉部16)が損傷して密封性が損なわれる虞があるという問題があった。
また、搬送時や保管時にカバー(キャップ12、キャップ3)に外力が加わった際にも、折取部(ねじ切り用突部18、封止部材15)に力がかかり、弱化部(薄肉部24、薄肉部16)が損傷して密封性が損なわれる虞があるという問題があった。
そこで本発明は、前述したような公知の折り取りスパウトの問題を解決するものであって、製造・組立が容易で、かつ、使用者の利便性を向上しつつ、組立時や搬送時、保管時に弱化部が損傷して密封性が損なわれることを防止する折り取りスパウトを提供することを目的とする。
本請求項1に係る発明は、中心を貫通する流路を有する筒部と該筒部の先端から弱化部を介して一体形成された折取部とを備え、該折取部により前記流路の先端が閉じられたスパウト本体と、該スパウト本体の筒部の先端側の外周を覆うカバーとを備えた折り取りスパウトであって、前記カバーが、前記スパウト本体の先端側から被せられて前記スパウト本体の前記折取部を含んで覆う形状に形成され、前記スパウト本体の弱化部より下方の筒部の外周面には筒部係合突起が設けられ、前記カバーの内周面には、前記筒部係合突起と係合するカバー係合突起が設けられ、前記筒部係合突起とカバー係合突起が係合することにより、前記カバーが前記スパウト本体の先端側を覆って固定されるとともに、前記カバーが、前記スパウト本体の先端側を覆って固定された状態で、前記折取部と接触しない形状に形成され、前記スパウト本体の前記折取部が、前記流路と直交する方向に延びる一対の操作腕を有し、該操作腕が、前記流路を中心とする円周方向に延びる係合孔を有し、前記カバーの内周部には、前記流路を中心として回転させた際に前記係合孔に挿入される挿入腕が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された折り取りスパウトの構成に加えて、前記係合孔の内面には、ロック用突起が設けられ、前記挿入腕の先端には、挿入時に前記ロック用突起を乗り越えて係合する乗越突起が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された折り取りスパウトの構成に加えて、前記挿入腕が、前記係合孔の両側に対向して設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された折り取りスパウトの構成に加えて、前記カバーの内周面には、前記スパウト本体の弱化部より下方、かつ、前記筒部係合突起より上方の筒部の外周面と接触または近接する接触突起部が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項4に記載された折り取りスパウトの構成に加えて、前記接触突起部が、前記流路方向に延びる複数のリブで構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された折り取りスパウトの構成に加えて、前記スパウト本体が、前記流路を有する筒部と、容器に取り付けられる取付部と、該取付部の上部近傍に設けられたフランジ部からなり、前記フランジ部の上面に回転防止突起が設けられ、前記カバーの前記フランジ部側の端面には、前記スパウト本体の先端側を覆って固定された状態で前記回転防止突起と係合する回転防止脚部が設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明の折り取りスパウトによれば、組立時、カバーがスパウト本体に被せられて、カバーのカバー係合突起がスパウト本体の弱化部より下方に設けられた筒部係合突起と係合して固定されるため、折取部や弱化部に一切力が加わらず、弱化部が損傷することが防止され、密封性が損なわれることはない。
また、カバーがスパウト本体の先端側から被せられて折取部を含んで覆うように形成されているため、搬送時や保管時にも、折取部や弱化部に外部から直接力が加わることはなく、意図しない外力により弱化部が損傷することを防止することができる。
さらに、折取部が円周方向に延びる係合孔を有した一対の操作腕を有し、カバーの内周部に回転させた際に係合孔に挿入される挿入腕が設けられていることにより、使用時にカバーを捩じって取り外す動作によって、折取部が弱化部で破断して切り離され、カバーと一体となってスパウト本体から取り外すことができ、利便性が向上する。
また、このことにより、使用者の手指がスパウト本体に触れる機会を減らすことができ、衛生的に使用することが可能となる。
本請求項2に記載の構成によれば、使用時にカバーを捩じった際に、挿入腕の先端の乗越突起が係合孔のロック用突起を乗り越えて係合することにより、折取部が切り離されカバーとともに取り外された際に、挿入腕が係合孔から抜けることがなく、切り離された折取部がカバーと分離することがないため、廃棄処理も容易となり、利便性が向上する。
本請求項3に記載の構成によれば、使用時にカバーを左右どちらに捩じっても、対向するいずれかの挿入腕が係合孔に挿入されるため、左右どちらに捩じっても、折取部が切り離されカバーとともに取り外された際に、折取部がカバーと分離することがなく、さらに利便性が向上する。
本請求項4に記載の構成によれば、スパウト本体と接触または近接する接触突起部がカバーの内周面に設けられているため、カバーに外力が加わっても接触突起部を介して筒部に直接力が加わるのみで折取部や弱化部に力が伝わることはなく、意図しない外力により弱化部が損傷することを確実に防止することができる。
本請求項5に記載の構成によれば、接触突起部を最低限の突起で構成でき、かつ、カバーの形状を単純化できるため、製造・組立が容易となる。
本請求項6に記載の構成によれば、フランジ部の回転防止突起とカバーの回転防止脚部の係合によって、搬送時や保管時にカバーに外力が加わっても捩じり方向の動きが阻止されるため、意図しない外力により折取部が捩じられて弱化部が損傷することを確実に防止することができる。
本発明の1実施形態である折り取りスパウトのスパウト本体の正面半断面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトのスパウト本体の平面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトのカバー部材の正面半断面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトの組立後の斜視図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトの組立後の平面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトの組立後の正面半断面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトの組立後の側面半断面図。 本発明の1実施形態である折り取りスパウトの組立後のリブ部の断面図。 図4の一部切り欠き図。 図6のA−A断面図。 図10のカバーの捩じり動作時の断面図。
本発明は、中心を貫通する流路を有する筒部と該筒部の先端から弱化部を介して一体形成された折取部とを備え、該折取部により流路の先端が閉じられたスパウト本体と、該スパウト本体の筒部の先端側の外周を覆うカバーとを備えた折り取りスパウトであって、カバーが、スパウト本体の先端側から被せられてスパウト本体の折取部を含んで覆う形状に形成され、スパウト本体の弱化部より下方の筒部の外周面には筒部係合突起が設けられ、カバーの内周面には、筒部係合突起と係合するカバー係合突起が設けられ、筒部係合突起とカバー係合突起が係合することにより、カバーがスパウト本体の先端側を覆って固定されるとともに、カバーが、スパウト本体の先端側を覆って固定された状態で、折取部と接触しない形状に形成され、スパウト本体の前記折取部が、前記流路と直交する方向に延びる一対の操作腕を有し、操作腕が、流路を中心とする円周方向に延びる係合孔を有し、カバーの内周部には、流路を中心として回転させた際に係合孔に挿入される挿入腕が設けられ、製造・組立が容易で、かつ、使用者の利便性を向上しつつ、組立時や搬送時、保管時に弱化部が損傷して密封性が損なわれることを防止するものであれば、具体的な形状、構造、材質等は、いかなるものであっても良い。
以下に、本発明の1実施形態である折り取りスパウト100の構成について、図面に基づいて説明する。
本発明の1実施形態である折り取りスパウト100は、図1乃至図10に示すように、スパウト本体110と、該スパウト本体110を先端側から覆うカバー160とからなり、それぞれ射出成形等により個別に形成されている。
スパウト本体110は、図1や図2に示すように、筒部120と、該筒部120の先端から弱化部121を介して一体形成された折取部150と、パウチ等の容器に取り付けられる取付部130と、該取付部130の上部近傍に設けられたフランジ部140とから構成され、スパウト本体110の中心には流路111が設けられ、折取部150により流路111の先端が閉じられている。
折取部150は、流路111と直交する方向に延びる一対の操作腕151を有しており、この操作腕151を捩じることで弱化部121が破断して折取部150が筒部120から切り離され、流路111の先端が開放されるように構成されている。
操作腕151には流路111を中心とする円周方向に延びる係合孔152が設けられ、係合孔152の内面の中央には、図6や図9に示すように、操作腕151が延びる方向に横断して下方から上方に突出するロック用突起153が設けられている。
弱化部121より下方の筒部120の外周面には、後述するカバー160の内周面のカバー係合突起161と係合する筒部係合突起123が複数設けられるとともに、使用時にチューブ等の取付部材等と連結するためのネジ部122と、使用目的に応じてチューブ等の密着・抜け止めのためのリング状の突起が適宜形成されている。
フランジ部140の上面には、後述するカバー160の回転防止脚部164と係合する回転防止突起141が設けられている。
カバー160は、図3乃至図10に示すように、内周面にカバー係合突起161、接触突起部として機能するリブ162、挿入腕163が形成され、下方の端面には回転防止脚部164が設けられており、スパウト本体110の先端側を覆って固定された状態で、折取部150と接触しない形状に形成されている。
カバー係合突起161は、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆う時に、筒部120の筒部係合突起123と係合してカバー160が固定されるように形成されている。
リブ162は、カバー160の内周面のカバー係合突起161より上方に上下方向に延びるように複数設けられ、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された時、該リブ162が筒部係合突起123より上方の筒部120の外周面と接触または近接するように構成されている。
本実施形態では、カバー係合突起161とリブ162とが、円周方向の同一位置の上下に連なるように形成されている。
挿入腕163は、図3や図10に示すように、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された際の操作腕151の係合孔152の両側にそれぞれ対向する位置に円周方向に延び、流路111を中心として回転させた際に係合孔152に挿入されるように設けられている。
挿入腕163の係合孔152側の先端には、流路111を中心として回転させ係合孔152に挿入時された際に、ロック用突起153を乗り越えて係合する乗越突起165が下方に突出するように設けられている。
回転防止脚部164は、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された時、フランジ部140の上面に設けられた回転防止突起141の回転方向両側部に係合(接触あるいは近接)するように設けられている。
本実施形態では、回転防止脚部164の下端が、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された時、フランジ部140の上面に接するよう形成されており、円周方向の180°対向する2箇所に設けられている。
この回転防止脚部164に対して円周方向に90°の方向には、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された時、下端がフランジ部140の上面に接する安定脚166が設けられている。
次に、本発明の1実施形態である折り取りスパウト100の動作・作用について説明する。
折り取りスパウト100は、スパウト本体110とカバー160がそれぞれ別個に射出成形等により製造され、スパウト本体110の先端側からカバー160を被せ、カバー160の内周面に形成されたカバー係合突起161が筒部120の筒部係合突起123と係合することで、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定することで折り取りスパウト100として組立てられる。
カバー160は、スパウト本体110の先端側を覆って固定された状態で折取部150と接触しない形状に形成されており、この組立動作中に、カバー160の内周面は折取部150と一切接触することはないため、折取部150や弱化部121に一切力が加わらず、弱化部121が損傷することが防止され、密封性が損なわれることはない。
また、カバー160がスパウト本体110の先端側を覆って固定された時、リブ162が筒部係合突起123より上方の筒部120の外周面と接触または近接しており、回転防止脚部164および安定脚166がフランジ部140の上面に接しているため、カバー160に意図しない外力が加わっても、カバー160はスパウト本体110に対して固定され、あるいは、ごく僅かしか移動しない。
また、回転防止脚部164がフランジ部140の上面に設けられた回転防止突起141の回転方向両側部に係合しているため、カバー160にねじれ方向の外力が加わった際にも、カバー160はスパウト本体110に対して固定され、あるいは、ごく僅かしかねじれることはない。
このことで、組立後の搬送時や保管時において、外力が加わった場合でも、折取部150や弱化部121がカバー160と接触することはなく、弱化部121が損傷することが防止され、密封性が損なわれることはない。
このように組立てられた折り取りスパウト100の使用時には、図11に示すように、カバー160を回転防止脚部164と回転防止突起141の係合力を超える力で捩じることによって、折取部150の操作腕151も当該捩じられて弱化部121も破断する。
この捩じる動作によって、筒部120の外周面の筒部係合突起123に対してカバー160の内周面のカバー係合突起161が円周方向に移動して両者の係合が解除され、カバー160とスパウト本体110の固定が解除されて容易に上方から取外すことができる。
また、この捩じる動作によって、カバー160の挿入腕163が操作腕151の係合孔152に挿入され、乗越突起165がロック用突起153を乗り越えて係合することで、カバー160を取外す動作のみで破断した折取部150を一体に取外すことができるとともに、折取部150がカバー160に固定されて分離することがないため、不要となったカバー160および折取部150の廃棄処理が容易となる。
本実施形態では、挿入腕163が係合孔152の両側に設けられているため、カバー160をいずれの方向に捩じっても良い。
また、折取部150の破断、カバー160と破断した折取部150の除去の一連の作業中に、使用者の手指がスパウト本体110の筒部120に触れることなく、流路111の先端が開放した筒部120を露出させて使用可能な状態とすることができ、衛生的に使用することが可能となる。
本発明の折り取りスパウトは、パウチの注出口として好適であるが、パウチ以外の容器にも使用可能であり、スパウト以外の容器口部に本発明と同様の構造を適用してもよい。
上記実施形態では、カバー係合突起161とリブ162とが円周方向の同一位置の上下に連なるよう4箇所設けたが、3箇所以下、あるいは、5箇所以上であってもよく、それぞれ別個に円周方向の異なる位置に、異なる個数設けてもよい。
また、上記実施形態では、リブ162を設けることで、筒部係合突起123より上方の筒部120の外周面と接触または近接する接触突起部として機能させているが、他の形状の突起部としてもよく、カバー160の内周面を同様の機能を持つ部分を有する形状とするものであってもよく、組立後から使用までの保管・搬送時の破損の可能性が低い場合は、接触突起部そのものを省略してもよい。
また、回転防止突起141、回転防止脚部164および安定脚166の形状や個数は、実施形態のものに限定されるものではなく、いずれか、あるいは全部を省略してもよい。
以上のように、本発明の折り取りスパウトは、本実施形態に限定されず、様々な構成が採用可能である。
100 ・・・折り取りスパウト
110 ・・・スパウト本体
111 ・・・流路
120 ・・・筒部
121 ・・・弱化部
122 ・・・ネジ部
123 ・・・筒部係合突起
130 ・・・取付部
140 ・・・フランジ部
141 ・・・回転防止突起
150 ・・・折取部
151 ・・・操作腕
152 ・・・係合孔
153 ・・・ロック用突起
160 ・・・カバー
161 ・・・カバー係合突起
162 ・・・接触突起部(リブ)
163 ・・・挿入腕
164 ・・・回転防止脚部
165 ・・・乗越突起
166 ・・・安定脚

Claims (6)

  1. 中心を貫通する流路を有する筒部と該筒部の先端から弱化部を介して一体形成された折取部とを備え、該折取部により前記流路の先端が閉じられたスパウト本体と、該スパウト本体の筒部の先端側の外周を覆うカバーとを備えた折り取りスパウトであって、
    前記カバーが、前記スパウト本体の先端側から被せられて前記折取部を含んで覆うように別体に形成され、
    前記スパウト本体の弱化部より下方の筒部の外周面には筒部係合突起が設けられ、
    前記カバーの内周面には、前記筒部係合突起と係合するカバー係合突起が設けられ、
    前記筒部係合突起とカバー係合突起が係合することにより、前記カバーが前記スパウト本体の先端側を覆って固定されるとともに、
    前記カバーが、前記スパウト本体の先端側を覆って固定された状態で、前記折取部と接触しない形状に形成され
    前記スパウト本体の前記折取部が、前記流路と直交する方向に延びる一対の操作腕を有し、
    該操作腕が、前記流路を中心とする円周方向に延びる係合孔を有し、
    前記カバーの内周部には、前記流路を中心として回転させた際に前記係合孔に挿入される挿入腕が設けられていることを特徴とする折り取りスパウト。
  2. 前記係合孔の内面には、ロック用突起が設けられ、
    前記挿入腕の先端には、挿入時に前記ロック用突起を乗り越えて係合する乗越突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の折り取りスパウト。
  3. 前記挿入腕が、前記係合孔の両側に対向して設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の折り取りスパウト。
  4. 前記カバーの内周面には、前記スパウト本体の弱化部より下方、かつ、前記筒部係合突起より上方の筒部の外周面と接触または近接する接触突起部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の折り取りスパウト。
  5. 前記接触突起部が、前記流路方向に延びる複数のリブで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の折り取りスパウト。
  6. 前記スパウト本体が、前記流路を有する筒部と、容器に取り付けられる取付部と、該取付部の上部近傍に設けられたフランジ部とからなり、
    前記フランジ部の上面に回転防止突起が設けられ、
    前記カバーの前記フランジ部側の端面には、前記スパウト本体の先端側を覆って固定された状態で前記回転防止突起と係合する回転防止脚部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の折り取りスパウト。
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