JP6044783B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用内装材に関する。更に詳しくは、照明時に、意匠面において、非照明時には表現されていない図柄等の意匠を浮き上がらせることができる車両用内装材に関する。
従来より、車両用の室内照明として、夜間照明時における演出効果を高める目的のものが知られている。具体的には、透光性の芯材と表皮との間に、柄を演出するフィルムを備えており、裏面側からの照明で、フィルムの柄模様が表皮に浮かび上がる車両用照明装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−101840号公報
従来品では、透光性の芯材と表皮との間に、柄を演出するためのフィルムを新たな構成として追加しており、全体の構成が煩雑であった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で、照明時に、意匠面において、非照明時には表現されていない図柄等の意匠を浮き出させて表現することができる車両用内装材を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、透光性基材と、前記透光性基材の裏面側に配設された通気止めフィルムと、前記通気止めフィルムの裏面側に配設された照明手段と、を備える車両用内装材であって、
前記通気止めフィルムは加飾されており、
前記照明手段を発光させると、前記通気止めフィルムを光が透過することによって、本車両用内装材の表面に意匠が浮かび上がり、
前記透光性基材には、繊維基材、ウレタンフォーム、又は樹脂発泡基材が用いられていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記通気止めフィルムの片面又は両面には接着層が形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記加飾は印刷により形成されたものであることを要旨とする。
本発明の車両用内装材は、透光性基材と、この透光性基材の裏面側に配設された通気止めフィルムと、この通気止めフィルムの裏面側に配設された照明手段と、を備えており、通気止めフィルムは加飾されている。そのため、簡易な構造で、照明手段による発光によって、内装材表面において、非照明時には表現されていない図柄等の意匠を浮かび上がらせることができ、室内の雰囲気を向上させることができる。
また、通気止めフィルムの片面又は両面には接着層が形成されている場合には、通気止めフィルムの取扱い性が向上し、効率よく車両用内装材を製造することができる。
更に、通気止めフィルムにおける加飾が印刷により形成されたものである場合には、照明手段による発光によって、内装材表面において、種々の図柄等の意匠を浮かび上がらせることができ、室内の雰囲気をより向上させることができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施形態1〜2の車両用内装材(非照明時)を説明する模式図である。 車両用内装材の断面を説明する模式図である。 実施形態1の車両用内装材(照明時)を説明する模式図である。 実施形態2の車両用内装材(照明時)を説明する模式図である。 透過率の測定方法を説明するための説明図である。 透過率の測定方法を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なもの及び本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の車両用内装材は、透光性基材と、透光性基材の裏面側に配設された通気止めフィルムと、通気止めフィルムの裏面側に配設された照明手段と、を備えている。
光性基材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂、ポリエステル樹脂等の透明合成樹脂、繊維基材、ウレタンフォーム等の透光性の部材等により構成されるものや、孔部等を設けることにより不透明な部材に透光性を付与したものが挙げられる
本発明においては、これらの透光性基材のなかでも、吸音特性に優れる、繊維基材、ウレタンフォーム、樹脂発泡基材が用いられる
上記繊維基材とは、繊維同士を熱可塑性樹脂で結着することにより、剛性を付与したものである。この繊維の種類、長さ及び太さ等は特に限定されないが、上記繊維としては、例えば、無機繊維、有機繊維及び無機有機複合繊維を用いることができる。
上記無機繊維としては、例えば、ガラス繊維、炭素繊維(PAN系、ピッチ系、セルロース系等)、金属繊維(アルミニウム、ステンレス等)、セラミック繊維(バサルト、炭化ケイ素、窒化ケイ素等)等が挙げられる。
上記有機繊維としては、合成繊維、天然繊維等が挙げられる。合成繊維としては、例えば、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維(アラミド繊維等)、ポリオレフィン系繊維、アクリル系繊維及びビニロン系繊維等が挙げられる。また、天然繊維としては、植物及び動物に由来する繊維が挙げられる。植物に由来する繊維としては、例えば、ケナフ、マニラ麻、サイザル麻、ジュート麻、綿花、雁皮、三椏、バナナ、パイナップル、ココヤシ、トウモロコシ、サトウキビ、バガス、ヤシ、パピルス、葦、エスパルト、サバイグラス、麦、稲、竹及び各種針葉樹等の各種植物から得られる植物性繊維が挙げられる。
これらの繊維は種類を問わず、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
特に、上記繊維として、無機繊維を用いる場合には、熱可塑性樹脂による結着性を向上させる観点から、繊維の表面に、熱可塑性樹脂との親和性を向上させる表面処理を施すことができる。このような表面処理としては、各種カップリング処理(シランカップリング処理等)が挙げられる。
また、上記繊維の長さ(繊維長)は、通常、1〜100mmであり、より高い剛性を得るという観点において3〜70mmが好ましく、目付け制御の観点において3〜50mmがより好ましい。一方、繊維の直径は、通常、1〜30μmであり、より高い剛性を得るという観点において5〜25μmが好ましく、目付け制御の観点において7〜25μmがより好ましい。
尚、繊維長は、JIS L1015における直接法に準拠し、無作為に取り出した1本の繊維を伸張させずに真っ直ぐに延ばし、置尺上で測定した繊維長であり、繊維径は、繊維長を測定した繊維について、長さ方向中央部における径を、光学顕微鏡を用いて測定した値である。
また、繊維基材を構成する熱可塑性樹脂は、繊維に対してバインダとして機能するものであり、その種類は特に限定されない。
上記熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール系樹脂等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体等のポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、カルボキシル基又は酸無水物基により変性された変性ポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。
ポリエステル系樹脂としては、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン等の脂肪族ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート等の芳香族ポリエステル樹脂が挙げられる。
ポリアクリル系樹脂としては、メタアクリレート、アクリレート等が挙げられる。
上記繊維基材に含まれる繊維の含有割合は、繊維基材を100質量%とした場合に、20〜70質量%であることが好ましく、より好ましくは30〜60質量%、更に好ましくは30〜50質量%である。この含有割合が上記範囲内である場合、十分な透過率が得られるとともに、曲げ剛性を十分に確保することができる。
また、上記繊維基材においては、含有される繊維の配向方向が制御されていてもよい。具体的には、繊維基材の略平面方向に繊維を配向させた繊維基材や、繊維基材の厚み方向に繊維を配向させた繊維基材とすることができる。
尚、上記繊維基材には、必要に応じて各種の添加剤が含有されていてもよい。このような添加剤としては、発泡剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、難燃剤、難燃助剤、軟化剤、繊維基材の耐衝撃性及び耐熱性等を向上させるための無機又は有機の各種充填剤、帯電防止剤、着色剤、可塑剤等が挙げられる。
上記繊維基材を製造する方法は特に限定されない。具体的には、例えば、繊維及び熱可塑性樹脂を含んだウェブを加熱し、ウェブに含まれた熱可塑性樹脂を溶融させ、繊維同士を、熱可塑性樹脂の溶融物で結着した状態で固化させることにより、繊維基材を得ることができる。
また、上記ウェブを製造する方法も特に限定されない。具体的には、例えば、繊維と熱可塑性樹脂体とを気相中に分散させて混合し、混合された繊維及び熱可塑性樹脂を下方に堆積させることにより、ウェブを得ることができる(乾式法)。また、分散媒内で、繊維と熱可塑性樹脂とを堆積させることにより、ウェブを得ることもできる(湿式法)。尚、いずれの方法においても、必要に応じてウェブにニードリングを施すことができる。
本発明の車両用内装材における透光性基材は、上述の透光性を有する部材のみから構成されていてもよいし、不織布層、接着フィルム層、表皮層等の他の層を更に備えていてもよい。尚、これらの他の層は、1層のみ配設されていてもよいし、2層以上配設されていてもよい。
また、透光性基材の目付けは、300〜1500g/mであることが好ましく、より好ましくは300〜1000g/m、更に好ましくは400〜600g/mである。この目付けが上記範囲内である場合、十分な透過率が得られるとともに、曲げ剛性を十分に確保することができる。
更に、透光性基材の板厚は、1〜10mmであることが好ましく、より好ましくは1〜8mm、更に好ましくは1〜6mmである。この板厚が上記範囲内である場合、十分な透過率が得られるとともに、曲げ剛性を十分に確保することができる。
また、透光性基材の透過率は、下記の測定方法において、35〜75%であることが好ましく、より好ましくは40〜70%、更に好ましくは45〜65%である。この透過率が上記範囲内である場合、十分な照度を得ることができる。
<透過率の測定方法>
図5に示すように、被照射面17から600mm離れたところに、100mm角の面発光光源19(株式会社オプトデザイン社製、「UniBrite」)を、その発光面21と被照射面17とが平行になるように設置し、面発光光源19の中央の直下における被照射面17の照度をaとする。次いで、図6に示すように、被照射面17から600mm離れたところに、裏面に100mm角の上記面発光光源19を載せた透光性基材3を、その発光面23と被照射面17とが平行になるように設置し、透光性基材3上の面発光光源19の中央の直下における被照射面の照度をbとし、[(b/a)×100(%)]により、透過率を算出する。
本発明の車両用内装材における上記通気止めフィルムは、上述の透光性基材の裏面側に配設される。この通気止めフィルムにより、本車両用内装材の厚さ方向の全体に渡る通気が遮断又は抑制され、意匠面に付着する埃等が低減され、意匠性が維持される。
通気止めフィルムは、例えば、ポリアミド、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂等の各種の合成樹脂を用いてなるフィルム等により形成することができる。
この通気止めフィルムの片面又は両面には接着層が形成されていることが好ましい。接着層が形成された通気止めフィルムは、積層フィルム、例えば、ポリオレフィン樹脂フィルムとポリアミド樹脂フィルムとの積層フィルム等により形成し、低融点側のフィルムを接着層とすることができる。
また、上記通気止めフィルムは加飾されており、後述する照明手段を発光させると、通気止めフィルムの裏面側から透光性基材の表面側に光が透過することによって、加飾による意匠が本車両用内装材の表面に浮かび上がる。
この通気止めフィルムにおける加飾としては、例えば、基材フィルムへの印刷によるものや、基材フィルムへの表面処理による凹凸部等を挙げることができる。更には、フィルム製造時に顔料等を配合することによる色彩的な加飾を挙げることもできる。これらのなかでも、上記加飾は印刷により形成されていることが好ましい。
上記印刷の方法としては、例えば、凸版印刷、凹版印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、インクジェット印刷等を用いることができる。
上記加飾により表現される意匠は特に限定されないが、例えば、文字、記号、図柄、及びこれらを組合せたもの等が挙げられる。尚、本車両用内装材における意匠面にも図柄等の意匠が形成されている場合には、照明手段を発光させた際に浮かび上がる意匠と融合させることもできる。
また、通気止めフィルムの厚みは特に限定されないが、例えば、15〜200μmであることが好ましく、より好ましくは30〜100μm、更に好ましくは30〜70μmである。
本発明の車両用内装材における上記照明手段は、上述の通気止めフィルムの裏面側に配設され、通気止めフィルムの裏面側から本車両用内装材の表面側に、その発光光を透過させることができる。
この照明手段の構成は特に限定されない。具体的には、例えば、発光ダイオード(LED)、白熱電球、蛍光灯等の光源を利用する形態の照明手段を挙げることができる。尚、これらの光源は1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の車両用内装材においては、通気止めフィルムに加飾がなされているため、簡易な構成で、照明時に、意匠面において、非照明時には表現されていない図柄等の意匠を浮き上がらせることができる。そのため、自動車等の車両用内装材の分野において幅広く利用することができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
[1]車両用内装材(実施形態1〜2)
(1−1)車両用内装材の構成
実施形態1の車両用内装材1は、車両の天井用内装材として用いられるものであり、図1及び図2に示すように、透光性基材3と、透光性基材3の裏面側(天井側)に配設された通気止めフィルム5と、通気止めフィルム5の裏面側(天井側)に配設された照明手段7と、を備えている。
透光性基材3は、繊維基材層9と、接着フィルム層11と、表皮層13とを、この順に備えている(透過率:45%)。
繊維基材層9は、繊維(ガラス繊維)と、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン)と、発泡剤とを用いて製造した。尚、繊維の含有割合は、繊維基材層を100質量%とした場合に、35質量%である。
接着フィルム層11は、ポリプロピレン(PP)により構成されている。
表皮層13は、PET繊維を用いた表皮により構成されている。
また、透光性基材3の目付けは430g/m(繊維基材層9;400g/m、接着フィルム層11;30g/m)であり、その板厚は5mmである。
通気止めフィルム5は、ポリアミド[PA(基材層)]/ポリプロピレン[PP(接着層)]により構成されており、その厚みは30μmである。尚、PP側が繊維基材層9側となるように配設されている。
また、この通気止めフィルム5の裏面には、スクリーン印刷により、印刷部(加飾)が形成されている。尚、実施形態1〜2では、それぞれ、異なる図柄の印刷を施した。
照明手段7は、面状発光体(光源:LED)により構成されており、スクリム層15(スパンポンド不織布)を介して、通気止めフィルム5の裏面側に配設されている。
(1−2)車両用内装材の作用効果
実施形態1〜2の各車両用内装材1における照明手段7を発光させ、加飾された通気止めフィルム5の裏面側から表皮層13に光を透過したところ、通気止めフィルム5に形成された印刷部(加飾)による意匠が、図3(実施形態1)及び図4(実施形態2)に示すように、表皮層13の表面に浮かび上がり、浮かび上がった意匠Dをはっきりと視認することができた。尚、各実施形態における目的の意匠Dは、非照明時には認識されなかった(図1参照)。
また、これらの車両用内装材1では、繊維基材層9を備える透光性基材3を用いているため、吸音特性にも優れている。
尚、本実施形態における車両用内装材1では、特許文献1の照明装置(透光性の芯材の表面側(室内側)に、柄を演出するフィルムを備える照明装置)とは異なり、吸音特性を有する透光性基材3の裏面側(室外側)に、印刷部(加飾)を備える通気止めフィルム5を配している。そのため、透光性基材3の吸音特性が損なわれずに確保され、十分な吸音性が発揮される。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明の車両用内装材は、照明時に、意匠面において、非照明時には表現されていない図柄等の意匠を浮き上がらせることができる。そのため、車両用の内装材分野において幅広く利用することができる。
1;車両用内装材、3;透光性基材、5;通気止めフィルム、7;照明手段、9;繊維基材層、11;接着フィルム層、13;表皮層、15;スクリム層、17;被照射面、19;面発光光源、21;発光面、23;発光面、D;浮かび上がった意匠。

Claims (3)

  1. 透光性基材と、前記透光性基材の裏面側に配設された通気止めフィルムと、前記通気止めフィルムの裏面側に配設された照明手段と、を備える車両用内装材であって、
    前記通気止めフィルムは加飾されており、
    前記照明手段を発光させると、前記通気止めフィルムを光が透過することによって、本車両用内装材の表面に意匠が浮かび上がり、
    前記透光性基材には、繊維基材、ウレタンフォーム、又は樹脂発泡基材が用いられていることを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記通気止めフィルムの片面又は両面には接着層が形成されている請求項1に記載の車両用内装材。
  3. 前記加飾は印刷により形成されたものである請求項1又は2に記載の車両用内装材。
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