JP6043265B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、ウエット性能と耐摩耗性能とをバランス良く向上させた空気入りタイヤに関する。
近年、高速道路網の拡大により、高速道路を走行する割合が増加している。雨天の高速道路を安全に走行するために、タイヤに高いウエット性能が要求されている。その一方で、経済性の観点からタイヤに高い耐摩耗性能も要求されている。
ウエット性能を高めるために、トレッド部に、タイヤ周方向にのびる複数の主溝と、タイヤ軸方向にのびる複数の横溝とにより、複数のブロックが区分された空気入りタイヤが提案されている。例えば、下記特許文献1には、センター主溝とミドル主溝とセンター横溝とで区分されたセンターブロック、ミドル主溝とショルダー主溝とミドル横溝とで区分されたミドルブロック、及び、ショルダー主溝と接地端とショルダー横溝とで区分されたショルダーブロックを備えた空気入りタイヤが開示されている。
特開2011−195045号公報
上記特許文献1に記載された空気入りタイヤにあっては、例えば、トレッド部のランド比を小さく設定し溝容積を増やすことにより、トレッド部の排水性が高められ、ウエット性能が向上する。しかしながら、小さなランド比は、トレッド部の実接地面積及びゴムボリュームの減少を招き、耐摩耗性能が低下するおそれがある。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ウエット性能と耐摩耗性能とをバランスよく向上させた空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝と、前記センター主溝の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のミドル主溝と、前記ミドル主溝と接地端との間をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝と、前記センター主溝と前記ミドル主溝との間をつなぐ複数本のセンター横溝と、前記ミドル主溝と前記ショルダー主溝との間をつなぐ複数本のミドル横溝と、前記ショルダー主溝と前記接地端との間をつなぐ複数本のショルダー横溝とが設けられることにより、前記センター主溝と前記ミドル主溝と前記センター横溝とで区分されたセンターブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のセンターブロック列、前記ミドル主溝と前記ショルダー主溝と前記ミドル横溝とで区分されたミドルブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列、及び、前記ショルダー主溝と前記接地端と前記ショルダー横溝とで区分されたショルダーブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のショルダーブロック列を備えた空気入りタイヤであって、前記センター横溝の溝幅WAと前記ミドル横溝の溝幅WBとは等しく、前記ショルダー横溝の溝幅WCと前記センター横溝の溝幅WAとの比WC/WAは、1.3〜2.3であることを特徴とする。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー横溝の溝幅WCと前記センター横溝の溝幅WAとの比WC/WAは、1.6〜2.0であることが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記センター横溝の溝幅WA、ミドル横溝の溝幅WB及びショルダー横溝の溝幅WCは、4mm以上であることが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記センターブロックのタイヤ軸方向の両端を通るタイヤ周方向線間の領域であるセンター領域のランド比Lcと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の両端を通るタイヤ周方向線間の領域であるミドル領域のランド比Lmとの比Lc/Lmは、1.05〜1.25であることが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記センター横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、10゜〜30゜であることが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記ショルダー主溝の溝幅は、前記センター主溝の溝幅よりも大きく、前記ミドル主溝の溝幅は、前記ショルダー主溝の溝幅よりも大きいことが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部は、回転方向が指定された方向性パターンを具えていることが望ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤにおいて、前記ミドル主溝及び前記ショルダー主溝は、ジグザグ状に形成され、前記ミドル主溝と前記センター横溝及び前記ミドル横溝とは、前記ミドル主溝のジグザク頂点において交差し、前記ショルダー主溝と前記ミドル横溝及び前記ショルダー横溝とは、前記ショルダー主溝のジグザク頂点において交差することが望ましい。
本発明の空気入りタイヤによれば、センター横溝の溝幅WAとミドル横溝の溝幅WBとが等しく、ショルダー横溝の溝幅WCとセンター横溝の溝幅WAとの比WC/WAは、1.3〜2.3である。これにより、センター横溝の溝幅溝幅WA、ミドル横溝の溝幅WB、及びショルダー横溝の溝幅WCの配分が適正となり、ウエット性能と耐摩耗性能の両立を図ることができる。より具体的には、溝幅WCが溝幅WA及び溝幅WBよりも大きいので、トレッド踏面部の水が、ショルダー横溝を介してトレッド接地端の外側に迅速に排出される。これにより、大きいランド比で耐摩耗性を十分に確保しつつ、ウエット性能を高めることが可能となる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。 図1のトレッド部の展開図である。 図2のセンター陸部の拡大展開図である。 図2のミドル陸部の拡大展開図である。 図2のショルダー陸部の拡大展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。ここで、正規状態とは、タイヤを正規リム(図示省略)にリム組みし、かつ、正規内圧を充填した無負荷の状態である。以下、特に言及されない場合、タイヤの各部の寸法等はこの正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本発明の重荷重用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内方に配されるベルト層7等を具える。本実施形態では、重荷重用ラジアルタイヤ1が、15°テーパリムRに装着されるチューブレスタイヤである場合が示されている。
カーカス6は、カーカスコードをタイヤ赤道Cに対して例えば80〜90°の角度で配列したカーカスプライ6Aにより構成されている。カーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aの両端に、ビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されたプライ折返し部6bを一連に具えている。このプライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8が配されている。
ベルト層7は、カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配される。ベルト層7は、スチール製のベルトコードを用いた複数枚のベルトプライにより構成される。本実施形態のベルト層7は、ベルトコードをタイヤ赤道Cに対して例えば60±10°程度の角度で配列した最も内側のベルトプライ7Aと、その外側に順次配されかつベルトコードをタイヤ赤道Cに対して15〜35°程度の小角度で配列したベルトプライ7B、7C及び7Dとの4層を含んでいる。ベルト層7は、ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所が1箇所以上設けられることにより、ベルト剛性を高め、トレッド部2のほぼ全幅を強固に補強する。
ビードコア5は、偏平横長の断面六角形状をなし、又そのタイヤ半径方向内面を、タイヤ軸方向に対して12゜〜18°の角度で傾斜させることにより、リムRとの間の嵌合力を広範囲に亘って高めている。
図2は、本実施形態の空気入りタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図2に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、そのトレッド部2に、タイヤの回転方向Rが指定された方向性パターンを具えている。回転方向Rは、例えばサイドウォール部3に文字等で表示される。
トレッド部2には、タイヤ赤道C上をタイヤ周方向に連続してのびるセンター主溝10と、タイヤ赤道Cの両側に配されかつタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる一対のミドル主溝11と、このミドル主溝11のタイヤ軸方向外側かつトレッド接地端Teの内側をタイヤ周方向にジグザグ状で連続してのびる一対のショルダー主溝12とが形成されている。
トレッド接地端Teとは、正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷しかつキャンバー角0゜で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地端を意味している。「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
センター主溝10は、タイヤ周方向に直線状にのびる。タイヤ赤道C上に配されたセンター主溝10によって、トレッド部2の排水性が高められ、ウエット性能が向上する。
センター主溝10の溝幅W1は、トレッド接地幅TWの好ましくは0.8%以上、より好ましくは1.2%以上であり、好ましくは2.4以下、より好ましくは2.0以下である。
センター主溝10の溝幅W1が、トレッド接地幅TWの0.8%未満である場合、接地圧の高いタイヤ赤道C近傍の溝容積が不足し、排水性を十分に高められないおそれがある。一方、センター主溝10の溝幅W1が、トレッド接地幅TWの2.4%を超える場合、接地圧の高いセンター陸部13の実接地面積が小さくなるので、単位面積あたりにかかる荷重が大きくなり、耐摩耗性が低下するおそれがある。
ミドル主溝11は、タイヤ周方向に対して傾斜する長辺部11aと、長辺部11aとは逆向きに傾斜しかつタイヤ周方向の長さが長辺部11aよりも小さい短辺部11bとを有する。長辺部11a及び短辺部11bは、タイヤ周方向に交互に設けられ、ジグザグ状のミドル主溝11を構成する。
ショルダー主溝12は、タイヤ周方向に対して傾斜する長辺部12aと、長辺部12aとは逆向きに傾斜しかつタイヤ周方向の長さが長辺部12aよりも小さい短辺部12bとを有する。長辺部12a及び短辺部12bは、タイヤ周方向に交互に設けられ、ジグザグ状のショルダー主溝12を構成する。ミドル主溝11のジグザグピッチは、ショルダー主溝12のジグザグピッチと同等である。
トレッド部2の排水性能を高めつつ、トレッド部2の適切な剛性分布を実現するために、ショルダー主溝12の溝幅W3は、センター主溝10の溝幅W1よりも大きく、ミドル主溝11の溝幅W2は、ショルダー主溝12の溝幅W3よりも大きいのが望ましい。
トレッド部2の排水性能を高めつつ、トレッド部2の剛性を確保するために、センター主溝10、ミドル主溝11及びショルダー主溝12の溝深さは、例えば、15〜25mmであるのが望ましい。
センター主溝10、ミドル主溝11及びショルダー主溝12によってトレッド部2が複数の領域に区分される。トレッド部2は、センター主溝10とミドル主溝11との間の一対のセンター陸部13、ミドル主溝11とショルダー主溝12との間の一対のミドル陸部14、及び、ショルダー主溝12のタイヤ軸方向外側に位置する一対のショルダー陸部15を有している。すなわち、ミドル主溝11の両側には、センター陸部13及びミドル陸部14が設けられ、ショルダー主溝12の両側には、ミドル陸部14及びショルダー陸部15が設けられている。
図3には、センター陸部13の拡大図が示される。センター陸部13には、複数本のセンター横溝21が設けられている。十分な排水性を得るために、センター横溝21は、50本以上配されているのが望ましい。
センター横溝21は、タイヤ軸方向にのびており、センター陸部13の両側のセンター主溝10とミドル主溝11とを連通している。これにより、センター陸部13は、複数個のセンターブロック22が並ぶブロック列である。センター横溝21は、タイヤ軸方向に対して傾斜しているので、本実施形態のセンターブロック22の踏面部22sは、略平行四辺形状である。
ミドル主溝11は、センター陸部13側の溝縁11dと、ミドル陸部14側の溝縁11eとを有している。ミドル主溝11において、溝縁11dの最も溝中心線11c側の頂点11fは、溝縁11eの最も溝中心線11c側の頂点11gよりもセンター陸部13側にある。これにより、ジグザク状のミドル主溝11において、周方向に直線的に連通する領域が形成されるので、トレッド部2の排水性能が向上する。
ミドル主溝11とセンター陸部13との関係において、溝縁11dの最も溝中心線11c側の頂点11fと溝縁11eの最も溝中心線11c側の頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmは、センターブロック22のタイヤ軸方向の最大幅WDcの0.07〜0.13倍である。頂点11fと頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmがセンターブロック22のタイヤ軸方向の最大幅WDcの0.07倍未満の場合、排水性が十分に向上しないおそれがある。頂点11fと頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmがセンターブロック22のタイヤ軸方向の最大幅WDcの0.13倍を超える場合、センター陸部13の耐摩耗性能が低下するおそれがある。
図3に示されるように、ミドル主溝11は、溝中心線11c上に、タイヤ軸方向内側のジグザク頂点11pと、タイヤ軸方向外側のジグザク頂点11rとを有している。
ミドル主溝11とセンター横溝21とは、ミドル主溝11のジグザク頂点11rにおいて交差する。これにより、ミドル主溝11及びセンター横溝21内の水の流れが円滑化される。ここで、「ミドル主溝11とセンター横溝21とは、ミドル主溝11のジグザク頂点11rにおいて交差する」とは、図3においてハッチングで示されるミドル主溝11とセンター横溝21とが交差する領域11sに、ミドル主溝11の溝中心線11c上のジグザク頂点11rが存在することを意味している(以下、ミドル主溝11とミドル横溝31との交差、ショルダー主溝12とミドル横溝31との交差及びショルダー主溝12とショルダー横溝41との交差に関しても同様である)。
センター横溝21は、タイヤ軸方向に傾斜してのびる第1部分21aと、第1部分21aとタイヤ周方向に位置ずれしかつ第1部分21aと平行にのびる第2部分21bと、第1部分21aと第2部分21bとを繋ぐ第3部分21cとを有するジグザク状の溝である。センター横溝21の深さは、例えば、ミドル主溝11の深さ以下が望ましい。
センター横溝21のピッチは、ミドル主溝11のジグザグピッチの2倍である。換言すると、ミドル主溝11のジグザグピッチは、センター横溝21のピッチの1/2倍である。従って、センターブロック22は、その踏面部22sのタイヤ周方向の中央部に、ミドル主溝11に面してタイヤ軸方向の外側に突出するジグザクブロック頂点22aを有する。
センターブロック22において、センター主溝10とセンター横溝21とが交差するブロック頂点には、面取り部24a及び24bが形成されている。ミドル主溝11とセンター横溝21とが交差するブロック頂点には、面取り部25a及び25bが形成されている。このような面取り部24a、24b、25a及び25bは、ブロック頂点における応力集中を緩和し、チッピング等の損傷を抑制する。面取り部24a、24b、25a及び25bに替えて、角丸め部が形成されていてもよい。
図4には、ミドル陸部14の拡大図が示される。ミドル陸部14には、複数本のミドル横溝31が設けられている。十分な排水性を得るために、ミドル横溝31は、50本以上配されているのが望ましい。
ミドル横溝31は、タイヤ軸方向にのび、一端がミドル主溝11に、他端がショルダー主溝12にそれぞれ連通している。これにより、ミドル陸部14は、複数個のミドルブロック32が並ぶブロック列である。図2に示されるように、ミドル主溝11の両側に位置するセンターブロック22とミドルブロック32とは、タイヤ周方向に1/2ピッチずれて配置されている。ミドル横溝31は、タイヤ軸方向に対して傾斜しているので、本実施形態のミドルブロック32の踏面部32sは、略平行四辺形状である。
図4に示されるように、ショルダー主溝12は、ミドル陸部14側の溝縁12dと、ショルダー陸部15側の溝縁12eとを有している。ショルダー主溝12において、溝縁12dの最も溝中心線12c側の頂点12fは、溝縁12eの最も溝中心線12c側の頂点12gよりもミドル陸部14側にある。これにより、ジグザク状のミドル主溝12において、周方向に直線的に連通する領域が形成されるので、トレッド部2の排水性能が向上する。
ミドル主溝11とミドル陸部14との関係において、溝縁11dの最も溝中心線11c側の頂点11fと溝縁11eの最も溝中心線11c側の頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmは、ミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.07〜0.13倍である。頂点11fと頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmがミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.07倍未満の場合、排水性が十分に向上しないおそれがある。頂点11fと頂点11gとの間のタイヤ軸方向距離WEmがミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.13倍を超える場合、ミドル陸部14の耐摩耗性能が低下するおそれがある。
同様に、ショルダー主溝12とミドル陸部14との関係において、溝縁12dの最も溝中心線12c側の頂点12fと溝縁12eの最も溝中心線12c側の頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsは、ミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.07〜0.13倍である。頂点12fと頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsがミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.07倍未満の場合、排水性が十分に向上しないおそれがある。頂点12fと頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsがミドルブロック32のタイヤ軸方向の最大幅WDmの0.13倍を超える場合、ミドル陸部14の耐摩耗性能が低下するおそれがある。
図4に示されるように、ショルダー主溝12は、溝中心線12c上に、タイヤ軸方向内側のジグザク頂点12pと、タイヤ軸方向外側のジグザク頂点12rとを有している。
ミドル主溝11とミドル横溝31とは、ミドル主溝11のジグザク頂点11pにおいて交差する。これにより、ミドル主溝11及びミドル横溝31内の水の流れが円滑化される。一方、ショルダー主溝12とミドル横溝31とは、ショルダー主溝12のジグザク頂点12pにおいて交差する。これにより、ショルダー主溝12及びミドル横溝31内の水の流れが円滑化される。
ミドル横溝31は、タイヤ軸方向に傾斜してのびる第1部分31aと、第1部分31aとタイヤ周方向に位置ずれしかつ第1部分31aと平行にのびる第2部分31bと、第1部分31aと第2部分31bとをつなぐ第3部分31cとを有するジグザク状の溝である。ミドル横溝31の深さは、例えば、ミドル主溝11及びショルダー主溝12の深さ以下が望ましい。
ミドル横溝31のピッチは、ミドル主溝11及びショルダー主溝12のジグザグピッチの2倍である。換言すると、ミドル主溝11及びショルダー主溝12のジグザグピッチは、ミドル横溝31のピッチの1/2倍である。従って、ミドルブロック32は、その踏面部32sのタイヤ周方向の中央部に、ミドル主溝11に面してタイヤ軸方向の内側に突出するジグザクブロック頂点32aと、ショルダー主溝12に面してタイヤ軸方向の外側に突出するジグザクブロック頂点32bとを有する。
ミドル主溝11とミドル横溝31とが交差するブロック頂点には、面取り部34a及び34bが形成されている。ショルダー主溝12とミドル横溝31とが交差するブロック頂点には、面取り部35a及び35bが形成されている。このような面取り部34a、34b、35a及び35bは、ブロック頂点における応力集中を緩和し、チッピング等の損傷を抑制する。面取り部34a、34b、35a及び35bに替えて、角丸め部が形成されていてもよい。
図5には、ショルダー陸部15の拡大図が示される。ショルダー陸部15には、複数本のショルダー横溝41が設けられている。十分な排水性を得るために、ショルダー横溝41は、50本以上配されているのが望ましい。
ショルダー横溝41は、タイヤ軸方向にのび一端がショルダー主溝12に、他端がトレッド接地端Teにそれぞれ連通している。これにより、ショルダー陸部15は、複数個のショルダーブロック42が並ぶブロック列である。図2に示されるように、ショルダー主溝12の両側に位置するミドルブロック32とショルダーブロック42とは、タイヤ周方向に1/2ピッチずれて配置されている。
ショルダー主溝12とショルダー陸部15との関係において、溝縁12dの最も溝中心線12c側の頂点12fと溝縁12eの最も溝中心線12c側の頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsは、ショルダーブロック42のタイヤ軸方向の最大幅WDsの0.07〜0.13倍である。頂点12fと頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsがショルダーブロック42のタイヤ軸方向の最大幅WDsの0.07倍未満の場合、排水性が十分に向上しないおそれがある。頂点12fと頂点12gとの間のタイヤ軸方向距離WEsがショルダーブロック42のタイヤ軸方向の最大幅WDsの0.13倍を超える場合、ショルダー陸部15の耐摩耗性能が低下するおそれがある。
図5に示されるように、ショルダー主溝12とショルダー横溝41とは、ショルダー主溝12のジグザク頂点12rにおいて交差する。これにより、ショルダー主溝12及びショルダー横溝41内の水の流れが円滑化される。
ショルダー横溝41のピッチは、ショルダー主溝12のジグザグピッチの2倍である。換言すると、ショルダー主溝12のジグザグピッチは、ショルダー横溝41のピッチの1/2倍である。従って、ショルダーブロック42は、その踏面部42sのタイヤ周方向の中央部に、ショルダー主溝12に面してタイヤ軸方向の内側に突出するジグザクブロック頂点42aを有する。
ショルダー主溝12とショルダー横溝41とが交差するブロック頂点には、面取り部44a及び44bが形成されている。このような面取り部44a及び44bは、ブロック頂点における応力集中を緩和し、チッピング等の損傷を抑制する。面取り部44a及び44bに替えて、角丸め部が形成されていてもよい。
本実施形態において、図2乃至5に示されるセンター横溝21の溝幅WAとミドル横溝31の溝幅WBとは等しいのが望ましい。さらに、ショルダー横溝41の溝幅WCとセンター横溝21の溝幅WAとの比WC/WAは、好ましくは1.3以上、より好ましくは1.6以上であり、好ましくは2.3以下、より好ましくは2.0以下である。センター横溝21の溝幅WA、ミドル横溝31の溝幅WB、及びショルダー横溝41の溝幅WCが上記の関係に従って設定されることより、溝幅WA、溝幅WB、及び溝幅WCの配分が適正となり、ウエット性能と耐摩耗性能の両立を図ることができる。より具体的には、溝幅WCが溝幅WA及び溝幅WBよりも大きいので、トレッド踏面部の水が、ショルダー横溝41を介してトレッド接地端Teの外側に迅速に排出される。これにより、大きいランド比で耐摩耗性を十分に確保しつつ、ウエット性能を高めることが可能となる。
ショルダー横溝41の溝幅WCとセンター横溝21の溝幅WAとの比WC/WAが1.3未満である場合、トレッド踏面部の水が、ショルダー横溝41を介してトレッド接地端Teの外側に迅速に排出され難くなるおそれがある。一方、ショルダー横溝41の溝幅WCとセンター横溝21の溝幅WAとの比WC/WAが2.3を超える場合、ショルダーブロック42のゴムボリュームが不足し、肩落ち摩耗と称される偏摩耗が生ずるおそれがある。
センター横溝21の溝幅WA、ミドル横溝31の溝幅WB及びショルダー横溝41の溝幅WCは、4mm以上であるのが望ましい。溝幅WA、溝幅WB及び溝幅WCが4mm未満である場合、トレッド部2の排水性が低下し、ウエット性能を高めることができないおそれがある。
図2に示されるように、センター領域22Aのランド比Lcと、ミドル領域32Aのランド比Lmとの比Lc/Lmは、好ましくは1.05以上、より好ましくは1.10以上であり、好ましくは1.25以下、より好ましくは1.20以下である。ここで、センター領域22Aとは、センターブロック22のタイヤ軸方向の両端22e、22eを通るタイヤ周方向線22c、22c間の領域である。ミドル領域32Aとは、ミドル陸部14のタイヤ軸方向の両端32e、32eを通るタイヤ周方向線32c、32c間の領域である。
センター領域22Aのランド比Lcと、ミドル領域32Aのランド比Lmとの比Lc/Lmが1.05倍未満である場合、接地圧の高いセンター陸部13の実接地面積が小さくなるので、単位面積あたりにかかる荷重が大きくなり、耐摩耗性が低下するおそれがある。一方、センター領域22Aのランド比Lcと、ミドル領域32Aのランド比Lmとの比Lc/Lmが1.25倍を超える場合、接地圧の高いセンター陸部13の溝容積が不足し、排水性が低下するおそれがある。
より具体的には、センター領域22Aのランド比Lcは、75〜85であるのが望ましい。センター領域22Aのランド比Lcが75未満である場合、接地圧の高いセンター陸部13の実接地面積が小さくなるので、上記と同様に、耐摩耗性が低下するおそれがある。一方、センター領域22Aのランド比Lcが85を超える場合、センター陸部13の溝容積が不足し、排水性が低下するおそれがある。
同様に、ミドル領域32Aのランド比Lmは、65〜75であるのが望ましい。ミドル領域32Aのランド比Lmが65未満である場合、ミドル陸部14の実接地面積が小さくなるので、ミドル陸部14が偏摩耗するおそれがある。一方、ミドル領域32Aのランド比Lmが75を超える場合、ミドル陸部14の溝容積が不足し、排水性が低下するおそれがある。
本実施形態の空気入りタイヤ1にあっては、図2に示されるミドル主溝11の長辺部11aのタイヤ周方向に対する角度α1は、2〜10゜であるのが望ましい。角度α1が2゜未満である場合、トレッド部2のタイヤ軸方向の剛性が低下するおそれがある。角度α1が10゜を超える場合、タイヤの排水性能が十分に高められないおそれがある。図4に示されるショルダー主溝12の長辺部12aのタイヤ周方向に対する角度α2についても、上記と同様である。
本実施形態において、図3乃至5に示されるセンター横溝21のタイヤ軸方向に対する角度β1(゜)、ミドル横溝31のタイヤ軸方向に対する角度β2(゜)及びショルダー横溝41のタイヤ軸方向に対する角度β3(゜)は、それぞれ以下の関係を満たしているのが望ましい。
β3<β2<β1 (1)
10≦β1≦30 (2)
0≦β3≦10 (3)
センター横溝21の角度β1は、図3において、センターブロック22の頂点26におけるセンター横溝21の溝縁のタイヤ軸方向に対する角度である。ミドル横溝31の角度β2は、図4において、ミドルブロック32の頂点36におけるミドル横溝31の溝縁のタイヤ軸方向に対する角度である。ショルダー横溝の角度β3は、図5において、ショルダーブロック42の頂点46におけるショルダー横溝41の溝縁のタイヤ軸方向に対する角度である。各ブロックの角が面取り又は丸められている場合は、各主溝の溝縁の延長線と各横溝の溝縁の延長線との交点が頂点である。
式(1)の関係が満たされていることにより、センター横溝21、ミドル横溝31及びショルダー横溝41を介して、接地圧の高いセンター陸部13から接地圧の低いショルダー陸部14に円滑に水が排出され、タイヤの排水性能が高められる。
式(2)において、センター横溝21の角度β1が10゜未満である場合、センター陸部13における排水性能が悪化するおそれがある。一方、センター横溝21の角度β1が30゜を超える場合、センターブロック22のブロック頂点26が、過度に鋭角となり、偏摩耗の起点となるおそれがある。
式(3)において、ショルダー横溝41の角度β3が0゜未満である場合、タイヤ軸方向に対するショルダー横溝41の傾きが逆になり、ショルダー陸部15における排水性能が悪化するおそれがある。一方、ショルダー横溝41の角度β3が10゜を超える場合、ショルダーブロック42のブロック頂点46が、過度に鋭角となり、偏摩耗の起点となるおそれがある。
以上、本発明の空気入りタイヤが詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。
図1の基本構造をなし、図2の基本パターンをなすサイズ11.00R20の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、ウエットブレーキ性能、耐摩耗性能がテストされた。テスト方法は、以下の通りである。
<ウエットブレーキ性能>
各試供タイヤが、リム20×8.00、内圧780kPaの条件にて、最大積載量8トン積みのトラック(2−D車)の全輪に装着された。上記車両は、厚さ0.5mm〜2.0mmの水膜を有するウエットアスファルト路面に持ち込まれ、時速65km/hで走行中にブレーキをかけ、速度が60km/hから20km/hまで減速するのに要した距離が測定された。結果は、測定値の逆数を用い、実施例1の値を100とする指数で表示され、評価は、数値が大きいほどウエット性能が良好である。
<耐摩耗性能>
上記車両によって50000kmを走行後の各タイヤの溝深さが測定された。結果は、実施例1の値を100とする指数で表示され、評価は、数値が大きいほど耐摩耗性能が良好である。
Figure 0006043265
表1から明らかなように、実施例の空気入りタイヤは、比較例に比べて、ウエット性能、耐摩耗性能が有意に向上していることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
11 ミドル主溝
12 ショルダー主溝
13 センター陸部
14 ミドル陸部
15 ショルダー陸部
21 センター横溝
22 センターブロック
31 ミドル横溝
32 ミドルブロック
41 ショルダー横溝
42 ショルダーブロック

Claims (8)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に連続してのびる1本のセンター主溝と、前記センター主溝の両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のミドル主溝と、前記ミドル主溝と接地端との間をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝と、前記センター主溝と前記ミドル主溝との間をつなぐ複数本のセンター横溝と、前記ミドル主溝と前記ショルダー主溝との間をつなぐ複数本のミドル横溝と、前記ショルダー主溝と前記接地端との間をつなぐ複数本のショルダー横溝とが設けられることにより、
    前記センター主溝と前記ミドル主溝と前記センター横溝とで区分されたセンターブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のセンターブロック列、前記ミドル主溝と前記ショルダー主溝と前記ミドル横溝とで区分されたミドルブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のミドルブロック列、及び、前記ショルダー主溝と前記接地端と前記ショルダー横溝とで区分されたショルダーブロックがタイヤ周方向に隔設された一対のショルダーブロック列を備えた空気入りタイヤであって、
    前記ミドル横溝は、タイヤ軸方向に隣り合う前記センター横溝と同じ方向に傾斜し、前記ショルダー横溝は、タイヤ軸方向に隣り合う前記ミドル横溝と同じ方向に傾斜し、
    前記センター横溝のタイヤ軸方向に対する角度β1は、前記ミドル横溝のタイヤ軸方向に対する角度β2よりも大きく、前記角度β2は、前記ショルダー横溝のタイヤ軸方向に対する角度β3よりも大きく、
    前記センター主溝の両側に位置する前記センター横溝は、タイヤ周方向に1/2ピッチずれて配置され、
    前記ミドル主溝の両側に位置する前記センター横溝と前記ミドル横溝とは、タイヤ周方向に1/2ピッチずれて配置され、
    前記ショルダー主溝の両側に位置する前記ミドル横溝と前記ショルダー横溝とは、タイヤ周方向に1/2ピッチずれて配置され、
    前記センターブロックのタイヤ軸方向の両端を通るタイヤ周方向線間の領域であるセンター領域のランド比Lcと、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の両端を通るタイヤ周方向線間の領域であるミドル領域のランド比Lmとの比Lc/Lmは、1.05〜1.25であり、
    前記センター主溝の溝幅W1は、トレッド接地幅TWの0.8%〜2.4%であり、
    前記センター横溝の溝幅WAと前記ミドル横溝の溝幅WBとは等しく、
    前記ショルダー横溝の溝幅WCと前記センター横溝の溝幅WAとの比WC/WAは、1.3〜2.3であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ミドル主溝及び前記ショルダー主溝は、ジグザグ状に形成され、以下の関係を満たすことを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
    0.07 ≦WEm/WDc ≦0.13
    0.07 ≦WEm/WDm≦0.13
    0.07 ≦WEs/WDm ≦0.13
    0.07 ≦WEs/WDs ≦0.13
    ただし、WEm、WEs、WDc、WDm及びWDsは、それぞれ以下の通りである。
    WEm :前記ミドル主溝の前記センター陸部側の溝縁の最も溝中心線側の頂点と、前記ミドル主溝の前記ミドル陸部側の溝縁の最も溝中心線側の頂点との間のタイヤ軸方向距離
    WEs : 前記ショルダー主溝の前記ミドル陸部側の溝縁の最も溝中心線側の頂点と、前記ショルダー主溝の前記ショルダー陸部側の溝縁の最も溝中心線側の頂点との間のタイヤ軸方向距離
    WDc : センターブロックのタイヤ軸方向の最大幅
    WDm :ミドルブロックのタイヤ軸方向の最大幅
    WDs : ショルダーブロックのタイヤ軸方向の最大幅
  3. 前記ショルダー横溝の溝幅WCと前記センター横溝の溝幅WAとの比WC/WAは、1.6〜2.0である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター横溝の溝幅WA、ミドル横溝の溝幅WB及びショルダー横溝の溝幅WCは、4mm以上である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記センター横溝のタイヤ軸方向に対する角度は、10゜〜30゜である請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ショルダー主溝の溝幅は、前記センター主溝の溝幅よりも大きく、前記ミドル主溝の溝幅は、前記ショルダー主溝の溝幅よりも大きい請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッド部は、回転方向が指定された方向性パターンを具えている請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ミドル主溝及び前記ショルダー主溝は、ジグザグ状に形成され、
    前記ミドル主溝と前記センター横溝及び前記ミドル横溝とは、前記ミドル主溝のジグザク頂点において交差し、
    前記ショルダー主溝と前記ミドル横溝及び前記ショルダー横溝とは、前記ショルダー主溝のジグザク頂点において交差する請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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