JP6042696B2 - 防已含有組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ボウイ(防已)又はその抽出物を含有する組成物に関する。
高齢化社会を迎えて久しい我が国においては、慢性化したり、長期化した疾患の治療に漢方を用いることを好む者が増加している。漢方といえば、従来は浸剤や煎剤として服用するものであったが、このような漢方は服用に際しての調製が面倒である。そのため、近年では服用が簡便な生薬や漢方のエキス剤(とりわけ、エキス顆粒、エキス末等)が流通し、多用されている。
しかしながら、上記エキス剤の保存は、気密容器を用いて、1〜30℃で保存することが求められるものの、温度管理は、流通過程ではまだしも、消費者の手元においては、必ずしも上述の温度管理のもとで保存されているわけではない。
したがって、可能な限り、厳密な温度管理を要さずに、生薬や漢方のエキス剤を保存できる手段が求められている。
ところで、ボウイ(防已)は、オオツヅラフジ(Sinomenium acutum Rehder et Wilson(Menispermaceae))のつる性の茎及び根茎を、通例、横切した生薬であり、筋肉痛・神経痛・関節痛の緩和に用いられている(非特許文献1)。
また、コンドロイチン硫酸エステルは、生体内で軟骨組織中に多く分布し、コラーゲンとともに結合組織の構成に関与していると考えられている成分である。コンドロイチン硫酸エステルのナトリウム塩は、感音性難聴(音響外傷)、神経痛、腰痛症、関節痛、肩関節周囲炎(五十肩)等の治療薬として用いられている(非特許文献2)。
しかしながら、ボウイ(防已)又はその抽出物とコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有する組成物は知られておらず、それらの成分がどのような相互作用をするのかについては全く知られていない。
第十六改正 日本薬局方解説書 株式会社廣川書店 第D−730−D−733頁 OTCハンドブック 2008−09 株式会社学術情報流通センター 第504頁
まず、本発明者は、ボウイ(防已)又はその抽出物の性質について検討したところ、ボウイ(防已)又はその抽出物は、加温条件下で保存した際、固化等が発生し保存に際して安定な状態が保たれにくいものであることが判明した。
したがって、本発明は、ボウイ(防已)又はその抽出物の安定化手段を提供することを課題とする。
そこで、本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討したところ、ボウイ(防已)又はその抽出物とともに、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を共存せしめれば、ボウイ(防已)又はその抽出物に由来する固化等の事象の発生が抑制され安定化できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有する組成物を提供するものである。
また、本発明は、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を有効成分とするボウイ(防已)又はその抽出物含有組成物の保存安定化剤を提供するものである。
コンドロイチン硫酸エステル又はその塩は、保存時におけるボウイ(防已)又はその抽出物に由来する固化等を抑制しこれを安定化する作用を有する。
したがって、本発明によれば、ボウイ(防已)又はその抽出物を含有する安定な組成物を提供できる。また、ボウイ(防已)とコンドロイチン硫酸エステル又はその塩との組み合わせは優れた鎮痛効果を示す。
本発明の組成物は、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有するものである。
以下、本発明で用いられるボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩について説明する。
ボウイ(防已)は、オオツヅラフジ(Sinomenium acutum Rehder et Wilson(Menispermaceae)のつる性の茎及び根茎である(非特許文献1)。また、ボウイ(防已)は、必要に応じてその形態を調節することができ、小片、小塊に切断若しくは破砕、又は粉末に粉砕して用いてもよい。例えば、ボウイを粉末としたものを「ボウイ末」という。
また、ボウイ(防已)又はその抽出物としては、服用しやすさの観点から、ボウイ(防已)の抽出物が好ましい。斯かるボウイ(防已)の抽出物としては、第十六改正日本薬局方製剤総則等に記載の公知の方法に基づき、ボウイ(防已)を適切な大きさとし、これに浸出剤を加えて浸出した液や浸出液を濃縮した液、いわゆる「エキス剤」や「チンキ剤」等が挙げられる。また、これらを乾燥して、固塊、粒状又は粉末等の形状とした、ボウイの浸出液を乾燥して得られる「ボウイ乾燥エキス剤」等を用いてもよい。斯様なボウイ(防已)の抽出物の中でも、固形製剤化の観点から、ボウイ乾燥エキス剤が特に好ましい。 なお、ボウイ(防已)の抽出物は、上述の公知の方法に基づき製することができるが、市販品を用いることもできる。
また、上記浸出剤としては、メタノール、エタノール、n−ブタノール等の低級(例えば炭素数1〜7)一価アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン等の低級(例えば炭素数1〜7)多価アルコール類;ジエチルエーテル等のエーテル類;アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類;酢酸エチルエステル等のエステル類;ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲノアルカン類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素;水等が挙げられる。これらは各々単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。これらの中でも、低級一価アルコール類、エーテル類、ケトン類、これらと水との混液、水単独が好ましく、エタノール、アセトン、ジエチルエーテル、これらと水との混液、水単独がより好ましく、含水エタノールが特に好ましい。
本発明の組成物中のボウイ(防已)又はその抽出物の含有量は、服用者の性別、年齢、症状等に応じて、1日あたりの服用量を適宜検討して決定すればよいが、1日あたり、原生薬換算して、0.1〜50g服用できる量が好ましく、0.5〜30g服用できる量がより好ましく、1〜10g服用できる量がさらに好ましい。なお、含有量は上述のものに限定されず、性別、年齢、症状等に応じて適宜増減することができる。
また、ボウイ(防已)又はその抽出物の含有量としては、本発明の組成物の全質量に対し、0.1〜80質量%が好ましく、1〜50質量%がより好ましく、5〜30質量%がさらに好ましく、10〜30質量%が特に好ましい。
また、本発明で用いられるコンドロイチン硫酸エステル又はその塩としては、コンドロイチン硫酸エステルのほか、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン等のアルカリ金属、アルカリ土類金属や遷移金属等の金属塩;アンモニウム塩等のコンドロイチン硫酸エステルの塩が挙げられる。塩としては、アルカリ金属塩が好ましく、中でもナトリウム塩が特に好ましい。
なお、コンドロイチン硫酸エステルは特に限定されないが、例えば、コンドロイチン硫酸A、デルマタン硫酸、コンドロイチン硫酸C、コンドロイチン硫酸D、コンドロイチン硫酸E等が挙げられる。
コンドロイチン硫酸エステル又はその塩としては、日本薬局方外 医薬品規格 2002に掲載されている「コンドロイチン硫酸ナトリウム」が特に好ましい。
本発明の組成物中のコンドロイチン硫酸エステル又はその塩の含有量は、ボウイ(防已)に由来する固化等の抑制作用及びその薬理作用等に応じて適宜検討して決定すればよいが、1日あたり、5〜5000mg服用できる量を含有するものが好ましく、10〜3000mg服用できる量を含有するものがより好ましく、50〜2000mg服用できる量を含有するものがさらに好ましい。
また、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩の含有量としては、本発明の組成物の全質量に対し、10〜99.5質量%が好ましく、20〜85質量%がより好ましく、30〜80質量%がさらに好ましく、40〜80質量%がさらに好ましく、50〜80質量%が特に好ましい。
また、ボウイ(防已)又はその抽出物とコンドロイチン硫酸エステル又はその塩との含有比は、上述した各成分の1日あたりの服用量に応じて、適宜検討して決定すればよいが、ボウイ(防已)又はその抽出物を原生薬換算した1質量部に対し、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を0.01〜10質量部含有するものが好ましく、0.01〜5質量部含有するものがより好ましく、0.1〜4質量部含有するものがさらに好ましい。
本発明の組成物は、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を混合(好ましくは全体として均質に存在せしめる)することにより製することができる。本発明の組成物を医薬用途に適した医薬組成物とするには、例えば、第十六改正日本薬局方 製剤総則等に記載の公知の方法にしたがうことにより製することができ、さらには、適宜製剤添加物を用いることにより、種々の剤形に製剤化することができる。
また、本発明の組成物の剤形は特に限定されないが、服用の簡便性や薬物服用量の管理等の観点から、固形製剤が好ましい。固形製剤の具体例としては、例えば、錠剤(口腔内崩壊錠、チュアブル錠、分散錠、溶解錠、トローチ剤、舌下錠、バッカル錠、付着錠、ガム剤等の口腔用錠剤も含む)、カプセル剤、丸剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、ドライシロップ剤、経口ゼリー剤等の経口投与製剤が挙げられるが、経口固形製剤が好ましい。また、本発明の医薬組成物は、公知の方法により、糖衣やフィルムコーティング等により、被覆されていてもよい。
本発明の組成物には、上記ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩以外の成分、例えば、解熱鎮痛剤、ビタミン類、代謝賦活成分・アミノ酸成分、抗炎症剤、生薬類、カフェイン類、アミノ糖、ω−3脂肪酸等からなる群より選ばれる1種又は2種以上を含んでいてもよい。
解熱鎮痛剤としては、例えば、アスピリン、アスピリンアルミニウム、アセトアミノフェン、イソプロピルアンチピリン、イブプロフェン、エテンザミド、サザピリン、サリチルアミド、サリチル酸ナトリウム、チアラミド塩酸塩、ラクチルフェネチジン、ロキソプロフェンナトリウム水和物等が挙げられる。
ビタミン類としては、例えば、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ヘスペリジン及びその誘導体並びにそれらの塩類(例えば、レチノール酢酸エステル、レチノールパルミチン酸エステル、ビタミンA油、肝油、強肝油、チアミン、チアミン塩化物塩酸塩、チアミン硝化物、ジセチアミン塩酸塩、セトチアミン塩酸塩、フルスルチアミン、フルスルチアミン塩酸塩、オクトチアミン、シコチアミン、チアミンジスルフィド、ビスイブチアミン、ビスベンチアミン、プロスルチアミン、ベンフォチアミン、リボフラビン、リボフラビンリン酸エステル、リボフラビン酪酸エステル、リン酸リボフラビンナトリウム、ニコチン酸アミド、パンテノール、パンテチン、パントテン酸カルシウム、パントテン酸ナトリウム、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキサールリン酸エステル、シアノコバラミン、メコバラミン、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウム、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール、トコフェロール、トコフェロール酢酸エステル、トコフェロールコハク酸エステル、ヘスペリジン等)等が挙げられる。
代謝賦活成分・アミノ酸成分としては、例えば、アスパラギン酸マグネシウム・カリウム、アルギニン、アルギニン塩酸塩、アミノエチルスルホン酸、リジン、リジン塩酸塩、メチオニン、システイン、システイン塩酸塩、オロチン酸、ガンマ−オリザノール、グルクロン酸、グルクロン酸アミド、グルクロノラクトン、イノシトール、イノシトールヘキサニコチネート、カルニチン塩化物、ヘプロニカート、アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物、メチルスルホニルメタン、コラーゲン等が挙げられる。
抗炎症剤としては、例えば、グリチルリチン酸及びその誘導体並びにそれらの塩類(例えば、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム等)、セアプローゼ、セミアルカリプロティナーゼ、セラペプターゼ、トラネキサム酸、プロクターゼ、プロナーゼ、ブロメライン等が挙げられる。
生薬類としては、例えば、アカメガシワ(赤芽柏)、アセンヤク(阿仙薬)、インヨウカク(淫羊霍)、ウイキョウ(茴香)、ウコン(鬱金)、エンゴサク(延胡索)、エンメイソウ(延命草)、オウゴン(黄岑)、オウセイ(黄精)、オウバク(黄柏)、オウヒ(桜皮)、オウレン(黄連)、オンジ(遠志)、カコウタイサン(加工大蒜)、ガジュツ(我朮)、カノコソウ(鹿子草)、カミツレ、カロニン(か楼仁)、カンゾウ(甘草)、キキョウ(桔梗)、キョウニン(杏仁)、クコシ(枸杞子)、クコヨウ(枸杞葉)、ケイガイ(荊芥)、ケイヒ(桂皮)、ケツメイシ(決明子)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ(現証拠)、コウブシ(香附子)、ゴオウ(牛黄)、ゴミシ(五味子)、サイシン(細辛)、サンショウ(山椒)、シオン(紫苑)、ジコッピ(地骨皮)、シャクヤク(芍薬)、ジャコウ(麝香)、シャジン(沙参)、シャゼンシ(車前子)、シャゼンソウ(車前草)、獣胆(ユウタン(熊胆)を含む)、ショウキョウ(生姜)、ジリュウ(地竜)、シンイ(辛夷)、セキサン(石蒜)、セネガ、センキュウ(川きゅう)、ゼンコ(前胡)、センブリ(千振)、ソウジュツ(蒼朮)、ソウハクヒ(桑白皮)、ソヨウ(蘇葉)、タイサン(大蒜)、チクセツニンジン(竹節人参)、チョウジ(丁子)、チンピ(陳皮)、トウキ(当帰)、トコン(吐根)、ナンテンジツ(南天実)、ニンジン(人参)、バイモ(貝母)、バクモンドウ(麦門冬)、ハッカ(薄荷)、ハンゲ(半夏)、バンコウカ(番紅花)、ハンピ(反鼻)、ビャクシ(白し)、ビャクジュツ(白朮)、ブクリョウ(茯苓)、ボタンピ(牡丹皮)、ボレイ(牡蠣)、マオウ(麻黄)、ロクジョウ(鹿茸)、ローヤルゼリー等の生薬及びこれらの抽出物(エキス、チンキ、乾燥エキス等)等が挙げられる。
カフェイン類としては、例えば、安息香酸ナトリウムカフェイン、カフェイン水和物、無水カフェイン等が挙げられる。
アミノ糖類としては、例えば、グルコサミン塩酸塩、グルコサミン硫酸塩等の2−アミノグルコース等が挙げられる。
ω−3脂肪酸としては、例えば、α−リノレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸等やこれらω−3脂肪酸を含有する紫蘇油、亜麻仁油、魚油等が挙げられる。
これらボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩以外の成分を用いる場合、その含有量は、通常、本発明の組成物の全質量に対し、0.001〜90質量%であり、好ましくは0.001〜85質量%である。また、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩以外の成分と、ボウイ(防已)又はその抽出物との含有比は、ボウイ(防已)又はその抽出物を原生薬換算した1質量部に対し、通常、上記他の成分が0.0001〜10質量部となる範囲であるが、好ましくは0.0001〜5質量部となる範囲である。
本発明の医薬組成物は、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有することから、筋肉痛、神経痛、関節痛、腰痛症、肩関節周囲炎(五十肩)等の治療薬等として用いられる。その効能・効果として、神経痛、筋肉痛・関節痛(腰痛、肩こり、五十肩など)等が挙げられることから、上記ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩以外の成分の中でも、アセトアミノフェン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリン、エテンザミド、ロキソプロフェン
ナトリウム水和物等の解熱鎮痛剤;ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンE等のビタミン類;アスパラギン酸マグネシウム・カリウム、アミノエチルスルホン酸、ガンマ−オリザノール、ヘプロニカート、メチルスルホニルメタン、コラーゲン等の代謝賦活成分・アミノ酸成分;生薬類;アミノ糖;ω−3脂肪酸等の成分が好ましいものとして挙げられる。
また、本発明の保存安定化剤を用いれば、ボウイ(防已)又はその抽出物含有組成物を安定化できる。斯かる保存安定化剤の使用量は、ボウイ(防已)又はその抽出物を原生薬換算した1質量部に対し、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩が、0.01〜10質量部となる量が好ましく、0.01〜5質量部となる量がより好ましく、0.1〜4質量部となる量がさらに好ましい。なお、ボウイ(防已)又はその抽出物含有組成物は、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含まないこと以外は本願発明の組成物と同様である。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
試験例1 保存試験(1)
試料として、原生薬ボウイ(防已)500質量部から40質量部として抽出したボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)を用いた。この乾燥エキス剤1質量部をガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例1)。
また、上記ボウイ乾燥エキス剤1.15質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム(株式会社マルハニチロ製;製品名 局外規コンドロイチン硫酸ナトリウム)3.85質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例1)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表1に示した。
Figure 0006042696
表1から明らかなように、ボウイ乾燥エキス剤を単独で60℃で保存すると、1週間後には固化することがわかった(参考例1)。
一方、ボウイ乾燥エキス剤及びコンドロイチン硫酸ナトリウムを混合物の状態で保存すると、その状態に変化は生じなかった(実施例1)。
これにより、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩は、ボウイ(防已)又はその抽出物の保存安定性改善に寄与することが判明した。
試験例2 保存試験(2)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)3.12質量部及びベンフォチアミン(米沢浜理薬品工業株式会社製;製品名 ベンフォチアミン)1.88質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例2)。
また、ボウイ乾燥エキス剤3.03質量部、ベンフォチアミン1.83質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム10.14質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例2)。
同様にボウイ乾燥エキス剤240質量部及びベンフォチアミン145質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例3)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、ベンフォチアミン145質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例3)。
同様にボウイ乾燥エキス剤4.06質量部及びトコフェロールコハク酸エステルカルシウム(タマ生化学株式会社製;製品名 コハク酸トコフェロールCA(タマ生))0.94質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例4)。
また、ボウイ乾燥エキス剤3.3質量部、トコフェロールコハク酸エステルカルシウム0.75質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム10.95質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例4)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表2に示した。
Figure 0006042696
表2から明らかなように、ボウイ乾燥エキス剤及びベンフォチアミンを混合物の状態で保存すると、1週間後には混合物が固化することがわかった(参考例2及び3)。試験例1の結果と併せて考察すると、ベンフォチアミンはボウイ乾燥エキス剤の保存安定性改善には寄与しないことがわかる。
一方、ボウイ乾燥エキス剤、ベンフォチアミンに加えて、コンドロイチン硫酸ナトリウムを混合したものは、その状態に変化が生じなかった(実施例2及び3)。
また、ボウイ乾燥エキス剤及びトコフェロールコハク酸エステルカルシウムを混合物の状態で保存すると、1週間後には混合物は固化することがわかった(参考例4)。試験例1の結果と併せて考察すると、トコフェロールコハク酸エステルカルシウムはボウイ乾燥エキス剤の保存安定性には寄与しないことがわかる。
一方、ボウイ乾燥エキス剤、トコフェロールコハク酸エステルカルシウムに加えて、コンドロイチン硫酸ナトリウムを混合したものは、その状態に変化が生じなかった(実施例4)。
試験例3 保存試験(3)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)2.2質量部及びグルコサミン塩酸塩(甲陽ケミカル株式会社製;製品名 コーヨーグルコサミンMG)2.8質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例5)。
また、ボウイ乾燥エキス剤2.28質量部、グルコサミン塩酸塩0.12質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム7.6質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例5)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表3に示した。
Figure 0006042696
表3から明らかなように、ボウイ乾燥エキス剤及びグルコサミン塩酸塩を混合物の状態で保存すると、1週間後には混合物が固化することがわかった(参考例5)。試験例1の結果と併せて考察すると、グルコサミン塩酸塩はボウイ乾燥エキス剤の保存安定性改善には寄与しないことがわかる。
一方、ボウイ乾燥エキス剤、グルコサミン塩酸塩に加えて、コンドロイチン硫酸ナトリウムを混合したものは、その状態に変化が生じなかった(実施例5)。
試験例4 保存試験(4)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びシアノコバラミン(DSMニュートリションジャパン株式会社製;製品名 シアノコバラミン)0.06質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例6)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、シアノコバラミン0.06質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例6)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例5 保存試験(5)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びL−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム)400質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例7)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム400質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例7)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例6 保存試験(6)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びパントテン酸カルシウム(第一ファインケミカル株式会社製;製品名 パントテン酸カルシウム)30質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例8)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、パントテン酸カルシウム30質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例8)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例7 保存試験(7)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びガンマ−オリザノール(株式会社岡安商店製;製品名ガンマ−オリザノール)10質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例9)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、ガンマ−オリザノール10質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例9)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例8 保存試験(8)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びリボフラビン(BASFジャパン株式会社製;製品名 V.B2(BASF))12質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例10)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、リボフラビン12質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例10)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例9 保存試験(9)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びピリドキシン塩酸塩(BASFジャパン株式会社製;製品名 V.B6塩酸塩)50質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例11)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、ピリドキシン塩酸塩50質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例11)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
試験例10 保存試験(10)
試験例1と同様のボウイ乾燥エキス剤(アルプス薬品工業株式会社製;製品名 ボウイ乾燥エキス)240質量部及びニコチン酸アミド(ロンザジャパン株式会社製;製品名 ニコチン酸アミド)60質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(参考例12)。
また、ボウイ乾燥エキス剤240質量部、ニコチン酸アミド60質量部及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を混合してガラス瓶に入れ、60℃で保存した(実施例12)。
保存開始直後及び1週間後のガラス瓶内各々の状態を評価し、結果を表4に示した。
Figure 0006042696
表4から明らかなように、シアノコバラミン(参考例6)、L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム(参考例7)、パントテン酸カルシウム(参考例8)、ガンマ−オリザノール(参考例9)、リボフラビン(参考例10)、ピリドキシン塩酸塩(参考例11)及びニコチン酸アミド(参考例12)のうちいずれかとボウイ乾燥エキス剤を混合物の状態で保存すると、1週間後には混合物が固化することがわかった。試験例1の結果と併せて考察すると、シアノコバラミン、L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム、パントテン酸カルシウム、ガンマ−オリザノール、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩、ニコチン酸アミドは、ボウイ乾燥エキス剤の保存安定性改善には寄与しないことがわかる。
一方、シアノコバラミン、L−アスパラギン酸マグネシウム・カリウム、パントテン酸カルシウム、ガンマ−オリザノール、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩及びニコチン酸アミドのうちいずれかとボウイ乾燥エキスに加えて、コンドロイチン硫酸ナトリウムを混合したものは、その状態に変化が生じなかった(実施例6〜12)。
試験例11 鎮痛試験
本発明の組成物に含まれるボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸ナトリウム又はその塩の鎮痛効果について、検討した。
被験薬物であるボウイ乾燥エキス剤(試験例1と同じもの)及びコンドロイチン硫酸ナトリウムを所定の濃度(w/v)になるように20w/v%酵母液に懸濁させて、検体1〜3を調製した。
一晩絶食した5週齢のSlc:Wistar/ST雄性ラットを1群5匹に群分けし、各群ラットの右後肢足の疼痛閾値をPressure Analgesy Meterで測定した後、右後肢足蹠に20w/v%酵母液を0.1mL皮下投与して炎症を惹起させた。検体1〜3を群分けしたラットの炎症惹起部位に惹起と同時に投与して、この後5時間の疼痛閾値を測定した。結果を表5に示した。
対照:20w/v%酵母液
検体1:コンドロイチン硫酸ナトリウム1w/v%懸濁液
検体2:ボウイ乾燥エキス3w/v%懸濁液
検体3:コンドロイチン硫酸ナトリウム1w/v%+ボウイ乾燥エキス3w/v%懸濁液
Figure 0006042696
表5から明らかなように、酵母誘発の炎症に伴う疼痛閾値は、コンドロイチン硫酸ナトリウム単独投与群(検体1)及びボウイ乾燥エキス単独投与群(検体2)のいずれも、対照と同様に疼痛閾値は低下した。
一方、コンドロイチン硫酸ナトリウムとボウイ乾燥エキスを組み合わせた投与群(検体3)は、疼痛閾値の低下を有意に抑制した。
したがって、ボウイ(防已)又はその抽出物とコンドロイチン硫酸エステル又はその塩との組み合わせは、優れた鎮痛作用を示すことが判明した。
製造例1
ボウイ乾燥エキス剤240質量部(原生薬換算で3000質量部)、コンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部、結晶セルロース216質量部、クロスポビドン192質量部及びステアリン酸マグネシウム20質量部を混合した。次いで、混合物にヒドロキシプロピルセルロース72質量部を溶解したエタノール溶液を噴霧して練合し、整粒して、打錠用顆粒を得た。得られた打錠用顆粒を打錠して、6錠中、ボウイ乾燥エキス240mg、コンドロイチン硫酸ナトリウム800mgを服用可能な錠剤を得た。
製造例2
ヒプロメロース80質量部、200質量部のマグロゴール6000、含水二酸化ケイ素10質量部を精製水243.2質量部に溶解させ、これに酸化チタン10質量部を分散させて、フィルムコーティング液を調製した。コーティング装置を用いて、前述のコーティング液を噴霧し、製造例1で得た錠剤(素錠)に10mgのフィルム層を有するフィルムコーティング錠を得た。
製造例3
コンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部を1560質量部に変えた以外は、製造例1と同様にして、6錠中、ボウイ乾燥エキス240mg、コンドロイチン硫酸ナトリウム800mgを服用可能な錠剤を得た。
製造例4
製造例2と同様にして、製造例3で得た錠剤(素錠)に10mgのフィルム層を有するフィルムコーティング錠を得た。
製造例5
ボウイ乾燥エキス剤240質量部(原生薬換算で3000質量部)、ベンフォチアミン145.2質量部、コンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部、シアノコバラミン0.063質量部、グルコサミン塩酸塩1000質量部を混合した。次いで、混合物にヒドロキシプロピルセルロース72質量部を溶解したエタノール溶液を噴霧して練合して、造粒物を得た。得られた造粒物にトコフェロールコハク酸エステルカルシウム55.4質量部、結晶セルロース216質量部、クロスポビドン192質量部及びステアリン酸マグネシウム30質量部を混合して、打錠用顆粒を得た。得られた打錠用顆粒を打錠して、6錠中、ボウイ乾燥エキス240mg及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800mgを服用可能な錠剤を得た。
製造例6
製造例2と同様にして、製造例5で得た錠剤(素錠)に10mgのフィルム層を有するフィルムコーティング錠を得た。
製造例7
ボウイ乾燥エキス剤240質量部(原生薬換算で3000質量部)、ベンフォチアミン145.2質量部、コンドロイチン硫酸ナトリウム800質量部、シアノコバラミン0.063質量部、グルコサミン塩酸塩500質量部、ヘプロニカート100質量部を混合した。次いで、混合物にヒドロキシプロピルセルロース72質量部を溶解したエタノール溶液を噴霧して練合して、造粒物を得た。得られた造粒物にトコフェロールコハク酸エステルカルシウム55.4質量部、結晶セルロース216質量部、クロスポビドン192質量部及びステアリン酸マグネシウム30質量部を混合して、打錠用顆粒を得た。得られた打錠用顆粒を打錠して、6錠中、ボウイ乾燥エキス240mg及びコンドロイチン硫酸ナトリウム800mgを服用可能な錠剤を得た。
製造例8
製造例2と同様にして、製造例7で得た錠剤(素錠)に10mgのフィルム層を有するフィルムコーティング錠を得た。
本発明によれば、保存安定なボウイ(防已)又はその抽出物を含有する組成物を提供することができる。
また、ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有する組成物は、優れた鎮痛作用を有するものであり、医薬組成物として優れたものである。

Claims (5)

  1. ボウイ(防已)又はその抽出物、及びコンドロイチン硫酸エステル又はその塩を含有し、剤形が固形製剤である組成物。
  2. ボウイ(防已)又はその抽出物を、1日あたり、原生薬換算して0.1〜50g服用できる量を含有するものである請求項1記載の組成物。
  3. ボウイ(防已)又はその抽出物が、ボウイ乾燥エキス剤である請求項1又は2記載の組成物。
  4. コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を、1日あたり、5〜5000mg服用できる量を含有するものである請求項1〜3いずれか1項に記載の組成物。
  5. ウイ(防已)又はその抽出物含有し、剤形が固形製剤である組成物の保存安定化剤であって、コンドロイチン硫酸エステル又はその塩を有効成分とする保存安定化剤
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