JP6042390B2 - ノズル、積層造形装置、粉体供給方法及び積層造形方法 - Google Patents

ノズル、積層造形装置、粉体供給方法及び積層造形方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ノズル積層造形装置、粉体供給方法及び積層造形方法に関する。
従来、積層造形物を付加的に形成する積層造形装置が知られている。積層造形装置は、ノズルから材料の粉体を供給するとともにレーザ光を出射することにより粉体を溶融させて材料の層を形成し、当該層を積み重ねることにより積層造形物を形成する。
特開平11−333584号公報
この種の装置では、例えば、より確実にあるいはより効率良く材料を供給することができれば、有意義である。
一つの実施の形態に係る積層造形装置は、ノズルと、帯電部と、供給部と、光学装置とを備える。前記ノズルは、粉体が吐出可能に形成された開口部を有するボディと、帯電した前記粉体が前記ボディ内で旋回すると共に収束するように磁場を生成する磁場生成部と、を有する。前記帯電部は、前記粉体を帯電させるよう構成される。前記供給部は、前記帯電部により帯電された前記粉体を前記ボディの内部に供給するよう構成される。前記光学装置は、前記粉体を溶融又は焼結するよう構成される。
図1は、第1の実施の形態に係る積層造形装置を概略的に示す図である。 図2は、第1の実施形態の積層造形装置による造形処理の手順の一例を概略的に示す図である。 図3は、第1の実施形態のノズル、光学装置、及び対象物を示す断面図である。 図4は、第1の実施形態の第1ボディ及び供給部を図3のF4−F4線に沿って概略的に示す断面図である。 図5は、第2の実施の形態に係るノズル、光学装置、及び対象物を示す断面図である。 図6は、第3の実施の形態に係るノズル、光学装置、及び対象物を示す断面図である。
以下に、第1の実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、本明細書においては基本的に、鉛直上方を上方向、鉛直下方を下方向と定義する。また、実施形態に係る構成要素や、当該要素の説明について、複数の表現を併記することがある。当該構成要素及び説明について、記載されていない他の表現がされることは妨げられない。さらに、複数の表現が記載されない構成要素及び説明について、他の表現がされることは妨げられない。
図1は、第1の実施の形態に係る積層造形装置1を概略的に示す図である。図1に示されるように、積層造形装置1は、処理槽11や、ステージ12、移動装置13、ノズル装置14、光学装置15、計測装置16、制御装置17を備える。
図面に示されるように、本明細書において、X軸、Y軸及びZ軸が定義される。X軸とY軸とZ軸とは、互いに直交する。Z軸は、例えば鉛直方向に沿う。なお、積層造形装置1は、Z軸が鉛直方向から傾斜するように配置されても良い。
積層造形装置1は、例えば、ステージ12上に配置された対象物110に、ノズル装置14で供給される材料121を層状に積み重ねることにより、所定の形状の積層造形物100を造形する。材料121は、粉体の一例である。
対象物110は、ノズル装置14によって材料121が供給される対象であって、ベース110a及び層110bを含む。複数の層110bがベース110aの上面に積層される。材料121は、例えば、粉末状の金属材料である。なお、材料121はこれに限られず、合成樹脂やセラミックスのような他の材料であっても良い。積層造形装置1は、一種類以上の材料121により、積層造形物100を造形する。
処理槽11に、主室21と副室22とが設けられる。副室22は、主室21と隣接して設けられる。主室21と副室22との間に、扉部23が設けられる。扉部23が開かれることで主室21と副室22とが連通され、扉部23が閉じられることで主室21が気密状態になる。
主室21に、給気口21a及び排気口21bが設けられる。給気装置(図示されず)の動作により、主室21内に給気口21aを介して窒素やアルゴン等の不活性ガスが供給される。排気装置(図示されず)の動作により、主室21から排気口21bを介して主室21内のガスが排出される。なお、積層造形装置1は、排気口21bを介して主室21内のガスを排出することにより、主室21を真空にしても良い。
主室21内に、移送装置(図示されず)が設けられる。また、主室21から副室22に亘り、搬送装置24が設けられる。移送装置は、主室21で処理された積層造形物100を、搬送装置24に渡す。搬送装置24は、移送装置から渡された積層造形物100を副室22内に搬送する。すなわち、副室22には、主室21で処理された積層造形物100が収容される。積層造形物100が副室22に収容された後、扉部23が閉じられ、副室22と主室21とが隔絶される。
主室21内に、ステージ12、移動装置13、ノズル装置14の一部、及び計測装置16が設けられる。
ステージ12は、対象物110を支持する。移動装置13(移動機構)は、例えば、ステージ12を互いに直交する三軸方向に移動させる。
ノズル装置14は、ステージ12上に位置された対象物110に材料121を供給する。また、ノズル装置14のノズル33は、ステージ12上に位置する対象物110にレーザ光200を照射する。ノズル装置14は、複数の材料121を並行して供給すること、及び複数の材料121のうち一つを選択的に供給することが可能である。また、ノズル33は、材料121の供給と並行してレーザ光200を照射する。レーザ光200は、エネルギー線の一例である。なお、ノズル33は、レーザ光に限らず、他のエネルギー線を照射しても良い。エネルギー線は、レーザ光のように材料を溶融又は焼結できるものであれば良く、例えば、電子ビームや、マイクロ波乃至紫外線領域の電磁波であっても良い。
ノズル装置14は、供給装置31、供給装置31A、排出装置32、ノズル33、供給管34、供給管34A、及び排出管35を有する。供給装置31は、供給管34を介してノズル33へ材料121を送る。供給装置31Aは、供給管34Aを介してノズル33へ気体を送る。また、材料121は、ノズル33から排出管35を介して排出装置32へ送られる。
供給装置31は、タンク31aと、供給部31bと、帯電部31cとを有する。タンク31aは、材料121を収容する。供給部31bは、タンク31aの材料121をノズル33へ供給する。帯電部31cは、供給部31bがノズル33へ供給する材料121を、例えばコロナ放電によって負に帯電させる。なお、帯電部31cは、他の手段によって材料121を帯電させても良いし、材料121を正に帯電させても良い。また、帯電部31cは、タンク31aに収容された材料121を帯電させても良い。
供給装置31Aは、ガス供給部31dを有する。供給装置31Aは、シールドガス(気体)をノズル33へ供給する。シールドガスは、例えば、窒素やアルゴン等の不活性ガスである。なお、主室21が真空にされる場合、ノズル装置14は、供給装置31Aを有さなくても良い。
排出装置32は、分級装置32aと、排出部32bと、タンク32c,32dと、を有する。排出部32bは、ノズル33から気体を吸引する。分級装置32aは、排出部32bが吸引した気体中の材料121とヒュームとを分離する。タンク32cは材料121を収容し、タンク32dはヒューム124を収容する。これにより、処理領域から、気体とともに、造形に用いられなかった材料121の粉体や、造形によって生成されたヒューム(金属ヒューム)、塵芥等が、排出される。排出部32bは、例えば、ポンプである。
また、図1に示されるように、光学装置15は、光源41と、光学系42と、を備える。光源41は、発振素子(図示されず)を有し、発振素子の発振によりレーザ光200を出射する。光源41は、出射するレーザ光200のパワー密度を変更可能である。
光源41は、ケーブル210を介して光学系42に接続される。光源41から出射されたレーザ光200は、光学系42を経てノズル33に入る。ノズル33は、レーザ光200を、対象物110や、対象物110に向けて噴射された材料121に照射する。
光学系42は、例えば、第1レンズ51、第2レンズ52、第3レンズ53、第4レンズ54、及びガルバノスキャナ55を備える。第1レンズ51、第2レンズ52、第3レンズ53、及び第4レンズ54は、固定される。なお、光学系42は、第1レンズ51、第2レンズ52、第3レンズ53、及び第4レンズ54を、例えば、光路に対して交差(直交)する二軸方向に移動可能な調整装置を備えても良い。
第1レンズ51は、ケーブル210を介して入射されたレーザ光200を平行光に変換する。変換されたレーザ光200は、ガルバノスキャナ55に入射する。
第2レンズ52は、ガルバノスキャナ55から出射されたレーザ光200を収束する。第2レンズ52で収束されたレーザ光200は、ケーブル210を経てノズル33に至る。
第3レンズ53は、ガルバノスキャナ55から出射されたレーザ光200を収束する。第3レンズ53で収束されたレーザ光200は、対象物110上に照射される。
第4レンズ54は、ガルバノスキャナ55から出射されたレーザ光200を収束する。第4レンズ54で収束されたレーザ光200は、対象物110上に照射される。
ガルバノスキャナ55は、第1レンズ51で変換された平行光を、第2レンズ52、第3レンズ53、及び第4レンズ54のそれぞれに入る光に分ける。ガルバノスキャナ55は、第1ガルバノミラー57と、第2ガルバノミラー58と、第3ガルバノミラー59と、を備える。各ガルバノミラー57,58,59は、光を分けるとともに、傾斜角度(出射角度)を変化可能である。
第1ガルバノミラー57は、第1レンズ51を通過したレーザ光200の一部を通過させ、通過したレーザ光200を第2ガルバノミラー58に出射する。また、第1ガルバノミラー57は、レーザ光200の他の一部を反射させ、反射したレーザ光200を第4レンズ54に出射する。第1ガルバノミラー57は、第4レンズ54を通過したレーザ光200の照射位置を、第1ガルバノミラー57の傾斜角度に応じて変化させる。
第2ガルバノミラー58は、第1ガルバノミラー57を通過したレーザ光200の一部を通過させ、通過したレーザ光200を第3ガルバノミラー59に出射する。また、第2ガルバノミラー58は、レーザ光200の他の一部を反射させ、反射したレーザ光200を第3レンズ53に出射する。第2ガルバノミラー58は、第3レンズ53を通過したレーザ光200の照射位置を、第2ガルバノミラー58の傾斜角度に応じて変化させる。
第3ガルバノミラー59は、第2ガルバノミラー58を通過したレーザ光200の一部を第2レンズ52に出射する。
光学系42は、第1ガルバノミラー57、第2ガルバノミラー58、及び第3レンズ53を含む溶融装置45を有する。溶融装置45は、レーザ光200の照射によって、ノズル33から対象物110に供給された材料121(123)を加熱することにより、層110bを形成するとともにアニール処理を行う。
また、光学系42は、第1ガルバノミラー57及び第4レンズ54を含む、材料121の除去装置46を有する。除去装置46は、ベース110a上又は層110bに形成された不要な部位をレーザ光200の照射によって除去する。除去装置46は、例えば、ノズル33による材料121の供給時における材料121の飛散によって発生する不要部位や、層110bの形成時に発生する不要部位等の、積層造形物100の所定の形状とは異なる部位を除去する。除去装置46は、当該不要部位を除去可能なパワー密度を有するレーザ光200を出射する。
計測装置16は、固化した層110bの形状及び造形された積層造形物100の形状を計測する。計測装置16は、計測した形状の情報を制御装置17に送信する。計測装置16は、例えば、カメラ61と、画像処理装置62と、を備える。画像処理装置62は、カメラ61で計測した情報に基づいて画像処理を行う。なお、計測装置16は、例えば、干渉方式や光切断方式等によって、層110b及び積層造形物100の形状を計測する。
移動装置71(移動機構)は、ノズル33を互いに直交する三軸方向に移動させる。
制御装置17は、移動装置13、搬送装置24、供給装置31、供給装置31A、排出装置32、光源41、ガルバノスキャナ55、画像処理装置62、及び移動装置71に、信号線220を介して電気的に接続される。
制御装置17は、移動装置13を制御することで、ステージ12を三軸方向に移動させる。制御装置17は、搬送装置24を制御することで、造形した積層造形物100を副室22に搬送する。制御装置17は、供給装置31を制御することで、材料121の供給の有無及び供給量を調整する。制御装置17は、排出装置32を制御することで、材料121の粉体やヒュームの排出の有無及び排出量を調整する。制御装置17は、光源41を制御することで、光源41から出射されるレーザ光200のパワー密度を調整する。制御装置17は、ガルバノスキャナ55を制御することで、第1ガルバノミラー57、第2ガルバノミラー58、及び第3ガルバノミラー59の傾斜角度を調整する。また、制御装置17は、移動装置71を制御することで、ノズル33の位置を制御する。
制御装置17は、記憶部17aを備えている。記憶部17aに、例えば、造形する積層造形物100の形状(参照形状)を示すデータが記憶される。また、記憶部17aに、三次元の処理位置(各点)毎のノズル33とステージ12との高さを示すデータが記憶される。
制御装置17は、ノズル33から複数の異なる材料121を選択的に供給し、複数の材料121の比率を調整(変更)する機能を備える。例えば、制御装置17は、記憶部17aに記憶された各材料121の比率を示すデータに基づいて、当該比率で材料121の層110bが形成されるよう、供給装置31を制御する。この機能により、積層造形物100の位置(場所)によって複数の材料121の比率が変化(漸減又は漸増)する傾斜材料(傾斜機能材料)が造形可能になる。例えば、層110bの形成に際し、制御装置17が、積層造形物100の三次元座標の各位置に対応して設定された(記憶された)材料121の比率となるように、供給装置31を制御する。これにより、積層造形物100を、材料121の比率が三次元の任意の方向に変化する傾斜材料(傾斜機能材料)として造形することが可能である。単位長さ当たりの材料121の比率の変化量(変化率)も、種々に設定することが可能である。
制御装置17は、層110b又は造形物100の形状を判断する機能を備える。例えば、制御装置17は、計測装置16で取得された層110b又は積層造形物100の形状と、記憶部17aに記憶された参照形状とを比較することで、所定の形状でない部位が形成されているか否かを判断する。
また、制御装置17は、層110b又は造形物100の形状の判断により所定の形状でない部位と判断された不要な部位を除去することで、層110b又は造形物100を所定の形状にトリミングする機能を備える。例えば、制御装置17は、まず、層110b又は造形物100における所定の形状でない部位に、第1ガルバノミラー57を介して第4レンズ54から出射されたレーザ光200が材料121を蒸発可能なパワー密度となるように光源41を制御する。次いで、制御装置17は、第1ガルバノミラー57を制御して、レーザ光200を、当該部位に照射して当該部位を蒸発させる。
次に、図2を参照し、積層造形装置1による積層造形物100の製造方法の一例について説明する。図2は、積層造形装置1による造形処理(製造方法)の手順の一例を概略的に示す図である。
図2に示されるように、まず、積層造形装置1は、材料121の供給及びレーザ光200の照射を行う。制御装置17は、材料121がノズル33から所定の範囲に供給されるよう供給装置31及びノズル33を制御するとともに、供給された材料121がレーザ光200によって溶融又は焼結するよう、光源41やガルバノスキャナ55を制御する。これにより、図2に示されるように、ベース110a上の層110bを形成する範囲に、溶融又は焼結した材料123が所定の量だけ供給される。材料123は、ベース110aや層110bに噴射されると、変形して層状又は薄膜状等の材料123の集合となる。または、材料123は、材料121の集合への伝熱によって冷却されることにより、粒状で積層され、粒状の集合となる。
次に、積層造形装置1は、アニール処理を行う。制御装置17は、ベース110a上の材料123の集合にレーザ光200が照射されるよう、光源41や溶融装置45を制御する。これにより、材料123の集合が再溶融又は再焼結されて層110bになる。
次に、積層造形装置1は、形状計測を行う。制御装置17は、アニール処理が行われたベース110a上の材料123を計測するよう、計測装置16を制御する。制御装置17は、計測装置16で取得された層110b又は積層造形物100の形状と、記憶部17aに記憶された参照形状と比較する。
次に、積層造形装置1は、トリミングを行う。制御装置17は、形状計測及び参照形状との比較により、例えば、ベース110a上の材料123が所定の形状と異なる位置に付着していたことが判明した場合には、不要な材料123が蒸発するよう、光源41や除去装置46を制御する。一方、制御装置17は、形状計測及び参照形状との比較により、層110bが所定の形状であったことが判明した場合には、トリミングを行わない。
上述した層110bの形成が終了すると、積層造形装置1は、当該層110bの上に、新たな層110bを形成する。積層造形装置1は、層110bを反復的に積み重ねることにより、積層造形物100を造形する。
次に、図3及び図4を参照して、ノズル33について詳しく説明する。図3は、ノズル33、光学装置15、及び対象物110を示す断面図である。図3に示すように、ノズル33は、第1ボディ301と、磁場生成部302と、供給部303と、第2ボディ304と、を有する。
第1ボディ301は、例えば、少なくとも表面が電気的に絶縁性を有する材料で作られ、Z軸に沿う方向に延びる円筒状に形成される。なお、第1ボディ301の材料及び形状はこれに限られない。第1ボディ301は、端面311と、外周面312と、第1開口部313とを有する。第1開口部313は、開口部の一例である。
端面311は、第1ボディ301の一方の端部に設けられ、下方に向く略平坦な面である。端面311は、所定の長さの隙間を介して対象物110に対向する。外周面312は、Z軸に沿う方向に延びる円筒状の曲面である。
第1開口部313は、端面311に開口するとともに、Z軸に沿う方向に延びる円形の孔である。すなわち、第1開口部313の端部313aが、端面311に設けられる。第1開口部313の内径は略一定であるが、例えば、端面311に向かってテーパ状に縮小しても良い。第1開口部313の中心軸は、外周面312の中心軸と略同一である。
第1開口部313の端部313aの内径は、第1開口部313の他の部分の内径よりも小さい。なお、第1開口部313の端部313aの内径は、第1開口部313の他の部分の内径と略同一であっても良い。
磁場生成部302は、コイル315を有する。コイル315は、第1ボディ301の外周面312に巻き付けられ、Z軸に沿う方向に延びるソレノイドコイルである。なお、コイル315は、例えば第1開口部313の内部に配置されても良い。コイル315の中心軸は、第1開口部313の中心軸と略同一である。
コイル315の長さ当たりの巻き数(巻き密度)は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って増加する。言い換えると、コイル315の隣り合う導線の間の距離(ピッチ)は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って小さくなる。コイル315の長さ当たりの巻き数は、例えば、第1開口部313の端部313aに向かうに従って連続的に増加する。なお、コイル315の長さ当たりの巻き数は、例えば、第1開口部313の端部313aに向かうに従って段階的に増加しても良い。
制御装置17は、例えば駆動回路を制御し、コイル315に所定の電流を流す(電圧を印加する)。コイル315に電流が流れると、コイル315は、第1開口部313の内部に磁場を発生させる。各図は、コイル315が発生させる磁場の中心軸である磁場中心軸400のみを示す。磁場はコイル315の第1開口部313の内部に空間的に分布する。すなわち、コイル315は、磁場中心軸400に沿って延びる磁場成分のみならず、第1開口部313の端部313aから拡散するような複数の他の磁場成分も生じさせる。
コイル315が発生させる磁場の磁場中心軸400は、第1開口部313の中心軸に沿って、第1開口部313の内部から外部へ直線状に延びる。磁場中心軸400は、第1開口部313の端部313aから対象物110に向かう方向に延びる。
磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さは、コイル315の長さ当たりの巻き数に従って変化する。このため、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さは、第1開口部313の端部313aに向かうに従って強くなる。言い換えると、第1開口部313における磁束密度は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って増大する。
供給部303は、少なくとも部分的に、第1開口部313の内部に配置される。供給部303は、第1開口部313の端部313aから所定の長さだけ離間する。供給部303は、例えば、螺旋状に巻回された管である。なお、供給部303はこれに限られない。
供給部303の中心軸は、第1開口部313の中心軸と略同一である。供給部303の外径は、第1開口部313の内径よりも小さい。供給部303の外径は略一定であるが、例えば、第1開口部313の端部313aに向かうに従って変化しても良い。
供給部303は、供給口318を有する。供給口318は、供給部303の一方の端部に設けられ、第1開口部313の内部に位置する。供給口318は、X軸及びY軸が形成する平面において、第1開口部313の中心軸から離間する。供給口318は、螺旋状に巻回された供給部303の周方向に向かって開口する。言い換えると、供給口318は、磁場中心軸400と交差する方向に向かって開口する。
供給部303は、図1の供給管34を介して供給装置31に接続され、供給装置31から材料121を供給される。供給部303は、材料121を、供給口318から、第1開口部313の内部に供給する。
図4は、図3のF4−F4線に沿って、第1ボディ301及び供給部303を概略的に示す断面図である。材料121は、螺旋状に巻回された供給部303を通って、第1開口部313の内部に放出される。このため、図4に示すように、材料121は、磁場中心軸400に対する周方向に速度Vを有する。言い換えると、供給部303は、第1開口部313の内部に、磁場中心軸400に対する周方向に速度Vを与えて材料121を供給する。
第1開口部313に供給される材料121は、他の方向へ向かう速度成分を有しても良い。例えば、供給部303が磁場中心軸400に対する周方向とずれた方向に速度を与えて材料121を供給しても、材料121が磁場中心軸400に対する周方向へ向かう速度成分(速度V)を有していれば良い。また、材料121は、重力によって下方への速度をさらに与えられる。
材料121は、図1の帯電部31cによって帯電される。このため、速度Vを有する材料121が第1開口部313の内部に供給されると、磁場中心軸400を中心軸とする磁場によって、材料121にローレンツ力Fが作用する。ローレンツ力Fは、磁場中心軸400に向かう向心力として材料121に作用する。このため、材料121は、重力によって下方に移動しながら、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中において、磁場中心軸400の周りを旋回するサイクロトロン運動を行う。
磁場中心軸400を中心軸とする磁場によって旋回する材料121の、磁場中心軸400に対する距離である運動半径Rは、下記の(数1)式によって表される。
R=m・V/(e・B) …(数1)
上記(数1)式において、mは材料121の質量、eは材料121の電荷、Bは材料121に作用する磁束密度である。材料121は旋回しながら、磁場中心軸400に対する距離が上記運動半径Rとなって現れる。
(数1)式に示すように、磁束密度Bが増大するに従って、旋回する材料121の運動半径Rは減少する。このため、材料121の運動半径Rは、第1開口部313の端部313aに向かうに従って短くなる。すなわち、図3に示すように、材料121の旋回軌道は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って先細る螺旋状となる。このように、磁場中心軸400から離間した位置に放出された材料121は、旋回しながら磁場中心軸400方向に向かって収束する。
例えば、供給部303の供給口318と磁場中心軸400との間の距離は、2mmである。さらに、第1開口部313の端部313aにおける材料121の運動半径Rは、例えば、0.2mmである。このように、材料121は、磁場中心軸400方向に向かって収束する。
磁場中心軸400は、第1開口部313の内部から外部に向かって続く。このため、材料121は、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回しながら、第1開口部313の端部313aから吐出される。吐出された材料121は、旋回しながら落下し、対象物110に供給される。
Z軸に沿う方向において、材料121に作用する力は、主に重力である。ローレンツ力FはZ軸(磁場方向)に沿う方向に向かう力を材料121に作用させない。このため、Z軸に沿う方向において、材料121は重力のみに従って落下する。なお、ローレンツ力Fや他の力が、Z軸に沿う方向において材料121に作用しても良い。
ノズル33の第1ボディ301は、光学装置15から出射されたレーザ光200を、第1開口部313から出射する。レーザ光200は、磁場中心軸400と重なるように第1開口部313の内部を通り、第1開口部313の端部313aから外部へ出射される。
レーザ光200が磁場中心軸400と重なるため、材料121は、レーザ光200の周りを旋回する。言い換えると、磁場生成部302は、材料121をレーザ光200の周りで旋回させる、磁場中心軸400を中心軸とする磁場を第1開口部313の内部に発生させる。
制御装置17は、レーザ光200が対象物110の表面で収束するよう、光源41やガルバノスキャナ55を制御する。また、材料121は、旋回しながら磁場中心軸400に向かって収束する。材料121とレーザ光200とは、対象物110の表面における大よそ同一地点に向かう。
レーザ光200は、旋回しながら第1開口部313から吐出されて対象物110に供給される材料121を溶融させる。これにより、対象物110に、溶融した材料123が供給される。溶融した材料123が供給されたり、対象物110の表面にレーザ光200が照射されたりすることで、対象物110に溶融プールPが形成される。
図1の移動装置71がノズル33と対象物110との間の距離を変化させることで、対象物110にレーザ光200が照射される範囲が変化する。これにより、溶融プールPの大きさが変化する。溶融プールPの大きさが変化しても、対象物110に到達する際の旋回する材料121の運動半径Rは、溶融プールPの半径よりも小さい。このため、旋回する材料121は、溶融プールPに供給される。
材料121は、レーザ光200の周りを旋回する。また、材料121は、対象物110に到達する前にレーザ光200を照射され得る。このため、材料121は、レーザ光200によって予備加熱される。加熱された材料121は、より早い時点で軟化したり、レーザ光200によって溶融又は焼結されやすくなったりする。このため、材料121は、飛散し難くなり、溶融プールPにより確実に供給され得る。
複数の材料121が対象物110に到達する前に溶融し、互いに融合する場合がある。この場合、融合した材料121の質量mが増加するが、材料121の電荷eも増加する。このため、融合した材料121の運動半径Rは、融合する前の材料121の運動半径Rと略同一である。
以上のように、ノズル33の先端に対向する対象物110の造形スポットに、ノズル33は、材料121を供給するとともにレーザ光200を照射する。対象物110の造形スポットは、第1開口部313の中心軸及び磁場中心軸400の延長線上に位置する。材料121は、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回することで対象物110の造形スポットに導かれる。
第2ボディ304は、Z軸に沿う方向に延びる円筒状に形成される。第2ボディ304は、第1ボディ301に重ねられ、第1ボディ301を囲む。なお、第2ボディ304は、第1ボディ301と一体に形成されても良い。
第2ボディ304の一方の端部は、第1ボディ301の端面311を露出させるように開放される。第2ボディ304は、端面321と、第2開口部322と、第3開口部323とを有する。
第2ボディ304の端面321は、露出される第1ボディ301の端面311を囲む環状に形成される。第2ボディ304の端面321は、第1ボディ301の端面311よりも下方に位置する。第2ボディ304の端面321は、第1ボディ301の端面311に向かって径が縮小するテーパ状に形成される。
第2開口部322は、第2ボディ304の端面321に開口するとともに、Z軸に沿う方向に延びる環状の孔である。第2開口部322は、排出管35を介して排出装置32に接続される。排出装置32は、第2開口部322から材料121の粉体やヒュームを吸引する。
第3開口部323は、第2ボディ304の端面321に開口するとともに、Z軸に沿う方向に延びる環状の孔である。第3開口部323は、第2開口部322を囲む。第3開口部323は、供給管34Aを介して供給装置31Aに接続される。供給装置31Aは、第3開口部323から、シールドガスを供給する。なお、主室21が真空にされる場合、第2ボディ304は、第3開口部323を有さなくても良い。
第1の実施の形態に係る積層造形装置1において、磁場生成部302は、第1ボディ301の第1開口部313の内部に磁場中心軸400を中心軸とする磁場を発生させる。材料121は磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回しながら第1開口部313の端部313aからから吐出される。このため、材料121が磁場中心軸400を中心軸とする磁場によって生じる旋回軌道の外へ出ることが抑制され、第1開口部313から吐出された材料121が例えば溶融プールPから外れる方向へ拡散することが抑制される。さらに、材料121を対象物110に向かわせるためのキャリアガスが不要となる。このため、第1開口部313の内部と外部との気圧差によって第1開口部313の付近で広がるキャリアガスによって材料121が飛散したり、キャリアガスによって運動エネルギーを与えられた材料121が対象物110から跳ね返ったりすることが抑制される。したがって、材料121がより正確に対象物110に供給され、積層造形物100の造形の精度が向上する。
さらに、材料121は、対象物110に到達する際にも磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回する。このため、材料121は、対象物110から跳ね返ったとしても、上方ではなく横方向に向かう。このため、跳ね返った材料121が第1開口部313に戻ることが抑制される。さらに、跳ね返った材料121は、第1開口部313を囲む第2開口部322から、効率良く排出される。
供給部303が、第1開口部313の内部に、磁場中心軸400の中心軸に対する周方向に速度Vを与えて材料121を供給する。これにより、より確実に材料121が磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回でき、材料121がより正確に対象物110に供給される。
磁場生成部302が発生させる磁場中心軸400を中心軸とする磁場は、材料121が吐出される第1開口部313の端部313aに向かうに従って強くなる。旋回する材料121の運動半径Rは、磁束密度Bに反比例するため、第1開口部313の端部313aに向かうに従って短くなる。このため、材料121は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って磁場中心軸400に近づくように旋回する。したがって、材料121がより正確に対象物110に供給される。
磁場生成部302のコイル315は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って長さ当たりの巻き数が増加する。これにより、コイル315が発生させる磁場中心軸400を中心軸とする磁場は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って強くなり、材料121がより正確に対象物110に供給される。
磁場生成部302は、材料121をレーザ光200の周りに旋回させる、磁場中心軸400を中心軸とする磁場を第1開口部313の内部に発生させる。すなわち、レーザ光200が旋回する材料121の内側を通る。このため、例えばレーザ光200が通る部分と材料121が通る部分とを壁によって隔てる必要が無く、ノズル33を小型化することが可能となる。また、積層造形装置1を小型化させることが可能となる。さらに、レーザ光200によって材料121が予備加熱されることで、材料121が軟化、溶融又は焼結しやすくなる。このため、材料121が対象物110に付着しやすくなり、材料121が対象物110から跳ね返ることがさらに抑制される。
帯電部31cが、第1開口部313の内部に供給される材料121を帯電させる。これにより、より確実に材料121が磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回できるとともに、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の中を旋回する材料121の旋回軌道を制御することができる。
以下に、第2の実施の形態について、図5を参照して説明する。なお、以下の複数の実施形態の説明において、既に説明された構成要素と同様の機能を持つ構成要素は、当該既述の構成要素と同じ符号が付され、さらに説明が省略される場合がある。また、同じ符号が付された複数の構成要素は、全ての機能及び性質が共通するとは限らず、各実施形態に応じた異なる機能及び性質を有していても良い。
図5は、第2の実施の形態に係るノズル33、光学装置15、及び対象物110を示す断面図である。図5に示すように、第2の実施形態の磁場生成部302は、第1コイル331と、第2コイル332とを有する。第1コイル331及び第2コイル332は、重ねられる複数のコイルの一例である。
第1コイル331は、第1ボディ301の外周面312に巻き付けられ、Z軸に沿う方向に延びるソレノイドコイルである。なお、第1コイル331は、例えば第1開口部313の内部に配置されても良い。第1コイル331の中心軸は、第1開口部313の中心軸と略同一である。第1コイル331の長さ当たりの巻き数は略一定である。なお、第1コイル331の長さ当たりの巻き数は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って増加してもよい。
第2コイル332は、第1コイル331の外周に巻き付けられ、Z軸に沿う方向に延びるソレノイドコイルである。言い換えると、第2コイル332は、第1コイル331に外側から重ねられる。なお、第2コイル332は、第1コイル331の内側に重ねられてもよい。
第2コイル332の中心軸は、第1開口部313の中心軸と略同一である。第2コイル332の長さ当たりの巻き数は略一定である。なお、第2コイル332の長さ当たりの巻き数は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って増加してもよい。また、第1コイル331の長さ当たりの巻き数と、第2コイル332の長さ当たりの巻き数は、同一であっても良いし、異なっても良い。
Z軸に沿う方向における第2コイル332の長さは、第1コイル331の長さよりも短い。このため、第2コイル332は、第1コイル331に部分的に重ねられる。詳しく述べると、第1開口部313の端部313aの近傍において、第2コイル332は、第1コイル331に重ねられる。すなわち、第1開口部313の端部313aの近傍において、第1ボディ301に第1コイル331及び第2コイル332が巻き付けられる。一方、供給部303の近傍において、第1ボディ301に第1コイル331のみが巻き付けられる。このように、第1開口部313の端部313aに向かうに従って、重ねられるコイル(第1コイル331及び第2コイル332)の数が増加する。
第1コイル331及び第2コイル332は、第1開口部313の内部に磁場中心軸400を中心軸とする磁場を発生させる。第1コイル331及び第2コイル332が巻き付けられる第1開口部313の端部313aの近傍における、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さは、第1コイル331のみが巻き付けられる供給部303の近傍における、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さよりも強い。このように、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さは、第1開口部313の端部313aに向かうに従って強くなる。
上記のような第2の実施形態の磁場生成部302が発生させる磁場中心軸400を中心軸とする磁場によっても、材料121は、旋回しながら磁場中心軸400に向かって収束する。なお、磁場生成部302のコイルの数は、三つ以上であっても良い。
第2の実施形態の積層造形装置1において、第1開口部313の端部313aに向かうに従って、重ねられるコイル(第1コイル331及び第2コイル332)の数が増加する。これにより、第1コイル331及び第2コイル332が発生させる磁場中心軸400を中心軸とする磁場は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って強くなり、材料121がより正確に対象物110に供給される。
以下に、第3の実施の形態について、図6を参照して説明する。図6は、第3の実施の形態に係るノズル33、光学装置15、及び対象物110を示す断面図である。図6に示すように、第3の実施形態におけるレーザ光200は、ノズル33の外から対象物110に照射される。
磁場生成部302は、例えばソレノイドコイルによって、第1開口部313の内部に磁場中心軸400を中心軸とする磁場を発生させる。当該ソレノイドコイルの長さ当たりの巻き数は略一定である。このため、磁場生成部302によって発生させられる、磁場中心軸400を中心軸とする磁場の強さは、略一定である。なお、ソレノイドコイルの長さ当たりの巻き数は、第1開口部313の端部313aに向かうに従って増加してもよい。
磁場中心軸400を中心軸とする磁場によって旋回する材料121の運動半径Rが、供給部303の供給口318と磁場中心軸400との間の距離よりも小さい場合、材料121は旋回しながら磁場中心軸400に向かって収束する。材料121の磁場中心軸400に対する距離が運動半径Rに達すると、材料121は運動半径Rを保ちながら旋回し、対象物110に供給される。
なお、第3の実施形態の磁場発生部302は、第1の実施形態のコイル315、又は第2の実施形態の第1コイル331及び第2コイル332を有しても良い。反対に、第1の実施形態のコイル315の長さ当たりの巻き数が、第3の実施形態と同じく略一定であっても良い。
第3の実施形態の積層造形装置1において、レーザ光200は、ノズル33の外から対象物110に照射される。このため、磁場生成部302は、旋回する材料121の運動半径Rが最初から十分に小さくなるような磁場中心軸400を中心軸とする磁場を発生させ得る。これにより、ノズル33が小型化される。
以上説明した少なくとも一つの実施形態によれば、磁場生成部は、ボディの開口部の内部に磁場を発生させる。粉体は磁場の周りを旋回しながら開口部から吐出される。このため、粉体がより正確に目標に供給される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、出願当初の特許請求の範囲の内容を付記する。
[1]磁場を生成する磁場生成部と、
前記磁場生成部によって内部に前記磁場が生成され、粉体が前記磁場の中を旋回しながら吐出するための開口部を有するボディと、
を具備するノズル。
[2]前記開口部の内部に、前記磁場の中心軸に対する周方向に速度を与えて前記粉体を供給する供給部、をさらに具備する[1]のノズル。
[3]前記磁場生成部が発生させる前記磁場は、前記粉体が吐出される前記開口部の端部に向かうに従って強くなる、[2]のノズル。
[4]前記磁場生成部は、重ねられる複数のコイルを有し、前記開口部の前記端部に向かうに従って重ねられる前記コイルの数が増加する、[3]のノズル。
[5]前記磁場生成部は、前記開口部の前記端部に向かうに従って長さ当たりの巻き数が増加するコイルを有する、[3]又は[4]のノズル。
[6]前記ボディは、前記開口部からエネルギー線を出射し、
前記磁場生成部は、前記粉体が前記エネルギー線の周りを旋回させるように前記磁場を前記開口部の内部に発生させる、
[1]乃至[5]のいずれか一つのノズル。
[7]磁場を生成する磁場生成部と、前記磁場生成部によって内部に前記磁場が生成され、粉体が前記磁場の中を旋回しながら吐出するための開口部を有するボディと、を有するノズルと、
前記粉体を溶融又は焼結するための光学装置と、
を具備する積層造形装置。
[8]前記開口部の内部に供給される前記粉体を帯電させる帯電部、をさらに具備する[7]の積層造形装置。
[9]前記ボディは、前記開口部から前記光学装置により生成されたエネルギー線を出射し、
前記磁場生成部は、前記粉体が前記エネルギー線の周りを旋回する前記磁場を前記開口部の内部に発生させる、
[7]又は[8]の積層造形装置。
1…積層造形装置、31c…帯電部、33…ノズル、41…光源、121,123…材料、200…レーザ光、301…第1ボディ、302…磁場生成部、303…供給部、313…第1開口部、313a…端部、315…コイル、331…第1コイル、332…第2コイル、400…磁場、V…速度。

Claims (25)

  1. 粉体が吐出可能に形成された開口部を有するボディと帯電した前記粉体が前記ボディ内で旋回すると共に収束するように磁場を生成する磁場生成部と有するノズルと、
    前記粉体を帯電させるよう構成された帯電部と、
    前記帯電部により帯電された前記粉体を前記ボディの内部に供給するよう構成された供給部と、
    前記粉体を溶融又は焼結するよう構成された光学装置と、
    を具備する積層造形装置
  2. 粉体が吐出可能に形成された開口部を有するボディと前記ボディ内に磁場を生成し、帯電した前記粉体を旋回させ前記磁場の中心軸方向に向かわせる磁場生成部と、を有するノズルと、
    前記粉体を帯電させるよう構成された帯電部と、
    前記帯電部により帯電された前記粉体を前記ボディの内部に供給するよう構成された供給部と、
    前記粉体を溶融又は焼結するよう構成された光学装置と、
    を具備する積層造形装置
  3. 前記供給部の供給口は、前記磁場生成部が前記開口部内に生成する前記磁場内に位置するよう構成され、前記帯電部により帯電された前記粉体を前記ボディの内部に供給するよう構成された、
    請求項1又は請求項2の積層造形装置。
  4. 前記磁場生成部が筒状である、請求項3の積層造形装置。
  5. 前記供給部は、少なくとも部分的に前記開口部の内部に配置されるとともに螺旋状に巻回された管を有する、請求項1乃至請求項4のいずれか一つの積層造形装置。
  6. 前記ノズルは、前記粉体を、前記開口部の一つの端部から吐出する、請求項1乃至請求項5のいずれか一つの積層造形装置。
  7. 前記供給部は、前記磁場の中心軸に対する周方向に速度を与えて前記粉体を供給するよう構成された、請求項1乃至請求項6のいずれか一つの積層造形装置
  8. 前記磁場生成部は、前記粉体が吐出される前記開口部の一つの端部に向かうに従って強い前記磁場を生成するよう構成された、請求項1乃至請求項のいずれか一つの積層造形装置
  9. 前記磁場生成部は、重ねられる複数のコイルを有し、前記開口部の一つの端部に向かうに従って重ねられる前記コイルの数が増加する、請求項1乃至請求項8のいずれか一つの積層造形装置
  10. 前記磁場生成部は、前記開口部の一つの端部に向かうに従って長さ当たりの巻き数が増加するコイルを有する、請求項1乃至請求項8のいずれか一つの積層造形装置
  11. 前記光学装置は、前記開口部の内部を通り、前記開口部の一つの端部から出射される、エネルギー線を出射するよう構成され、
    前記磁場生成部は、前記ボディ内において前記粉体が前記エネルギー線の周りを旋回するように前記磁場を生成するよう構成された、
    請求項1乃至請求項10のいずれか一つの積層造形装置
  12. 粉体が吐出可能に形成された開口部を有するボディと
    前記ボディ内に供給される帯電した前記粉体が旋回すると共に収束するように磁場を生成する磁場生成部と
    具備するノズル
  13. 粉体が吐出可能に形成された開口部を有するボディと、
    前記ボディ内に磁場を生成し、供給される帯電した前記粉体を旋回させ前記磁場の中心軸方向に向かわせる磁場生成部と、
    を具備するノズル。
  14. 帯電した状態の前記粉体を、前記ボディの内部に供給するよう構成された供給部、
    をさらに具備する、請求項12又は請求項13のノズル。
  15. 前記供給部の供給口は、前記磁場生成部が前記開口部内に生成する前記磁場内に位置するよう構成され、帯電した状態の前記粉体を前記ボディの内部に供給するよう構成された、
    請求項14のノズル。
  16. 前記磁場生成部が筒状である、請求項15のノズル。
  17. 前記供給部は、少なくとも部分的に前記開口部の内部に配置されるとともに螺旋状に巻回された管を有する、請求項14乃至請求項16のいずれか一つのノズル。
  18. 前記ボディは、前記粉体を、前記開口部の一つの端部から吐出する、請求項12乃至請求項17のいずれか一つのノズル。
  19. 前記供給部は、前記磁場の中心軸に対する周方向に速度を与えて前記粉体を供給するよう構成された、請求項14乃至請求項17のいずれか一つのノズル。
  20. 前記磁場生成部は、前記粉体が吐出される前記開口部の一つの端部に向かうに従って強い前記磁場を生成するよう構成された、請求項12乃至請求項19のいずれか一つのノズル。
  21. 前記磁場生成部は、重ねられる複数のコイルを有し、前記開口部の一つの端部に向かうに従って重ねられる前記コイルの数が増加する、請求項12乃至請求項20のいずれか一つのノズル。
  22. 前記磁場生成部は、前記開口部の一つの端部に向かうに従って長さ当たりの巻き数が増加するコイルを有する、請求項12乃至請求項20のいずれか一つのノズル。
  23. 前記ボディは、前記開口部の内部を通り、前記開口部の一つの端部から出射される、エネルギー線を出射するよう構成され、
    前記磁場生成部は、前記ボディ内において前記粉体が前記エネルギー線の周りを旋回するように前記磁場を生成するよう構成された、
    請求項12乃至請求項22のいずれか一つのノズル。
  24. 帯電した状態の粉体をボディの内部に供給することと、
    前記ボディ内に磁場を生成し、供給された前記粉体を旋回させると共に収束することと、
    収束させた前記粉体を対象物に供給することと、
    を備える粉体供給方法。
  25. ボディの内部に帯電した状態の粉体を供給することと、
    前記ボディ内に磁場を生成し、供給された前記粉体を旋回させると共に収束することと、
    前記粉体を前記ボディの開口部から吐出し対象物に供給することと、
    前記粉体を溶融又は焼結することと、
    を備える積層造形方法。
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