JP6039466B2 - スキージ及びスクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スキージ及び、そのスキージとマスクとによって被印刷剤を印刷対象部材上に印刷するスクリーン印刷装置に関するものである。
スクリーン印刷装置は、スキージをスキージ移動装置によりマスクに沿って移動させ、マスクの貫通穴を通して被印刷剤を印刷対象部材に印刷する。このスクリーン印刷装置は、例えば、回路基板にクリーム状半田(以下、特に必要がない限り「半田」と略称する)を印刷するために使用される。具体的には、マスクには、回路基板のパッド等のパターンに合わせて貫通孔が形成される。スクリーン印刷装置は、回路基板上に配置したマスクにスキージを摺動させ往復運動させつつ、半田を掻き取りながら移動させることによって、半田が貫通孔から回路基板に印刷される。スキージは、例えば、矩形板状に形成されたものがマスク表面に対して前傾する姿勢で保持され長辺の角部がマスクに摺動される。また、使用者は、回路基板の種類等に応じてスキージを交換する。その際に取り付けるスキージの種類等を間違える可能性があるため、取り付けられたスキージの種類を管理する必要がある。例えば、スキージを一意に識別する識別コードとして、スキージに二次元コードが設けられたものがある(例えば、特許文献1など)。
特開2004−230785号公報
あるいは、スキージは、印刷を繰り返すことで徐々に角部が摩耗していき半田の掻き取りが十分にできなくなるため交換が必要となる。これは、掻き取ったはずのマスク表面に半田が残留すると、マスクを回路基板から取り外す際にマスク表面に残留した半田に貫通孔内のパッド等に印刷された半田がくっついて印刷された半田が剥がされてしまう等、正常な印刷がされないからである。このため、スキージの使用回数を管理する必要がある。
ここで、スキージの摩耗等を管理する方法としても、スキージの種類を管理する方法と同様に、例えばスキージの表面に識別コードを印刷したり、識別情報が印刷されたステッカーをスキージに貼付したりして、スキージの管理内容と識別情報とを関連付けて管理することが考えられる。しかしながら、使用後のスキージは、半田を取り除くためにアルコールなどの有機溶剤を含む洗浄剤により洗浄作業が実施される。このとき、スキージに印刷された識別コードに含まれる油分が有機溶剤を含む洗浄剤により溶融して識別コードの印刷が消失等してしまうおそれがある。また、識別情報が印刷されたステッカーがスキージに貼付されている場合も同様に、洗浄剤のため、または経年劣化のため、ステッカーの粘着力が弱まり、ステッカーがスキージから剥がれ落ちてしまうことがある。そのため、識別情報をスキージに安定して保持させるための技術が必要となる。
本発明は、上記した課題を鑑みてなされたものであり、付与された識別情報を安定して保持できるスキージ及びそのスキージを用いるスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
本願に開示される技術に係るスキージは、印刷マスク上を摺動することにより被印刷剤を印刷マスク上に塗り伸ばしながら掻き取る金属製の基台と、基台の少なくとも一部領域に形成され、金属系あるいは炭素系の皮膜により形成される被覆部と、基台の表面が露出する非被覆部と、が所定のパターンを有して形成される識別情報部と、を備えることを特徴とする。
また、本願に開示される技術に係るスクリーン印刷装置は、スキージを用いて、印刷マスクに形成される貫通孔から被印刷剤を印刷対象部材に印刷する。すなわち、印刷マスク上を摺動することにより被印刷剤を印刷マスク上に塗り伸ばしながら掻き取る金属製の基台と、基台の少なくとも一部領域に形成され、金属系あるいは炭素系の皮膜により形成される被覆部と、基台の表面が露出する非被覆部と、が所定のパターンを有して形成される識別情報部とを備えるスキージにより印刷を行う。
本願に開示される技術に係るスキージ及びスクリーン印刷装置によれば、付与された識別情報を安定して保持できるスキージ及びスクリーン印刷装置が提供できる。
本発明の一実施形態であるスクリーン印刷装置を含む電子回路組立ラインを示す斜視図。 電子回路組立ラインの制御システムを含むブロック図。 スクリーン印刷装置の上部カバーを取り外した状態の一部拡大図。 スキージ昇降装置とマスクとを示す側面図。 スキージを取り付けたスキージ保持部材を受け部側から視た平面図。 スキージの(A)は平面図、(B)は長辺側の側面図、(C)は短辺側の側面図。 スキージの図6に示す面と対向する面からみた(A)平面図、(B)長辺側の側面図、(C)短辺側の側面図。 二次元コードを示す平面図。 (A),(B)は、別例の皮膜の形成領域が異なるスキージの平面図。
以下、本発明の一実施形態について図を参照しつつ説明する。初めに、本願のスクリーン印刷装置(以下、「印刷装置」と略する場合がある)の一実施形態について説明する。
(電子回路組立ラインの構成)
図1は、回路基板100(図3参照)に電子部品を実装する電子回路組立ラインの一部を示しており、複数台(図示の例では2台)の印刷装置10と、複数台(図示の例では2台)のシャトルコンベヤ12と、複数台(図示の例では4台)の電子部品装着装置(以下、「装着装置」と略する場合がある)14とを含んでいる。印刷装置10は、電子回路組立ラインにおける回路基板100の搬送方向において、装着装置14に対して上流側に配設されている。シャトルコンベヤ12は、隣接する印刷装置10の間に設けられ印刷装置10を相互に駆動連結している。また、シャトルコンベヤ12は、印刷装置10と装着装置14との間に設けられ各装置10,14を相互に駆動連結している。なお、以下の説明では、図1に示すように、回路基板100の搬送方向をX軸方向、搬送される回路基板100の基板平面に対して平行でX軸方向と直角をなす方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のいずれにも直角をなす方向をZ軸方向と称し、説明する。
印刷装置10及び装着装置14の各々は、図2に示す制御システムにより制御される。図2に示すように、印刷装置10及び装着装置14の各々は、制御装置21,22をそれぞれ備える。各装置10,14を含む電子回路組立ラインは、各印刷装置10のそれぞれを制御する制御装置21と、各装着機14のそれぞれを制御する制御装置22と、それら制御装置21,22を統括制御する統括制御装置24とを含む制御システムにより制御される。回路基板100(図3参照)は、制御システムの制御に基づいて各種装置10,14が駆動し搬送方向に搬送されつつ半田の印刷及び電子部品の実装作業が実施される。なお、シャトルコンベヤ12(図1参照)は、それぞれの上流側に設けられる印刷装置10の制御装置21によって制御される。また、印刷装置10は、後述するスキージ52(図6参照)の二次元コード80A〜80Dを読み取るコードリーダ26を備え、コードリーダ26の入力情報が制御装置21及び統括制御装置24により処理される。制御装置21の処理結果は、例えば、印刷装置10の表示パネル27に表示される。
(印刷装置10の構成)
次に、印刷装置10について説明する。なお、図1に示す2台の印刷装置10は同様に構成されているため、以下の説明ではその内の1台を代表的に説明する。図3は、印刷装置10の一部を示しており、上部カバー10A(図1参照)を取り外した状態を示している。図3に示すように、印刷装置10は、コンベヤ31と、マスク保持装置41と、スキージ移動装置51とを備えている。コンベヤ31は、装置本体10Bに固定されており、コンベヤベルトを周回動作させて回路基板100をその被印刷面が水平となる姿勢でX軸方向に搬送する。また、コンベヤ31は、支持ピン33を介して回路基板100を下面から支持し搬送方向の所定位置で回路基板100を昇降動作させる昇降装置34を備える。マスク保持装置41は、コンベヤ31のZ軸方向の上方に設けられ、マスク支持台42上に載置されたマスク44を水平な姿勢で保持する。マスク44は、金属製、例えばステンレス製のシートからなり、複数の貫通孔44Aが形成されている。コンベヤ31は、制御装置21(図2参照)により昇降装置34が駆動されることによって、搬送する回路基板100を昇降させ当該回路基板100をマスク44の下面に接触あるいは離間させる。スキージ移動装置51は、マスク保持装置41のZ軸方向の上方に設けられ、一対のスキージ52を備える。スキージ移動装置51は、ガイドレール53に沿ってY軸方向に移動可能に構成され、各スキージ52をマスク44に対してY軸方向に移動させる。また、スキージ移動装置51は、一対のスキージ52のいずれかを昇降させマスク44に接触あるいは離間させるスキージ昇降装置54を備える。スキージ移動装置51及びスキージ昇降装置54は、制御装置21の制御に基づいてスキージ52をマスク44に摺動させて往復運動をさせる。
図4は、スキージ昇降装置54の一部を示している。なお、一対のスキージ昇降装置54は同様に構成されているため、以下の説明ではその一方を代表的に説明する。スキージ昇降装置54は、装置本体側の取付部材56に複数の固定ねじ57が設けられ、当該固定ねじ57にスキージ保持部材59が着脱可能となっている。スキージ保持部材59は、取付部61と、スキージ52を保持する保持部62とを備える。取付部61は一対のフック64(図5参照)が設けられている。スキージ保持部材59は、取付部材56の固定ねじ57の軸部にフック64が引っ掛けられ、固定ねじ57の締込みにより取付部材56に対して取り付けられる。
保持部62は、取付部61に連結される受け部66と、支持板67と、押さえ部材68とを備える。スキージ52は、半田を押送する面(図4においては面72)とは反対の背面(面71)側から支持板67が当てられ、押さえ部材68が前面(面72)から挟み込む状態で受け部66に固定される。使用者は、スキージ52を交換する際には、スキージ保持部材59を取付部材56のフック64から取り外し、取り外したスキージ保持部材59の支持板67及び押さえ部材68に挟まれたスキージ52を取り外して交換する。スキージ52は、長方形板状に形成され(図6(A)〜図6(C)参照)、スキージ保持部材59が取付部材56に取り付けられた状態においてその長手方向が印刷方向(Y軸方向)と直交しZ軸方向の上方にいくに従って印刷時の移動方向の前側に向かって傾斜(前傾)させられた姿勢で保持される。また、図5に示すように、受け部66及び支持板67は、スキージ52に比べて長手方向に長い略長方形板状に形成されている。支持板67には、スキージ52の背面側を支持する部分に、切欠部67Aが形成されている。この切欠部67Aは、スキージ52の表面に形成された二次元コード80A〜80D(図6(A)参照)の位置及び大きさに合わせて形成されている。
(スキージ52の構成)
図6(A)及び図6(B)に示すように、スキージ52は、金属(例えば、ステンレス)製の長方形板状をなす。スキージ52の大きさは、例えば、短手方向(図6(A)の上下方向)の長さが30〜40mm、長手方向(図6(A)の左右方向)の長さが200〜500mm、厚さ(図6(B)の上下方向の長さ)が0.2mmである。なお、図6(B)に示すように、スキージ52の厚さ方向で対向する面71,72が、それぞれ、上記した支持板67が当てられる背面及び半田を押送する前面となる。
スキージ52は、各面71,72に二次元コード80A〜80Dが設けられている。図6(A)はスキージ52の面71の平面図を示しており、面71の中央部には二次元コード80C,80Dが設けられる。また、図7(A)はスキージ52の面72の平面図を示しており、面72の中央部には二次元コード80A,80Bが設けられる。図6(C)に示すように、スキージ52は、厚さ方向に切断した断面形状が矩形をなしている。以下の説明では、スキージ52の長手方向に平行な4つの角をそれぞれ区別するために、図6(C)の左下の角から時計回りに方向に角部70A,70B,70C,70Dと称し、説明する。この場合、角部70A,70Bは、面71の短手方向の側縁部に形成される長辺に対応する。また、角部70C,70Dは、面72の短手方向の側縁部に形成される長辺に対応する。
二次元コード80A〜80Dの各々は、角部70A〜70Dの順にそれぞれ一対一で対応する。スキージ52は、印刷時において面71,72の一方の面によりマスク44(図3参照)上の半田を塗り伸ばしながら移動し半田を押送する。この際に、スキージ52は、移動方向に対して前傾姿勢となるため、半田を押送する面、例えば面71の角部70A,70Bのうちのいずれか一方がマスク44に摺動する。従って、角部70A〜70Dは、印刷時において、4つのうちのいずれか一つの角部70A〜70Dが選択的にマスク44に接触させられる。また、スキージ52は、保持部62に対して取り付ける方向を変更することによって、半田を押送する面71,72あるいは使用する角部70A〜70Dが変更される。
図6(A)に示すように、面71は、対向する面72の側縁部に形成される角部70C,70Dに対応する二次元コード80C,80Dが設けられている。また、図7(A)に示すように、面72には、面71側の角部70A,70Bに対応する二次元コード80A,80Bが設けられている。なお、図6(A)及び図7(A)は、反対側の面に設けられた二次元コード80A〜80Dを破線で示している。
二次元コード80A〜80Dは、面71,72の中央部において中心Oに対して点対称に対向する位置に設けられている。詳述すると、図6(A)に示すように、面71の中央部に設けられた二次元コード80C,80Dは、面71に対して短手方向(図6(A)における上下方向)の中点を通り長辺に平行な直線L1に対して互いに反対側の位置(図6(A)では二次元コード80Cが上側、二次元コード80Dが下側)に設けられている。また、二次元コード80C,80Dは、面71に対して長手方向(図6(A)における左右方向)の中点を通り短辺に平行な直線L2に対して互いに反対側の位置(図6(A)では二次元コード80Cが右側、二次元コード80Dが左側)に設けられている。従って、二次元コード80C,80Dは、面71の中心Oを通り面71に対して垂直方向を中心軸として180度回転した点対称の位置に設けられている。そして、二次元コード80C,80Dの各々は、短手方向において直線L1に対してそれぞれが対応する角部70C,70Dと同じ端部側に設けられている。例えば、二次元コード80C及び角部70C(図6(C)参照)は、図6(A)において直線L1の上側に設けられている。
同様に、図7(A)に示すように、面72は、中央部に二次元コード80A,80Bが設けられている。二次元コード80A,80Bは、面72の中心Oに対して180度回転した点対称の位置に設けられている。二次元コード80A,80Bは、短手方向において直線L1に対してそれぞれが対応する角部70A,70B(図7(C)参照)と同じ端部側に設けられている。さらに、図6(A)に示すように、二次元コード80A,80B及び二次元コード80C,80Dは、それぞれ、厚さ方向で対向する面71,72に配置され、面間で互いに対向しない位置となっている。
従って、スキージ52は、印刷作業において実際に使用される角部70A〜70Dを表す二次元コード80A〜80Dが、背面側の2つの二次元コード80A〜80Dの内のマスク44に近い側のコードとなる。図5に示すように、支持板67に形成された切欠部67Aは、背面側の2つの二次元コード80A〜80Dの一方が露出する大きさに形成されている。また、切欠部67Aが形成される位置は、スキージ52を取付部61に装着した状態において実際に使用される角部70A〜70Dに対応する二次元コード80A〜80Dが外部から見える位置、即ち背面のマスク44側(図5における下側)の二次元コード80A〜80Dの位置となっている。図5に示す装着状態では、面71に設けられた二次元コード80C,80Dのうち、半田を押送する面72のマスク44に摺動する角部70Dに対応する二次元コード80Dが切欠部67Aから認識可能となっている。例えば、使用者は、回路基板100(図3参照)の種類等に応じて異なる種類の半田を印刷する際に、スキージ52を交換した後に支持板67の切欠部67Aから見える二次元コード80A〜80Dをコードリーダ26(図2参照)により読み取る作業を実施する。上記したように、使用される角部70A〜70Dに応じた二次元コード80A〜80Dのみが切欠部67Aから視認できる構成としたことによって、二次元コード80A〜80Dの誤読を防止することが可能となる。
二次元コード80A〜80Dは、個々のスキージ52を識別するIDを示しており管理用のデータにおいて型式・材料・形状・大きさなど、スキージ52の種類を特定する情報と関連付けられている。また、二次元コード80A〜80Dは、個々のスキージ52の4つの角部70A〜70Dのそれぞれを識別する管理情報として用いられ各角部70A〜70Dを印刷作業に使用した累積回数と関連付けられている。このような関連付けの処理は、例えば、統括制御装置24(図2参照)がすべての印刷装置10のスキージ52に対して統括的に管理を実施する。統括制御装置24は、例えば、使用回数が所定回数を超えた場合に使用者にその旨を通知する。この使用回数の上限は、スキージ52、マスク44、半田等の材質等に基づいて角部70A〜70Dが摩耗して正常に半田を掻き取ることができなくなる回数をシミュレーションや平均値の算出などをして設定されている。統括制御装置24は、スキージ52の累積の使用回数が超過した印刷装置10の表示パネル27に交換のタイミングを報知して使用者にスキージ52の交換を促す。
使用者は、スキージ52を交換した後に切欠部67Aから見える二次元コード80A〜80Dをコードリーダ26により読み取る。この際に、統括制御装置24は、読み込まれた二次元コード80A〜80Dに対応する角部70A〜70Dの使用回数が上限を超えていた場合には再度交換を促す。あるいは、統括制御装置24は、使用可能な角部70A〜70Dを表示パネル27に表示する。図6(A)に示すように、スキージ52は、二次元コード80A〜80Dに加え、面71,72の各二次元コード80A〜80Dの近傍に番号(例えば、図6(A)及び図7(A)では1〜4の番号)が付されている。統括制御装置24は、この番号を角部70A〜70Dに関連付けて管理しており、表示パネル27に交換を報知する場合に番号を表示して使用者に次に使用すべき角部70A〜70Dを通知する。これにより、目視による区別が難しい二次元コード80A〜80Dに替えて番号を表示することで、使用者がスキージ52を取り付ける向きを間違える作業ミスを減らすことができる。また、統括制御装置24は、読み込まれた二次元コード80A〜80Dから装着されたスキージ52のいずれの二次元コード80A〜80D(角部70A〜70D)も使用回数が上限を超えた場合にはスキージ52そのものを再度交換する旨を使用者に報知する。なお、上記した番号は複数のスキージ52の各二次元コード80A〜80Dと一対一で対応させてもよい。例えば、図4に示す一対のスキージ52の各々の二次元コード80A〜80Dに異なる番号を付してもよい。また、このような目印としての番号は、二次元コード80A〜80Dに比べて使用者の目視による識別性が高いものであれば、文字,図形等の他のマークを用いてもよい。
また、使用者は、回路基板100(図3参照)の種類に応じて異なる種類の半田を印刷する場合以外にも、マスク44の種類が変更される場合や長時間同じスキージ52を使用した場合などにもスキージ52を交換する。この際に、統括制御装置24は、交換後に読み込まれた二次元コード80A〜80Dから装着されたスキージ52の種類が印刷に使用される半田の種類に対応していない場合など、装着したスキージ52の種類が間違っていると判定した場合に表示パネル27にエラーを表示し印刷作業を開始しない設定となっている。
(二次元コード80A〜80Dの構成)
ここで、交換された使用後のスキージ52は、付着した半田を除去するために洗浄される。洗浄作業は、例えば、使用者が取り外したスキージ52を洗浄機の洗浄槽に浸漬させ超音波振動により付着した半田を除去する。あるいは、印刷装置10に洗浄機能を備えている場合には、印刷装置10が印刷作業の所定のタイミングでスキージ52を洗浄槽に移動させ自動で洗浄を実施する。このような洗浄作業では、洗浄液として例えばアルコール等の有機溶剤を洗浄槽に入れて洗浄する。
例えば、上記した二次元コード80A〜80Dを形成する方法として、二次元コード80A〜80Dをスキージ52の面71,72に印刷する方法が考えられるが、有機溶剤の洗浄液により溶融してしまう虞がある。そこで、本実施形態のスキージ52は、面71,72の一部領域に皮膜が形成され、当該被膜が形成された領域に二次元コード80A〜80Dが形成されている。詳述すると、図6(A)及び図7(A)に示すように、スキージ52は、面71,72の二次元コード80A〜80Dが形成される中央部分が皮膜91により被覆されている。皮膜91は、黒色の皮膜であり、炭素系の硬質皮膜、例えばダイヤモンドライクカーボン(DLC)である。皮膜91は、例えば、ダイヤモンド構造や非晶質(アモルファス)炭素構造の皮膜、あるいはその両方の構造を含む混合膜である。
図6(A)及び図7(A)に示す4つ二次元コード80A〜80Dは、コードのパターンが異なるのみで同様の構造となっているため、以下の説明では4つの内の二次元コード80Cを代表的に説明する。図8は二次元コード80Cの拡大図である。図8に示すように、二次元コード80Cは、当該二次元コード80Cが形成される平面視略正方形状の領域内において、黒色の皮膜91で被覆される部分と、皮膜91に被覆されずに面71の表面が露出する部分(以下、「非被覆部」という)92とで所定のパターンが形成されている。このように構成された二次元コード80Cは、面71,72の表面との密着性を高めることで有機溶剤などの洗浄剤に対する耐性を高めることができる。従って、洗浄作業により二次元コード80A〜80Dが溶融されることがなく、スキージ52及びその角部70A〜70Dをより確実に管理することができる。
(二次元コード80A〜80Dの材質及び製造方法)
また、二次元コード80A〜80Dは、コードリーダ26(図2参照)による誤読の防止や認識率の向上を図るために、皮膜91と非被覆部92とのコントラストを高める必要がある。例えば、二次元コード80A〜80Dを形成する別の方法として、ステンレス製のスキージ52の面71,72にレーザー加工により二次元コード80A〜80Dを形成する方法が考えられる。しかしながら、このような方法では、レーザー加工により黒色の部分(本実施形態の皮膜91に相当する部分)を形成しようとすると、レーザーの出力を大きくする、あるいは長時間照射するなどしてスキージ52の一部を黒色にする必要がある。結果として、スキージ52が加熱され加熱により変形してしまうおそれがあり、半田の掻き取りが正常に実施できない可能性がある。また、変形の影響を少しでも低減させるため、角部70A〜70Dから離れた位置に二次元コード80A〜80Dを形成する必要がある。これに対し、本実施形態の二次元コード80A〜80Dは、面71,72の表面に炭素系の皮膜91を成膜して黒色の部分を形成している。従って、二次元コード80A〜80Dの製造工程においてスキージ52を変形させることがなくコントラストの高いコードが形成できるため、半田の掻き取り性能を悪化させることなく認識率が高い二次元コード80A〜80Dが容易に形成できる。また、変形の影響を考慮する必要がないため、二次元コード80A〜80Dの形成箇所に自由度を持たせることができる。さらに、洗浄剤に対する耐性も有している。なお、本実施形態においては、スキージ52を変形させることなく識別コードが形成可能であるため、二次元コード80A〜80Dに限らず、例えば二次元コード80A〜80Dに比べて広い形成面積が必要となる1次元バーコードを形成することもできる。
皮膜91の製造方法は、例えば、炭化水素ガスを用いたプラズマCVD法や黒鉛をイオンビームに晒すPVD法などを用いてステンレス製のスキージ52の表面に成膜する。非被覆部92は、成膜された被膜の一部をレーザー加工により剥離してパターンが形成される。なお、皮膜91を剥離する際のレーザー加工の出力は、上記したレーザー加工によりスキージ52に直接黒色の部分を形成する場合に比べて極めて小さいため、スキージ52が変形する可能性は低い。また、非被覆部92の形成方法は、皮膜91を成膜する際のスキージ52をマスキングする保護膜に所定の形成パターンを予め設けておき、成膜と同一工程で形成してもよい。なお、上記した各二次元コード80A〜80Dの近傍に設けられる番号についても、皮膜91により形成することが好ましい。
また、皮膜91は、炭素系の皮膜に限らず、金属系の皮膜でもよい。例えば、皮膜91は、黒色のクロム、亜鉛、ニッケルあるいはロジウムなどを用いたメッキにより形成してもよい。金属メッキで形成する場合においても、非被覆部92のパターンは、メッキ後にレーザー加工で形成してもよく、メッキ形成中に例えば絶縁性被膜で所望のパターンでマスキングしておきその上から電解めっきを施して形成してもよい。また、皮膜91は、他の製法、例えば電気メッキ的製法による合金的な金属材料面を作るレイデント処理(登録商標)や窒化処理を用いるパルソナイト(登録商標)処理を用いてもよい。
また、皮膜91は、黒色に限らず、他の色でもよい。例えば、コードリーダ26が光源として赤色のLEDやレーザーを用いる場合には、皮膜91の色は、赤色を吸収し易い色(黒色、濃紺など)で形成することが好ましいが、他の色を光源として用いる場合には、その色に応じて皮膜91の色を変更してもよい。同様に、スキージ52の色は、赤色の光を反射し易い色(例えば、銀白色など)で形成することが好ましいが、光源の色に応じて着色等してもよい。
(角部70A〜70Dに形成された皮膜について)
また、皮膜91は、二次元コード80A〜80Dが形成される領域に加え、角部70A〜70Dを含むスキージ52の半田を掻き取る領域にも形成されている。皮膜91は、図6(A)及び図7(A)に示すように、面71,72の長手方向に沿って角部70A〜70Dから所定幅の領域に形成されている。皮膜91は、面71,72の長手方向の中央部において二次元コード80A〜80Dが形成される領域の皮膜91と長手方向に沿って形成された皮膜91とが連結しており、平面視において中央部が中心Oに向かって突出した形状となっている。また、皮膜91は、図6(B)及び図7(B)に示す長辺側の側面において、角部に挟まれた領域の表面全体に形成されている。また、皮膜91は、図6(C)及び図7(C)に示す短辺側の側面において、面71,72の長手方向に沿って形成された皮膜91の所定幅(図6(A)及び図7(A)参照)と同じ幅に形成されている。
例えば、皮膜91は、DLC皮膜で形成される場合には、アモルファス構造となり結晶粒界を有しないため多結晶構造の硬質薄膜に比べて非常に平滑な表面となる。従って、スキージ52のマスク44に摺動される部分に皮膜91を形成することによって、スキージ52とマスク44との摩擦係数を減らしスキージ52(角部70A〜70D)の摩耗が低減できる。なお、スキージ52とマスク44との摩擦係数を減らすために、マスク44の表面にDLC皮膜を形成してもよい。
また、図6及び図7に示す皮膜91を形成した一部領域は一例であり、適宜変更してもよい。例えば、図9(A)に示すように、スキージ52は、二次元コード80A〜80Dを、面71,72の中央部に設けずに短手方向の端部部分に形成し、皮膜91を側縁部のみに設けた構成としてもよい。また、例えば、図9(B)に示すように、皮膜91をスキージ52の全面に形成してもよい。なお、DLC皮膜は非常に硬質であるため、印刷時に外力が加えられるとスキージ52自体が変形する、あるいは皮膜91にひずみが生じて剥離する可能性がある。そのため、皮膜91は、スキージ52の表面全体に接合した状態で形成せずに、例えば網目状のマスキングを施して複数のセグメントに分割して成膜してもよい。
以上、上記した本実施形態によれば以下の効果を奏する。
<効果1>本実施形態のスキージ52の面71,72には、黒色の炭素系の皮膜91で被覆される部分と、皮膜91に被覆されずに面71,72の表面が露出する非被覆部92とで所定のパターンが形成された二次元コード80A〜80Dが設けられている。このように構成された二次元コード80A〜80Dは、面71,72の表面との密着性を高めることで有機溶剤などの洗浄剤に対する耐性を高めることができる。従って、洗浄作業により二次元コード80A〜80Dが溶融されることがなく、スキージ52及びその角部70A〜70Dをより確実に管理することができる。その結果、使用者に適切な時期に使用回数の超過を報知することができ交換作業の作業効率の向上が図れるとともに、角部70A〜70Dの摩耗による印刷不良を低減して生産効率の向上が図れる。
<効果2>皮膜91は、二次元コード80A〜80Dが形成される領域に加え、角部70A〜70Dを含むスキージ52の半田を掻き取る領域にも形成されている。例えば、皮膜91は、DLC皮膜で形成される場合には、アモルファス構造となり結晶粒界を有しないため多結晶構造の硬質薄膜に比べて非常に平滑な表面となる。従って、スキージ52のマスク44に摺動される部分に皮膜91を形成することによって、スキージ52とマスク44との摩擦係数を減らしスキージ52(角部70A〜70D)の摩耗が低減できる。
<効果3>二次元コード80A〜80Dの黒色部分は、皮膜91を成膜することで形成されており、レーザー加工などによってスキージ52自体を黒色に加工する場合に比べて、スキージ52を変形させることなくコントラストの高いコードが形成できるため、認識率が高い二次元コード80A〜80Dが容易に形成できる。
<効果4>二次元コード80A〜80Dは、非被覆部92がスキージ52の面71,72に形成された皮膜91をレーザー加工により剥離して形成される場合には、スキージ52自体を黒色加工により形成する場合に比べレーザー加工の出力を抑えて加工できるため、スキージ52の変形を極めて小さくして形成できる。
<効果5>二次元コード80A〜80Dは、非被覆部92が皮膜91を成膜する際のスキージ52をマスキングする保護膜に形成パターンを設けて形成される場合には、皮膜91の成膜と同一工程で形成することができる。従って、スキージ52の製造工程を減らして製造コストの低減を図ることができる。
<効果6>二次元コード80A〜80Dは、個々のスキージ52の4つの角部70A〜70Dのそれぞれを識別する管理情報として用いられている。これにより、二次元コード80A〜80Dを、各角部70A〜70Dの印刷作業に使用した累積回数と関連付けることによって、印刷作業による角部70A〜70Dの個々の摩耗を適切に管理できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、二次元コード80A〜80Dを、スキージ52の角部70A〜70Dの各々を識別する情報として用いたが、個々のスキージ52を識別する情報、即ち、スキージ52だけを管理する識別情報として用いてもよい。
上記実施形態では、識別情報として二次元コード80A〜80Dを用いたが、これに限定されず、他の識別情報、例えば1次元バーコードを用いてもよい。
皮膜91を形成する領域は、二次元コード80A〜80Dを形成する部分のみでもよい。
上記実施形態では、使用者がコードリーダ26を用いて二次元コード80A〜80Dを読み取る構成としたが、印刷装置10が自動で読み取る構成としてもよい。この場合、印刷装置10は、切欠部67Aから露出した二次元コード80A〜80Dを読み取ることによって、使用される角部70A〜70Dを適切に検出できる。
上記実施形態では、特に言及していないが、印刷装置10を、マスク44に対するスキージ52の角度が調整可能な構成としてもよい。例えば、マスク44に対するスキージ52の接触角度を印刷すべき回路基板100に応じて適切な角度に選択可能な構成としてもよい(例えば、特許文献:特開2011−121195に記載の印刷装置など)。この印刷装置10では、使用者が、スキージ保持部材59(取付部61及び受け部66など)に設けられた案内目盛に従って、希望する接触角度となるようにスキージ52を取り付ける(上記文献の図11など参照)。スキージ保持部材59の表面等には、スキージ52の接触角度を示す識別コードが選択可能な角度ごとに付与されており、使用者が目視で識別するための角度表示とともに設けられる。この識別コードと角度表示とは、スキージ保持部材59の表面に印刷してもよく、表面に成膜された皮膜91を用いて形成してもよい。そして、印刷装置10の統括制御装置24は、スキージ52が交換されたことを検知した場合に、スキージ52の二次元コード80A〜80Dとともに、接触角度を示す識別コードを読み取るように使用者に促す。使用者は、スキージ52を取り付けた状態でのスキージ保持部材59の接触角度を示している識別コードをコードリーダ26により読み取る。統括制御装置24は、予め回路基板100の種類等に応じた適切なスキージ52の接触角度が設定されており、使用者により読み取られた識別コードから接触角度が適切か否かを判定する。統括制御装置24は、接触角度が適切でなかった場合に、使用者にその旨を報知する。これにより、適切な接触角度で印刷作業が実行されるため印刷品質をより確実に維持することができる。なお、このような構成においても、識別コードの誤読を防止するために、現状で取り付けられているスキージ52の接触角度を示す識別コード以外のコードを覆い隠すようなカバーを設けるなど、スキージ保持部材59の構成を工夫してもよい。
なお、特許請求の範囲の用語との対応関係は以下の通りである。
スクリーン印刷装置10は、スクリーン印刷装置一例として、マスク44は、印刷マスクの一例として、貫通孔44Aは、印刷マスクに形成される貫通孔の一例として、スキージ52は、スキージ及び基台の一例として、角部70A〜70Dは、基台の被印刷剤を掻き取る領域及び角部の一例として、二次元コード80A〜80Dは、識別情報の一例として、皮膜91は、被覆部の一例として、非被覆部92は、非被覆部の一例として、半田は、被印刷剤の一例として、DLC皮膜は、炭素系の硬質皮膜の一例として挙げられる。
10 スクリーン印刷装置、44 マスク、44A 貫通孔、52 スキージ、70A〜70D 角部、80A〜80D 二次元コード、91 皮膜、92 非被覆部

Claims (7)

  1. 印刷マスク上を摺動することにより被印刷剤を前記印刷マスク上に塗り伸ばしながら掻き取る金属製の基台と、
    前記基台の少なくとも一部領域に形成され、金属系あるいは炭素系の皮膜により形成される被覆部と、前記基台の表面が露出する非被覆部と、が所定のパターンを有して形成される識別情報部と、
    を備えることを特徴とするスキージ。
  2. 前記被覆部は、炭素系の硬質皮膜で形成され、
    前記炭素系の硬質皮膜は、前記識別情報部が形成される領域に加え、前記基台の前記被印刷剤を掻き取る領域を被覆することを特徴とする請求項1に記載のスキージ。
  3. 前記被覆部は、黒色の前記金属系あるいは前記炭素系の皮膜で形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のスキージ。
  4. 前記非被覆部は、前記基台の表面に形成された前記被覆部をレーザー加工により剥離して形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスキージ。
  5. 前記非被覆部は、前記被覆部の形成において前記基台をマスキングする保護膜の形成パターンにより形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のスキージ。
  6. 前記基台は、矩形板状に形成され、当該基台の各長辺に沿って前記被印刷剤を掻き取る角部が形成され、
    前記識別情報部は、前記角部の各々を識別する前記パターンを有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のスキージ。
  7. 前記印刷マスクに形成される貫通孔から前記被印刷剤を回路基板に印刷するスキージとして、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のスキージを備えることを特徴とするスクリーン印刷装置。
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