JP2006019449A - 基板固定用治具及び基板固定方法 - Google Patents

基板固定用治具及び基板固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板の取り付け作業を容易にする基板固定用治具及び基板固定方法を提供する。
【解決手段】 固定板3に複数のテープ1、1、…を貼着し、固定板3の位置決め穴32、32、…に基板2の位置決め穴22、22を合わせて、複数の基板2、2、…を載置する。テープ1の粘着力は、固定板3側の面の粘着力よりも基板2側の面の粘着力が弱いため、基板2を固定板3から取り外す際に、テープ1が固定板3から剥がれることがない。固定板3に基板2を固定する際には、テープ1、1、…を貼着してある固定板3上に、基板2をテープ1、1、…に貼着するだけで、基板2を固定することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回路部品を実装する基板を固定する基板固定用治具及び基板固定方法に関する。
情報端末装置又は携帯電話機などの小型化の要求に応じて、これらの機器に内蔵される実装基板には、限られた収容スペースを有効に活用するために、フレキシブル基板を用いて回路部品を実装したものが増加している。
フレキシブル基板への回路部品の実装は、フレキシブル基板を固定した固定板を載置した固定用台を、フレキシブル基板に半田をマスク印刷する半田印刷工程、回路部品をフレキシブル基板に実装する表面実装工程、及びフレキシブル基板に回路部品を半田付けするリフロー工程へ順次搬送することにより行われる。
固定板にフレキシブル基板を固定する場合には、位置決め治具に設けられた位置決め用のピンを、固定板及びフレキシブル基板に設けられた位置決め用の穴に通して、基板の位置決めを行い、基板の縁部の複数箇所に、基板の縁部及び該縁部近傍の固定板を覆って粘着テープを貼り付けて、基板を固定板に貼着している(特許文献1参照)。
特開平3−262194号公報
しかしながら、特許文献1の方法にあっては、フレキシブル基板を固定板に固定する場合に粘着テープを貼り付ける作業時間、及び回路部品が実装されたフレキシブル基板を固定板から外す場合に粘着テープを剥がす作業時間が必要となり作業効率を向上することが望まれていた。また、フレキシブル基板に貼り付けられた粘着テープを剥がす際に、粘着テープの表面に塗布された粘着剤の粘着力により、フレキシブル基板の縁部が持ち上げられ、前記縁部の幅が小さい場合には、フレキシブル基板を曲げてしまうという問題が生じる場合があった。また、機器への実装上の制限により、フレキシブル基板が細長い形状であるときは、フレキシブル基板が破損するという問題もあった。さらに、フレキシブル基板の縁部の複数箇所に粘着テープを貼着するため、半田印刷工程においてマスク版を基板に押圧した際に、粘着テープの厚みにより、粘着テープを貼着した部分と貼着していない部分とでマスク版の高さに不均衡が生じ、マスク版の半田用穴に流入する半田量が不均衡になり、印刷される半田量のばらつき、又は半田ブリッジが発生する原因にもなっていた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、基板との対向面に両面に粘着力を有するシートを貼着した固定板を備えることにより、基板の取り付け作業を従来に比較して容易にすることができる基板固定用治具及び基板固定方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、回路部品が実装される実装範囲に対向してシートを貼着した固定板を備えることにより、基板の回路部品実装面の高さを均一にして、印刷される半田量を均一にすることができる基板固定用治具及び基板固定方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、基板との当接面の粘着力が、固定板との当接面の粘着力より弱いシリコン樹脂製のテープを貼着した固定板を備えることにより、粘着剤の粘着力による基板の曲がり又は破損などの問題を防止し、基板の取り外し作業を従来に比較して容易にし、繰り返し使用することができる基板固定用治具及び基板固定方法を提供することにある。
第1発明に係る基板固定用治具は、端子部を有し、回路部品を実装する基板を固定する固定板を備える基板固定用治具において、前記固定板は、前記基板との対向面に両面に粘着力を有する複数のシートを貼着してあり、前記シートに前記基板を固定するようにしてあることを特徴とする。
第2発明に係る基板固定用治具は、第1発明において、前記シートは、前記回路部品が実装される実装範囲に対向して貼着してあることを特徴とする。
第3発明に係る基板固定用治具は、第1発明又は第2発明において、前記シートは、シリコン樹脂製であって、前記基板側の粘着力は前記固定板側の粘着力よりも弱いことを特徴とする。
第4発明に係る基板固定方法は、端子部を有し、回路部品を実装する基板を固定板に固定する基板固定方法において、前記固定板の前記基板との対向面に両面に粘着力を有する複数のシートを貼着し、該シートに前記基板を固定することを特徴とする。
第5発明に係る基板固定方法は、第4発明において、前記シートを、前記回路部品が実装される実装範囲に対向して貼着することを特徴とする。
第6発明に係る基板固定方法は、第4発明又は第5発明において、前記シートは、シリコン樹脂製であって、前記基板側の粘着力を前記固定板側の粘着力よりも弱くすることを特徴とする。
第1発明及び第4発明にあっては、固定板の基板との対向面に両面に粘着力を有する複数のシートを貼着する。複数のシートを貼着することにより、基板の所要の範囲に合わせてテープの形状を裁断する必要がなく、基板を前記シートに貼り付けることにより固定板に固定する。
第2発明及び第5発明にあっては、シートを回路部品が実装される実装範囲に対向して貼着してある。基板を固定板に固定した場合、回路部品が実装される実装範囲には、シートが貼着されているため、該シートの厚みにより前記実装範囲の固定板からの高さは均一に保たれる。半田印刷工程において、マスク版を前記基板に当接して押圧した場合に、マスク版の高さが均一に保たれるとともに、マスク版と前記基板の実装範囲は密着し、マスク版から基板の実装面に流れ込む半田量が均一に保たれる。
第3発明及び第6発明にあっては、シリコン樹脂製テープを固定板に貼着してある。前記シリコン樹脂製テープには粘着剤が塗布されていないため、粘着剤が基板に付着することがなく、粘着剤の粘着力により基板の曲がり又は破損を防止する。また、シリコン樹脂製テープの基板との当接面の粘着力を、固定板との当接面の粘着力よりも弱くすることにより、前記基板を固定板から取り外す場合に、前記シリコン樹脂製テープは固定板から剥がれることはなく、従来のような粘着テープを剥がす作業が不要になり、固定板に貼着されたシリコン樹脂製テープを繰り返し使用する。
第1発明及び第4発明にあっては、固定板に貼着された複数のテープに基板を貼り付けることにより、前記テープの形状を基板の所要の範囲に合わせて裁断する必要がない。また、前記テープだけで基板を固定板に固定することができ、従来のように、基板を取り付ける都度複数の粘着テープを基板及び固定板に貼り付ける作業が不要になり、基板の取り付けを容易に行うことができる。
第2発明及び第5発明にあっては、基板に印刷される半田量のばらつき、又は半田ブリッジの発生を防止でき、基板の品質を従来よりも向上することができる。
第3発明及び第6発明にあっては、粘着剤の粘着力による基板の曲がり又は破損などの問題を防止することができ、基板の歩留まりが向上する。また、固定板に貼着したシートを繰り返し使用することができ、従来のように基板を固定する毎に粘着テープを貼着する場合に比較して、部品コストを低減することができる。また、基板の取り外し作業を容易に行うことができる。
図1は本発明に係る基板固定用治具の縦断面図である。図において4は固定用台である。固定用台4は、平面形状が長方形の水平な載置面41を有し、載置面41の四隅には固定ピン42、42、…を立設してある。固定板3は平面形状が載置面41の寸法より小さい長方形をなし、四隅に固定ピン42、42、…を挿通する固定穴31、31、…を設けてあり、固定板3は、固定ピン42、42、…を固定穴31、31、…に挿通して載置面41に載置される。固定用台4に載置された固定板3の上面には、耐熱性を有する複数のシリコン樹脂製のテープ1、1、…が貼着してあり、テープ1、1、…に複数の基板2、2、…が固定されている。
図2は基板2及び固定板3の平面形状を示す説明図である。固定板3は金属製で300×200×1mmの寸法を有する。固定板3には、基板2、2、…を載置する場合に基板2、2、…の位置を合わせるための複数の位置決め穴32、32、…を設けてある。これにより、固定板3には、長手方向に3枚、2列に配置し、合計で6枚の基板2、2、…を配置する。
固定板3の上面には、基板2、2、…の回路部品を実装する長方形状の実装範囲21、21、…に合わせた形状を有する複数のテープ1、1、…を貼着してある。
テープ1の基板2側となる上面は、予め所定の温度による熱処理が施されている(例えば、テープの一面を100度以上の高温槽に所定の時間露出する)。これにより、熱処理を施していないテープ1の固定板3側となる下面の粘着力よりも、基板2側となる上面の粘着力を弱くしてある。
基板2は、ポリエステルフィルム又はポリイミドフィルムなどの絶縁フィルムであり、
略長方形の一辺から先端に端子部23を有し前記略長方形より寸法の小さい長方形状に延設した形状を有する。基板2の上面には、回路部品を実装するための半田用のランド部を回路パターンとともに形成してある。また、基板2は回路部品を実装する実装範囲21、21を有する。基板2の対向する辺の中央部には、固定板3に設けられた位置決め穴32、32、…に対応する位置決め穴22、22を設けている。位置決め穴22、22を位置決め穴32、32に合わせることにより、6枚の基板2、2、…が固定板3上に適幅の間隔を隔てて並置される。
図3は固定板3に基板2を固定した場合の平面形状を示す説明図である。所定の位置に位置合わせピンを立設した位置合わせ治具の前記位置合わせピンを、固定板3の位置決め穴32、32、…に挿通した後に、基板2夫々の位置決め穴22、22に挿通して、基板2、2、…の位置合わせを行い、6枚の基板2、2、…を固定板3上に載置する。固定板3の上面には、予めテープ1、1、…を所定の位置に貼着してあり、基板2、2…はテープ1、1、…に貼着して固定される。
次に基板2に回路部品を実装する工程について説明する。図4は回路部品を基板に実装する実装工程の例を示す模式図である。クリーム半田印刷機50は、固定用台4を垂直方向及び水平方向に移動させるステージ51、基板2のパターン上で半田印刷を行う箇所の位置に合わせて、予め半田用の開口部が形成されているマスク版52、マスク版52の上面に備えられたクリーム半田53、及びクリーム半田53をマスク版52に沿って開口部に注入するスキージ54を備えている。
予め基板2に含まれる水分を除去するために所定の温度によるエージング処理を基板2に施しておく。エージング処理が施された基板2を固定した固定用台4をクリーム半田印刷機50に搬送すると、クリーム半田印刷機50は、ステージ51を移動させてマスク版52の開口部と基板2のランド部との位置合わせを行う。クリーム半田印刷機50は、マスク版52を基板2上に押圧し、マスク版52の上面に配置されたスキージ54をマスク版52の上面に沿って水平方向に移動させる。マスク版52上のクリーム半田53はマスク版52の前記開口部に流れ込み、クリーム半田印刷機50は、基板2のランド部に半田を印刷する。
表面実装機60は、固定用台4を水平方向に移動させるステージ61、及び回路部品を基板2上に配置する部品搭載ヘッド62を備えている。
固定用台4を表面実装機60に搬送すると、表面実装機60は、部品搭載ヘッド62で吸着した回路部品を基板2上の所定の位置に搭載する。
リフロー炉70は、炉内に所定の温度(例えば、230度)の温風を供給する温風供給部71を備えている。
固定用台4をリフロー炉70に搬送すると、リフロー炉70は、基板2を所定の時間及び温度で加熱する。リフロー炉70は、基板2上に印刷された半田を溶融させて回路部品を基板2上のパターンに接続する。これにより、回路部品が基板2上に実装される。
リフロー工程後に、基板2を固定板3から剥がし、取り外す。
上述の通り、固定板3に基板2を固定する際には、テープ1、1、…を貼着してある固定板3上に、基板2をテープ1、1、…に貼着するだけで、基板2を固定することができる。従来のように粘着テープを長方形状の基板の外周に適長の間隔で貼り付ける場合には、少なくとも基板の四辺の縁部夫々に複数の粘着テープを貼り付ける必要があったため、粘着テープの貼り付けを不要にすることにより、基板2の取り付け作業は容易になる。
図5は半田印刷工程においてマスク版を基板2に押圧した場合の基板2の縦断面図である。固定板3に貼着した複数のテープ1、1に基板2を貼着してあり、基板2の上面からマスク版52を押圧する。半田印刷工程の前工程であるエージング工程における温風により、テープ1、1により貼着されていない範囲2aは下方に湾曲した反りが生じ、基板2とマスク版52との間が密着しない場合がある。一方、テープ1、1を基板2の実装範囲21、21の形状に合わせて貼着した場合、実装範囲21、21はテープ1、1に貼着されているため、実装範囲21、21の固定板3からの高さは、テープ1、1の厚みにより均一に保たれ、実装範囲21、21とマスク版52とは密着する。
半田印刷工程において、略50μmの厚みを有するマスク版52を基板2に押圧してクリーム半田を基板2に印刷する場合に、従来のような粘着テープの厚みにより基板2からマスク版52までの高さが基板2の粘着テープの近傍において不均一となることを防止し、基板2とマスク版52は密着して、マスク版52の高さは均一に保たれる。テープ1、1の粘着力は基板2との当接面において同じ粘着力を有するため、基板2はテープ1、1と密着して、基板2の実装範囲21、21にはテープ1、1が貼着される。テープ1、1の厚み寸法は均一であるため、実装範囲21、21の高さ方向の寸法は均一に保たれるとともに、マスク版52と基板2の実装範囲21、21は密着するため、マスク版52から基板2の実装面に流れ込む半田量が均一に保たれ、半田量のばらつき、又はランド間の半田ブリッジを防止できる。
従来は、少なくとも基板2の四辺の縁部夫々に粘着テープを貼り付けていたため、基板を固定板から取り外す際には、少なくとも4枚の粘着テープを剥がす必要があった。したがって、粘着テープの貼り付けを不要にすることにより、基板2の取り外し作業は容易になる。
テープ1には粘着剤が塗布されておらず、また、固定板3側よりも基板2側の粘着力が弱いため、基板2を固定板3から取り外す際に、基板2が粘着剤の粘着力により曲げられること、又は基板2が細長い形状である場合に基板2を破損することがない。
テープ1の粘着力は、固定板3側の面の粘着力よりも基板2側の面の粘着力が弱いため、基板2を固定板3から取り外す際に、テープ1が固定板3から剥がれることがない。また、テープ1の固定板3側の面の粘着力が強いため、基板2の取り付け、取り外しごとにテープ1を貼りなおす必要がなく、繰り返し基板2を固定することができる。従来のテープ5の場合には、基板2の取り付け、取り外しごとに使い捨てであったため、部品コストの低減が可能である。
上述の実施の形態においては、テープ1、1、…を固定板3に貼着し、テープ1、1、…に基板2、2、…を貼り付けて固定するものであったが、テープ1、1、…に加えて、基板2の縁部の1箇所に、該縁部及び該縁部近傍の固定板3を覆って粘着テープを貼着することが可能である。仮に、テープ1を固定板3の一面全体に貼着して基板2を固定し、基板2の縁部の1箇所に、該縁部及び該縁部近傍の固定板3を覆って粘着テープを貼着した場合において、粘着テープの粘着力がテープ1の粘着力より強いときには、粘着テープを剥がす際にテープ1も基板2から剥がれてしまう。テープ1、1、…を固定板3の一部に貼着することで、粘着テープがテープ1、1、…に貼着することがなく、粘着テープも使用することが可能になる。
上述の粘着テープにより基板2の固定を補強してもよい。例えば、固定板3に固定された基板2を半田印刷工程の前に、基板2が含有する水分を除去するためのエージング工程を施す場合は、エージング処理の温風により、基板2が反り、基板2の一部の面が固定板3から離れる場合がある。また、半田印刷が終了して、マスク版52が基板2から離れる際に、基板2とマスク版52とが密着していたために基板2の一部の面が固定板3から離れる場合がある。このような場合であっても、基板2をテープ1、1、…で固定することが可能であるが、テープ1による基板2の固定を補強する手段として、粘着テープを基板2の縁部の1箇所に貼り付けることもできる。この場合であっても、粘着テープの使用箇所を従来に比較して1箇所に低減することができ、従来の問題点を解決することが可能である。
上述の実施の形態においては、複数のテープ1を基板2の実装範囲21に合わせて固定板3に貼着するものであったが、これに限らず、固定板3の全面にテープ1を貼着することも可能である。しかし、固定板3の全面にテープ1を貼着した場合には、次のようなデメリットがあるときがある。
テープ1の粘着力が一定の場合、基板2の形状、寸法によっては、基板2に対する粘着力が強すぎる場合、又は弱すぎる場合が生じ、使用する基板2に応じて、粘着力の異なるテープ1を使い分ける必要があり、煩雑である。これに対し、上述の実施の形態にあっては、基板2の形状、又は寸法に応じて、テープ1の寸法を変えることにより、適切な粘着力を実現することが可能である。
また、テープ1が全面に貼着された固定板3に、テープ5を貼り付けた場合において、テープ5を剥がすときに、テープ5の粘着力によりテープ1に傷をつけ、耐久性を悪化させることがある。これに対し、上述の実施の形態にあっては、テープ1を固定板3の全面ではなく、基板2の実装範囲21に取り付けるため、テープ5を用いた場合であっても、テープ1を傷つけることはない。
上述の通り、テープ1の固定板3への貼着位置は、基板2の寸法又は形状に応じて適切な箇所に変更することができる。図6乃至図8はテープ1の貼着位置の例を示す平面図である。
図6において、基板24の形状は図2における基板2と略同一形状であるが、回路部品を実装する実装範囲21が異なる。すなわち、長手方向の対向する2辺に沿った部分に実装範囲があり、かつ、基板の延設された部分の先端部分に実装範囲があり、寸法の異なる四角形状のテープ1を6箇所に貼着してある。
図7において、基板25は長方形状であり、実装範囲21は基板25の略中央部と中央部から長手方向の一辺に沿って設けてある。寸法の異なる四角形状の寸法のテープ1を2箇所に貼着してある。
図8において、基板26は長方形状であり、実装範囲21は基板26の中央部と、基板26の一辺に沿って設けてある。寸法の異なる四角形状のテープ1を3箇所に貼着してある。
本発明に係る基板固定用治具の縦断面図である。 基板及び固定板の平面形状を示す説明図である。 固定板に基板を固定した場合の平面形状を示す説明図である。 回路部品を基板に実装する実装工程の例を示す模式図である。 半田印刷工程においてマスク版を基板に押圧した場合の基板の縦断面図である。 テープの貼着位置の例を示す平面図である。 テープの貼着位置の例を示す平面図である。 テープの貼着位置の例を示す平面図である。
符号の説明
1 テープ
2 基板
3 固定板
4 固定用台
21 実装範囲
24、25、26 基板

Claims (6)

  1. 端子部を有し、回路部品を実装する基板を固定する固定板を備える基板固定用治具において、
    前記固定板は、前記基板との対向面に両面に粘着力を有する複数のシートを貼着してあり、
    前記シートに前記基板を固定するようにしてあることを特徴とする基板固定用治具。
  2. 前記シートは、前記回路部品が実装される実装範囲に対向して貼着してあることを特徴とする請求項1に記載された基板固定用治具。
  3. 前記シートは、シリコン樹脂製であって、前記基板側の粘着力は前記固定板側の粘着力よりも弱いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された基板固定用治具。
  4. 端子部を有し、回路部品を実装する基板を固定板に固定する基板固定方法において、
    前記固定板の前記基板との対向面に、両面に粘着力を有する複数のシートを貼着し、
    該シートに前記基板を固定することを特徴とする基板固定方法。
  5. 前記シートを、前記回路部品が実装される実装範囲に対向して貼着することを特徴とする請求項4に記載された基板固定方法。
  6. 前記シートは、シリコン樹脂製であって、前記基板側の粘着力を前記固定板側の粘着力よりも弱くすることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載された基板固定方法。
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