JP6038993B2 - グランドロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、グランドロック装置に関し、特に、乗り物の車輪をロックするためのグランドロック装置に関する。
経済発展に伴い急速成長したオートバイや自動車の数はすでに生活環境に交通渋滞や大気汚染の問題をもたらしている。エネルギー消費量を削減し、環境汚染を減少させるために、各国の政府は積極的に「持続可能な交通」という概念を推進している。そのうち、自転車は手軽で便利な乗り物であり、エネルギーを節約でき、環境保護の要件を満たしているだけでなく、スポーツおよび体作り用の手段とすることができるので、近年、政府の政策において、積極的に推進すべき環境保護に貢献できる交通手段となっている。環境を保護する無汚染の自転車を公共交通システムに合わせて使用し、オートバイや自動車の使用量を減らすことで、エネルギーの節約と大気汚染を減らすなどの利点をもたらすことが期待されている。
自転車を公共の場所にきちんと駐車するためには、通常、MRT(Mass Rapid Transit)駅、バスステーション、学校、オフィス、市場、ショッピング街、図書館、病院、金融機関、スポーツセンター、公園、観光スポットなどの付近に自転車の駐輪スペースを追加設置することで、利用者に自転車を駐輪しやすくさせる。
図1に示した如く、従来技術の駐輪ラック10は、ベース11に複数のA型フレーム12を設けて成るものであり、そのうち、各A型フレーム12は2つの平行な湾曲ロッド121を有する。利用者が駐車する時、前輪TをA型フレーム12の2つの湾曲ロッド121の間に入れてから自ら持参したロックLを利用して、自転車の一部と駐輪ラック10を一緒に施錠することでパーキングロックを完成する。
しかしながら、従来の駐輪ラック10は、相当大きな設置面積が必要となるので、かなり大きなスペースを占有し、歩行者が使用できるエリアが削減されるだけでなく、歩行者が歩く時、地面から突出する駐輪ラック10に容易につまずき、負傷する可能性もある。また、自転車の利用者が自転車を駐輪ラック10にロックするために、自らロックを持ち歩かなければならないことは非常に不便である。
したがって、如何に利用者にとって便利に自転車をロックできるグランドロック装置を提供するかが、業界において極力解決しなければならない課題である。
本発明の目的は、利用者にとって便利に自転車をロックできるグランドロック装置を提供することを課題とする。
上記の目的を達成するために、本発明に基づいたグランドロック装置は地面と平面をなすように設置され、乗り物の車輪をロックする。グランドロック装置は本体と溝蓋ユニット、及びロックユニットを備える。本体は、地面より低い凹部を有し、溝蓋ユニットは凹部の開口部の周縁に連結され、車輪が凹部に陥入した後、ロックユニットは車輪を貫通し、検出ユニットは、前記ロックユニットと対向して前記本体に設置される
一実施例において、検出ユニットは、車輪が本体の凹部に陥入したか否かを検出する。
一実施例において、溝蓋ユニットは、少なくとも1つのカバーシートと少なくとも1つの駆動要素を備える。カバーシートは凹部の開口部の周縁に連結され、駆動要素はカバーシートに対応して取り付けられると共に、カバーシートを駆動して作動させる。
一実施例において、グランドロック装置は警報ユニットを更に備え、この警報ユニットは溝蓋ユニット、またはロックユニットに接続される。
一実施例において、グランドロック装置は利用者操作ユニットを更に備え、この利用者操作ユニットは溝蓋ユニット、またはロックユニットに接続される。
上記の目的を達成するために、本発明に基づいたグランドロック装置は乗り物の車輪をロックする。グランドロック装置は本体と溝蓋ユニット、及びロックユニットを備える。本体は、凹部を有し、溝蓋ユニットは凹部の開口部の周縁に連結され、検出ユニットは前記ロックユニットと対向して前記本体に設置され、溝蓋ユニットを開いた状態にした後、車輪が本体の凹部に嵌入しているかどうかを検出して、ロックユニットを動作させる。
一実施例において、検出ユニットは、ロックユニットのロック経路に障害物があるか否かを検出する。
一実施例において、本体は円形カバーを更に有し、凹部の開口部は前記円形カバーに位置する。
一実施例において、溝蓋ユニットは、少なくとも1つのカバーシートと少なくとも1つの駆動要素を備える。カバーシートは凹部の開口部の周縁に連結され、駆動要素はカバーシートに対応して取り付けられると共に、カバーシートを駆動して作動させる。
一実施例において、グランドロック装置は警報ユニットを更に備え、この警報ユニットは溝蓋ユニット、またはロックユニットに接続される。
一実施例において、グランドロック装置は利用者操作ユニットを更に備え、この利用者操作ユニットは溝蓋ユニット、またはロックユニットに接続される。
上述をまとめると、本発明に基づいたグランドロック装置は本体、溝蓋ユニット、ロックユニット及び検出ユニットを有し、且つ本体は地面より低い凹部を有する。乗り物をロックする時、溝蓋ユニットを動作させて本体の上部を開き、乗り物の車輪が本体の凹部に陥入した後、ロックユニットに車輪を貫通させることで、乗り物をロックすることができる。検出ユニットは、車輪が本体の凹部に陥入しているかどうか、或はロックユニットの経路に障害物があるかどうかを検出してロックユニットを動作させる。乗り物の利用者にとって、上記のグランドロック装置は自らロックを持ち歩く必要がないため、非常に便利である。また、グランドロック装置は地面と平面をなすように設置しているので、乗り物が駐車していない時は、グランドロック装置を設置した地面は依然として平坦で、地面から突出することがないため、歩行者は、グランドロック装置の上をスムーズに歩くことができ、駐車ラックにつまずく恐れはない。よって、本発明は歩行者が使用する歩行エリアを大幅に増加できるだけでなく、環境の美化にも役立てられる。
従来技術の駐車ラックの概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置の立体図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置の断面図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置の断面図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が有する異なる実施態様の溝蓋ユニットの概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が有する異なる実施態様の溝蓋ユニットの概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が有する異なる実施態様の溝蓋ユニットの概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が有する異なる実施態様の溝蓋ユニットの概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が利用者操作ユニットと合わせて使用される異なる実施態様の概略図である。 本発明の第1実施例に係るグランドロック装置が利用者操作ユニットと合わせて使用される異なる実施態様の概略図である。 本発明の第2実施例に係るグランドロック装置の立体図である。 本発明の第2実施例に係るグランドロック装置の断面図である。
詳細な説明及び単なる例示のための添付図面によって、本発明の実施例についてより明瞭となるように説明するが、それらは本発明を限定するものではない。
添付図面を参照しながら、本発明の実施例について以下の通りに説明し、その場合、同じ部材は同じ符号を付して説明する。
図2Aから図2Cは本発明の第1実施例に係るグランドロック装置の概略図である。図2Aから図2Cを参照されたい。グランドロック装置20は本体21と溝蓋ユニット22、及びロックユニット23を備える。グランドロック装置20は地面Gと平面をなすように設置し、乗り物の車輪Wをロックする。グランドロック装置20は地面Gに埋め込んで設置されており、例えば、地面Gに穴を掘ってからその穴にグランドロック装置20を設置するので、グランドロック装置20の上面は地面Gと同一の高さであるため、グランドロック装置が地面から突出して歩行者の歩行を妨げることはない。地面Gは、通常の路面、またはグランドロック装置20を設置する表面、またはグランドロック装置20の利用者がロックを行う時に立つ表面のことを指す。乗り物とは、車輪Wを有するものであり、車輪Wの数量は少なくとも1つであり、例えば、一輪車、自転車、オートバイ、三輪車、電気自動車、またはカートなどである。以下の実施例は自転車のうちの1つの車輪Wがロックされる場合を例とする。
本体21は、地面Gより低い凹部211を有し、車輪Wが陥入してロックされる時の収納スペースとすることができるが、凹部211の深さが車輪Wの外径からリムの空隙部より大きく、または等しい距離であれば良い。本実施例において、本体21は矩形のケースを例とし、凹部211の開口部Oは1つの長形の開口部O(ここでは、矩形を例とする)であり、且つこの開口部Oは車輪Wの落下する所(図2Cに示す如く)である。ここでは、凹部211の形状は、実質的に、車輪Wが陥入する時に必要とされるスペースに合わせる。もちろん、本体21はその他の外形を有することもでき、本発明はこれに限定されない。
溝蓋ユニット22は凹部211の開口部Oの周縁に連結され、溝蓋ユニット22は少なくとも1つのカバーシート221と少なくとも1つの駆動要素222を更に備える。図2Aに示すカバーシート221の数量は1つの場合を例とし、カバーシート221は、凹部211の開口部Oのうちの1つの長辺の周縁に軸着される。カバーシート221はピボットによって、開口部Oの周縁に連結され、ピボットが回転する時に生じたねじり力によって、カバーシート221に復元力を持たせることで、カバーシート221を凹部211に覆う閉鎖位置まで戻すことができる。カバーシート221の形状は、実質的に、開口部Oの形状と互いに合わせられ、且つカバーシート221が開口部Oの上を覆うようにする。開口部Oの周縁には少なくとも1つのサポート部214(例えば、電子ロック)が設置され、カバーシート221をサポートするために用いられる。カバーシート221が凹部211を覆う時、サポート部214は凹部211の開口部Oまでに突出し、カバーシート221が開口部Oを覆うように支持する。カバーシート221が開いた状態の時、サポート部214を引っ込ませることで、車輪Wの出し入れが妨げられないようにすることができる。サポート部214は、例えば、電子ロックである。注意すべきことは、溝蓋ユニット22のカバーシート221の上面はグランドロック装置20の上面の一部分でもあるため、カバーシート221の上面は、実質的に、地面Gと等しい高さにある。駆動要素222は、カバーシート221に対応して取り付けられると共に、カバーシート221を駆動して作動させる。駆動要素222は、例えば、モータとギア等を組み合わせたものであり、これによって、カバーシート221を駆動して作動させる。駆動されたカバーシート221の作動方法は、移動、または回転を含む。ここでは、カバーシート221を上向きに回転させるように駆動することで、カバーシート221を開く場合を例とする。
当然、カバーシートと開口部周縁の合わせ方、または連結方法は、その他の異なる態様であることができ、以下では、説明を簡単にするため、図面には、本体と溝蓋ユニットのみを示す。図3Aに示すように、図3Aは2つのカバーシート221aが開口部の周縁に連結される態様を表示し、各カバーシート221aはそれぞれピボットによって、開口部周縁に軸着され、且つ駆動要素222aは、カバーシート221aを下向きに回転させるように駆動することで、凹部211aを露出させる。図3Bに示すように、図3Bは、カバーシート221bが開口部Oを覆う時、開口部周縁に位置するサポート部214b(例えば、凹溝)によって支持される態様を表示する。図3Cに示すように、図3Cは、駆動要素222cによって駆動されたカバーシート221cが路面に平行する水平移動の方式で移動することで、凹部211cを開き、または閉じる態様を表示する。駆動要素222cはモータとギア、及びピニオンなどを有し、モータによってカバーシート221cを駆動し、カバーシート221cを水平移動させる。図3Dに示すように、図3Dは、カバーシート221dが本体21dの短辺に軸着される態様を表示する。よって、サポート部223dが引っ込むと同時に車輪Wの重量により下方に押されると、カバーシート221dの一端は、本体21dと接触するまでに落下し、且つ本体21dの底面とアングルθを形成する。よって、車輪Wが凹部211dに陥入した時、車輪Wはカバーシート221dに寄りかかって、直接に本体21dの底面に陥らないため、雨が降った場合、車輪Wが溜まり水によってさび付くのを避けることができる。
再度、図2Aから図2Cを参照されたい。ロックユニット23は本体21の一側面に設置する場合を例とするが、もちろん、ロックユニット23は、グランドロック装置20を取り付ける時に掘った穴の穴壁の側面、または底面に固定設置することもできる。ロックユニット23はロックシリンダー、ロックプレート、または電子ロック(例えば、電気ドロップボルト)であり、ここでは、ロックユニット23は電気制御で伸縮可能な電気ドロップボルトを例とし、この電気ドロップボルトは駆動信号を受信して突出し、または引っ込むことができる。本体21はロックユニット23に対応する所に貫通孔を有し、ロックユニット23から突出したロック部231は本体21を貫通し凹部211に届くことができる。もちろん、仮に、本体21が中空構造の壁面を有する場合、ロック部231は直接本体21を貫通することもできる。
本実施例において、グランドロック装置20は利用者操作ユニット24を更に備え、この利用者操作ユニット24は溝蓋ユニット22、またはロックユニット23に接続される。その接続は、電気的信号を通して有線、または無線の方式によって駆動および制御を行うことで実現される。ここの利用者操作ユニット24は、溝蓋ユニット22及びロックユニット23に接続されることで、溝蓋ユニット22及びロックユニット23を駆動し制御する。利用者は手動、または利用者操作ユニット24のインタフェースによって、駆動要素222を制御し、カバーシート221を開成方向、または閉成方向へ駆動させることができる。グランドロック装置20を個人的な用途のために購入した時、利用者操作ユニット24は、駆動要素222を駆動するかどうかのみを制御する構造が簡単なユニットとすることができる。この場合、利用者は識別素子によって、利用者操作ユニット24に身分を識別させた後、カバーシート221を駆動して開くか、または、直接に利用者操作ユニット24にパスワードを入力することで、カバーシート221を駆動して開くことができる。以下では、グランドロック装置20を公共自転車のレンタルシステムと合わせて使用する場合を例とし、グランドロック装置20の作動方式の説明を行う。しかしながら、公共自転車のレンタルシステムの運営方式は、本発明の主な特徴ではなく、例として説明をするのみで、本発明の応用を限定するものでない。
図2Aから図2C及び図4A、図4Bを同時に参照されたい。公共自転車のレンタルシステムは複数のレンタルステーションに合わせて運営することができる。各レンタルステーションには複数の自転車が設けられるようにし、各自転車には自転車識別素子を設置することで、自転車が属するレンタルステーションの番号、ロック番号、使用時間、または身分識別コードなどを記録することができる。図4Aと図4Bはレンタルステーションに複数の自転車と複数のグランドロック装置を設けた実施態様を示した概略図である。公共自転車のレンタルシステムは、リモート管理サーバと、各レンタルステーションに設けた複数の中央制御ユニットと、その対応する各前記中央制御ユニットに電気的に接続される複数の利用者操作ユニット24とを備える。自転車の利用者は、カード番号、利用者身分情報及びチャージ金額などの情報が内蔵してあるプリペイドカード(図示しない)を購入するだけで、利用者がレンタルした自転車を返却したい時、自転車が対応するグランドロック装置20の利用者操作ユニット24にプリペイドカードを近距離で感知させて、身分識別が成功した後に、利用者操作ユニット24は駆動要素222を駆動してカバーシート221を開き、この時、サポート部214を引っ込ませることで、車輪Wの出し入れが妨げられないようにすることができる。図4Aにおいては、1つの利用者操作ユニット24を複数のグランドロック装置20の付近に設置し、つまり、1つの利用者操作ユニット24が複数のグランドロック装置20を制御できる場合を例とする。図4Bにおいては、各グランドロック装置20の傍にいずれも利用者操作ユニット24が設置された場合を例とし、この実施態様において、各グランドロック装置20と各利用者操作ユニット24は一対一の制御であり、且つ利用者操作ユニット24も地面と平面をなすように設置し、利用者に操作させるために、利用者操作ユニット24のインタフェースのみが地面Gに露出する。図4Aと図4Bから分かるように、グランドロック装置20のカバーシート221の上面のみが地面Gに露出するとともに、各グランドロック装置20を非常に近接して配置することができ、隣接するグランドロック装置20の間隔をグランドロック装置20の長さより小さくし、且つ、各グランドロック装置20を交錯に設置することができるので、設置が必要とするスペースは比較的少ない。
利用者が自転車を駐車しロックする時、利用者操作ユニット24による身分識別が必要であり、身分識別が正しい場合、カバーシート221は駆動され、溝蓋ユニット22を開いた状態(図2C)にし、且つ駆動要素222に設置された停止素子Sによって、カバーシート221を停止させ、凹部211の開口部Oを覆わないようにする。次に、ロックユニット23は、利用者操作ユニット24を駆動すること(例えば、身分識別を完了した後、しばらく時間を経てから、ロックユニット23はロック作動を開始する)によって、または利用者が手動操作を行うことで、ロックユニット23からロック部231を突出させて車輪Wを貫通させ、車輪Wの移動を制限する。
利用者が自転車の車輪のロックを解除したい時、利用者操作ユニット24で身分識別を行い、身分識別が正しい場合、利用者操作ユニット24はロックユニット23を駆動してロックを解除させ、ロックユニット23から突出したロック部231が引っ込んだ後、利用者は、凹部211から自転車の車輪Wを引っ張り出すことによって、自転車を取り出して使用することができる。
上記のロック作動は、自転車の利用者にとって、自ら余分なロックを持ち歩く必要がないので、非常に便利である。また、グランドロック装置20は地面Gと平面をなすように設置するので、自転車が駐車していない時は、グランドロック装置20を設置した地面は依然として平坦で、グランドロック装置20は地面から突出することがないため、歩行者は、グランドロック装置の上をスムーズに歩くことができ、駐車ラックにつまずく恐れはない。よって、歩行者が使用する歩行エリアを大幅に増加できるだけでなく、環境の美化にも役立てられる。
図5Aと図5Bは本発明の第2実施例に係るグランドロック装置の概略図である。グランドロック装置20eは本体21eと溝蓋ユニット22e、及びロックユニット23eを備える。前の実施例のグランドロック装置との主な相違は、本実施例のグランドロック装置20eは検出ユニット25を更に備える点である。検出ユニット25は本体21eに設置され、例えば、本体21eの内壁に位置する。検出ユニット25は車輪Wが凹部211eに陥入したか否かを検出、またはロックユニット23eのロック部231eが突出する経路上に障害物があるか否かを検出し、例えば、凹部211eに車輪Wのリム、またはその他の障害物が落下したか否かを検出する。ロックユニット23eのロック部231eが突出する経路上に障害物があるか否かを検出する時、検出ユニット25の検出器はロック部231eの突出する経路上に設置されると同時にロックユニット23eと対向して設置されることができる。検出を行った後、車輪Wが凹部211eにすでに陥入している場合、またはロックユニット23eのロック部231eが突出する経路上に障害物がない場合、ロックユニット23eはロック動作を実行し始めることができる。
本実施例において、グランドロック装置20eは警報ユニット26を更に備え、この警報ユニット26は検出ユニット25に接続され、且つ利用者操作ユニット24eと統合することができる。検出ユニット25が検出を行った後、車輪Wがまだ凹部211eに陥入していない場合、またはロックユニット23eのロック部231eが突出する経路上に障害物があると発見した場合、警報ユニット26は音、光、または振動で利用者に警告を発する。また、利用者操作ユニット24eは、関連する警告の内容や文字を利用者に通知するよう、操作インタフェースにおいて表示することができる。これにより、利用者は車輪Wを迅速に凹部211eに置き、またはロック部231eが突出する経路上の障害物を早めに除去することができ、これによって、グランドロック装置20eの安全性と利便性を更に高めることができる。
本実施例のグランドロック装置20eのロックユニット23eは電子ロックであり、例えば、電気ドロップボルトである。この電子ロックは、利用者が手動操作、または利用者操作ユニット24eを駆動することによって、ロック作動を行う。ロックユニット23のロック部231eの先端にはリード角(例えば、斜角)を有し、障害物にあった時、ロック部231eは障害物上を滑り抜け、そのためリム、またはスポークに妨害されることなく、車輪Wを貫通することができる。
注意すべきことは、本実施例のグランドロック装置20eの本体21eと、溝蓋ユニット22eと、ロックユニット23aと、検出ユニット25及び警報ユニット26はいずれも第1実施例のグランドロック装置と互いに組み合わせて使用することができ、ここに示したものに限定されない。
更に、本発明はもう1つのグランドロック装置を開示し、乗り物の車輪をロックするために用いられる。そのグランドロック装置は本体と溝蓋ユニット、及びロックユニットを備える。本体は凹部を有し、溝蓋ユニットは凹部の開口部の周縁に連結され、溝蓋ユニットを開いた状態にした後、ロックユニットはロック作動を行う。上記の本体と溝蓋ユニット、及びロックユニットの技術的特徴及び互いの間の取付け関係は、すでに上記の複数の実施例において、図示と共に詳細な説明をしたため、ここでは繰り返して述べない。
また、留意すべきことは、全ての実施例においての各素子、部材、またはユニットの異なる変化態様はいずれも各実施例で選択的に使用することができ、上記の実施例の態様に限定されない。
上述をまとめると、本発明に基づいたグランドロック装置は本体及びロックユニットを有し、且つ本体は地面より低い凹部を有する。乗り物をロックする時は、乗り物の車輪が本体の凹部に陥入した後に、ロックユニットに車輪を貫通させることで、乗り物をロックすることができる。乗り物の利用者にとって、上記のグランドロック装置は自らロックを持ち歩く必要がないため、非常に便利である。また、グランドロック装置は地面と平面をなすように設置しているので、乗り物が駐車していない時は、グランドロック装置を設置した地面は依然として平坦で、地面から突出することがないため、歩行者は、グランドロック装置の上をスムーズに歩くことができ、駐車ラックにつまずく恐れはない。よって、本発明は歩行者が使用する歩行エリアを大幅に増加できるだけでなく、環境の美化にも役立てられる。
以上、特定の実施例に基づいて本発明を例示的に説明したが、これらの説明は本発明を限定するためのものではない。当業者にとって、上記実施例についての様々な変更実施例や代替実施例は明らかである。よって、本発明の技術的思想および範囲から逸脱することなく行われる等価の修正または変更は、いずれも別紙の特許請求の範囲に含まれる。
本発明は以上の如く構成したため、利用者に乗り物をロックしやすいグランドロック装置を提供し得るものである。
10:駐輪ラック
11:ベース
12:A型フレーム
121:湾曲ロッド
20、20a、20b、20c、20d、20e:グランドロック装置
21、21a、21b、21c、21d、21e:本体
211、211a、211b、211c、211d、211e:凹部
214、214b、214e:サポート部
22、22a、22b、22c、22d、22e:溝蓋ユニット
221、221a、221b、221c、221d、221e:カバーシート
222、222b、222c、222d、222e:駆動要素
23、23e:ロックユニット
231:ロック部
24、24a、24b、24e:利用者操作ユニット
25:検出ユニット
26:警報ユニット
G:地面
L:ロック
O:開口部
S:停止素子
T:前輪
W:車輪
θ:アングル

Claims (8)

  1. 地面と平面を成すように設置され、乗り物の車輪をロックするグランドロック装置であって、
    前記地面より低い凹部を有する本体と、
    前記凹部の開口部の周縁に連結される溝蓋ユニットと、
    前記車輪が前記凹部に陥入した後、前記車輪を貫通するロックユニットと、
    前記ロックユニットと対向して前記本体に設置される検出ユニットと、を備え
    前記検出ユニットは、前記車輪が前記凹部に陥入したか否かを検出することを特徴とするグランドロック装置。
  2. 前記溝蓋ユニットは、少なくとも1つのカバーシートと少なくとも1つの駆動要素を更に備え、前記カバーシートは前記凹部の開口部の周縁に連結され、前記駆動要素は、前記カバーシートに対応して取り付けられると共に、前記カバーシートを駆動して作動させることを特徴とする請求項1に記載のグランドロック装置。
  3. 前記検出ユニットに接続される警報ユニットを更に備えることを特徴とする請求項に記載のグランドロック装置。
  4. 前記溝蓋ユニット、または前記ロックユニットに接続される利用者操作ユニットを更に備えることを特徴とする請求項1に記載のグランドロック装置。
  5. 乗り物の車輪をロックするグランドロック装置であって、
    凹部を有する本体と、
    前記凹部の開口部の周縁に連結される溝蓋ユニットと、
    ロックユニットと、
    前記ロックユニットと対向して前記本体に設置される検出ユニットと、を備え、
    前記検出ユニットは、前記ロックユニットのロック経路に障害物があるか否かを検出すると共に、
    前記溝蓋ユニットを開いた状態にした後に、前記ロックユニットはロック作動を行うことを特徴とするグランドロック装置。
  6. 前記溝蓋ユニットは、少なくとも1つのカバーシートと少なくとも1つの駆動要素を更に備え、前記カバーシートは前記凹部の開口部の周縁に連結され、前記駆動要素は、前記カバーシートに対応して取り付けられると共に、前記カバーシートを駆動して作動させることを特徴とする請求項に記載のグランドロック装置。
  7. 前記検出ユニットに接続される警報ユニットを更に備えることを特徴とする請求項に記載のグランドロック装置。
  8. 前記溝蓋ユニット、または前記ロックユニットに接続される利用者操作ユニットを更に備えることを特徴とする請求項に記載のグランドロック装置。
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