JP6038551B2 - 電圧測定機器用のコンデンサユニット - Google Patents

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Description

本発明は、電力計を含む各種の電圧測定機器の入力抵抗部側に空気を誘電体とするコンデンサを高精度に位置決めして配置することができる電圧測定機器用のコンデンサユニットに関する技術である。
電力計を含む各種の電圧測定機器については、高い電圧を抵抗で広帯域にわたり分圧する際に、入力の抵抗には1MΩ以上の比較的抵抗値の高い抵抗が使用されることになるが、抵抗値が高いと容量結合などにより高帯域では周波数特性が下がってしまうことから、入力の抵抗と並列に適切な静電容量のコンデンサを配置して周波数特性を補正できるようにしている。
したがって、このような用途に供せられるコンデンサは、バラツキのない安定した静電容量が得られるように、一側電極と他側電極とを正確に位置決めして相互間のギャップ幅が一定となるようにして固定することで配置されることになる。
この場合、コンデンサとしては、例えば特許文献1に示されているようにPPS(ポリフェニレンスフィド)などの絶縁体を誘電体として用いて電極間の位置決めを高精度に行えるようにしたものがある。
特開2002−42202号公報
一方、コンデンサには、例えば図5に示されているように空気を誘電体として用いた構成のものもある。
すなわち、電力計を含む各種の電圧測定機器の入力抵抗部側に減衰器として配置される空気を誘電体とするコンデンサ1は、通常、高精度に測定ができるように市販品ではなく特注品としてプリント基板P上に形成されることが多い。これを図5に基づいて説明すれば、コンデンサ1を構成している一側電極2と他側電極3とは、それぞれが備える差込み用突片をプリント基板Pに設けられているスルーホールに差し込んだ上で、それぞれの差込み用突片をスルーホール側にはんだ付けすることで固定されている。
このため、コンデンサ1は、図5に示すように一側電極2を信号入力側端子4と、他側電極3を入力抵抗5の後段側とそれぞれ導通させることで、一側電極2と他側電極3との間に所要の静電容量を形成することができるようになっている。
ここで、二枚の平行板で形成されるコンデンサにおける相互間の静電容量Cについての関係式を示せば、平行板の静電容量C=εS/d(ε:誘電率,S:平行板の面積,d:平行板の間隔)となる。この場合、誘電率εは、温度等のパラメータとの関係で変動するので、静電容量Cも変化してしまうことになる。
このように、静電容量は、誘電体の性質によっても変化してしまうことになるものの、誘電体を空気とする場合には、空気を含む気体がそもそも温度変化による誘電率の変化が小さいことから、静電容量を安定させることができることになる。
しかし、図5に示すコンデンサ1による場合には、一側電極2と他側電極3とが一般に板金加工により形成されていることから、公差、曲げ部の開き形状、および閉じ形状についての加工精度のほか、一側電極2と他側電極3との間の距離や個々の取付け姿勢にバラツキが生じやすいこともあって、上記関係式からも導かれるように各コンデンサ1の静電容量に差が出てしまうという不都合があった。
本発明は、上記した従来技術の課題に鑑み、常に安定した静電容量が得られるようにコンデンサを構成する一側電極と他側電極とを正確に位置決めして配置することができるようにした電圧測定機器用のコンデンサユニットを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、天板部と、該天板部の両側縁側から垂設された一対の側板部とで略コ字形を呈してなる一側電極と、天板部と、該天板部の両側縁側から垂設された一対の側板部とを、一側電極の一対の前記側板部の高さおよび相互間の最大幅より大きなサイズとした略コ字形を呈してなる他側電極とで形成されるコンデンサと、相互に対向する一方の内側面側には一側電極の前記側板部側を底部側に当接させて各別に保持する一対の一側保持溝を、他方の内側面側には他側電極の前記側板部を底部側に当接させて各別に保持する一対の他側保持溝をそれぞれ具備させてなる位置決めケースとで構成され、一対の前記一側保持溝相互間の最大間隔は、前記一側電極の前記最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとし、一対の前記他側保持溝相互間の最大間隔は、前記他側電極の最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとするとともに、前記一側電極と前記他側電極とは、それぞれの前記側板部の下側に嵌合孔を備え、前記一側電極を差し込んだ際に側板部の前記嵌合孔と対面する位置にある一対の前記一側保持溝には、前記嵌合孔との嵌合が自在な嵌合突起を設け、前記他側電極を差し込んだ際に側板部の前記嵌合孔と対面する一対の前記他側保持溝の近傍位置には、前記嵌合孔との嵌合が自在な嵌合突起を設けたことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記一側電極と前記他側電極とは、それぞれの前記側板部の下端面に垂設された差込足を備え、一対の前記一側保持溝は、内側突出部と該内側突出部と平行でその突出長がより短寸な外側突出部と、前記底部との間に、一対の前記他側保持溝は、内側突出部と該内側突出部と平行な外側突出部と、前記底部との間にそれぞれ形成するとともに、それぞれの前記底部には、前記差込足をしまり嵌めして差込み可能とした保持孔を各別に設けることもできる。
請求項1に係る発明によれば、一対の一側保持溝は、相互間の最大間隔を一側電極の前記最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとし、一対の他側保持溝は、相互間の最大間隔を他側電極の最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとすることで位置決めケースに設けられているので、一側電極の一対の側板部は一対の一側保持溝に、他側電極の一対の側板部は一対の他側保持溝に、それぞれ単に差し込むことで、コンデンサを常に正しく位置決めして静電容量にバラツキを生じさせることなく位置決めケース内に配置することができる。また、一側電極と他側電極とは、各一対の側板部を一対の一側保持溝と一対の他側保持溝とに各別に差し込んだ際に、それぞれの嵌合孔を対応する嵌合突起に嵌着させて浮き上がりを防止することもできるので、コンデンサを位置決めケース内に正しく位置決めして配置した状態をより確実なものとすることができる。
したがって、一側電極は、一対の一側保持溝に、他側電極は、一対の他側保持溝にそれぞれ単に差し込むことにより、各一対の側板部相互の開き形状にバラツキがあっても、いずれも加工誤差を許容範囲内に納まるように矯正することができるため、それぞれの加工寸法に厳しい公差要求が不要となり、一般的な公差でも使用することができることから、部品コストをそれだけ低く抑えることができる。
しかも、位置決めケース内には、コンデンサを常に正しく位置決めして配置することができることから、コンデンサを納めたケース毎の静電容量の個体差も小さくなるように制限することができるので、測定機器として出荷する際の調整をそれだけ容易化して調整工数、換言すれば調整時間をそれだけ減らすことができる。
請求項2に係る発明によれば、一側電極と他側電極とは、いずれも差込足を備え、一対の一側保持溝と一対の他側保持溝とは、いずれもその底部に差込足をしまり嵌めして差込み可能とした保持孔を備えていることから、それぞれの差込足を対応する保持孔に差し込むだけで自動的に位置決めを完了させることができるので、組立て工数を削減することができるほか、コンデンサを位置決めケース内に正しく位置決めした状態をより安定的に維持させておくこともできる。
コンデンサを取り付ける前の本発明の一例を示す平面図。 コンデンサを取り付けた状態での本発明の一例を示す斜視図であり、そのうちの(a)は全体斜視図を、(b)は上側略半分を切除した状態での拡大全体斜視図をそれぞれ示す。 コンデンサを構成する一側電極の一例を示す全体斜視図。 本発明の一例を天地を逆にして示す全体斜視図。 誘電体を空気とする従来からあるコンデンサの一例をプリント基板に取り付けた際の配置状況を示す説明図。
以下、図1ないし図4を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。すなわち、図1および図2によれば、電圧測定機器用のコンデンサユニット11は、ともに導電性の金属板材からなる一側電極13と他側電極23とで形成されるコンデンサ12と、該コンデンサ12を精度よく位置決めして収容保持することができる絶縁製の合成樹脂材からなる位置決めケース32とで構成されている。
これらのうち、コンデンサ12は、図3に詳しく示されているように、天板部14と、該天板部14の両側縁側から垂設された一対の側板部15,16とで略コ字形を呈してなる一側電極13と、図2(a)に示されているように、天板部24と、該天板部24の両側縁側から垂設された一対の側板部25,26とで略コ字形を呈してなる他側電極23とで形成さている。
この場合、他側電極23は、一側電極13の高さおよび最大幅より大きなサイズが付与されて形成されている。具体的には、一対の側板部25,26が一側電極13の一対の側板部15,16の高さより高く、かつ、側板部15,16相互間の最大幅より大きな間隔をあけて形成されており、それだけ天板部24の面サイズも一側電極13の天板部14の面サイズより大きなものとなっている。
また、一側電極13には、図3からも明らかなように、一対の側板部15,16のそれぞれの下端面15a,16aに各2本の差込足17,18が各別に垂設されている。なお、図4からも確認できるように、他側電極23の一対の側板部25,26にも同様な配置関係のもとで各2本の差込足27,28が各別に垂設されている。
さらに、一側電極13は、一対の側板部15,16の下側に、つまり、各差込足17,18の直上近傍位置のそれぞれに嵌合孔19,20が図2(b)および図3に示すように各別に穿設されている。なお、他側電極23の一対の側板部25,26にも同様な配置関係のもとで嵌合孔が、例えば図2(b)にその一方が嵌合孔29として示されていることからも明らかなように、各別に穿設されている。
一方、位置決めケース32は、図1および図2(b)からも明らかなように、四方を囲む壁部34,35,36,37と、底面32aを部分的に覆う底部38とからなる平面視が略方形を呈するケース本体部33と、該ケース本体部33内にて相互に対向する一方の内側面と他方の内側面、図示例によれば壁部35の内側面35aの近傍位置に設けられて一側電極13の一対の側板部15,16を底部38側に当接させて各別に保持する一対の一側保持溝39,39と、壁部37の内側面37aの近傍位置に設けられて他側電極23の一対の側板部25,26を底部38側に当接させて各別に保持する一対の他側保持溝49,49とを備えて形成されている。なお、図2(b)によれば、一対の一側保持溝39,39と一対の他側保持溝49,49とは、中央位置に配置される入力抵抗61を間に挟んで、それぞれがその両側に位置するようにして配置されることになる。
この場合、一対の一側保持溝39,39のそれぞれは、壁部35の内側面35a側から対向する壁部37の内側面37a方向に向けて厚板状に突出させた内側突出部40と、該内側突出部40と平行でその突出長をより短寸にして壁部35の内側面35a側から薄板状に突出させた外側突出部41と、底部38との間に形成されることになる。なお、一側保持溝39の溝幅は、一側電極13の側板部15(16)の板厚が例えば0.2mmであるとすれば、これより若干上回る数値として設定されることになる。
しかも、この場合における一側保持溝39,39相互間の最大間隔A(一方の一側保持溝39の外側突出部41の内側面41aから他方の一側保持溝39の外側突出部41の内側面41aまでの距離)は、一側電極13における側板部15,16相互間の最大幅の設計値に所定の許容誤差を加えた長さとなるように設定されている。
また、一対の他側保持溝49,49のそれぞれは、壁部37の内側面37a側から対向する壁部35の内側面35a方向に向けて薄板状に突出させた内側突出部50と、該内側突出部50と平行で、かつ、同じ長さとなって壁部37の内側面37a側から同じく薄板状に突出させた外側突出部51と、底部38との間に形成されることになる。なお、他側保持溝49についても、その溝幅は、他側電極23の側板部25(26)の板厚が例えば0.2mmであるとすれば、これより若干上回る数値として設定されることになる。
この場合も、他側保持溝49,49相互間の最大間隔B(一方の他側保持溝49の外側突出部51の内側面51aから他方の他側保持溝49の外側突出部51の内側面51aまでの距離)は、他側電極23における側板部25,26相互間の最大幅の設計値に所定の許容誤差を加えた長さとなるように設定されている。
しかも、図4にも示されているように、一対の一側保持溝39,39のそれぞれの底部38には、一側電極13が備える差込足17,18を各1本ずつしまり嵌めして差込み可能とした保持孔43が、一対の他側保持溝49,49のそれぞれの底部38には、他側電極23が備える差込足27,28を各1本ずつしまり嵌めして差込み可能とした保持孔52が各別に設けられている。なお、一対の他側保持溝49,49のそれぞれの底部38には、他側電極23が備える差込足27,28における各残りの1本が遊挿されるガイド孔53も設けられている。
さらに、一対の一側保持溝39,39は、これに一側電極13が差し込まれた際に各側板部15,16が備える嵌合孔19,20と対面する位置関係にあるそれぞれの内側突出部40の外側面40aに、各別に形成された嵌合突起42を備えており、該嵌合突起42と嵌合孔19,20とが相互に嵌り合うことになる。
一方、位置決めケース32の壁部34,36は、一対の他側保持溝49,49の近傍に位置する内側面34a,36a側から各別に内方に向けて突出させた突起部56,57を備えており、これら突起部56,67の内側面56a,57aに嵌合突起58,59が設けられている。そして、他側電極23が一対の他側保持溝49,49に差し込まれた際には、図1に示す嵌合突起58,59が各側板部25,26が備える嵌合孔、図2(b)ではその一方として示されている嵌合孔29と嵌り合うことになる。なお、図4の底部に示されて4個の突起は、プリント基板に搭載する際の嵌着用のものである。
次に、上記構成からなるコンデンサユニット11の組み立て手順を、その作用効果とともに説明すれば、図1に示す状態の位置決めケース32に対しては、まず、その一側保持溝39,39に対し一側電極13の一対の側板部15,16を図3に示す状態とは逆向きにして送り込む。
このとき、一対の側板部15,16が備える差込足17,18は、一側保持溝39,39内に位置する底部38に設けられている保持孔43内にしまり嵌めされるように圧入して差し込まれることになる。
しかも、一対の一側保持溝39,39は、それぞれの内側突出部40の外側面40aに嵌合突起42を備えているので、一側電極13が差し込まれた際に各側板部15,16が備える嵌合孔19,20と嵌り合ってその位置が固定されることになる。
このようにして一対の一側保持溝39,39に各側板部15,16を差し込んで一側電極13を位置決めケース32内に位置固定させた後は、他側保持溝49,49に対し他側電極23の一対の側板部25,26を送り込む。
このとき、一対の側板部25,26が備える差込足27,28は、他側保持溝49,49内に位置する底部38に設けられている保持孔52内にしまり嵌めされるように圧入して差し込まれることになる。
しかも、一対の他側保持溝49,49の近傍に位置する壁部34,36の内側面34a,36a側から突出させた突起部56,57の内側面56a,57aには、嵌合突起58,59が設けられているので、他側電極23のが一対の他側保持溝49,49に差し込まれた際にこれらの側板部25,26が備える嵌合孔(図では嵌合孔29にみが示されている)が嵌合突起58,59と嵌り合ってその位置が固定されることになる。
このため、本発明によれば、一対の一側保持溝39,39は、相互間の最大間隔Aを一側電極13の最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとし、一対の他側保持溝49,49は、相互間の最大間隔Bを他側電極23の最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとすることで位置決めケース32に設けられているので、一側電極13の一対の側板部15,16は一対の一側保持溝39,39に、他側電極23の一対の側板部25,26は一対の他側保持溝49,49に、それぞれ単に差し込むことで、コンデンサ12を常に正しく位置決めして静電容量にバラツキを生じさせることなく位置決めケース32内に配置することができる。また、一側電極13の側板部15,16と他側電極の側板部25,26とは、一対の一側保持溝39,39と一対の他側保持溝49,49とに各別に差し込んだ際に、それぞれの嵌合孔19,20や29を対応する嵌合突起42等に嵌着させて浮き上がりを防止することができるので、コンデンサ12を位置決めケース32内に正しく位置決めして配置した状態をより確実なものとしておくことができる。
したがって、一側電極13は、一対の一側保持溝39,39に、他側電極23は、一対の他側保持溝49,49にそれぞれ単に差し込むことにより、各一対の側板部15,16または25,26相互の開き形状にバラツキがあっても、いずれも加工誤差を許容範囲内に納まるように矯正することができるため、それぞれの加工寸法に厳しい公差要求が不要となり、一般的な公差でも使用することができることから、部品コストをそれだけ低く抑えることができる。
しかも、位置決めケース32内には、コンデンサ12を常に正しく位置決めして配置することができることから、コンデンサ12を納めたケース32毎の静電容量の個体差も小さくなるように制限することができるので、測定機器として出荷する際の調整をそれだけ容易化して調整工数、換言すれば調整時間をそれだけ減らすことができる。
また、一側電極13がその下端面15a,16aに差込足17,18を、他側電極23がその下端面に差込足17,18をそれぞれ備え、一対の一側保持溝39,39と一対の他側保持溝49,49とがその底部38に差込足17,18や27,28をしまり嵌めして差込み可能とした保持孔43,52を備えている場合には、それぞれの差込足17,18や27,28を対応する保持孔43,52に差し込むだけで自動的に位置決めを完了させることができるので、組立て工数を削減することができるほか、コンデンサ12を位置決めケース32内に正しく
以上は、本発明を図示例に即して説明したものであり、その具体的な実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、一側電極13と他側電極23とには、差込足17,18や27,28を設けず、一対の一側保持溝39,39と一対の他側保持溝49,49とには、それぞれの底部38に保持孔43,52を設けることなく構成することもできる。た、図示例では、一側電極13と他側電極23とが側板部15,16と側板部25,25との位置関係をずらして配置されているが、必要により側板部15,16と側板部25,25とが対面合致するようにして配置することもできる。
11 コンデンサユニット
12 コンデンサ
13 一側電極
14 天板部
15,16 側板部
15a,16a 下端面
17,18 差込足
19,20 嵌合孔
23 他側電極
24 天板部
25,26 側板部
27,28 差込足
29 嵌合孔
32 位置決めケース
33 ケース本体部
34,35,36,37 側壁部
34a,35a,36a,37a 内側面
38 底部
39 一側保持溝
40 内側突出部
40a 外側面
41 外側突起部
41a 内側面
42 嵌合突起
43 保持孔
49 他側保持溝
50 内側突出部
50a 外側面
51 外側突起部
52 保持孔
53 ガイド孔
,5 突起部
a,5a 内側面
,5 嵌合突起
61 入力抵抗

Claims (2)

  1. 天板部と、該天板部の両側縁側から垂設された一対の側板部とで略コ字形を呈してなる一側電極と、天板部と、該天板部の両側縁側から垂設された一対の側板部とを、一側電極の一対の前記側板部の高さおよび相互間の最大幅より大きなサイズとした略コ字形を呈してなる他側電極とで形成されるコンデンサと、相互に対向する一方の内側面側には一側電極の前記側板部側を底部側に当接させて各別に保持する一対の一側保持溝を、他方の内側面側には他側電極の前記側板部を底部側に当接させて各別に保持する一対の他側保持溝をそれぞれ具備させてなる位置決めケースとで構成され、
    一対の前記一側保持溝相互間の最大間隔は、前記一側電極の前記最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとし、
    一対の前記他側保持溝相互間の最大間隔は、前記他側電極の最大幅の設計値に許容誤差を加えた長さとするとともに、
    前記一側電極と前記他側電極とは、それぞれの前記側板部の下側に嵌合孔を備え、
    前記一側電極を差し込んだ際に側板部の前記嵌合孔と対面する位置にある一対の前記一側保持溝には、前記嵌合孔との嵌合が自在な嵌合突起を設け、前記他側電極を差し込んだ際に側板部の前記嵌合孔と対面する一対の前記他側保持溝の近傍位置には、前記嵌合孔との嵌合が自在な嵌合突起を設けたことを特徴とする電圧測定機器用のコンデンサユニット。
  2. 前記一側電極と前記他側電極とは、それぞれの前記側板部の下端面に垂設された差込足を備え、
    一対の前記一側保持溝は、内側突出部と該内側突出部と平行でその突出長がより短寸な外側突出部と、前記底部との間に、一対の前記他側保持溝は、内側突出部と該内側突出部と平行な外側突出部と、前記底部との間にそれぞれ形成するとともに、
    それぞれの前記底部には、前記差込足をしまり嵌めして差込み可能とした保持孔を各別に設けた請求項1に記載の電圧測定機器用のコンデンサユニット。
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