JP6037161B2 - 点灯装置、照明器具、ランプ及び音鳴り防止方法 - Google Patents

点灯装置、照明器具、ランプ及び音鳴り防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、調光信号に応じた明るさで固体発光素子を点灯させる点灯装置、点灯装置を備える照明器具、ランプ、及び、点灯装置における音鳴り防止方法に関する。
近年、低消費電力で長寿命な照明器具として、発光ダイオード(LED)及び有機EL素子等の固体発光素子を用いた照明器具が普及してきている。このような照明器具では、調光信号に応じてデューティ比が変化するPWM(パルス幅変調)信号を用いてDC/DCコンバータ(直流直流変換器)の駆動回路を制御することで、固体発光素子の明るさを調整する点灯装置が開発されている。
PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う点灯装置では、PWM信号は、周波数が可聴帯域(例えば、1KHz)の信号である。そのために、DC/DCコンバータを構成するチョークコイルが音を発し、その音が人間の耳に聞こえてしまう。
そこで、従来、このような点灯装置の音鳴りを防止するための回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、PWM信号により調光制御を行う照明装置の音鳴り防止回路が開示されている。その音鳴り防止回路は、調光制御を行うためのPWM信号を入力する入力端子と、入力したPWM信号をPWM信号のデューティ比に応じたレベルの信号に変換する変換回路とを備える。この構成により、PWM信号をそのデューティ比に応じた直流電圧に変換することで、DC/DCコンバータの駆動回路に可聴波のPWM信号が供給されなくなり、チョークコイルからの音鳴りが防止されるというものである。
特開2010−212103号公報
しかしながら、PWM信号を直流電圧に変換して駆動回路に供給する従来の回路では、音鳴りは防止されるものの、固体発光素子の明るさが電源電圧の変動に大きく依存してしまうという問題がある。
図12は、従来の音鳴り防止回路を用いた点灯装置の電源電圧依存性を示すグラフである。ここでは、複数のデューティ比(100%、68.8%、29.8%)をもつPWM信号で調光した場合のそれぞれにおいて、点灯装置に供給される交流電源の電圧を変動させたときの固体発光素子(ここでは、LED)の明るさを測定した結果がプロットされている。つまり、横軸は、交流電源の電圧(通常時の電圧を100%とする相対値)を示す。縦軸は、LEDの明るさ(電源電圧が100%のときの照度を100%とする相対値)を示す。
この図12に示される測定結果から分かるように、従来の音鳴り防止回路では、LEDの明るさが電源電圧の変動に大きく依存する(つまり、電源電圧依存度が大きい)。特に、PWM信号のデューティ比が小さい場合には、わずかな電源電圧の変動であっても、LEDの明るさは大きく変動する。そのために、このような従来の回路では、例えば、家庭において、冷蔵庫のコンプレッサが始動したときに、商用電源の電圧が低下し、その結果、LED照明の明るさが低下し、人間に不快感を与えてしまう。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う点灯装置であって、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制された点灯装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態における点灯装置は、調光信号に応じた明るさで固体発光素子を点灯させる点灯装置であって、直流電圧を入力とし、コイル、及び、前記コイルに蓄積されたエネルギーを回生させるためのダイオードを含む点灯回路と、平滑PWM信号が入力される入力端子、及び、前記入力端子から入力された平滑PWM信号が示すデューティ比に対応する期間であるバースト期間においてオン・オフを繰り返すことで、前記コイルに流電流を駆動するスイッチング素子を含む駆動回路と、前記調光信号に応じたデューティ比をもつPWM信号を生成する調光制御回路と、前記調光制御回路で生成されたPWM信号を平滑化し、平滑PWM信号として前記駆動回路の入力端子に出力する低域通過フィルタとを備え、前記駆動回路は、前記入力端子から入力された平滑PWM信号の波高が第1閾値以下の場合には、前記スイッチング素子をオンさせず、前記波高が第1閾値より大きく、かつ、第2閾値(>第1閾値)より小さい場合には、前記波高が大きくなるほど、前記スイッチング素子が前記バースト期間において繰り返しオン・オフするときの1回分のオンにおける時間であるオン時間を大きくし、前記波高が前記第2閾値以上である場合には、前記オン時間を一定にする制御をし、前記低域通過フィルタは、前記調光制御回路で生成されたPWM信号を平滑化することで、前記デューティ比に対応する信号区間において、前記第1閾値より大きく、かつ、前記第2閾値より小さい波高となる第1期間と、前記第2閾値以上の波高となる第2期間とをもつ平滑PWM信号を生成し、生成した平滑PWM信号を前記駆動回路の入力端子に出力する。
ここで、前記調光制御回路は、前記PWM信号として、1周期において第1論理状態と前記デューティ比に対応する第2論理状態とから構成される信号が一定の周波数で繰り返される信号を生成し、前記低域通過フィルタは、前記平滑PWM信号として、前記第2期間が、前記調光制御回路で生成されたPWM信号において前記第2論理状態が継続する時間の1/3以上となる信号を生成してもよい。
また、前記駆動回路は、前記バースト期間において前記コイルに流れる電流の波形の上側包絡線が、前記入力端子に入力された平滑PWM信号の波形に対応した形であって、前記コイルに流れる電流の波形が、高さが徐々に大きくなる三角波が続く期間と、高さが一定の三角波が続く期間と、高さが徐々に小さくなる三角波が続く期間とを有することとなるように、前記スイッチング素子をオン・オフさせてもよい。
また、本発明は、点灯装置として実現できるだけでなく、上記点灯装置を備える照明器具として実現したり、固体発光素子とその固体発光素子を点灯させる点灯装置とを備えるランプとして実現したりすることもできる。
また、本発明は、上記ランプを備える照明器具として実現することもできる。
さらに、本発明は、PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う点灯装置における音鳴りの防止方法であって、前記PWM信号を平滑化する低域通過フィルタの時定数を決定する時定数決定ステップを含み、前記時定数決定ステップでは、前記時定数と、前記音鳴りの大きさとの関係である第1特性を特定し、前記時定数と、前記点灯装置の電源電圧依存度との関係である第2特性を特定し、前記第1特性において、指定された音鳴りの大きさよりも小さい音鳴りとなり、かつ、前記第2特性において、指定された前記電源電圧依存度よりも小さい電源電圧依存度となる時定数を特定する音鳴り防止方法として実現することもできる。
本発明により、PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う点灯装置であって、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制された点灯装置等が実現される。
よって、低消費電力で長寿命な固体発光素子を用いた照明器具が普及してきた今日において、本発明の実用的価値は極めて高い。
本発明の実施の形態における点灯装置の回路図 同点灯装置の駆動回路がもつオン時間特性を示す図 同点灯装置の動作を示すタイミングチャート 同点灯装置の音鳴りの大きさを示す図 LPFの時定数が0である場合の同点灯装置の電源電圧依存性を示す図 LPFの時定数が26.4μsである場合の同点灯装置の電源電圧依存性を示す図 LPFの時定数が56.4μsである場合の同点灯装置の電源電圧依存性を示す図 LPFの時定数が264μsである場合の同点灯装置の電源電圧依存性を示す図 本発明の実施の形態の変形例に係る各種チョッパ回路の回路図 本発明の点灯装置のチョークコイルを流れる電流のモードの各種変形例を示す図 本発明の実施の形態における音鳴り防止方法の手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態における照明器具の構成例を示す図 本発明の実施の形態に係る電球形ランプの斜視図 図10Aに示された電球形ランプの一部破断側面図 図10A及び図10Bに示された電球形ランプを備える照明装置の概略断面図 本発明の実施の形態に係る円盤形ランプを上下方向に切断した場合の円盤形ランプの断面図 図11Aに示された円盤形ランプを分解した場合の各構成要素を示す図 従来の音鳴り防止回路を用いた点灯装置の電源電圧依存性を示すグラフ
以下、本発明に係る点灯装置、照明器具及び音鳴り防止方法の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態及び変形例は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態及び変形例で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、動作タイミング、手順などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態及び変形例における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(点灯装置)
まず、本発明に係る点灯装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態における点灯装置1の回路図である。なお、本図には、点灯装置1に交流電圧を供給する交流電源2と、点灯の対象となる固体発光素子(ここでは、LED3)も併せて図示されている。
この点灯装置1は、外部から入力される調光信号に応じた明るさで固体発光素子(ここでは、LED3)を点灯させる回路であって、AC/DCコンバータ(交流直流変換器)5、点灯回路10、駆動回路20、LPF30及び調光制御回路35を備える。
AC/DCコンバータ5は、商用電源等の交流電源2からの交流電圧を整流及び平滑化して直流電圧に変換する回路であり、ダイオードブリッジ6及びコンデンサ7で構成される。つまり、ダイオードブリッジ6の交流入力端子間に交流電源2が接続され、ダイオードブリッジ6の直流出力端子間に平滑化用のコンデンサ7が接続されている。
点灯回路10は、AC/DCコンバータ5からの直流電圧を入力とし、LED3に供給する電流を生成する回路であり、本実施の形態では、DC/DCコンバータとして機能するチョッパ回路の一部を構成している。つまり、点灯回路10は、入力された直流電圧をチョッピングするためのチョークコイル11、そのチョークコイル11に蓄積されたエネルギーを回生させるためのダイオード12、及び、平滑化用のコンデンサ13で構成される。チョークコイル11、ダイオード12及びLED3は、回路ループを形成するように接続されている。コンデンサ13は、LED3と並列に接続され、この点灯回路10の出力電圧(及び出力電流)を平滑化する。
駆動回路20は、チョークコイル11に流す電流を駆動する回路であり、入力端子21、出力端子22、発振器23、制御回路24及びスイッチング素子25を有する。入力端子21は、PWM信号が入力される端子である。発振器23は、スイッチング素子25をオンさせるバーストパルスを生成するための高周波のクロック発振器であり、例えば、50KHzのクロック信号を発生する。制御回路24は、入力端子21に入力されたPWM信号をゲート信号として発振器23からのクロック信号の一部を通過させ、通過後のクロック信号(バーストパルス)を制御信号としてスイッチング素子25の制御端子に出力する回路である。スイッチング素子25は、MOSFET等のスイッチング素子であり、制御回路24から出力された制御信号に基づいて、出力端子22とグランドとの間を短絡及び開放(オン・オフ)する。出力端子22は、駆動回路20からの出力信号が出力される端子であり、ここでは、スイッチング素子25の一端子(例えば、NMOSトランジスタのドレイン)に接続されている。このスイッチング素子25は、点灯回路10を構成するチョークコイル11及びダイオード12とともに、DC/DCコンバータ(具体的には、チョッパ回路)を構成している。
このような駆動回路20の構成により、スイッチング素子25は、入力端子21から入力されたPWM信号が示すデューティ比に対応する期間であるバースト期間においてオン・オフを繰り返すことで、チョークコイル11に流れる電流をオン・オフさせる。
調光制御回路35は、外部から入力される調光信号に応じたデューティ比をもつPWM信号を生成する回路であり、ラッチ36及びPWM信号発生器37を有する。調光信号は、LED3の明るさを指示する信号であり、本実施の形態では、例えば、0〜255のいずれかの整数値を示す8ビットデータである。ラッチ36は、外部から入力される調光信号(例えば、8ビットデータ)を保持する。PWM信号発生器37は、ラッチ36に新たなデータが保持される度に、ラッチ36に保持されたデータが示す値に対応するデューティ比をもつPWM信号を生成する。たとえば、PWM信号発生器37は、調光信号が「0」を示す場合には、デューティ比が0%のPWM信号を生成し、調光信号が「255」を示す場合には、デューティ比が100%のPWM信号を生成する。
LPF30は、調光制御回路35で生成されたPWM信号を平滑化し、駆動回路20の入力端子21に出力する低域通過フィルタであり、本実施の形態では、抵抗31及びコンデンサ32からなる一次のローパスフィルタである。
以上のように構成される本実施の形態における点灯装置1は、以下の特徴的な機能を有する。
駆動回路20が備える制御回路24は、入力端子21から入力されたPWM信号の波高に依存して、図2に示されるオン時間(縦軸)に相当するパルス幅をもつパルスを生成してスイッチング素子25に出力する。図2は、駆動回路20がもつオン時間特性(横軸が入力されたPWM信号の波高(VPWM(V))、縦軸がスイッチング素子25のオン時間(ton(μs)))を示す図である。なお、オン時間(ton)とは、スイッチング素子25がバースト期間において繰り返しオン・オフするときの1回分のオンにおける時間であり、制御回路24からスイッチング素子25に出力されるバーストパルスにおける1個のパルス信号のパルス幅に等しい。
図2から分かるように、制御回路24は、入力されたPWM信号の波高が第1閾値V1(ここでは、0.5V)以下の場合には、パルス信号を生成しない。また、制御回路24は、入力されたPWM信号の波高が第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2(>第1閾値V1、ここでは、2.5V)より小さい場合には、PWM信号の波高が大きくなるほど大きなオン時間(つまり、パルス幅)をもつパルス信号を生成する。さらに、制御回路24は、入力されたPWM信号の波高が第2閾値V2以上の場合には、一定のオン時間(つまり、パルス幅)をもつパルス信号を生成する。
このような制御回路24の特性により、駆動回路20は、次の特性を有する。つまり、駆動回路20は、入力端子21から入力されたPWM信号の波高が第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2(>第1閾値V1)より小さい場合には、PWM信号の波高が大きくなるほどスイッチング素子のオン時間を大きくする制御をする。また、駆動回路20は、PWM信号の波高が第2閾値V2以上である場合には、スイッチング素子のオン時間を一定にする制御をする。
そして、LPF30は、調光制御回路35で生成されたPWM信号を平滑化することで、次のような波形をもつ平滑PWM信号を生成して駆動回路20に出力する。つまり、その平滑PWM信号は、デューティ比を示す各信号区間において、第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2より小さい波高となる第1期間と、第2閾値V2以上の波高となる第2期間とをもつ信号である。
より詳しくは、調光制御回路35は、1周期において第1論理状態(ここでは、Low)と、デューティ比を示す第2論理状態(ここでは、High)とから構成される信号が一定の周波数(ここでは、600Hz又はその倍数)で繰り返されるPWM信号を生成する。そして、LPF30は、上述した第2期間が、調光制御回路35で生成されたPWM信号において第2論理状態(ここでは、Highレベル)が継続する時間(つまり、上述した信号区間)の1/3以上、好ましくは、1/2以上となる平滑PWM信号を生成する。これにより、後述する測定データから分かるように、従来よりも電源電圧依存度が小さくなり、かつ、音鳴りが抑制された点灯装置1が実現される。
なお、PWM信号の繰り返し周波数を600Hz又はその倍数としているのは、商用電源に起因する様々な悪影響を回避するためである。つまり、AC/DCコンバータ5で生成された直流電圧には、100Hz又は120Hzのリプルが生じ得る。そのリプルによる干渉によって、LED3に流れる負荷電流に変動が生じ、LED3の光出力にチラツキが生じ得る。よって、PWM信号の繰り返し周波数を、発生し得るリプルの周波数(100Hz又は120Hz)の最小公倍数又はその倍数(600Hz又はその倍数)にすることで、LED3の光出力がほぼ一定となり、リプルの干渉によるチラツキが抑制される。
次に、以上のように構成された本実施の形態における点灯装置1の動作について説明する。
図3は、本実施の形態における点灯装置1の動作を示すタイミングチャートである。ここでは、調光制御回路35から出力される「PWM信号」、LPF30から出力される「平滑PWM信号」、及び、チョークコイル11を流れる電流(「コイル電流」)の波形が示されている。
調光制御回路35は、外部から入力される調光信号に応じたデューティ比をもつPWM信号を生成する。このPWM信号は、1周期ごとに、デューティ比を示す第2論理状態(ここでは、High)と、第1論理状態(ここでは、Low)とから構成される。たとえば、「128」を示す調光信号を受け取ると、調光制御回路35は、図3の「PWM信号」に示されるように、50%のデューティ比をもつ600HzのPWM信号を生成してLPF30に出力する。
LPF30は、調光制御回路35から出力されたPWM信号を平滑化する。その結果、図3の「平滑PWM信号」に示されるように、「PWM信号」の立ち上がり及び立ち下がりにおいて滑らかな傾斜をもつ平滑PWM信号が生成される。平滑PWM信号は、図3の「平滑PWM信号」に示されるように、デューティ比を示す各信号区間(ここでは、「PWM信号」がHighである区間)において、第1期間と第2期間とをもつ。第1期間は、平滑PWM信号の波高が図2のオン時間特性における第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2より小さい期間であり、第2期間は、平滑PWM信号の波高が第2閾値V2以上となる期間である。
駆動回路20は、LPF30で生成された平滑PWM信号が入力されると、図2に示されるオン時間特性に従って、チョークコイル11に流す電流をパルス駆動する。その結果、入力された平滑PWM信号の波高が第1閾値V1以下であるときには、スイッチング素子25はオフする。また、入力された平滑PWM信号の波高が第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2(>第1閾値V1)より小さいときには、スイッチング素子25は、次のバースト駆動を行う。つまり、PWM信号の波高が大きくなるほどオン時間が大きくなるような(ここでは、0〜10μs)オンとオフとを、バースト期間において、繰り返す。さらに、入力された平滑PWM信号の波高が第2閾値V2以上である場合には、スイッチング素子25は、一定のオン時間(ここでは、10μs)をもつオンとオフとを、バースト期間において、一定の周波数(ここでは、50KHz)で繰り返す。なお、バースト期間において、スイッチング素子25がオフのときには、チョークコイル11に蓄積されていたエネルギーが回生電流となってダイオード12を介してLED3に流れる。
このような駆動回路20の動作により、チョークコイル11には、図3の「コイル電流」に示されるような波形の電流が流れる。この「コイル電流」の上側包絡線(電圧が高い側の包絡線)は、「平滑PWM信号」の波形に対応した波形をもつ。つまり、「コイル電流」は、高さが徐々に大きくなる三角波が続く立ち上がり期間(上記第1期間に対応する期間)と、高さが徐々に小さくなる三角波が続く立ち下り期間とを有する。さらに、「コイル電流」は、立ち上がり期間と立ち下り期間との間において、高さが一定の三角波が続く期間(上記第2期間に対応する期間)を有する。
なお、本実施の形態では、図3の「コイル電流」の波形から分かるように、点灯回路10での電力変換効率(DC/DCコンバータとしての電力変換効率)を向上させるために、チョークコイル11に流す電流は、臨界モードで駆動される。つまり、バースト期間においては、チョークコイル11に流れる電流がゼロになった(つまり、回生電流がゼロになった)時点で再びスイッチング素子25がオンしてチョークコイル11に電流が流れ始める。そのような臨界モードとなるように、スイッチング素子25のオン時間、及び、チョークコイル11のインダクタンス等が設定されている。
なお、本実施の形態では、点灯回路10にコンデンサ13が設けられているので、図3の「コイル電流」が平滑化された電流(つまり、直流電流)がLED3に供給される。よって、LED3は、図3の「コイル電流」の平均値に相当する電流に対応した明るさで発光する。
以上の動作により、本実施の形態における点灯装置1により、外部から入力された調光信号に応じた明るさでLED3が調光される。
図4は、本実施の形態における点灯装置1の音鳴りの大きさを示す図である。ここでは、調光制御回路35から一定のデューティ比(例えば、50%)をもつPWM信号を出力させた状態で、LPF30の時定数として、4種類(0、26.4μs、56.4μs、264μs)を設定した。そして、各時定数の設定におけるチョークコイル11(ここでは、1.3mHのチョークコイル)での音鳴りの音量(ここでは、最も音量の大きい周波数成分である4.37KHzでの音量)を測定した結果がプロットされている。横軸は、LPF30の時定数(μs)を示す。縦軸は、音鳴りの音量(時定数が0のときの音量を100%とする相対音量)を示す。なお、LPF30の時定数とは、本実施の形態では、LPF30を構成する抵抗31の抵抗値とコンデンサ32の容量との積である。
被験者を用いた実験によれば、時定数が0のときの音量は、点灯装置1の周辺(約3m範囲内)にいる被験者が気付く大きさであった。時定数が26.4μs、及び、それより大きな時定数のときの音量は、点灯装置1の周辺にいる被験者が気付くことがない程度の大きさであった。以上のことから、本実施の形態における点灯装置1では、LPF30の時定数を26.4μs以上とすることで、チョークコイル11での音鳴りの音量を、無視できる程度に抑制できることが分かる。
図5Aは、本実施の形態におけるLPF30の時定数が0である場合の点灯装置1の電源電圧依存性を示す図である。ここでは、複数のデューティ比(100%、68.8%、29.8%)をもつPWM信号で調光した場合のそれぞれにおいて、交流電源2の電圧を変動させたときのLED3の明るさを測定した結果がプロットされている。横軸は、交流電源2の電圧(通常時の電圧を100%とする相対値)を示す。縦軸は、LED3の明るさ(電源電圧が100%のときの照度を100%とする相対値)を示す。
この図5Aに示される測定結果から分かるように、LPF30の時定数が0である場合には、電源電圧への依存性はほとんどない。被験者を用いた実験によれば、瞬時に電源電圧が5%変動した場合であっても、被験者には、LED3の明るさの変化に気付くことがなかった。
図5Bは、本実施の形態におけるLPF30の時定数が26.4μsである場合の点灯装置1の電源電圧依存性を示す図である。この図は、LPF30の時定数が異なる点を除いて、図5Aと同じ条件で測定された結果を示している。この図5Bに示される測定結果から分かるように、LPF30の時定数が26.4μsである場合には、図5Aに示される測定結果よりも電源電圧依存度が大きくなっているものの、照度変化の電源電圧への依存性は小さい。被験者を用いた実験によれば、瞬時に電源電圧が5%変動した場合であっても、被験者には、LED3の明るさの変化に気付くことがなかった。
図5Cは、本実施の形態におけるLPF30の時定数が56.4μsである場合の点灯装置1の電源電圧依存性を示す図である。この図は、LPF30の時定数が異なる点を除いて、図5Aと同じ条件で測定された結果を示している。この図5Cに示される測定結果から分かるように、LPF30の時定数が56.4μsである場合には、図5Bに示される測定結果よりもさらに電源電圧依存度が大きくなっているものの、照度変化の電源電圧への依存性はそれほど大きくはない。被験者を用いた実験によれば、瞬時に電源電圧が5%変動した場合であっても、被験者には、LED3の明るさの変化に気付くことがなかった。
図5Dは、本実施の形態におけるLPF30の時定数が264μsである場合の点灯装置1の電源電圧依存性を示す図である。この図は、LPF30の時定数が異なる点を除いて、図5Aと同じ条件で測定された結果を示している。この図5Dに示される測定結果から分かるように、LPF30の時定数が264μsである場合には、図5Cに示される測定結果よりもさらに電源電圧依存度が大きくなり、照度変化の電源電圧への依存性が大きい。被験者を用いた実験によれば、PWM信号のデューティ比が68.8%以下では、瞬時に電源電圧が5%変動した場合には、被験者には、LED3の明るさの変化に気付くことができた。
以上の図5A〜図5Dに示された測定結果から、本実施の形態における点灯装置1では、LPF30の時定数を56.4μs以下にしておくことで、電源電圧依存度を無視できる程度に小さくできることが分かる。
以上の図4に示された音鳴りに関する測定結果と、図5A〜図5Dに示された電源電圧依存性に関する測定結果とを合わせると、次のことが導出される。つまり、本実施の形態の点灯装置1では、4種類のLPF30の時定数(0、26.4μs、56.4μs、264μs)のうち、音鳴り、及び、電源電圧依存度の両方を無視できる程度に小さくできる時定数は、26.4μsと、56.4μsである。
なお、以上のようなLPF30の時定数と音鳴りの音量及び電源電圧依存度との関係が成立する理由は、次の通りと考えられる。
(1)LPF30の時定数と音鳴りの音量との関係
LPF30の時定数が大きくなるほど、調光制御回路35で生成されたPWM信号が平滑化される程度が増し、より滑らかな平滑PWM信号が駆動回路20に入力される。駆動回路20は、オン時間特性として、図2に示されるような特徴的な線形領域(PWM信号の波高とオン時間とが正の相関をもつ領域、つまり、PWM信号の波高が第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2より小さい領域)をもつ。これにより、駆動回路20で駆動されるチョークコイル11に流れる電流は、図3の「コイル電流」における包絡線のように、より低周波成分が増す。その結果、人間が聞こえやすい高周波の音成分(ここでは、4.37kHz)が抑制されると考えられる。
よって、LPF30の時定数が大きくなるほど、チョークコイル11における音鳴りの音量が抑制される。
(2)LPF30の時定数と電源電圧依存度との関係
LPF30の時定数が大きくなるほど、調光制御回路35で生成されたPWM信号が平滑化される程度が増し、より滑らかな平滑PWM信号が駆動回路20に入力される。ところが、駆動回路20は、オン時間特性として、図2に示されるような特徴的な線形領域と、飽和領域(PWM信号の波高に依存することなくオン時間が一定となる領域、つまり、PWM信号の波高が第2閾値V2以上の領域)とを含む非線形な特性をもつ。よって、LPF30の時定数が大きくなるに従って、平滑PWM信号の振幅(ふれ幅、つまり、交流成分)が小さくなり、直流信号に近づく。つまり、デューティ比を示す各信号区間において、第1閾値V1より大きく、かつ、第2閾値V2より小さい波高となる第1期間の割合が、第2閾値V2以上の波高となる第2期間の割合よりも増加する。その結果、駆動回路20が、オン時間特性における線形領域で動作する時間が増加する。
ところが、駆動回路20のオン時間特性における線形領域では、PWM信号の波高とオン時間との依存性が存在する。そのために、交流電源2の電圧が変動するとAC/DCコンバータ5で生成される直流電圧が変動し、その直流電圧を電源として動作している制御系の回路ブロック(調光制御回路35及び駆動回路20)の動作が影響を受ける。その結果、駆動回路20が線形領域で動作している場合には、交流電源2の電圧への依存度が大きくなる。
一方、駆動回路20のオン時間特性における飽和領域では、PWM信号の波高に依存することなく、オン時間は一定である。よって、交流電源2の電圧が変動したためにAC/DCコンバータ5で生成される直流電圧が変動しても、その変動が一定範囲内であれば、駆動回路20は、直流電圧の影響を受けることなく、一定のオン時間を維持したバースト駆動を行うことができる。その結果、駆動回路20が飽和領域で動作している限りは、オン時間、つまり、LED3を流れる電流は、交流電源2の電圧にほとんど依存しない。
以上のことから、LPF30の時定数が大きくなるほど、駆動回路20が飽和領域で動作する時間よりも、駆動回路20が線形領域で動作する時間が増加し、電源電圧依存度が大きくなると考えられる。なお、LPF30の時定数を非常に大きくした場合には、平滑PWM信号は、直流信号となる。このケースが、特許文献1で採用されている技術であり、電源電圧依存度が極めて大きくなっている。
よって、LPF30の時定数を大きくするほど、電源電圧依存度が大きくなるので、電源電圧依存度を抑制するには、LPF30の時定数を一定の値(本実施の形態では、56.4μs)以下にしておくことが望ましい。
以上のように、本実施の形態における点灯装置1によれば、駆動回路20には平滑PWM信号が入力され、駆動回路20は、線形領域で動作するとともに、飽和領域でも動作する。これにより、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制された点灯装置1が実現される。
なお、本実施の形態では、LPF30は、抵抗31とコンデンサ32とから構成される一次のローパスフィルタであった。しかしながら、LPF30の構成としては、これに限られず、その変形例として、コイルとコンデンサとから構成される二次以上のローパスフィルタであってもよいし、オペアンプを用いたアクティブ・ローパスフィルタであってもよい。
また、本実施の形態では、点灯回路10を構成するチョークコイル11及びダイオード12と、駆動回路20を構成するスイッチング素子25とで、チョッパ回路が構成された。しかしながら、チョッパ回路の構成としては、これに限られず、その変形例として、図6に示される各種チョッパ回路(昇圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路、昇降圧チョッパ回路)のいずれであってもよい。
また、本実施の形態では、チョークコイル11を流れる電流は、臨界モードで流れた。しかしながら、チョークコイル11を流れる電流のモードは、変形例として、図7の(a)に示される連続モードであってもよいし、図7の(b)に示される不連続モードであってもよい。なお、連続モードとは、バースト期間において、チョークコイル11に流れる電流がゼロになる(つまり、回生電流がゼロになる)までに再びスイッチング素子25がオンしてチョークコイル11に電流が流れ始めるモードである。不連続モードとは、バースト期間において、チョークコイル11に流れる電流がゼロになった(つまり、回生電流がゼロになった)後、一定時間その状態が継続した後に再びスイッチング素子25がオンしてチョークコイル11に電流が流れ始めるモードである。
(音鳴り防止方法)
次に、本発明に係る音鳴り防止方法の実施の形態について説明する。
図8は、本発明の実施の形態における音鳴り防止方法の手順を示すフローチャートである。つまり、PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う点灯装置における音鳴りの防止方法の手順が示されている。具体的には、上記実施の形態における点灯装置1が備えるLPF30の時定数を決定する手順(時定数決定ステップ)の詳細が示されている。
まず、LPF30の時定数と、チョークコイル11での音鳴りの大きさとの関係である第1特性を特定(つまり、測定)する(S10)。具体的には、調光制御回路35から一定のデューティ比(例えば、50%)をもつPWM信号を出力させた状態で、LPF30の時定数として、複数の値を順に設定し、各時定数におけるチョークコイル11での音鳴りの音量を測定する。そして、図4に示されるような、LPF30の時定数と音鳴りの音量との関係をプロットする。
次に、LPF30の時定数と、電源電圧依存度(ここでは、交流電源2の電圧の変動に対するLED3の明るさの変化率)との関係である第2特性を特定(つまり、測定)する(S11)。具体的には、LPF30の時定数として、複数の値を順に設定し、各時定数における電源電圧依存度を測定する。電源電圧依存度の測定では、調光制御回路35から複数のデューティ比をもつPWM信号を順に出力させ、各デューティ比のPWM信号について、交流電源2の電圧を変化させた場合におけるLED3の照度を測定する。そして、図5A〜図5Dに示されるような、LPF30の時定数と電源電圧依存性との関係をプロットする。
最後に、上記第1特性において、指定された音鳴りの大きさよりも小さい音鳴りとなり、かつ、上記第2特性において、指定された電源電圧依存度よりも小さい電源電圧依存度となる時定数を特定する(S12、S13)。具体的には、上記ステップS10で取得した第1特性において、指定された(許容される)音鳴りの大きさよりも小さい音鳴りとなる時定数の範囲を特定する(S12)。さらに、上記ステップS11で取得した第2特性において、指定された(許容される)電源電圧依存度よりも小さい電源電圧依存度となる時定数の範囲を特定する(S12)。そして、特定した2つの範囲の両方を満たす時定数を一つ選択し、選択した時定数を、LPF30の時定数として決定する(S13)。
以上の手順により、チョークコイル11での音鳴りの音量を小さくし、かつ、電源電圧依存度を小さくできるLPF30の時定数を決定できる。
なお、上記フローチャートでは、時定数決定ステップの詳細が説明されたが、以上の手順は、LPF30の設計方法であり、ひいては、点灯装置1の設計方法(製造方法)、点灯装置1を備える照明器具の設計方法(製造方法)とも言える。
また、第1特性の特定(S10)と第2特性の特定(S11)とは、逆の順序であってもよいし、並行して行われてもよい。同様に、ステップS12において、許容される音量の範囲となる時定数の特定と、許容される電源電圧依存度の範囲となる時定数の特定とは、いずれが先であってもよし、並行して行われてもよい。
(照明器具)
次に、本発明に係る照明器具の実施の形態について説明する。
本実施の形態における照明器具は、上述した実施の形態及び変形例における点灯装置を備える。
図9の(a)は、本実施の形態における照明器具の一例、つまり、点灯装置51を光源部53とは別に配置した電源別置型の照明器具40の構成を示す図である。この照明器具40は、点灯装置51と光源部53とそれらを接続するリード線57とから構成される。ここでは、光源部53を収納する器具本体50が天井58に埋込配設されている様子が示されている。なお、以下の説明では、「上」及び「下」との表現は、図9における上方向及び下方向を意味する。
器具本体50は、例えばアルミダイカスト等の金属製であって、下端部が開口した有底円筒状に形成される。器具本体50の内側の上底部には、複数(図示では3つ)のLED3と、各LED3が実装された基板54とを備えた光源部53が配設されている。なお、各LED3は、器具本体50の下端部から外部空間に光を照射するために、光の照射向きが下向きとなるように配設されている。また、器具本体50の下端部の開口には、各LED3からの光を拡散するための透光板56が設けられている。天井58の裏面(上面)には、点灯装置51が器具本体50とは別の場所に配設されている。点灯装置51と光源部53との間は、コネクタ60を介してリード線57で配線されている。
点灯装置51は、上記実施の形態及び変形例のいずれかの点灯装置を収納している装置である。
図9の(b)は、本実施の形態における照明器具の他の一例、つまり、点灯装置51を光源部53とともに器具本体50に内蔵した電源一体型の照明器具41の構成を示す図である。
この構成では、基板54の上面に、アルミ板や銅板から成る放熱板61を器具本体50と接触する形で配設されている。これにより、各LED3で発生した熱を放熱板61及び器具本体50を介して外部に逃がすことができる。
以上のような、本実施の形態における照明器具によれば、上記実施の形態における点灯装置が用いられるので、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制される。
なお、本実施の形態における照明器具は、構成要素として、LED3及びLED3が実装される基板54を有していたが、本発明に係る照明器具このような構成に限定されるものではない。本発明に係る照明器具は、LED及びLED実装される基板の少なくとも一方を有していなくてもよい。
(電球形ランプ)
次に、本発明に係るランプの一実施の形態として、電球形ランプについて説明する。
本実施の形態における電球形ランプは、固体発光素子と、固体発光素子を点灯させる上述した実施の形態及び変形例における点灯装置とを備える。図10Aは、本実施の形態に係る電球形ランプ100の斜視図である。図10Bは、図10Aに示された電球形ランプ100の一部破断側面図である。
この電球形ランプ100は、図10Aに示されるように、グローブ110と、筐体120と、口金130と、半導体発光モジュール140と、センサ150とを主に備える。
グローブ110は、半導体発光モジュール140から放出される光をランプ外部に放射させるための半球形状の透光性カバーである。
筐体120は、グローブ110側に位置する本体部120aと、口金130側に位置する基端部120bとで構成される。また、筐体120は、半導体発光モジュール140を保持する基台121と、回路ユニット123を保持する回路ホルダ122とを、その内部に保持する。より具体的には、筐体120は、後述するLED142の主出射方向がグローブ110を向くように、半導体発光モジュール140を保持する。
回路ユニット123は、LED142を点灯させるための上記実施の形態における点灯装置を含む回路であって、回路基板124上に実装される各種の電子部品(図示省略)で構成される。この回路ユニット123は、回路ホルダ122およびキャップ部材125内に収納される。キャップ部材125は、中空の略円錐台形状であって、開口する大径側の端部が回路ホルダ122に接続される。また、キャップ部材125は、小径側の端部の外壁面でセンサ150を保持している。
口金130は、二接点によって交流電力を受電するための受電部であり、照明器具のソケット(図示省略)に装着される。
半導体発光モジュール140は、実装基板141と、実装基板に実装されたLED142とを備える。実装基板141は、中央に略円形の孔部を有する略円環状であって、上面にLED142が実装される。
センサ150は、典型的には、電球形ランプ100の近傍(照射範囲内)における人の有無を検出する、いわゆる人感センサである。このセンサ150は、検出素子151と、レンズ152と、制御回路153と、実装基板154とを備える。本実施の形態に係るセンサ150は、ランプ軸J上に位置するように、キャップ部材125の小径側の端部に保持される。
検出素子151は、検出対象(この例では、人)を検出する素子であって、人体が発する遠赤外線を検出する。レンズ152は、透光性を有する半球形状であって、検出素子151を覆うように配置される。このレンズ152は、外光(この例では、外部からセンサ150に向かって発せられる遠赤外線)を検出素子151に集光させる。すなわち、このレンズ152がセンサ150の検出範囲(検出角度)を決定する。
制御回路153は、配線155で回路ユニット123に接続され、配線155を通じて検出素子151の検出結果を回路ユニット123に通知する。実装基板154は、検出素子151及び制御回路153を保持する。具体的には、実装基板154は、一方側の主面に検出素子151を、他方側の主面に制御回路153を保持し、貫通孔(図示省略)を通じて検出素子151と制御回路153とを電気的に接続すればよい。そして、実装基板154は、検出素子151をレンズ152の方に向けて、レンズ152の開口部に嵌め込まれる。
上記構成のセンサ150を備える電球形ランプ100は、例えば、下記のように動作する。まず、電球形ランプ100が消灯している場合において、センサ150の検出範囲内に人が入ると、検出素子151がその人から発せられた遠赤外線を検出する。次に、制御回路153は、検出素子151で遠赤外線(すなわち、人)が検出されたことを、回路ユニット123に通知する。制御回路153からの通知を取得した回路ユニット123は、半導体発光モジュール140に電力を供給する。これにより、LED142が発光する(電球形ランプ100が点灯する)。
一方、電球形ランプ100が点灯している場合において、検出素子151が遠赤外線を検出しない状態が所定時間継続すると、回路ユニット123は、半導体発光モジュール140への電力の供給を停止する。これにより、電球形ランプ100が消灯する。
このように、人を検知したときだけ点灯し、人がいないときには消灯することによって、消灯し忘れを防止すると同時に、消費電力を削減可能な電球形ランプ100を得ることができる。また、センサ150を、照明器具ではなく、電球形ランプ100そのものに搭載したので、既存(センサなし)の照明器具でも人感センサによる点灯制御を簡単に実現できる。
以上のような、本実施の形態におけるランプによれば、上記実施の形態における点灯装置が用いられるので、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制される。
このような電球形ランプ100は、照明装置(あるいは、照明器具)としても実現されてもよい。図10Cは、図10A及び図10Bに示された電球形ランプ100を備える照明装置400の概略断面図である。
本発明の一形態に係る照明装置400は、図10Cに示されるように、室内の天井500に装着されて使用され、本発明の一形態に係る電球形ランプ100と、点灯器具420とを備える。点灯器具420は、電球形ランプ100を消灯及び点灯させるものであり、天井500に取り付けられる器具本体421と、電球形ランプ100を覆うランプカバー422とを備える。器具本体421は、ソケット421aを有する。ソケット421aには、電球形ランプ100の口金130が螺合される。このソケット421aを介して電球形ランプ100に電力が供給される。
なお、本実施の形態における電球形ランプ100にはセンサ150が設けられていたが、本発明に係るランプは、このような形態に限られず、センサを有しないランプであってもよい。
(円盤形ランプ)
次に、本発明に係るランプの一実施の形態として、円盤形ランプについて説明する。
本実施の形態における円盤形ランプは、固体発光素子と、固体発光素子を点灯させる上述した実施の形態及び変形例における点灯装置とを備える。図11A及び図11Bは、本実施の形態に係る円盤形ランプ201の構成を示す図である。具体的には、図11Aは、円盤形ランプ201を上下方向に切断した場合の断面の概略図であり、図11Bは、円盤形ランプ201を分解した場合の各構成要素を示す図である。
円盤形ランプ201は、全体形状が円盤状または扁平状のLEDランプである。具体的には、円盤形ランプ201は、GH76p形の口金を有するLEDランプである。さらに具体的には、円盤形ランプ201は、例えば外径が50mm〜100mm、高さが30mm〜50mmであり、円盤形ランプ201が20W型のLEDランプの場合には、例えば外径は90mm、高さは45mmである。
なお、図11A及び図11Bでは、円盤形ランプ201から光を取り出す側(以下、光照射側という)が下側となるように、図示されている。以下、本実施の形態では、光照射側が下側となるようにランプを配置した状態を基準として、上(上側)及び下(下側)を規定する。
円盤形ランプ201は、熱伝導シート210、支持台220、充填部材230、実装基板240、筐体250、固定用ネジ260、回路基板270、反射鏡280及び透光性カバー290を備えている。
熱伝導シート210は、支持台220を介して伝達される実装基板240からの熱を照明器具側に逃がす伝熱性のシートである。
支持台220は、照明器具に接続される部材である。具体的には、支持台220の上部には例えばGH76p形の口金構造が形成され、照明器具に取り付けられ固定される。また、支持台220は、実装基板240が取り付けられる台座であって、実装基板240の光照射側とは反対側に配置されている。
充填部材230は、支持台220と実装基板240との間に配置された、支持台220と実装基板240との間の空間を埋める部材である。つまり、充填部材230は、支持台220と実装基板240との間に挟まれた場合に、支持台220と実装基板240との間の空間の形状に対応した形状になる柔らかい材質の部材である。ここで、充填部材230は、実装基板240と支持台220とを熱的に接続する熱伝導シートであるのが好ましい。また、充填部材230は、実装基板240と支持台220とを絶縁する絶縁シートであるのがさらに好ましい。具体的には、充填部材230は、ゴムまたは樹脂製のシートであり、例えばシリコンシートまたはアクリルシートである。
実装基板240は、LEDが設けられた基板である。また、実装基板240は、熱伝導性が高い材料で構成することが好ましく、例えば、アルミナからなるアルミナ基板により構成される。
筐体250は、円盤形ランプ201の光照射側を囲う平盤状で円筒形状の筐体である。具体的には、筐体250は、上部が、固定用ネジ260によって支持台220に固定されており、下部には、透光性カバー290が取り付けられている。そして、筐体250の内方には、充填部材230、実装基板240、回路基板270及び反射鏡280が配置されている。
回路基板270は、実装基板240に実装されたLEDチップを発光させるための上記実施の形態における点灯装置である。回路基板270は、円形状の開口が形成された円盤状(ドーナツ形状)の基板であり、筐体250の内方かつ反射鏡280の外方に配置されている。そして、筐体250の内方かつ反射鏡280の外方のスペースに、回路基板270に実装された回路素子(電子部品)が配置されている。
反射鏡280は、実装基板240の光照射側に配置され、発光部から照射される光を反射する光学部材である。つまり、反射鏡280は、実装基板240に設けられた発光部から出射する出射光を反射して下方に照射する。具体的には、反射鏡280は、実装基板240の下方かつ筐体250の内方に配置され、下方に向かって内径が漸次拡大するように形成された円筒形状の部位を有している。
透光性カバー290は、筐体250の内部に配置された部材を保護するために筐体250の下面に取り付けられた平盤状の有底円筒形状部材である。透光性カバー290は、接着剤、複数のリベットまたはネジ等によって、筐体250の下面に固定されている。また、透光性カバー290は、実装基板240に設けられた発光部から出射する出射光を透光するように、ポリカーボネートなどの光透過率の高い合成樹脂材料によって構成されている。
以上のように、本発明の実施の形態1に係る円盤形ランプ201によれば、筐体250は、支持台220とで実装基板240を挟み込むことで、実装基板240を支持台220に固定する固定部55を有している。このため、筐体250と支持台220とで実装基板240を挟み込んで、実装基板240を支持台220に固定することができるため、実装基板240を支持台220に固定するために特別な部材は必要としない。したがって、簡易な構成でLED基板を支持台に固定することができる。
また、実装基板240を支持台220に固定するために特別な部材は必要としないため、材料コストや組立コストを低減することができ、製品のコストダウンを図ることができる。
以上のような、本実施の形態における円盤形ランプによれば、上記実施の形態における点灯装置が用いられるので、従来よりも電源電圧依存度が小さく、かつ、音鳴りが抑制される。
なお、このような円盤形ランプ201は、電球形ランプと同様に、照明装置(あるいは、照明器具)としても実現されてもよい。そのような照明装置は、例えば、室内の天井に装着されて使用され、本発明の一形態に係る円盤形ランプ201と、点灯器具とを備える。点灯器具は、例えば、天井に取り付けられる器具本体と、円盤形ランプ201を覆うランプカバーとを備える。
なお、本発明に係るランプの具体例として、電球形ランプ及び円盤形ランプを説明したが、本発明に係るランプは、これらの形態に限定されない。本発明に係る点灯装置及び固体発光素子を備えるランプであれば、いかなる形状のランプであってもよい。
以上、本発明に係る点灯装置、照明器具及び音鳴り防止方法について、実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態及び変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態及び変形例に施したものや、異なる実施の形態及び変形例における構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれる。
たとえば、本実施の形態では、点灯回路10に平滑化用のコンデンサ13が設けられたが、コンデンサ13は必ずしも必要ではない。コンデンサ13がないためにLED3が交流駆動された場合であっても、その駆動周波数が高い場合には、人間はチラツキとして感じることがないからである。
本発明は、発光ダイオード及び有機EL素子等の固体発光素子を点灯させる点灯装置、点灯装置を備える照明器具、ランプ、及び、点灯装置及び照明器具での音鳴りを防止する方法(設計方法等)として、例えば、天井に埋め込むLED照明器具等として、利用できる。
1 点灯装置
2 交流電源
3 LED
5 AC/DCコンバータ(交流直流変換器)
6 ダイオードブリッジ
7 コンデンサ
10 点灯回路
11 チョークコイル
12 ダイオード
13 コンデンサ
20 駆動回路
21 入力端子
22 出力端子
23 発振器
24 制御回路
25 スイッチング素子
30 LPF
31 抵抗
32 コンデンサ
35 調光制御回路
36 ラッチ
37 PWM信号発生器
40、41 照明器具
50 器具本体
51 点灯装置
53 光源部
54 基板
56 透光板
57 リード線
58 天井
60 コネクタ
61 放熱板
100 電球形ランプ
110 グローブ
120 筐体
120a 本体部
120b 基端部
121 基台
122 回路ホルダ
123 回路ユニット
124 回路基板
125 キャップ部材
130 口金
140 半導体発光モジュール
141 実装基板
142 LED
150 センサ
151 検出素子
152 レンズ
153 制御回路
154 実装基板
155 配線
201 円盤形ランプ
210 熱伝導シート
220 支持台
230 充填部材
240 実装基板
250 筐体
260 固定用ネジ
270 回路基板
280 反射鏡
290 透光性カバー
400 照明装置
420 点灯器具
421 器具本体
421a ソケット
422 ランプカバー
500 天井

Claims (7)

  1. 調光信号に応じた明るさで固体発光素子を点灯させる点灯装置であって、
    直流電圧を入力とし、コイル、及び、前記コイルに蓄積されたエネルギーを回生させるためのダイオードを含む点灯回路と、
    平滑PWM信号が入力される入力端子、及び、前記入力端子から入力された平滑PWM信号が示すデューティ比に対応する期間であるバースト期間においてオン・オフを繰り返すことで、前記コイルに流電流を駆動するスイッチング素子を含む駆動回路と、
    前記調光信号に応じたデューティ比をもつPWM信号を生成する調光制御回路と、
    前記調光制御回路で生成されたPWM信号を平滑化し、平滑PWM信号として前記駆動回路の入力端子に出力する低域通過フィルタとを備え、
    前記駆動回路は、前記入力端子から入力された平滑PWM信号の波高が第1閾値以下の場合には、前記スイッチング素子をオンさせず、前記波高が第1閾値より大きく、かつ、第2閾値(>第1閾値)より小さい場合には、前記波高が大きくなるほど、前記スイッチング素子が前記バースト期間において繰り返しオン・オフするときの1回分のオンにおける時間であるオン時間を大きくし、前記波高が前記第2閾値以上である場合には、前記オン時間を一定にする制御をし、
    前記低域通過フィルタは、前記調光制御回路で生成されたPWM信号を平滑化することで、前記デューティ比に対応する信号区間において、前記第1閾値より大きく、かつ、前記第2閾値より小さい波高となる第1期間と、前記第2閾値以上の波高となる第2期間とをもつ平滑PWM信号を生成し、生成した平滑PWM信号を前記駆動回路の入力端子に出力する
    点灯装置。
  2. 前記調光制御回路は、前記PWM信号として、1周期において第1論理状態と前記デューティ比に対応する第2論理状態とから構成される信号が一定の周波数で繰り返される信号を生成し、
    前記低域通過フィルタは、前記平滑PWM信号として、前記第2期間が、前記調光制御回路で生成されたPWM信号において前記第2論理状態が継続する時間の1/3以上となる信号を生成する
    請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記駆動回路は、前記バースト期間において前記コイルに流れる電流の波形の上側包絡線が、前記入力端子に入力された平滑PWM信号の波形に対応した形であって、前記コイルに流れる電流の波形が、高さが徐々に大きくなる三角波が続く期間と、高さが一定の三角波が続く期間と、高さが徐々に小さくなる三角波が続く期間とを有することとなるように、前記スイッチング素子をオン・オフさせる
    請求項1又は2記載の点灯装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯装置を備える照明器具。
  5. 固体発光素子と、前記固体発光素子を点灯させる請求項1〜3のいずれか1項に記載の点灯装置とを備えるランプ。
  6. 請求項5記載のランプを備える照明器具。
  7. PWM信号に応じて固体発光素子の調光制御を行う請求項1記載の点灯装置における音鳴りの防止方法であって、
    前記PWM信号を平滑化する低域通過フィルタの時定数を決定する時定数決定ステップを含み、
    前記時定数決定ステップでは、
    前記時定数と、前記音鳴りの大きさとの関係である第1特性を特定し、
    前記時定数と、電源電圧の変動に対して前記固体発光素子の明るさが変化する度合いである、前記点灯装置の電源電圧依存度との関係である第2特性を特定し、
    前記第1特性において、指定された音鳴りの大きさよりも小さい音鳴りとなり、かつ、前記第2特性において、指定された前記電源電圧依存度よりも小さい電源電圧依存度となる時定数を特定する
    音鳴り防止方法。
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