JP6036475B2 - 情報管理方法および情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の供給元から情報を取得および管理する情報管理技術に関する。より詳しくは、本発明は、業務上保管が必要な情報をビジネスリスクに応じた手段で取得し管理する情報管理方法およびシステムに関する。
近年、環境や安全を考慮した製品(グリーン製品)の開発、製造、販売等の業務が広がっている。グリーン製品の開発、製造、販売を行うには、製品に採用される部品や材料に関する含有化学物質を示す情報(環境情報)の入手・保管が義務づけられている。
一般的な環境情報の取得方法では、グリーン製品の開発、製造、販売をする企業であって環境情報を保管する業者(以下、単に「保管者」と呼ぶ)が、グリーン製品に用いられる部品や材料を製造、販売する企業(以下、単に「供給者」と呼ぶ)に対し部品または材料に関する環境情報を個別に要求し、各供給者が、例えば「アーティクルインフォメーションシート(AIS)」のような特定の標準書式による環境情報を作成して回答していた。
AISは、「アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)」が推奨する製品含有化学物質情報を開示するための基本的な情報伝達シートであり、成形品の質量、部位、材質、管理対象法規に該当する物質の含有の有無・物質名・含有量・成形品あたりの濃度等の情報を記載して、サプライチェーンの川下に位置するユーザ(ダウンストリームユーザ)である環境情報の保管者への伝達に使用される。
情報収集の従来手法として、製品評価において不足する情報を効率的に収集するため、製品評価に必要な情報をリスト化し、さらに、部品データベースに保有されていない情報を抽出して一覧化し、情報源データベースから、不足する情報の情報源を抽出し、情報要求のメッセージを抽出した情報源へ送出するシステムが知られている。
また、情報収集の別の従来手法として、納品の進捗を監視するため、調達先の信頼度と部品の重要度を考慮した工程管理を行い、部品の重要度に応じて進捗状況を確認する頻度を変更するシステムが知られている。
特開2005−107883号公報 特開2006−119686号公報
従来の環境情報の取得では、環境情報の保管者と複数の供給者との間で情報交換がなされるため、以下の問題点が生じていた。
・ 依頼した環境情報は即日に取得できることが望ましいが、取得が供給者次第であり、早期入手が困難な場合がある。保管者は、環境情報の回答納期の遵守の状況がどのようになっているか等、回答する供給者の信用度に関係なく環境情報を依頼している。
・ 保管者が、取得した環境情報が、要求されている環境情報の項目を満たすかどうかをチェックする必要がある。例えば、記載された数値が有効であるか、必須項目が記載されているか等、回答された環境情報の形式誤り、不備等をチェックする必要がある。
・ 環境情報は、常に最新な情報であることが望ましいが、更新情報をタイムリーに入手することが困難な場合がある。
上記のように、従来の収集方法では、環境情報の収集自体に時間を要するという問題がある。さらに、取得した環境情報が不備な場合には、環境情報の再取得でさらに時間を要するだけでなく、部品の採用自体の再検討等が発生しうるという問題がある。これらの問題は、グリーン製品納期が延伸する要因となり、グリーン製品の開発、出荷への影響が生じたり、製品自体の信頼性が損なわれたりする等、様々なビジネスリスクが生じる。
従来では、部品や材料に関する環境情報の取得状況により生じうるビジネスリスクの軽重を考慮することなく環境情報の依頼を一律にしているが、グリーン製品についてもビジネス上の重要性に応じてリスクを軽減する必要がある。
さらに、供給者も、依頼される度に依頼元の書式に合わせた環境情報を作成して回答するため、環境情報の提供に関する作業負担が大きくなっているという問題もある。
本発明の一態様として開示する情報管理システムおよび情報管理方法の目的は、製品に関連して外部の供給者から取得する情報を、ビジネス上の重要性を考慮した取得手段を選択して収集できる情報管理方法およびシステムを提供することである。
本発明の一態様として開示する情報管理方法は、複数の提供者から情報を収集し管理する方法であって、コンピュータが、以下の処理を実行する。
すなわち、前記コンピュータは、1)予め設定された複数の供給者の情報データベースを予め設定した期間毎に巡回し、部品または材料に関する含有化学物質の情報を収集し、収集した情報を、該部品または材料を識別する型格および該情報の供給者を識別する取引先と対応付けて情報記憶部に保存し、2)型格および取引先が指定された情報要求を受け付け、前記情報記憶部から前記型格および前記取引先に合致する情報を検索し、3)部品または材料の分類毎、部品または材料の型格毎および取引先毎のそれぞれに対する予め設定された区分値を示す区分情報を保持し、前記情報記憶部に前記型格および前記取引先に合致する情報が存在しない場合に、前記区分情報の1つの区分または複数の区分の区分値をもとに前記情報要求された情報の重要度区分を決定し、4)前記重要度区分にもとづいて情報取得手段を決定し、決定した情報の取得手段に従って前記情報要求で指定された取引先から前記情報要求に係る情報を取得して出力する、処理を実行する。
上記した情報管理方法によれば、製品に関連して外部の供給者から取得する情報を、ビジネスリスクに応じた取得手段を選択して収集することができる。
開示する情報管理システムの第1の実施例における構成例を示す図である。 開示する情報管理システムが備える2つの管理システムの一実施例における機能ブロック図である。 第1の実施例において第1情報記憶部に記憶される第1情報としての環境情報の例を示す図である。 第1の実施例において第2情報記憶部に記憶される第2情報としての環境情報の例を示す図である。 第1の実施例において区分情報記憶部に記憶される区分情報の例を示す図である。 第1の実施例において第1管理システムが保持する重要度区分の対応情報の例を示す図である。 第1の実施例における第1管理システムによる環境情報の定期巡回収集処理の処理フロー例を示す図である。 第1の実施例における第2管理システムによる環境情報の提供処理の処理フロー例を示す図である。 第1の実施例における第1管理システムによる環境情報の照合処理および情報依頼通知処理の処理フロー例を示す図である。 情報管理システムの第2の実施例におけるシステム構成例を示す図である。 第2の実施例における第1管理システムの機能ブロック構成例を示す図である。 第2の実施例における部品番号の対応情報の例を示す図である。 開示する情報管理システムの第1管理システムおよび第2管理システムのハードウェア構成例を示す図である。
以下、本発明の一態様として開示する情報管理システムの実施例について説明する。
図1は、開示する情報管理システム10の第1の実施例における構成例を示す図である。
開示する情報管理システム10は、製品に関連する環境情報を収集・蓄積して管理し、要求された部品に関連する環境情報を提供するシステムであり、第1管理システム1および第2管理システム2を備える。
第1管理システム1および第2管理システム2は、例えばイントラネットであるネットワーク3に接続し、相互にデータ通信が可能である。ネットワーク3には、グリーン製品の設計、製造等を支援する設計支援システム4も接続し、第2管理システム2は、設計支援システム4と通信する機能を備えている。
図1に示すシステム構成例では、第2管理システム2に接続する設計支援システム4が1つである場合を示すが、複数の設計支援システム4が第2管理システム2へ接続するようにしてもよい。
第1管理システム1は、例えばインターネットであるネットワーク5を通じて、グリーン製品に使用される部品や材料の供給者である複数の取引先の環境情報を蓄積する公開用の情報データベース6(6A、6B、6C、…)を定期的に巡回し、部品や材料に関する環境情報を取得し、取得した環境情報を第1情報として蓄積する。
第2管理システム2は、第1管理システムが収集・蓄積した環境情報(第1情報)から、情報要求があった部品や材料に関する環境情報を取得し、設計支援システム4に提供すると共に、第2情報として記憶する。より詳しくは、第2管理システム2は、設計支援システム4から部品や材料に関する環境情報の要求(情報要求)を受け付けると、自システムに記憶している第2情報に該当する環境情報が存在すれば、その環境情報を設計支援システム4へ送信する。第2情報に該当する環境情報が存在しなければ、第2管理システム2は、要求された部品や材料のビジネス上の重要性、環境情報の提供元の信頼性などをもとに重要度区分を計算し、第1管理システム1に対して計算した重要度区分と環境情報の有無の問い合わせ(照合要求)とを通知する。重要度区分は、グリーン製品に関するビジネスリスクにおける環境情報取得の影響の重大性の度合いを示す情報である。
第1管理システム1は、この問い合わせ(照合要求)を受け付けると、第1情報に該当する環境情報があれば第2管理システム2へ返信し、該当する環境情報がなければ、重要度区分に応じた取得手段を選択し、選択手段によって取引先からその環境情報を取得し第2管理システム2へ送信する。
図2は、開示する情報管理システム10が備える2つの情報管理システムの一実施例における機能ブロック図である。
第1管理システム1は、第1情報記憶部11、情報収集部12、要求受付部13、情報照合部14、依頼通知部15、依頼情報取得部16、情報精度判定部17を備える。
第1情報記憶部(データベース)11は、取引先の情報データベース6(6A、6B、6C、…)から収集した環境情報の元となる情報を記憶する。
情報収集部12は、予め定められた時間毎に、予め定められた複数の取引先の情報データベース6(6A、6B、6C、…)各々から環境情報を取得し、第1情報として第1情報記憶部11に蓄積する。第1情報記憶部11に記憶される環境情報は、JAMPが推奨するAISの標準書式に対応する項目および内容を含む情報であるが、同一のデータ構成による情報である必要はない。情報収集部12は、取引先の情報データベース6毎に異なる書式の環境情報を第1情報記憶部11のデータ項目の構成に対応するように編集して蓄積してもよい。
情報収集部12は、第1情報記憶部11に蓄積する環境情報が第2管理システム2へ送信済みであるかを管理し、定期巡回により収集した情報が、既に第2管理システム2へ送信された環境情報の更新情報(取引先コードおよび型格が一致し、登録日が新しい情報)であれば、収集した取得した更新情報を第2管理システム2へ送信する。
さらに、情報収集部12は、定時巡回収集処理の履歴情報を第1管理システム1が管理する記憶部(図1に図示しない)に蓄積することができる。
要求受付部13は、第2管理システム2から、照合キーを指定した環境情報の照合要求および重要度区分を受け付ける。
情報照合部14は、照合キーとして指定された取引先を識別する情報(取引先コード)および部品または材料を識別する情報(型格)を用いて第1情報記憶部11を検索し、検索結果である第1情報を第2管理システム2へ送信する。情報照合部14は、第1情報の内容が第2管理システム2が管理する第2情報記憶部21のデータ項目に対応していない場合には、第1情報を第2情報記憶部21のデータ項目に対応するように編集して送信する。
依頼通知部15は、照合キーに合致する第1情報が第1情報記憶部11に存在しない場合に、受け付けた重要度区分をもとに環境情報の取得手段および取得確認の間隔を決定し、決定にもとづいて該当する取引先へ情報提供を依頼する。さらに、依頼通知部15は、情報収集部12により収集され第1情報記憶部11に記憶されている環境情報の精度が低いと判定された場合にも、取引先へ情報提供を依頼する。
依頼情報取得部16は、情報提供の依頼に応じて取引先から取得した環境情報を第1情報記憶部11へ蓄積するとともに、第2管理システム2へ送信する。
情報精度判定部17は、情報収集部12が収集した環境情報に記載漏れ等があり、環境情報として予め定められた記載すべき項目に満たない場合、または、第1情報記憶部11に蓄積されている環境情報が所定の期間を超えても更新されていない場合に、情報の精度が低いと判定し、取引先区分管理部23へ該当する取引先コードおよび型格を通知する。
情報精度判定部17は、例えば、第1管理システム1が保持する情報収集部12の巡回収集処理の履歴情報をもとに、各供給者の情報データベース6から収集した環境情報の更新頻度を求め、更新頻度をもとにその取引先の区分値を計算する。または、情報精度判定部17は、各供給者の情報データベース6から収集された環境情報の記載割合、例えばAISで必要な項目に対する記入された項目の記載割合等を求め、記載割合をもとに区分値を決定する。
第2管理システム2は、第2情報記憶部21、区分情報記憶部22、取引先区分管理部23、型格区分管理部24、部品分類区分管理部25、情報要求受付部26、第2情報検索部27、情報出力部28、重要度区分決定部29、照合要求部210、情報取得部211を備える。
第2情報記憶部21は、第1管理システム1から取得した環境情報を第2情報として記憶する。第2情報記憶部21に記憶される環境(第2情報)は、情報要求の対象となった環境情報であり、例えばAISの標準書式に対応するデータ項目および内容を含む情報である。
区分情報記憶部22は、取引先区分、型格区分および部品分類区分、ならびに重要度区分を記憶する。
取引先区分管理部23は、部品や材料の供給者(取引先コード)毎の取引先区分を決定し、区分情報記憶部22に登録する。取引先区分は、各供給者の環境情報の提供者としての信頼性を示す区分であり、信頼性の高低に対応する複数の区分(区分値)が設定されている。取引先区分管理部23は、第1管理システム1の情報精度判定部17の判定結果をもとに、取引先の区分値を計算する。
なお、取引先区分管理部23は、第1管理システム1の管理者の操作によって入力された各取引先の区分値を区分情報記憶部22に登録してもよい。
型格区分管理部24は、グリーン製品に採用される部品または材料毎の型格区分を決定し、区分情報記憶部22に登録する。型格区分は、グリーン製品に採用される各部品または各材料の調達上の重要性を示す区分であり、調達上の困難性の高低に対応する複数の区分(区分値)が設定されている。型格区分管理部24は、部品または材料の識別情報である型格毎に、例えば1回の発注で調達可能な個数、納期、価格の変動の大きさ等にもとづいて区分を決定する。なお、型格区分管理部24は、管理者の操作によって入力された型格の区分値を区分情報記憶部22に登録してもよい。
部品分類区分管理部25は、グリーン製品に採用される部品または材料の種類毎の部品分類区分を決定し、区分情報記憶部22に登録する。部品分類区分は、部品または材料の分類毎の法令上の重要性、運用上の環境情報の重要性を示す区分であり、環境情報の必要性の大小に対応する複数の区分(区分値)が設定されている。部品分類区分管理部25は、部品または材料の所定の分類毎に、例えば、法令や規則に基づく環境情報の保持義務や罰則の厳格さの程度等にもとづいて区分を決定する。なお、部品分類区分管理部25は、管理者の操作によって入力された区分値を区分情報記憶部22に登録してもよい。
情報要求受付部26は、設計支援システム4から、取引先コードおよび型格が指定された環境情報の取得要求(情報要求)を受け付ける。
第2情報検索部27は、情報要求に指定された取引先コードおよび型格を検索キーとして第2情報記憶部21を検索し、該当する環境情報を取得する。
情報出力部28は、情報要求に対応する環境情報を、予め設定された書式のデータ例えばAISのデータファイルに変換し、情報要求を送信した設計支援システム4へ環境情報を送信する。
重要度区分決定部29は、第2情報記憶部21に情報要求に対応する環境情報が存在しなかった場合に、情報要求で指定された取引先コードおよび型格に該当する取引先区分、型格区分、部品分類区分をもとに重要度区分を決定する。重要度区分は、グリーン製品に関するビジネスリスクにおける環境情報取得の影響の重大性の度合いを示す区分であり、影響の重大性に対応する複数の区分(区分値)が設定されている。
重要度区分決定部29は、取引先区分、型格区分、部品分類区分のいずれか1つ、または、いずれかの組合せ、またはすべてを用いて重要度区分を決定する。さらに、重要度区分決定部29は、決定に用いる区分に任意の重み付けをして重要度区分を決定することができる。なお、重要度区分は、上記の区分(取引先区分、型格区分、部品分類区分)以外の予め用意された区分を用いて決定されてもよい。重要度区分決定部29は、予め設定された期間毎または契機毎に、重要度区分を変更することができる。
本実施例では、重要度区分として環境情報取得の影響の重大性が大きい順に“A”、“B”、“C”、“N”の4つの区分が設けられ、決定に用いる区分の重み付け等により、各重要度区分が以下のビジネスリスク要因に対応しているものとする。
「重要度区分“A”=部品や材料に関する法令や規則にもとづくビジネスリスク要因(環境情報を取得する必要性が非常に高く、取得できない場合のビジネスリスクが非常に高い部品や材料)、
重要度区分“B”=部品や材料の調達上の困難性によるビジネスリスク要因(環境情報を取得する必要性がやや高く、取得できない場合のビジネスリスクがやや高い部品や材料)、
重要度区分“C”=部品や材料の価格の変動によるビジネスリスク要因(環境情報を取得する必要性が高く、取得できない場合のビジネスリスクが高い部品や材料)、
重要度区分“N”=ビジネスリスクが低いか無い(環境情報を取得する必要性があまり高くなく、取得できない場合のビジネスリスクもあまり高くない部品や材料)」
照合要求部210は、情報要求された環境情報が第2情報記憶部21に存在しない場合に、情報要求で指定された取引コードおよび型格を示す照合キー、および、決定された重要度区分を指定した照合要求を第1管理システム1へ送信する。
情報取得部211は、第1管理システム1から照合要求した環境情報を取得して第2情報記憶部21へ記憶するとともに、情報出力部28へ通知する。
図3は、第1情報記憶部11に記憶される第1情報としての環境情報の例を示す図である。
第1情報記憶部11には、取引先(取引先コード)毎に、各型格の環境情報(質量、部品情報等)、当該環境情報の提供業務の担当者の情報(取引先名、会社情報、担当者、担当者メールアドレス等)、当該環境情報の登録日(登録日)等を含む第1情報が記憶される。なお、第1情報には、当該環境情報が第2管理システム2へ送信済みであることを示すフラグを含んでもよい。
図4は、第2情報記憶部21に記憶される第2情報としての環境情報の例を示す図である。
第2情報記憶部21には、情報要求の対象となった環境情報、すなわち、情報要求に指定された取引先コードおよび型格が一致する第1情報が、第2情報として記憶されている。図4に示す例は、図3に示す第1情報記憶部11に記憶されている環境情報の中から、取引先Aの型格Aの環境情報と取引先Cの型格Fの環境情報とが、情報要求の対象となり、第2情報記憶部21に記憶されていることを表している。
図5は、区分情報記憶部22に記憶される区分情報の例を示す図である。
区分情報記憶部22には、重要度区分、および、重要度区分の決定に用いる1または複数の区分、例えば、取引先区分、型格区分が、区分情報として記憶される。図5に示す例では、取引先区分、型格区分、部品分類区分を用いて重要度区分(A、B、C、N)を決定する場合の区分情報を示している。
取引先区分には、取引先コード毎に区分値(a、b、c、…)が設定されている。型格区分および部品分類区分についても、同様に、型格毎、部品分類毎に区分値が設定されている。
図6は、第1管理システム1が保持する重要度区分の対応情報の例を示す図である。
重要度区分の対応情報は、重要度区分毎に、環境情報の取得手段および取得や通知の間隔(通知期間、収集期間)が設定されている。
依頼通知部15は、図6に示す重要度区分の対応情報を参照して、第2管理システム2から受け付けた重要度区分に対応する取得手段および収集期間、通知期間を決定する。
図6に示す対応情報の例では、重要度区分が“A”の場合に、取得手段として“情報提供依頼の通知(通知)”、通知の送信間隔(通知期間)として“即時および以降毎日毎”が設定されている。
この場合に、依頼通知部15は、即時に、照合キーで指定された「型格」の環境情報の提供を依頼する通知メッセージを作成し、第1情報記憶部11の照合キー(取引先および型格)に合致する第1情報に登録されている担当者の宛先(メールアドレス)へ通知メッセージを送信する。その後、依頼通知部15は、依頼した環境情報を取得するまで、毎日通知メッセージの送信を繰り返す。
また、重要度区分が“B”の場合に、取得手段として“情報提供依頼の通知(通知)”、通知期間として“即時および1週間毎”が設定されている。この場合に、依頼通知部15は、即時に、照合キーで指定された「型格」の環境情報の提供を依頼する通知メッセージを作成し、第1情報記憶部11の第1情報に登録されている担当者の宛先へ通知メッセージを送信する。その後、依頼通知部15は、依頼した環境情報を取得するまで、毎週1回、通知メッセージの送信を繰り返す。
また、重要度区分が“C”の場合に、取得手段として“巡回収集および情報提供依頼の通知(巡回収集と通知)”、収集期間および通知期間として“1週間毎”が設定されている。
この場合に、依頼通知部15は、情報収集部12に対し、現処理時点から1週間毎の巡回収集を依頼する。さらに、現処理時点から1週間の間に依頼した環境情報を取得していなかった場合に、依頼通知部15は、照合キーで指定された「型格」の環境情報の提供を依頼する通知メッセージを作成し、第1情報記憶部11の第1情報に登録されている担当者の宛先へ通知メッセージを送信し、依頼した環境情報を取得するまで、毎週1回、通知メッセージの送信を繰り返す。
情報収集部12は、1週間毎の巡回収集の依頼を受け付けると、例えば、通常の定期巡回収集処理が2週間毎に実行されている場合に、依頼された取引先の情報データベース6に対して1週間毎の巡回収集処理を行う。
重要区分が“N”の場合に、取得手段として“巡回収集”のみが設定されている。この場合に、依頼通知部15は、依頼された環境情報の収集を、情報収集部12が行う例えば2週間毎の定期巡回収集処理に委ね、情報提供を依頼する通知メッセージの送信を行わない。
以下に、図7〜図9を用いて、情報管理システム10の処理の流れを説明する。
図7は、第1管理システム1による環境情報の定期巡回収集処理の処理フロー例を示す図である。
第1管理システム1において、情報収集部12が、予め定められた期間毎に、予め定められた取引先の情報データベース6を巡回し、取引先の情報データベース6の情報を第1情報記憶部11に記憶する第1情報と照合して、環境情報の登録や更新があるかを調べる(ステップS10)。取引先の情報データベース6に新規な環境情報が登録されていれば(ステップS11の「新規登録あり」)、ステップS12の処理へ進み、第1情報記憶部11に存在する環境情報が更新されていれば(ステップS11の「更新あり」)、ステップS14の処理へ進み、第1情報記憶部11に存在する環境情報に変化がなければ(ステップS11の「なし」)、ステップS18の処理へ進む。
ステップS12の処理では、情報収集部12が、取引先の情報データベース6に新規登録された環境情報を取得し、さらに、取得した環境情報を第1情報記憶部11に保存する(ステップS13)。
ステップS14の処理では、情報収集部12が、取引先の情報データベース6の更新された環境情報(更新情報)を取得し、その更新情報で第1情報記憶部11を更新する(ステップS15)。さらに、情報収集部12が、更新した第1情報記憶部11の環境情報が既に第2管理システム2へ提供されている情報であるかを調べる(ステップS16)。更新した環境情報が既に提供している情報であれば(ステップS16のY)、情報収集部12が、更新した環境情報を第2管理システム2へ送信し(ステップS17)、更新した環境情報が未だ提供済ではない情報であれば(ステップS16のN)、ステップS18の処理へ進み、情報収集部12が、巡回する予定の取引先の情報データベース6があるかを判断する(ステップS18)。巡回する取引先があれば(ステップS18のY)、ステップS10の処理へ戻り、巡回する取引先がなければ(ステップS18のN)、処理を終了する。
上記ステップS17の処理により、第2管理システム2では、情報取得部211が、第1管理システム1から受信した更新済みの環境情報で第2情報記憶部21を更新する。
図8は、第2管理システム2による環境情報の提供処理の処理フロー例を示す図である。
第2管理システム2では、情報要求受付部26が、設計支援システム4から情報要求を受け付けると、第2情報検索部27が、情報要求で指定された取引先コードおよび型格をもとに第2情報記憶部21を検索する(ステップS30)。第2情報記憶部21に取引先コードおよび型格が一致する環境情報がなければ(ステップS31のN)、ステップS32の処理へ進み、一致する環境情報があれば(ステップS31のY)、ステップS37の処理へ進む。
ステップS32の処理で、重要度区分決定部29が、情報要求で指定された取引先コードおよび型格をもとに、区分情報記憶部22に記憶された、該当する取引先区分、型格区分、部品分類区分それぞれの分類値を取得して重要度区分を決定する(ステップS32)。なお、複数の区分値により重要度区分を決定する処理は既知であるので処理の説明を省略する。
照合要求部210は、情報要求で指定された取引先コードおよび型格を照合キーとする照合要求、ならびに決定した重要度区分を第1管理システム1へ通知する(ステップS33)。
その後、第1管理システム1からの環境情報の受信を待機し(ステップS34、ステップS35のN)、照合要求をした環境情報を第1管理システム1から取得したら(ステップS35のY)、受信した環境情報を第2情報記憶部21へ登録し(ステップS36)、さらに、受信した環境情報を情報要求をした設計支援システム4へ送信する(ステップS37)。
図9は、第1管理システム1による環境情報の照合処理および情報依頼通知処理の処理フロー例を示す図である。
第1管理システム1では、要求受付部13が、図8に示す処理フローのステップS33の処理により通知された照合要求を受け付けると、情報照合部14が、受け付けた照合キー(取引先コード、型格)により第1情報記憶部11を検索する(ステップS40)。第1情報記憶部11に該当する環境情報があれば(ステップS41のY)、ステップS411の処理へ進み、第1情報記憶部11に該当する環境情報がなければ(ステップS41のN)、ステップS42の処理へ進む。
ステップS42の処理で、照合要求と共に通知された重要度区分を判定し(ステップS42)、重要度区分が“A”または“B”であれば(ステップS42の「A/B」)、ステップS43の処理へ進み、重要度区分が“C”であれば(ステップS42の「C」)、ステップS46の処理へ進み、重要度区分が“N”であれば(ステップS42の「N」)、ステップS411の処理へ進む。
ステップS43の処理で、依頼通知部15が、重要度区分の対応情報をもとに、環境情報の取得手段を「通知」と設定して、既に設定している情報依頼通知に係る重要度区分と比べて通知の優先度を入れ替える。さらに、依頼通知部15は、情報依頼通知の通知期間を設定し(ステップS44)、該当する環境情報の取引先の担当者のメールアドレスを宛先とする通知メッセージ(情報依頼通知)を即時に送信する(ステップS45)。
ステップS46の処理で、依頼通知部15は、重要度区分の対応情報をもとに、環境情報の取得手段を「巡回収集」と設定して収集期間を設定し、さらに、情報収集部12に対して設定した収集期間毎の収集処理を依頼すると共に、巡回収集時の情報依頼通知を設定し(ステップS47)、通知期間を設定する(ステップS48)。例えば、情報取得部12が通常行う定期巡回取得処理の間隔が2週間毎であれば、収集期間を1週間毎と設定して該当する取引先に対する巡回収集を依頼する。
依頼通知部15は、情報依頼の通知に係る環境情報を取得したかを判断し(ステップS49)、情報収集部12または依頼情報取得部16が依頼した環境情報を取得していなければ(ステップS49のN)、通知メッセージ(情報依頼)を送信して(ステップS410)、ステップS49の処理へ戻り、依頼した環境情報を取得していたら(ステップS49のY)、取得した環境情報を第1情報記憶部11へ登録する(ステップS411)。
以下に、情報管理システム10の別の実施例について説明する。
図10は、情報管理システム10の第2の実施例におけるシステム構成例を示す図である。
第2の実施例において、情報管理システム10は、複数の企業各々に備えられる複数の第2管理システム2を有している。例えば、グリーン製品を製造し環境情報を収集、保管する保管者(X社、Y社、Z社、…)の第2管理システム2X、2Y、2Z、…が、例えばインターネットであるネットワーク7を通じて第1管理システム1と接続している。
第2の実施例における第2管理システム2の機能ブロック構成、各処理部の機能および記憶する情報等は、図2に示す第1の実施例の場合とほぼ同じであるが、第2情報記憶部21に記憶する環境情報は、型格の代わりに部品や材料を識別する各製造業者独自の識別情報(部品番号)で対応づけて登録されている。
第2の実施例における第1管理システム1は、複数の第2管理システム2からの情報要求に対応するために、さらに新規な機能を有している。
図11は、第2の実施例における第1管理システム1の機能ブロック構成例を示す図である。
第1管理システム1は、図2に示す第1の実施例における機能ブロック構成に、さらに、対応情報記憶部110および部品番号・型格対応管理部111を備えている。
対応情報記憶部110は、各保管者(X社、Y社、Z社)毎に、保管者で使用される部品番号と、相当する部品や材料を示す型格と対応付けた部品番号の対応情報を記憶する。
図12は、部品番号の対応情報の例を示す図である。部品番号の対応情報は、保管者毎に、保管者の部品番号と型格との対応関係が登録されている。
第2の実施例において、部品番号・型格対応管理部111は、第2管理システム2から照合要求を受け付けると、対応情報記憶部110の部品番号の対応情報をもとに、照合要求で指定された部品番号を対応する型格に変換して情報照合部14へ渡す。また、情報取得部12または依頼情報取得部16が取得した環境情報に、該当するその型格に対応する部品番号を付加して第2管理システム2へ送信する。
さらに別の実施例である第3の実施例では、情報管理システム10が、図10に示すシステム構成をとり、図11に示す対応情報記憶部110および部品番号・型格対応管理部111が、各保管者(X社、Y社、Z社)毎に備えられた第2管理システム2に設けられ、第1管理システム1は、図2に示す機能ブロック構成となる。
第3の実施例では、第2管理システム2毎に、自社の部品番号と型格との対応付けを管理し、自社の設計支援システム4(図10に図示しない)からの情報要求で指定されている部品番号を供給者側の型格に変換して第1管理システム1に送信する。
図13は、上記実施例における第1管理システム1および第2管理システム2のハードウェア構成例を示す図である。
第1管理システム1および第2管理システム2は、それぞれ、CPU101、主記憶部(DRAM)102、補助記憶部(HDD)103、ネットワークカード104が内部ネットワーク等で接続されたコンピュータ100で実施することができる。
第1管理システム1および第2管理システム2を実施するコンピュータ100では、第1管理システム1または第2管理システム2の各機能を実現するための処理を実行する実行プログラムおよびその処理に必要な情報が補助記憶部102に記憶され、実行プログラムが主記憶部103にロードされて処理を実現する。第1情報記憶部11、対応情報記憶部110、第2情報記憶部21、区分情報記憶部22は、それぞれ、補助記憶部102により実現される。第1管理システム1および第2管理システム2のデータ通信機能は、ネットワークカード104により実現される。
なお、実行プログラムは、CD−ROM、CD−RW、DVD−R、DVD−RAM、DVD−RW等やフレキシブルディスク等の記録媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置やコンピュータのハードディスク等に記憶されるものであってもよい。
なお、第1管理システム1および第2管理システム2を構成する要素は、任意の組合せで実現されてもよい。複数の構成要素が1つの部材として実現されてもよく、1つの構成要素が複数の部材から構成されてもよい。また、第1管理システム1および第2管理システム2は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各種の改良および変更を行ってもよいことは当然である。
以上のように、情報管理システム10では、第1管理システム1が、取引先(供給者)、型格や部品分類の区分から決定した重要度区分に応じて環境情報の取得手段を選択し環境情報の依頼を通知する期間を設定する。よって、グリーン製品の部品採用上のビジネスリスクに応じた環境情報の収集を実現することができる。
また、情報管理システム10では、定期的な巡回収集や情報提供依頼の通知を任意の間隔で実行するため、環境情報をタイムリーに取得することができる。
また、情報管理システム10では、第1管理システム1が、環境情報の要求の有無に関係なく供給者から定期的に環境情報を収集・保存する。よって、設計や製造側からの情報要求の度に取引先に環境情報提供を依頼する必要がなく、必要な環境情報を即時に要求側へ提供できる割合を高くすることができる。
また、環境情報を提供する供給者側も、自社の公開用の記憶装置に環境情報を蓄積しておけばよく、依頼の度に取引先(保管者)が求める書式で環境情報を作成し、提供する必要がなく、環境情報の提供に関わる作業負担を軽減することができる。
10 情報管理システム
1 第1管理システム
11 第1情報記憶部
12 情報収集部
13 要求受付部
14 情報照合部
15 依頼通知部
16 依頼情報取得部
17 情報制度判定部
110 対応情報記憶部
111 部品番号・型格対応管理部
2 第2管理システム
21 第2情報記憶部
22 区分情報記憶部
23 取引先区分管理部
24 型格区分管理部
25 部品分類区分管理部
26 情報要求受付部
27 第2情報検索部
28 情報出力部
29 重要度区分決定部
210 照合要求部
211 情報取得部
3 ネットワーク(イントラネット)
4 設計支援システム
5 ネットワーク(インターネット)
6 取引先の情報データベース

Claims (5)

  1. 複数の提供者から情報を収集し管理する情報管理方法であって、コンピュータが、
    予め設定された複数の供給者の情報データベースを予め設定した期間毎に巡回し、部品または材料に関する含有化学物質の情報を収集し、収集した情報を、該部品または材料を識別する型格および該情報の供給者を識別する取引先と対応付けて情報記憶部に保存し、
    型格および取引先が指定された情報要求を受け付け、前記情報記憶部から前記型格および前記取引先に合致する情報を検索し、
    部品または材料の分類毎、部品または材料の型格毎および取引先毎のそれぞれに対する予め設定された区分値を示す区分情報を保持し、前記情報記憶部に前記型格および前記取引先に合致する情報が存在しない場合に、前記区分情報の1つの区分または複数の区分の区分値をもとに前記情報要求された情報の重要度区分を決定し、
    前記重要度区分にもとづいて情報取得手段を決定し、決定した情報の取得手段に従って前記情報要求で指定された取引先から前記情報要求に係る情報を取得して出力する、処理を実行する
    ことを特徴とする情報管理方法。
  2. 前記コンピュータが、
    前記重要度区分が重要度の高い区分である場合に、前記情報取得手段として、前記情報要求で指定された取引先に対する情報提供依頼の通知および実行の間隔を決定し、
    前記決定した実行の間隔で、前記情報要求で指定された取引先へ前記情報要求で指定された型格の情報提供依頼を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  3. 前記取引先の区分は、前記供給者毎の環境情報の提供者としての信頼性を示す区分であり、信頼性の高低に対応する複数の区分が設定され、前記型格の区分は、製品に採用される前記部品毎または前記材料毎の調達上の重要性を示す区分であり、調達上の困難性の高低に対応する複数の区分が設定され、前記部品または材料の分類の区分は、部品または材料の分類毎の法令上の重要性または運用上の情報の重要性を示す区分であり、情報の必要性の大小に対応する複数の区分が設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  4. 前記コンピュータが、
    前記情報記憶部に記憶された情報に含まれる項目が所定の記載項目に対して所定の割合に満たない場合、または前記情報記憶部に記憶された情報が所定の期間を超えても更新されない場合に、該情報の精度が低いと判定し、
    前記重要度区分を決定する際に、精度が低いとの判定がされた情報に係る取引先について、設定された前記区分値の代わりに該判定にもとづいて区分値を計算する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報管理方法。
  5. 複数の提供者から情報を収集し管理するシステムであって、
    部品または材料を識別する型格および情報の供給者を識別する取引先を対応付けて部品または材料に関する含有化学物質の情報を記憶する情報記憶部と、
    部品または材料の種類毎、部品または材料の型格毎および取引先毎のそれぞれに対する予め設定された区分値を示す区分情報を記憶する区分情報記憶部と、
    予め設定された複数の供給者の情報データベースを予め設定した期間毎に巡回し、部品または材料に関する含有化学物質の情報を収集し、収集した情報を前記情報記憶部に保存する情報取得部と、
    型格および取引先が指定された情報要求を受け付け、前記情報記憶部から前記型格および前記取引先に合致する情報を検索する情報検索部と、
    前記情報記憶部に前記型格および前記取引先に合致する情報が存在しない場合に、前記区分情報の1つの区分または複数の区分の区分値をもとに前記情報要求された情報の重要度区分を決定する重要度区分決定部と、
    前記重要度区分にもとづいて情報取得手段を決定し、決定した情報の取得手段に従って前記情報要求で指定された取引先から前記情報要求に係る情報を取得する情報取得部と、
    前記情報要求にもとづいて取得した情報を出力する情報出力部とを備える
    ことを特徴とする情報管理システム。
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