JP6035742B2 - ボールペンリフィル - Google Patents
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Description
中でも金属製のパイプは、インキの蒸発防止や高級感を得るために使用していることはよく知られている。
通常、パイプは押し出し成形或いは、引き抜き成形で作製される。そして、溶接をしないシームレス管と溶接引き抜き管に大別される。前記シームレス管は押し出しで、溶接引き抜き管は引き抜き成形で作製されるのが一般的である。
そして、前記シームレス管は金属の塊から直接ダイスから押し出して作製されるが、非常に単価が高く、実際上、筆記具に使用することは困難になっている。よって、板状の金属を丸めて合わせ目を溶接し、次いで、ダイスから引き抜いて溶接痕を滑らかにすると同時に所定の内外径に仕上げると言った手法が採られている。
ここで、銅合金やアルミニウム合金管の場合には、インキ収容管に収容されているインキと反応してしまう危険性があり、めっきやアルマイト等の後処理を施している。そのため、コストが高くなってしまう。
また、ボールペンチップ(以下、チップと称す。)の圧入に耐える強度とするためには、
パイプの肉厚が少なくとも0.3mm以上必要であり、そのため、リフィルが太くなり、スリム化を図ることが困難であった。
ちなみに、従来のステンレス製のパイプは、チップの圧入時の圧入代の許容範囲が狭く、その圧入代が直径で0.02〜0.03mmを有しないと、安定的なチップの圧入が得られない。即ち、圧入代が直径で0.02mm未満であると圧入強度が弱くなり、チップが抜けやすくなり、0.03mmを超えると圧入強度が強すぎてチップの挿入不足が発生してしまい、強いては、パイプ自体が曲がってしまう危険性があった。
このボールペン用リフィルは、筆記部とインキ収容部及びインキとグリスより成る。
本発明の金属パイプは、伸び率が20〜60%である。これは、ボールペンチップ圧入による塑性変形が起こりにくいことから、ボールペンチップの圧入後はボールペンチップの圧入部の外周に沿ってぴったりと密着する様な形状となるため、溶接引き抜き管の様に溶接痕(数ミクロンの凹凸)が多少残っていてもチップ圧入部とステンレスパイプの間に隙間が生じにくく、低粘度のインキを収容しても漏れを防止できるからである。
一方、耐性が20未満であると、チップの圧入応力により経時割れが生じやすく、50を超えるとパイプの強度が高くなり過ぎてチップの圧入が硬くなってしまうからである。
さらに、金属パイプの延性、じん性を向上させるためパイプの引き抜き工程の間に固溶化熱処理(ステンレス鋼)あるいは溶体化処理(銅合金、アルミニウム合金)を入れることが出来る。即ち、固溶化熱処理あるいは溶体化処理を行うことによって延性、じん性等の向上が出来るからである。
インキ収容管は、SUS304(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.3×φ1.83×L58.5mm)を用いた。引き抜き後のパイプの硬さは、ハードビッカース硬度で380であった。伸び率は21%で、耐力は22kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、500mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS301(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.32×φ1.81×L58.4mm)を用いた。引き抜き後のパイプの硬さは、ハードビッカース硬度で470であった。伸び率は23%で、耐力は21kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、700mP・sでインキ色は赤である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS303(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.29×φ1.83×L58.6mm)を用いた。溶接引き抜き後のパイプの硬さは、ハードビッカース硬度で330であった。伸び率はで20%で、耐力は20kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.84mm)を用いた。充填するゲルボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は赤である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS316(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.31×φ1.81×L58.5mm)を用いた。溶接引き抜き後のパイプの硬さは、ハードビッカース硬度で400であった。伸び率は25%で、耐力は26kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.88mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、700mP・sでインキ色は赤である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS329(オーステナイト・フェライト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。引き抜き後のパイプの硬さは、ハードビッカース硬度で440であった。伸び率は21%で、耐力は22kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、1000mP・sでインキ色は青である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、固溶化熱処理後引き抜き加工されたSUS304(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さはハードビッカース硬度で380であった。伸び率は21%で、耐力は22kgf/mm2であった。ボールペンチップは、KFS7(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、10,200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、固溶化熱処理後引き抜き加工されたSUS301(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さはハードビッカース硬度で380であった。伸び率は60%で、耐力は22kgf/mm2であった。ボールペンチップは、KFS7(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、10,200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、固溶化熱処理後引き抜き加工されたSUS301(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。固溶化熱処理後の硬さは、ハードビッカース硬度で380であった。伸び率は21%で、耐力は50kgf/mm2であった。ボールペンチップは、KFS7(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、10,200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、固溶化熱処理後引き抜き加工されたSUS303(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。固溶化熱処理後の硬さは、ハードビッカース硬度で380であった。伸び率は55%で、耐力は45kgf/mm2であった。ボールペンチップは、KFS7(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、10,200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、固溶化熱処理後引き抜き加工されたSUS329(オーステナイト・フェライト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。固溶化熱処理後の硬さは、ハードビッカース硬度で400であった。伸び率は60%で、耐力は50kgf/mm2であった。ボールペンチップは、KFS7(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.84mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、10,200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は20%で、耐力は20kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.84mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.81×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は60%で、耐力は21kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.88mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.81×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は20%で、耐力は50kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.84mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.81×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は60%で、耐力は50kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.81×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で250であった。伸び率は40%で、耐力は30kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は20%で、耐力は20kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.84mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.81×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は60%で、耐力は20kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.88mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は20%で、耐力は50kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で100であった。伸び率は40%で、耐力は30kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は30%で、耐力は40kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.87mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS430(フェライト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で350であった。伸び率は17%で、耐力は15kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、1000mP・sでインキ色は青である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS304(オーステナイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で400であった。伸び率は17%で耐力は、60kgf/mm2であった。ボールペンチップは、BXM7H(油性ボールペン用)チップ(圧入部外径φ1.87mm)を用いた。充填する油性ボールペンインキの粘度は、500mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS403(マルテンサイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は70%で、耐力は15kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、SUS403(マルテンサイト系)パイプ(寸法φ2.30×φ1.83×L58.5mm)を用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で400であった。伸び率は70%で、耐力は55kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は15%で、耐力は16kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は15%で、耐力は60kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.87mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で200であった。伸び率は65%で、耐力は16kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、真鍮の押し出しパイプを用いた。耐食性付与のため表面と内面にニッケルめっき(無電解めっき処理)を施した。パイプの寸法は、φ2.44×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの真鍮部分の硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は65%で、耐力は55kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は15%で、耐力は15kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は15%で、耐力は15kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.86mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は70%で、耐力は15kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
インキ収容管は、アルミニウムの押し出しパイプを用いた。耐食性付与のためアルマイト処理を施した。パイプの寸法は、φ2.63×φ1.83×L58.5mmを用いた。パイプの硬さは、ハードビッカース硬度で150であった。伸び率は70%で、耐力は60kgf/mm2であった。ボールペンチップは、LRNKS5(ゲルボールペン用)チップチップ(圧入部外径φ1.85mm)を用いた。充填する水性ボールペンインキの粘度は、200mP・sでインキ色は黒である。
チップの圧入は、ハンドプレス用いて行った。ボールペンチップをセットする専用の治具をハンドプレスの下の台にセットし、パイプを上の治具にセットし、プレスして圧入した。その後インキを0.2g充填し、更にグリスを0.01g充填し、遠心分離を行った。
2 ボールペンチップ
2a チップ本体
2b ボール
3 インキ収容管
Claims (3)
- 金属製のインキ収容管の先端部内に、ボールを回転自在に抱持した金属製のボールペンチップ後端部を圧入装着してなるボールペンリフィルにおいて、前記インキ収容管はステンレスからなり、また、伸び率が20〜60%、かつ、耐力が20〜50kgf/mm2 、かつ、ハードビッカース硬度が400±80であることを特徴とするボールペンリフィル。
- 金属製のインキ収容管の先端部内に、ボールを回転自在に抱持した金属製のボールペンチップ後端部を圧入装着してなるボールペンリフィルにおいて、ボールペンチップとインキ収容管の圧入代を直径で0.01〜0.07mmとしたことを特徴とする請求項1に記載のボールペンリフィル。
- 金属製のインキ収容管の先端部内に、ボールを回転自在に抱持した金属製のボールペンチップ後端部を圧入装着してなるボールペンリフィルにおいて、前記インキ収容管は溶接引き抜き管であり、その引き抜き過程で固溶化熱処理、または、溶体化熱処理を施したことを特徴とする請求項1、或いは、請求項2に記載のボールペンリフィルの製造方法。
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