JP6031880B2 - Rfidタグ - Google Patents

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Description

本発明は、RFIDタグに関する。
従来より、カード本体の内部にアンテナコイルが内蔵される非接触型IDカードがある。この非接触型IDカードでは、アンテナコイルは、カード本体の厚さ方向に対して複数の凹凸を有する波形状を有する(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−034185号公報
ところで、上述のような従来のカードは、曲面に貼り付けると破損する場合がある。また、伸縮する曲面に貼り付けると、破損する場合がある。すなわち、従来のカードは耐久性が低い。
そこで、耐久性の高いRFIDタグを提供することを目的とする。
本発明の実施の形態のRFIDタグは、長手方向に形成される第1凹凸部を有する第1シート部と、前記第1シート部の表面に形成され、可撓性及び弾性を有するアンテナと、前記アンテナに電気的に接続されるICチップと、長手方向に形成される第2凹凸部を有し、前記第1シート部との間で前記アンテナと前記ICチップを覆う第2シート部と、可撓性及び弾性を有し、前記第1シート部及び前記第2シート部を覆う外装部材とを含み、前記第1シート部と前記第2シート部と前記外装部材は前記ICチップが搭載される部分を除いて長手方向に波状であり、アンテナは長手方向に波状である。
耐久性の高いRFIDタグを提供することができる。
比較例のRFIDタグを示す図である。 比較例のRFIDタグ10を物品の曲面に貼り付けた状態を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100のインレット101を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100の実装状態を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100の他の実装状態を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100のインレット101の加工工程を示す図である。 実施の形態1のRFIDタグ100の波形状を説明する図である。 実施の形態1のRFIDタグ100の波形状を説明する図である。 インレット101の伸縮を表す図である。 伸縮率の求め方を説明する図である。 実施の形態1の変形例のRFIDタグ100C、100Dを示す図である。 実施の形態2のRFIDタグ200を示す図である。 実施の形態2の変形例のRFIDタグ200A、200Bを示す図である。
以下、本発明のRFID(Radio Frequency Identification)タグを適用した実施の形態について説明する。
実施の形態のRFIDタグについて説明する前に、比較例のRFIDタグを用いて、比較例のRFIDタグの問題点について説明する。
<比較例>
図1は、比較例のRFIDタグを示す図であり、(A)は断面図、(B)は透過的に示す平面図である。図1(A)は、図1(B)のA−A矢視断面を示す図である。図1では、図示するように直交座標系であるXYZ座標系を定義する。
また、以下では、図中上側にある面を表面と称し、下側にある面を裏面と称す。ただし、これは説明の便宜上の定義であり、普遍的に表面、裏面であることを表すものではない。
比較例1のRFIDタグ10は、インレット1、及び、インレット1を覆うゴム製の外装部2を含む。
インレット1は、シート3、4、アンテナ5、及びICチップ6を有する。なお、図1(B)は、外装部2の上半分とシート4を省いた状態の平面を透過的に示す図である。
シート3、4は、PET(Polyethylene Terephthalate)フィルムである。アンテナ5は、通信用のアンテナであり、シート3上に配線されている。ICチップ6はシート3の表面に設置されてアンテナ5に電気的に接続され、アンテナ5を介して無線通信を行う。シート4は、シート3に上方から張り合わされ、シート3との間でアンテナ5及びICチップ6を覆っている。
外装部2は、例えば、上下に分割されているものを熱融着させて貼り合わせることにより、インレット1を覆うように形成されている。
次に、図2を用いて、比較例のRFIDタグ10を物品の曲面に貼り付けた場合の問題点について説明する。
図2は、比較例のRFIDタグ10を物品の曲面に貼り付けた状態を示す図である。図2(A1)では、RFIDタグ10は、円柱状の部材11の側面に沿って一周するように貼り付けられている。
図2(A2)は、図2(A1)におけるB1−B1矢視断面を示す図である。図2(A2)に示すようにRFIDタグ10を円柱状の曲面に貼り付けると、曲面の曲率が大きい場合には、PET製のシート3、4を曲面の曲率に沿って折り曲げることができずに折れてしまい、インレット1が破損する場合がある。また、この場合には、アンテナ5とICチップ6との接続部が破損し、RFIDタグ10が使用不能な状態になる場合がある。
図2(B1)は、円柱状の部材12の側面の一部にRFIDタグ10が貼り付けられている状態を示す。また、図2(C1)は、四角柱状の部材13の側面の一部にRFIDタグ10が貼り付けられている状態を示す。四角柱状の部材13は、4つの角が丸められている。
図2(B2)、図(C2)は、それぞれ、図2(B1)、図2(C1)におけるB2−B2矢視断面、B3−B3矢視断面を示す図である。図2(B2)、(C2)に示すように、RFIDタグ10を曲面に貼り付けると、PET製のシート3、4を曲面の曲率に沿って折り曲げることができずに折れてしまい、インレット1が破損する場合がある。また、この場合には、アンテナ5とICチップ6との接続部が破損し、RFIDタグ10が使用不能な状態になる場合がある。
以上のように、比較例のRFIDタグ10は、物品の曲面に貼り付けると破損する場合があった。
また、比較例のRFIDタグ10を物品の曲面に貼り付けても破損しない場合でも、例えば、物品が熱膨張等によって伸縮すると、RFIDタグ10が伸縮による変形に対応できずに、破損する場合があった。
以上のように、比較例のRFIDタグ10は、耐久性が低いという問題点がある。
このため、以下で説明する実施の形態では、耐久性の高いRFIDタグを提供することを目的とする。
<実施の形態1>
図3は、実施の形態1のRFIDタグ100を示す図である。図3(A)は、RFIDタグ100の全体の断面を示し、(B)は斜視図、(C)は(A)に破線Aで示す部分の断面を拡大して示す図である。図3(A)に示す断面は、図3(B)のA3−A3矢視断面である。なお、図3では、図示するように直交座標系であるXYZ座標系を定義する。
実施の形態1のRFIDタグ100は、インレット101と外装部102を含む。インレット101は、シート103、104、アンテナ105、及びICチップ106を有する。RFIDタグ100は、外装部102の下面を物品への貼り付け面としている。
インレット101は、ICチップ106が搭載される長手方向(X軸方向)の中央部を除いて、長手方向に波状に加工されている。長手方向に波状に加工された部分は、長手方向に形成される凹凸部の一例である。このようにインレット101を波状に加工するには、加熱処理を行う。なお、インレット101の形成方法については後述する。
シート103、104は、長手方向(図3中のX軸方向)に波状に加工されたPET(Polyethylene Terephthalate)フィルムである。なお、図3(B)の斜視図では、見易さを優先して、シート103、104の図示を省略するが、外装部102の上面の波状の部分102C、102Dは、シート103及び104の波状の部分に対応している。波状の部分102C、102Dは、第3凹凸部の一例である。
シート103は、第1シート部の一例であり、シート104は、第2シート部の一例である。シート103の波状に加工された部分103Aは、長手方向に形成された第1凹凸部の一例である。シート104の波状に加工された部分104Aは、長手方向に形成された第2凹凸部の一例である。
シート103の波状に加工された部分103Aと、シート104の波状に加工された部分104Aとは、波の位相が等しい。すなわち、シート103の波状に加工された部分103Aと、シート104の波状に加工された部分104Aとは、波の位相が対応している。
シート103は、波状に加工された部分103Aを2つ有し、2つの波状に加工された部分103Aの間に、平坦部103Bを有する。
シート103の上面には、アンテナ105とICチップ106が実装されている。ICチップ106は、平坦部103Bに実装される。シート103と104は、例えば、波状に加工する前に、平坦なシート103の上にアンテナ105とICチップ106を実装し、その上にシート104を接着して平坦なインレット101を作製した後に、熱処理を行うことによって波状に加工される。なお、シート103と104の接着は、例えば、アクリル系の粘着テープを用いることができる。
シート103、104は、PETフィルム以外のものであってもよく、例えば、ポリプロピレンフィルム、塩化ビニル製のフィルムを用いることができる。
アンテナ105は、シート103の一方の表面(上面)に形成される。アンテナ105は、例えば、銀ペーストによって形成される。銀ペーストとしては、熱硬化性のある樹脂に、銀粉末を混合させたペースト状のものを用いればよい。ペースト状の銀ペーストをシート103の表面に塗布し、加熱して熱硬化させることにより、アンテナ105を形成することができる。
なお、アンテナ105の平面視でのパターンについては、図4を用いて後述する。
ICチップ106は、ベース部110の一方の面に実装され、アンテナ105に電気的に接続される。ICチップ106は、例えば、アンダーフィル材によってシート103の一方の面に実装される。
ICチップ106は、アンテナ105を介してRFIDタグ100のリーダライタからRF(Radio Frequency)帯域の読み取り用の信号を受信すると、受信信号の電力で作動し、アンテナ105を介して識別情報を発信する。これにより、リーダライタでRFIDタグ100の識別情報を読み取ることができる。
外装部102は、下側部102Aと上側部102Bを有する。下側部102Aと上側部102Bは、それぞれ、波状に加工したインレット101の下側と上側を覆うように配設される。下側部102Aと上側部102Bは、平面視でインレット101より大きい。下側部102Aと上側部102Bは、例えば、加熱して融着させることにより、インレット101を囲む周囲の部分同士が接合される。この状態で、外装部102は、インレット101の周囲の全体を覆うことになる。
ここで、外装部102の下側部102Aは、予めシート103の波形状に合わせて上面のシート103に当接する部分を波状に加工するとともに、底面が平坦になるように加工しておいてもよい。また、シート103の波形状の凹凸を吸収できる程度の弾性及び可撓性を有する場合は、平坦なゴムシートを用いてもよい。この場合は、下側部102Aとして用いる平坦なゴムシートの上面のうち、シート103に当接する部分が波状になる。
なお、下側部102Aの下面は、RFIDタグ100によって識別を行う物品への取り付け面である。また、外装部102は長手方向の両端に端部102E、102Fを有する。
外装部の上側部102Bは、予めシート104の波形状に合わせてシート104に当接する部分を波状に加工しておいてもよい。また、また、シート104の波形状の凹凸に合わせて変形できる程度の弾性及び可撓性を有する場合は、平坦なゴムシートを用いてもよい。この場合は、上側部102Bとして用いる平坦なゴムシートのうち、シート104に当接する部分が波状になる。
外装部102は、弾性及び可撓性を有する材料で形成されていればよく、例えば、エントロピー弾性のある部材で形成することができる。エントロピー弾性には、例えば、ゴム弾性とエラストマー弾性がある。このため、外装部2を形成する可撓性及び弾性を有する部材の材料としては、ゴム弾性のあるゴム系の材料、又は、エラストマー弾性のあるエラストマー系の材料を用いることができる。
ゴム系の材料としては、例えば、シリコーン(シリカケトン)ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、フッ素ゴム、エピクロルヒドリンゴム、イソプレンゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム、又はウレタンゴムを用いることができる。
エラストマー系の材料としては、塩化ビニル系、スチレン系、オレフィン系、エステル系、ウレタン系、又はアミド系のエラストマーを用いることができる。
図4は、実施の形態1のRFIDタグ100のインレット101を示す図である。図4(A)は平面図、(B)は(A)の断面図、(C)は波状に加工する前の平面図、(D)は波状に加工する前の断面図である。図4(B)は、図4(A)のA4−A4矢視断面であり、図4(D)は、図4(C)のB4−B4矢視断面である。
図4(A)、(B)に示すように、インレット101は、シート103、104、アンテナ105、及びICチップ106を含む。インレット101の長手方向(X軸方向)における中央部101Aは、ICチップ106を実装するために平坦であり、波状には加工されていない。
アンテナ105は、ICチップ106に接続される接続端子105A、105B、端部105C、105D、及び接続部105Eを有する。
接続端子105Aと105Bの間は接続されておらず、接続端子105A、105Bは、それぞれ、ICチップ106の下面にある端子に接続されている。ICチップ106は、例えば、アンダーフィル材によってシート103の一方の面に実装されており、これによって、接続端子105A、105Bと、ICチップ106の端子とが接続されている。
端部105C、105Dは、それぞれ、平面視で矩形状の部分である。端部105Cと接続端子105Aとの間と、端部105Dと接続端子105Bとの間は、それぞれ、直線的に接続されている。
接続部105Eは、接続点105Fにおいて、接続端子105Aと端部105Cとの間に一端が接続されるとともに、接続点105Gにおいて、接続端子105Bと端部105Dとの間に他端が接続される。接続部105Eは、接続点105Fと接続点105Gとの間で、コの字型にパターニングされている。
アンテナ105の長さは、RFIDタグ100の無線通信に用いる周波数に応じて設定すればよい。日本では、例えば、952MHz〜954MHz、又は2.45GHzの周波数帯がRFIDタグ用に割り当てられているため、アンテナ105の端部105Cから、接続端子105A、105Bを経て、端部105Dまでの長さが、使用周波数における波長λの1/2の長さになるようにすればよい。また、米国では915MHz、欧州(EU)では868MHzが代表的な周波数として割り当てられているため、これらの周波数における波長λの1/2の長さになるようにすればよい。なお、アンテナ105の長さは、端部105Cから、接続部105Eを経て、端部105Dまでの長さで設定してもよい。
図4(C)、(D)には、長手方向に波状に加工する前のインレット101の平面と側面を示す。波状に加工すると、長手方向の長さが短くなるため、図4(C)、(D)に示すインレット101は、図4(A)、(B)に示すインレットよりも、約5割程度長さが長い。なお、インレット101を波状に加工する方法については、後述する。
次に、図5を用いて、曲面を有する部材にRFIDタグ100を取り付けた状態について説明する。
図5は、実施の形態1のRFIDタグ100の実装状態を示す図である。
ここでは、図5(A)に示すように、RFIDタグ100の長手方向の両端にバンド110A、110Bを取り付けた。バンド110Aには孔111Aが空けられており、バンド110Bにはボタン111Bが取り付けられている。バンド110Aと110Bは、孔111Aにボタン111Bをかけることにより、ループ状になる。
図5(B)、(C)、(D)に示すように、円柱状の物品120の側面にRFIDタグ100の取り付け面を当接させ、バンド110A、110Bで固定する。なお、図5(B)は平面図、図5(C)はRFIDタグ100を拡大して示す斜視図、図5(D)は側面図である。
このようにRFIDタグ100を円柱状の物品120の側面に取り付けた状態では、インレット101が物品120の側面に合わせて曲がるため、インレット101の破損を抑制できる。この状態では、PET製のシート103、104は、物品120の曲面に合わせて曲げられている。シート103、104は、波状に加工されているため、波状に加工されていない場合に比べて、曲面に合わせて曲げやすくなっている。
また、アンテナ105はAgペーストで形成してあるため、このように曲げた状態でも、破断等が生じることはない。
また、このように曲げた状態では、シート103、104の波状の凹凸によってICチップ106は、物品120の側面から少し浮いた状態になり、外装部102の下側部102Aから受ける応力は緩和される。このため、アンテナ105とICチップ106の接続部の破断を抑制することができる。
なお、外装部102はゴム製であるため、図5に示すように折り曲げても、何ら問題は生じない。
以上のように、円柱状の物品120の側面に合わせてシート103、104を含むインレット101を曲げることができるため、実施の形態1のRFIDタグ100は、曲面に取り付けることが可能である。
次に、図6を用いて、RFIDタグ100を湾曲させて長手方向の両端を接続することにより、環状にした場合について説明する。
図6は、実施の形態1のRFIDタグ100の他の実装状態を示す図である。図6(A)は、環状にしたRFIDタグ100を示す側面図、(B)は実装状態を示す側面図、(C)は、平面図である。
図6(A)に示すように、RFIDタグ100の長手方向の両端にある端部102E、102Fを接続して環状にする。端部102E、102Fは、例えば、アクリル系の粘着テープで接続すればよい。
このように環状にしたRFIDタグ100を図6(B)、(C)に示すように、円柱状の物品130の側面に取り付ける。
このように円柱状の物品130の側面に、環状のRFIDタグ100を取り付けた場合でも、図5に示す場合と同様に、RFIDタグ100のインレット101に含まれるシート103、104は破損することなく曲面に沿って曲がる。また、アンテナ105、ICチップ106に、破断等の不具合が生じることはない。また、外装部102はゴム製であるため、図6に示すように折り曲げても、何ら問題は生じない。
以上のように、実施の形態1のRFIDタグ100の長手方向の両端を接続して環状にして円柱状の物品130の側面に合わせても、シート103、104を含むインレット101を曲げることができるため、実施の形態1のRFIDタグ100は、曲面に取り付けることが可能である。
以上のように、実施の形態1によれば、耐久性の高いRFIDタグ100を提供することができる。
また、以上では、円柱状の物品120、130の側面のような曲面にRFIDタグ100を取り付けることにより、RFIDタグ100を円弧状に曲げる形態について説明した。物品120、130は変形しないため、側面の形状及び寸法は一定である。
しかしながら、例えば、伸縮し得る曲面にRFIDタグ100を取り付ける場合には、RFID100は、曲がることに加えて、長手方向に伸び縮みすることになる。
例えば、実施の形態1のように波状に加工していないRFIDタグを伸縮しうる物品の曲面に取り付けた場合は、物品が伸縮した際に、RFIDタグが伸縮による変形に追従できずに破損する可能性がある。
これに対して、実施の形態1のRFIDタグ100は、伸縮しうる物品の曲面に取り付けて、物品が伸縮した場合でも、長手方向の伸縮であれば、波状に加工されたインレットが変形することにより、伸縮に追従できる。このため、実施の形態1によれば、伸縮しうる物品の曲面にも取り付けることのできる耐久性の高いRFIDタグ100を提供することができる。
このような伸縮しうる物品としては、例えば、熱膨張による伸縮、外的な力がかかることによる変形等が生じる物品が挙げられる。
次に、図7を用いて、インレット101を波状に加工する方法について説明する。
図7は、実施の形態1のRFIDタグ100のインレット101の加工工程を示す図である。図7(A1)〜(A3)と、図7(B1)〜(B4)には、互いに異なる工程を示す。なお、図7では、インレット101を簡略化して示す。
図7(A1)〜(A3)に示す工程では、(A1)に治具140A、140Bを用いる。治具140Aは、波状部141Aと平坦部142Aを有する。平坦部142Aは、2つの波状部141Aの中央部に位置している。治具140Bは、波状部141Bと平坦部142Bを有する。平坦部142Bは、2つの波状部141Bの中央部に位置している。
治具140Aと140Bの波状部141A、141Bは、波形状の位相が等しい。また、平坦部142Aと142Bは、治具140Aと治具140Bとを当接させた状態において、シート103、104、アンテナ105、及びICチップ106の合計の厚さに所定の余裕代を加えた長さだけ離間して対向するようになっている。
また、平坦部142A、142Bは、波状の形状の最も高い位置に位置している。
図7(A1)に示すように、治具140Aと140Bの間に、インレット101を配置する。このとき、ICチップ106が平坦部140Aと140Bとの間に位置するようにインレット101を配置する。インレット101は、シート103(図3参照)が下側に位置し、シート104が上側に位置するように配置する。なお、このとき、治具140A、140Bは、所定の温度に加熱しておく。ここでは、一例として、60℃に加熱しておく。
次に、図7(A2)に示すように、治具140A、140Bでインレット101を挟み、加圧するとともに、治具140A、140Bの温度を一定に保持する。この工程により、インレット101には、加熱処理と加圧処理が同時に行われる。図7(A2)に示す工程を行う時間と加圧処理の圧力は、インレット101に含まれるシート103、104の厚さ等に応じて、最適な時間と圧力に設定すればよい。
最後に、図7(A3)に示すように、治具140A、140Bを離間させ、波状に加工されたインレット101を取り出す。以上により、波状のインレット101が完成する。
なお、図7(A1)〜(A3)には、平坦部142A、142Bが波状の形状の最も高い位置に位置する形態を示した。このような治具140A、140Bを使えば、インレット101のシート103側を物品への貼り付け面にする場合に、物品からICチップ106までの距離を稼ぐことができ、RFIDタグ100が折り曲げられた際に、ICチップ106にかかる応力を低減することができる。
なお、治具140A、140Bの平坦部142A、142Bは、波状の形状の高さの中央部に位置してもよい。このような場合には、インレット101の上側(シート104側)からの距離を確保することもできる。
なお、平坦部142A、142Bは、波状の形状の高さの最も低い位置に位置してもよい。平坦部142A、142Bの高さは、RFIDタグ100の用途等に合わせて、適宜適切な高さに設定すればよい。
また、図7(B1)〜(B4)に示す工程では、まず、図7(B1)に示すように、治具150Aと治具150Bを用いる。治具150Aと治具150Bは、加熱されている。
治具150Aは、4つの突起151Aを有し、治具150Bの上面に沿って回転可能に保持されている。治部150Aの突起151Aは、治具150Bの波状部151Bの形状に対応するように構築されている。
治具150Bは、波状部151Bと平坦部152Bを有する。平坦部152Bは、2つの波状部151Bの中央部に位置している。
まず、図7(B1)に示すように、治具150Bの上にインレット101を載置し、治具150Aを図中の左端から回転移動させ、図7(B2)に示す位置まで移動させる。すなわち、平坦部152Bの手前まで治具150Aを回転移動させる。
次に、一端治具150Aを治具150Bから高さ方向に離して移動し、図7(B3)に示すように、治具150Aをインレット101の長手方向の反対側(図中の右側)から回転移動させる。治具150Aを図中の右端から回転移動させ、平坦部152Bの手前まで加工を行う。
以上により、図7(B4)に示すように、インレット101を波状に加工することができる。
次に、図8乃至図11を用いて、インレット101の波形状と、長手方向において許容される伸縮率について説明する。
図8及び図9は、実施の形態1のRFIDタグ100の波形状を説明する図である。ここでは、インレット101を単に正弦波のような波状のものとして簡略化して示す。
また、ここでは、インレット101の波形状を円弧と直線とを合わせた形状として取り扱う。すなわち、図8に示すように、波形状が表す波は、直線αと、弧βとを連続的に接続することによって得られるものとする。
図8に示すように、インレット101の波の振幅(高さ)をH、波の周期(ピッチ)をP、波の曲率半径をR、登頂角をAとする。
ここで、図9(A)に示すように、波形状の直線αを破線で示すように延長すると、隣り合う直線αの延長線は点γで接する。波の上側に位置する点γと、下側に位置する点γとの間の波の高さ方向の距離Lは、次式(1)で表すことができる。
Figure 0006031880
図9(B)は、図9(A)に破線Bに含まれる弧βで示す部分を拡大して示す図である。図9(B)では、弧βの中心点をO、中心点Oから直線に下ろした垂線と円弧β及び直線αの交点をXとする。また、図9(B)では、図9(A)に示す点γを点Yとして示し、直線OYと円弧βの交点をZとする。これらと、登頂角Aを用いると、直線OYとZYの長さは、次式(2)、(3)で表すことができる。式(3)は、式(2)を変形することによって得られる。
Figure 0006031880
Figure 0006031880
以上より、波形状の高さ(振幅)Hは、次式(4)で表すことができる。
Figure 0006031880
従って、インレット101の波形状を設計する際には、式(4)を用いて、高さを設定すればよい。
次に、図10及び図11を用いて、インレット101の伸縮率について説明する。ここで、RFIDタグ100の外装部102は、インレット101よりも変形しやすいため、RFIDタグ100の伸縮率は、インレット101の伸縮率によって決まると考えてよい。
図10は、インレット101の伸縮を表す図である。図11は、伸縮率の求め方を説明する図である。
インレット101は、波状に加工されているため、何も力がかかっていない状態では、図10(A)に示す長さであるとする。図10(A)に示すインレット101の右端を右方に引っ張ると、図10(B)に示すように、インレット101は直線状に伸びる。図10(A),(B)を比べて分かるように、インレット101は、長手方向に伸びることができ、また、図10(B)に示す状態において、引っ張る力をなくすと、図10(A)に示す状態までインレット101は縮む。
ここで、インレット101の許容できる伸縮率Cを求める。
図11(A)に示すように、点M、Nを設定する。点M、Nは、図9において点γとして示した点である。
図11(A)において、式(5)が成り立つ。
Figure 0006031880
式(5)を変形すると式(6)を得る。
Figure 0006031880
また、図11(B)は、図11(A)に破線Cで示す部分を拡大して示す図である。
図11(B)において、直線OXと直線OYがなす角は、(π/2−A/2)であり、直線OYと直線XYがなす角は、A/2である。
このため、式(7)、(8)が成り立つ。
Figure 0006031880
Figure 0006031880
ここで、弧XZの長さは、半径に中心角を乗じることによって得られるため、弧XZの長さは、R(π/2-A/2)である。
以上より、インレット101の波形状の波の1周期の長さSは、次式(9)で求まる。
Figure 0006031880
従って、インレット101の伸縮率Cは式(10)で表すことができる。
Figure 0006031880
以上より、実施の形態1のRFIDタグ100を伸縮し得る物品に取り付ける場合は、式(10)で表される伸縮率を考慮して設計を行えばよい。
なお、以上では、RFIDタグ100の貼り付け面(下面)が平坦である形態について説明したが、図12に示すような変形例も可能である。
図12は、実施の形態1の変形例のRFIDタグ100C、100Dを示す図である。
図12(A)に示すRFIDタグ100Cの下面は波状に形成されていてもよい。すなわち、RFIDタグ100Cでは、外装部102の下側部102Aが波状になっている。RFIDタグ100の下面を波状にすれば、曲面に沿ってより曲がりやすくなる。
また、図12(B)に示すRFIDタグ100Dでは、インレット101の波の周期と、外装部102の上側部102Bの波の周期が異なる。上側部102の波の周期は、インレット101の波の周期の2倍である。このように、インレット101と上側部102Bとは、周期が異なっていてもよいが、周期が整数倍の関係になるように、対応していることが好ましい。インレット101と上側部102Bの周期が対応していれば、曲面に沿ってRFIDタグ100Dを曲げやすくなる。
なお、以上では、RFIDタグ100を波状に加工する形態について説明したが、RFIDタグ100は、少なくともシート103、104が、長手方向に形成される凹凸部を有していればよい。
このため、外装部102の上側部102Bの上面は、平坦であってもよい。このような場合でも、RFIDタグ100は、曲面に沿って湾曲することが可能である。外装部102はゴム製であるため、インレット101よりも曲がりやすいからである。
また、以上では、インレット101を波状に加工する形態について説明したが、インレット101のシート103、104は、波状に加工されたものに限られず、長手方向に形成される凹凸部を有していればよい。例えば、平坦なシート状のPETフィルムの下面に、長手方向に沿って複数の突起を形成したものをシート103として用いるとともに、平坦なシート状のPETフィルムの上面に、長手方向に沿って複数の突起を形成したものをシート104として用いてもよい。
このような場合でも、突起が付いていない平坦なPETフィルムをシート103、104として用いる場合よりは、曲面に沿って湾曲しやすくなる。
また、以上では、インレット101のシート103、104を波形に加工する形態について説明した。しかしながら、実施の形態1のRFIDタグ100は、このようなものに限定されるものではなく、シート103、104を波形に加工する代わりに、シート103の下面と、シート104の上面とに、溝を形成してもよい。
溝は、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)に沿って、シート103の下面と、シート104の上面とに形成すればよい。ここで、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)とは、RFIDタグ100の短手方向である。
このような溝を形成することにより、シート103、104は、長手方向において湾曲しやすくなる。
また、このような溝は、平面視で長手方向に対して角度を有する方向に形成されていてもよい。すなわち、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)には限られない。
平面視で長手方向に対して角度を有する方向に溝が形成されていれば、長手方向に対してシート103、104が湾曲しやすくなるからである。
<実施の形態2>
図13は、実施の形態2のRFIDタグ200を示す図である。図13(A)は、RFIDタグ200の全体の断面を示し、(B)は(A)に破線Dで示す部分の断面を拡大して示す図である。図13(A)に示す断面は、実施の形態1において図3(A)に示す断面に対応する断面である。なお、図13では、図示するように直交座標系であるXYZ座標系を定義する。
実施の形態2のRFIDタグ200は、インレット101と外装部202を含む。インレット101は、実施の形態1のインレット101と同様であるため、重複説明を省略する。RFIDタグ200は、外装部202の下面を物品への貼り付け面としている。
外装部202は、上面が波状ではなく、上面に、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)に溝202Cが形成されている点が実施の形態1の外装部102と異なる。外装部202は、その他の点においては、実施の形態1の外装部102と同様である。このため、以下では、実施の形態1との相違点について説明する。なお、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)とは、RFIDタグ200の短手方向である。
外装部202は、下側部202Aと上側部202Bを有する。下側部202Aは、実施の形態1の下側部102Aと同様である。
上側部202Bの上面には、短手方向に沿って複数の溝202Cが形成されている。溝20Cは、インレット101のシート104の上面が凹むところに形成されている。すなわち、インレット101の波の周期と、溝202Cが形成される位置は、対応している。溝202Cは、第3溝部の一例である。
このような溝202Cは、例えば、上側部202Bの上面に、カッター等による機械加工、又は、レーザ照射等による加工を行うことによって形成することができる。
下側部202Aと上側部202Bは、それぞれ、波状に加工したインレット101の下側と上側を覆うように配設される。下側部202Aと上側部202Bは、平面視でインレット101より大きい。下側部202Aと上側部202Bは、例えば、加熱して融着させることにより、インレット101を囲む周囲の部分同士が接合される。この状態で、外装部202は、インレット101の周囲の全体を覆うことになる。
以上のような実施の形態2のRFIDタグ200は、円柱状の物品の側面等に取り付けられた場合に、実施の形態1のRFIDタグ100と同様に、曲面に沿って湾曲する。これは、外装部202の上側部202Bの上面に形成した溝202Cによって、上側部202Bが長手方向に湾曲しやすいからである。
このため、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、耐久性の高いRFIDタグ200を提供することができる。
また、実施の形態2のRFIDタグ200は、実施の形態1のRFIDタグ100と同様に、伸縮しうる物品の曲面に取り付けて、物品が伸縮した場合でも、長手方向の伸縮であれば、波状に加工されたインレットが変形することにより、伸縮に追従できる。このときに、外装部202の上側部202Bは、溝202Cが拡がることによって伸縮に追従する。
このため、実施の形態2によれば、伸縮しうる物品の曲面にも取り付けることのできる耐久性の高いRFIDタグ200を提供することができる。
なお、以上では、RFIDタグ200の貼り付け面(下面)が平坦である形態について説明したが、図14に示すような変形例も可能である。
図14は、実施の形態2の変形例のRFIDタグ200A、200Bを示す図である。
図14(A)に示すRFIDタグ200Aの下面には溝202Dが形成されていてもよい。すなわち、RFIDタグ200Aでは、外装部202の下側部202Aの下面に溝202Dが形成されている。RFIDタグ200の下面に溝202Dを形成すれば、曲面に沿ってより曲がりやすくなる。
また、図14(B)に示すRFIDタグ200Bでは、インレット101の波の周期と、外装部202の上側部202Bの溝202Cの周期が異なる。上側部202の溝202Cの周期は、インレット101の波の周期の2倍である。このように、インレット101と上側部202Bとは、波と溝の周期が異なっていてもよいが、周期が整数倍の関係になるように、対応していることが好ましい。インレット101と上側部202Bの周期が対応していれば、曲面に沿ってRFIDタグ200Bを曲げやすくなる。
なお、以上では、溝202Cを平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)に形成する形態について説明したが、溝202Cは、平面視で長手方向に対して角度を有する方向に形成されていてもよい。すなわち、平面視で長手方向に直交する方向(Y軸方向)には限られない。
平面視で長手方向に対して角度を有する方向に溝202Cが形成されていれば、長手方向に対して外装部202が湾曲しやすくなるからである。
以上、本発明の例示的な実施の形態のRFIDタグについて説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
長手方向に形成される第1凹凸部、又は、長手方向に対して角度を有する方向に形成される第1溝部を有する第1シート部と、
前記第1シート部の表面に形成され、可撓性及び弾性を有するアンテナと、
前記アンテナに電気的に接続されるICチップと、
長手方向に形成される第2凹凸部、又は、長手方向に対して角度を有する方向に形成される第2溝部を有し、前記第1シート部との間で前記アンテナと前記ICチップを覆う第2シート部と、
可撓性及び弾性を有し、前記第1シート部及び前記第2シート部を覆う外装部材と
を含む、RFIDタグ。
(付記2)
前記第1凹凸部又は前記第1溝部と、前記第2凹凸部は前記第2溝部との位相は、対応している、付記1記載のRFIDタグ。
(付記3)
前記第1凹凸部又は前記第2凹凸部は、前記第1シート部又は前記第2シート部の少なくとも一部が波状に曲げられた部分である、付記1又は2記載のRFIDタグ。
(付記4)
前記第1シート部は、前記ICチップに対応する位置に、平坦部を有する、付記1乃至3記載のRFIDタグ。
(付記5)
前記外装部材は、前記第1シート部を覆う側の第1外表面部、又は、前記第2シートを覆う側の第2外表面部に、長手方向に形成される第3凹凸部、又は、長手方向に対して角度を有する方向に形成される第3溝部を有する、付記1乃至4のいずれか一項記載のRFIDタグ。
(付記6)
前記外装部材は、前記第1外表面部及び前記第2外表面部の両方に、前記第3凹凸部、又は、前記第3溝部を有する、付記5記載のRFIDタグ。
(付記7)
前記第3凹凸部、又は、前記第3溝部の位相は、前記第1凹凸部又は前記第2凹凸部の位相、又は、前記第1溝部又は前記第2溝部の位相と対応している、付記5又は6記載のRFIDタグ。
(付記8)
前記第3凹凸部は、前記外装部材の少なくとも一部が波状に曲げられた部分である、付記5乃至7のいずれか一項記載のRFIDタグ。
100、200 RFIDタグ
101 インレット
102、202 外装部
102A、202A 下側部
102B、202B 上側部
202C、202D 溝
103、104 シート
105 アンテナ
106 ICチップ

Claims (7)

  1. 長手方向に形成される第1凹凸部を有する第1シート部と、
    前記第1シート部の表面に形成され、可撓性及び弾性を有するアンテナと、
    前記アンテナに電気的に接続されるICチップと、
    長手方向に形成される第2凹凸部を有し、前記第1シート部との間で前記アンテナと前記ICチップを覆う第2シート部と、
    可撓性及び弾性を有し、前記第1シート部及び前記第2シート部を覆う外装部材と
    を含み、
    前記第1シート部と前記第2シート部と前記外装部材は前記ICチップが搭載される部分を除いて長手方向に波状であり、アンテナは長手方向に波状である、RFIDタグ。
  2. 前記第1凹凸部と、前記第2凹凸部との位相は、対応している、請求項1記載のRFIDタグ。
  3. 前記第1凹凸部又は前記第2凹凸部は、前記第1シート部又は前記第2シート部の少なくとも一部が波状に曲げられた部分である、請求項1又は2記載のRFIDタグ。
  4. 前記外装部材は、前記第1シート部を覆う側の第1外表面部、又は、前記第2シートを覆う側の第2外表面部に、長手方向に形成される第3凹凸部、又は、長手方向に配列される複数の第3溝部を有する、請求項1乃至3のいずれか一項記載のRFIDタグ。
  5. 前記外装部材は、前記第1外表面部及び前記第2外表面部の両方に、前記第3凹凸部、又は、前記第3溝部を有する、請求項4記載のRFIDタグ。
  6. 前記第3凹凸部、又は、前記第3溝部の位相は、前記第1凹凸部又は前記第2凹凸部の位相と対応している、請求項4又は5記載のRFIDタグ。
  7. 前記第3凹凸部は、前記外装部材の少なくとも一部が波状に曲げられた部分である、請求項4乃至6のいずれか一項記載のRFIDタグ。
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