JP6031182B1 - 水中油型乳化組成物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】経時及び温度安定性に優れ、かつ良好な使用感を発揮する水中油型乳化組成物の製造方法を提供する。【解決手段】Lα相を形成し得る界面活性剤と、H1相を形成し得る界面活性剤と、水との混合により生成される特定の中間相を経由して乳化を行う。前記中間相は、好ましくはポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテルに対する相対値として0.01〜8mN/mである界面張力を有する。前記中間相に油相成分及び水相成分を順に加える工程を含む製造方法により、水中油型乳化組成物を製造する。また好ましくは、第一及び第二の界面活性剤の混合水溶液の粘度が、前記混合水溶液の界面活性剤の総濃度と同濃度の第一又は第二の界面活性剤の各水溶液の粘度の合計の1/2より小さくなる、第一及び第二の界面活性剤の組み合わせを用いる。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に好適な水中油型乳化組成物の製造方法に関する。
乳液やクリームなどの皮膚外用剤の剤型としては乳化剤型があり、特に水中油乳化剤型はみずみずしい使用感が得られるため好まれている。
エマルションはエネルギー状態が高く不安定な分散系であり、組成が同じでも調製方法により生成する状態が異なる。そのため、種々の乳化法が提案されており、一般的には、界面活性剤の界面張力の低下能を利用する界面化学的手法と、乳化装置の機械的エネルギーを利用する機械的手法の両方が用いられている。
通常、界面化学的手法による乳化においては、界面活性剤のHLB(Hydrophilic-Lypophilic Balance)値が乳化の指標とされ、その調整は熟練の経験に依存するところが小さくない。
また近年は、分子の高次会合体を用いる乳化法が開発されている。例えば、D相乳化法や液晶乳化法は、界面活性剤が形成する液晶又はD相中に分散相を分散保持させて、微細な乳化粒子を生成させるものであり、HLB値の調整をあまり要しない利点がある(非特許文献1、2)。
遠藤正行、鷺谷弘道、油化学、40, 2, 1991, 133-139 鈴木敏幸、甲斐正信、石田篤夫、油化学、34, 11, 1985, 938-945
しかしながら、従来の乳化手法を用いても、水中油型エマルションの内相にあらゆる種類の油剤を含めることは難しく、処方設計の自由度には限界がある。特に、油剤のうちさっぱりした感触を生じさせる低分子極性油を大量に乳化させることは容易ではない。また、一般的に油の極性が高いと界面活性剤が油に溶解しやすくなるため、乳化安定性を高めるためには界面活性剤を多量に配合しなければならず、これにより肌に塗布した際に被膜感を生じることがあり好ましくない。
また、より微細なエマルションを生成して、経時及び温度安定性をさらに向上させる乳化方法が望まれている。
このような状況に鑑みて、あらゆる油剤を乳化可能な、特に低分子極性油を大量に内相に含めることができる、有用な乳化骨格を提供することを課題とする。また、前記乳化骨格を利用して、経時及び温度安定性に優れ、かつ良好な使用感を発揮する水中油型乳化組成物の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、Lα相を形成し得る界面活性剤と、H1相を形成し得る界面活性剤と、水との混合により生成される特定の中間相を経由して乳化を行うことにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、第一の界面活性剤、第二の界面活性剤、及び水を混合して、中間相を形成する工程、前記中間相に油相成分を加える工程、及びさらに水相成分を加える工程を含み、前記第一の界面活性剤は40〜80質量%水溶液においてLα相を形成し、前記第二の界面活性剤は40〜80質量%水溶液においてH1相を形成するものである、水中油型乳化組成物の製造方法である。
本発明において好ましくは、前記中間相の界面張力が、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテルに対する相対値として0.01〜8mN/mである。
本発明において好ましくは、第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との組み合わせが、第一及び第二の界面活性剤の混合水溶液の粘度が、前記混合水溶液の界面活性剤の総濃度と同濃度の第一又は第二の界面活性剤の各水溶液の粘度の合計の1/2より小さくなる組み合わせである。
本発明において好ましくは、前記中間相における第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が、20〜85質量%である。
本発明において好ましくは、前記第一の界面活性剤の濃度が、組成物全体に対して0.1〜5質量%である。
本発明において好ましくは、前記第二の界面活性剤の濃度が、組成物全体に対して0.1〜5質量%である。
本発明において好ましくは、前記第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が、組成物全体に対して0.2〜8質量%である。
本発明において好ましくは、第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との質量比が、2:8〜8:2である。
本発明において好ましくは、前記第一の界面活性剤が、ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上を含み、より好ましくはポリグリセリン脂肪酸エステル又はリン脂質を含む。
本発明において好ましくは、前記第二の界面活性剤が、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシド、脂肪酸グリコシド、並びにモノアルキルリン酸エステル及びその塩から選択される一種以上を含み、より好ましくは前記一般式(1)で表されるアルキルグリコシド又はモノアルキルリン酸エステル及びその塩を含む。
(式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
本発明において好ましくは、前記第一の界面活性剤及び/又は第二の界面活性剤が、エチレンオキサイド(EO)基を有さないものである。
本発明において好ましくは、前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である。
本発明において好ましくは、前記油相成分の50質量%以上が低分子極性油である。
本発明において好ましくは、多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む。
本発明において好ましくは、前記水中油型乳化組成物が皮膚外用剤であり、より好ましくは化粧料である。
本発明の別の態様は、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを一種以上と、
ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物である。
(式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
本発明の別の態様は、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを一種以上と、ポリグリセリン脂肪酸エステルを一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物である。
(式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
本発明の別の態様は、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを一種以上と、リン脂質から選択される一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物である。
(式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
本発明の別の態様は、リン酸ドデシルアルギニン塩と、ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物である。
本発明により、あらゆる油剤を乳化可能な有用な乳化骨格となり得る中間相が提供される。本発明に係る中間相は、特に低分子極性油を大量に内相に含めることもできるため、これを経由して製造した水中油型乳化組成物は、さっぱりとした感触を生じさせる。また、前記中間相を経由すると少量の界面活性剤で乳化を行うことができるため、水中油型乳化組成物を肌に塗布した時の被膜感が抑制され、良好な使用感が得られる。さらに、本発明によれば微細なエマルションを形成することができるため、製造された水中油型乳化組成物は経時及び温度安定性に優れる。
本発明の製造方法は、Lα相を形成し得る界面活性剤と、H1相を形成し得る界面活性剤と、水とを混合して、中間相を形成する工程を含む。該中間相は、後述する特定の物性を有し、あらゆる油剤を乳化可能な、かつ高度な乳化装置を用いずとも手撹拌でも乳化可能な、有用な乳化骨格となり得る。なお、複雑なHLB値の調整を行わなくとも、単純な基準により適切な界面活性剤を選択することにより、前記の有用な乳化骨格を得られる点で画期的である。
さらに、本発明の製造方法は、前記中間相を形成する工程の後に、中間相を形成した混合液に油相成分を加える工程、及びさらに水相成分を加える工程を順に含む。これらの工程は、任意の温度で行うことができるが、各成分を均一に混合する観点から40〜80℃に加熱して混合することが好ましい。また、各工程は撹拌下で行うことが好ましく、該撹拌は手撹拌でも機械撹拌でもよい。
本発明において、中間相を形成する工程は、第一の界面活性剤、第二の界面活性剤、及び水を混合することにより行われる。この場合、混合する順番は特に限定されず、第一の界面活性剤を含む水溶液と第二の界面活性剤を含む水溶液とを混合してもよいし、第一の界面活性剤を含む水溶液に第二の界面活性剤を加えてもよいし、第二の界面活性剤を含む水溶液に第一の界面活性剤を加えてもよいし、水に第一及び第二の界面活性剤を同時に加えてもよい。
本発明において、好ましくは中間相の界面張力は小さく、具体的にはポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル(日光ケミカルズ株式会社製、FOMBLIN HC/04)に対する相対値として0.01〜8mN/mであり、好ましくは0.1〜8mN/m、より好ましくは0.1〜5mN/mである。このような低界面張力の中間相を形成することにより、この後の工程において界面活性剤分子が効率よく油水界面へ配向し、油相成分の乳化が効率よく行われ、微細なエマルションを生成することができる。
より具体的な例を挙げると、第一の界面活性剤として後述のオレイン酸ポリグリセリル−5を用い、第二の界面活性剤として後述のMal2Farを用いた場合、中間相の混合液の界面張力は、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテルに対する相対値として0.01〜5mN/mであることが好ましい。
なお、上記界面張力は、スピニングドロップ界面張力測定法(装置:SITE100MK2(KRUSS社製)、測定温度:20℃)によって測定される値である。
本発明に係る中間相の形成には、2つの異なる性質を有する界面活性剤を組み合わせて用いる。すなわち、第一の界面活性剤として40〜80質量%水溶液において、15〜80℃の何れかの温度でLα相を形成するものを、前記第二の界面活性剤として40〜80質量%水溶液において、15〜80℃の何れかの温度でH1相を形成するものを用いる。ただし、第一の界面活性剤が上記濃度範囲外においてもLα相を形成しうるものであることや、第二の界面活性剤が上記濃度範囲外においてもH1相を形成しうるものであることは排除されない。また、第一の界面活性剤が上記濃度範囲内においてLα相を形成しない濃度もあることや、第二の界面活性剤が上記濃度範囲内においてH1相を形成しない濃度もあることも排除されない。
なお、本明細書において、Lα相とはラメラ液晶相を指し、H1相とはヘキサゴナル液晶相を指す。これらの液晶相を形成していることは、X線回折解析や偏光顕微鏡観察などの定法により確認することができる。
本発明において第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との組み合わせは、各界面活性剤単独の水溶液よりも、両界面活性剤の混合水溶液としたときに粘度が低下するものが好ましい。より具体的には、第一及び第二の界面活性剤の混合水溶液の粘度が、前記混合水溶液の界面活性剤の総濃度と同濃度の第一又は第二の界面活性剤の各水溶液の粘度の合計の、好ましくは1/2より小さく、より好ましくは1/5より小さく、さらに好ましくは1
/10より小さくなる組み合わせである。なお、任意の混合比率又は総濃度の条件で、各界面活性剤単独の水溶液よりも、両界面活性剤の混合水溶液としたときに粘度が低下する第一及び第二の組み合わせであれば、粘度低下が生じない混合比率又は総濃度条件が存する場合であっても、かかる組み合わせが好ましくないとは排除されない。
このような性質を有する組み合わせで二種の界面活性剤を用いることにより、中間相に油相成分を加えたときに界面活性剤分子が効率よく油水界面へ配向して界面張力が低下するので、油相成分の乳化が効率よく行われ、微細なエマルションを生成することができる。
なお、上記粘度は、レオメーターによる粘弾性測定法(装置:AR−G2(ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社製)、測定モード:応力スイープ、測定温度:
20℃、振動応力;1〜600Pa、ジオメトリー: 40mmコーン、GAP値:1000)によって測定される値である。
本発明に係る中間相を形成する混合液において、第一及び第二の界面活性剤の合計濃度は好ましくは20〜85質量%、より好ましくは35〜75質量%、さらに好ましくは40〜65質量%である。
20質量%より小さい又は85質量%より大きいと、中間相がうまく形成されない場合や油剤の配合量に制約が生じる場合があり、その後の乳化が難しい場合がある。
本発明において第一の界面活性剤の濃度は、組成物全体に対して好ましくは0.1〜5質量%であり、より好ましくは0.1〜3質量%、さらに好ましくは0.3〜2質量%である。また、本発明において第二の界面活性剤の濃度は、組成物全体に対して好ましくは0.1〜5質量%であり、より好ましくは0.1〜3質量%、さらに好ましくは0.3〜2質量%である。
さらに、第一及び第二の界面活性剤の合計濃度は、組成物全体に対して好ましくは0.2〜8質量%であり、より好ましくは0.2〜6質量%、さらに好ましくは0.6〜4質量%である。0.2質量%より小さいと乳化安定性を損なう場合があり、8質量%より大きいと製造された組成物を肌に塗布した際に被膜感を生じる場合がある。
また、本発明において用いる第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との質量比は、好ましくは2:8〜8:2であり、より好ましくは4:6〜8:2である。2つの異なる性質を有する界面活性剤をこのような質量比で組み合わせて用いることにより、特定の中間相を形成しやすくなり、その後の乳化が行いやすくなる。
本発明における第一の界面活性剤は、ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上を含むことが好ましい。
ソホロリピッドは、いわゆるバイオサーファクタントであり、ソホロ―ス又はヒドロキシル基が一部アセチル化したソホロースと、ヒドロキシル脂肪酸とからなる糖脂質を指す。一般に、ソホロリピッドは、ラクトン環をもつ分子(ラクトン型)とこれが開環した分子(酸型)との混合物の形態で存在し、本発明においては何れでもよく、またその混合比もとくに問わない。
第一の界面活性剤として用い得るポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルを構成する脂肪酸は、炭素数8〜20の分岐鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の脂肪酸が好ましく、炭素数18の分岐脂肪酸がより好ましい。また、ポリオキシエチレン基における、オキシエチレンの平均付加モル数は、好ましくは5〜30であり、より好ましくは10〜25である。また、脂肪酸残基は、ポリオキシエチレンが付加したグリセリル基の3つ水酸基の内の1個のみに付加したものでもよく、2〜3個に付加したものでもよい。3個付加した構造が好ましいが、1付加物、2付加物及び3付加物から選択される2種以上を含む構造も好ま
しい。
市販品としては、ポリオキシエチレン(20)トリイソステアリン酸グリセリルである、「エマレックスGWIS−320」(日本エマルジョン株式会社製)が例示できる。
第一の界面活性剤として用い得るジ脂肪酸ポリエチレングリコールを構成する脂肪酸は、炭素数8〜20の分岐鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の脂肪酸が好ましく、炭素数18の分岐脂肪酸がより好ましい。また、エチレンオキサイドの平均付加モル数は、好ましくは3〜60であり、より好ましくは5〜30であり、さらに好ましくは10〜15である。
これらは市販のものを入手でき、例えば、日本エマルジョン株式会社製では、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(6EO、HLB=7、EMALEX300di−L)、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(8EO、HLB=8、EMALEXDEG−di−L)、ジラウリン酸ポリエチレングリコール(12EO、HLB=10、EMALEX600di−L)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(3EO、HLB=3、EMALEXTEG−di−S)、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(12EO、HLB=8、EMALEX600di−S)D)、ジイソステアリン酸ポリエチレングリコール(12EO、HLB=8、EMALEX600di−ISEX)、ジオレイン酸ポリエチレングリコール(12EO、HLB=8、EMALEX600di−O)D)が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
第一の界面活性剤として用い得るポリグリセリン脂肪酸エステルは、炭素数8〜20の分岐鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の脂肪酸と、重合度2〜10のグリセリンとのエステルが好ましい。第一の界面活性剤のHLB値は特に問わないが、3〜18のものが好ましい。なお、本明細書においてHLB値は、グリフィンの式より算出した値をいう。
さらに、Lα相を形成しやすい、すなわち分子の極性で平板上に並びやすいものとして、両親媒性物質の親水部と疎水部の幾何学的割合を表す臨界充填パラメーター(CPP)が1/2〜1がであることが好ましい。
ポリグリセリン脂肪酸エステルの好ましい例としては、オレイン酸ポリグリセリル−5、ラウリル酸ポリグリセリル−6、ラウリン酸ポリグリセリル−4、ラウリン酸ポリグリセリル−10、及びオレイン酸ポリグリセリル−2等が挙げられる。
第一の界面活性剤として用い得るリン脂質としては、グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質等が挙げられる。
グリセロリン脂質は、グリセロリン酸骨格を有する物質で、親油基として脂肪酸エステル、長鎖アルキルエーテル、ビニルエーテル等を有する。具体的には、ホスファチジルコリン(レシチン)、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファジイルイノシトール、ホスファチジルイノシトールポリリン酸、ホスファチジルグリセロール、ジホスファチジルグリセロール(カルジオリピン)、ホスファチジン酸、リゾホスファチジルコリン、リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチジルセリン、リゾホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルグリセロール、リゾホスファチジン酸などが挙げられる。
スフィンゴリン脂質は、スフィンゴシン、フィトスフィンゴシン等の長鎖塩基又は長鎖脂肪酸と、リン酸又はホスホン酸を有する。具体的には、セラミド1−リン酸誘導体(スフィンゴミエリンなど)、セラミド1−ホスホン酸誘導体(セラミドアミノエチルホスホン酸など)が挙げられる。
本発明においてリン脂質は、動植物から抽出・精製した天然物であっても、化学合成したものであってもよく、水素添加や水酸化処理などの加工を施したものでもよい。例えば、水添レシチン等が好ましく挙げられる。天然物としては、大豆又は卵黄等からの抽出・精製物であるレシチンが、市販品の入手が容易であり、好ましい。
本発明のより好ましい態様においては、第一の界面活性剤として、エチレンオキサイド(EO)基を有さないものを用いる。
本発明における第二の界面活性剤は、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシド、脂肪酸グリコシド、並びにモノアルキルリン酸エステル及びその塩から選択される一種以上を含むことが好ましく、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドがより好ましい。
(式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
第二の界面活性剤として用い得る一般式(1)で表されるアルキルグリコシドは、糖残基Gと脂肪族アルコールとが縮合した構造を有する。
糖残基Gは、一般式(1)で表されるアルキルグリコシドにおける親水部であり、単糖類又は多糖類の残基である。
好ましい単糖類としては、グルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノース、及びフルクトースが挙げられる。多糖類は、好ましくは二糖〜七糖であり、マルトース、キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、ラクトース、ゲンチオビース、マルトトリオース、イソマルトトリオース、セロトリオース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、マルトヘキサオース、マルトヘプタオース、イソマルトテトラオース、イソマルトペンタオース、イソマルトヘキサオース、及びイソマルトヘプタースが挙げられる。これらの糖類のうち、多糖類がより好ましく、グルコース、ガラクトース、マルトース、及びマルトトリオースがさらに好ましく、マルトース及びマルトトリオースが特にに好ましい。なお、糖残基は、α体とβ体のいずれでもよい。
一般式(1)において、糖残基Gは、好ましくは末端の糖の1位の水酸基で、脂肪族アルコールと結合(縮合)している。
一般式(1)において、脂肪鎖は一般式(1)で表されるアルキルグリコシドにおける疎水部である。
脂肪鎖の部分は、分岐鎖があってもなくてもよいが、好ましくは分岐鎖を有する。すなわち、一般式(1)においてRは、独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表すが、好ましくは炭素数1〜3のアルキル基であり、より好ましくはメチル基である。
一般式(1)で表されるアルキルグリコシドとしては、下記一般式(2)で表される化合物がより好ましい。
なお、一般式(2)中、Nは1〜7の整数を表す。Rは、独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、より好ましくはメチル基である。nは、1〜4の整数を表し、より好ましくは2又は3である。
一般式(2)で表されるアルキルグリコシドの具体例としては、マルトースとヘキサヒドロファルネソールのグリコシド体(Mal2Far)、マルトトリオースとヘキサヒドロファルネソールのグリコシド体(Mal3Far)、マルトトリオースとジヒドロフィトールのグリコシド体(Mal3Phyt)等が挙げられる。
一般式(1)で表されるアルキルグリコシドは、例えば、臭化糖を用いるグリコシル化法、フッ化糖を用いるグリコシル化法、トリクロロアセトイミデートを用いるグリコシル化法、アセチル化糖を用いるグリコシル化法等、種々の周知の方法により取得することができ、より具体的には特許3882067号、特許4817435号、特許5207420号、特開2013−129660号公報、特開2012−17318号公報等に記載の合成工程が挙げられる。
近年、安全性や環境への負荷を考慮して、従来の石油原料由来の合成界面活性剤ではなく、再生可能で環境負荷も小さいとされるいわゆる天然系の界面活性剤が好まれる傾向にある。そのため、本発明においては第二の界面活性剤として、一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを用いることが前記需要に応えるものとして特に好ましいが、これに限定されるものではない。
第二の界面活性剤として用い得る脂肪酸グリコシドとしては、炭素数10〜16の分岐鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の脂肪酸と、単糖類又は多糖類の残基とのエステルが好ましく、糖残基は、末端の糖の1位の水酸基で脂肪酸と結合(エステル縮合)しているものが好ましい。脂肪酸グリコシドは、HLB値が12〜18のものがより好ましい。
である。
好ましい単糖類としては、グルコース、ガラクトース、キシロース、マンノース、リキソース、アラビノース、及びフルクトースが挙げられる。多糖類は、好ましくは二糖〜七糖であり、マルトース、キシロビオース、イソマルトース、セロビオース、ラクトース、ゲンチオビース、マルトトリオース、イソマルトトリオース、セロトリオース、マルトテトラオース、マルトペンタオース、マルトヘキサオース、マルトヘプタオース、イソマルトテトラオース、イソマルトペンタオース、イソマルトヘキサオース、及びイソマルトヘ
プタースが挙げられる。これらの糖類のうち、グルコース、ガラクトース、マルトース、及びマルトトリオースがより好ましく、マルトース及びマルトトリオースがさらに好ましい。なお、糖残基は、α体とβ体のいずれでもよい。
脂肪酸グリコシドの好ましい例としては、ラウロイルマルトシド、ノナノイルマルトシド、ウンデカノイルマルトシド、トリデカノイルマルトシド、テトラデカノイルマルトシド、等が挙げられる。
第二の界面活性剤として用い得るモノアルキルリン酸エステル及びその塩としては、炭素数が好ましくは8〜20、より好ましくは12〜18、さらに好ましくは12の、分岐鎖又は直鎖の、飽和又は不飽和の脂肪鎖と、リン酸とのエステルが好ましい。また、その塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアンモニウム塩、ジエタノールアンモニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩、アルギニン塩が例示できるが、なかでもアルギニン塩が好ましい。またエチレンオキサイドが付加されていても良いが、付加されていない方が好ましい。
本発明のより好ましい態様においては、第二の界面活性剤として、エチレンオキサイド(EO)基を有さないものを用いる。
本発明において、油相成分は、水中油乳化型組成物の内相を構成する。
油相成分は通常油性成分で構成され、油性成分はいわゆる油剤に限らず、25〜65℃の水に懸濁して1時間静置した後に水と相分離する成分(ただし界面活性剤を除く)を指す。
本発明の水中油型乳化組成物に配合し得る油性成分としては、極性油、天然油、炭化水素油、極性を有しないシリコーン油、極性を有するシリコーン油等の油剤や、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤等の紫外線防御剤;ビタミンAやE等の油溶性ビタミン等が挙げられ、本発明によればあらゆる油性成分を乳化することができる。これらのうち、特に低分子極性油を用いることが好ましく、低分子極性油を油相成分の好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上含めると組成物にさっぱりとした使用感を付与できる。
極性油としては、合成エステル油として、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸エチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリル、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパンを挙げることができる。
さらに、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリル、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル、オクチルメトキシシンナメート等も挙げられる。
また、天然油として、アボカド油、ツバキ油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリオクタン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル等が挙げられる。
炭化水素油としては、イソドデカン、イソヘキサデカン、スクワラン、ワセリン、水添ポリ(C6−12オレフィン)、水添ポリイソブテン等が挙げられる。
極性を有しないシリコーン油としてはシクロペンタシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、カプリリルメチコン、ジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー等が挙げられる。
極性を有するシリコーン油としてはジフェニルシロキシフェニルトリメチコン等が挙げ
られる。
本発明において油相成分の含有量は、組成物全体に対して好ましくは3〜75質量%、より好ましくは5〜20質量%、さらに好ましくは5〜15質量%になるように添加する。油相成分の含有量がこのような範囲であることにより経時及び温度安定性に優れる組成物が得られ、また良好な使用感を発揮する皮膚外用剤となり得る。特に、製造される水中油型乳化組成物における水相に対する油相の比率(内相比)を大きくすることもできるので、例えば低分子極性油を高内相比で乳化することにより、さっぱり感と十分な保湿性とを両立して備える皮膚外用剤を得ることもできる。
本発明において、水相成分は、水中油乳化型組成物の外相を構成する。
水相成分は、通常は水の他に水溶性成分であり、25〜65℃の水に懸濁して1時間静置した後に水に溶解する成分(ただし界面活性剤を除く)を指す。なお、中間相を形成する工程で用いた水も水相(外相)を構成するが、本発明における水相成分を加える工程では、その他の水等の水相成分を用いる。
また、本発明の組成物は、その効果を損なわない限りにおいて、その他の任意成分を含有することができる。
任意成分としては、通常皮膚外用剤に配合し得る成分であれば特に限定されず、多価アルコール、界面活性剤(カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、シリコーン系界面活性剤等)、各種有効成分、保湿剤、pH調整剤、増粘剤、防腐剤、紛体類、有機変性粘土鉱物、抗菌剤等が挙げられる。抗菌剤としては、カプリリルグリコール、カプリル酸グリセリル、エチルヘキシルグリセリン、カプリルヒドロキサム酸等の天然抗菌物質が好ましく挙げられる。
有効成分としては、保湿成分、美白成分、シワ改善成分、抗炎症成分、動植物由来の抽出物等が挙げられ、1種のみを含有させてもよく、2種以上含有されていてもよい。
上記任意成分のうち、特に多価アルコールを含有させることが好ましい。多価アルコールを含有することにより、中間相が油相成分を抱え込む保持能が高まり、組成物の乳化安定性を向上させることができる。
本発明において多価アルコールの含有量は、組成物全体に対して好ましくは1〜30質量%、より好ましくは1〜20質量%、さらに好ましくは1〜15質量%になるように添加する。
多価アルコールの含有量が1質量%より小さいと油相成分が中間相に十分に保持され難い場合があり、一方30質量%より大きいと製造された組成物を肌に塗布した際にさっぱりとした感触が得られ難い場合がある。
多価アルコールとしては、2価以上であれば特に限定されないが、3価以上のものが好ましい。
具体的には、2価のアルコール(例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、テトラメチレングリコール、2,3−ブチレングリコール、ペンタメチレングリコール、2−ブテン−1,4−ジオール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール等);3価のアルコール(例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等);4価アルコール(例えば、1,2,6−ヘキサントリオール等のペンタエリスリトール等);5価アルコール(例えば、キシリトール等);6価アルコール(例えば、ソルビトール、マンニトール等);多価アルコール重合体(例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等);2価のアルコールアルキルエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノ2−メチルヘキシルエーテル、エチレングリコールイソアミルエーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチレングリコールイソプロピルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル等);2価アルコールアルキルエーテル類(例えば、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル等);2価アルコールエーテルエステル(例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノフェニルエーテルアセテート、エチレングリコールジアジベート、エチレングリコールジサクシネート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノフェニルエーテルアセテート等);グリセリンモノアルキルエーテル(例えば、キシルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等);糖アルコール(例えば、ソルビトール、マルチトール、マルトトリオース、マンニトール、ショ糖、エリトリトール、グルコース、フルクトース、デンプン分解糖、マルトース、キシリトース、デンプン分解糖還元アルコール等);グリソリッド;テトラハイドロフルフリルアルコール;POE−テトラハイドロフルフリルアルコール;POP−ブチルエーテル;POP・POE−ブチルエーテル;トリポリオキシプロピレングリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテル;POP−グリセリンエーテルリン酸;POP・POE−ペンタンエリスリトールエーテル等が挙げられる。
これらのうち、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、分子量600以下のポリエチレングリコールがより好ましく、グリセリンが特に好ましい。
なお、これらの任意成分は、本発明における任意の工程又はその前後で添加することができる。例えば、任意成分の水への溶解性によって油相成分又は水相成分として、油相成分を加える工程又は水相成分を加える工程で共に系に添加することもできるし、油相成分を加える工程又は水相成分を加える工程の前又は後に系に添加することもできる。
本発明により製造される水中油型乳化組成物は、微細な乳化粒子が安定に分散しているため、経時及び温度安定性に優れる。また、肌に塗布した際に、被膜感を生じることなく、またさっぱりした感触が得られるため、良好な使用感を発揮する。
したがって、本発明により製造される水中油型乳化組成物は、皮膚外用剤として好ましく利用できる。特に、化粧料(医薬部外品を含む)が好ましい。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
<参考例1>
第一の界面活性剤として、ACS−Sophor(Allied Carbon Solutions社製)、
ポリオキシエチレン(20)トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸PEG−12、オレイン酸ポリグリセリル−5、ラウリル酸ポリグリセリル−6、及び水添レシチンの各60質量%水溶液を調製した。また、第二の界面活性剤として、Mal2Far、Mal3Far、Mal3Phyt、ラウリルマルトシド、及びリン酸ドデシル・アルギニン塩の各60質量%水溶液を調製した。
これらの水溶液(25℃、ただし水添レシチンのみ60℃)について、X線回折法を行い、第一の界面活性剤水溶液ではLα相が形成され、第二の界面活性剤水溶液ではH1相が形成されていることをそれぞれ確認した。
<実験例1>
表1に示す処方で、実施例1〜11及び比較例1〜6の水中油乳化組成物をそれぞれ調製した。具体的には、80℃に加熱して均一化した成分イに、手撹拌下でそれぞれ80℃に加熱した成分ロ、成分ハ、成分ニ及び成分ホを順に加えた後、30℃まで撹拌しながら冷却した。
また、表2に示す処方で、実施例12の水中油乳化組成物を調製した。具体的には、それぞれ80℃に加熱して均一化した成分イ及び成分ロを、手撹拌下で混合して均一化したところに、さらにそれぞれ80℃に加熱した成分ハ及び成分ニを順に加えた後、30℃まで撹拌しながら冷却した。
また、表3に示す処方で、比較例7の水中油乳化組成物を調製した。具体的には、80℃に加熱して均一化した成分イに、手撹拌下で80℃に加熱した成分ロを加えて、30℃まで撹拌しながら冷却した。
<試験例1> 乳化粒子径評価
上記実施例及び比較例の各水中油乳化組成物を、調製後に20℃に1日置いた後、光学顕微鏡(OLYMPUS BX51)にて観察し、その乳化粒子の大きさ及び均一性を以
下の4段階で評価した。結果を表4に示す。
◎:乳化粒子は小さく(1μm以下)、均一である。
○:乳化粒子は小さいが(1μm以下)、不均一である。
△:乳化粒子は大きいが(1μmを超える)、均一である。
×:乳化粒子は大きく(1μmを超える)、不均一である。
<試験例2> 経時及び温度安定性評価
上記実施例及び比較例の各水中油乳化組成物を、調製後に40℃下に1ヵ月間置いた後、目視により相分離やクリーミング等の状態変化の有無を観察し、また試験例1と同様に光学顕微鏡にて乳化粒子を観察して、調製直後との比較を行った。結果を表4に示す。
<試験例3> 使用感評価
上記実施例及び比較例の各水中油乳化組成物を、女性被験者20名に肌に使用してもらい、その使用感触について以下の5段階で評価してもらった。20名の平均値を評価結果として表4に示す。
5:適度にさっぱりしている
4:ややさっぱりしている
3:ややべたつく
2:べたつく
1:非常にべたつく
<試験例4>
上記実施例及び比較例の各水中油乳化組成物を、調製後に20℃下に1日間置いた後、B型粘度計DIGITAL VISMETRON VDA(SHIBAURA SYSTEMS CO, LTD.製)を用いて、測定温度20℃、ローターNo.3、回転数6rpm、60secで粘度を測定した。結果を表4に示す。一般的に乳化組成物では粘度が低いほうが安定性を保ちにくい傾向にあるが、本発明の製造方法で製造した水中油乳化組成物は、約3000〜4000の低粘度であっても経時安定性に優れることがわかる。
<実験例2>
第一の界面活性剤(オレイン酸ポリグリセリル−5又はジイソステアリン酸PEG−12)と第二の界面活性剤(Mal2Far又はリン酸ドデシルアルギニン塩)とを、10:0〜0:10(質量比)の範囲で混合した、界面活性剤の総濃度60質量%の水溶液をそれぞれ調製した。各混合水溶液について、スピニングドロップ界面張力測定法(装置:SITE100MK2(KRUSS社製)、測定温度:20℃)により、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテル(日光ケミカルズ株式会社製、FOMBLIN HC/04)に対する相対値として界面張力を測定した。また、レオメーターによる粘弾性測定法(装置:AR−G2(ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社製)、測定モード:応力スイープ、測定温度:20℃、振動応力;1〜600Pa、ジオメトリー: 40mmコーン、GAP値:1000)により貯蔵弾性率G‘を測定した。
また、各混合水溶液を中間相として用いて、本発明の製造方法により水中油型乳化組成物を調製した。すなわち、組成物全体に対して1質量%を含有する界面活性剤総濃度60質量%の水溶液に、組成物全体の20質量%のトリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリルを加熱撹拌下で加えて均一化し、さらに残量の水を加えて均一化した後、30℃まで撹拌しながら冷却した。得られた各水中油型乳化組成物について、前記試験例1に準じて乳化粒子径評価を、前記試験例2に準じて経時及び温度安定性評価をそれぞれ行った。
これらの結果を表5〜7に示す。
本発明により、経時及び温度安定性に優れ、かつ良好な使用感を発揮する水中油型乳化組成物を製造することができる。かかる組成物は皮膚外用剤等に好適に利用でき、特に化粧料として好適であるため、産業上非常に有用である。

Claims (41)

  1. 第一の界面活性剤、第二の界面活性剤、及び水を混合して、中間相を形成する工程、
    前記中間相に油相成分を加える工程、及び
    さらに水相成分を加える工程を含み、
    前記第一の界面活性剤は40〜80質量%の少なくとも一点の水溶液においてLα相を形成し、前記第二の界面活性剤は40〜80質量%の少なくとも一点の水溶液においてH相を形成するものである、水中油型乳化組成物の製造方法。
  2. 前記中間相の界面張力が、ポリパーフルオロメチルイソプロピルエーテルに対する相対値として0.01〜8mN/mである、請求項1に記載の製造方法。
  3. 第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との組み合わせが、
    第一及び第二の界面活性剤の混合水溶液の粘度が、前記混合水溶液の界面活性剤の総濃度と同濃度の第一又は第二の界面活性剤の各水溶液の粘度の合計の1/2より小さくなる組み合わせである、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記中間相における第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が20〜85質量%である、請求項1に記載の製造方法。
  5. 前記中間相における第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が20〜85質量%である、請求項2に記載の製造方法。
  6. 前記中間相における第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が20〜85質量%である、請求項3に記載の製造方法。
  7. 前記第一の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項1に記載の製造方法。
  8. 前記第一の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項2に記載の製造方法。
  9. 前記第一の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項3に記載の製造方法。
  10. 前記第二の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項1に記載の製造方法。
  11. 前記第二の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項2に記載の製造方法。
  12. 前記第二の界面活性剤の濃度が組成物全体に対して0.1〜5質量%である、請求項3に記載の製造方法。
  13. 前記第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が組成物全体に対して0.2〜8質量%である、請求項1に記載の製造方法。
  14. 前記第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が組成物全体に対して0.2〜8質量%である、請求項2に記載の製造方法。
  15. 前記第一及び第二の界面活性剤の合計濃度が組成物全体に対して0.2〜8質量%である、請求項3に記載の製造方法。
  16. 第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との質量比が、2:8〜8:2である、請求項1に記載の製造方法。
  17. 第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との質量比が、2:8〜8:2である、請求項2に記載の製造方法。
  18. 第一の界面活性剤と第二の界面活性剤との質量比が、2:8〜8:2である、請求項3に記載の製造方法。
  19. 前記第一の界面活性剤が、ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上を含む、請求項1〜18の何れか一項に記載の製造方法。
  20. 前記第一の界面活性剤が、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含む、請求項19に記載の製造方法。
  21. 前記第一の界面活性剤が、リン脂質を含む、請求項19に記載の製造方法。
  22. 前記第二の界面活性剤が、下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシド、脂肪酸グリコシド、並びにモノアルキルリン酸エステル及びその塩から選択される一種以上を含む、請求項1〜21の何れか一項に記載の製造方法。
    (式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し
    、nは1〜4の整数を表す。)
  23. 前記第二の界面活性剤が、前記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを含む、請求項22に記載の製造方法。
  24. 前記第二の界面活性剤が、モノアルキルリン酸エステル及びその塩を含む、請求項22に記載の製造方法。
  25. 前記第一の界面活性剤及び/又は第二の界面活性剤が、エチレンオキサイド(EO)基を有さないものである、請求項1〜24の何れか一項に記載の製造方法。
  26. 前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である、請求項1に記載の製造方法。
  27. 前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である、請求項2に記載の製造方法。
  28. 前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である、請求項3に記載の製造方法。
  29. 前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である、請求項4に記載の製造方法。
  30. 前記油相成分の含有量が、組成物全体に対して3〜75質量%である、請求項16に記載の製造方法。
  31. 多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む、請求項1に記載の製造方法。
  32. 多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む、請求項2に記載の製造方法。
  33. 多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む、請求項3に記載の製造方法。
  34. 多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む、請求項4に記載の製造方法。
  35. 多価アルコールを組成物全体に対して1〜30質量%含有する工程を含む、請求項16に記載の製造方法。
  36. 前記水中油型乳化組成物が皮膚外用剤である、請求項1〜35の何れか一項に記載の製造方法。
  37. 前記皮膚外用剤が化粧料である、請求項36に記載の製造方法。
  38. 下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを一種以上と、
    ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物。
    (式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
  39. 下記一般式(1)で表されるアルキルグリコシドを一種以上と、
    ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを、2:8〜8:2の質量比で含有する、水中油型乳化組成物。
    (式中、Gは糖残基を表し、Rは独立して水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは1〜4の整数を表す。)
  40. リン酸ドデシルアルギニン塩と、
    ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを含有する、水中油型乳化組成物。
  41. リン酸ドデシルアルギニン塩と、
    ソホロリピッド、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリル、ジ脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びリン脂質から選択される一種以上とを、2:8〜8:2の質量比で含有する、水中油型乳化組成物。
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