JP6030022B2 - スライド開閉式通気機構部付き保護帽 - Google Patents

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Description

本発明は、雨天時において頭部への雨水の浸水を確実に防止でき、また、雨天時以外においては頭部への十分な通気量を得ることができるスライド開閉式通気機構部付き保護帽に関するものである。
従来、例えば、自動二輪車やスクーター等の走行時に運転者が頭部に着用するヘルメット等の保護帽においては、特に雨天時に頭部への雨水の浸水が無いこと、雨天時以外においては十分な通気量による快適な通気性が得られることが当然に要請される。
しかし、従来の一般的な保護帽の場合、雨天時に頭部へ雨水が浸水し運転者が不快な思いをしたり、頭部への雨水の浸水を防止する機能は有していても天候変化時の切り換え操作が煩雑である等の問題を包含している。
特許文献1には、シェルの頂部の前後にベンチレーション用の前側及び後側貫通孔を形成し、これら貫通孔を開閉する頂部開閉機構を備え、頂部開閉機構は、前側及び後側貫通孔を囲んで取付ける取付ベースを有し、この取付ベースは、両側に空気ガイド壁を具備し、この取付ベースの前側にスライド板を設け、取付ベースの後側で後側貫通孔の上部に揺動板を設けることにより構成したヘルメットが提案されている。
しかし、このヘルメットの場合、シェルの頂部の前後にベンチレーション用の前側及び後側貫通孔を形成した構成を採用するものであり、雨天時以外において十分な通気量による通気性を得ることは難しいものと推定される。
特開2000−129529号公報
本発明が解決しようとする問題点は、雨天時において頭部への雨水の浸水を確実に防止でき、また、雨天時以外においては頭部への十分な通気量を得ることができ、天候変化時の切り換え操作性にも優れるような保護帽が存在しない点である。
本発明に係る保護帽は、頭部に被着する保護帽本体と、前記保護帽本体の頂部領域に設けられ、前、後へのスライド操作により保護帽本体内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体内への外気の通気を行うオープン状態とに切り替え可能なスライド開閉式通気機構部とを備えるスライド開閉式通気機構部付き保護帽であって、前記スライド開閉式通気機構部は、前記保護帽本体の頂部領域に前後方向に設けた略長方形状の貫通長穴と、略上向きコ状で前記貫通長穴全体を塞ぐように固着されるとともに、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレールと、前後方向の通気長穴と、前端側に設けた帽体壁と、後端側より前側にずらして設けた帽体壁と、を具備するレール体と、前記レール体より短い寸法の略長方形状の上面部と、この上面部の両側長辺部から各々垂下した前記レール体の一対のレールに係合する一対のスライド係合片と、を具備し、前側へのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁に密接させるとともに、上面部の後端内面をレール体の後端側から前側にずらした帽体壁に密接させて保護帽本体内への外気の通気を遮断し、後側へのスライド操作によるオープン状態では、前記上面部の後端側の内面をレール体の後端から前側にずらした帽体壁に密接させつつ前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁より後方に移行させ、前記レール体の通気長穴を経て保護帽本体内への外気の通気を行うカバー兼スライド体と、を有することを最も主要な特徴とする
請求項1乃至3記載の発明によれば、保護帽本体の頂面領域に雨水がかかる雨天時において保護帽本体内への雨水の浸水を完全に防止でき、雨天時以外においては頭部への十分な通気量を得ることができ、天候変化時のカバー兼スライド体の切り換え操作性にも優れるスライド開閉式通気機構部付き保護帽を実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、クカバー兼スライド体のローズ時ロック機構部、オープン時ロック機構部を備えることにより、雨天時において保護帽本体内への雨水の浸水を確実に防止でき運転者が不快な思いをすることが無くなり、また、晴天時等において保護帽本体内への外気の通気を確実に確保でき、運転者は頭部に熱気がこもるというような不快な思いをすることが無いという効果をも奏するスライド開閉式通気機構部付き保護帽を実現し提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、2個の各スライド開閉式通気機構部を備えることにより、上述した効果を奏することに加え、2個のスライド開閉式通気機構部のうちの一方をクローズ状態、他方をオープン状態とするような切り換え態様とすることもでき、外気温度等の状況に容易に対応可能なスライド開閉式通気機構部付き保護帽を実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽の正面図である。 図2は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽の背面図である。 図3は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽の平面図である。 図4は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽の底面図である。 図5は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽の右側面図である。 図6は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽におけるレール体の概略平面図である。 図7は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽におけるカバー兼スライド体の概略底面図である。 図8は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽におけるスライド開閉式通気機構部のクローズ時の状態を示す概略平面図である。 図9は本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽におけるスライド開閉式通気機構部のオープン時の状態を示す概略平面図である。
本発明は、雨天時において頭部への雨水の浸水を確実に防止でき、また、雨天時以外においては頭部への十分な通気量を得ることができ、天候変化時の切り換え操作性にも優れるスライド開閉式通気機構部付き保護帽を提供するという目的を、頭部に被着する保護帽本体と、前記保護帽本体の頂部領域に設けられ、前、後へのスライド操作により保護帽本体内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体内への外気の通気を行うオープン状態とに切り替え可能なスライド開閉式通気機構部とを備えるスライド開閉式通気機構部付き保護帽であって、前記スライド開閉式通気機構部は、前記保護帽本体の頂部領域にこの保護帽本体の形状に対応させつつ前後方向に設けた略長方形状の貫通長穴と、略上向きコ状で前記貫通長穴の形状に対応させつつ前記貫通長穴全体を塞ぐように固着されるとともに、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレールと、前後方向の通気兼スライド受長穴と、前後方向の通気長穴と、前端側に設けた帽体壁と、後端側より前側にずらして設けた帽体壁と、を具備するレール体と、前記レール体の形状に対応させるとともに前記レール体より短い寸法の略長方形状の上面部と、この上面部の両側長辺部から各々垂下した前記レール体の一対のレールに係合する一対のスライド係合片と、前記上面部の裏面から突設され前記レール体の通気兼スライド受長穴の一部を占めるように嵌装した抜け止め用突起と、を具備し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う前側へのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁に密接させるとともに、上面部の後端内面をレール体の後端側から前側にずらした帽体壁に密接させて保護帽本体内への外気の通気を遮断し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う後側へのスライド操作によるオープン状態では、前記上面部の後端側の内面をレール体の後端から前側にずらした帽体壁に密接させつつ前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁より後方に移行させ、前記レール体の通気長穴及び通気兼スライド受長穴を経て保護帽本体内への外気の通気を行うカバー兼スライド体と、を有する構成により実現した。
以下、本発明の実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽について図面を参照して詳細に説明する。
本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽1は、図1乃至図5に示すように、例えばポリプロピレンやABS樹脂などの合成樹脂製で、内面に衝撃吸収材を配置することにより構成され、自動二輪車等の走行時に運転者が頭部に被着する保護帽本体2と、前記保護帽本体2の頂部領域で、最頂部両側に位置して前後方向に間隔を隔て、かつ、前側の間隔を広く後側の間隔を狭くした態様で並列配置した2個のスライド開閉式通気機構部11、11とを有している。
なお、本実施例において、保護帽本体2、スライド開閉式通気機構部11に関する前後の位置関係を図3、図6、図7に示すように定義して以下の説明を行う。
前記スライド開閉式通気機構部11、11は、前、後へのスライド操作により保護帽本体2内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体2内への外気の通気を行うオープン状態とに各々切り替え可能に構成している。
前記2個のスライド開閉式通気機構部11、11は、同一構成であるため、以下には一方のスライド開閉式通気機構部11について、図6、図7をも参照して詳述する。
前記スライド開閉式通気機構部11は、前記保護帽本体2の頂部領域で最頂部両側に位置してこの保護帽本体2の形状に対応させて前後方向に弧状に曲げつつ形成した平面視略長方形状で前端側、後端側を各々中央部が最も突出する突形状とした貫通長穴12を具備し、この貫通長穴12に組み込んだレール体21及びカバー兼スライド体31を備えている。
前記レール体21は、図1、図4、図6等に示すように、前端側、後端側に各々前記貫通長穴12の突形状に対応させた突形状を具備し、前記貫通長穴12に対応させて前後方向に弧状に曲げ形成されるとともに平面視略長方形状で、かつ、略上向きコ状で前記貫通長穴12全体を塞ぐように固着されている。
前記レール体21の前記貫通長穴12に対する固着は、図示していないが前記貫通長穴12に設けた4個のリブを用いて行うものである。
前記レール体21は、図6に詳細に示すように、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレール22と、当該一対のレール22間の中央に前後方向に、かつ、間隔を隔てて設けた2個の通気兼スライド受長穴23と、通気兼スライド受長穴23の両側に前後方向に、かつ、間隔を隔てて設けた片側2個、合計4個の通気長穴24と、前端側に中央部を境として分割配置に設けた一対の帽体壁25と、後端側より前側にずらして、かつ、中央部を境として分割配置に設けた一対の帽体壁26と、前端側の分割配置の一対の帽体壁25の間に設けた前端側の受け凹部27と、後端側より前側にずらした分割配置の一対の帽体壁26の間に設けた後端側の受け凹部28と、前記レール体21における前端側の一対の帽体壁25の幅方向外壁部に設けたクローズ時ロック機構部を構成する凹部29と、前記レール体21における後端側の一対の帽体壁26の幅方向外壁部に設けたオープン時ロック機構部を構成する凹部30と、を具備している。
前記カバー兼スライド体31は、図7に示すように、前記レール体21の突形状に対応させた突形状を具備し、かつ、前記レール体21に対応させて前後方向に弧状に曲げ形成されるとともに、平面視略長方形状で前記レール体21より短い寸法に形成している。
前記カバー兼スライド体31は、前端側、後端側の各突形状中央部に、各々前記レール体21の前端側、後端側の各受け凹部27、28に着脱可能に嵌着する嵌着突起33、34を具備する平面視略長方形状で、かつ、上面に複数の台形状部分を設けた上面部32と、この上面部32の両側長辺部から各々垂下した前記レール体21の一対のレール22に係合する一対のスライド係合片35と、前記上面部32の裏面において前後方向中央部から各々間隔をもって突設され、前記レール体21の2個の通気兼スライド受長穴23の一部を占めるように各々嵌装する前記カバー兼スライド体31の抜け止め防止用の一対の抜け止め用突起36と、前記カバー兼スライド体31における一対のスライド係合片35の前端近傍の内側に各々設けた前記レール体21の凹部29と対応配置のクローズ時ロック機構部を構成する凸部37と、前記カバー兼スライド体31における一対のスライド係合片35の内側に各々設けた前記レール体21の凹部30と対応配置のオープン時ロック機構部を構成する凸部38と、を具備している。
次に、本実施例に係るスライド開閉式通気機構部付き保護帽1の動作について、前記スライド開閉式通気機構部11のスライド切り換え状態を主にし、図8、図9を参照して説明する。
図8は、保護帽本体2の頂面領域に雨水がかかる雨天時において、前記カバー兼スライド体31を前端側にスライド操作し、このカバー兼スライド体31をレール体21に対してクローズ状態とした場合を示すものである。
また、図9は晴天時や曇天時等において、前記カバー兼スライド体31を後端側にスライド操作し、このカバー兼スライド体31をレール体21に対してオープン状態とした場合を示すものである。
前記カバー兼スライド体31の抜け止め用突起36を、前記レール体21の通気兼スライド受長穴23に嵌装させつつ行うカバー兼スライド体31の前側への例えばワンタッチのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部32の前端内面をレール体21の前端側の帽体壁25の上面に密接させ、かつ、前端側の嵌着突起33をレール体21の前端側の受け凹部27に嵌着させ、更に後端側の嵌着突起34をレール体21の後端側の受け凹部28に嵌着させるとともに、上面部32の後端内面をレール体21の後端側から前側にずらした帽体壁26の上面に密接させる。
これにより、前記通気長穴24及び前記通気兼スライド受長穴23は、前記カバー兼スライド体31によって完全に覆われ、保護帽本体2の頂面領域に雨水がかかる雨天時において保護帽本体2内への外気の通気が遮断され、同時に雨水の保護帽本体2内への浸水も完全に防止される。
また、上述したようなカバー兼スライド体31のレール体21に対するクローズ状態においては、前記レール体21の一対の凹部29に、前記カバー兼スライド体31の一対の凸部37が各々嵌入し、これにより、カバー兼スライド体31はクローズ時ロック状態となって、安定してその状態を維持するので、雨天時において保護帽本体2内への外気の通気や雨水の浸水を確実に防止でき運転者が不快な思いをすることが無くなる。
一方、晴天時等において、前記抜け止め用突起36を前記レール体21の通気兼スライド受長穴23に嵌装させつつ行うカバー兼スライド体31の後側への例えばワンタッチのスライド操作による図9に示すようなオープン状態では、前記上面部32の後端側の内面をレール体21の後端から前側にずらした帽体壁26の上面に密接させつつ前記上面部32の前端内面をレール体21の前端側の帽体壁25より後方に移行させる。
このとき、前端側の嵌着突起33はレール体21の前端側の受け凹部27から後方に移行し、また、後端側の嵌着突起34は後端側の受け凹部28から後方に移行する。
これにより、前記カバー兼スライド体31の前端側から前記レール体21の通気長穴24及び通気兼スライド受長穴23を経て保護帽本体2内への外気の流路が形成される。
この結果、晴天時等においては、スライド開閉式通気機構部付き保護帽1を被着している運転者の頭髪等に前記通気長穴24及び通気兼スライド受長穴23を経て十分な量の外気(空気)が流入することになり、運転者は快適な使用感を得ることができる。
また、上述したようなカバー兼スライド体31のレール体21に対するオープン状態においては、前記レール体21の一対の凹部30に、前記カバー兼スライド体31の一対の凸部38が各々嵌入し、これにより、カバー兼スライド体31はオープン時ロック状態となって、安定してその状態を維持するので、晴天時等において保護帽本体2内への外気の通気を確実に確保でき、運転者は頭部に熱気がこもるというような不快な思いをすることが無くなる。
上述したようなカバー兼スライド体31のクローズ状態、オープン状態の作用効果は2個のスライド開閉式通気機構部11、11において同様である。
また、運転者は、外気温度等の状況に応じて2個のスライド開閉式通気機構部11、11のうちの一方をクローズ状態、他方をオープン状態とするような切り換え態様を採用することももちろん可能である。
以上説明した本実施例によれば、雨天時において頭部への雨水の浸水を確実に防止でき、また、雨天時以外においては頭部への十分な通気量を得ることができ、天候変化時における前記カバー兼スライド体31の切り換え操作性にも優れるスライド開閉式通気機構部付き保護帽1を実現し提供することができる。
また、本実施例のスライド開閉式通気機構部付き保護帽1によれば、保護帽本体2の頂面領域に上記構成のスライド開閉式通気機構部11を設けた構成としているので、保護帽本体2と、スライド開閉式通気機構部11との2重構造となり、従来のものより強度が増強するという利点も存するものである。
本発明は、上述したような一般的な形状の保護帽に適用する他、フルフェースタイプ等のような各種形状の保護帽に広範に適用可能であるとともに、自動二輪車等用の保護帽に限らず土木、建築等のような屋外作業を行う作業者用の保護帽等にも適用可能である。
1 スライド開閉式通気機構部保護帽
2 保護帽本体
11 スライド開閉式通気機構部
12 貫通長穴
21 レール体
22 レール
23 通気兼スライド受長穴
24 通気長穴
25 帽体壁
26 帽体壁
27 受け凹部
28 受け凹部
29 凹部
30 凹部
31 カバー兼スライド体
32 上面部
33 嵌着突起
34 嵌着突起
35 スライド係合片
36 抜け止め用突起
37 凸部
38 凸部

Claims (5)

  1. 頭部に被着する保護帽本体と、前記保護帽本体の頂部領域に設けられ、前、後へのスライド操作により保護帽本体内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体内への外気の通気を行うオープン状態とに切り替え可能なスライド開閉式通気機構部とを備えるスライド開閉式通気機構部付き保護帽であって、
    前記スライド開閉式通気機構部は、
    前記保護帽本体の頂部領域に前後方向に設けた略長方形状の貫通長穴と、
    略上向きコ状で前記貫通長穴全体を塞ぐように固着されるとともに、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレールと、前後方向の通気長穴と、前端側に設けた帽体壁と、後端側より前側にずらして設けた帽体壁と、を具備するレール体と、
    前記レール体より短い寸法の略長方形状の上面部と、この上面部の両側長辺部から各々垂下した前記レール体の一対のレールに係合する一対のスライド係合片と、を具備し、前側へのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁に密接させるとともに、上面部の後端内面をレール体の後端側から前側にずらした帽体壁に密接させて保護帽本体内への外気の通気を遮断し、後側へのスライド操作によるオープン状態では、前記上面部の後端側の内面をレール体の後端から前側にずらした帽体壁に密接させつつ前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁より後方に移行させ、前記レール体の通気長穴を経て保護帽本体内への外気の通気を行うカバー兼スライド体と、
    を有することを特徴とするスライド開閉式通気機構部付き保護帽。
  2. 頭部に被着する保護帽本体と、前記保護帽本体の頂部領域に設けられ、前、後へのスライド操作により保護帽本体内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体内への外気の通気を行うオープン状態とに切り替え可能なスライド開閉式通気機構部とを備えるスライド開閉式通気機構部付き保護帽であって、
    前記スライド開閉式通気機構部は、
    前記保護帽本体の頂部領域にこの保護帽本体の形状に対応させつつ前後方向に設けた略長方形状の貫通長穴と、
    略上向きコ状で前記貫通長穴の形状に対応させつつ前記貫通長穴全体を塞ぐように固着されるとともに、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレールと、前後方向の通気兼スライド受長穴と、前後方向の通気長穴と、前端側に設けた帽体壁と、後端側より前側にずらして設けた帽体壁と、を具備するレール体と、
    前記レール体の形状に対応させるとともに前記レール体より短い寸法の略長方形状の上面部と、この上面部の両側長辺部から各々垂下した前記レール体の一対のレールに係合する一対のスライド係合片と、前記上面部の裏面から突設され前記レール体の通気兼スライド受長穴の一部を占めるように嵌装した抜け止め用突起と、を具備し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う前側へのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁に密接させるとともに、上面部の後端内面をレール体の後端側から前側にずらした帽体壁に密接させて保護帽本体内への外気の通気を遮断し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う後側へのスライド操作によるオープン状態では、前記上面部の後端側の内面をレール体の後端から前側にずらした帽体壁に密接させつつ、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁より後方に移行させて、前記レール体の通気長穴及び通気兼スライド受長穴を経て保護帽本体内への外気の通気を行うカバー兼スライド体と、
    を有することを特徴とするスライド開閉式通気機構部付き保護帽。
  3. 頭部に被着する保護帽本体と、前記保護帽本体の頂部領域に設けられ、前、後へのスライド操作により保護帽本体内への外気の通気遮断を行うクローズ状態と、保護帽本体内への外気の通気を行うオープン状態とに切り替え可能なスライド開閉式通気機構部とを備えるスライド開閉式通気機構部付き保護帽であって、
    前記スライド開閉式通気機構部は、
    前記保護帽本体の頂部領域にこの保護帽本体の形状に対応させつつ前後方向に設けた略長方形状で前端側、後端側を各々中央部が最も突出する突形状とした貫通長穴と、
    前端側、後端側に各々前記貫通長穴の突形状に対応させた突形状を具備する略長方形状で、かつ、略上向きコ状で前記貫通長穴全体を塞ぐように固着されるとともに、両側長辺部に前後方向に設けた一対のレールと、一対のレール間の中央に前後方向に設けた通気兼スライド受長穴と、通気兼スライド受長穴の両側に前後方向に設けた通気長穴と、前端側に中央部を境として分割配置に設けた帽体壁と、後端側より前側にずらして、かつ、中央部を境として分割配置に設けた帽体壁と、前端側の分割配置の帽体壁の間に設けた受け凹部と、後端側より前側にずらした分割配置の帽体壁の間に設けた受け凹部と、を具備するレール体と、
    前記レール体の形状に対応させるとともに、前記レール体より短い寸法で、かつ、前端側、後端側に各々前記レール体の突形状に対応させた突形状を具備し、前端側、後端側の突形状中央部に各々前記レール体の前端側、後端側の各受け凹部に嵌着する嵌着突起を具備する略長方形状の上面部と、この上面部の両側長辺部から各々垂下した前記レール体の一対のレールに係合する一対のスライド係合片と、前記上面部の裏面から突設され前記レール体の通気兼スライド受長穴の一部を占めるように嵌装した抜け止め用突起と、を具備し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う前側へのスライド操作によるクローズ状態では、前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁に密接させ、かつ、前端側の嵌着突起をレール体の前端側の受け凹部に嵌着させ、後端側の嵌着突起をレール体の後端側の受け凹部に嵌着させるとともに、上面部の後端内面をレール体の後端側から前側にずらした帽体壁に密接させて保護帽本体内への外気の通気を遮断し、前記抜け止め用突起を前記レール体の通気兼スライド受長穴に嵌装させつつ行う後側へのスライド操作によるオープン状態では、前記上面部の後端側の内面をレール体の後端から前側にずらした帽体壁に密接させつつ前記上面部の前端内面をレール体の前端側の帽体壁より後方に移行させ、前記レール体の通気長穴及び通気兼スライド受長穴を経て保護帽本体内への外気の通気を行うカバー兼スライド体と、
    を有することを特徴とするスライド開閉式通気機構部付き保護帽。
  4. 前記レール体は、前記レール体における前端側の帽体壁の幅方向外壁部に設けた凹部と、前記カバー兼スライド体におけるスライド係合片の前端近傍の内側に設けた前記凹部と対応配置の凸部と、からなるクローズ時ロック機構部と、
    前記レール体における後端側の帽体壁の幅方向外壁部に設けた凹部と、前記カバー兼スライド体におけるスライド係合片の内側に設けた前記凹部と対応配置の凸部と、からなるオープン時ロック機構部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスライド開閉式通気機構部付き保護帽。
  5. 前記スライド開閉式通気機構部は、前記保護帽本体の頂部領域において2個並列配置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスライド開閉式通気機構部付き保護帽。
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