JP6029420B2 - 毛髪脱色・脱染剤組成物 - Google Patents
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Description
本発明の毛髪脱色・脱染剤組成物は、使用時に複数剤を混合してから使用される毛髪脱色・脱染剤組成物であって、過硫酸塩、ケイ酸、及び酸化剤が配合されており、前記ケイ酸の平均細孔径が17〜24nmとされていることを特徴とする。
〔1〕毛髪脱色・脱染剤組成物の具体的構成例
本発明の毛髪脱色・脱染剤組成物は、使用時に複数剤を混合してから使用される複数剤混合式の毛髪脱色・脱染剤組成物である。より具体的には、第1剤と第2剤を混合してから使用される二剤式毛髪脱色・脱染剤組成物として構成されていてもよいし、第1剤〜第3剤を混合してから使用される三剤式毛髪脱色・脱染剤組成物として構成されていてもよい。
さらに、本発明の毛髪脱色・脱染剤組成物において、酸化剤は、毛髪に含まれるメラニンを脱色する成分である。酸化剤の具体例としては、例えば、過酸化水素、過酸化尿素、過酸化メラミン、過炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、及びピロリン酸塩の過酸化水素付加物を挙げることができる。
次に、いくつかの実施例及び比較例を挙げて、本発明の実施形態を更に具体的に説明する。
下記の表1及び表2に示す各成分を含有する二剤式毛髪脱色・脱染剤組成物を調製した。表1及び表2に示した各成分に対応する数値は、いずれも各成分の含有量を示し、その単位は質量%である。
[均染性]
第1剤及び第2剤を櫛付きアプリケーターの中に入れ、上下に30回振って混合し、櫛付きアプリケーターから吐出しながら30cmの長さの毛束を先端から末端方向へ10回コーミングして毛髪脱色・脱染剤組成物を計20g塗布して20分間放置し、脱色処理したあと、洗い流し、シャンプー、乾燥してから、毛束の色ムラの程度をパネラーの目視にて観察し、5段階(色ムラがない…5、色ムラがほとんどない…4、色ムラがあまりない…3、色ムラがややある…2、色ムラがある…1)で評価した。
第1剤をアプリケーター内の第2剤の中に入れ、上下に30回振って混合し、1分30秒間静置したあと、アプリケーターの開口部が斜め下45°になるように傾けて、5秒間の流動性の程度(混合液が5秒間でどの程度流れ動くか)を5段階(非常に動きやすい…5、動きやすい…4、動き始めるまでに少し時間がかかるが、動き出したら動きやすい…3、動き始めるまでに少し時間がかかるが、動き出したらやや動きやすい…2、動かない…1)で評価した。
下記の表3に示す各成分を含有する三剤式毛髪脱色・脱染剤組成物を調製した。表3に示した各成分に対応する数値は、いずれも各成分の含有量を示し、その単位は質量%である。
[均染性]
第1剤を櫛付きアプリケーター内の第2剤の中に入れ、30回上下に振って混合し、1分30秒静置したあと、更に第3剤を入れ、30回上下に振って混合した。その後、櫛付きアプリケーターから吐出しながら30cmの長さの毛束を先端から末端方向へ10回コーミングして毛髪脱色・脱染剤組成物を計20g塗布して20分間放置し、脱色処理したあと、洗い流し、シャンプー、乾燥してから、毛束の色ムラの程度をパネラーの目視にて観察し、5段階(色ムラがない…5、色ムラがほとんどない…4、色ムラがあまりない…3、色ムラがややある…2、色ムラがある…1)で評価した。
第1剤をアプリケーター内の第2剤の中に入れ、30回上下に振って混合し、1分30秒静置したあと、更に第3剤を入れ、30回上下に振って混合した。その後、1分30秒間静置したあと、アプリケーターの開口部が斜め下45°になるように傾けて、5秒間の流動性の程度(混合液が5秒間でどの程度流れ動くか)を5段階(非常に動きやすい…5、動きやすい…4、動き始めるまでに少し時間がかかるが、動き出したら動きやすい…3、動き始めるまでに少し時間がかかるが、動き出したらやや動きやすい…2、動かない…1)で評価した。
第1剤をアプリケーター内の第2剤の中に入れ、30回上下に振って混合し、1分30秒静置したあと、更に第3剤を入れ、30回上下に振って混合した。その後の混合性の程度を5段階(非常に振りやすく、混合しやすい…5、かなり振りやすく、混合しやすい…4、振りやすく、やや混合しやすい…3、やや振りにくく、やや混合しにくい…2、振りにくく、混合しにくい…1)で評価した。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
Claims (4)
- 使用時に複数剤を混合してから使用される毛髪脱色・脱染剤組成物であって、
過硫酸塩、ケイ酸、及び酸化剤が配合されており、
前記ケイ酸の平均細孔径が17〜24nmとされている
ことを特徴とする毛髪脱色・脱染剤組成物。 - 前記ケイ酸の平均粒子径が2.7〜9.0μmとされている
ことを特徴とする請求項1に記載の毛髪脱色・脱染剤組成物。 - 前記過硫酸塩として、過硫酸アンモニウムが配合されている
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の毛髪脱色・脱染剤組成物。 - さらに、ステアリン酸金属塩が配合されている
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の毛髪脱色・脱染剤組成物。
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