JP6028700B2 - 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム - Google Patents

映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6028700B2
JP6028700B2 JP2013200801A JP2013200801A JP6028700B2 JP 6028700 B2 JP6028700 B2 JP 6028700B2 JP 2013200801 A JP2013200801 A JP 2013200801A JP 2013200801 A JP2013200801 A JP 2013200801A JP 6028700 B2 JP6028700 B2 JP 6028700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
information
point
change amount
parallel running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013200801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015070346A (ja
Inventor
正明 牧野
正明 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2013200801A priority Critical patent/JP6028700B2/ja
Publication of JP2015070346A publication Critical patent/JP2015070346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6028700B2 publication Critical patent/JP6028700B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する映像連結再生装置及び映像連結再生方法、コンピュータに、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する処理を実行させる映像連結再生プログラムに関する。
車両に搭載したビデオカメラやスチルカメラによって走行中の車外を撮影し、撮影した複数の映像情報を蓄積する映像サーバがある(特許文献1,2参照)。
特開2002−81951号公報 特開2003−202235号公報
映像情報を再生しようとするユーザが、映像サーバに蓄積されている複数の映像情報のうちの1つの映像情報を選択して再生する場合には、再生装置は、ユーザによる指示に従って、複数の映像情報のうちから再生対象の映像情報を読み出して再生すればよい。
しかしながら、ユーザが再生を希望する映像情報が1つの映像情報として蓄積されていない場合がある。この場合、複数の映像データを繋ぎ合わせることによって、ユーザが再生を希望する映像情報とすることができる。
ところが、ユーザが再生しようとする映像情報が第1の映像データと第2の映像データとを組み合わせたものである場合、第1,第2の映像データが全く同じ環境で撮影されることはないため、第1の映像データから第2の映像データへと単純に切り替えると映像が不連続となる。よって、ユーザは、繋ぎ合わせた映像に違和感を覚えてしまう。そこで、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する場合に、ユーザが覚える違和感を小さくすることが求められる。
本発明は、このような要望に対応するため、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する場合に、ユーザが覚える違和感を小さくすることができる映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報を選択する映像選択部と、前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得する測位関連情報取得部と、前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出する並走地点検出部と、前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出する映像変化量算出部と、前記映像変化量算出部によって算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定する接続点決定部と、前記接続点決定部によって決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生する映像再生部とを備えることを特徴とする映像連結再生装置を提供する。
また、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報を選択し、前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得し、前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出し、前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出し、算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定し、決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生することを特徴とする映像連結再生方法を提供する。
さらに、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、コンピュータに、走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報が選択されたとき、前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得するステップと、前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出するステップと、前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出するステップと、算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定するステップと、決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生するステップとを実行させることを特徴とする映像連結再生プログラムを提供する。
本発明の映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラムによれば、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する場合に、ユーザが覚える違和感を小さくすることができる。
一実施形態の映像連結再生装置を示すブロック図である。 測位関連情報の例 表示部に表示する映像リストの例を示す図である。 表示部に表示する地図画像の例を示す図である。 2つの車両が並走地点を有して走行する例を示す図である。 2つの車両が並走地点を有さず走行する例を示す図である。 図1中の並走地点検出部103における並走地点の検出処理を示すフローチャートである。 並走地点リストの一例を示す図である。 図1中の接続候補点抽出部104における接続候補点の抽出処理を示すフローチャートである。 接続候補点抽出部104によって使用可/不可フラグを追記した状態の並走地点リストを示す図である。 映像の変化が小さい走行映像の一例を示す図である。 図1中の映像変化量算出部105における映像変化量の算出処理を示すフローチャートである。 映像変化量リストの一例を示す図である。 一実施形態の映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラムを説明するためのフローチャートである。
以下、一実施形態の映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラムについて、添付図面を参照して説明する。図1において、映像連結再生装置100は、映像格納部200とインターネット等のネットワークによって接続されている。映像連結再生装置100と映像格納部200とが直接、接続されていてもよい。
映像連結再生装置100には、キーボード,マウス,タッチパネル等の任意の入力部300と、液晶表示装置等の任意の表示部400とが接続されている。入力部300がタッチパネルであれば、入力部300は表示部400と一体化される。
映像格納部200には、複数の映像情報と、それぞれの映像情報に対応する測位関連情報とが格納されている。映像格納部200は、映像連結再生装置100に対する映像サーバとして機能する。
路線バス,タクシー,自家用車等の複数の車両に、GPS衛星から送信される電波を受信する受信部を搭載したビデオカメラが設置されている。それぞれのビデオカメラは車両の外部を撮影する。ビデオカメラは、例えば、車両前方の車両が走行する道路を撮影する。ここでは動画像を撮影するのに好適なビデオカメラとしたが、動画像撮影機能を有するスチルカメラであってもよい。
ビデオカメラは、撮影した走行映像の映像データを、走行映像を撮影した地点の位置を示す位置情報及びビデオカメラ(即ち、車両)が向いている方角を示す方角情報と、走行映像を取得した時刻情報等に関連付けて、ネットワークを介して映像格納部200に送信する。
走行映像を撮影した地点の位置情報と方角情報と時刻情報等を測位関連情報と称することとする。測位関連情報の詳細については後述する。映像格納部200は、複数のビデオカメラから送信された、測位関連情報と関連付けられた複数の映像データ(映像情報)を蓄積する。
映像格納部200は、映像情報格納部201と、測位関連情報格納部202とを有する。映像格納部200は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスク・ドライブ、光ディスク等の任意の記憶装置でよい。
映像情報格納部201は、走行映像の映像データと、それぞれの映像データを一意に識別するための映像IDと、映像データの書誌情報を表すメタデータとを、互いに関連付けて記憶する。映像IDと映像データとメタデータとの全体を映像情報と称することとする。
メタデータは、撮影日時を示す情報、撮影時間、撮影機器(カメラ)に関する情報、動画の品質情報、ファイル形式等を含む。予めビデオカメラを設置した車両の車種を設定しておき、メタデータに車種の情報を含ませてもよい。メタデータは、Exif(Exchange Image File Format)と称されるフォーマットで映像情報内に書き込まれていてもよい。
測位関連情報格納部202は、測位関連情報IDと、映像IDと、測位開始時刻と、測位データとを、互いに関連付けて記憶する。測位データは、測位データIDと、それぞれの測位データを測位した測位時刻と、緯度及び経度よりなる測位点(位置情報)と、車両の速度と、撮影方向(方角情報)とを含む。これらの情報の全体を測位関連情報と称することとする。
測位関連情報IDは、それぞれの測位関連情報を一意に識別するための識別子である。ビデオカメラを設置した車両が道路を走行すると、車両の進行に伴って測位データが順次得られる。よって、1つの測位関連情報IDに対して、複数の測位データが対応付けられることになる。測位データIDは、それぞれの測位データを一意に識別するための識別子である。
測位データは、例えば0.5〜3秒間隔で得られる。測位データは、等間隔で得られるとは限らない。測位データは、映像データのフレームの間隔よりも疎らである。
車両の速度は、一例として、GPSの電波の変化を検出することによって算出することができる。車両の車速パルスに基づいて車両の速度を算出してもよい。撮影方向は、本実施形態においては、北を0度とし、時計回りに1周を360度に分割した数値で示す。北以外を0度としてもよい。撮影方向を、弧度法を用いて表現してもよい。
図2は、以上説明した測位関連情報の例である。図2に示すような測位関連情報が、測位関連情報格納部202に記憶されている。図2において、測位関連情報IDが測位関連情報1である測位関連情報は、映像IDが映像1である映像情報に関する測位関連情報である。測位関連情報1で示す測位関連情報は、2013年9月1日、15時00分00秒に測位を開始した情報である。
測位関連情報1で示す測位関連情報は、測位データIDが、測位データ11,12…なる複数の測位データを含む。測位データ11の測位データは、測位時刻が2013年9月1日、15時00分00秒であり、測位開始時刻と一致する。
測位点は緯度及び経度で示されている。測位データ11の測位データでは、東経139.611543、北緯35.464917である。測位データ11の測位データでは、速度は30km/hであり、撮影方向は90度である。撮影方向90度は、東向きに撮影したことを示す。
図1に示す映像連結再生装置100は、映像格納部200に格納されている複数の映像情報(映像データ)の1または複数を選択して再生する。映像連結再生装置100は、1つの映像データを選択した場合には、1つの映像データをそのまま再生する。映像連結再生装置100は、複数の映像データを選択した場合には、以下の構成及び動作によって、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する。
映像連結再生装置100は、映像選択部101,測位関連情報取得部102,並走地点検出部103,接続候補点抽出部104,映像変化量算出部105,接続点決定部106,映像再生部107を備える。映像選択部101は、映像リスト生成部101Lと地図画像生成部101mとを有する。
映像連結再生装置100は、ハードウェアで構成してもよく、ソフトウェア(コンピュータプログラム)で構成してもよい。ハードウェアとソフトウェアとを混在させて構成してもよい。映像連結再生装置100を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路で構成してもよい。
映像連結再生装置100をコンピュータプログラム(映像連結再生プログラム)で構成する場合には、映像連結再生装置100は、映像連結再生プログラムを格納するメモリ、各種のデータを記憶する作業用メモリ、映像連結再生プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)で構成することができる。
入力部300によって2つの映像データを選択し、映像連結再生装置100が、2つの映像データを繋ぎ合わせて再生する場合を例として説明する。入力部300によって3つ以上の映像データを選択して再生する場合には、3つ以上の映像データのうちの連結させる2つの映像データを、以下に説明する映像連結再生方法で繋ぎ合わせて再生すればよい。
映像選択部101の映像リスト生成部101Lは、測位関連情報格納部202より測位関連情報を読み出し、映像情報格納部201より映像データの撮影時間を読み出す。映像リスト生成部101Lは、図3に示すような、選択可能な映像データの映像リスト111を生成する。映像リスト111は、表示部400に表示される。
映像リスト生成部101Lは、映像リスト111に記載する情報を映像格納部200より読み出せばよい。映像リスト111に記載する情報は、図3に示す情報に限定されない。映像データを選択するために必要な情報を適宜選択して、映像リスト111に記載すればよい。
図3に示す映像リスト111は、映像1〜3の3つの選択枠112a〜112cを有する。選択枠112a〜112cは、再生対象として選択する場合に入力部300によってチェックするチェック欄113a〜113cを有する。
図3に示す例では、チェック欄113aにチェックすることによって、映像1が1つ目の再生対象の映像として選択され、チェック欄113cにチェックすることによって、映像3が2つ目の再生対象の映像として選択されている。チェック欄113a,113c内の数字1,2は再生順を示す。
入力部300によって決定ボタン114が押下(操作)されると、映像1,3が再生対象の映像として決定される。入力部300によってクリアボタン115が押下(操作)されると、映像1,3の選択が解除される。
図3に示す映像リスト111によって再生対象の映像を選択する場合には、地図画像生成部101mは、地図データを用いて、図4に示すような地図画像116を生成して表示部400に表示させることが好ましい。地図画像116には、映像1〜3がそれぞれどの道路をどの方向に走行した走行映像であるかを示すルート画像117a〜117cが表示されている。
映像を選択しようとするユーザが、例えば、駅から病院への経路の走行映像を確認したいとする。図4に示す例では、駅から病院へと向かう経路そのものを撮影した走行映像は存在しない。しかしながら、ユーザは、映像1と映像3とを繋ぎ合わせれば、駅から病院へと向かう経路の走行映像を再生することができることを認識する。
そこで、ユーザは、図3の映像リスト111のチェック欄113a,113cを順にチェックして、映像1,3を再生対象の映像として選択すればよい。
図3,図4に示す映像データの選択方法は単なる一例であり、図3,図4に示す映像データの選択方法に限定されるものではない。
以上のようにして、入力部300によって映像1,3を選択する操作がなされると、映像選択部101が映像1,3を選択する。映像選択部101は、選択した映像データの映像IDを測位関連情報取得部102に通知する。ここでは、映像選択部101は、測位関連情報取得部102に映像IDとして映像1,3を通知する。
測位関連情報取得部102は、通知された映像IDに対応する測位関連情報を測位関連情報格納部202より取得する。ここでは、測位関連情報取得部102は、図2に示す映像1の測位関連情報1と、図示していない映像3の測位関連情報3を取得する。
並走地点検出部103には、測位関連情報取得部102が取得した映像1の測位関連情報1と映像3の測位関連情報3とが入力される。並走地点検出部103は、2つの測位関連情報を比較して、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる並走地点を検出する。
図5は、2つの車両が並走地点を有して走行する例を示す。図5において、車両C1は、道路RD1を北向きに直進する。車両C2は、道路RD1を北向きに走行し、交差点IC12で右折して道路RD2を走行する。この場合、破線の楕円で囲んだ部分が並走区間Rssである。並走地点検出部103は、並走区間Rssに含まれる測位点を並走地点として検出する。
図6は、2つの車両が並走地点を有さず走行する例を示す。図6において、車両C3は、道路RD1を北向きに直進する。車両C4は、道路RD1を南向きに直進する。車両C3,C4は、同じ道路RD1を走行しているものの、互いに異なる方向に進行している。このような場合、並走地点検出部103は、並走地点を検出しない。
図7に示すフローチャートを用いて、並走地点検出部103における並走地点の検出処理を説明する。図7においては、映像1の測位関連情報1を測位関連情報A、映像3の測位関連情報3を測位関連情報Bと一般化して説明する。
図7において、並走地点検出部103は、ステップS301にて、測位関連情報Aの測位データ数をMとして、ループ変数mの初期値を1、増分を1、終了値をMとするループXを開始する。並走地点検出部103は、ステップS302にて、測位関連情報Aの複数の測位データから、m番目の測位データを選択する。ここでのmは1であるから、並走地点検出部103は1番目の測位データを選択する。
並走地点検出部103は、ステップS303にて、ステップS302にて選択した測位データの測位点と最も近い測位点を有する測位関連情報Bの測位データを選択する。
並走地点検出部103は、ステップS304にて、ステップS302にて選択した測位データの測位点と、ステップS303にて選択した測位データの測位点との距離が所定値以下であるか否かを判定する。並走地点検出部103は、所定値以下であれば(YES)、処理をステップS305に移行させ、所定値以下でなければ(NO)、処理をステップS307に移行させる。
ステップS304は、測位関連情報A,Bが同じ道路を走行する走行映像であるか否かを判定するための処理である。判定に用いる所定値を、道路の幅員に応じて設定することが好ましい。所定値を、車両の速度やGPSの精度に応じて変動させてもよい。
並走地点検出部103は、ステップS305にて、撮影方向がほぼ同一であるか否かを判定する。ステップS302にて選択した測位データの撮影方向をθA、ステップS303にて選択した測位データの撮影方向をθBとする。並走地点検出部103は、次の式(1)を満たすか否かによって、撮影方向がほぼ同一であるか否かを判定する。
|θA−θB|>360−θeまたは|θA−θB|<θe …(1)
式(1)におけるθeは、撮影方向を同一とみなす角度幅を示す所定値である。例えばθeを10とすると、撮影方向の差が±10°の範囲に収まれば、撮影方向を同一とみなす。
また例えばθA=350、θe=20のときは、θBが 330<θB<360 のとき、 |θA−θB|<θe を満たす。θBが 0≦θB<10 のとき、 |θA−θB|<θe を満たす。つまり、式(1)を満たす条件は、330<θB<360または0≦θB<10であり、撮影方向の差が±20°の範囲の範囲に収まれば、撮影方向を同一とみなす。
並走地点検出部103は、撮影方向がほぼ同一であれば(YES)、処理をステップS306に移行させ、撮影方向がほぼ同一でなければ(NO)、処理をステップS307に移行させる。
並走地点検出部103は、ステップS306にて、ステップS302にて選択した測位データと、ステップS303にて選択した測位データとを組にして、並走地点リストに登録する。並走地点検出部103は、ステップS306の後、処理をステップS307に移行させる。
図8は、並走地点リストの一例である。並走地点リストには、測位関連情報A,Bの測位データの測位データIDを組にして記憶する。図8に示すように、それぞれの測位データIDの組には、並走地点IDを設定する。並走地点IDは、それぞれの並走地点を一意に識別するための識別子である。
図8に示す並走地点リストにおいて、測位関連情報Aの測位データIDは、測位関連情報1に含まれる測位データの測位データIDであり、測位関連情報Bの測位データIDは、測位関連情報3に含まれる測位データの測位データIDである。
図7に戻り、並走地点検出部103は、ステップS307にて、ループXが終了条件を満たすか否かを判定する。終了条件を満たさなければ、ループ変数mを1増加させて、ステップS302〜S307を繰り返す。ループXが終了条件を満たせば、並走地点検出部103における測位関連情報Aと測位関連情報Bとの並走地点の検出が完了したということであり、処理を終了させる。
以上の並走地点検出部103における並走地点の検出処理が終了して、並走地点リストに1つの並走地点も登録されなかったら、測位関連情報Aを有する映像データと測位関連情報Bを有する映像データとを繋ぎ合わせることができないということである。この場合、表示部400に、選択した2つの映像を繋ぎ合わせることができない旨のメッセージを表示させればよい。
図1に戻り、接続候補点抽出部104は、並走地点リストに登録された並走地点の中から、測位関連情報Aを有する映像データと測位関連情報Bを有する映像データとを繋ぎ合わせる接続点の候補である接続候補点を抽出する。接続候補点抽出部104は、2つの異なる映像を繋ぎ合わせる接続点としては適切でない測位点を含む並走地点を除外して、残りの並走地点を接続候補点とする。
具体的には、接続候補点抽出部104は、車両の速度が所定の速度以下の低速度である測位データを除外する。停車時や低速走行時の走行映像と他の走行映像とを繋ぎ合わせると、違和感を与えやすい。よって、所定速度以下の走行映像の測位データを除外することが好ましい。
また、接続候補点抽出部104は、車両が右左折等でカーブ走行しているときの測位データを除外する。カーブ走行では、2台の車両の角度や回転半径にずれが生じやすいため、カーブ走行時の走行映像とを繋ぎ合わせると、違和感を与えやすい。よって、カーブ走行しているときの走行映像の測位データを除外することが好ましい。
図9に示すフローチャートを用いて、接続候補点抽出部104における接続候補点の抽出処理を説明する。接続候補点抽出部104は、ステップS401にて、並走地点リストに登録された並走地点数をNとして、ループ変数nの初期値を1、増分を1、終了値をNとするループYを開始する。
接続候補点抽出部104は、ステップS402にて、並走地点リストに登録されたn番目の並走地点を選択する。ここでのnは1であるから、接続候補点抽出部104は1番目の並走地点である並走地点1の2つの測位データIDを読み出す。これにより、測位関連情報Aの測位データIDの測位データと、測位関連情報Bの測位データIDの測位データとが読み出される。
接続候補点抽出部104は、ステップS403にて、撮影方向の角度変化量を算出する。接続候補点抽出部104は、ステップS402にて読み出した測位データが含まれる同じ測位関連情報IDの測位データの中から、数秒先(例えば5秒)の測位データを取得する。接続候補点抽出部104は、読み出した測位データIDの測位データと数秒先測位データとの2つの測位データの撮影方向の差を計算する。
接続候補点抽出部104は、測位関連情報A,Bのそれぞれで撮影方向の角度変化量を算出する。
接続候補点抽出部104は、ステップS404にて、撮影方向の角度変化量が所定値以上か否かを判定する。ステップS404は、カーブ走行時の走行映像であるか否かを判定するための処理である。角度変化量が所定値は、45°〜60°程度の値がよい。
接続候補点抽出部104は、測位関連情報A,B双方の撮影方向の角度変化量が所定値以上でなければ(NO)、処理をステップS405に移行させる。接続候補点抽出部104は、測位関連情報A,Bのいずれか一方でも撮影方向の角度変化量が所定値以上であれば(YES)、処理をステップS406に移行させる。
接続候補点抽出部104は、ステップS405にて、ステップS402にて読み出された2つの測位データが示す走行速度が所定の速度以下であるか否かを判定する。接続候補点抽出部104は、2つの測位データが示す走行速度のいずれか一方でも所定の速度以下であれば(YES)、処理をステップS406に移行させ、測位データが示す走行速度の双方が所定の速度以下でなければ(NO)、処理をステップS407に移行させる。
接続候補点抽出部104は、ステップS406にて、並走地点nを接続候補点としては使用しない使用不可に設定して、処理をステップS407に移行させる。ステップS406における使用不可の設定とは、並走地点nを削除することを含む。
接続候補点抽出部104は、ステップS407にて、ループYが終了条件を満たすか否かを判定する。終了条件を満たさなければ、ループ変数nを1増加させて、ステップS402〜S407を繰り返す。ループYが終了条件を満たせば、接続候補点抽出部104における接続候補点の抽出が完了したということであり、処理を終了させる。
ところで、ステップS406の処理において、接続候補点抽出部104は、図10に示すように、図8の並走地点リストに対して使用可と使用不可とを識別するための使用可/不可フラグを追記することが好ましい。
図10に示す例では、使用可/不可フラグ“00”は使用可であることを示す。使用可/不可フラグ“01”は、カーブ走行しているときの走行映像の測位データであることを理由として使用不可であることを示す。使用可/不可フラグ“10”は、所定速度以下の走行映像の測位データであることを理由として使用不可であることを示す。
使用可/不可フラグ“11”は、カーブ走行しており、かつ、所定速度以下の走行映像の測位データであることを理由として使用不可であることを示す。
図9では、所定速度以下の走行映像の測位データを含む並走地点nと、カーブ走行しているときの走行映像の測位データを含む並走地点nとの双方を使用不可とする比較的厳しい条件で接続候補点を抽出する。例えば、全ての並走地点nが使用不可となって接続候補点とする並走地点を抽出できなかった場合に、多少の違和感があっても2つの映像を繋ぎ合わせたい場合もある。
並走地点リストから並走地点nを削除せず、使用不可とした理由を含む使用可/不可フラグとすれば、並走地点nを一旦使用不可としても、条件を緩和することによって、新たに接続候補点とする並走地点を抽出することが可能となる。例えば、所定速度以下の走行映像の測位データを含む並走地点nを使用不可の条件から外す場合には、使用可/不可フラグ“10”の並走地点nの中から並走地点を抽出することが可能となる。
以上のように、接続候補点抽出部104は、車両の速度が所定の速度以下の低速度である測位データと、車両が右左折等でカーブ走行しているときの測位データとを除外して、残りの測位データの測位点を接続候補点とする。接続候補点抽出部104を設けることが好ましいが、走行映像を繋ぎ合わせたときの多少の違和感を許容する場合には、接続候補点抽出部104を省略してもよい。
接続候補点抽出部104は、車両の速度が所定の速度以下の低速度である測位データと、車両が右左折等でカーブ走行しているときの測位データとのいずれか一方のみを除外して、残りの測位データの測位点を接続候補点とすることも可能である。
図1に戻り、映像変化量算出部105は、接続候補点抽出部104で抽出したそれぞれの接続候補点における映像フレームの変化の大きさである映像変化量を算出する。本実施形態では、一例として、オプティカルフローの大きさの総和を計算することによって映像変化量を算出する。オプティカルフローとは、2枚の画像(2つの映像フレーム)の中で、物体がどのように動いたかをベクトルで表す物理量である。
映像変化量を算出する理由を説明する。図11は、走行映像の一例を示している。図11に示す走行映像では、自車両と前方車両C10との距離が近く、前方車両C10の映像が映像フレーム内で大きな面積を占めている。1つの走行映像から他の走行映像へと切り替えるとき、他の走行映像においても同じ車両が同じ大きさで撮影されている可能性はほとんどない。
よって、図11に示すような走行映像から他の走行映像へと切り替えると、前方車両C10の映像が突然に消えたり、車種や大きさが異なる他の車両へと映像が変化したりする。図11に示す走行映像のように前方車両C10が大きく撮影されている地点は映像を切り替える地点として適していない。
自車両と前方車両C10との距離が離れていれば、走行映像を切り替えても、違いを判別しにくい。前方車両C10が小さく撮影されているか、前方車両C10が存在しない地点は映像を切り替える地点として適している。
前方車両C10が大きく撮影されている映像は、一般的に映像の変化が小さい。そこで、映像変化量算出部105は、映像を切り替える地点として適しているか適していないかを判別するために映像変化量を算出する。
図12に示すフローチャートを用いて、映像変化量算出部105における映像変化量の算出処理を説明する。映像変化量算出部105は、ステップS501にて、並走地点リストに登録されており、接続候補点として抽出された並走地点数をN’として、ループ変数jの初期値を1、増分を1、終了値をN’とするループZを開始する。
図10に示す並走地点リストでは、使用可/不可フラグが“00”の並走地点が接続候補点である。
映像変化量算出部105は、ステップS502にて、j行目の並走地点の2つの測位データIDに基づき、測位関連情報格納部202より測位関連情報A,Bの測位データを読み出す。
映像変化量算出部105は、ステップS503にて、測位関連情報A,Bそれぞれの映像データにおいて、読み出した測位データに対応する映像フレームと、その前または後の映像フレームとのオプティカルフローを算出する。
測位データの測位時刻と、測位関連情報A,Bの測位開始時刻との時間差分をとれば、読み出した測位データに対応する映像フレームを選択することができる。但し、測位データのタイミングと映像フレームのタイミングとは必ずしも一致しない。そこで、映像変化量算出部105は、読み出した測位データのタイミングと最も近い映像フレームを、対応する映像フレームとして選択すればよい。
映像変化量算出部105は、ステップS504にて、オプティカルフローの大きさの総和を求めることにより、映像変化量を算出する。映像フレームを水平方向にC、垂直方向にRのC×Rのブロックに分割して、それぞれオプティカルフローを算出したとする。この場合、オプティカルフローは行数R、列数Cの速度ベクトルの行列となる。
オプティカルフローの大きさの総和(映像変化量)Vは、次の式(2)で求められる。式(2)において、aikは1つのオプティカルフローであり、iは列番号、kは行番号である。
Figure 0006028700
映像変化量算出部105は、ステップS505にて、ステップS504にて算出した映像変化量を映像変化量リストに記録する。映像変化量リストは、接続候補点として抽出した並走地点リストの測位データごとの映像変化量を追記したリストである。
映像変化量算出部105は、ステップS506にて、ループZが終了条件を満たすか否かを判定する。終了条件を満たさなければ、ループ変数jを1増加させて、ステップS502〜S506を繰り返す。ループZが終了条件を満たせば、映像変化量算出部105における映像変化量の算出が完了したということであり、処理を終了させる。
図13は、映像変化量リストの一例である。図13に示す映像変化量リストでは、図10に示す並走地点リストの並走地点のうち、接続候補点として抽出された並走地点のみで構成されている。図10に示す並走地点リストと図13に示す映像変化量リストとを別々に作成してもよいし、図10に示す並走地点リストそのものに映像変化量を追記して、並走地点リストを映像変化量リストに置き換えてもよい。
映像変化量Vを、測位データが示す車両の速度に基づいて重み付けしてもよい。重み付けした映像変化量Vw、車両の速度をv、車両の速度の平均値をvaveとすると、映像変化量Vwは次の式(3)で求められる。
Vw=(v/vave)×V …(3)
例えば、速度vが50km/h、平均値vaveが40km/h、映像変化量Vが3000であるとき、映像変化量Vwは、(50/40)×3000より3750となる。速度が速い方が映像の変化が大きくなる。よって、速度が速いほど映像変化量Vがより大きくなるように重み付けするのがよい。
接続点決定部106は、映像変化量算出部105で作成した映像変化量リストの中から、映像変化量が最も大きい並走地点を接続点として決定する。接続点決定部106は、測位関連情報Aの映像変化量と測位関連情報Bの映像変化量とを加算し、加算値が最も大きい並走地点を接続点とする。
映像変化量が最も大きい並走地点を接続点とすれば、映像を切り替えたときの違和感が最も少なく、映像を切り替える地点として最も適している地点を接続点として選択したということである。
図13の映像変化量リストでは、並走地点2の合計の映像変化量が12000で最も大きく、並走地点2が接続点として決定される。
接続点決定部106は、接続点として決定した並走地点の測位関連情報Aの測位データに対応する映像の映像フレームの時間位置と、測位関連情報Bの測位データに対応する映像の映像フレームの時間位置とを求める。映像フレームの時間位置は、測位データの測位時刻と測位開始時刻との時間差分をとることにより求めることができる。
接続点決定部106は、2つの映像の映像フレームの時間位置を、時間位置としての接続点を示す情報として映像再生部107に入力する。映像再生部107は、映像情報格納部201より、測位関連情報Aの走行映像を、最初から接続点の映像フレームまで読み出して再生する。映像再生部107は、これに続けて、映像情報格納部201より、測位関連情報Bの走行映像における接続点以降の映像フレームを読み出して再生する。
以上のようにして、2つの走行映像が接続点で繋ぎ合わされて連続的に再生される。
図14に示すフローチャートを用いて、映像連結再生装置100の全体的な動作を説明する。図14に示すフローチャートは、映像連結再生方法による全体的な手順、コンピュータに、映像連結再生プログラムで実行させる全体的な処理に相当する。
図14において、映像選択部101は、ステップS1001にて、ユーザに2つの走行映像を選択させる。測位関連情報取得部102は、ステップS1002にて、選択された走行映像に対応する測位関連情報を測位関連情報格納部202より取得する。
並走地点検出部103は、ステップS1003にて、ステップS1002で取得した測位関連情報に基づいて並走地点を検出して、並走地点リストを作成する。接続候補点抽出部104は、ステップS1004にて、並走地点リストから映像を切り替える地点として適していない並走地点を除外して、残りを接続候補点として抽出する。
映像変化量算出部105は、ステップS1005にて、接続候補点の映像変化量を算出する。接続候補点の映像変化量は、接続候補点に対応する映像フレームと、その前または後の映像フレームとの映像の変化量で算出すればよい。
接続点決定部106は、ステップS1006にて、映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択した並走地点を2つの走行映像の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定する。映像再生部107は、ステップS1007にて、ステップS1006で決定した接続点で2つの走行映像の映像データを繋ぎ合わせるよう再生する。
以上説明した本実施形態の映像連結再生装置100、本実施形態の映像連結再生方法及び映像連結再生プログラムによれば、複数の映像データを繋ぎ合わせて再生する場合に、ユーザが覚える違和感を小さくすることができる。
映像再生部107(ステップS1007)においては、1つの映像データを接続点まで再生して、その後、もう1つの映像データを接続点から再生することによって、2つの映像データを繋ぎ合わせて再生する。2つの映像データを繋ぎ合わせた状態の新たな映像ファイルを生成し、新たに生成した映像ファイルを再生してもよい。
映像再生部107が接続点決定部106によって決定された接続点で2つの映像データを繋ぎ合わせるよう再生するとは、単に順番に再生する場合と、新たな映像ファイルを生成して再生する場合との双方を含む。
映像連結再生プログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよいし、映像連結再生プログラムをダウンロードさせるよう、インターネット等のネットワークを介して提供されてもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、CD−ROM,DVD−ROM等の任意の記録媒体でよい。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
100 映像連結再生装置
101 映像選択部
102 測位関連情報取得部
103 並走地点検出部
104 接続候補点抽出部
105 映像変化量算出部
106 接続点決定部
107 映像再生部

Claims (6)

  1. 走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報を選択する映像選択部と、
    前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得する測位関連情報取得部と、
    前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出する並走地点検出部と、
    前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出する映像変化量算出部と、
    前記映像変化量算出部によって算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定する接続点決定部と、
    前記接続点決定部によって決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生する映像再生部と、
    を備えることを特徴とする映像連結再生装置。
  2. 前記測位関連情報はさらに前記複数の地点それぞれにおける前記車両の速度を含み、
    前記複数の並走地点の中から、前記車両の速度が所定の速度以下のときの並走地点を除外して、残りを接続候補点として抽出する接続候補点抽出部をさらに備え、
    前記映像変化量算出部は、前記接続候補点抽出部によって抽出された接続候補点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像連結再生装置。
  3. 前記方角情報の変化に基づいて前記車両がカーブ走行しているときの並走地点を除外して、残りを接続候補点として抽出する接続候補点抽出部をさらに備え、
    前記映像変化量算出部は、前記接続候補点抽出部によって抽出された接続候補点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像連結再生装置。
  4. 前記測位関連情報はさらに前記複数の地点それぞれにおける前記車両の速度を含み、
    前記映像変化量算出部は、算出した映像変化量を前記車両の速度に基づいて重み付けする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の映像連結再生装置。
  5. 走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報を選択し、
    前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得し、
    前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出し、
    前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出し、
    算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定し、
    決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生する
    ことを特徴とする映像連結再生方法。
  6. コンピュータに、
    走行する車両に設置されたカメラによって前記車両の外部を撮影した走行映像を示す複数の映像情報の中から、繋ぎ合わせて再生する対象として2つの映像情報が選択されたとき、前記2つの映像情報それぞれと対応付けられており、それぞれの映像情報の走行映像を撮影した複数の地点の位置を示す位置情報と、前記複数の地点それぞれで前記カメラが向いている方角を示す方角情報とを含む測位関連情報を取得するステップと、
    前記2つの映像情報の前記測位関連情報を比較することにより、同一の道路を同一の方向に走行している並走区間に含まれる複数の並走地点を検出するステップと、
    前記2つの映像情報の映像データを構成する映像フレームであり、前記並走地点に対応する映像フレームと、前記映像フレームの前または後の映像フレームとの映像変化量を算出するステップと、
    算出された映像変化量に基づいて1つの並走地点を選択し、選択された並走地点を前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせる接続点として決定するステップと、
    決定された接続点で前記2つの映像情報の映像データを繋ぎ合わせるよう再生するステップと、
    を実行させることを特徴とする映像連結再生プログラム。
JP2013200801A 2013-09-27 2013-09-27 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム Active JP6028700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013200801A JP6028700B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013200801A JP6028700B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015070346A JP2015070346A (ja) 2015-04-13
JP6028700B2 true JP6028700B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=52836660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013200801A Active JP6028700B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6028700B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001050759A (ja) * 1999-08-06 2001-02-23 Nissan Motor Co Ltd ナビゲーション装置
JP2001290820A (ja) * 2000-01-31 2001-10-19 Mitsubishi Electric Corp 映像収集装置、映像検索装置および映像収集検索システム
JP2002081951A (ja) * 2000-09-05 2002-03-22 Fujitsu Ten Ltd 地図情報処理システム
JP4004798B2 (ja) * 2002-01-09 2007-11-07 三菱電機株式会社 配信装置及び表示装置及び配信方法及び情報配信・表示方式
JP2004212232A (ja) * 2003-01-06 2004-07-29 Alpine Electronics Inc 風景動画表示ナビゲーション装置
JP2010028492A (ja) * 2008-07-21 2010-02-04 Denso Corp 撮影情報閲覧システム
JP5045722B2 (ja) * 2009-09-24 2012-10-10 株式会社デンソー 動画記憶システム
JP5861499B2 (ja) * 2012-03-01 2016-02-16 大日本印刷株式会社 動画提示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015070346A (ja) 2015-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160358042A1 (en) Electronic Travel Album Generating Method and Computing Device
KR101097215B1 (ko) 증강 현실에서의 구별 시행
EP3338058B1 (en) Location based service tools for video illustration, selection, and synchronization
US20060142942A1 (en) Device and method for creating electronic album using map data
JP4965475B2 (ja) 仮想移動表示装置
US20120268620A1 (en) Information providing apparatus, information providing method, and program
US20140317511A1 (en) Systems and Methods for Generating Photographic Tours of Geographic Locations
KR20130094288A (ko) 정보 처리 장치, 정보 처리 방법, 및 기록 매체
JP2007212681A (ja) 地理情報表示装置及び地理情報表示プログラム
JP2007129407A (ja) カメラシステム、地図情報表示システム
JP2009049476A (ja) 撮影支援情報提示装置
JP2019086372A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN103913175A (zh) 导航系统及其兴趣地点提示方法
JP2006148514A (ja) 画像再生装置及び画像再生装置の制御方法
JP6028700B2 (ja) 映像連結再生装置、映像連結再生方法、映像連結再生プログラム
US8581900B2 (en) Computing transitions between captured driving runs
US20100035631A1 (en) Systems and Methods to Record and Present a Trip
JP6281609B2 (ja) 情報生成装置、情報付加装置及び情報表示装置
JP5912918B2 (ja) 車載装置、情報出力方法、およびプログラム
JP2008249654A (ja) 記録再生装置、記録再生方法、記録再生プログラム、および記録媒体
JP6060817B2 (ja) 経路決定装置、経路決定方法、及び経路決定プログラム
KR20170025732A (ko) 여행 기록을 제공하기 위한 장치, 이를 위한 방법 및 이 방법이 기록된 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
JP5978902B2 (ja) コメント作成表示装置、コメント作成表示方法及びコメント作成表示プログラム
WO2023100220A1 (ja) 映像処理装置、方法およびプログラム
JP5935645B2 (ja) コメント作成表示装置、コメント作成表示方法及びコメント作成表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161003

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6028700

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150