JP6028600B2 - 電動車の充電部構造 - Google Patents

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Description

本発明は電動車の充電部構造に関する。
バッテリーから供給される電力によって駆動される電気モータが搭載された電動車においては、バッテリーに電力を充電するための充電部構造が設けられている。
特許文献1には、フードの前縁に切欠きを設け、バッテリーへ電力を充電するための充電口が収容された凹状のハウジングと、このハウジングの開口部を開閉するリッドとを、それらの一部を切欠き内に位置させて車体前部のバンパの上部に設けた充電部構造が提案されている。
特開2010−288363号公報
しかしながら、上記従来技術では、既存の車体に充電部構造を適用した場合に、フードおよびバンパを含む車体前部のデザインの大幅な変更が必要となるため、設計コストが増大する。
また、リッドは、フードとバンパとにわたって設けられるため、リッドとフードとの位置関係およびリッドとバンパとの位置関係を正確に保ちつつ、それらリッドとバンパとフードとの3つの部材を車体に組み付ける必要があるため、組立性が低下する。
そこで、本出願人は、フードやトランクリッドなどのような車体の開口部を開閉する開閉部材に、充電用開口部と、この充電用開口部を開閉するリッドと、充電口とを設ける技術を提案している。
このような技術によれば、既存の車体に充電部構造を適用する場合に、開閉部材を設計変更することで足りることから、車体のデザインの変更が最小限で済み、したがって設計コストを抑制する上で有利となり、また、充電用開口部と充電口とリッドとを簡単にかつ正確に位置合わせを行なえ、充電部構造の組立性の向上を図る上で有利となる。
ところで、フードやトランクリッドなどの開閉部材は、車体の外装面を形成するアウターパネルと、前記アウターパネルの内側に配置されアウターパネルを補強するインナーパネルとを備えている。
そこで、開閉部材に、充電用開口部と充電口とを設ける場合、アウターパネルやインナーパネルの剛性低下を防ぎつつ充電口を設け、開閉部材の剛性を確保することが極めて重要となる。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、開閉部材の剛性を確保しつつ開閉部材に充電口用開口部を設けると共に充電口用開口部に充電口を設けた電動車の充電部構造を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、車体の開口部を開閉する開閉部材と、走行用モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリに充電を行なう充電口とを備える電動車の充電部構造であって、前記開閉部材は、車体の外装面を形成するアウターパネルと、前記アウターパネルの内側に配置され細長形状を呈して互いに平行して延在する一対の骨部を有して前記アウターパネルを補強するインナーパネルとを備え、前記アウターパネルに充電用開口部が設けられ、前記充電用開口部に、前記充電口を支持する枠部材が設けられ、前記枠部材は、前記枠部材の対向する部分が前記一対の骨部に取着されることで前記インナーパネルに配置されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、充電口の枠部材の対向する部分が開閉部材のインナーパネルの一対の骨部に取着されることから、開閉部材の剛性を確保しつつ車体の変更が最小限で済み、設計コストを抑制する上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、枠部材として矩形枠状のものを用いることができ、枠部材により一対の骨部を補強できる。
請求項3記載の発明によれば、一対の骨部の長手方向の中間部に互いに対向する一対の端部を設け、それら端部に枠部材の互いに対向する部分を取着したので、開閉部材の剛性低下を防ぐ上で有利となる。
第1の実施の形態の充電部構造32が適用されたフード14を備える電動車10の前方から見た斜視図である。 第1の実施の形態の充電部構造32が適用されたフード14の分解斜視図である。 第1の実施の形態の充電部構造32の斜視図である。 第1の実施の形態において枠部材42が骨部52に取着された状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態において枠部材42と骨部52とを分解した状態を示す斜視図である。 第2の実施の形態の充電部構造32が適用されたフード14を備える電動車10の前方から見た斜視図である。 第2の実施の形態において一対の骨部52に枠部材42が取着された状態を上方から見た模式図である。 第3の実施の形態において枠部材42が骨部52に取着された状態を示す斜視図である。 第3の実施の形態において枠部材42と骨部52とを分解した状態を示す斜視図である。 第4の実施の形態において一対の骨部52に枠部材42が取着された状態を上方から見た模式図である。 充電部構造32がトランクリッド92に適用された変形例を示す斜視図である。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の電動車の充電部構造をフードに適用した実施の形態について説明する。
なお、本発明において電動車10とは、バッテリーから供給される電力によって走行用モータを駆動して走行する電気自動車あるいはプラグインハイブリッド車などを含む。
図1、図2、図3に示すように、電動車10は、車体12と、フード14と、走行用モータに電力を供給するバッテリ(不図示)と、充電部構造32とを備えている。
図1に示すように、フード14は、ダッシュパネルの前方に仕切られた前部空間20の上方に開放された上端開口部22を開閉するものであり、フード14は車体後方の部分を中心として揺動可能である。本実施の形態では、フード14が開閉部材に相当し、上端開口部22が車体12の開口部に相当している。
図2に示すように、フード14は、外装面を構成するアウターパネル24と、アウターパネル24の内側に配置されてアウターパネル24に一体的に取着されたインナーパネル26とを含んで構成され、それらパネル24、26は金属製である。
アウターパネル24の前部には、リッド36により開閉される矩形状の充電用開口部34が設けられている。
インナーパネル26は、アウターパネル24を補強するものであり、軽量化のための複数の開口部2602と、細長形状を呈して直線状に延在し開口部2602内を横切る複数の骨部52を含んで構成され、それら骨部52は、インナーパネル26の強度、剛性を確保するためのものである。
図3に示すように、本実施の形態では、充電用開口部34内に互いに平行して直線状に延在する一対の骨部52が位置しており、この一対の骨部52は、上面部5202と、上面部5202の両側から下方に延在する一対の側面部5204とを有している。
充電部構造32は、図1、図2、図3に示すように、充電用開口部34と、充電口16と、リッド36と、リッドロック手段38とを含んで構成されている。
図3に示すように、充電口16は充電用開口部34に配置されている。
詳細には、充電口16は、充電用開口部34の内側に位置するように配置され、あるいは、充電用開口部34を通して視認できる箇所に配置され、充電用開口部34を通して充電ガンが接続できる箇所に配置されている。
本実施の形態では、充電口16は、支持部材40を介してフード14に取着され、したがって、充電口16はフード14に取着されている。
充電口16は、通常充電用の充電口16と、急速充電用の充電口16との2つが設けられている。
充電口16は、充電ガンが挿脱可能に結合され、バッテリに充電を行なうためのものである。より詳細には、充電口16は充電ケーブルを介して充電器に接続され、充電器は充電口16から充電ケーブルを介して供給される電力によってバッテリを充電する。本実施の形態では、充電器は前部空間20に配置され、充電ケーブルはインナーパネル26に沿わせてインナーパネル26の後端に引き回され、インナーパネル26の後端から前部空間20を通り充電器に接続されている。
支持部材40は、充電口16を支持する本体部44と、本体部44に連結され充電用開口部に合わされる矩形の開口部43がその内側に設けられた枠部材42とを備えている。
本体部44は、金属製または合成樹脂製で、枠部材42は金属製である。
図3に示すように、本体部44は、矩形状の底壁4402と、底壁4402の四辺から起立し枠部材42に連結される側壁4404とを有している。
充電口16は、本体部44の底壁に取着されている。
枠部材42は、充電用開口部34に合わされる開口部43がその内側に設けられるように板材が矩形枠状に延在することで構成され、互いに対向する2組の一対の辺を有し、一方の1組の一対の辺42Aは車幅方向において対向し、他方の1組の一対の辺42Bは車体の前後方向において対向している。
枠部材42は、リッド36を支持し、本体部44と共に充電口16を支持するに足る強度で形成されている。
なお、本実施の形態では、充電口16は本体部44を介して枠部材42で支持されている。
枠部材42は、矩形枠状の底壁4202と、底壁4202の外縁から起立する4つの側壁4204と、各側壁4204の上端に設けられた矩形枠状のフランジ4206とを有している。
図4、図5に示すように、支持部材40は、本体部44が一対の骨部52の間に挿入され、枠部材42の対向する部分が一対の骨部52に取着されることでインナーパネル26に配置されている。
詳細には、図3にスポット溶接される箇所を符号Wで示すように、枠部材42の車体12の前後方向において対向する1組の一対の辺42Bの長手方向に間隔をおいたフランジ4206の3箇所と、骨部52の上面部5202の3箇所とがスポット溶接により取着されている。
また、枠部材42の車体12の前後方向において対向する1組の一対の辺42Bの長手方向に間隔をおいた側壁4204の3箇所と、骨部52の側面部5204の3箇所とがスポット溶接により取着されている。
したがって、一対の骨部52に取着された一方の1組の一対の辺42Bは、一対の骨部52に重ね合わされて骨部52に沿って延在している。
なお、スポット溶接に代え、ボルト、ナットによりそれらの箇所を取着するようにしてもよいが、スポット溶接を用いると、位置合わせを正確に行いつつそれらの取着を簡単に行なう上で有利となる。
リッド36は、充電用開口部34を開閉するものである。
リッド36は、その後端部がヒンジ46を介して枠部材42に取着され、したがって、リッド36はフード14に取着されている。
リッド36は、充電用開口部34を閉塞した閉塞位置と、充電用開口部34を開放した開放位置との間でヒンジ46を介して揺動するように設けられている。
リッド36の前部の下面の車幅方向の中央に、車体前後方向に延在するストライカ48が設けられ、ストライカ48はロッド材で形成されている。
また、リッド36の前部の車幅方向の両側下面に、リッド36が充電用開口部34を閉塞した閉塞位置で、枠部材42の底壁4202に当接するゴム製のクッション材50が設けられている。
ヒンジ46は、枠部材42の後側で車幅方向に延在する側壁4204に取着された第1のばね板4602と、リッド36の下面の後端寄りに取着された第2のばね板4604と、車幅方向に軸心を向けそれらばね板4602、4604を回動可能に結合するピン4606と、第1のばね板4602に取着された第3のばね板4608とで構成されている。
リッド36の閉塞位置で、第3のばね板4608の先部が第2のばね板4604の凹部に係合し、第3のばね板4608の弾性力によりリッド36が閉塞位置に付勢される。
リッド36を閉塞位置から開放位置に開いていき所定の角度を超えると、第3のばね板4608はリッド36を開放位置に向けて付勢し、第3のばね板4608の先部が第2のばね板4604の凸部に乗り上がった状態でリッド36は開放位置となる。
リッド36を開放位置から閉塞位置に閉じていき所定の角度を超えると、第3のばね板4608はリッド36を閉塞位置に向けて付勢し、リッド36の閉塞位置で第3のばね板4608の先部が第2のばね板4604の凹部に係合し、リッド36は閉塞位置に位置した状態が保持される。
なお、ヒンジ46の構成は、上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
リッドロック手段38は、リッド36で充電用開口部34を閉塞した状態をロックおよびロック解除するものである。
リッドロック手段38は、ストライカ48と、枠部材42の内側の前部に配置された2つの揺動レバー54,56からなりストライカ48をロックするロック機構57とを含んで構成されている。
車室内からリッド開放用操作レバーを操作すると、ロック機構57がストライカ48を押し上げてリッド36は半開状態となり、これによりリッド36の前部の下方に指が入る隙間が形成される。
ここで、リッド36の前部の下方に指を入れ、リッド36を持ち上げることによりリッド36は開放位置となり、リッド36の開放位置はヒンジ46の第3のばね板4608の弾性力により保持され、充電ガンにより充電口16を介してバッテリへの充電が可能となる。
バッテリへの充電後、リッド36を開放位置から閉塞位置に揺動させると、ストライカ48がロック機構57によりロックされ、リッドの閉塞状態がロックされる。
なお、リッドロック手段38の構成は、上述の構成に限定されず、従来公知の様々な構造が採用可能である。
本実施の形態によれば、充電口16を支持する枠部材42の対向する部分をインナーパネル26の一対の骨部52に取着することにより、枠部材42を介して充電用開口部34に充電口16を配置したので、フード14の剛性を確保しつつ、フード14に充電用開口部34を設け、充電用開口部34に充電口16を設ける上で有利となる。
また、既存の車体12に充電部構造32を適用する場合に、枠部材42の対向する部分をインナーパネル26の一対の骨部52に取着することで足りることから車体前部のデザインの変更が最小限で済み、設計コストを抑制する上で有利となる。
また、充電用開口部34をフード14に設け、この充電用開口部34を開閉するリッド36をフード14に設けることから、充電用開口部34とリッド36とを簡単にかつ正確に位置合わせを行なえ、充電部構造32の組立性の向上を図る上で有利となる。
また、充電用開口部34とリッド36とに加え充電口16もフード14に設けることから、充電用開口部34、リッド36、充電口16との位置関係を正確に保ちつつ、リッド36と充電口16の2つの部材をフード14に組み付ければよく、充電部構造32の組立性の向上を図る上でより有利となる。
また、本実施の形態では、枠部材42は、充電口16が一対の骨部52の間に挿入され、枠部材42の対向する部分が一対の骨部52に取着されることでインナーパネル26に配置されている。
そのため、既存のフード14に充電部構造32を適用する場合に、アウターパネル24に充電用開口部34を設け、インナーパネル26を構成する一対の骨部52に枠部材42の互いに対向する部分を取着することで、充電部構造32を配置できることから、フード14の変更が最小限で済み、また、インナーパネル26側に枠部材42や本体部44を支持するための専用の部材を何ら設ける必要がなく、設計コストを抑制する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、一対の骨部52に、枠部材42の互いに対向する部分が重ね合わせられることになるので、充電口16が配置される骨部52の箇所の断面係数が大きくなる。
したがって、骨部52を補強しつつ充電口16をインナーパネル26に取り付けることが可能となり、充電部構造32をフード14に設けることで、インナーパネル26を補強することができ、フード14の剛性を確保しつつ、フード14に充電用開口部34を設け、充電用開口部34に充電口16を設ける上で有利となる。
なお、充電口16を挿入できる間隔で一対の骨部52が配置されていれば、本実施の形態の充電部構造32は適用可能であり、一対の骨部52の間隔に対応した寸法で、枠部材42と本体部44からなる支持部材40が設けられる。
(第2の実施の形態)
次に、図6、図7を参照して第2の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態において第1の実施の形態と同様の部分、部材については同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、充電用開口部34およびリッド36が円形であり、枠部材42が円形の枠状を呈し、支持部材40が枠部材42に対応した形状となっている点が第1の実施の形態と異なっており、その他の点は第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
第2の実施の形態では、枠部材42の互いに対向する部分が、一対の骨部52にそれぞれ重ね合わされ、スポット溶接により取着されている。
このような第2の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様な効果が奏される。
(第3の実施の形態)
次に、図8、図9を参照して第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であり、図8に示すように、互いに平行して延在する一対の骨部52の幅L1は、枠部材42を構成する板材の幅L2よりも大きいため、一対の骨部52に、その長手方向の中間部に欠部5206が設けられることで互いに対向する一対の端部5208がそれぞれ形成されている。
骨部52は、底面部5210と、底面部5210の幅方向両側から起立する一対の側面部5212と、各側面部5212の上端から底面部5210と離れる方向に延在する上面部5214とを有している。
そして、枠部材42の対向する部分の一対の骨部52への取着は、車幅方向において枠部材42の対向する部分が一対の骨部52の一対の端部5208にそれぞれスポット溶接で行われている。
詳細には、図9にスポット溶接される箇所を符号Wで示すように、枠部材42の車幅方向において対向する1組の一対の辺42Aのフランジ4206の両端の2箇所と、端部5208における両側の上面部5214とがスポット溶接により取着されている。
また、一対の辺42Aの底壁4202の端部と、端部5208における底面部5210とがスポット溶接により取着されている。
なお、スポット溶接に代え、ボルト、ナットによりそれらの箇所を取着するようにしてもよいが、スポット溶接を用いると、位置合わせを正確に行いつつそれらの取着を簡単に行なう上で有利となる。
なお、図9において符号4208は、フランジ4206の車体12の前方に位置する前部に設けられた凹部であり、リッド36の半開状態でリッド36の前部の下方に指を入れやすくしたものである。
第3の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様に、充電口16を支持する枠部材42の対向する部分をインナーパネル26の一対の骨部52に取着することにより、枠部材42を介して充電用開口部34に充電口16を配置したので、フード14の剛性を確保しつつ、フード14に充電用開口部34を設け、充電用開口部34に充電口16を設ける上で有利となる。
また、インナーパネル26を構成する互いに平行して延在する一対の骨部52に互いに対向する一対の端部5208に枠部材42の対向する部分を取着した。
そのため、既存のフード14に充電部構造32を適用する場合に、アウターパネルに充電用開口部34を設け、インナーパネル26を構成する一対の骨部52に、欠部5206をそれぞれ設けることで、充電部構造32を配置できることから、フード14の変更が最小限で済み、また、インナーパネル26側に枠部材42や本体部44を支持するための専用の部材を何ら設ける必要がなく、設計コストを抑制する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に、図6、図10を参照して第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、充電用開口部34およびリッド36が円形であり、枠部材42が円形の枠状を呈し、支持部材40が枠部材42に対応した形状となっている点が第3の実施の形態と異なっており、その他の点は第3の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
すなわち、図6、図10に示すように、充電用開口部34およびリッド36は円形である。
枠部材42は、円形の枠状を呈し、その内側に円形の充電用開口部34に合わされる円形の開口部43が設けられている。
そして、枠部材42の互いに対向する部分が、一対の骨部52の一対の端部5208にそれぞれ取着されている。
このような第4の実施の形態によっても第3の実施の形態と同様な効果が奏される。
また、本発明の充電部構造36は、荷物搬出入口を開閉するトランクリッド36にも適用可能である。
すなわち、図11に示すように、車体12の開口部が荷物収納室の荷物搬出入口90であり、開閉部材が荷物搬出入口90を開閉するトランクリッド92であってもよく、この場合にも上記の実施の形態と同様の効果が奏される。
10……電動車、12……車体、14……フード、16……充電口、32……充電部構造、34……充電用開口部、36……リッド、40……支持部材、42……枠部材、42B……一方の1組の一対の辺、43……開口部、44……本体部、52……骨部、5208……端部、92……トランクリッド。

Claims (3)

  1. 車体の開口部を開閉する開閉部材と、走行用モータに電力を供給するバッテリと、前記バッテリに充電を行なう充電口とを備える電動車の充電部構造であって、
    前記開閉部材は、車体の外装面を形成するアウターパネルと、前記アウターパネルの内側に配置され細長形状を呈して互いに平行して延在する一対の骨部を有して前記アウターパネルを補強するインナーパネルとを備え、
    前記アウターパネルに充電用開口部が設けられ、
    前記充電用開口部に、前記充電口を支持する枠部材が設けられ、
    前記枠部材は、前記枠部材の対向する部分が前記一対の骨部に取着されることで前記インナーパネルに配置されている
    ことを特徴とする電動車の充電部構造。
  2. 前記枠部材は矩形枠状を呈し、互いに対向する2組の一対の辺を有し、
    前記枠部材の対向する部分の前記一対の骨部への取着は、前記2組の一対の辺のうちの一方の1組の一対の辺が前記一対の骨部に重ねられた状態でなされ、
    前記一対の骨部に取着された前記一方の1組の一対の辺は前記骨部に沿って延在している
    ことを特徴とする請求項1記載の電動車の充電部構造。
  3. 前記一対の骨部の長手方向の中間部には互いに対向する一対の端部がそれぞれ設けられ、
    前記枠部材の対向する部分の前記一対の骨部への取着は、前記枠部材の対向する部分が前記一対の骨部の前記一対の端部にそれぞれ取着されることでなされる
    ことを特徴とする請求項記載の電動車の充電部構造。
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