JP6028141B2 - 水耕栽培装置及び水耕栽培方法 - Google Patents

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本発明は、葉物野菜その他の各種野菜や、果物類の栽培に使用する水耕栽培装置及び水耕栽培方法に関する。
従来から、図4に示すように野菜や果物類の生産について一般的に行われてきた水耕栽培は、ハウスの中に多数列の栽培ベッド100を設置し、自動制御機器101等の大がかりな装置を用いて、地下等に備えられた溶液タンク102から多数の栽培ベッド100に溶液103を一律に循環する水耕プラント方式がとられていた。
例えば、特許文献1には、栽培ベッドと溶液タンク間で水耕溶液を循環させ、その栽培ベッドで作物を溶液栽培するようにした栽培ハウスを複数備えた水耕栽培プラントにおいて、各ハウスの溶液タンクに一定時間おきに順次切換えて配管接続される単一の溶液調整タンクを設け、配管接続された溶液タンクと溶液調整タンク間で水耕溶液を循環させ、水耕溶液の肥料濃度及び酸、アルカリ濃度を溶液調整タンク内でハウスごとに調整するようにした水耕栽培プラントが開示されている。
実開平3−16853号公報
しかしながら、従来の水耕プラント方式の場合装置が非常に大規模となり、初期設備投資費用が高額になると共に、ランニングコストも高額であった。
また、上記のような水耕栽培プラントにおいて水耕栽培を行う場合、多数の栽培ベッドに効率的に溶液を供するため、各栽培ベッドを並列に配置して、溶液調整タンクから一括して各栽培ベッドに溶液を供給し、植物に養分を与えた後、各栽培ベッドから排出された溶液をタンクに戻し、適宜成分調整等を行った後、再度溶液として各栽培ベッドに供給することを繰り返し、溶液を循環させている。
このような水耕栽培プラントの場合、複数の栽培ベッドに共通の溶液が循環する。そのため、異なる生育段階にある植物ごとに生育段階に応じた溶液を供給することができなかった。また、植物ごとに溶液中の養分の配合、濃度等が異なるため、異なる種類の植物を同時に栽培することができなかった。
そして、栽培植物に病気が発生した場合には、循環溶液が共通であるため多くの栽培ベッドの植物に伝染し、被害が拡大する恐れがあった。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであって、初期設備投資費用、ランニングコストを低廉に抑えつつ、栽培ベッド毎に異なる生育段階にある植物や異なる種類の植物に適宜の溶液を供給することが可能であって、仮に植物に病気が発生した場合であっても、できるだけ病気が拡大しないようにすることを課題とする。
上記課題を解決すべく以下の手段を講じている。
本発明の水耕栽培装置は、上方を開放した前後に長い容器形状とし、後方より前方に溶液を流すと共に溶液上に多数の植物を貫通孔に植設するフロート板を敷設した栽培ベッドにおいて、前部に溶液を排出して落下させる排水部を形成し、さらに落下した溶液を受ける落下水受け部を設け、落下水受け部の底部の水を汲み上げて後方に送水する循環ポンプ及び循環ポンプに連結した送水用のパイプを設けると共に栽培ベッド後部内側において溶液を排出するパイプ先端の吐出口を設け、前記排水部、落下水受け部、循環ポンプ、パイプ、吐出口からなる溶液循環装置を、栽培ベッド毎に別個に設けていることを特徴とする。
このように構成することで、装置を簡素化して低廉な設備を提供でき、ランニングコストも抑えることができると共に、栽培ベッド毎に栽培植物の種類や成長段階に応じた溶液を供給でき、仮に一個の栽培ベッドの栽培植物に病気が発生した場合でも、循環溶液を介して他のベッドに病気が拡大しない。
なお、栽培ベッドの容器の長手方向の排水部側を前方、吐出口側を後方としているが、これらの方向は説明の便宜上のものである。
また、栽培ベッド内の前後にわたり、溶液の温度調節をする内部に適宜温度調節をした液体を流通させる温度調節管を設けることが好ましい。
このように構成することで、栽培ベッドを循環する溶液の温度を、廉価で適宜の温度に調節することが可能となる。
この発明の水耕栽培方法は、上方を開放した前後に長い容器形状とし、後方より前方に溶液を流すと共に溶液上に多数の植物を貫通孔に植設するフロート板を敷設した栽培ベッドにおいて、栽培ベッド前部から溶液を排出して空気と接触しながら溶液を落下水受け部に落下させ、さらに落下した溶液を循環ポンプによって汲み上げて後方に送水して栽培ベッド後部内部側に溶液を排出し、前記溶液の循環を栽培ベッド毎に別個にしている。
このような水耕栽培方法で野菜や果物等を栽培することで、低廉な設備投資で、ランニングコストを抑えつつ、栽培ベッド毎に栽培植物の種類や成長段階に応じた溶液を供給でき、仮に一個の栽培ベッドの栽培植物に病気が発生した場合でも、循環溶液を介して他のベッドに病気が拡大しないようにすることができる。
上記のように構成すれば、初期設備投資費用、ランニングコストを低廉に抑えつつ、栽培ベッド毎に異なる生育段階にある植物や異なる種類の植物に、適宜の溶液を供給することが可能であって、仮に植物に病気が発生した場合であっても、できるだけ病気が拡大しないようにすることができる。
本実施形態の水耕栽培装置の一部を省略した中央縦断面図 本実施形態の水耕栽培装置の一部を破断した要部拡大斜視図 本実施形態の苗ホルダーの斜視図 従来の水耕プラント方式の水耕栽培装置の説明図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[水耕栽培装置]
この実施形態の水耕栽培装置は、植物10を栽培するにあたって、土耕ではなく溶液3によって、葉物野菜(例えば、小松菜、レタス、ほうれん草、チンゲン菜、サニーレタス、水菜等)、その他の各種野菜や果物の栽培をするための水耕栽培装置である。
本実施形態の水耕栽培装置は、ビニールハウス内に複数個配置されているが、各水耕栽培装置はそれぞれ独立している。よって、以下に述べるように水耕栽培装置毎に適宜の溶液3を循環させることができる。
栽培ベッド1は、上方を開放した前後に長い略直方体の容器形状をしている。容器内は適宜の溶液3が後方の吐出口8から前方の排水部4に向かって流れ、排水部4から排出された溶液3は、落下水受け部5に空気と接触しながら落下する。そして、落下した溶液3は落下水受け部5の底部に備えられた送水用ポンプによって汲み上げられ、パイプ7を通って、栽培ベッド1の後方に設けられた吐出口8まで送られ吐出される。
本実施形態の栽培ベッド1は地面と略水平に設置されており、傾斜を設けていないが、ポンプの吐出圧力によって、栽培ベッド1後方から前方に向かって溶液3が流れ、循環するようになっている。
(栽培ベッド1)
栽培ベッド1は、上方を開放した前後に長い略直方体の容器形状をしており、複数の脚部1aによって支持されている。
従来の水耕栽培プラントの場合、多数の栽培ベッドに効率的に溶液を供給するために、溶液供給装置に対して各栽培ベッドを並列に配置して、タンクから一括して栽培ベッドに溶液を供給し、植物に養分を与えた後、各栽培ベッドから排出された溶液をタンクに回収し、適宜成分調整を行った後、再度各栽培ベッドに送り出す自動制御システムであったため、金属製等の大掛かりな栽培ベッドが必要であり初期設備費用が高額であった。しかし、本実施形態の水耕栽培装置は栽培ベッド1毎に独立した単純な構造であるため、栽培ベッド1の枠、脚部1a共に木製であり、非常に安価に水耕栽培装置を提供できるようになった。
栽培ベッド1は設置面12と略平行に設置されているが、栽培ベッド1にわずかな傾斜をつけることで水位差を設け自然流下させることもできるが、傾斜が急すぎると溶液3の循環速度を自由に調節することができないため好ましくない。
(排水部4)
排水部4は栽培ベッド1の前方側の壁に設けられており、壁の中央部の上端からV字状の切欠部を形成し、容器内の溶液3の液面が上昇し、切欠部を超えると超過した溶液3が排出されるようになっている。そして、排出された溶液3は排水部4の略直下に設置された落下水受け部5に空気と接触しながら落下する。
排水部4と落下水受け部5に貯留している溶液3の水面までの距離は、略65cmであり、この落差によって気泡11を発生させ、排水部4から落下水受け部5に落下した溶液3中の溶存酸素量を高めることができる。そして、この溶存酸素量が高められた溶液3が循環する。
排水部4から落下水受け部5に貯留している溶液3の水面までの距離Hは55〜100cmが好ましい。高い位置から溶液3を落下させれば気泡11の発生量は増えるが、栽培ベッド1上での植物10の植設作業、収穫作業等の作業効率を考慮すれば、設置面12から栽培ベッド1の作業位置(フロート板2の上面位置)までの距離hは80〜110cm程度が作業者に負担にならないため、前記距離Hは上記のような距離が好ましいが、図2に示すように、落下水受け部5を設置面12に埋め込み、前記距離Hを長くすることも可能である。
従来は、空気ポンプ等の溶存酸素発生器によって気泡11を噴出させ、溶液3中の溶存酸素量を高める方法がとられていた。しかし、上記のような構成にすることで、水の落差によって気泡11を発生させることができる為、溶存酸素発生器を設ける必要が無くなった。
また、本実施形態の水耕栽培装置は、栽培ベッド1毎に独立した循環方式を採用しているため、水の落差によって発生する気泡11だけで、独立した栽培ベッド1分の植物10の栽培に必要な溶存酸素量を充足することが可能となった。
(落下水受け部5)
落下水受け部5は排水部4から排出され、落下してくる溶液3を受け止め、一定量貯留できる容器であればどのような形状等のもであっても構わない。
(循環ポンプ6)
循環ポンプ6は栽培ベッド1毎に設けており、栽培ベッド1毎に、溶液3を循環させている。本実施形態の循環ポンプ6は落下水受け部5の底部に備えている。なお、落下水受け部5に落下した溶液3を循環することが可能であれば、循環ポンプ6の設置個所はどこに設けても良い。
また、ポンプの吐出圧力を変化させることにより、栽培ベッド1の溶液3の流速を調整することが可能となる。
(温度調節手段)
栽培ベッド1内の溶液3の温度調節は、栽培ベッド1内に設けられた温度調節管9に溶液3と異なる温度の液体を適宜流入させることによって行われる。温度調節管9は、栽培ベッド1内の略中央部の底部に後方から前方にわたって設けられており、汲み上げポンプ9bによって汲み上げた井戸水を温度調整パイプ9に流入させることが可能となっている。
一般的に井戸水は15℃〜18℃前後の一定の温度である。そのため、例えば、夏場は栽培ベッド内の溶液が外気によって温められているが、汲み上げポンプ9bによって汲み上げた井戸水を温度調節管9に流すことで溶液の温度を下げることが可能となる。温度調節管9を一度通過した井戸水の水温は上昇してしまうので、循環させず水路等に排出可能となっている。
一方、冬場は井戸から汲み上げた井戸水をボイラー9c等で70℃程度に温めて、栽培ベッド内を循環させる。一旦、70℃に温めた井戸水を栽培ベッド内に設けられた温度調節管9に通過させても、汲み上げたばかりの井戸水ほど温度は下がらないため、一度温めて温度調節管9に流入させた井戸水を再度ボイラー9cで温めて循環させるようにすればランニングコストが低減できる。
なお、汲み上げた井戸水を水路等に排出するか、循環させるかは切り替えスイッチ9aによって適宜行う。
また、本実施形態の水耕栽培装置は、栽培ベッド1毎に独立した循環方式を採用しているが、上記温度調節手段に関しては栽培ベッド毎ではなく、場内に一つの汲み上げポンプ9b、ボイラー9cを設け、温度調節管9を複数の栽培ベッドに並列又は直列に接続することとすれば初設備投資費用、ランニングコストをさらに低廉に抑えることが可能となる。
また、栽培ベッド1内に、温度調節管7を複数本設けることもできる。
〔水耕栽培方法〕
図3に示すように、一定の間隔で複数の凹部13bを有する苗ホルダー13に植物10の種を蒔き発芽させる。前記苗ホルダー13は水含性であってスポンジ状に弾性を有し、この弾性が苗の成長にかかわらず苗を保持する。例えばウレタン発砲体等である。また、前記苗ホルダー13には所定寸法の切れ込み13aが設けられ、略長方体形状に切り離し可能となっている。苗が一定程度育ったら、略長方体形状に切り離す。
栽培ベッド1には、適宜の量の溶液3が注入され、栽培ベッド1毎に溶液3が循環している。栽培ベッド1の溶液3上には複数の貫通孔2aを有するフロート板2が敷設され、該フロート板2の貫通孔2aに、苗を苗ホルダー13毎挿入する。苗ホルダー13の大きさはフロート板2の貫通孔2aに植設した際に抜け落ちない程度の大きさになっており、植物10の根は溶液3に浸水している。フロート板2は例えば発砲プラスチック製の板体であり、溶液3上に浮かべることができる。
溶液3は後方の吐出口8から前方の排水部4に向かって流れ、排水部4から排出された溶液3は、排水部4の略直下に設けられた落下水受け部5に落下する。そして、落下した溶液3は落下水受け部5の底部に備えられた送水用ポンプによって汲み上げられ、パイプ7を通って、栽培ベッド1の後方に設けられた吐出口8まで送られ吐出することを繰り返しながら循環している。
水耕栽培によって植物10を栽培する際に、主に、溶液3の温度、肥料の種類、濃度、pH、溶存酸素、流速、そして、ビニールハウス内の湿度等の調整が重要である。
本実施形態の水耕栽培方法による溶液3の温度調節は、栽培ベッド1の後方から前方にわたって設けられた温度調節管9に、井戸から汲み上げポンプ9bによって汲み上げた井戸水を流入させることによって調節する。
夏場は溶液3の温度よりも低温の井戸水を温度調節管9に流通させ、溶液3の温度を下げる。そして、温度調節管9を通過した井戸水は、水路等に排出し、絶えず、井戸水から汲み上げた井戸水を温度調節管9に流入させることができる。
冬場は、場内1週分の井戸水を汲み上げ、ボイラー9cで温めながら場内を循環することで、溶液3の温度を上昇することができる。
溶液3の肥料の種類、濃度、pHは栽培ベッド1毎に適宜計測し調整することが可能である。また、栽培ベッド1毎に溶液3が循環しているので、従来のように長い距離溶液3を循環させた場合に距離が長くなれば長くなるほど肥料濃度、pHの値がくるうことを防げる。また、栽培ベッド1毎に、異なる育成段階にある植物10や異なる種類の植物10を育成可能となる。さらに、仮に植物10に病気が発生した場合であっても、栽培ベッド1毎に適宜の処置を施すことができ、できるだけ病気が拡大しないようにすることが可能となる。
溶液3中の溶存酸素量に関しては、溶液3が排出部から排出し、一定距離離れた落下水受け部5に空気に接触しながら落下することで、その落差によって気泡11が発生し溶液3中の溶存酸素量が高くなる。栽培ベッド1毎に上記循環を繰り返すことで、溶存酸素量が高い溶液3が常時循環することとなる。
溶液3の流速は成長段階に応じて調整する必要があるが、本実施形態の水耕栽培方法では、循環ポンプ6の吐出力によって栽培ベッド1後方から前方に向かって溶液3が循環するようになっているため、循環ポンプ6の吐出力を調整することによって、溶液3の流速を適宜調整することが可能である。
以上がこの発明の好適な実施形態であるが、この発明は上述の実施形態の構成に限定されるものではなく、形状、寸法、材料等を適宜変更して実施することができる。
1 栽培ベッド
2 フロート板
2a 貫通孔
3 溶液
4 排水部
5 落下水受け部
6 循環ポンプ
7 パイプ
8 吐出口
9 温度調整管
10 植物

Claims (3)

  1. 上方を開放した前後に長い容器形状とし、後方より前方に溶液を流すと共に溶液上に多数の植物を貫通孔に植設するフロート板を敷設した栽培ベッドにおいて、
    前部における壁の上端に形成される切欠部から溶液を排出して落下させる排水部を形成し、さらに落下した溶液を受ける落下水受け部を設け、
    落下水受け部の底部の水を汲み上げて後方に送水する循環ポンプ及び循環ポンプに連結したパイプを設けると共に栽培ベッド後部内側において溶液を排出するパイプ先端の吐出口を設け、
    栽培ベッド内の前後にわたり井戸から汲み上げられ、溶液の温度によって温度調節される井戸水を流通させる温度調節管を設けると共に温度調節管に流通させた井戸水を排出するか、循環させるかを選択的に切り替える切り替えスイッチを設け、
    異なる生育段階にある植物や異なる種類の植物に応じた溶液を調整して育成が可能となるよう、前記排水部、落下水受け部、循環ポンプ、パイプ、吐出口からなる溶液循環装置を、栽培ベッド毎に別個に設けた水耕栽培装置。
  2. 前記フロート板の上面位置は、前記栽培ベッドの設置面から80〜110cmに設定される請求項1に記載の水耕栽培装置
  3. 上方を開放した前後に長い容器形状とし、後方より前方に溶液を流すと共に溶液上に多数の植物を貫通孔に植設するフロート板を敷設した栽培ベッドにおいて、栽培ベッド前部における壁の上端に形成される切欠部から溶液を排出して空気と接触しながら溶液を落下水受け部に落下させ、さらに落下した溶液を循環ポンプによって汲み上げて後方へ送水して栽培ベッド後部内部側に溶液を排出し、溶液の温度によって温度調節され、栽培ベッド内の前後にわたり井戸から汲み上げられる井戸水を温度調節管に流通させると共に、温度調節管に流通させた井戸水を排出するか、循環させるかを切り替えスイッチによって選択的に切り替え、異なる生育段階にある植物や異なる種類の植物に応じた溶液を調整して育成が可能となるよう、前記溶液の循環を栽培ベッド毎に別個にしている水耕栽培方法。
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