JP6028069B1 - 気泡シートの半折装置、及びその製造方法 - Google Patents

気泡シートの半折装置、及びその製造方法 Download PDF

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【課題】安定的に気泡シートを二つ折りできるようにする気泡シートの半折装置を提供する。【解決手段】本発明に係る気泡シート1の半折装置2は、横方向に面した状態で送出される気泡シートが所定角度をなして折り返される箇所において前記気泡シートに添設される板体及びこの板体における前記気泡シートが折り返される縁部に気泡シートの厚み方向へ向けて突出する角部を有しこの角部に接した前記気泡シートに折り線を形成する三角形状の板状体である三角板20と、この三角板に対し接離可能に構成され前記板体との間に前記気泡シートを挟み得るように当該板面に対面するように配された板状体である押さえ板25と、前記押さえ板を前記板体へ向けて磁気により押圧付勢する磁気押圧手段5とを具備することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、気泡シートから袋体を製造する製袋機を構成するためのもので、長尺物である気泡シートを連続的に二つ折りにする半折装置に関するものである。
従来、一辺が開口した袋を製造する製袋機では、シート状部材(原反シート)において袋の底となる部分に折り曲げ部を形成して二つ折りした後、袋の両端となる部位を接合して袋状とし、シート状部材から切断するように構成されている。
このとき、シート状部材を二つ折りにする工程では、シート状部材をシート流れ方向下流側に送出する際に、シート状部材の幅方向中央付近を三角板の角部に当接させることで、シート状部材の長さ方向に沿って折り目を形成することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。具体的に説明すると、原反シートはその巾寸法が大きくなっても製造現場での占有面積が大きくならないように通常、縦軸周りに巻回保持されている。そして原反シートは縦方向に面した状態で水平方向に送出されながら縦方向に面した三角板に当接しながら平面視所定角度をなして折り返されることで、三角板を通過したシートに折り目が形成される。
しかる後、折り目が形成されたシートは折り目と直交する方向に間欠的に熱融着された所謂シール線が形成されてゆき、斯かるシール線の箇所で切断されることで、折り目を底縁、シール線を側縁、そして底縁に対抗する縁部に開口が形成された袋体が完成する。
特開2010−1588879号公報
ここで、上記製袋機においては原反シートを熱融着するタイミングで一時的に停止させることが必要であるために、原反シートは間欠的に送出されている。そのため、縦方向に面している送出途中の原反シートが停止している時に下側にずれてしまうといったことが起こり得る。このような原反シートのずれが三角板よりも上流側で起こると三角板の角部により形成される折り目の位置が原反シートの巾方向にずれてしまうといった不具合を招来してしまう。そして斯かる不具合は勿論速やかに修正が可能であるが、作業者はこのような折り目のズレを意識しながら製袋機を稼働させなければならなくなり、労力の不要な増大を招来してしまう。また斯かるずれの修正作業の際には製袋機の再稼働時に必須である折り目の位置調整作業のため、どうしてもある程度の長さの気泡シートを廃棄しなければならない。
そして上記問題は、単層状の平坦な形状をなすシートとは異なり、表面に大きな凹凸を有する構造をなす気泡シートにおいて顕著に現れやすい。 ここで気泡シートの態様に関してはキャップフィルムとバックフィルムとから構成される所謂二層構造の気泡シートであってもキャップフィルムにより形成される気泡の頂面に更にライナーフィルムを貼付した所謂三層構成の気泡シートであっても上記問題は同様に現れる。とりわけ、気泡を内側にして二つ折りにする場合には上記二層、三層構造の気泡シートはともに気泡の頂面が直接的或いは間接的にそのまま三角板の折り返し箇所に当たりながら通過するので気泡シートは不規則な応力が大きく作用し、このような下方向への「ずれ」は更に起こり易い傾向にある。とりわけ気泡の頂面が直接三角板に当接する二層構造の気泡シートの場合は上記傾向が最も顕著である。
本発明は上記点に鑑み、シート状部材である気泡シートを二つ折りにする半折装置において、安定的にシート状部材を二つ折りできるようにすることを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち本発明に係る気泡シートの半折装置は、横方向に面した状態で送出される気泡シートが所定角度をなして折り返される箇所において前記気泡シートに添設される板体及びこの板体における前記気泡シートが折り返される縁部に気泡シートの厚み方向へ向けて突出する角部を有しこの角部に接した前記気泡シートに折り線を形成する三角形状の板状体である三角板と、この三角板に対し接離可能に構成され前記板体との間に前記気泡シートを挟み得るように当該板面に対面するように配された板状体である押さえ板と、前記押さえ板を前記板体へ向けて磁気により押圧付勢する磁気押圧手段とを具備することを特徴とする。
また、気泡シート半折物は、上記泡シートの半折装置により製造されている。ここで、当該気泡シート半折物は、単に気泡シートが折り畳まれた態様に限られず、適宜熱融着加工が施されていたり、切断されていたり、その他の加工がされている態様を広く含む概念である。
そして本発明に係る気泡シート半折物の製造方法は、気泡シートを横方向に面した状態で送出する気泡シート送出工程と、送出された前記気泡シートを三角形状の板状をなす三角板に沿って案内する気泡シート案内工程と、前記三角板に対し接離可能に構成される押さえ板を磁力によって三角板へ付勢することにより当該押さえ板及び前記三角板間に前記気泡シートを押圧挟持する磁気付勢工程と、この磁気付勢工程により前記三角板に密着した前記気泡シートを前記三角板の先端に設けられた角部に接しながら折り返す方向に送出することにより前記角部に接した前記気泡シートに折り線を形成する折り線形成工程と、この折り線形成工程により形成された前記折り線の位置で前記気泡シートを半折し気泡シート半折物とする気泡シート半折工程とを有することを特徴とする。
ここで、三角板の「三角形状」とは、厳密に全体が三角形をなす態様のみならず、気泡シートに接する部分が概略三角形状であるという意味である。
そして本発明は、本願発明者が気泡シートだからこそ、他の単層状のシートとは異なり押さえ板を適用することができる点に着目することによりなされたものである。すなわち、気泡シートであれば表面は平坦ではなく気泡により直接又は間接的に形成される凹凸形状を有するため、押圧しても過度の摩擦力が掛からない点に初めて着目することにより本発明が実現された。なお当該押圧板による押圧を単層状のシートに適用すれば表面のすり傷や過度なテンションの発生によりシートの送出不良やシートの不要な変形の原因となり品質の著しい低下を招来してしまう。
このようなものであれば、気泡シートに折り目が形成されるときには三角板と押さえ板との間に挟持されている気泡シートは更に磁力によって押さえられるので、気泡シートの送出が停止されているときでも気泡シートは下方向へずれにくい状態が維持される。そして当該ずれ難い状態が維持されながら折り線が形成されていくことになる。しかも、気泡シート送出動作中にも磁気押圧手段の押圧により発生する摩擦力に起因して角部を通過する気泡シートに張力が付与されるため、気泡シートの凹凸に起因するずれも解消される。
特に本発明では、押さえ板を付勢する手段として磁力を選ぶことにより、種々の厚みを有する既存の気泡シートに幅広く適用しても気泡に損傷を与えることなく上記効果を安定して得ることができる。すなわち気泡シートは気泡の大きさが大きい程押圧により潰れやすい現状のもと、磁力による押圧を採用することにより、気泡の大きさ、換言すれば気泡シートの厚みすなわち押圧時の三角板と押さえ板との距離に比例して磁力による付勢力が弱まる。その結果、三角板と押さえ板との距離に拘わらず押圧力が変わらない機械的な弾性付勢や重力を利用した押圧等に比べ、何ら仕様を変更せずとも気泡が大きいときに損傷させてしまうことを有効に回避することができる。その結果、安定的に気泡シートを二つ折りできるようにすることができる。
既存の設備に対し本発明を容易に導入し得る一態様として、磁気押圧手段が、三角板又は押さえ板の何れか一方に設けられ磁石に吸着し得る磁性体と、他方に設けられた磁石とを有している態様を挙げることができる。ここで「磁性体」とは磁石に吸着され得る強磁性体を主に指し示す概念である。すなわちその材質としては鉄、ニッケル及びコバルトを挙げることができる。
また、上記効果をより簡素な構成により実現し得る態様としては、磁性体が、三角板又は押さえ板の何れか一方に一体に設けられている。具体的には、三角板を鋼板により構成する態様等を挙げることができる。
そして、三角板又は押さえ板の何れか他方において気泡シートに接しない裏面側に磁石を取り付ける態様であれば、既存の設備に容易に導入することができる。ここで「磁石」とは永久磁石が含まれることは勿論であるが、電流の印加により磁力が発生する電磁石の適用を妨げるものではない。
また、磁気押圧手段を構成するための他の態様としては、磁気押圧手段が、三角板及び押さえ板にそれぞれ設けられた磁石からなる態様を挙げることができる。このとき、三角板及び押さえ板そのものを磁石により構成する態様や、三角板及び押さえ板を非磁性体により構成しておき、これらにそれぞれ別体の磁石を取り付ける態様があることはいうまでもない。
そして、押さえ板を三角板に対して正確に接離動作させ得る構成としては、押さえ板が、縦方向に延伸する軸周りに回動可能に動作することにより三角板に対し接離可能である構成を挙げることができる。
また、気泡シートの巾寸法や折り線を設ける位置の変更にも好適に対応し得る態様として、押さえ板が、縦方向に延伸する軸に沿って当該縦方向の位置を調整可能に設けられている態様を挙げることができる。
そして、折り線をスムーズに形成すべく気泡シートの円滑な送り出しと押さえ板及び磁気押圧手段により確実な押圧を両立させるためには、三角板を、縦方向に延伸する軸に沿って回動可能に動作することにより押さえ板に対し相対動作可能としておくことが望ましい。
本発明によれば、安定的に気泡シートを二つ折りできるようにする気泡シートの半折装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る外観図。 同斜視図。 同正面図。 同平面図。 同実施形態に係る要部の構成説明図。 同作用説明図。 同上。 同上。 同実施形態の変形例を図6に対応させて示す図。 同上。
以下、本発明の一実施の形態について図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態の製袋機の主要な構成要素を示す斜視図である。図1に示すように、製袋機は合成樹脂からなる気泡シート1から袋体10を製造するものであり、三角板20を有する半折装置と、一対の送りロール30、31を主体とする送り装置3と、ヒートシールバー40及びシール受け台41を主体とするシール装置とを備えている。本実施形態の製袋機で製造される気泡シート半折物たる袋体10は、折り曲げられた底縁部10aの両端に位置する側縁部10bが融着してシールされており、底縁部10aに対向する辺が開口部10cとなっている。
図1、図7及び図8に示すように、本実施形態の気泡シート1は、多数の凹凸状突起部が形成されたキャップフィルム11と、平坦状のバックフィルム12とから構成される2層構造の合成樹脂製気泡シートとなっている。キャップフィルム11には、多数の円柱状突起部がエンボス加工されており、キャップフィルム11の突起部開口側にバックフィルム12が接合されている。これにより、キャップフィルム11とバックフィルム12との間には、空気が密閉された気泡13が形成される。本実施形態では、気泡シート1を構成する合成樹脂として、ポリエチレンやポリプロピレンといったポリオレフィン系樹脂を用いている。
製袋機には、図1〜図3に示すように、気泡シート1が縦形ロール状に巻かれた原反供給部14からキャップフィルム11及びバックフィルム12の面すなわ表裏の面が横方向に面した状態で気泡シート1が供給される。半折装置2は、略正三角形の板状部材である三角板20を利用して気泡シート1に折り線1aを形成するものである。すなわち、1つの角部23が原反供給部14から供給された気泡シート1に当接し、気泡シート1の幅方向における中央付近に折り目10aを形成するようになっている。この半折装置2については後に詳述する。
送り装置3は、図1に示すように、回転駆動する送りロール30、31を主体としたものであり、原反供給部14から気泡シート1を引き出すとともに、下流側のシール装置、すなわちヒートシールバー40とシール受け台41に気泡シート1を供給するものである。この送り装置3は半折装置2の下流側に設けられており、平行に配置された円柱状の一対のロールから構成されている。送りロール30、31は、金属あるいは樹脂からなる芯材の表面に摩擦係数が高い材料(例えばゴム)からなるシートが表面に貼り付けられたニップロールとして構成されている。一対の送りロール30、31は、二つ折りされた気泡シート1を挟み込んだ状態で互いに反対方向に同期回転するように構成されている。
シール装置4は、図1に示すように、ヒートシールバー40及びとシール受け台41を主体としたものであり、二つ折りされた気泡シート1を溶融して切断するとともに切断部を熱融着してシールするものである。ヒートシールバー40とシール受け台41は、送りロール30、31の下流側に設けられており、気泡シート1を挟んで対向する位置に配置されている。ヒートシールバー40は気泡シート1のシート面に垂直な方向に移動可能となっている。ヒートシールバー40が気泡シート1のシート面から遠ざかる方向に移動した状態では、シール受け台41との間で二つ折りされた気泡シート1が充分通過可能な間隔を形成するとともに、ヒートシールバー40が気泡シート1のシート面側に移動した状態では、シール受け台41との間で二つ折りされた気泡シート1を挟み込む。ヒートシールバー40における気泡シート1に対向する部位には、通電により発熱する線状の通電発熱体が長手方向に沿って設けられている。通電発熱体は、気泡シート1を加熱して熱融着を行ってさらに気泡シート1を切断するためのものであり、気泡シート1の融点以上の温度まで昇温することができる。本実施形態ではシール装置4が気泡シート1の熱融着と切断とを併せて行い得る態様を開示しているが勿論、シール装置4により気泡シート1の熱融着のみを行わせ、しかる後に別体の切断装置により気泡シート1を切断してもよい。
ここで、本実施形態に係る気泡シート1の半折装置2は、横方向に面した状態で送出される気泡シート1が所定角度をなして折り返される箇所において気泡シート1に添設される板体たる鋼板22、及びこの鋼板22における気泡シート1が折り返される縁部に気泡シート1の厚み方向へ向けて突出する角部23を有しこの角部23に接した気泡シート1の巾方向中間位置に折り線1aを形成する三角形状の板状体である三角板20と、この三角板20に対し接離可能に構成され鋼板22との間に気泡シート1を挟み得るように鋼板22に対面するように配された板状体である押さえ板25と、押さえ板25を板体へ向けて磁気により押圧付勢する磁気押圧手段5とを具備することを特徴とする。なお上記「巾方向中間位置」とは、必ずしも気泡シート1の巾方向中央のみに限られない。つまりこの半折装置2は、気泡シート1から最終製品としての袋体10にフラップを設けることや、袋体10の種類によって、気泡シート1aに折り線1aを設ける位置を適宜変更することができる。
以下、半折装置2の具体的な構成について説明する。
半折装置2は、図1〜図6に示すように、原反供給部14と送り装置3との間に配置されているもので、土台2aから立設された主柱2bに、気泡シート1を案内する案内部2eを設けたものである。この案内部2fは上ブラケット2c及び下ブラケット2dにより主柱2bに強固に固定されている。案内部2fは、何れも縦方向に延伸する軸体である板支持軸2iと回転軸2jとを有している。板支持軸2iには三角板20が固定されており、回転軸2jは、押さえ板25を回転可能に支持している。また、三角板20は、板支持軸2iの平面視の角度を調整することにより気泡シート1を折り返す角度を調整可能である。なお図4等に示すように、本実施形態では三角板20により気泡シート1が平面視折り返される角度を135°に設定してあるが勿論三角板20を回動させて当該角度は適宜変更し得る。
三角板20は、鋼板22を三角形状に形成したものであり、板支持軸2iに溶接或いは一体に接続する三角形の底辺に相当する取付部21と、同三角形の頂点に相当し気泡シート1を半折りする折り線1aを直接形成する角部23と、三角形の斜辺に相当し角部23を通過した気泡シート1をねじれ方向に案内する傾斜縁24とを有している。
押さえ板25は三角板20に対し接離可能に動作し得るもので、回転軸2jを挿通させてなる筒形状のスリーブ26と、このスリーブ26から横方向に延出する正面視矩形状をなし一面側が気泡シート1に接する例えば樹脂製の回転板部27と、この回転板部27の先端側において気泡シート1に接しない他面側に永久磁石50を固定するための磁石取付部28とを有している。そしてこの押さえ板25は図5に示すように、上下方向の位置決めをすべくスリーブ26下側で回転軸2jに対し位置決め具29を固定するようにしている。これにより、原反である気泡シート1の巾寸法や折り線1aを形成したい位置の変更に応じて押さえ板25が気泡シート1を押さえる高さを調整可能である。そして磁石取付部28は、回転板において気泡シート1に接しない他面側の平面視先端縁且つ上下方向中間位置に設けられている。磁石取付部28が永久磁石50を固定する態様は既存の態様を種々利用し得るため詳細な説明を省略する。
しかして本実施形態では上述したとおり、押さえ板25を板体へ向けて磁気により押圧付勢する磁気押圧手段5とを具備することを特徴とする。当該磁気押圧手段5について、図4〜図7に示して説明する。
本実施形態では三角板20が磁石に吸着し得る磁性体、正確には強磁性体である鉄製の鋼板22を主体としている一方、押さえ板25を磁石に吸着し得ない樹脂製とし、この押さえ板25に永久磁石50を取り付けることにより、永久磁石50が押さえ板25ごと鋼板22へ向けて移動しようする磁力を利用し、磁気押圧手段5としている。
図6に示すように、この磁気押圧手段5による押さえ板25の付勢力は、気泡13の大きさが小さく厚み寸法が小さく設定された気泡シート1に対しては永久磁石50による付勢力が大きく働く。これにより気泡13による凹凸が角部23、傾斜縁24を通過することによって起こる気泡シート1のずれがより有効に抑制される。
また図7に示すように、気泡13の大きさが大きく厚み寸法が大きく設定された気泡シート1に対しては図6に示した態様に比べて永久磁石50による付勢力は小さい。これにより、角部23が気泡13を誤って損傷させてしまうという不具合を有効に回避せしめている。
続いて、本実施形態の製袋機の作動を説明する。まず、気泡シート1の送出を行う。一対の送りロール30、31を作動させ、気泡シート11を所定長さだけ下流側に送り出す。このとき、気泡シート11の最下流側の端部10bは、前回のシール工程でヒートシールバー40によってシールされている。送りロール30、31による気泡シート11の送り出し量は、製造される袋体10の底縁部10aおよび開口部10cの長さとなっている。送りロール30、31で気泡シート11が送り出される際には、ヒートシールバー40は上方に移動している。すなわち本実施形態において当該送りロールの動作が、気泡シート1を横方向に面した状態で送出する気泡シート1送出工程に相当する。そして送出された気泡シート1は上流案内部2eを通過して下流案内部2fに設けられた三角板20へ案内される。斯かる工程が、送出された気泡シート1を三角形状の板状をなす三角板20に沿って案内する気泡シート1案内工程に相当する。そして、三角板20における角部23により、気泡シート1のシート幅方向中央付近に折り目1aが形成される。このとき、押さえ板25が磁気押圧手段5により三角板20へ向けて押圧した状態で、折り目1aが形成される。当該工程が三角板20に対し接離可能に構成される押さえ板25を磁力によって三角板20へ付勢することにより当該押さえ板25及び三角板20間に気泡シート1を押圧挟持する磁力付勢工程と、この磁力付勢工程により三角板20に密着した気泡シート1を三角板20の先端に設けられた角部23に接しながら折り返す方向に送出することにより角部23に接した気泡シート1に折り線1aを形成する折り線形成工程とに相当する。そして送りロール30、31により原反供給部14から引き出された気泡シート1は、三角板20で進行方向を変え、シート流れ方向に沿って、送り装置3に向かって流れる。三角板20により長さ方向に沿って折り目1aが形成された気泡シート11は、二つ折りにされた状態で一対の送りロール30、31の間に供給される。この工程が、折り線形成工程により形成された折り線1aの位置で気泡シート1を半折し気泡シート1半折物とする気泡シート半折工程に相当する。
しかる後に、気泡シート1を折り畳んだ気泡シート1半折物に対し、シール工程を行う。ヒートシールバー40を下方に移動させ、シール受け台41を受け台として気泡シート11を押さえつける。このとき、シール部43の通電発熱体に通電し、通電発熱体を気泡シート11の融点以上に昇温させる。そして、シール部43の通電発熱体が気泡シート11に接触することで、二つ折りされた気泡シート11が融着し、シールと切断が同時に行われる。これにより、気泡シート11は、ヒートシールバー40およびシール受け台41の下流側と上流側に切断され、切断された側縁部10bが融着されシールされる。しかる後、ヒートシールバー40が上方に移動し、シール部43の通電発熱体が気泡シート1から離れる。ヒートシールバー40およびシール受け台41より下流側の気泡シート1は、袋体10として気泡シート1から分離され排出される。以上の工程で製造された袋体10は、側縁部10bがシールされた状態となっている。
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る半折装置2は、気泡シート1に折り目1aが形成されるときには三角板20と押さえ板25との間に挟持されている気泡シート1は更に磁力によって常に押さえられる。これにより気泡シート1が送出されているときでは過度の摩擦力も発生することなく安定して動作しつつ、気泡シート1の送出が停止されているときでも気泡シート1は下方向へずれにくい状態が維持される。すなわち当該ずれ難い状態が維持されながら折り線1aが形成されていくことになる。しかも、気泡シート1送出時の上述した摩擦力に起因して角部23を通過する気泡シート1に張力が付与されることになる。換言すれば、磁気押圧手段5により押さえ板25が送出装置3との間でバックテンションとして作用するため、気泡シート1の凹凸に起因する折り線1aのずれも解消される。その結果、安定的に気泡シート1を二つ折りできるようにすることができる。
特に本実施形態では、押さえ板5を付勢する手段として鋼板22及び永久磁石50間で発生する磁力とすることにより、種々の厚みを有する既存の気泡シート1に幅広く適用しても気泡13に損傷を与えることなく上記効果を安定して得ることができる。すなわち何ら仕様を変更せずとも気泡13が大きく損傷しやすいものである程磁力による押さえ板25への付勢力が弱まるようにしている。つまり気泡13の大きさに起因する気泡シート1の厚みに応じて永久磁石50が気泡13を損傷させずに安定して折り線1aを形成し得る適度な付勢力を押さえ板25に付与することができる。その結果、気泡シート1に安定して正確に折り線1aを形成し得る気泡シート1の半折装置2を提供することを実現している。
また、既存の設備に対し本発明を容易に導入すべく本実施形態では、磁気押圧手段5が、三角板20又は押さえ板25の何れか一方に設けられ磁石に吸着し得る磁性体と、他方に設けられた永久磁石50とを有している態様を適用している。
また、上記効果をより簡素な構成により実現し得るように本実施形態では、磁性体を三角板20に一体に形成すべく当該三角板を鋼板22により構成し、押さえ板25側では気泡シート1に接しない裏面側に永久磁石50を取り付ける態様を適用している。
そして、押さえ板25を三角板20に対して正確に接離動作させ得る構成として本実施形態では、押さえ板25が、縦方向に延伸する軸周りに回動可能に動作することにより三角板20に対し回転動作により接離可能である構成としている。
また、気泡シート1の巾寸法や折り線1aを設ける位置の変更にも好適に対応し得るように本実施形態では、回転軸2jに固定する位置決め具29により押さえ板25を下方から支持する構成とし、押さえ板25が、縦方向に延伸する軸である回転軸2jに沿って当該縦方向の位置を調整可能となるようにしている。
そして、折り線1aをスムーズに形成すべく気泡シート1の円滑な送り出しと押さえ板25及び磁気押圧手段5により確実な押圧を両立させるために本実施形態では、三角板20を、縦方向に延伸する軸である板支持軸2iに沿って回動可能に動作することにより押さえ板25に対し相対動作可能として、三角板20と押さえ板25との相対位置や三角板20により気泡シート1を折り返す角度を適宜調整し得るようにしている。
<変形例>
以下に、本実施形態の各変形例について、図9及び図10に示して説明する。これら変形例について、上記実施形態の構成要素に相当するものに対しては同じ符号を付すとともに、その詳細な説明を省略する。
上記実施形態では三角板20を強磁性体である鋼板22により形成し、樹脂製の回転板部27を主体とした押さえ板25の裏面側に永久磁石50を配することにより磁気押圧手段5を構成したが勿論、当該磁気押圧手段5の態様は上記実施形態の態様に限られない。
すなわち本変形例ではまず、図9に示すように、三角板20を鋼板22では無く樹脂板により形成するとともに押さえ板25の回転板部27に代えて強磁性体である鋼製の回転鋼板27sとし、永久磁石50を樹脂板における気泡シート1に接しない他面側すなわち裏面側に設けた態様を示している。
また図10に示すように、三角板20を鋼板22に代えて樹脂製の樹脂板22eとしつつ押さえ板25を上記実施形態同様に樹脂製の回転板部27とし、永久磁石50をそれぞれ気泡シート1に接しない他面側すなわち裏面側に設けた態様を示している。
これらのようなものであっても上記実施形態同様に、気泡シート1のずれが生じ難い磁気押圧手段5を構成し、上記実施形態同様の作用効果を奏し得る。
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば、上記実施形態では気泡シートに折り線を形成する三角板の形状を正面視三角形状とした態様を開示したが、勿論、板状をなし、傾斜縁及び角部を有する形状に成形したものであれば三角形状でなくてもよい。また押さえ板や磁石の具体的な態様は上記実施形態のものに限定されることはなく、既存のものを含め、種々の態様のものを適用することができる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は長尺物である気泡シートを連続的に二つ折りにする半折装置として利用することができる。
1…気泡シート
1a…折り目
10…気泡シート半折物(袋体)
11…キャップフィルム
12…バックフィルム
13…気泡
2…気泡シートの半折装置(半折装置)
20…三角板
25…押さえ板
5…磁気押圧手段

Claims (9)

  1. 横方向に面した状態で送出される気泡シートが所定角度をなして折り返される箇所において前記気泡シートに添設される板体及びこの板体における前記気泡シートが折り返される縁部に気泡シートの厚み方向へ向けて突出する角部を有しこの角部に接した前記気泡シートに折り線を形成する三角形状の板状体である三角板と、
    この三角板に対し接離可能に構成され前記板体との間に前記気泡シートを挟み得るように当該板面に対面するように配された板状体である押さえ板と、
    前記押さえ板を前記板体へ向けて磁気により押圧付勢する磁気押圧手段と
    を具備することを特徴とする気泡シートの半折装置。
  2. 前記磁気押圧手段が、前記三角板又は押さえ板の何れか一方に設けられ磁石に吸着し得る磁性体と、他方に設けられた磁石とを有している請求項1記載の気泡シートの半折装置。
  3. 前記磁性体が、前記三角板又は前記押さえ板の何れか一方に一体に設けられている請求項2記載の半折装置。
  4. 前記磁石が、前記三角板又は前記押さえ板の何れか他方において前記気泡シートに接しない裏面側に取り付けられている請求項3記載の気泡シートの半折装置。
  5. 前記磁気押圧手段が、前記三角板及び前記押さえ板にそれぞれ設けられた磁石からなるものである請求項1記載の気泡シートの半折装置。
  6. 前記押さえ板が、縦方向に延伸する軸周りに回動可能に動作することにより前記三角板に対し接離可能である請求項1、2、3、4又は5記載の気泡シートの半折装置。
  7. 前記押さえ板が、縦方向に延伸する軸に沿って当該縦方向の位置を調整可能に設けられている請求項6記載の気泡シートの半折装置。
  8. 前記三角板が、縦方向に延伸する軸に沿って回動可能に動作することにより前記押さえ板に対し相対動作可能である請求項6又は7記載の気泡シートの半折装置。
  9. 気泡シートを横方向に面した状態で送出する気泡シート送出工程と、
    送出された前記気泡シートを三角形状の板状をなす三角板に沿って案内する気泡シート案内工程と、
    前記三角板に対し接離可能に構成される押さえ板を磁力によって前記三角板へ付勢することにより当該押さえ板及び前記三角板間に前記気泡シートを押圧挟持する磁気付勢工程と、
    この磁気付勢工程により前記三角板に密着した前記気泡シートを前記三角板の先端に設けられた角部に接しながら折り返す方向に送出することにより前記角部に接した前記気泡シートに折り線を形成する折り線形成工程と、
    この折り線形成工程により形成された前記折り線の位置で前記気泡シートを半折し気泡シート半折物とする気泡シート半折工程と
    を有することを特徴とする気泡シート半折物の製造方法。
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